JP2011157704A - シャッター収納部の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャンネル材を不要にして部品点数を少なくでき、寸法精度を向上させることができるシャッター収納部の構造を提供する。
【解決手段】シャッター収納部の構造において、開口部の上方の鉛直面13に固定され係止受部17を有する背板19と、係止受部17に係止する係止部21が形成される上板25、上板25の両端に固定される左右側板29、及び左右側板29に両端が固定される下板33からなる枠体部35と、上板25の前縁37に係止され下縁39が下板33に固定されて点検開口部を塞ぐ前板43と、係止受部17に螺合され係止受部17からの係止部21の離脱を規制する固定部材45と、左右側板29に支持されて枠体部35に収容される巻取シャフト47、巻取シャフト47に繰り出し自在に巻装されるシャッターカーテン49、及びシャッターカーテン49を巻取り・繰り出し駆動する開閉装置51からなる開閉機構53と、を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シャッターカーテンを巻装する巻取シャフト等を具備した開閉機構を収容するシャッター収納部の構造に関する。
一般的なシャッター収納部の構造は、ブラケットと称する左右側板と、チャンネル材などよりなる補強枠材とで枠体部を形成し、その上に化粧板材を被せる構造が多い。サッシ窓などにシャッター装置を設置する場合、シャッターカーテンを収納する収納部及びこの収納部内の巻取シャフトなどの重量が比較的大きいことから、これらを支持するための構造は頑強であることが必要となる。このことからもチャンネル材を用いた枠体構造が主流となっていた。
例えば、特許文献1に開示されるシャッター装置の取付け構造では、シャッターカーテンを収納する収納ケースを、サッシ枠を固定する基枠に対し固定するようにして、シャッター装置を頑丈かつ容易に取付けている。収納ケースは、先に基枠に止着された左右の支持部材に掛合される。支持部材は、金属製の略板状部材に曲げ加工を施してなる一体部材であり、延設部を備えている。延設部には、収納ケースを掛止するための被掛止部が設けられている。この被掛止部は、延設部面を部分的に切り起こすようにして断面略フック状に形成されている。
このような従来の取付け構造では、巻取シャフトなどを支持したチャンネル材の両端が左右側板に固定され、この左右側板が延設部の被掛止部に掛止されることで、シャッター収納部の荷重をサッシ枠の基枠に支持させていた。
特開2006−283328号公報
しかしながら、従来のシャッター収納部の構造は、チャンネル材により枠体部を形成し、この枠体部に巻取シャフト等を取り付け、チャンネル材の両端に固定した左右側板を、建物に支持し、枠体部は化粧板材にて覆っていたため、チャンネル材と化粧板材の複合構造となり、部品点数が増える問題があった。また、予め固定される支持部材が左右別体構成であることから、それぞれの取付誤差で収納ケースを水平に取り付けられない場合もあり、さらに、複数のチャンネル材を組み立てて枠体部を形成した後、この枠体部に化粧板材を取り付けるため、チャンネル材と化粧板材の組み付けによる組立公差が積み上げられ、寸法精度が出にくい問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、チャンネル材を不要にして部品点数を少なくでき、寸法精度を向上させることができるシャッター収納部の構造を提供し、もって、シャッター装置のコストを低減し、品質の向上を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のシャッター収納部の構造は、開口部11の上方の鉛直面13に固定され上端部19aに係止受部17を有する背板19と、
前記係止受部17に係止する係止部21が後縁23に形成される上板25、該上板25の両端に上端部27が固定される左右側板29、及び該左右側板29の下端部31に両端が固定される下板33からなる枠体部35と、
上縁15が前記上板25の前縁37に係止され下縁39が前記下板33に固定されて前記上板25と前記下板33の間に形成される点検開口部41を塞いで前記枠体部35に取り付けられる前板43と、
前記点検開口部41から前記係止受部17に装着され該係止受部17からの前記係止部21の離脱を規制する固定部材45と、
前記左右側板29に支持されて前記枠体部35に収容され、前記開口部11を開閉するシャッターカーテン49を繰り出し自在に巻装する巻取シャフト47を具備した開閉機構53と、
を具備することを特徴とする。
このシャッター収納部の構造では、上板25、左右側板29、及び下板33からなる枠体部35が外殻となり、建物に固定した1つの背板19に係止して支持される。枠体部35の点検開口部41は、さらに前板43にて塞がれる。従来、荷重を支持するためのチャンネル材に化粧板材を取り付けて構成されていた収納部構造が、チャンネル材を不要にし、化粧板材をある程度肉厚として形成した枠体部35にて構成されるようになる。これにより、収納部材の荷重を分散させ、枠体部35のみによる荷重支持を可能とした。また、チャンネル材と化粧板材の組み付けによる組立公差の積み上げもなくなる。
請求項2記載のシャッター収納部の構造は、請求項1記載のシャッター収納部の構造であって、
前記係止受部17は、前端が起立する起立壁57を有し、
前記係止部21は、前記起立壁57より低く且つ該起立壁57の背面59に当接する前縁部61を有し、
前記起立壁57に貫通して装着した前記固定部材45に前記前縁部61の上端面部61aが当接して前記係止部21の浮き上がりによる離脱が規制されることを特徴とする。
このシャッター収納部の構造では、固定部材45が起立壁57を貫通すると、固定部材45の貫通部分が、係止受部17に載置された係止部21の前縁部61の上端面部61aに当接する。これにより、係止部21は、固定部材45にて上方から押さえられて浮上が阻止される。
請求項3記載のシャッター収納部の構造は、請求項1又は2記載のシャッター収納部の構造であって、
前記係止受部17は、係止部載置面17aが前傾して形成され、
前記係止部21は、前記係止部載置面17aに載る下面部65が、水平な前記上板25に対して前記係止部載置面17aの前傾角度と同一の角度で前傾することを特徴とする。
このシャッター収納部の構造では、係止部載置面17aが前傾していることで、係止部載置面17aに係止部21が載せられると、手前側に枠体部35が移動して寄せられ、係止部21の前縁部61が起立壁57の背面に当接して、背板19に対して枠体部35が前詰めで位置決めされる。
請求項4記載のシャッター収納部の構造は、請求項1,2,3のいずれか1つに記載のシャッター収納部の構造であって、
前記左右側板29のそれぞれには前記背板19と平行な挿入片67が垂設され、
前記挿入片67は、開口部11の左右に固定されるガイドレール69に形成されて開口部左右のガイドレール被取付面(建物71)との間に間隙73を形成する凹部75に挿入されることを特徴とする。
このシャッター収納部の構造では、枠体部35の左右側板29から垂下する挿入片67が、枠体部35の背板19への係止と同時に、ガイドレール69に挿入され、背板19、枠体部35、及びガイドレール69の相互間の相対位置が共に定められる。また、挿入片67をガイドレール69に挿入した左右側板29は、荷重の一部分がガイドレール69の上端に分担支持される。
本発明に係る請求項1記載のシャッター収納部の構造によれば、係止受部を有する背板と、係止受部に係止する上板、左右側板、及び下板からなる枠体部と、前板と、固定部材と、巻取シャフトを具備した開閉機構と、を備えたので、チャンネル材を不要にして部品点数を少なくでき、寸法精度を向上させることができる。この結果、コストを低減し、品質を向上させることができる。
請求項2記載のシャッター収納部の構造によれば、係止受部は、起立壁を有し、係止部は、起立壁より低く且つ起立壁の背面に当接する前縁部を有し、起立壁を貫通した固定部材に前縁部の上端部が当接するので、係止部の浮き上がりによる離脱を固定部材にて規制して、容易な作業で、確実に離脱を阻止できる。
請求項3記載のシャッター収納部の構造によれば、係止受部は、係止部載置面が前傾して形成され、係止部は、係止部載置面に載る下面部が、水平な上板に対して係止部載置面の前傾角度と同一の角度で前傾するので、背板に係止した枠体部を、手前側に寄せて位置決めでき、組立完了位置のバラツキをなくして、組み付け精度を高めることができる。
請求項4記載のシャッター収納部の構造によれば、左右側板のそれぞれには背板と平行な挿入片が垂設され、挿入片は、開口部の左右に固定されるガイドレールの凹部に挿入されるので、シャッター収納部とガイドレールの相対位置を高精度に位置決めできる。また、シャッター収納部の荷重の一部を、ガイドレールに負担させることができる。
本発明に係るシャッター収納部の構造を備えたシャッター装置の斜視図である。 図1に示したシャッター収納部の断面図である。 シャッター収納部の外殻の分解斜視図である。 (a)は枠体部取り付け前の側面図、(b)は係止受部への係止部係止状態の側面図、(c)は固定部材による離脱規制構造の側面図である。 (a)はガイドレール凹部と挿入片の分解斜視図、(b)は凹部に挿入片を挿入したガイドレールの平断面図である。 シャッター収納部の背板への取り付け状況を表した斜視図である。 案内支持板及びリブを備えた第2の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。 シート面部を備えた第3の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。 所定のシャッターカーテン長を有する第4の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るシャッター収納部の構造を備えたシャッター装置の斜視図、図2は図1に示したシャッター収納部の断面図、図3はシャッター収納部の外殻の分解斜視図である。
図1に示すように、開口部11の上方にはシャッター装置100のシャッター収納部55が取り付けられている。開口部11について、本実施例においては、最も一般的な例として建物の開口部として説明するが、シャッター装置100は、建物、またはその他の構造物の開口部、例えば住宅などの建築物の開口部や冷蔵施設の開口部、エアシャワー装置のエアシャワー室の出入口開口部、車載コンテナの開口部など構造物、建造物の開口部、或いはそれらの室内の間仕切りなどに取り付けられる。本発明は、シャッター収納部55の構造に特徴を有する。シャッター収納部55は、図2に示すように、背板19と、枠体部35と、前板43と、固定部材45と、開閉機構53と、を要部として備える。
図3に示す背板19と、枠体部35を形成する上板25、下板33と、前板43とは、アルミ押出型材によって形成される。背板19、上板25、下板33、前板43は、アルミ押出型材からなることで、断面形状の自由度が高く、所望機能を発揮させるための複雑な形状や、必要部位に剛性を持たせた自在な断面形状が可能となっている。例えば背板19では、長手方向に連続するリブ19b(図3参照)を形成することで強度を向上させている。このように、枠体部35では、平滑な板形状ではなく、外殻構造とされて、外殻に多機能部位、例えば後述の係止受部17や係止部21等を長手方向に沿って連続して設け、補強材の役割を持たせている。したがって、従来構造で用いていた補強枠材(チャンネル材)は使用されていない。
また、上板25、下板33、前板43を全て同寸法にすることで切断公差を少なくすることが可能になり、すなわちそれぞれ所望の断面形状が連続した板状部材であり、折曲加工や溶接などの後加工が加えられておらず、シャッター収納部55の外形寸法精度が格段に向上できるようになされている。背板19も上板25、下板33、前板43と同寸法にすることも可能であるが、施工性向上のため若干短く設定されている。
図4(a)は枠体部取り付け前の側面図、(b)は係止受部への係止部係止状態の側面図、(c)は固定部材による離脱規制構造の側面図である。
背板19は、シャッター収納部55の取り付けに先立ち、建物開口部11の上方の鉛直面13(図2参照)に水平に固定される。背板19は、上端部19aに、図4に示す係止受部17を有する。係止受部17は、上端部19aを手前に延出させた係止部載置面17aと、この係止部載置面17aの前端が係止部載置面17aに対して略直角に起立する起立壁57とを長手方向に連続して有する。つまり、背板19は、鉛直面13に固定されることで、上部に左右方向へ連続する凹溝状の係止受部17を開口させることになる。この係止受部17に、上板25の後述する係止部21が落とし込まれて係止状態となる。これにより、簡易な施工を可能としている。
枠体部35は、図3に示す上板25、左右側板29、下板33とからなる。
左右側板29は、略左右対象に折り曲げ加工された左側板29aと右側板29bとからなる。
上板25の後縁23には係止受部17に係止する図4に示す係止部21が下面に突出し、長手方向に連続して形成される。係止部21は、起立壁57より低く且つ起立壁57の背面59に当接する前縁部61を有する。係止受部17の起立壁57には、図4(b)に示すように、シャッター収納部55の前方より固定ビス等の固定部材45が貫通して螺合等により装着される(起立壁の長手方向に複数箇所が好ましい。)。起立壁57に螺合して貫通した固定部材45は、図4(c)に示すように、前縁部61の上端面部61aに当接する。
このシャッター収納部55の構造では、固定部材45が起立壁57を貫通すると、固定部材45の貫通部分が、係止受部17に載置された係止部21の前縁部61の上端面部61aに当接する。これにより、係止部21は、固定部材45にて上方から押さえられて浮上が阻止される。すなわち、係止部21が係止受部17と固定部材45とで挟持状態となり、係止部21の浮き上がりによる離脱を固定部材45にて規制して、容易な作業で、確実に離脱及び脱落を阻止できるようになされている。なお、固定部材45を着脱可能とすることにより、メンテナンス時の分解,再組立も容易である。また、固定部材45の貫通部の突出長さは、上板25が鉛直面13に当接するまで後退しても規制が解除されない長さとされる。
また、係止受部17は、図4(b)に示すように、係止部載置面17aが前傾して形成されている。この前傾角度は、水平方向の上板25に対して5度程度とされる。係止部21もまた係止部載置面17aに載る下面部65が、水平な上板25に対して係止部載置面17aの前傾角度と同一の角度(5度)で前傾している。係止部載置面17aが前傾していることで、係止部載置面17aに係止部21が載せられると、手前側に枠体部35が移動して寄せられ、係止部21の前縁部61が起立壁57の背面59に当接して、背板19に対して枠体部35が前詰めで位置決めされる。この結果、背板19に係止した枠体部35を、手前側に寄せて位置決めでき、組立完了位置のバラツキをなくして、組み付け精度を高めることができるようになされている。
さらに、上板25の前縁部37には、後述の前板43の上縁15を係止する受け部103がやや垂下状に形成されている。係止受部17は、上記した前傾に形成されることで、図4(b)に示すように、この受け部103との干渉を回避して、ドライバ等の工具を用い固定部材45が起立壁57の正面から螺合等により貫通して装着できるようになっている。すなわち、この係止受部17の前傾は、組み付け精度の向上に加えて、作業性の向上にも寄与している。なお、起立壁57も受け部103側の前面がやや下に向いており、固定部材45の装着作業もしやすくなっている。
上板25の両端には、図3に示す左右側板29の上端部27が固定される。左右側板29の下端部31には、下板33の両端が固定される。左右側板29には、開閉機構53を鉛直線に対して傾斜させて支持するための複数の切起こし片91が形成される。開閉機構53には、図2に示す巻取シャフト47、巻取シャフト47に繰り出し自在に巻装されるシャッターカーテン49、及びシャッターカーテン49を巻取り・繰り出し駆動する電動モータ,減速機,制御盤等を備える開閉装置51が設けられている。
シャッターカーテン49は、一般的に四角形に形成される。シャッターカーテン49は、例えば厚さが0.8〜1mmの軟質な塩化ビニル樹脂などの樹脂製シート材よりなる。この他、他の樹脂にて構成されるシート材や、ゴムシート材、織布や、樹脂製ネットスクリーン、金属製ネットスクリーン、シリカクロス、ガラスクロスなどを素材とする構成や、これら素材を複合や積層させた素材などとしてもよく、さらには、このシャッターカーテン49を構成する素材を、耐火性,防火性,防炎性を有する素材とすることもできる。また、複数のシート材を連結して一枚のシャッターカーテン49としてもよい。また、シャッターカーテン49には人等が通過できる切り欠きや開口や、スリットを設けたり、さらにこの切り欠きや開口、スリットを開閉自在にすることができる可撓性を有する閉鎖部材、塞ぎ部材、ファスナー等を設けたりすることも可能である。シャッター収納部のスペースに収まれば、金属製のスラットを連接したシャッターカーテンや、パネルを連接したシャッターカーテンや、パイプを連接部材で連接したシャッターカーテン等、他の態様のシャッターカーテンとすることも可能である。
シャッターカーテン49は、両側部に抜止部材が配設され、本実施の形態では務歯列(図示せず)が配設され、この務歯列がガイドレール69に設けられる案内スリット内に係合配置される。これによりシャッターカーテン49は、両側部が抜け止めされて昇降が案内される。
左右側板29には、ガイドレール69の上端と連結するための切欠部93aや、前板取り付け用の切欠部93b、前板43の連結部43aとの干渉を回避するための切欠部93cが形成される。左右側板29は、枠体部35を構成した後、その外側に横カバー29A(図1参照)が取り付けられることで外面が覆われる。
左右側板29の略四隅にはビス挿通孔95が穿設される。ビス挿通孔95には固定ビス97が挿通され、挿通された固定ビス97は上板25、下板33に形成された螺合孔99(図4参照)に螺合される。これにより、上板25、左右側板29、下板33は、強固に一体固定された枠体部35を構成する。そして、この構造体としての強度を有した枠体部35は、上板25の係止部21を介して背板19に係止されることとなる。
枠体部35の前面には、上板25と下板33の間に点検開口部41(図3参照)が形成される。点検開口部41は、上記固定部材45の螺合・螺合解除を可能とする。この点検開口部41は、前板43によって塞がれる。前板43は、上縁15を、上板25の前縁37に設けた受け部103に係止し、下縁39を下板33に固定ビス101(図2参照)にて固定することで取り付けられる。なお、本実施の形態では、前板43が、上部前板43Aと下部前板43Bとからなり、連結部43aを連結ビス105(図2参照)にて固定して一体となっている。
前板43は、上板25の受け部103に上縁15の係止部15a(図3参照)が嵌合した状態で保持され、手を離しても保持状態が維持されることから、保持させた後に前板43の下縁39を下板33に容易に固定する作業を行うことができる。
図5(a)はガイドレール凹部と挿入片の分解斜視図、(b)は凹部に挿入片を挿入したガイドレールの平断面図である。
左右側板29のそれぞれには背板19と平行な挿入片67が垂設されている。挿入片67は、建物開口部11の左右に固定されるガイドレール69に形成されて建物71壁面との間に間隙73を形成する凹部75に挿入される。枠体部35の背板19への係止と同時に、枠体部35の左右側板29から垂下する挿入片67が、ガイドレール69に挿入され、背板19、枠体部35、及びガイドレール69の相互間の相対位置が共に定められる。また、挿入片67をガイドレール69に挿入した左右側板29は、荷重の一部分がガイドレール69の上端に分担支持される。
このようにして左右側板29に挿入片67を設けることで、シャッター収納部55とガイドレール69の相対位置を高精度に位置決めできる。これにより、ガイドレール69側への連続性が得られ、巻取シャフト47から繰り出されるシャッターカーテン49のガイドレール69に対する高精度な導入性が確保されるようになされている。なお、ガイドレール69を設置してから枠体部35を設置しても、枠体部35を設置してからガイドレール69を設置してもどちらでもよいようになっている。
また、挿入片67の鉛直面13に対向する面には凸部67aが突設されている。つまり、凹部75に挿入された挿入片67は、凸部67aが鉛直面13に当接する。これにより、左右側板29は、下端部31が鉛直面13よりも手前に略1mm程度浮くようになっている。上記のように、係止部載置面17aが前傾していることで、係止部載置面17aに係止部21が載せられると、左右側板29の上端部27は、背板19に対して前詰めで位置決めされる。このままであるとシャッター収納部55が前傾となるため、凸部67aによって左右側板29の下端部31が鉛直面13よりも手前に浮かされる。その結果、左右側板29の上下での鉛直面13からの浮き代が均等となって、シャッター収納部55は鉛直な配置となり、前板43の前面が鉛直面となる。
背板19、上板25、下板33に形成される螺合孔99は、これらがアルミ押出型材からなることで、長手方向に延在して設けられる。螺合孔99は、図4に示したように、断面形状が略C字状となる。したがって、螺合孔99は、長手方向に渡ってスリット開口99aが存在する。シャッターカーテン49は、背板19の螺合孔99と下板33の螺合孔99との間を通ってシャッター収納部55に繰出し入れされるが(図2参照)背板19と下板33のスリット開口99aには、長手方向に渡って図2に示す帯状のシール片107が取り付けられる。螺合孔99に取り付けられたシール片107は、先端がシャッターカーテン49の表裏に接触する。これにより、シャッターカーテン49を挟む内外(建物開口部11の前後)の気密性が向上されるようになされている。
開閉機構53は、図2に示すように、上部に巻取シャフト47を有する。巻取シャフト47に巻装されたシャッターカーテン49は、鉛直方向に下向きに繰り出される。このことから、開閉機構53は、シャッターカーテン49との干渉を回避するために、図2に示すように、下部がシャッターカーテン49から離反する方向に傾斜することが好ましい。本実施の形態では、開閉機構53が、下板33の螺合孔形成縁部109に当接され、傾斜させた開閉機構53の荷重が下板33にて支持されるようになされている。
次に、上記のように構成したシャッター収納部の構造の作用を説明する。
図6はシャッター収納部の背板への取り付け状況を表した斜視図である。
シャッター装置100を取り付けるには、先ず、左右一方のガイドレール69を建物開口部11に取り付ける。ガイドレール69は、レーザー測量器(レーザレベル)等を用いて建物71の建物開口部11の左右一方の鉛直面(ガイドレール被取付面)に垂直に取り付けられる。建物開口部11にガイドレール69が固定されたなら、背板19を鉛直面13の下地材に水平にテクスねじにて固定する。このとき、背板19の下端をガイドレール69の上端に当接させて上下方向についての位置を決める。
背板19が固定されたなら、前板43が外された状態のシャッター収納部55、すなわち、枠体部35に巻取シャフト47、シャッターカーテン49、開閉機構53を収容したものを背板19に取り付ける。背板19への枠体部35の取り付けは、上板25の係止部21(図4参照)を、背板19の係止受部17に係止することで行う。その際、左右一方の左右側板29の挿入片67(図5参照)をガイドレール69の凹部75に挿入する。係止部21が係止受部17内に確実に支持されていることを確認した後、係止受部17の起立壁57に、点検開口部41から固定部材45を螺合する。そして、左右他方のガイドレール69を建物71の建物開口部11左右他方の鉛直面(ガイドレール被取付面)に取り付ける。このガイドレール69は、凹部75を左右他方の左右側板29の挿入片67に嵌め、ガイドレール69の上端を背板19の下端に押し当てながら、レーザー測量器(レーザーレベル)等を用いて垂直に取り付けられる。
シャッター収納部55に収容されているシャッターカーテン49の両側縁に形成される抜止部材である務歯列(図示せず)をインナーレール(図示せず)に差し入れる。インナーレールをガイドレール69に嵌合してねじにて固定する。次いで、前板43の上縁15を、上板25の前縁37に設けた受け部103に係止し、前板43の下縁39を下板33に固定ビス101にて固定することで、点検開口部41を塞ぐ。左右側板29に横カバー29Aを取り付ける。この他、安全装置用の信号配線、給電配線等が配索されてシャッター収納部55の取り付けが完了する。
このシャッター収納部55の構造では、上板25、左右側板29、及び下板33からなる枠体部35が外殻構造となり、建物71に固定した背板19に係止して支持される。枠体部35の点検開口部41は、さらに前板43にて塞がれる。従来、荷重を支持し剛性を保つためのチャンネル材に化粧板材を貼り付けて構成されていた収納部構造が、チャンネル材を不要にし、化粧板材をある程度肉厚として形成した枠体部35にて構成されるようになる。これにより、収納部材の荷重を分散させ、枠体部35のみによる荷重支持及び撓み防止を可能とした。また、チャンネル材と化粧板材の組み付けや左右に分割された支持部材等による組立公差の積み上げもなくした。
したがって、上記実施の形態に係るシャッター収納部の構造によれば、チャンネル材を不要にして部品点数を大幅に削減でき、寸法精度を向上させることができる。この結果、コストを低減し、且つ品質を向上させることができる。
このように、上記実施の形態による構造によれば、背板19、上板25、下板33、前板43がアルミ押出型材であるので、骨組みを持たなくとも十分な剛性、精度等を持たせてシャッター収納部55を構成できる。
また、背板19を、予め建物71に固定し、この背板19がアルミ押出型材であり連続断面形状を有するので、水平度、真直度が得られて、左右の誤差が生じにくい。
長手方向全長に渡る背板19の係止受部17と上板25の係止部21との組み付け構造であることから、撓みを生じさせることなく建物71側に取り付けできる。
さらに、建物71側への取付施工時には、上板25の後端(係止部21)を引っ掛けるように作業するのみで、容易且つ高精度に取り付けできるので、作業員を削減でき、ビス止め作業に集中できる。
上板25の係止部21に立ち上がり部分である前縁部61を設けて、その上端である上端面部61aが、起立壁57を貫通する固定部材45に当接することで、係止受部17に固定される固定部材45にて係止部21が挟持状態となり、上方への抜け止めを確実とした組み付け構造となる。
係止受部17を下り勾配としたことで、傾斜した正面が前面側の点検口から真正面となり、ビス止め作業が容易なものとなる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図7は案内支持板及びリブを備えた第2の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。なお、以下の各実施の形態において、図1〜図6に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は省略するものとする。
この実施の形態に係る構造では、背板19に、巻取シャフト47に巻装されるシャッターカーテン49に向かって突出するリブ77が、シャッターカーテン49の少なくともカーテン両縁部に対向するように設けられている。
カーテン両縁部の繰り出し方向先端には、シャッターカーテン49の厚みよりも厚い樹脂製の案内支持板81がそれぞれ固定されている。案内支持板81は、内部に錘(図示せず)を収容した袋部材111の左右端を塞いでいる。リブ77の突出長さLは、シャッターカーテン49の巻取りが正常巻取り位置よりも行き過ぎたときに案内支持板81に当接し、且つ正常巻取り時にはシャッターカーテン49に接触しない長さに設定されている。
従来、上限リミットが誤動作した際や、この上限リミットが故障した際などに、シャッターカーテン49がガイドレール69から外れ、シャッター収納部55内に巻き込まれてしまっていた。
このシャッター収納部55の構造では、リブ77の突出長が、シャッターカーテン49に固定された案内支持板81に当接する長さLとなっていることで、シャッターカーテン49の巻き込み、所謂オーバーランが起きたときには、カーテン繰出・巻取開口部83から飲み込まれた案内支持板81がリブ77に当接する。通常の巻き上げ時には、巻取シャフト47とリブ77との間には十分な空間(間隙)があり、開閉作動時の障害にはならない。
したがって、この実施の形態によれば、シャッターカーテン49がオーバーランしたときには、案内支持板81がリブ77に当接し、シャッターカーテン49の巻き込みを確実に防止することができ、損傷の拡大を防ぐ。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図8はシート面部を備えた第3の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。
この実施の形態に係る構造では、背板19の固定された鉛直面13の下端部31が、水平固定される下板33と同一高さ位置となる。また、鉛直面13の下端部31と下板33との間隙がシャッターカーテン49の繰出し・巻取りのためのカーテン繰出・巻取開口部83となる。そして、背板19と下端部31との間の鉛直面13(所謂まぐさとなる部分)が、気圧差により撓んだシャッターカーテン膨出部85の密着するシート面部87となっている。なお、図8においてシャッターカーテン膨出部85はシャッターカーテン49の幅方向中央部における縦断面部を示し、左右の縁はガイドレール69内に位置している。
全閉時におけるシャッターカーテン49を挟む内外での気密性を得るために、従来では、可撓性、弾性を有するシール材、例えばゴム製のヒレ状部材をシャッター収納部55内に配置していたが、このシール材は、カーテン開閉動作中に、カーテンに常に触れている構造とされていたため、開閉動作中に摺接、摩擦が起き、カーテン面に摩耗、損傷が起きた。また、シール材自体にも損傷、摩耗が起きていた。このような気密性を得る構造としては、その他に、シャッターカーテン49の一部にフラップと呼ばれる弛み部を設けるものもあった。この弛み部は、カーテンと同様の素材で構成されて、シャッター収納部55内にカーテンが収容される際には巻き締められ、カーテンにて全閉状態となった際には弛み部がシャッター収納部55内で膨らみ収納部内面と密着することで気密性を得るように構成されていた。しかし、このフラップは、冬季や経時劣化時によって弛みにくく柔軟性がなくなってしまい、十分な気密性能を発揮できず、劣化によって損傷する場合もあった。
本実施の形態のシャッター収納部55の構造では、背板19の下方とカーテン繰出・巻取開口部83の間の鉛直面13にシート面部87が確保され、気圧差によりシャッターカーテン49が建物開口部11側に撓むと、そのシャッターカーテン膨出部85がシート面部87に密接する。これにより、シャッターカーテン49の外側と内側の間が、シャッターカーテン49とシート面部87との密着部によって遮断される。
シャッターカーテン49が開放となれば、床面との間に生じる隙間で気圧差は解消されてしまうので、カーテンは再び自重によって真直状態となり、シート面部87に触れることがなく、開閉動作中は接触や摺接が起きない。
なお、本実施の形態では、シャッターカーテン49の芯とシート面部87との距離を小さく、気密性能をさらに向上したい場合、追加構成でシール材をシート面部87に取り付けることもできる。すなわち必要な場合には、図2に示したシール片107を配設し、高さ寸法Bを大きくしてより大きなシート面部87を確保することで、さらに気密性を向上させた構成とすることができる。
したがって、この実施の形態によれば、気圧差により撓んだシャッターカーテン膨出部85が、背板19の延長上に位置するシート面部87に接触するので、シャッターカーテン49の下限位置に左右されずに気密性能を確保することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
図9は所定のシャッターカーテン長を有する第4の実施の形態に係るシャッター収納部の構造を表す断面図である。
この実施の形態に係る構造では、鉛直面13と下板33との間隙がシャッターカーテン49の繰出し・巻取りのためのカーテン繰出・巻取開口部83となる。巻取シャフト47は、カーテン繰出・巻取開口部83から繰り出されたシャッターカーテン49を挟んで背板19と反対側に配置されている。
シャッターカーテン49の繰出・巻取方向の長さHSは、下記の(式1)に示すように、建物開口部11の高さHと、建物開口部11の上端から巻取シャフト47の軸芯89までの高さAと、巻取シャフト47の半外周の長さ(φD×π÷2)との和から、吊元部材113の円弧長Cを引いた値となっている。
HS=H+A+(φD×π/2)−C…(式1)
但し、φDは巻取シャフト47の直径とする。
従来、シャッターカーテン49は、シャッター重量が吊り元部の一箇所に加わるのを避けるため、捨て巻きを施し、巻取シャフト47の全周でシャッターカーテン49を保持する構造を有していた。このため、シート交換時には、全閉状態よりさらに下げた位置まで巻取シャフト47を回転させ、吊り元部が視認でき且つ作業できる所となるまで調整する必要があった。この際、下限位置リミットをオフする作業や開閉装置51を回転させる等の煩雑な作業が必要であった。
このシャッターカーテン49の吊元側には、上縁に沿って抜止部材(図示せず)が固着される。抜止部材は、線ファスナーの一対の務歯列をなす一方の係合子群で形成されている。係合子群を採用することで、厚みの薄いシャッターカーテン49の上縁に、シャッターカーテン49の自重を支持することのできる高強度の抜止部材が、ファスナー用務歯列の固着技術により容易かつ安価に上縁に沿って真直に連続形成可能となる。この係合子群を固着したシャッターカーテン49の上縁は、係合子群を係止する受入溝(図示せず)を有した吊元部材113に支持される。
吊元部材113は、巻取シャフト47に形成された開口部を覆うようにして取り付けられる。吊元部材113は、巻取シャフト47の軸線の方向に沿って長尺に形成される。吊元部材113は、軸線と平行な一方の端縁部が開口部115の一方の段部115aに係合し、他方の端縁部が開口部115の他方の段部115bに固定ビス117にて固定される。シャッターカーテン49は、巻取シャフト47に吊元部材113を介して引っ掛けられ、固定しなくても片手または両手を放せるようになり、シャッターカーテン49を容易かつ正確に位置決めして吊り込むことができるようになっている。
シャッターカーテン49は、上縁水平方向の全長に渡り抜止部材を使用し、吊元部材113も剛性体を使用したことにより、捨て巻き不要の構造となっている。そして、シャッターカーテン49の繰出・巻取方向の長さHSは、上記の式1を満たす値に設定される。したがって、シャッターカーテン49の下限位置、若しくはシャッターカーテン49の荷重が床にかかる位置にて、巻取シャフト47が停止すると、巻取シャフト47に固定された吊元部材113が、点検開口部41側の正面に配置される。つまり、点検開口部41からの吊元部材113の視認が可能となり、固定ビス117に相対することとなる。これにより、下限位置リミットをオフしたり、巻取シャフト47を手動回転させたりする余計な作業が省略でき、脱着作業が容易に行えるようになされている。
この実施の形態によれば、シャッターカーテン49の下限位置、若しくはシャッターカーテン49の荷重が床にかかる位置にて、吊り元部が点検開口部41から視認容易な正面位置となるので、前板43を開放すれば、アクセスでき、シャッターカーテン交換時の作業性を従来に比べ格段に向上させることができる。また、リミット設定のやりなおし、再設定等の作業も格段に向上する。
11…開口部(建物開口部)
13…鉛直面
15…上縁
17…係止受部
17a…係止部載置面
19…背板
19a…上端部
21…係止部
23…後縁
25…上板
27…上端部
29…左右側板
31…下端部
33…下板
35…枠体部
37…前縁
39…下縁
41…点検開口部
43…前板
45…固定部材
47…巻取シャフト
49…シャッターカーテン
51…開閉装置
53…開閉機構
55…シャッター収納部
57…起立壁
59…背面
61…前縁部
61a…上端面部
65…下面部
67…挿入片
69…ガイドレール
71…建物
73…間隙
75…凹部

Claims (4)

  1. 開口部の上方の鉛直面に固定され上端部に係止受部を有する背板と、
    前記係止受部に係止する係止部が後縁に形成される上板、該上板の両端に上端部が固定される左右側板、及び該左右側板の下端部に両端が固定される下板からなる枠体部と、
    上縁が前記上板の前縁に係止され下縁が前記下板に固定されて前記上板と前記下板の間に形成される点検開口部を塞いで前記枠体部に取り付けられる前板と、
    前記点検開口部から前記係止受部に装着され該係止受部からの前記係止部の離脱を規制する固定部材と、
    前記左右側板に支持されて前記枠体部に収容され、前記開口部を開閉するシャッターカーテンを繰り出し自在に巻装する巻取シャフトを具備した開閉機構と、
    を具備することを特徴とするシャッター収納部の構造。
  2. 請求項1記載のシャッター収納部の構造であって、
    前記係止受部は、前端が起立する起立壁を有し、
    前記係止部は、前記起立壁より低く且つ該起立壁の背面に当接する前縁部を有し、
    前記起立壁に貫通して装着した前記固定部材に前記前縁部の上端部が当接して前記係止部の浮き上がりによる離脱が規制されることを特徴とするシャッター収納部の構造。
  3. 請求項1又は2記載のシャッター収納部の構造であって、
    前記係止受部は、係止部載置面が前傾して形成され、
    前記係止部は、前記係止部載置面に載る下面部が、水平な前記上板に対して前記係止部載置面の前傾角度と同一の角度で前傾することを特徴とするシャッター収納部の構造。
  4. 請求項1,2,3のいずれか1つに記載のシャッター収納部の構造であって、
    前記左右側板のそれぞれには前記背板と平行な挿入片が垂設され、
    前記挿入片は、開口部の左右に固定されるガイドレールに形成されて開口部左右のガイドレール被取付面との間に間隙を形成する凹部に挿入されることを特徴とするシャッター収納部の構造。
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