JP2011156950A - 台車移動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】台車移動装置10のフォーク部20は、コンテナ台車のフレームバーよりも低い位置に延在する。フォーク部20の筒体21に収納されている作動軸25には、ハンドル部30から、フォーク部20の延在方向にコンテナ台車を3つ直列に並べた長さの位置に爪部26が設けられている。この爪部26は、コンテナ台車のフレームバーに接する第1位置と、作動軸25の回動によってフレームバーよりも低くなる第2位置になるように形成されている。台車移動装置10のハンドル部30には、爪部26と対向する位置に押圧手段50が設けられている。
【選択図】図1
Description
段が設けられており、前記ハンドル部には、前記コンテナ台車の前記載置部材に係合可能な第2係止手段が設けられており、前記第1係止手段は、前記コンテナ台車の前記載置部材と接触可能な高さとなる第1位置と、前記載置部材よりも低く前記載置部材とは接触しない高さとなる第2位置とを、回動により取り得る構成をしていることを要旨とする。
本発明によれば、台車移動装置のフォーク部には、ハンドル部に対してコンテナ台車を挟み込み可能な位置に、この延在方向に延びる中心軸の回りに回動可能な第1係止手段が設けられている。台車移動装置のハンドル部には、コンテナ台車の載置部材に係合可能な第2係止手段が設けられている。台車移動装置の第1係止手段は、コンテナ台車の載置部材と接触可能な高さとなる第1位置と、前記載置部材よりも低く前記載置部材とは接触しない高さとなる第2位置とを、回動により取り得る構成をしている。このため、台車移動装置は、第1係止手段が第2位置にある状態で複数のコンテナ台車のキャスタ間にフォーク部を挿入した後、第1係止手段を回動させて第1位置にして、コンテナ台車の載置部材に接触させる。従って、第1係止手段とこれに対向する第2係止手段とでコンテナ台車を挟むことにより、第1水平方向のコンテナ台車の動きを規制する。更に、コンテナ台車の車輪間に挿入されたフォーク部によって第1水平方向と直交する第2水平方向のコンテナ台車の動きを規制する。このようにコンテナ台車の第1水平方向及び第2水平方向の動きを規制しながら、台車移動装置の動きに従わせて、コンテナ台車を任意の場所に移動させることができる。従って、手間をかけることなく、ハンドルが付いていない複数のコンテナ台車を一度に移動させることができる。
と、これとは反対の外側とに回動する。このため、コンテナ台車のキャスタ間の空間においてフォーク部を挿入する片側の空間が狭い場合には、それとは反対側の空間に第1係止手段を回転させてフォーク部を挿入することができる。
は、コンテナを載置したコンテナ台車を搬送する台車移動装置について説明する。図1及び図2は台車移動装置10の斜視図である。なお、図2においては、図1と異なり、台車移動装置10に対して直列に並べた3台のコンテナ台車70を係合した状態を示している。図3は台車移動装置10の正面図、図4は台車移動装置10の要部の左側面図である。
まず、本願発明の台車移動装置10の搬送対象であるコンテナ台車70について、図2、図4及び図8に基づいて説明する。ここで、図8は、6つのコンテナ台車70を搬送するときのコンテナ台車70と台車移動装置10との関係を示す図である。図8(b)に示すように、コンテナ台車70は、略長方形状の箱型のコンテナ80を載置する。
次に、上述したコンテナ台車70を移動させる台車移動装置10について、図1〜図8を用いて説明する。
まず、図1〜図4及び図8(a)を用いてフォーク部20の構成について説明する。
図1に示すように、各フォーク部20は、断面が四角形状の筒体21から構成されている。各筒体21の基端部(後方側の端部)は、ハンドル部30に固定されている。各筒体21は、間隔L2で平行に配置されている。図8(a)に示すように、この間隔L2は、2つのコンテナ台車70を接触させて横に並べた場合に、異なるコンテナ台車70の隣接するコーナー部材72の外側の距離〔2×d2〕よりも大きくなるように構成されている。
、コンテナ台車70のフレームバー71よりも低い位置に延在可能に構成されている。
次に、ハンドル部30について、図1〜図3及び図5〜図7を用いて説明する。
図2に示すように、ハンドル部30は、板状の連結板部材31を備えている。この連結板部材31には、フォーク部20が固定されている。この連結板部材31の両端部には、後方側に延びる車輪取付部材32が固定されている。この車輪取付部材32は、フォーク部20の車輪取付部材22と同じ高さに取り付けられている。車輪取付部材32の下面には、キャスタ33が取付軸を介して回動可能に取り付けられている。この取付軸は垂直軸に対して回動可能に取り付けられており、キャスタ33の回動方向が変更可能となっている。更に、連結板部材31の中央部には、取付部材34が固定されている。この取付部材34には、後述する加圧手段55が固定されている。
ることにより、取付板36の孔36a内でピン部材40を上下方向に移動させることができる。
次に、ハンドル部30の下部に取り付けられた押圧手段50について、図2、図3及び図7を用いて説明する。図7(a)は、図2の押圧手段50の拡大図である。
次に、図7を用いて押圧手段50の加圧手段55について説明する。
図7(b)に示すように、加圧手段55は、圧力操作部57を回動させることにより、加圧軸56を前方に移動させて、この加圧軸56を前後の予め定めた位置に保持する構成をしている。具体的には、図7(a)に示すように、加圧手段55は、加圧軸56を摺動可能に支持する支持部材58を備えている。この支持部材58は、取付部材34に固定されている。この支持部材58には、圧力操作部57の回動中心となるピンを回動可能に支持する支持部58aが形成されている。
まず、フォーク部20の延在方向において直列に並べた3つのコンテナ台車70を一度に移動する場合について説明する。
、コンテナ台車70に挿入した場合と逆の手順を行なう。具体的には、作業者は、圧力操作部57を手前に引き寄せて、圧力操作部57を固定時とは反対側に回転させる。この場合、圧力操作部57及びリンク部材59が回動し、加圧軸56が後方に移動し、後方押え板52も後退する。そして、圧縮されていたバネ54が元の長さに戻るので、前方押え板51に加わっていたバネ54の弾性力が解除される。更に、後方押え板52が後方に移動する場合には、後方押え板52が係止部材53aを後方に押しながら移動する。この場合、係止部材53aに固定されている連結部材53を介して前方押え板51も後方に移動され、前方押え板51の緩衝部材51aがコンテナ台車70から離れる。
フォーク部20の延在方向に直列に並んだ2つのコンテナ台車70を移動させる場合は、上記3つのコンテナ台車70と同じ手順により行なう。ただし、この場合には、台車移動装置10の爪部27が、爪部26の代わりに機能して、コンテナ台車70のフレームバー71に係合する。
次に、6つのコンテナ台車70を移動する場合について説明する。この場合、図8(a)に示すように、3つのコンテナ台車70がフォーク部20の延在方向において横に2列に整列している状態で移動させる。
次に、台車移動装置10のフォーク部20を、コンテナ台車70に挿入する。具体的には、作業者は、上述した3つのコンテナ台車70の場合とは異なり、操作部材37の把持部37aを押し下げる。図5の二点鎖線で示すように、操作部材37が下降すると、第1連結バー41の一端部が下降し、これに回動可能に連結している第2連結バー43が作動軸25を中心として回動する。これにより、作動軸25が回動し、作動軸25の爪部26が2つのフォーク部20間の外側に回転する。
フォーク部20の延在方向に2列に並んだ合計4つのコンテナ台車70を移動させる場合は、上記6つのコンテナ台車70と同じ手順により行なう。ただし、この場合には、台車移動装置10の爪部27が、爪部26の代わりに機能して、コンテナ台車70のフレームバー71に係合する。
(1) 本実施形態では、台車移動装置10のフォーク部20は、コンテナ台車70のフレームバー71よりも低い位置に延在する。フォーク部20の筒体21に収納されている作動軸25には、ハンドル部30から、フォーク部20の延在方向にコンテナ台車70を3つ直列に並べた長さの位置に爪部26が設けられている。この爪部26は、コンテナ台車70のフレームバー71に接する第1位置と、作動軸25の回動によってフレームバー71よりも低くなる第2位置になるように形成されている。台車移動装置10のハンドル部30には、フォーク部20にコンテナ台車70が配置された場合に、このコンテナ台車70に対して、爪部26と対向する位置に押圧手段50が設けられている。このため、台車移動装置10は、爪部26が第2位置にある状態で、複数のコンテナ台車70のキャスタ73間にフォーク部20を挿入した後、爪部26を回動させて第1位置にして、コンテナ台車70のフレームバー71に接させる。従って、爪部26とこれに対向する押圧手段50とで3つのコンテナ台車70を挟むことにより、前後方向(第1水平方向)のコンテナ台車70の動きを規制する。更に、コンテナ台車70のキャスタ73間に挿入されたフォーク部20によって、第1水平方向と直交する第2水平方向のコンテナ台車70の動きを規制する。このようにコンテナ台車70の第1水平方向及び第2水平方向の動きを規制しながら、台車移動装置10の動きに従わせて、コンテナ台車70を任意の場所に移動させることができる。従って、手間をかけることなく、ハンドルが付いていない複数のコンテナ台車70を一度に移動させることができる。
・ 上記実施形態においては、台車移動装置10は、フレームバー71とコーナー部材72とキャスタ73とによって構成されたコンテナ台車70を移動させた。台車移動装置10が移動させる台車は、コンテナを載置するための載置部材を備えた車輪(キャスタ)付きの台車であって、車輪の間に台車移動装置10のフォーク部20が挿入可能な構成の台車であれば、この構成に限られない。例えば、コンテナ80を載置する板部材の四つ角にキャスタを設けた公知のコンテナ台車であってもよい。
Claims (7)
- コンテナを載置させる載置部材を備えたキャスタ付きのコンテナ台車を運搬するためのハンドル部と、
前記ハンドル部に接続され、前記コンテナ台車の前記キャスタ間に挿入可能な2本のフォーク部とを備えた台車移動装置であって、
前記フォーク部には、前記ハンドル部に対して前記コンテナ台車を挟み込み可能な位置に、この延在方向に延びる中心軸の回りに回動可能な第1係止手段が設けられており、
前記ハンドル部には、前記コンテナ台車の前記載置部材に係合可能な第2係止手段が設けられており、
前記第1係止手段は、前記コンテナ台車の前記載置部材と接触可能な高さとなる第1位置と、前記載置部材よりも低く前記載置部材とは接触しない高さとなる第2位置とを、回動により取り得る構成をしていることを特徴とする台車移動装置。 - 前記第1係止手段は、前記中心軸の回動に応じて、2本のフォーク部間の内側と外側とに回動する請求項1に記載の台車移動装置。
- 前記第1係止手段は、前記フォーク部内に内蔵された作動軸に固定され、
前記ハンドル部の、前記コンテナ台車を運搬する姿勢で操作可能な高さに、前記作動軸の回動を操作する操作手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の台車移動装置。 - 前記操作手段は、前記第1係止手段を前記第1位置に保持するための位置保持部材を備えていることを特徴とする請求項3に記載の台車移動装置。
- 前記第1係止手段は、前記フォーク部の延在方向において複数のコンテナ台車を直列に並べて配置した場合に、前記第2係止手段から前記コンテナ台車の1台分以上離れたコンテナ台車の前記載置部材に接触する位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の台車移動装置。
- 前記フォーク部は、コンテナ台車を並列に並べて配置した場合に、隣接するコンテナ台車のキャスタの両外側に配置できる間隔で設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の台車移動装置。
- 前記第2係止手段は、前記第1係止手段との間に前記コンテナ台車を配置した場合に、前記第1係止手段に対して前記コンテナ台車の前記載置部材を押圧することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の台車移動装置。
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