JP2011157704A - シャッター収納部の構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャッター収納部の構造において、開口部の上方の鉛直面13に固定され係止受部17を有する背板19と、係止受部17に係止する係止部21が形成される上板25、上板25の両端に固定される左右側板29、及び左右側板29に両端が固定される下板33からなる枠体部35と、上板25の前縁37に係止され下縁39が下板33に固定されて点検開口部を塞ぐ前板43と、係止受部17に螺合され係止受部17からの係止部21の離脱を規制する固定部材45と、左右側板29に支持されて枠体部35に収容される巻取シャフト47、巻取シャフト47に繰り出し自在に巻装されるシャッターカーテン49、及びシャッターカーテン49を巻取り・繰り出し駆動する開閉装置51からなる開閉機構53と、を設けた。
【選択図】 図2
Description
本発明の請求項1記載のシャッター収納部の構造は、開口部11の上方の鉛直面13に固定され上端部19aに係止受部17を有する背板19と、
前記係止受部17に係止する係止部21が後縁23に形成される上板25、該上板25の両端に上端部27が固定される左右側板29、及び該左右側板29の下端部31に両端が固定される下板33からなる枠体部35と、
上縁15が前記上板25の前縁37に係止され下縁39が前記下板33に固定されて前記上板25と前記下板33の間に形成される点検開口部41を塞いで前記枠体部35に取り付けられる前板43と、
前記点検開口部41から前記係止受部17に装着され該係止受部17からの前記係止部21の離脱を規制する固定部材45と、
前記左右側板29に支持されて前記枠体部35に収容され、前記開口部11を開閉するシャッターカーテン49を繰り出し自在に巻装する巻取シャフト47を具備した開閉機構53と、
を具備することを特徴とする。
前記係止受部17は、前端が起立する起立壁57を有し、
前記係止部21は、前記起立壁57より低く且つ該起立壁57の背面59に当接する前縁部61を有し、
前記起立壁57に貫通して装着した前記固定部材45に前記前縁部61の上端面部61aが当接して前記係止部21の浮き上がりによる離脱が規制されることを特徴とする。
前記係止受部17は、係止部載置面17aが前傾して形成され、
前記係止部21は、前記係止部載置面17aに載る下面部65が、水平な前記上板25に対して前記係止部載置面17aの前傾角度と同一の角度で前傾することを特徴とする。
前記左右側板29のそれぞれには前記背板19と平行な挿入片67が垂設され、
前記挿入片67は、開口部11の左右に固定されるガイドレール69に形成されて開口部左右のガイドレール被取付面(建物71)との間に間隙73を形成する凹部75に挿入されることを特徴とする。
図1は本発明に係るシャッター収納部の構造を備えたシャッター装置の斜視図、図2は図1に示したシャッター収納部の断面図、図3はシャッター収納部の外殻の分解斜視図である。
図1に示すように、開口部11の上方にはシャッター装置100のシャッター収納部55が取り付けられている。開口部11について、本実施例においては、最も一般的な例として建物の開口部として説明するが、シャッター装置100は、建物、またはその他の構造物の開口部、例えば住宅などの建築物の開口部や冷蔵施設の開口部、エアシャワー装置のエアシャワー室の出入口開口部、車載コンテナの開口部など構造物、建造物の開口部、或いはそれらの室内の間仕切りなどに取り付けられる。本発明は、シャッター収納部55の構造に特徴を有する。シャッター収納部55は、図2に示すように、背板19と、枠体部35と、前板43と、固定部材45と、開閉機構53と、を要部として備える。
背板19は、シャッター収納部55の取り付けに先立ち、建物開口部11の上方の鉛直面13(図2参照)に水平に固定される。背板19は、上端部19aに、図4に示す係止受部17を有する。係止受部17は、上端部19aを手前に延出させた係止部載置面17aと、この係止部載置面17aの前端が係止部載置面17aに対して略直角に起立する起立壁57とを長手方向に連続して有する。つまり、背板19は、鉛直面13に固定されることで、上部に左右方向へ連続する凹溝状の係止受部17を開口させることになる。この係止受部17に、上板25の後述する係止部21が落とし込まれて係止状態となる。これにより、簡易な施工を可能としている。
左右側板29は、略左右対象に折り曲げ加工された左側板29aと右側板29bとからなる。
上板25の後縁23には係止受部17に係止する図4に示す係止部21が下面に突出し、長手方向に連続して形成される。係止部21は、起立壁57より低く且つ起立壁57の背面59に当接する前縁部61を有する。係止受部17の起立壁57には、図4(b)に示すように、シャッター収納部55の前方より固定ビス等の固定部材45が貫通して螺合等により装着される(起立壁の長手方向に複数箇所が好ましい。)。起立壁57に螺合して貫通した固定部材45は、図4(c)に示すように、前縁部61の上端面部61aに当接する。
左右側板29のそれぞれには背板19と平行な挿入片67が垂設されている。挿入片67は、建物開口部11の左右に固定されるガイドレール69に形成されて建物71壁面との間に間隙73を形成する凹部75に挿入される。枠体部35の背板19への係止と同時に、枠体部35の左右側板29から垂下する挿入片67が、ガイドレール69に挿入され、背板19、枠体部35、及びガイドレール69の相互間の相対位置が共に定められる。また、挿入片67をガイドレール69に挿入した左右側板29は、荷重の一部分がガイドレール69の上端に分担支持される。
図6はシャッター収納部の背板への取り付け状況を表した斜視図である。
シャッター装置100を取り付けるには、先ず、左右一方のガイドレール69を建物開口部11に取り付ける。ガイドレール69は、レーザー測量器(レーザレベル)等を用いて建物71の建物開口部11の左右一方の鉛直面(ガイドレール被取付面)に垂直に取り付けられる。建物開口部11にガイドレール69が固定されたなら、背板19を鉛直面13の下地材に水平にテクスねじにて固定する。このとき、背板19の下端をガイドレール69の上端に当接させて上下方向についての位置を決める。
また、背板19を、予め建物71に固定し、この背板19がアルミ押出型材であり連続断面形状を有するので、水平度、真直度が得られて、左右の誤差が生じにくい。
長手方向全長に渡る背板19の係止受部17と上板25の係止部21との組み付け構造であることから、撓みを生じさせることなく建物71側に取り付けできる。
上板25の係止部21に立ち上がり部分である前縁部61を設けて、その上端である上端面部61aが、起立壁57を貫通する固定部材45に当接することで、係止受部17に固定される固定部材45にて係止部21が挟持状態となり、上方への抜け止めを確実とした組み付け構造となる。
係止受部17を下り勾配としたことで、傾斜した正面が前面側の点検口から真正面となり、ビス止め作業が容易なものとなる。
図7は案内支持板及びリブを備えた第2の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。なお、以下の各実施の形態において、図1〜図6に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は省略するものとする。
この実施の形態に係る構造では、背板19に、巻取シャフト47に巻装されるシャッターカーテン49に向かって突出するリブ77が、シャッターカーテン49の少なくともカーテン両縁部に対向するように設けられている。
このシャッター収納部55の構造では、リブ77の突出長が、シャッターカーテン49に固定された案内支持板81に当接する長さLとなっていることで、シャッターカーテン49の巻き込み、所謂オーバーランが起きたときには、カーテン繰出・巻取開口部83から飲み込まれた案内支持板81がリブ77に当接する。通常の巻き上げ時には、巻取シャフト47とリブ77との間には十分な空間(間隙)があり、開閉作動時の障害にはならない。
図8はシート面部を備えた第3の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。
この実施の形態に係る構造では、背板19の固定された鉛直面13の下端部31が、水平固定される下板33と同一高さ位置となる。また、鉛直面13の下端部31と下板33との間隙がシャッターカーテン49の繰出し・巻取りのためのカーテン繰出・巻取開口部83となる。そして、背板19と下端部31との間の鉛直面13(所謂まぐさとなる部分)が、気圧差により撓んだシャッターカーテン膨出部85の密着するシート面部87となっている。なお、図8においてシャッターカーテン膨出部85はシャッターカーテン49の幅方向中央部における縦断面部を示し、左右の縁はガイドレール69内に位置している。
図9は所定のシャッターカーテン長を有する第4の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。
この実施の形態に係る構造では、鉛直面13と下板33との間隙がシャッターカーテン49の繰出し・巻取りのためのカーテン繰出・巻取開口部83となる。巻取シャフト47は、カーテン繰出・巻取開口部83から繰り出されたシャッターカーテン49を挟んで背板19と反対側に配置されている。
HS=H+A+(φD×π/2)−C…(式1)
但し、φDは巻取シャフト47の直径とする。
13…鉛直面
15…上縁
17…係止受部
17a…係止部載置面
19…背板
19a…上端部
21…係止部
23…後縁
25…上板
27…上端部
29…左右側板
31…下端部
33…下板
35…枠体部
37…前縁
39…下縁
41…点検開口部
43…前板
45…固定部材
47…巻取シャフト
49…シャッターカーテン
51…開閉装置
53…開閉機構
55…シャッター収納部
57…起立壁
59…背面
61…前縁部
61a…上端面部
65…下面部
67…挿入片
69…ガイドレール
71…建物
73…間隙
75…凹部
Claims (4)
- 開口部の上方の鉛直面に固定され上端部に係止受部を有する背板と、
前記係止受部に係止する係止部が後縁に形成される上板、該上板の両端に上端部が固定される左右側板、及び該左右側板の下端部に両端が固定される下板からなる枠体部と、
上縁が前記上板の前縁に係止され下縁が前記下板に固定されて前記上板と前記下板の間に形成される点検開口部を塞いで前記枠体部に取り付けられる前板と、
前記点検開口部から前記係止受部に装着され該係止受部からの前記係止部の離脱を規制する固定部材と、
前記左右側板に支持されて前記枠体部に収容され、前記開口部を開閉するシャッターカーテンを繰り出し自在に巻装する巻取シャフトを具備した開閉機構と、
を具備することを特徴とするシャッター収納部の構造。 - 請求項1記載のシャッター収納部の構造であって、
前記係止受部は、前端が起立する起立壁を有し、
前記係止部は、前記起立壁より低く且つ該起立壁の背面に当接する前縁部を有し、
前記起立壁に貫通して装着した前記固定部材に前記前縁部の上端部が当接して前記係止部の浮き上がりによる離脱が規制されることを特徴とするシャッター収納部の構造。 - 請求項1又は2記載のシャッター収納部の構造であって、
前記係止受部は、係止部載置面が前傾して形成され、
前記係止部は、前記係止部載置面に載る下面部が、水平な前記上板に対して前記係止部載置面の前傾角度と同一の角度で前傾することを特徴とするシャッター収納部の構造。 - 請求項1,2,3のいずれか1つに記載のシャッター収納部の構造であって、
前記左右側板のそれぞれには前記背板と平行な挿入片が垂設され、
前記挿入片は、開口部の左右に固定されるガイドレールに形成されて開口部左右のガイドレール被取付面との間に間隙を形成する凹部に挿入されることを特徴とするシャッター収納部の構造。
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