JP2011160576A - 圧電型発電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧電要素の圧電特性の低下および変位量の低下が少なく、発電効率の低下を抑えた圧電型発電機を提供すること。
【解決手段】圧電体層21の第1電極22および第2電極23の形成されていない部分に絶縁性の保護膜60が形成されているので、保護膜60によって圧電体層21への水の付着、あるいは圧電体層21への水の浸入を抑えることができる。したがって、圧電素子20の圧電特性の低下、第1電極22と第2電極23との短絡を抑えることができ、発電効率の低下を抑えた圧電型発電機1を得ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】圧電体層21の第1電極22および第2電極23の形成されていない部分に絶縁性の保護膜60が形成されているので、保護膜60によって圧電体層21への水の付着、あるいは圧電体層21への水の浸入を抑えることができる。したがって、圧電素子20の圧電特性の低下、第1電極22と第2電極23との短絡を抑えることができ、発電効率の低下を抑えた圧電型発電機1を得ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、振動部に設けられた圧電体層の圧電効果を利用して発電を行なう圧電型発電機に関する。
自然界の振動や人間の活動に由来する振動が存在し、この振動の振動エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を行なう発電機が知られている。その中で、振動部に設けられた圧電薄膜からなる圧電体層の圧電効果を利用して発電を行なう小型の圧電型発電機が知られている。
支持部と振動部である変形部とを有するカンチレバー形状の片持ち梁の圧電薄膜支持部材の変形部に、圧電薄膜と圧電薄膜を挟む第1電極および第2電極とを備えた圧電素子である圧電要素を形成した圧電発電機が知られている。発電は、変形部および圧電要素が振動することにより行なわれる(例えば、特許文献1参照)。
支持部と振動部である変形部とを有するカンチレバー形状の片持ち梁の圧電薄膜支持部材の変形部に、圧電薄膜と圧電薄膜を挟む第1電極および第2電極とを備えた圧電素子である圧電要素を形成した圧電発電機が知られている。発電は、変形部および圧電要素が振動することにより行なわれる(例えば、特許文献1参照)。
圧電素子は、第1電極、圧電薄膜からなる圧電体層、第2電極から構成され、圧電体層は数μmと薄く形成されている。ここで、圧電体層への水の付着あるいは圧電体層に水が浸入すると、圧電特性の低下または第1電極と第2電極との短絡が生じ、発電効率が低下する。
また、振動部の変位量が低下すると、圧電素子の発生する電圧が低下し、発電効率が低下する。
また、振動部の変位量が低下すると、圧電素子の発生する電圧が低下し、発電効率が低下する。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
第1電極と前記第1電極に形成された圧電体層と前記圧電体層に形成され前記第1電極とは絶縁された第2電極とを備えた圧電素子と、前記圧電体層の前記第1電極および前記第2電極の形成されていない部分を覆う絶縁性の保護膜と、前記圧電素子が形成された振動部とを備えたことを特徴とする圧電型発電機。
第1電極と前記第1電極に形成された圧電体層と前記圧電体層に形成され前記第1電極とは絶縁された第2電極とを備えた圧電素子と、前記圧電体層の前記第1電極および前記第2電極の形成されていない部分を覆う絶縁性の保護膜と、前記圧電素子が形成された振動部とを備えたことを特徴とする圧電型発電機。
この適用例によれば、圧電体層の第1電極および第2電極の形成されていない部分に絶縁性の保護膜が形成されているので、保護膜によって圧電体層への水の付着、あるいは圧電体層への水の浸入が抑えられる。したがって、圧電素子の圧電特性の低下、第1電極と第2電極との短絡が抑えられ、発電効率の低下を抑えた圧電型発電機が得られる。
[適用例2]
上記圧電型発電機であって、前記第1電極および前記第2電極は、前記圧電体層の対向する最も広い面にそれぞれ形成され、前記保護膜は、前記圧電体層の側面に形成されていることを特徴とする圧電型発電機。
この適用例では、第1電極および第2電極が、圧電体層の対向する最も広い面に形成されているので、圧電素子の容量が大きくなり、発電効率のよりよい圧電型発電機が得られる。
上記圧電型発電機であって、前記第1電極および前記第2電極は、前記圧電体層の対向する最も広い面にそれぞれ形成され、前記保護膜は、前記圧電体層の側面に形成されていることを特徴とする圧電型発電機。
この適用例では、第1電極および第2電極が、圧電体層の対向する最も広い面に形成されているので、圧電素子の容量が大きくなり、発電効率のよりよい圧電型発電機が得られる。
[適用例3]
上記圧電型発電機であって、前記第1電極または前記第2電極の一部に、前記保護膜が形成されていないことを特徴とする圧電型発電機。
この適用例では、第1電極または第2電極の一部に保護膜が形成されていないので、振動部および圧電素子の変位に対する保護膜による阻害が少なく、振動部の変位の低下が抑えられ、発電効率のよりよい圧電型発電機が得られる。
上記圧電型発電機であって、前記第1電極または前記第2電極の一部に、前記保護膜が形成されていないことを特徴とする圧電型発電機。
この適用例では、第1電極または第2電極の一部に保護膜が形成されていないので、振動部および圧電素子の変位に対する保護膜による阻害が少なく、振動部の変位の低下が抑えられ、発電効率のよりよい圧電型発電機が得られる。
[適用例4]
上記圧電型発電機であって、前記保護膜は、樹脂からなることを特徴とする圧電型発電機。
この適用例では、保護膜が変形の容易な樹脂からなるので、振動部および圧電素子の変位に対する保護膜による阻害がより少なく、振動部の変位の低下が抑えられ、発電効率のよりよい圧電型発電機が得られる。
上記圧電型発電機であって、前記保護膜は、樹脂からなることを特徴とする圧電型発電機。
この適用例では、保護膜が変形の容易な樹脂からなるので、振動部および圧電素子の変位に対する保護膜による阻害がより少なく、振動部の変位の低下が抑えられ、発電効率のよりよい圧電型発電機が得られる。
以下、実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、実施形態における圧電型発電機1の一例を示す概略斜視図である。
図1において、圧電型発電機1は、振動部としての梁部10と圧電素子20と錘30と剛性支持枠40とを備えている。
剛性支持枠40は、実際には底のない枡形状であるが、図1では剛性支持枠40の一部を、斜線で示した切断面で切り取った状態で示している。剛性支持枠40の梁部10が形成された側とは反対側には、絶縁層81が形成されている。
図1は、実施形態における圧電型発電機1の一例を示す概略斜視図である。
図1において、圧電型発電機1は、振動部としての梁部10と圧電素子20と錘30と剛性支持枠40とを備えている。
剛性支持枠40は、実際には底のない枡形状であるが、図1では剛性支持枠40の一部を、斜線で示した切断面で切り取った状態で示している。剛性支持枠40の梁部10が形成された側とは反対側には、絶縁層81が形成されている。
梁部10は、圧電素子20と錘30とを備えている。圧電型発電機1では、梁部10が振動することによって、圧電素子20が変形し、圧電効果を利用して発電を行なう。
図1に、梁部10の振動方向を両矢印で示した。ここで、梁部10の振動方向をZ軸として、梁部10の長手方向をX軸、Z軸およびX軸に直交する軸をY軸として図1に示した。
図1に、梁部10の振動方向を両矢印で示した。ここで、梁部10の振動方向をZ軸として、梁部10の長手方向をX軸、Z軸およびX軸に直交する軸をY軸として図1に示した。
梁部10は、Z軸方向に、長方形の面11および長方形の面11に対向する面12を有している。面11および面12は、X軸方向に長辺を有し、梁部10はX軸方向に長く伸びる直方体形状を有している。また、梁部10のX軸方向の一つの側は剛性支持枠40と連続して形成され、剛性支持枠40によって支持された固定端13であり、他方の側は自由端14となっており、梁部10は片持ち梁となっている。
梁部10は、例えばシリコン等からなり、振動できるように長い薄い板状に形成されている。例えば、梁部10の厚み20μmに対し、X軸方向の梁部10の長さは1000μmとすることができる。
梁部10は、振動部として機能すれば、長い直方体形状に限らない。例えば、YZ面における断面が台形状であってもよいし、面11および面12に相当する面が楕円形状等であってもよい。
梁部10は、例えばシリコン等からなり、振動できるように長い薄い板状に形成されている。例えば、梁部10の厚み20μmに対し、X軸方向の梁部10の長さは1000μmとすることができる。
梁部10は、振動部として機能すれば、長い直方体形状に限らない。例えば、YZ面における断面が台形状であってもよいし、面11および面12に相当する面が楕円形状等であってもよい。
圧電素子20もほぼ直方体形状で、梁部10の面11上に、圧電素子20が形成されている。
圧電素子20は、面11の固定端13側に寄って形成され、面11の自由端14側には、錘30が形成されている。
ここで、圧電素子20と梁部10との間には、絶縁層80が設けられている。絶縁層80は、梁部10から固定端13を通って剛性支持枠40にわたって設けられている。絶縁層80としては、酸化シリコン、ジルコニア等を含む層を用いることができる。
圧電素子20は、面11の固定端13側に寄って形成され、面11の自由端14側には、錘30が形成されている。
ここで、圧電素子20と梁部10との間には、絶縁層80が設けられている。絶縁層80は、梁部10から固定端13を通って剛性支持枠40にわたって設けられている。絶縁層80としては、酸化シリコン、ジルコニア等を含む層を用いることができる。
圧電素子20は、直方体形状の圧電薄膜からなる圧電体層21と第1電極22と第2電極23とを備えている。第1電極22は、絶縁層80上で、梁部10上から固定端13を通って剛性支持枠40上にわたって形成されている。なお、本実施形態では圧電薄膜を直方体形状で模式的に示しているが、実際には製造プロセス上の理由によりテーパー面を有するような形状となる場合がある。
第1電極22上には、圧電体層21が形成され、圧電体層21上には第2電極23が形成されている。
第1電極22および第2電極23は、直方体形状の圧電体層21の対向する最も広い面24にそれぞれ形成され、圧電体層21によって絶縁されている。
第1電極22上には、圧電体層21が形成され、圧電体層21上には第2電極23が形成されている。
第1電極22および第2電極23は、直方体形状の圧電体層21の対向する最も広い面24にそれぞれ形成され、圧電体層21によって絶縁されている。
第1電極22は、例えば、金、白金等の金属やルテニウム酸ストロンチウム等の金属酸化物を用いることができる。また、第2電極23は、金、白金等の金属、チタン層の上に白金を積層したもの等を用いることができる。
圧電体層21の側面25から第2電極23の上面の一部にかけて保護膜60が形成されている。保護膜60は、少なくとも圧電体層21の側面25を覆っていればよい。
保護膜60は、水分の透過が抑えられた絶縁性の膜である。例えばSiN、酸化アルミニウム等の無機物、樹脂等の有機化合物が用いられるが、水分の透過が抑えられた膜であれば、例示した物質に限らない。
第1電極22には配線26が、第2電極23には配線27が接続されている。
保護膜60は、水分の透過が抑えられた絶縁性の膜である。例えばSiN、酸化アルミニウム等の無機物、樹脂等の有機化合物が用いられるが、水分の透過が抑えられた膜であれば、例示した物質に限らない。
第1電極22には配線26が、第2電極23には配線27が接続されている。
圧電体層21に使用する圧電薄膜としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛固溶体等の圧電材料を用いることができる。チタン酸ジルコン酸鉛固溶体としては、例えばニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛等が挙げられる。
圧電体層21の厚みは、0.数μmから数μmとすることができる。
圧電体層21の厚みは、0.数μmから数μmとすることができる。
梁部10、剛性支持枠40は、例えばSOI(Silicon On Insulator)基板等を用いて形成することができる。SOI基板としては、SIOX(Silicon Implanted Oxide)や貼り合せSOI基板が挙げられる。
SOI基板は、基材100、シリコン活性層200および基材100とシリコン活性層200との間に位置する中間酸化層300を備えている。
SOI基板を利用した場合、梁部10は、シリコン活性層200を利用して形成される。また、剛性支持枠40は、基材100、シリコン活性層200および中間酸化層300を利用して形成される。
SOI基板は、基材100、シリコン活性層200および基材100とシリコン活性層200との間に位置する中間酸化層300を備えている。
SOI基板を利用した場合、梁部10は、シリコン活性層200を利用して形成される。また、剛性支持枠40は、基材100、シリコン活性層200および中間酸化層300を利用して形成される。
以下に、SOI基板を利用した圧電型発電機1の製造方法について詳しく述べる。
図2は、圧電型発電機1の製造方法を表すフローチャート図である。圧電型発電機1の製造方法は、SOI基板準備工程であるステップ1(S1)と、絶縁層用膜形成工程であるステップ2(S2)と、第1電極膜形成工程であるステップ3(S3)と、圧電薄膜形成工程であるステップ4(S4)と、第2電極膜形成工程であるステップ5(S5)と、第2電極および圧電体層形成工程であるステップ6(S6)と、第1電極および絶縁層形成工程であるステップ7(S7)と、保護膜形成工程であるステップ8(S8)と、梁部形成工程であるステップ9(S9)と、剛性支持枠形成工程であるステップ10(S10)と、錘形成工程であるステップ11(S11)と、配線形成工程であるステップ12(S12)とを含む。
図2は、圧電型発電機1の製造方法を表すフローチャート図である。圧電型発電機1の製造方法は、SOI基板準備工程であるステップ1(S1)と、絶縁層用膜形成工程であるステップ2(S2)と、第1電極膜形成工程であるステップ3(S3)と、圧電薄膜形成工程であるステップ4(S4)と、第2電極膜形成工程であるステップ5(S5)と、第2電極および圧電体層形成工程であるステップ6(S6)と、第1電極および絶縁層形成工程であるステップ7(S7)と、保護膜形成工程であるステップ8(S8)と、梁部形成工程であるステップ9(S9)と、剛性支持枠形成工程であるステップ10(S10)と、錘形成工程であるステップ11(S11)と、配線形成工程であるステップ12(S12)とを含む。
図3(a)〜図3(d)、図4(e)〜図4(h)、図5(i)〜図5(l)、図6(m)〜図6(p)、図7(q)〜図7(t)、図8(u)〜図8(w)に、各工程における断面図を示した。
図3(a)がSOI基板準備工程(S1)を、図3(b)が絶縁層用膜形成工程(S2)を、図3(c)が第1電極膜形成工程(S3)を、図3(d)が圧電薄膜形成工程(S4)を、図4(e)が第2電極膜形成工程(S5)を、図4(f)、(g)および(h)が第2電極および圧電体層形成工程(S6)を、図5(i)、(j)および(k)が第1電極および絶縁層形成工程(S7)を、図5(l)、図6(m)、(n)、(o)が保護膜形成工程(S8)を、図6(p)および図7(q)が梁部形成工程(S9)を、図7(r)、(s)、(t)および図8(u)が剛性支持枠形成工程(S10)を、図8(v)が錘形成工程(S11)を、図8(w)が配線形成工程(S12)を表している。
図3(a)がSOI基板準備工程(S1)を、図3(b)が絶縁層用膜形成工程(S2)を、図3(c)が第1電極膜形成工程(S3)を、図3(d)が圧電薄膜形成工程(S4)を、図4(e)が第2電極膜形成工程(S5)を、図4(f)、(g)および(h)が第2電極および圧電体層形成工程(S6)を、図5(i)、(j)および(k)が第1電極および絶縁層形成工程(S7)を、図5(l)、図6(m)、(n)、(o)が保護膜形成工程(S8)を、図6(p)および図7(q)が梁部形成工程(S9)を、図7(r)、(s)、(t)および図8(u)が剛性支持枠形成工程(S10)を、図8(v)が錘形成工程(S11)を、図8(w)が配線形成工程(S12)を表している。
図3(a)において、SOI基板準備工程(S1)では、基材100、シリコン活性層200および中間酸化層300を備えたSOI基板400を用意する。図1に示した圧電型発電機1は、SOI基板400に複数の圧電型発電機1を形成後、各々の圧電型発電機1を切り離すことによって得られる。
図3〜図8に示した断面図は、一つの圧電型発電機1を形成する部分を抜き出した部分断面図である。
図3〜図8に示した断面図は、一つの圧電型発電機1を形成する部分を抜き出した部分断面図である。
図3(b)において、絶縁層用膜形成工程(S2)では、酸素あるいは水蒸気を含む酸化性雰囲気中で、1000℃〜1200℃にSOI基板400を加熱し、基材100およびシリコン活性層200上に、二酸化ケイ素を含む絶縁層用膜800を、例えば厚さ1μm形成する。絶縁層用膜800は、熱酸化のほか、CVD(Chemical Vapor Dposition)法、スパッタ法によって形成してもよい。ここで、二酸化ケイ素を含む層上にジルコニアを含む膜を形成して絶縁層用膜800としてもよい。
絶縁層用膜800を形成する際に、例えば、温度、ガス流量等の各種条件を適宜調整することで、所望の特性、例えば、膜密度、ヤング率等を有する絶縁層用膜800を比較的容易に形成することができる。
絶縁層用膜800を形成する際に、例えば、温度、ガス流量等の各種条件を適宜調整することで、所望の特性、例えば、膜密度、ヤング率等を有する絶縁層用膜800を比較的容易に形成することができる。
図3(c)において、第1電極膜形成工程(S3)では、蒸着法、スパッタリング法を用いて第1電極膜500をシリコン活性層200側の絶縁層用膜800上に形成する。
例えば、絶縁層用膜800上にイリジウム(Ir)等、ルテニウム酸ストロンチウム(SrRuO)等の金属酸化物を含む第1電極膜500を形成する。
例えば、絶縁層用膜800上にイリジウム(Ir)等、ルテニウム酸ストロンチウム(SrRuO)等の金属酸化物を含む第1電極膜500を形成する。
具体的には、例えば、イリジウム(Ir)等を含む層を形成し、次いで白金(Pt)等を含む層を形成し、さらにイリジウム(Ir)等を含む層を形成する。
なお、第1電極膜500の形成に先立ち、チタンまたはクロムからなる密着層(図示せず)をスパッタ法または真空蒸着法により形成することが好ましい。
なお、第1電極膜500の形成に先立ち、チタンまたはクロムからなる密着層(図示せず)をスパッタ法または真空蒸着法により形成することが好ましい。
図3(d)において、圧電薄膜形成工程(S4)では、第1電極膜500上に、圧電薄膜600を形成する。圧電薄膜600は溶液法であるゾルゲル法、レーザーアブレーション法、スパッタリング法、CVD法等によって形成する。
具体的には、例えば、まず有機金属アルコキシド溶液からなるゾルをスピンコート等の塗布方法により第1電極膜500上に塗布する。次いで、一定温度で一定時間乾燥させ、溶媒を蒸発させる。乾燥後、さらに大気雰囲気下において所定の温度で一定時間脱脂し、金属に配位している有機配位子を熱分解させ、金属酸化物とする。この塗布、乾燥、脱脂の各工程を所定回数、例えば2回繰り返して2層からなる圧電体前駆体膜を積層する。
これらの乾燥と脱脂処理により、溶媒中の金属アルコキシドと酢酸塩とは配位子の熱分解を経て金属、酸素、金属のネットワークを形成する。なお、この工程は、ゾルゲル法に限定されず、MOD(Metal Organic Deposition)法を用いてもよい。
次に、圧電体前駆体膜の形成後、焼成して圧電体前駆体膜を結晶化させる。この焼成により、圧電体前駆体膜は、アモルファス状態から結晶構造をとるようになり、圧電効果を示す圧電薄膜600へと変化する。
これらの乾燥と脱脂処理により、溶媒中の金属アルコキシドと酢酸塩とは配位子の熱分解を経て金属、酸素、金属のネットワークを形成する。なお、この工程は、ゾルゲル法に限定されず、MOD(Metal Organic Deposition)法を用いてもよい。
次に、圧電体前駆体膜の形成後、焼成して圧電体前駆体膜を結晶化させる。この焼成により、圧電体前駆体膜は、アモルファス状態から結晶構造をとるようになり、圧電効果を示す圧電薄膜600へと変化する。
図4(e)において、第2電極膜形成工程(S5)では、蒸着法、スパッタリング法を用いて第2電極膜700を圧電薄膜600上に形成する。第2電極膜700には、例えば、金、白金等を用いることができる。
図4(f)〜(h)において、第2電極および圧電体層形成工程(S6)では、レジスト塗布・露光・現像工程、ドライエッチング工程、レジストアッシング工程を行ない、圧電薄膜600および第2電極膜700から、図1に示した第2電極23および圧電体層21を形成する。
図4(f)において、レジスト塗布・露光・現像工程では、第2電極膜700上にレジスト900をスピンコートし、レジスト900を、図1に示した第2電極23および圧電体層21をZ軸から見た平面視形状にパターニングする。
図4(g)において、ドライエッチング工程では、圧電薄膜600および第2電極膜700をエッチングして、第2電極23および圧電体層21を形成する。エッチングは、よく知られたドライエッチングやウェットエッチングによる方法を用いることができる。
ここで、圧電体層21の側面25が形成される。
ここで、圧電体層21の側面25が形成される。
図4(h)において、レジストアッシング工程では、ドライプロセスまたはウェットプロセスでレジスト900を剥離する。例えば、ドライプロセスでは、オゾン、酸素などのガスを導入し、紫外線などの光をガスまたはレジスト900に照射し、ガスとレジスト900の化学反応によりレジスト900を剥離する方法や、酸素ガスを高周波などによりプラズマ化させ、そのプラズマを利用してレジスト900を剥離する方法を用いることができる。
図5(i)〜(k)において、第1電極および絶縁層形成工程(S7)では、レジスト塗布・露光・現像工程、ドライエッチング工程、レジストアッシング工程を行ない、第1電極膜500および絶縁層用膜800から、図1に示した第1電極22および絶縁層80を形成する。
図5(i)において、レジスト塗布・露光・現像工程では、第2電極23、圧電体層21および第1電極膜500上にレジスト900をスピンコートし、レジスト900を、図1に示した第1電極22および絶縁層80をZ軸から見た平面視形状にパターニングする。
図5(j)において、ドライエッチング工程では、第1電極膜500および絶縁層用膜800をエッチングして、第1電極22および絶縁層80を形成する。エッチングは、第2電極および圧電体層形成工程(S6)のドライエッチング工程と同じ方法を用いることができる。
図5(k)において、レジストアッシング工程では、第2電極および圧電体層形成工程(S6)のレジストアッシング工程と同じ方法でレジストアッシングを行なうことができる。ここで、圧電素子20が形成される。
図5(l)、図6(m)、(n)、(o)において、保護膜形成工程(S8)では、全面保護膜形成工程、レジスト塗布・露光・現像工程、ドライエッチング工程、レジストアッシング工程を行ない、全面保護膜650から、図1に示した保護膜60を形成する。
図5(l)において、全面保護膜形成工程では、全面保護膜650を圧電体層21、第1電極22、第2電極23、絶縁層80を覆うように形成する。
全面保護膜650は、蒸着、スパッタリング等によって形成することができる。絶縁性の無機物であれば、例えば、SiNx、AlOx、SiON、ZrOx、TaOx等を用いることができるが、透湿性の低いAlOxが好ましい。
樹脂等の有機化合物であれば、塗布、印刷等によって形成することができる。
全面保護膜650は、蒸着、スパッタリング等によって形成することができる。絶縁性の無機物であれば、例えば、SiNx、AlOx、SiON、ZrOx、TaOx等を用いることができるが、透湿性の低いAlOxが好ましい。
樹脂等の有機化合物であれば、塗布、印刷等によって形成することができる。
図6(m)において、レジスト塗布・露光・現像工程では、圧電素子20および全面保護膜650上にレジスト900をスピンコートし、レジスト900を、図1に示した保護膜60をZ軸から見た平面視形状にパターニングする。
図6(n)において、ドライエッチング工程では、第2電極23の一部に形成された全面保護膜650および圧電体層21の側面25を覆う全面保護膜650以外の全面保護膜650をエッチングして、保護膜60を形成する。エッチングは、第2電極および圧電体層形成工程(S6)のドライエッチング工程と同じ方法を用いることができる。
図6(o)において、レジストアッシング工程では、第2電極および圧電体層形成工程(S6)のレジストアッシング工程と同じ方法でレジストアッシングを行ない、レジスト900を除去する。
図6(p)および図7(q)において、梁部形成工程(S9)では、レジスト塗布・露光・現像工程およびドライエッチング工程を行ない、シリコン活性層200から、図1に示した梁部10を形成する。
図6(p)において、レジスト塗布・露光・現像工程では、圧電素子20、保護膜60およびシリコン活性層200上にレジスト900をスピンコートし、レジスト900を、図1に示した梁部10をZ軸から見た平面視形状にパターニングする。
図7(q)において、ドライエッチング工程では、シリコン活性層200をエッチングして、梁部10を形成する。エッチングは、第2電極および圧電体層形成工程(S6)のドライエッチング工程と同じ方法を用いることができる。
図7(r)〜図8(u)において、剛性支持枠形成工程(S10)では、両面レジスト塗布・露光・現像工程、エッチング工程、レジストアッシング工程を行ない、基材100、中間酸化層300および絶縁層用膜800から、図1に示した剛性支持枠40を形成する。
図7(r)において、両面レジスト塗布・裏面露光・裏面現像工程では、図6(p)で形成したレジスト900上と裏面にさらにレジスト900をスピンコートし、裏面のレジスト900を、図1に示した剛性支持枠40をZ軸から見た平面視形状にパターニングする。
図7(s)において、エッチング工程では、基材100および絶縁層用膜800を、異方性エッチングまたは平行平板型反応性イオンエッチング等の活性気体を用いた異方性エッチングを用いて、絶縁層用膜800が形成された側からエッチングして、図1に示した剛性支持枠40の一部を形成する。
図7(t)において、エッチング工程では、中間酸化層300をウェットエッチングでエッチングして、剛性支持枠40を形成する。
図8(u)において、レジストアッシング工程では、第2電極および圧電体層形成工程(S6)のレジストアッシング工程と同じ方法でレジストアッシングを行ない、レジスト900を除去する。
図8(v)において、錘形成工程(S11)では、梁部10の面11の自由端14側の端に錘30を形成する。
錘30の形成は、例えば蒸着、スパッタリングや液体噴射装置であるインクジェット噴射装置を用いて行なうことができる。噴射する液体としては、銀ペースト、光硬化性樹脂、接着剤等を用いることができる。
錘30の形成は、例えば蒸着、スパッタリングや液体噴射装置であるインクジェット噴射装置を用いて行なうことができる。噴射する液体としては、銀ペースト、光硬化性樹脂、接着剤等を用いることができる。
図8(w)において、配線形成工程(S12)では、ワイヤーボンディング等により、第1電極22および第2電極23のそれぞれに金線等による配線26,27を取り付ける。
以上の工程を含む工程によって、圧電型発電機1が得られる。
以上の工程を含む工程によって、圧電型発電機1が得られる。
圧電型発電機1では、自然界の振動や人間の活動に由来する振動によって剛性支持枠40が振動し、錘30の慣性によって梁部10が固有振動する。梁部10の振動により、梁部10に設けられた圧電素子20の圧電体層21が変形し、圧電効果によって第1電極22および第2電極23に電荷が生じ、固有振動の振動数に応じた交流が配線26,27から取り出せる。圧電型発電機1で得られる交流電力は、そのまま利用したり、直流に整流して蓄電して利用したりできる。
このような本実施形態によれば、以下の効果がある。
(1)圧電体層21の第1電極22および第2電極23の形成されていない部分に絶縁性の保護膜60が形成されているので、保護膜60によって圧電体層21への水の付着、あるいは圧電体層21への水の浸入を抑えることができる。したがって、圧電素子20の圧電特性の低下、第1電極22と第2電極23との短絡を抑えることができ、発電効率の低下を抑えた圧電型発電機1を得ることができる。
(1)圧電体層21の第1電極22および第2電極23の形成されていない部分に絶縁性の保護膜60が形成されているので、保護膜60によって圧電体層21への水の付着、あるいは圧電体層21への水の浸入を抑えることができる。したがって、圧電素子20の圧電特性の低下、第1電極22と第2電極23との短絡を抑えることができ、発電効率の低下を抑えた圧電型発電機1を得ることができる。
(2)第1電極22および第2電極23が、圧電体層21の対向する最も広い面24に形成されているので、圧電素子20の容量を大きくでき、発電効率のよりよい圧電型発電機1を得ることができる。
(3)第1電極22または第2電極23の一部に保護膜60が形成されていないので、梁部10および圧電素子20の変位に対する保護膜60による阻害を少なくでき、梁部10の変位の低下を抑えることができ、発電効率のよりよい圧電型発電機1を得ることができる。
(4)保護膜60が変形の容易な樹脂からなるので、梁部10および圧電素子20の変位に対する保護膜60による阻害をより少なくでき、梁部10の変位の低下を抑えることができ、発電効率のよりよい圧電型発電機1を得ることができる。
(変形例)
実施形態の製造方法のうち、図5(l)、図6(m)、(n)、(o)に示した保護膜形成工程(S8)を以下の方法で行なうことができる。
図9は、変形例における保護膜形成工程(S8)を示す概略断面図である。
図9において、変形例では保護膜形成工程(S8)を、例えば液体噴射装置であるインクジェット噴射装置を用いて行なうことができる。噴射する液体65としては、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニリデンを溶剤に溶かしたものを用いることができる。
インクジェット噴射装置を用いて、保護膜61を圧電素子20の側面25から第2電極23の一部にかけて直接形成する。
実施形態の製造方法のうち、図5(l)、図6(m)、(n)、(o)に示した保護膜形成工程(S8)を以下の方法で行なうことができる。
図9は、変形例における保護膜形成工程(S8)を示す概略断面図である。
図9において、変形例では保護膜形成工程(S8)を、例えば液体噴射装置であるインクジェット噴射装置を用いて行なうことができる。噴射する液体65としては、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニリデンを溶剤に溶かしたものを用いることができる。
インクジェット噴射装置を用いて、保護膜61を圧電素子20の側面25から第2電極23の一部にかけて直接形成する。
変形例によれば、以下の効果がある。
(5)全面保護膜形成工程、レジスト塗布・露光・現像工程、ドライエッチング工程、レジストアッシング工程を含む保護膜形成工程(S8)を、インクジェット噴射装置を用いた一度の工程で行なうことができ、生産効率の向上した圧電型発電機1の製造方法を得ることができる。
また、保護膜61がフッ素系の液体から形成されるので、保護膜61の撥水性が高く、圧電体層21への水の付着、あるいは圧電体層21への水の浸入をより抑えることができる。したがって、圧電素子20の圧電特性の低下、第1電極22と第2電極23との短絡をより抑えることができ、発電効率の低下をより抑えた圧電型発電機1を得ることができる。
(5)全面保護膜形成工程、レジスト塗布・露光・現像工程、ドライエッチング工程、レジストアッシング工程を含む保護膜形成工程(S8)を、インクジェット噴射装置を用いた一度の工程で行なうことができ、生産効率の向上した圧電型発電機1の製造方法を得ることができる。
また、保護膜61がフッ素系の液体から形成されるので、保護膜61の撥水性が高く、圧電体層21への水の付着、あるいは圧電体層21への水の浸入をより抑えることができる。したがって、圧電素子20の圧電特性の低下、第1電極22と第2電極23との短絡をより抑えることができ、発電効率の低下をより抑えた圧電型発電機1を得ることができる。
以上、実施形態を説明したが、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、振動部は片持ち梁である梁部10に限らず、変形する支持枠に支持された両持ち梁であってもよい。
例えば、振動部は片持ち梁である梁部10に限らず、変形する支持枠に支持された両持ち梁であってもよい。
1…圧電型発電機、10…振動部としての梁部、20…圧電素子、21…圧電体層、22…第1電極、23…第2電極、24…対向する最も広い面、25…側面、60…保護膜。
Claims (4)
- 第1電極と前記第1電極に形成された圧電体層と前記圧電体層に形成され前記第1電極とは絶縁された第2電極とを備えた圧電素子と、
前記圧電体層の前記第1電極および前記第2電極の形成されていない部分を覆う絶縁性の保護膜と、
前記圧電素子が形成された振動部とを備えた
ことを特徴とする圧電型発電機。 - 請求項1に記載の圧電型発電機において、
前記第1電極および前記第2電極は、前記圧電体層の対向する最も広い面にそれぞれ形成され、
前記保護膜は、前記圧電体層の側面に形成されている
ことを特徴とする圧電型発電機。 - 請求項1または請求項2に記載の圧電型発電機において、
前記第1電極または前記第2電極の一部に、前記保護膜が形成されていない
ことを特徴とする圧電型発電機。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の圧電型発電機において、
前記保護膜は、樹脂からなる
ことを特徴とする圧電型発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010020967A JP2011160576A (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 圧電型発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010020967A JP2011160576A (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 圧電型発電機 |
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ID=44592028
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JP2010020967A Withdrawn JP2011160576A (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 圧電型発電機 |
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JP (1) | JP2011160576A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016517684A (ja) * | 2013-03-13 | 2016-06-16 | マイクロジェン システムズ インコーポレイテッド | 停止部構造を有する圧電エネルギー回収器デバイス |
-
2010
- 2010-02-02 JP JP2010020967A patent/JP2011160576A/ja not_active Withdrawn
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