JPH09277520A - インクジェットプリンタヘッドとインクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドとインクジェットプリンタヘッドの製造方法

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JPH09277520A
JPH09277520A JP8846996A JP8846996A JPH09277520A JP H09277520 A JPH09277520 A JP H09277520A JP 8846996 A JP8846996 A JP 8846996A JP 8846996 A JP8846996 A JP 8846996A JP H09277520 A JPH09277520 A JP H09277520A
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Akira Matsuzawa
明 松沢
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • B41J2002/1425Embedded thin film piezoelectric element

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタヘッドの形成に使用
するアルカリ水溶液に対して圧電体薄膜を保護できる材
料と製造工程を提供する。 【解決手段】 圧電体薄膜の保護材料にフッ素樹脂を用
いることにより、高い被覆性と耐薬品性を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク吐出の駆動
源に圧電体薄膜を使用するインクジェットプリンタヘッ
ドおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液体あるいはインク吐出の駆動源である
電気−機械変換素子としてチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)からなる素子を使用した圧電型インクジェットプリ
ンタヘッドがある。このプリンタヘッドは一般には、多
数の個別インク路を形成したヘッド基台と、総ての個別
インク路を覆うようにヘッド基台に取り付けた振動板
と、個別インク路上に相当する振動板上の各部分に被着
形成したPZT素子とで構成される。そして、PZT素
子に電界を加えてPZT素子を変位させることにより、
個別インク路内のインクを個別インク路のノズルから押
し出す。
【0003】この従来の技術の好例に、特表平5−50
4740号公報が挙げられる。この従来例の断面構造を
図17に示す。図17において、ヘッド基台101に個
別インク路102があり、個別インク路102を覆うよ
うに振動板103があり、振動板103に被着形成する
ように共通電極105が形成され、各個別インク路10
2に重なるようにゾルゲル法で形成されたPZT素子1
04が配置され、このPZT素子の片面に個別電極10
6が配置している。この従来例の発明は、PZT素子の
切断・貼付工程を省き、フォトリソグラフィー法によっ
て簡便に所望の形状に加工でき、高密度・高精度でPZ
T素子を実装することができると共に、非常に薄いPZ
T素子を形成することができるインクジェットプリンタ
ヘッドの製造方法とインクジェトプリンタヘッドの提供
を目的とするものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特表平
5−504740号公報には、インク路102の形成工
程でPZT素子104の保護材料にポリイミドPIが使
用されているが、現実には加温されたシリコンエッチン
グ溶液である水酸化カリウム5wt%〜40wt%に保
護材料が溶解され到底エッチング保護膜として使用でき
ない問題点があった。
【0005】インクキャビティあるいはインク溜まりを
形成するには、酸化シリコン膜(シリコンエッチングの
マスク材)のエッチング溶液としてフッ酸系溶液を使用
し、またシリコンエッチング溶液には5wt%〜40w
t%の水酸化カリウム水溶液などの高濃度のアルカリ溶
液を使用する事から、単結晶シリコン基板の第一の主面
に形成されているPZT素子にこれらの溶液が接触した
場合、PZT素子の剥離やダメージが発生する可能性が
あった。
【0006】この為、PZT素子の保護材料は被覆性が
良く、しかもシリコンエッチング液の水酸化カリウム
や、酸化シリコン膜のエッチング液であるフッ酸に溶解
しない材料が必要である。この目的に一般にはワックス
系の膜が用いられる。しかしながら、ワックス系の膜は
基板との密着性や剥離性が悪く、PZT素子保護材料と
しての適用は困難であった。
【0007】従って本発明の目的は、PZT素子に対す
る被覆性が高く、かつ電気特性を安定に保つ保護材料で
保護し、インクキャビティ形成を可能にすることで高精
細、高精度な製造方法を提供すると共に、層間絶縁膜や
環境保護膜としての機能を果たす保護膜材料で、高信頼
性、低コストなインクジェットプリンタヘッドの構造と
製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットプリンタヘッドは、単結晶
シリコン基板の第一の主面に形成した圧電体薄膜による
圧電素子を備え、第二の主面にエッチングして形成した
インクキャビティを備えたインクジェットプリンタヘッ
ドの構造において、第一の主面に、パターニングされた
圧電体薄膜の少なくとも側面上にフッ素樹脂保護膜が被
着形成したことを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドは単結晶シリコン基板
の第一の主面に形成した圧電体薄膜による圧電素子を備
え、第二の主面にエッチングして形成したインクキャビ
ティを備えた、インクキャビティの隔壁とパターニング
された圧電体薄膜が基板主面の法線方向に重ならない構
造のインクジェットプリンタヘッドにおいて、圧電体薄
膜が形成されている第一の主面に、パターニングされた
圧電体薄膜の少なくとも側面上にフッ素樹脂保護膜が被
着形成したことを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、単結晶
シリコン基板の第一の主面に形成した圧電体薄膜による
圧電素子を備え、第二の主面にエッチングして形成した
インクキャビティを備えたインクジェットプリンタヘッ
ドの製造において、基板の第一の主面に圧電体薄膜の保
護膜にフッ素樹脂保護膜を形成する工程と、単結晶シリ
コン基板の第二の主面にフォトリソグラフィー法により
形成したマスクを形成し、単結晶シリコン基板の表面の
露出領域をエッチングする工程を有することを特徴とす
る。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、単結晶
シリコン基板の第一の主面に形成した圧電体薄膜による
圧電素子を備え、第二の主面にエッチングして形成した
インクキャビティを備えたインクジェットプリンタヘッ
ドの製造において、基板の第一の主面に圧電体薄膜の保
護膜にフッ素樹脂保護膜を形成する工程と、第二の主面
の酸化シリコン膜上にフォトリソグラフィー法により形
成したマスクを形成し、酸化シリコン膜表面の露出領域
をエッチングする工程を有することを特徴とする。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
にインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、単結晶
シリコン基板の第一の主面に形成した圧電体薄膜による
圧電素子を備え、第二の主面にエッチングして形成した
インクキャビティを備えたインクジェットプリンタヘッ
ドの製造において、基板の第一の主面に圧電体薄膜の保
護膜にフッ素樹脂保護膜を形成する工程と、第二の主面
の酸化シリコン膜とシリコンを繰り返し連続エッチング
してインクキャビティを形成する工程を有することを特
徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、単結晶
シリコン基板の第一の主面に形成した圧電体薄膜による
圧電素子を備え、第二の主面にエッチングして形成した
インクキャビティを備えたインクジェットプリンタヘッ
ドの製造において、基板の第一の主面に圧電体薄膜の保
護膜にフッ素樹脂保護膜を形成する工程と、第二の主面
の酸化シリコン膜上に、レジストマスクを形成する工程
と、レジストマスクに被覆されていない領域の前記酸化
シリコン膜を酸性水溶液によりエッチングして単結晶シ
リコン基板表面を露出する工程と、前記レジストマスク
を剥離する工程と、前記露出した単結晶シリコン基板表
面を、アルカリ水溶液によってエッチングしてインクキ
ャビティを形成する工程を有することを特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、単結晶
シリコン基板の第一の主面に形成した圧電体薄膜による
圧電素子を備え、第二の主面にエッチングして形成した
インクキャビティを備えたインクジェットプリンタヘッ
ドの製造において、基板の第一の主面に圧電体薄膜の保
護膜にフッ素樹脂保護膜を形成する工程と、第二の主面
の酸化シリコン膜上に、第一のレジストマスクを形成し
パターニングする工程と、レジストマスクに被覆されて
いない領域の前記酸化シリコン膜を酸性水溶液によりエ
ッチングして第一の単結晶シリコン基板表面を露出する
工程と、第一のレジストを剥離する工程と、更に第二の
主面の酸化シリコン膜上に、第二のレジストマスクを形
成しパターニングする工程と、前記第二のレジストマス
クに被覆されていない領域の前記酸化シリコン膜を酸性
水溶液により、シリコン表面を露出させない様にハーフ
エッチングする工程と、第二のレジストを剥離する工程
と、前記第一の露出した単結晶シリコン基板表面を、ア
ルカリ水溶液によってエッチングしてインクキャビティ
を形成する工程と、前記第二のレジストマスクに覆われ
ないでエッチングされた酸化シリコン膜を酸性水溶液に
よりエッチングして、第二の単結晶シリコン基板表面を
露出する工程と、前記第二の露出した単結晶シリコン基
板表面をエッチングしてインク溜まりを形成することを
特徴とする。
【0015】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、フッ素
樹脂保護膜の形成方法が、回転塗布方法によることを特
徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために、本発明
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法は、フッ素
樹脂保護膜の形成方法が、浸積塗布方法によることを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のインクジェット
プリントヘッドの実施例について図面を用いて詳細に説
明する。
【0018】図1にインクジェットプリンタヘッドの断
面構造を示す。単結晶シリコン基板SIの壁に隔てられ
た溝状のインクキャビティCVを覆うように振動板を兼
ねている電極BEが被着形成されている。電極兼振動板
BEに所望の形にパターニングされた圧電体薄膜PZが
被着形成し、圧電体薄膜PZの電極BEに関して反対の
面に別の上電極UEが形成されている。振動板BEに対
して反対側の単結晶シリコン基板SIの壁の面に、ノズ
ルプレートNBを張り付け、インクキャビティCVを形
成した。ノズルプレートNBにはインクの吐出孔NHが
設置されている。
【0019】この構成の圧電体薄膜PZに電圧を印加す
ると、インクキャビティCV直上の振動板BEは、イン
クキャビティCV側に凸状に変形した。この変形前後の
インクキャビティCVの体積差のインクが吐出孔NHか
ら出ることにより、印字が可能になる。
【0020】従来のインクジェットヘッドの製造工程で
は、図13に示すように単結晶シリコン基板101の壁
に隔てられたインクキャビティ102に重なる領域で圧
電体薄膜104を被着形成し、単結晶シリコン基板10
1のインクキャビティ102の形成のためのエッチング
工程時に圧電体薄膜104及び振動板兼電極105を覆
うようにポリイミド保護膜PIをエッチング保護膜とし
て被着形成していたが、被覆性と耐薬品性に欠けエッチ
ング保護膜としての機能を充分満たしていなかった。
【0021】しかし、図3に示すように、圧電体薄膜P
Z及び振動板兼電極BEの領域にフッ素樹脂保護膜CY
を被着形成すると、インクキャビティCVの形成が容易
に可能となり、上記の問題点が一挙に解決した。つま
り、フッ素樹脂保護膜CYは圧電体薄膜PZ及び振動板
兼電極BEの被覆性及び耐薬品性に優れ、酸化シリコン
膜の代表的なエッチング液(フッ酸水溶液及びフッ化ア
ンモニウム混合液)とシリコンの代表的なエッチング液
(水酸化カリウム水溶液)に溶解されなかった。例え
ば、25℃のフッ酸水溶液及びフッ化アンモニウム混合
液に15分以上、80℃の水酸化カリウム水溶液に18
0分以上の浸積で被覆性と耐薬品性を確保した。よっ
て、従来より確実にしかも容易にインクキャビティCV
を容易に形成されるようになった。
【0022】次に、実施例1について図2〜6の製造工
程断面図に基づいて詳細に説明する。
【0023】図2に示すような単結晶シリコン基板SI
表面上に、酸化シリコン膜SDを形成し、単結晶シリコ
ン基板SIの片面上の酸化シリコン膜SD上に導電性膜
である例えば材質が白金である振動板兼電極BEを被着
形成する。次に、導電性膜である振動板兼電極BE上に
フォトリソグラフィー法によりパターニングされたチタ
ン酸ジルコン酸鉛である圧電体薄膜PZと上電極UEを
被着形成する。次に、圧電体薄膜PZが形成されていな
い側の単結晶シリコン基板SI表面上の酸化シリコン膜
SDを、フォトリソグラフィー法によりパターニングし
た酸化シリコン膜ESDを形成する。次に、振動板兼電
極BE上に前記同様フォトリソグラフィー法によりマス
ク材BSDを形成する。次に、振動板兼電極BEをイオ
ンミリングエッチング法によってパターニングし、マス
ク材BSDを剥離除去する。
【0024】次に、図3に示すように、圧電体薄膜PZ
及び振動板兼電極BE上にフッ素樹脂保護膜CYを形成
する。このフッ素樹脂保護膜CYの回転塗布方法による
樹脂塗布方法は、回転数500rpmで20秒の振り切り
により2μmの塗布厚を得ることができ、120℃、2
0分の乾燥工程で含有溶剤を気化させ硬化する。この同
一サイクルを3回繰り返すことで6μm厚のフッ素樹脂
保護膜CYを形成する。さらに、フッ素樹脂保護膜CY
を200℃、30分で乾燥することで層間密着性を確保
すると共に、フッ素樹脂保護膜CYの重合度を高め硬化
する。
【0025】塗布方法には回転塗布方法の他に浸漬塗布
方法があり、図4に示すように被エッチング面である第
二の主面に樹脂フィルムFLを張り付け、フッ素樹脂液
中に単結晶シリコン基板SIを浸積させ圧電体薄膜PZ
及び振動板兼電極BE上にフッ素樹脂保護膜CYを塗布
した。次に、100℃で30分プレアニールした後、2
00℃、30分で硬化する方法もある。フッ素樹脂保護
膜CYが硬化したのちに第二の主面に張り付けてある樹
脂フィルムFLを引き剥がし、被エッチング面を露出す
る。
【0026】次に、図5に示すように、単結晶シリコン
基板SIに圧電体薄膜PZが形成されていない側の面
の、シリコン表面が露出している領域をエッチングし、
インクキャビティCVを形成した。このエッチング方法
は、80℃の5wt%〜20wt%の水酸化カリウム水
溶液中に、シリコン基板を80分から1〜2時間浸し、
単結晶シリコン基板SIの圧電体薄膜PZが形成されて
いる側の酸化シリコン膜SDが露出するまで、シリコン
をエッチング除去する。
【0027】次に、図6に示すように、図5の工程の
後、シリコンをエッチング除去して表面が露出している
酸化シリコン膜SDとパターニングされた酸化シリコン
膜ESDを、フッ酸水溶液またはフッ酸とフッ化アンモ
ニウム混合液でエッチング除去し、振動板兼電極BEを
露出させる。次に、圧電体薄膜PZ上に被着形成されて
いたフッ素樹脂保護膜CYを酸素プラズマによるエッチ
ングで全面剥離を行う。
【0028】以上のフッ素樹脂保護膜CYを使用する工
程により、圧電素子に損傷が入ることなく良好なインク
ジェットプリンタヘッドが形成することが可能になっ
た。
【0029】次に、実施例2を図7〜13の工程断面図
に基づいて詳細に説明する。
【0030】図7に示すように単結晶シリコン基板SI
表面上に、酸化シリコン膜SDを成膜し、単結晶シリコ
ン基板SIの片面上の酸化シリコン膜SD上に導電性膜
である振動板兼電極BEを被着形成する。次に、振動板
兼電極BE上にフォトリソグラフィー法によりパターニ
ングされた圧電体薄膜PZと上電極UEを被着形成す
る。次に、圧電体薄膜PZが形成されていない側の単結
晶シリコン基板SI表面上の酸化シリコン膜SDを、フ
ォトリソグラフィー法によりインクキャビティ及びイン
ク溜まりを形成するために、図7に示す様に酸化シリコ
ン膜ESDを形成する。この酸化シリコン膜ESDの形
成には下記の2回のフォトリソ工程によって行った。1
回目のフォトリソ工程でインクキャビティ形成用に酸化
シリコン膜をパターニング形成した後、2回目のフォト
リソ工程でインク溜まり形成用に酸化シリコン膜をパタ
ーニング形成した。SSDは2回目のフォトリソ工程で
パターニングされたフォトレジストである。次に、振動
板兼電極BE上に前記同様フォトリソグラフィー法によ
りマスク材BSDを形成する。次に、振動板兼電極BE
をイオンミリングエッチング法によってパターニング
し、マスク材BSDを剥離除去する。
【0031】次に、図8に示すようにフォトレジストS
SDを除去した後、圧電体薄膜PZ及び振動板兼電極B
E上にフッ素樹脂保護膜CYを形成する。回転塗布方法
によるフッ素樹脂塗布方法は、回転数500rpmで20
秒の振り切りにより2μmの塗布厚を得ることができ、
120℃、20分の乾燥工程を有することで含有溶剤を
気化させ硬化する。この同一サイクルを3回繰り返すこ
とで6μm厚のフッ素樹脂保護膜CYを形成する。さら
に、フッ素樹脂保護膜CYを200℃、30分で乾燥す
ることで層間密着性を確保すると共に、フッ素樹脂保護
膜CYの重合度を高め硬化する。
【0032】塗布方法には回転塗布方法の他に浸漬塗布
方法があり、図9に示すように被エッチング面である第
二の主面に樹脂フィルムFLを張り付け、フッ素樹脂液
中に単結晶シリコン基板SIを浸積させ圧電体薄膜PZ
及び振動板兼電極BE上にフッ素樹脂を塗布した。10
0℃30分でプレアニールした後、200℃、30分で
再硬化した。
【0033】フッ素樹脂CYが硬化したのちに第二の主
面に張り付けてある樹脂フィルムFLを引き剥がし、被
エッチング面を露出する。
【0034】次に、図10に示すように、単結晶シリコ
ン基板SIに圧電体薄膜PZが形成されていない側の面
の、シリコン表面が露出している領域をエッチングし、
インクキャビティCVを形成した。80℃の5wt%〜
20wt%の水酸化カリウム水溶液中に、単結晶シリコ
ン基板SIを80分から1〜2時間浸し、単結晶シリコ
ン基板SIの圧電体薄膜PZが形成されている側の酸化
シリコン膜SDが露出するまで、シリコンをエッチング
除去した。
【0035】次に図11に示すように、該インクキャビ
ティCVと連結するインク溜まりIT形成部の酸化シリ
コン膜を、フッ酸またはフッ化アンモニウム混合液でエ
ッチング除去し、酸化シリコン膜ESDをパターン形成
する。
【0036】次に、図12に示すように、単結晶シリコ
ン基板SIに圧電体薄膜PZが形成されていない側の面
の、シリコン表面が露出している領域をエッチングし、
インク溜まりITを形成した。このエッチング方法は、
80℃の40wt%の水酸化カリウム水溶液中に、単結
晶シリコン基板SIを30分から1時間浸漬し、所望の
インク溜まりITの深さまでシリコンをエッチング除去
する。
【0037】次に、図13に示すように、シリコンをエ
ッチング除去して表面が露出している酸化シリコン膜S
Dとパターニングした酸化シリコン膜ESDを、フッ酸
水溶液またはフッ酸とフッ化アンモニウム混合液でエッ
チング除去し、振動板兼電極BEの表面を露出させる。
次に、圧電体薄膜PZ上に被着形成されていたフッ素樹
脂保護膜CYを酸素プラズマによるエッチングで全面剥
離する。
【0038】以上のフッ素樹脂CYを使用する工程によ
り、圧電素子PZに損傷が入ることなく良好なインクジ
ェットプリンタヘッドが形成することが可能になった。
【0039】次に、フッ素樹脂CYをインクジェットプ
リンタヘッドの層間絶縁膜あるいは耐環境保護膜に使用
した実施例3について述べる。
【0040】図5に示したシリコンをエッチングした単
結晶シリコン基板SIを、100℃、3分で乾燥しプレ
ヒートを行う。次に、フッ素樹脂保護膜CYを形成した
単結晶シリコン基板SI上にポジレジストを塗布し、1
00℃、10分のプレベークを行う。次に、図14に示
すように露光、現像し、圧電体薄膜PZ上の上電極UE
上にコンタクトホールCHを形成するため、レジストマ
スクをフォトリソグラフィー法により形成する。次に酸
素プラズマによりフッ素樹脂保護膜CYをエッチングし
てコンタクトホールCHを形成する。次に、加熱したフ
ェノール溶媒でレジストマスクを剥離し、フッ素樹脂保
護膜CYを露出させる。
【0041】フッ素樹脂保護膜CYは金属の10分の1
以下の曲げ剛性を有している事から、振動板BEのコン
プライアンスにほとんど影響しない。従って、層間絶縁
膜と環境保護膜の役目を果たしながら、200nm以上
の充分な変位を確保できる。図15に示すように、イン
クキャビティCV上に形成された圧電体薄膜PZを覆う
ようにフッ素樹脂CYを被着形成し、圧電体薄膜PZ上
の上電極UEと材質がアルミニウムなどによる配線TE
を連結する。図16は単結晶シリコン基板SIの圧電薄
膜PZが形成されている面の平面図を表す。フッ素樹脂
CYのコンタクトホールCHはインクキャビティCVが
形成されていない部分に形成した。
【0042】以上の様に、フッ素樹脂保護膜CYによる
層間絶縁膜を兼ねた耐環境保護膜で圧電素子PZを被覆
しているので、湿度40%マイナス30℃5時間と湿度
80%プラス80℃5時間のヒートサイクル試験を5回
繰り返した後でも、圧電体によるアクチュエーターが5
0億回以上、一定に振動する極めて信頼性の高いインク
ジェットプリンタヘッドを構成する事ができた。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットプリンタヘッドの製造方法では、圧電素子に対す
る保護膜に、フッ素樹脂を採用する事によって、従来の
ポリイミド保護膜では不可能であったシリコンエッチン
グを可能にした。
【0044】また、本発明のようにインクキャビティ形
成後もフッ素樹脂が層間絶縁膜と耐環境の機能を果たす
ので、製造工程の削減による大幅なコストダウンが可能
となる。更に、フッ素樹脂保護膜は耐湿性及び電気的絶
縁性に優れており、環境保護膜及び層間絶縁膜としての
使用価値は大きい。また、フッ素樹脂の曲げ剛性は無機
膜に比べて大変小さいのでアクチュエーターの変位を確
保する事ができる。
【0045】以上の利点を同時に実現することから、極
めて効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタヘッドの断面
図。
【図2】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図3】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図4】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図5】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図6】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図7】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図8】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図9】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製造
方法の工程断面図。
【図10】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の工程断面図。
【図11】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の工程断面図。
【図12】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の工程断面図。
【図13】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の工程断面図。
【図14】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の工程断面図。
【図15】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の工程断面図。
【図16】本発明のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法の上面図。
【図17】従来のインクジェットプリンタヘッドの断面
図。
【符号の説明】
101・・・ヘッド基台 102・・・個別インク路 103・・・振動板 104・・・PZT素子 105・・・共通電極 106・・・個別電極 BE・・・振動板兼電極 CV・・・インクキャビティ ESD・・パターニングされた絶縁膜 IT・・・インク溜まり NB・・・ノズルプレート NH・・・インク吐出孔 PZ・・・圧電体薄膜 ESD・・電極マスク材 SSD・・絶縁膜マスク材 SD・・・酸化シリコン膜 SI・・・単結晶シリコン基板 UE・・・上電極 PI・・・ポリイミド保護膜 CY・・・フッ素樹脂保護膜 CH・・・コンタクトホール FL・・・保護フィルム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶シリコン基板の第一の主面に形成
    した圧電体薄膜による圧電素子を備え、第二の主面にエ
    ッチングにより形成したインクキャビティを備えたイン
    クジェットプリンタヘッドにおいて、 前記第一の主面にパターニングされた圧電体薄膜の少な
    くとも側面上に、フッ素樹脂保護膜が被着形成されてい
    ることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 前記インクキャビティの隔壁とパターニ
    ングされた前記圧電体薄膜が基板主面の垂直方向に重な
    らないことを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 単結晶シリコン基板の第一の主面に形成
    した圧電体薄膜による圧電素子を備え、第二の主面にエ
    ッチングにより形成したインクキャビティを備えたイン
    クジェットプリンタヘッドの製造において、 前記基板の第一の主面に圧電体薄膜の保護膜にフッ素樹
    脂保護膜を形成する工程と、単結晶シリコン基板の第二
    の主面にフォトリソグラフィー法により形成したマスク
    を形成し、単結晶シリコン基板の表面の露出領域をエッ
    チングする工程を有することを特徴とするインクジェッ
    トプリンタヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 単結晶シリコン基板の第一の主面に形成
    した圧電体薄膜による圧電素子を備え、第二の主面にエ
    ッチングにより形成したインクキャビティを備えたイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法において、 前記基板の第一の主面に圧電体薄膜の保護膜にフッ素樹
    脂保護膜を形成する工程と、第二の主面の酸化シリコン
    膜上にフォトリソグラフィー法により形成したマスクを
    形成し、酸化シリコン膜表面の露出領域をエッチングす
    る工程を有することを特徴とするインクジェットプリン
    タヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 単結晶シリコン基板の第一の主面に形成
    した圧電体薄膜による圧電素子を備え、第二の主面にエ
    ッチングにより形成したインクキャビティを備えたイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法において、 前記基板の第一の主面に圧電体薄膜の保護膜にフッ素樹
    脂保護膜を形成する工程と、第二の主面の酸化シリコン
    膜とシリコンを繰り返し連続エッチングしてインクキャ
    ビティを形成する工程を有することを特徴とするインク
    ジェットプリンタヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 単結晶シリコン基板の第一の主面に形成
    した圧電体薄膜による圧電素子を備え、第二の主面にエ
    ッチングにより形成したインクキャビティを備えたイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法において、 前記基板の第一の主面に圧電体薄膜の保護膜にフッ素樹
    脂保護膜を形成する工程と、第二の主面の酸化シリコン
    膜上に、レジストマスクを形成しパターニングする工程
    と、レジストマスクに被覆されていない領域の前記酸化
    シリコン膜を酸性水溶液によりエッチングして単結晶シ
    リコン基板表面を露出する工程と、前記レジストマスク
    を剥離する工程と、前記露出した単結晶シリコン基板表
    面を、アルカリ水溶液によってエッチングしてインクキ
    ャビティを形成する工程を有することを特徴とするイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 単結晶シリコン基板の第一の主面に形成
    した圧電体薄膜による圧電素子を備え、第二の主面にエ
    ッチングにより形成したインクキャビティを備えたイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法において、 前記基板の第一の主面に圧電体薄膜の保護膜にフッ素樹
    脂保護膜を形成する工程と、第二の主面の酸化シリコン
    膜上に、第一のレジストマスクを形成しパターニングす
    る工程と、レジストマスクに被覆されていない領域の前
    記酸化シリコン膜を酸性水溶液によりエッチングして第
    一の単結晶シリコン基板表面を露出する工程と、第一の
    レジストを剥離する工程と、更に第二の主面の酸化シリ
    コン膜上に、第二のレジストマスクを形成しパターニン
    グする工程と、前記第二のレジストマスクに被覆されて
    いない領域の前記酸化シリコン膜を酸性水溶液により、
    シリコン表面を露出させない様にハーフエッチングする
    工程と、第二のレジストを剥離する工程と、前記第一の
    露出した単結晶シリコン基板表面を、アルカリ水溶液に
    よってエッチングしてインクキャビティを形成する工程
    と、前記第二のレジストマスクに覆われないでエッチン
    グされた酸化シリコン膜を酸性水溶液によりエッチング
    して、第二の単結晶シリコン基板表面を露出する工程
    と、前記第二の露出した単結晶シリコン基板表面をエッ
    チングしてインク溜まりを形成することを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタヘッドの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記フッ素樹脂保護膜の形成方法が、回
    転塗布方法によることを特徴とする請求項3乃至請求項
    7いずれか1項に記載のインクジェットプリンタヘッド
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記フッ素樹脂保護膜の形成方法が、浸
    積塗布方法によることを特徴とする請求項3乃至請求項
    7いずれか1項に記載のインクジェットプリンタヘッド
    の製造方法。
JP8846996A 1996-04-10 1996-04-10 インクジェットプリンタヘッドとインクジェットプリンタヘッドの製造方法 Pending JPH09277520A (ja)

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EP97105949A EP0800920B1 (en) 1996-04-10 1997-04-10 Ink jet recording head
EP00127475A EP1118467B1 (en) 1996-04-10 1997-04-10 Ink jet recording head
DE69710240T DE69710240T2 (de) 1996-04-10 1997-04-10 Tintenstrahlaufzeichnungskopf
US08/835,748 US6089701A (en) 1996-04-10 1997-04-10 Ink jet recording head having reduced stress concentration near the boundaries of pressure generating chambers
US10/319,491 USRE39474E1 (en) 1996-04-10 2002-12-16 Method of manufacturing an ink jet recording head having reduced stress concentration near the boundaries of the pressure generating chambers

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548777B1 (ko) * 1999-07-19 2006-02-06 엘지.필립스 엘시디 주식회사 잉크젯헤드 및 그 제조방법
JP2009073087A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Seiko Epson Corp アクチュエータ装置及び液体噴射ヘッド
JP2009196163A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Fuji Xerox Co Ltd 圧電素子基板、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置、及び、圧電素子基板の製造方法
JP2010240830A (ja) * 2009-02-27 2010-10-28 Fujifilm Corp 保護層を備えたデバイス

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