JP2011156239A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2011156239A
JP2011156239A JP2010021692A JP2010021692A JP2011156239A JP 2011156239 A JP2011156239 A JP 2011156239A JP 2010021692 A JP2010021692 A JP 2010021692A JP 2010021692 A JP2010021692 A JP 2010021692A JP 2011156239 A JP2011156239 A JP 2011156239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
flap
width direction
sanitary napkin
wearer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010021692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5371816B2 (ja
Inventor
Atsushi Kudo
淳 工藤
Hideyuki Kinoshita
英之 木下
Yuji Takahashi
雄二 高橋
Mari Minami
真理 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP2010021692A priority Critical patent/JP5371816B2/ja
Priority to PCT/JP2011/052262 priority patent/WO2011096483A1/ja
Publication of JP2011156239A publication Critical patent/JP2011156239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5371816B2 publication Critical patent/JP5371816B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/475Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means
    • A61F13/4751Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means the means preventing fluid flow in a transversal direction

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

【課題】ウイング部及びフラップ部を備える場合において、吸収性物品の装着ミスを低減しつつ、より確実に横漏れを防止できる吸収性物品を提供する。
【解決手段】本発明に係る生理用ナプキン1のフラップ部100は、縦方向においてウイング部50と対応する部分に設けられる幅狭部分100Aと、縦方向におけるウイング部50の両端部の外側にそれぞれ設けられ、幅方向における幅狭部分100Aの外縁100AEよりも幅方向外側に突出した幅広部分100Bとを有する。幅狭部分100Aの外縁100AEは、ウイング部50が折り返されるときの折り返し線L1の位置よりも幅方向外側に位置するとともに、ウイング部50の外縁50WEよりも幅方向内側に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、着用者の下の非肌当接面に折り返されるウイング部と、吸収体を有する本体部の側端部から幅方向外側に延出したフラップ部とを備える吸収性物品に関する。
従来、生理用ナプキンなどの吸収性物品では、体液などの液体を吸収する吸収体を有する本体部の幅方向外側に突出した小片状のウイング部を設けた形状が広く用いられている。ウイング部は、着用者の下着(ショーツ)の非肌当接面に折り返される。また、このようなウイング部に加えて、本体部の側端部から幅方向外側に延出した細長いフラップ部を設けた形状も知られている。さらに、弾性糸と不織布となどで形成された防漏部(ギャザー)を本体部の側端部に沿って設けた構造も知られている(例えば、特許文献1)。
このような吸収性物品は、ウイング部によって下着のクロッチ部分に固定されるとともに、フラップ部や防漏部によって着用者から排泄される体液を堰き止めるため、いわゆる横漏れを効果的に防止し得る。
特開平5−137750号公報(第3−4頁、第8図)
しかしながら、上述した従来の吸収性物品には、次のような問題があった。すなわち、防漏部が設けられていると、着用者が静止しているときには良好な吸収性物品のフィット性が得られ、横漏れを効果的に防止できるが、着用者が姿勢を変えたときなどに横漏れを誘発し易い問題があった。具体的には、弾性糸を不織布で挟んだ防漏部はそもそも厚く、弾性糸が縮むと防漏部の剛性が高くなる。このため、防漏部は、着用者の急激な姿勢の変化に即座に追従できず着用者と吸収性物品との間に隙間が生じ易い。この隙間が横漏れを生じさせ得る。
また、ウイング部の上にフラップ部が重なるように設けられると、ウイング部が見づらく、また取扱いづらいため、ウイング部を下着のクロッチ部分に正しく固定できず吸収性物品の装着ミスが発生し易い問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、ウイング部及びフラップ部を備える場合において、吸収性物品の装着ミスを低減しつつ、より確実に横漏れを防止できる吸収性物品の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。すなわち、本発明は、縦方向(縦方向L)と、該縦方向に直交する幅方向(幅方向W)とを有する吸収性物品(生理用ナプキン1)において、液体を吸収する吸収体(吸収体40)を有する本体部(本体部5)と、前記本体部から前記本体部の幅方向外側に突出し、着用者の下着(ショーツ200)の非肌当接面に折り返されるウイング部(ウイング部50)と、弾性部材を用いないシート状部材により形成され、前記本体部の幅方向外側に突出するフラップ部(フラップ部100)とを備え、前記フラップ部は、前記縦方向において前記ウイング部と対応する部分に設けられる幅狭部分(幅狭部分100A)と、前記縦方向における前記ウイング部の両端部の外側にそれぞれ設けられ、前記幅方向における前記幅狭部分の外縁よりも幅方向外側に突出した幅広部分(幅広部分100B)とを有し、前記幅方向における前記幅狭部分の外縁(外縁100AE)は、前記ウイング部が折り返されるときの折り返し線(折り返し線L1)の位置よりも幅方向外側に位置するとともに、前記ウイング部の外縁(外縁50WE)よりも幅方向内側に位置する。
本発明の特徴によれば、ウイング部及びフラップ部を備える場合において、吸収性物品の装着ミスを低減しつつ、より確実に横漏れを防止できる吸収性物品を提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1の展開表面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1の展開裏面図である。 図3(a)は、図1のA−A線に沿った生理用ナプキン1の断面図である。図3(b)は、図1のB−B線に沿った生理用ナプキン1の断面図である。 図4(a)は、着用時における図1のA−A線に沿った生理用ナプキン1の断面図である。図4(b)は、着用時における生理用ナプキン1を、非肌当接面側から見た斜視図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1とショーツのクロッチ部分との平面視における関係を示す図である。 図6は、変更例1に係る生理用ナプキン1Xを示す展開表面図である。 図7は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yの展開表面図である。 図8は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yの展開裏面図である。 図9(a)は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yにおける図7のA−A断面図である。図9(b)は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yにおける図7のB−B断面図である。 図10(a)は、その他の実施形態に係る生理用ナプキン1Zにおける部分断面図である。図10(b)は、その他の実施形態に係る生理用ナプキン1Zにおける部分断面図である。
次に、本発明に係る吸収性物品の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1の展開表面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1の展開裏面図である。図3(a),(b)は、生理用ナプキン1の断面図である。具体的には、図3(a)は、図2のA−A線に沿った生理用ナプキン1の断面図である。図3(b)は、図2のB−B線に沿った生理用ナプキン1の断面図である。図4(a)は、着用時における図2のA−A線に沿った生理用ナプキン1の断面図である。図4(b)は、着用時における生理用ナプキン1を、非肌当接面側から見た斜視図である。
図1〜図4に示すように、生理用ナプキン1は、身体から排泄される経血、尿及びおりものなどを吸収するため、身体の股間部に装着される。特に、女性の膣口から排泄される経血を吸収することを目的としている。
生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、着用者の前側から後側に向かう方向に対応した縦方向Lに沿って縦長の形状を有する。生理用ナプキン1は、主に昼用に使用されるものであり、前後対称の形状を有する。
生理用ナプキン1は、本体部5と、フラップ部100と、ウイング部50とを備える。本体部5は、第1表面シート10と、第2表面シート20と、裏面シート30と、吸収体40とから形成されている。フラップ部100は、第2表面シート20と裏面シート30の一部とが接合されることによって形成されている。なお、生理用ナプキン1は、公知の製造方法(例えば、特開2001−61884)によって製造できる。
第1表面シート10は、液透過性の資材で形成され、着用者の肌と当接する。第1表面シート10は、着用者の肌に刺激を与えない資材で形成される。例えば、第1表面シート10に用いられる資材としては、多数の液透過孔が形成されたプラスチック樹脂フィルム、液透過性の不織布、伸縮不織布、または布織物などが挙げられる。これらの資材は、単独または組み合わせて用いられる。
第2表面シート20は、第1表面シート10とともに、生理用ナプキン1の表面層の一部を構成する。第2表面シート20は、生理用ナプキン1の幅方向W両外側に設けられている。第2表面シート20の縦方向Lの一方の端部は略直線であり、第1表面シート10の縦方向Lの一方の端部と重なる。第2表面シート20の縦方向Lの他方の端部は裏面シート30の外周の一部の形状と一致する。なお、第2表面シート20は、液不透過性の資材、伸縮不織布などによって形成される。
裏面シート30は、液不透過性の資材によって形成され、着用者の下着などの衣類と当接する。つまり、裏面シート30は、吸収体40を介して第1表面シート10の反対側に設けられる。裏面シート30に用いられる資材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、及びこれらをラミネートしたものなどが挙げられる。
裏面シート30の非肌当接面側の表面には、縦方向Lに沿って2つの粘着部70が設けられている。粘着部70は、着用者が生理用ナプキン1を下着に固定するために接着剤、接着テープ、面ファスナーなどが配置される部分である。本実施形態では、ホットメルト粘着材が塗布されることによって、粘着部70が形成されている。
吸収体40は、第1表面シート10と裏面シート30との間に設けられる。吸収体40に用いられる資材としては、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテートレーヨン、天然コットン、高分子吸収性ポリマー、繊維性高分子吸収体、合成繊維を単独またはこれらを混合したものなどが挙げられる。
また、第1表面シート10、第2表面シート20、裏面シート30、及び吸収体40は、接着剤(例えばホットメルト)や熱融着などによって各々が接合される。
第1実施形態では、図1に示すように、第1表面シート10と吸収体40とは、圧搾溝90によって接合されている。具体的には、第1表面シート10及び吸収体40に対してエンボス加工が施されることによって第1表面シート10と吸収体40とが接合されている。なお、第1実施形態では、圧搾溝90は、平面視において、第1表面シート10上に2つの環状の圧搾溝と、2つの圧搾溝との間に設けられている曲線状の圧搾溝が2つ形成されている。圧搾溝の構成については、本実施形態に限られるものではない。
フラップ部100は、第2表面シート20と裏面シート30とが、ホットメルト粘着材などの接着材によって接合されることによって形成されている。つまり、第1実施形態においては、フラップ部100は、弾性部材を含まないシート状である。
フラップ部100は、生理用ナプキン1の幅方向W両端部に設けられ、本体部5の幅方向外側に突出する。フラップ部100は、生理用ナプキン1の縦方向Lの中央部分に設けられる幅方向Wの幅が狭い幅狭部分100Aと、幅狭部分100Aより幅方向Wの幅が広い幅広部分100Bとを有する。幅狭部分100Aは、縦方向Lにおいてウイング部50と対応する部分に設けられる。
幅広部分100Bは、幅狭部分100Aの外縁100AEよりも幅方向外側に突出する。また、幅広部分100Bは、幅狭部分100Aの縦方向L両外側に設けられている。つまり、フラップ部100は、生理用ナプキン1の縦方向Lにおいて、中央部分は幅方向W内側にくびれ、両外側部分は幅方向W外側に突出した形状である。
また、幅方向Wにおける幅狭部分100Aの外縁100AEは、ウイング部50がショーツ200の非肌当接面に折り返されるときの折り返し線L1の位置よりも幅方向外側に位置するとともに、ウイング部50の外縁50WEよりも幅方向内側に位置する。従って、図4(b)に示すように、着用時において、フラップ部100の幅方向Wの外縁は、ショーツ200のクロッチ部分200Aの側端に沿うように曲がった形状となっている。つまり、フラップ部100は、生理用ナプキン1の着用時においてクロッチ部分200Aの側端で押さえられるような大きさで構成されている。
ここで、第1実施形態に係る生理用ナプキン1のフラップ部100とショーツのクロッチ部分200Aとの重なり状態について説明する。図5は、本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1と、ショーツのクロッチ部分との平面視における関係を示す図である。なお、図5に示す5つの一対の曲線(LA、LB、LC、LD、LE)は、一般に販売されている5種類のショーツのクロッチラインを示している。図5に示すように、生理用ナプキン1のフラップ部100は、平面視において、5つのクロッチラインLA、LB、LC、LD、LEと重なるように構成されている。すなわち、着用時において、フラップ部100は、着用者の鼠蹊部と、ショーツのクロッチ部との間に位置するように構成されている。また、生理用ナプキン1のフラップ部100は、生理用ナプキン1の縦方向Lにおいて、中央部分は幅方向W内側にくびれ、両外側部分は幅方向W外側に突出した形状であり、着用時において、クロッチラインに沿うように形成されている。
また、フラップ部100は、厚み方向Tにおいては、後述するウイング部50の上に重なるように設けられており、縦方向Lにおいては、フラップ部100の長さは、ウイング部50の長さより長く構成されている。
第1実施形態では、フラップ部100は、曲げ硬さ(B値)が0.2以下、好ましくは0.1以下となるように形成されている。また、フラップ部100は、光線透過率が25%以上であるように形成されている。
また、フラップ部100の非肌当接面には、エンボス加工などにより、凹凸部100Tが形成されている。凹凸部100Tは、生理用ナプキン1の縦方向Lに対して傾斜して延在しており、フラップ部100の幅方向Wの外縁の形状に沿うように形成されている。つまり、凹凸部100Tは、生理用ナプキン1の縦方向Lにおいて、中心部分から両外側へ向かうに従って、生理用ナプキン1の幅方向W外側に広がるように形成されている。第1実施形態では、凹凸部100Tは、平面視において、葉っぱ柄または花柄となるように形成されている。
ウイング部50は、液不透過性の資材によって形成されており、幅方向W外側の端辺が短く、幅方向W内側の端辺が長い略台形の形状を有している。ウイング部50は、生理用ナプキン1の幅方向W外側に向かって延出するように構成されている。具体的には、平面視において、ウイング部50は、フラップ部100の幅狭部分100Aと隣接しており、フラップ部100の幅狭部分100Aから幅方向W外側に向かって延出するように構成されている。つまり、平面視において、ウイング部50の縦方向L両外側には、フラップ部100の幅広部分100Bが構成される。ウイング部50の縦方向L外側の縁である、ウイング部外側端50LEは、フラップ部100の幅広部分100Bと重なるように構成されている。
ウイング部50には、着用者の下着(ショーツ200)のクロッチ部分200Aの非肌当接面に固定するための粘着部80が設けられている。本実施形態では、ホットメルト粘着材が塗布されることによって、粘着部80が形成されている。
ウイング部50は、接合部60において、フラップ部100の非肌当接面側に接合されている。ウイング部50とフラップ部100とは、接着剤(例えばホットメルト)や熱融着などによって接合されている。
接合部60は、フラップ部100における幅狭部分100Aの非肌当接面側に、縦方向Lに沿って設けられる。接合部60は、幅方向Wにおいて、吸収体40の最も外側である、外側端40E(図1,図2にて不図示、図3(a)参照)と、フラップ部100の幅狭部分100Aの外縁100AEとの間に設けられる。具体的には、接合部60は、外縁100AEから幅方向W内側に3mm以上、好ましくは5mm以上の距離を空けて設けられる。
また、ウイング部50と、フラップ部100とは色相や色調が異なる材質で構成されている。第1実施形態では、フラップ部100は白色に形成されており、ウイング部50は青色に着色されて形成されている。または、フラップ部100に青色等の柄を印刷し、ウイング部50は白色とする構成でもよい。
以上、説明した第1実施形態では、フラップ部100の長さは、生理用ナプキン1の縦方向Lにおいて、ウイング部50の長さよりも長く構成されている。これによれば、着用時において、フラップ部100が、ショーツ200のクロッチ部分200Aを広く覆うことが可能となる。また、フラップ部100は、従って、クロッチ部分200Aのゴム(不図示)によって着用者の肌に押し付けられる。このため、着用者の鼠蹊部において、横漏れを防止することが可能となる。
第1実施形態では、フラップ部100は、生理用ナプキン1の幅方向Wに沿ったウイング部50の幅よりも狭い幅狭部分100Aと、幅狭部分100Aよりも幅が広い幅広部分100Bとを有している。これによれば、着用時において、ウイング部50が着用者のショーツ200の非肌当接面側に折り返された場合でも、幅広部分100Bは、幅方向W内側にたくれることがない。従って、幅広部分100Bは、幅方向Wに広げられた状態でショーツ200のクロッチ部分200Aを覆うことが可能となる。結果として、着用者の鼠蹊部において、横漏れを防止することが可能となる。また、幅狭部分100Aを設けていることにより、着用時において、生理用ナプキン1は着用者の股間部にフィットし、装着感が向上する。さらに、幅狭部分100Aを設けていることにより、ウイング部50を視認し易く、着用者による誤使用や取り付けミスを抑制することが可能となる。
第1実施形態では、フラップ部100は、弾性部材を含まないシート状部材によって構成されている。これによれば、フラップ部100は、着用時において、着用者の鼠蹊部と、ショーツ200のクロッチ部分200Aとの間に密着した状態で固定される。以下、具体的に説明する。
生理用ナプキン1は、次のように装着されることが多い。着用者は、ショーツ200を股間部よりも足の方へ下げて、膝付近などの位置で、生理用ナプキン1をショーツ200のクロッチ部分200Aの肌当接面側へ貼り付ける。次に、着用者は下着を装着するために、下着を下腹部など所定の位置まで引き上げる。この時、ショーツ200のクロッチ部分200Aに配設されているゴムの伸縮力によって、フラップ部100は着用者の鼠蹊部に押し当てられる。その結果、フラップ部100は、着用者の鼠蹊部と、ショーツ200のクロッチ部分200Aとの間に隙間なく固定され、横漏れを防止することが可能となる。
また、現在は、伸縮性を有する不織布素材を使用した下着も販売され、一般的に利用されている。このような伸縮性を有する不織布素材による下着を着用する場合においても、上記効果と同様の効果が得られる。
第1実施形態では、幅狭部分100Aは、平面視において、ウイング部50よりも幅方向W内側に配設されるとともに、ウイング部50とフラップ部100との接合部60の幅方向W外側端を覆うように構成されている。これによれば、接合部60は、フラップ部100の幅狭部分100Aにおいて最も内側である、外縁100AEより幅方向W内側に設けられる。従って、着用者が、生理用ナプキン1を着用する際に、ウイング部50を、ショーツ200のクロッチ部分200Aの非肌当接面側に折り返した場合でも、フラップ部100はウイング部50に引っ張られることなく、着用者の鼠蹊部に押し当てられる。従って、着用者の鼠蹊部において、隙間ができず、横漏れを防止することが可能となる。
第1実施形態では、幅広部分100Bは、生理用ナプキン1の縦方向Lにおけるウイング部50の両端部の外側にそれぞれ設けられている。これによれば、着用者の排泄口の前後斜め横方向において、フラップ部100は大きく構成される。従って、特に、着用者が寝た姿勢であっても、幅広部分100Bによって漏れを防止することが可能となる。
第1実施形態では、フラップ部100の外縁は、幅狭部分100Aから幅広部分100Bに渡ってクロッチ部分200Aの側端に沿うように曲がっており、さらに、幅広部分100B及び幅狭部分100Aは、着用者がショーツ200を着用した際にクロッチ部分200Aの側端と重なる位置に設けられている。これによれば、フラップ部100は、ショーツ200のクロッチ部分200Aの形状に沿うようになり、着用者の着用時における違和感を着用者に与えることがない。また、着用時において、フラップ部100が、着用者の鼠蹊部にしっかりとフィットする。従って、フラップ部100は、着用者の鼠蹊部と、ショーツ200のクロッチ部分200Aとの間に密着した状態で固定される。具体的には、クロッチ部分200Aに設けられているゴムの力によって、フラップ部100は、着用者の鼠蹊部に押し当てられる。その結果、着用者の鼠蹊部において、隙間ができず、横漏れを防止することが可能となる。
第1実施形態では、幅広部分100Bの一部は、平面視において、生理用ナプキン1の縦方向Lにおけるウイング部50の端部と重なるように構成されている。これによれば、縦方向Lにおいて、フラップ部100の幅広部分100Bと、ウイング部50とによって、ショーツ200のクロッチ部分200Aを大きく覆うことが可能となる。従って、生理用ナプキン1の縦方向Lにおいてすき間を作ることがない。その結果、横漏れをさらに防止することが可能となる。
第1実施形態では、フラップ部100の非肌当接面には、複数の凹凸部100Tが形成されている。これによれば、凹凸部100Tが延在する方向に沿ってフラップ部100は曲がり易くなる。従って、着用時において、クロッチ部分200Aのゴムの力によって、着用者の鼠蹊部に押し当てられた場合、フラップ部100は、クロッチ部分200Aの形状に沿い易い。その結果、フラップ部100は、着用者の鼠蹊部と、ショーツ200のクロッチ部分200Aとの間に隙間なく固定され、横漏れを防止することが可能となる。
第1実施形態では、凹凸部100Tの少なくとも一部は、生理用ナプキン1の縦方向Lに対して傾斜して延在している。これによれば、着用時において、フラップ部100は、クロッチ部分200Aのゴムの力によって、着用者の鼠蹊部に押し当てられた場合に、クロッチ部分200Aの形状にさらに沿い易くなる。その結果、フラップ部100は、着用者の鼠蹊部と、ショーツ200のクロッチ部分200Aとの間に隙間なく固定され、横漏れを防止することが可能となる。
第1実施形態では、ウイング部50と、フラップ部100とは色相や色調が異なる材質で構成されている。これによれば、平面視において重なって構成されているウイング部50とフラップ部100との見た目を異ならせているため、ウイング部50とフラップ部100との判別が容易になる。着用者にとっては、ウイング部50を、ショーツ200のクロッチ部分200Aの非肌当接面に巻き込み、固定する作業が必要であるが、ウイング部50を容易に判別できることにより、着用者は、迷うことなくウイング部50をショーツ200に取り付けることができる。従って、着用者による誤使用や取り付けミスを抑制することが可能となる。
第1実施形態では、フラップ部100は、曲げ硬さ(B値)が0.2以下、好ましくは0.1以下となるように形成されている。これによれば、ショーツ200のクロッチ部分200Aのゴムの力によってフラップ部100が、着用者の鼠蹊部にしっかりと押し当てられるようになる。従って、着用者の鼠蹊部において、隙間ができず、横漏れを防止することが可能となる。一方、フラップ部100の曲げ硬さ(B値)が0.2よりも大きい場合、フラップ部100が、クロッチ部分200Aのゴムの力の影響を受け難くなり、フラップ部100と着用者の鼠蹊部との間に隙間ができ、横漏れの原因となる。
第1実施形態では、フラップ部100は、光線透過率が25%以上であるように形成されている。これによれば、着用者が生理用ナプキン1を装着する際において、フラップ部100を透かして、ショーツ200のクロッチ部分200Aやウイング部50の付け根を視認することができる。従って、着用者による誤使用や取り付けミスを抑制することが可能となる。一方、フラップ部100の光線透過率が25%よりも小さい場合、着用者が生理用ナプキン1を装着する際において、フラップ部100はショーツ200のクロッチ部分200Aを覆ってしまうため、取り付け位置が見え難くなり、誤使用や取り付けミスの原因となる。
[変更例]
上述した第1実施形態に係る生理用ナプキン1は、次のように変更してもよい。なお、上述した第1実施形態に係る生理用ナプキン1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
[変更例1]
まず、変更例1に係る生理用ナプキン1Xについて、図面を参照しながら説明する。図6は、変更例1に係る生理用ナプキン1Xを示す展開表面図である。
図6に示すように、変更例1に係る生理用ナプキン1Xは、ウイング部50Xと、フラップ部100Xとは色相や色調が異なる材質で構成されており、さらに、フラップ部100Xは、生理用ナプキン1の幅方向W外側に向かうに従って、色調が濃くなっていくように形成されている。
以上、説明した変更例1に係る生理用ナプキン1Xによれば、着用者は、フラップ部100Xの幅方向W外側端部を視認することが容易となる。従って、着用者による誤使用や取り付けミスを抑制することが可能となる。
また、例えば、生理用ナプキン1Xの第1表面シート10の色が白色で形成されており、かつフラップ部100Xの幅方向W内側も白色で形成されている場合、フラップ部100Xにおいて、幅方向W外側に向かうにしたがって、着色されていることによって、着用者にとっては、生理用ナプキン1の幅が広く見えるという視覚効果が作用する。その結果、着用者は、生理用ナプキン1の肌当接面(表面)が広く見えるため、安心感を得ることができる。
[第2実施形態]
以下において、本発明の第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yについて説明する。なお、上述した第1実施形態に係る生理用ナプキン1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
図7乃至図9を参照して、本発明の第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yについて説明する。図7は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yの展開表面図である。図8は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yの展開裏面図である。図9(a)は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yにおける図7のA−A断面図である。図9(b)は、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yにおける図7のB−B断面図である。
生理用ナプキン1Yは、生理用ナプキン1Yは、図7及び図8に示すように、着用者の前側から後側に向かう方向に対応した縦方向Lに沿って縦長の形状を有する。生理用ナプキン1Yは、主に夜間に使われるものであり、前後非対象である。
生理用ナプキン1Yは、本体部5と、フラップ部100Yと、ウイング部50Yとを備える。本体部5は、第1表面シート10と、第2表面シート20、裏面シート30と、吸収体40とから形成されている。
なお、第2実施形態の生理用ナプキン1Yにおける本体部5、粘着部70、圧搾溝90は、第1実施形態の生理用ナプキン1と同様の構成である。
第2実施形態においては、フラップ部100Yは、裏面シート30によって形成されている。
フラップ部100Yは、生理用ナプキン1Yの幅方向W両端部に設けられる。フラップ部100Yは、生理用ナプキン1Yの幅方向W中央部側へ凹んだ形状である幅狭部分100AY及び幅狭部分100CYと、幅狭部分100AY及び幅狭部分100CYより幅方向Wの幅が広い幅広部分100BY及び幅広部分100DYとを有する。
フラップ部100Yは、着用者時において、縦方向L前側から、幅広部分100DY、幅狭部分100AY、幅広部分100BY、幅狭部分100CYの順番で繋がって形成されている。
フラップ部100Yは、幅狭部分100AYにおいて、幅方向W内側にくびれた形状である。従って、着用時において、フラップ部100Yの幅方向Wの外縁は、着用者のショーツ200のクロッチ部分200Aの側端に沿うように曲がった形状となっている。フラップ部100Yは、着用時において、着用者の下着のクロッチ部分200Aの側端と重なる大きさで構成されている点は第1実施形態の生理用ナプキン1と同様である。また、フラップ部100Yの幅狭部分100AYは、厚み方向Tにおいては、後述する中央ウイング50Y1に重なるように設けられている。
また、フラップ部100Yの非肌当接面には、エンボス加工などにより、凹凸部100TYが形成されている。凹凸部100TYは、フラップ部100Yの幅方向Wの外縁の形状に沿うように形成されている。第1実施形態では、凹凸部100Tは、平面視において、葉っぱ柄、花柄または蝶々柄となるように形成されている。
第2実施形態においては、ウイング部50Yは、裏面シート30によって形成されている。具体的には、裏面シート30が幅方向W両外側に張り出すように形成されている。
ウイング部50Yは、平面視において、フラップ部100Yの幅狭部分100AYと重なる
中央ウイング50Y1と、フラップ部100Yの幅狭部分100CYと重なる後方ウイング50Y2と、フラップ部100Yの幅広部分100DYと重なる前方ウイング50Y3とから構成されている。
中央ウイング50Y1と後方ウイング50Y2と前方ウイング50Y3とは、生理用ナプキン1の幅方向W外側に向かって延出するように構成されている。中央ウイング50Y1は、平面視において、フラップ部100Yの幅狭部分100AYと隣接しており、フラップ部100Yの幅狭部分100AYから幅方向W外側に向かって延出するように構成されている。なお、中央ウイング50Y1は、裏面シート30の付け根部分を結んだ仮想線50YSと折り基点として、着用者のショーツの非肌当接面側に折り返されて係止される。
後方ウイング50Y2は、平面視において、フラップ部100Yの幅狭部分100CYと隣接しており、フラップ部100Yの幅狭部分100CYから幅方向W外側に向かって延出するように構成されている。
つまり、平面視において、中央ウイング50Y1の縦方向L両外側には、フラップ部100Yの幅広部分100BYと幅広部分100DYが構成されている。後方ウイング50Y2の縦方向L内側には、フラップ部100Yの幅広部分100BYが構成されている。
中央ウイング50Y1及び後方ウイング50Y2の縦方向L外側縁は、フラップ部100Yの幅広部分100BY及び幅広部分100DYと重なるように構成されている。
中央ウイング50Y1には、着用者の下着のクロッチ部分200A(不図示)の非肌当接面に固定するための粘着部80Yが設けられている。粘着部80Yの構成については、第1実施形態の粘着部80と同様である。
後方ウイング50Y2には、着用者の下着の後方部分を固定するための粘着部80Y’が設けられている。粘着部80Y’の構成については、第1実施形態の粘着部80と同様である。
以上、説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ウイング部及びフラップ部を備える場合において、生理用ナプキン1Yの装着ミスを低減しつつ、より確実に横漏れを防止できる効果を有する。特に、第2実施形態に係る生理用ナプキン1Yにおいては、着用者の後ろ側を広く覆うことが可能となるため、特に着用者が寝ている姿勢において、より確実に横漏れを防止できる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。
図10(a)は、その他の実施形態に係る使い生理用ナプキン1Zの部分断面図(図7のA−A線と同様の位置における断面図)である。図10(b)は、その他の実施形態に係る生理用ナプキン1Zの部分断面図(図7のB−B線と同様の位置における断面図)である。
第1実施形態の生理用ナプキン1、及び第2実施形態の生理用ナプキン1Yでは、フラップ部と、ウイング部とは、別々の部材(第2表面シート、裏面シート)によって構成されていた。
しかし、図10(a)及び(b)に示すように、生理用ナプキン1Zは、第2表面シート20Zが折り返されて、第1表面シート10に接合されている。第2表面シート20Zは、折り返されることにより、厚み方向Tにおいて上側に設けられる部分がフラップ部100Zとして、一方、厚み方向Tにおいて下側に設けられる部分がウイング部50Zとして形成される。
以上、説明したその他の実施形態においても、第1実施形態、及び第2実施形態と同様に、ウイング部及びフラップ部を備える場合において、生理用ナプキン1Yの装着ミスを低減しつつ、より確実に横漏れを防止できる効果を有する。
また、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。
具体的には、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、失禁パットやパンティーライナー、使い捨ておむつなどであってもよい。
上述した第1実施形態や第2実施形態では、吸収体の幅方向外側端には、第2表面シート、裏面シートのみが設けられており、フラップ部が形成されているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、吸収体の長手方向Lに沿った弾性部材が、吸収体の幅方向両外側に設けられることによって、ギャザーが構成されていてもよい。この場合、着用者の鼠蹊部と、ショーツのクロッチ部との間に隙間が形成されない程度の伸長倍率が低いギャザーが設けられることが好ましい。ギャザーを配置することで、より一層横モレ防止性能が向上する。
また、フラップ部において、幅方向W内側に凹み、くびれた形状となる幅狭部の長手方向の中心部が、ウイングの長手方向の中心部と一致していなくともよい。
また、フラップ部の内部に吸収性の部材を配置してもよい。例えばレーヨンやコットンのような親水性の繊維を含むスパンレースであれば、柔らかなフラップを構成することができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,1X,1Y,1Z…生理用ナプキン、5…本体部、10…第1表面シート、20,20Z…第2表面シート、30…裏面シート、40…吸収体、40E…吸収体外側端、50,50Y…ウイング部、50Y1…中央ウイング、50Y2…後方ウイング、50Y3…前方ウイング、50YS…仮想線、50LE…ウイング部外側端、50WE…外縁、50X…ウイング部、60…接合部、70,80…粘着部、90…圧搾溝、100…フラップ部、100A…幅狭部分、100AE…外縁、100B…幅広部分、100X,100Y…フラップ部、100AY…幅狭部分、100BY…幅広部分、100CY…幅狭部分、100DY…幅広部分、100T,100TY…凹凸部,200…ショーツ、200A…クロッチ部分

Claims (6)

  1. 縦方向と、該縦方向に直交する幅方向とを有する吸収性物品において、
    液体を吸収する吸収体を有する本体部と、
    前記本体部から前記本体部の幅方向外側に突出し、着用者の下着の非肌当接面に折り返されるウイング部と、
    弾性部材を用いないシート状部材により形成され、前記本体部の幅方向外側に突出するフラップ部と
    を備え、
    前記フラップ部は、
    前記縦方向において前記ウイング部と対応する部分に設けられる幅狭部分と、
    前記縦方向における前記ウイング部の両端部の外側にそれぞれ設けられ、前記幅方向における前記幅狭部分の外縁よりも幅方向外側に突出した幅広部分と
    を有し、
    前記幅方向における前記幅狭部分の外縁は、前記ウイング部が折り返されるときの折り返し線の位置よりも幅方向外側に位置するとともに、前記ウイング部の外縁よりも幅方向内側に位置する吸収性物品。
  2. 前記幅広部分の一部は、前記縦方向における前記ウイング部の端部と重なる請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記フラップ部の非肌当接面には、複数の凹凸が形成される請求項1または2に記載の吸収性物品。
  4. 前記複数の凹凸の少なくとも一部は、前記非肌当接面において、前記縦方向に対して傾斜して延在する請求項3に記載の吸収性物品。
  5. 前記フラップ部の色は、前記ウイング部の色と異なる請求項1乃至4の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記フラップ部の色は、前記本体部の幅方向外側に行くに連れて濃くなる請求項5に記載の吸収性物品。
JP2010021692A 2010-02-03 2010-02-03 吸収性物品 Expired - Fee Related JP5371816B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010021692A JP5371816B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 吸収性物品
PCT/JP2011/052262 WO2011096483A1 (ja) 2010-02-03 2011-02-03 吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010021692A JP5371816B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011156239A true JP2011156239A (ja) 2011-08-18
JP5371816B2 JP5371816B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=44355476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010021692A Expired - Fee Related JP5371816B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 吸収性物品

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5371816B2 (ja)
WO (1) WO2011096483A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012105908A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Kao Corp 吸収性物品
JP2013059533A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Kao Corp 吸収性物品
JP2013078559A (ja) * 2012-04-27 2013-05-02 Unicharm Corp 吸収性物品
WO2013065630A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 大王製紙株式会社 吸収性物品
WO2014119601A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2014188104A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Oji Holdings Corp 吸収パッド、及び使い捨ておむつ
JP2014239722A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 ジェイフィルム株式会社 衛生用品用熱ラミネート用フィルム及びこれを用いた衛生用品
JP2015051233A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 花王株式会社 吸収性物品
CN108472167A (zh) * 2016-01-29 2018-08-31 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
KR20210088968A (ko) * 2020-01-07 2021-07-15 주식회사 보람씨앤에치 샘 방지 구조가 형성된 생리대

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD772403S1 (en) 2015-05-29 2016-11-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article
USD789523S1 (en) 2015-05-29 2017-06-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article
USD777910S1 (en) 2015-05-29 2017-01-31 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article
MX368019B (es) 2015-05-29 2019-09-12 Kimberly Clark Co Artículo absorbente flexible con capa absorbente lobulada.
USD772401S1 (en) 2015-05-29 2016-11-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article
USD772402S1 (en) 2015-05-29 2016-11-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article
JP6578341B2 (ja) * 2017-12-14 2019-09-18 花王株式会社 生理用ナプキン

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003290277A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2005160710A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2007216031A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Yuhan-Kimberly Ltd 側面カバー上に美的なエンボシングデザインを有する吸収製品
JP2008055107A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Kao Corp 吸収性物品及びその製造方法
JP2008125960A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kao Corp 吸収性物品

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003290277A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2005160710A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2007216031A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Yuhan-Kimberly Ltd 側面カバー上に美的なエンボシングデザインを有する吸収製品
JP2008055107A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Kao Corp 吸収性物品及びその製造方法
JP2008125960A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kao Corp 吸収性物品

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012105908A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Kao Corp 吸収性物品
JP2013059533A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Kao Corp 吸収性物品
JPWO2013065630A1 (ja) * 2011-10-31 2015-04-02 大王製紙株式会社 吸収性物品
WO2013065630A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 大王製紙株式会社 吸収性物品
US9198810B2 (en) 2011-10-31 2015-12-01 Daio Paper Corporation Absorbent article
JP2013078559A (ja) * 2012-04-27 2013-05-02 Unicharm Corp 吸収性物品
TWI618529B (zh) * 2013-01-31 2018-03-21 Uni Charm Corp Absorbent article
CN104955428A (zh) * 2013-01-31 2015-09-30 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
JP2014147461A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Uni Charm Corp 吸収性物品
WO2014119601A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2014188104A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Oji Holdings Corp 吸収パッド、及び使い捨ておむつ
JP2014239722A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 ジェイフィルム株式会社 衛生用品用熱ラミネート用フィルム及びこれを用いた衛生用品
JP2015051233A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 花王株式会社 吸収性物品
CN108472167A (zh) * 2016-01-29 2018-08-31 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
KR20210088968A (ko) * 2020-01-07 2021-07-15 주식회사 보람씨앤에치 샘 방지 구조가 형성된 생리대
KR102370317B1 (ko) 2020-01-07 2022-03-04 주식회사 보람씨앤에치 샘 방지 구조가 형성된 생리대

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011096483A1 (ja) 2011-08-11
JP5371816B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5371816B2 (ja) 吸収性物品
JP5091698B2 (ja) 吸収性物品
JP4522308B2 (ja) 使い捨ておむつ及びその製造方法
RU2553961C2 (ru) Абсорбирующее изделие с улучшенной ножной манжетой
JP2009006064A (ja) 吸収性物品
JP2009006065A (ja) 吸収性物品
JP5291216B1 (ja) 使い捨ておむつ
JP5558616B2 (ja) 吸収性パッド
JP5266408B1 (ja) 使い捨ておむつ
JP4167156B2 (ja) 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法
WO2011096470A1 (ja) 吸収性物品
WO2011013817A1 (ja) 被包装吸収性物品
JP5685421B2 (ja) 吸収性物品
US20030040731A1 (en) Absorbent article
JP4628286B2 (ja) 吸収性物品
JP5924921B2 (ja) 吸収性物品
JP5476166B2 (ja) 吸収性物品
JP5149104B2 (ja) 吸収性物品
JP2004024308A (ja) 吸収性物品
JP5149105B2 (ja) 吸収性物品
JP5421140B2 (ja) 吸収性物品
JP2013121462A5 (ja)
JP5793003B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2009136600A (ja) 吸収性物品
JP2001258938A (ja) 後処理テープを有するパンツ型おむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5371816

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees