JP5291216B1 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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    • A61F13/49406Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means the edge leakage prevention means being at the crotch region

Abstract

【課題】排泄物の漏れを確実に防止しつつ、着用者の脚回り部周辺の肌への刺激をさらに低減した使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】使い捨ておむつ10は、サイドフラップ70の製品幅方向Wにおける側端部に設けられ、製品長手方向Lに延在するとともに、少なくとも製品長手方向Lに沿って一部が伸縮可能なシート状の脚回り伸縮部100を備える。脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁は、製品長手方向Lにおいて蛇行状であり、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁と、中心線CLとの距離は、前胴回り部20から後胴回り部30に向かうに連れて変化し、当該距離の変化量が増加から減少に転じることによって形成される凸部130は、股下部25に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性本体の製品幅方向における側縁部にサイドフラップを備える使い捨ておむつに関し、特に、サイドフラップに設けられた弾性部材による着用者の脚回り部周辺の肌への刺激の低減に配慮した使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつでは、排泄物の漏れを確実に防止しつつ、良好な装着感を実現するために様々な工夫がなされている。例えば、一対の脚回り弾性部材間の前胴回り部における間隔が、当該弾性部材間の後胴回り部における間隔よりも広くなるように構成された使い捨ておむつが知られている(特許文献1参照)。
このような使い捨ておむつによれば、前胴回り部にポケット(余裕)が形成され、前胴回り部に排泄物を十分吸収し得るサイズの吸収体を配置することができる。このため、実質的に尿の排泄が多くなる前胴回り部からの漏れを効果的に防止し得るとされている。
特開平11−47189号公報(第1図)
しかしながら、上述した従来の使い捨ておむつには、次のような問題があった。すなわち、脚回り弾性部材は、製品幅方向における側端部に設けられるため、着用者の肌に食い込み易く、着用者の肌を刺激してしまう問題があった。特に、乳幼児用の使い捨ておむつの場合、乳幼児の肌は皮膚が薄い(角質層の厚みが薄い)ため、このような刺激に対する耐性が低いため、問題となり易い。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、排泄物の漏れを確実に防止しつつ、着用者の脚回り部周辺の肌への刺激をさらに低減した使い捨ておむつの提供を目的とする。
本発明の特徴は、前胴回り部(前胴回り部20)、後胴回り部(後胴回り部30)及び股下部(股下部25)を有し、液保持性の吸収体(吸収体40)を含む縦長の吸収性本体(吸収性本体15)と、前記吸収性本体の製品幅方向における側縁部に設けられるサイドフラップ(サイドフラップ70)とを備え、前記吸収性本体の製品幅方向における側縁部には、前記吸収性本体の製品幅方向における中心に向かって凹んだ脚回り凹部(脚回り凹部35)が形成された使い捨ておむつ(使い捨ておむつ10)であって、前記サイドフラップの製品幅方向(製品幅方向W)における側端部に設けられ、製品長手方向(製品長手方向L)に延在するとともに、少なくとも製品長手方向に沿って一部が伸縮可能なシート状の脚回り伸縮部(脚回り伸縮部100)を備え、前記脚回り伸縮部の製品幅方向における端縁は、製品長手方向において蛇行状であり、前記脚回り伸縮部の製品幅方向における端縁と、前記使い捨ておむつの製品幅方向における中心を通り製品長手方向に平行な直線(中心線CL)との距離(例えば、距離d1)は、前記前胴回り部から前記後胴回り部に向かうに連れて変化し、前記距離のによって形成される凸部(凸部130)は、少なくとも前記股下部に設けられることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、排泄物の漏れを確実に防止しつつ、着用者の脚回り部周辺の肌への刺激をさらに低減した使い捨ておむつを提供することができる。
本発明の実施形態に係る使い捨ておむつ10の展開平面図である。 本発明の実施形態に係る脚回り伸縮部100の拡大平面図である。 図1に示すF3-F3線に沿った使い捨ておむつ10の断面を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る使い捨ておむつ10の着用者への装着状態を模式的に示す図である。 本発明の変更例に係る脚回り伸縮部100Aの拡大平面図である。
次に、本発明に係る使い捨ておむつの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)使い捨ておむつの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10の展開平面図である。図2は、脚回り伸縮部100の拡大平面図である。図3は、図1に示すF3-F3線に沿った使い捨ておむつ10の断面を模式的に示す図である。
図1〜図3に示すように、使い捨ておむつ10は、前胴回り部20と、股下部25と、後胴回り部30とを有する。前胴回り部20は、着用者の前胴回り部と接する部分である。また、後胴回り部30は、着用者の後胴回り部と接する部分である。股下部25は、前胴回り部20と後胴回り部30との間に位置する。前胴回り部20、股下部25及び後胴回り部30によって吸収性本体15が構成される。また、使い捨ておむつ10には、一対の脚回り凹部35(図4参照)が形成される。具体的には、脚回り凹部35は、吸収性本体15の製品幅方向Wにおける側縁部に形成されており、製品幅方向Wの製品幅方向Wにおける中心に向かって凹んでいる。脚回り凹部35は、使い捨ておむつ10が着用者に着用された際に後胴回り部30に備えられたファスニングテープ90を前胴回り部20、具体的には、ターゲットテープ65に係合させることによって、前胴回り部20から後胴回り部30にかけて形成される開口部を形成する。
なお、本実施形態では、前胴回り部20から後胴回り部30に向かう方向を製品長手方向Lと呼び、製品長手方向Lと直交する方向を製品幅方向Wと呼ぶ。
使い捨ておむつ10は、股下部25を跨ぎ前胴回り部20及び後胴回り部30に延びる吸収体40を備える。吸収性本体15は、液保持性の吸収体40を含む縦長の形状を有する。吸収体40は、吸収性コア40aとコアラップ40bとによって構成される。
吸収体40は、従来の使い捨ておむつと同様であり、粉砕パルプや高吸収ポリマーなど、公知の部材や材料を用いて適宜構成することができる。吸収性コア40aは、製品幅方向Wにおける幅が前胴回り部20及び後胴回り部30よりも狭い領域を有する。
吸収性コア40aは、シート状のコアラップ40bによって包まれている。コアラップ40bは、吸収性コア40aを被覆するシートである。コアラップ40bの少なくとも肌面側の一部は、透液性を有する各種の繊維不織布もしくはティッシュシートによって構成される。例えば、質量約10〜30g/m2のエアスルー繊維不織布、スパンボンド不織布、SMS(スパンボンド−メルトブロン−スパンボンド)不織布、または質量約10〜30g/m2のティッシュシートを用いることができる。
吸収体40の表面側(肌当接面側)には、液透過性のトップシート50が備えられる。また、吸収体40の裏面側(非肌当接面側)には、液不透過性の防漏フィルム55が備えられる。防漏フィルム55の裏面側には、不織布で形成されたバックシート60が備えられる。
吸収性本体15の製品幅方向Wにおける側縁部には、前胴回り部20から後胴回り部30に渡ってサイドフラップ70がそれぞれ備えられる。サイドフラップ70は、1枚または2枚以上の複数枚重ねた不織布によって構成されている。また、一対のサイドフラップ70には、ファスニングテープ90がそれぞれ備えられる。
サイドフラップ70の製品幅方向Wにおける側端部には、左右一対の脚回り伸縮部100が設けられる。脚回り伸縮部100は、製品長手方向Lに延在するとともに、少なくとも製品長手方向Lに沿って一部が伸縮可能である。本実施形態では、脚回り伸縮部100は、伸縮シート200を含む領域(図1参照)であり、脚回り伸縮部100の製品幅方向における端縁は、製品長手方向Lにおいて蛇行状である。伸縮シート200は、伸縮性の不織布シートで形成される。
また、一対の脚回り伸縮部100の内側(製品幅方向Wにおける中央寄り)には、製品長手方向Lに沿って延びる一対のレッグサイドギャザー80が備えられる。なお、使い捨ておむつ10は、前胴回り部20及び後胴回り部30において製品幅方向Wに沿って配置されるウェストギャザーを備えてもよい。
(2)脚回り伸縮部100の形状
次に、脚回り伸縮部100の形状などについて具体的に説明する。図2に示すように、脚回り伸縮部100は、使い捨ておむつ10の脚回り凹部35の端縁に沿って設けられる。上述したように、脚回り伸縮部100の製品幅方向における端縁は、製品長手方向Lにおいて蛇行している。具体的には、脚回り伸縮部100に変曲点P1〜P5が形成されることによって、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁が蛇行状となる。このため、脚回り伸縮部100の製品幅方向における端縁は、使い捨ておむつ10の着用者の脚回りに沿った曲線S1に対して、製品幅方向Wの凹凸を有する。
より具体的には、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁と、製品幅方向Wにおける中心を通り製品長手方向に平行な直線である中心線CL(図1参照)との距離(距離d1, d2)が、前胴回り部20から後胴回り部30に向かうに連れて変化する。当該距離の変化量が増加から減少に転じる変曲点(変曲点P2, P4)の数、当該距離の変化量が減少から増加に転じる変曲点(変曲点P1, P3, P5)の数は、それぞれ複数設けられる。
なお、脚回り伸縮部100は、例えば、次のような方法によって製造することができる。すなわち、脚回り凹部35の前端及び後端のカット位置を超えて伸縮シート200を脚繰りの形状に沿うように湾曲させながら伸長した状態とする。この場合、サイドフラップ70もしくはレッグサイドギャザー80を構成するシートと外層シートとの間に伸縮シート200が挟み込まれ、接着剤にて当該シートに固定される。次いで、所定のカット形状とされているカッターにて脚回り凹部35に沿って、伸縮シート200および当該シートをカットすることによって脚回り伸縮部100を形成できる。
本実施形態では、脚回り伸縮部100の自然状態における製品幅方向Wに沿った幅W1は、5mm以上、45mm以下、より好ましくは12.5m以上、40mm以下である。なお、自然状態とは、使い捨ておむつ10を包装パッケージから取り出し、20°C±2°C、相対湿度60%±5%RHの雰囲気下において60分放置した後に測定した場合をいう。また、脚回り伸縮部100の伸縮率は、1.5倍以上、2.4倍以下に設定される。
なお、伸縮率とは、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける伸縮の程度を意味し、以下のように規定される。
伸縮率=(製品における脚回り伸縮部100の最大伸張時長さ)/(製品における脚回り伸縮部100の自然状態時長さ)
なお、最大伸張時長さは、測定対象の脚回り伸縮部100が配された製品(使い捨ておむつ10)において、製品が破壊しない程度に最大に伸張した時における脚回り伸縮部100の製品幅方向Wに沿った長さを測定したものである。また、収縮した状態となる自然状態時長さは、製品を平らな面上に置き製品幅方向に伸ばす負荷をできるだけ掛けずにギャザーによる凹凸を最小限にした状態にて脚回り伸縮部100の製品幅方向Wに沿った長さを測定したものである。なお、本実施形態のように脚回り伸縮部100が湾曲している場合には、伸縮シート200の製品幅方向W内側の端部の線に沿って上述した各状態における長さを測定することが好ましい。
脚回り伸縮部100に形成される蛇行状の部分の製品幅方向Wにおける振幅Aは、2.5mm以上、20mm以下であることが好ましい。振幅Aは、所定の変曲点(例えば、変曲点P3)を基準とした場合、当該変曲点と、当該変曲点に隣接する2つの変曲点(例えば、変曲点P4, P5)を通過する直線に直交するとともに当該変曲点を通過する位置との距離である。なお、凸部110の振幅の始点は、ターゲットテープ65の製品長手方向Lにおける中心とサイドフラップ70の端縁との交点の位置(図1,2に示すE1)であり、凸部120の振幅の始点は、ファスニングテープ90の股下部25側の基端の位置(図1,2に示すE2)である。
また、振幅Aは、使い捨ておむつ10を展開伸張状態において測定した当該変曲点と当該位置間の距離とする。振幅Aが2.5mm未満だと脚回り伸縮部100の凹凸領域を十分に形成できず、使い捨ておむつ10の着用時における肌への圧力が緩和され難くなる。また、振幅Aが20mmを超えると脚回り伸縮部100が着用者の動きにより着用者の体と使い捨ておむつ10との間に挟み込まれる状態となり易く各凹凸領域の機能を発現できない。また、凹凸が目立ち過ぎてしまい、使い捨ておむつ10の装着時における脚回りの視覚的な印象が悪くなってしまう。
展開伸張状態とは、図1に示すように使い捨ておむつ10の全体を展開した状態を言う。具体的には、弾性要素により伸縮するようにされたギャザーの部位を目視にてギャザーがない程度へ伸長し、平らな台上に保持することでその状態とできる。
また、振幅Aは脚回り部を形成する非伸縮性部材(本実施例ではサイドトップまたはバックシートを形成する不織布)のみを使い捨ておむつ10本体から取り出すことによっても、確認することが可能となる。
脚回り凹部35の前端及び後端には、脚回り凹部35の他の部分よりも製品幅方向W外側に向けて凸状となる凸部110, 120が形成される。
ここで、図4は、使い捨ておむつ10の着用者への装着状態を模式的に示す図である。脚回り凹部35の前端及び後端には、応力が集中し易いため、凸部110, 120を形成することによって、肌への圧力をより分散できる状態としておくことが好ましい。具体的には、ファスニングテープ90の基端及び前胴回り部20に設けられたターゲットテープ65に近い位置かつ脚回り凹部35の前端及び後端であるため、応力が集中し易く、また使い捨ておむつ10の着用時には前後で重なり合うこともある部位であるため、肌への圧力を分散できるように凸状とすることが好ましい。
また、脚回り凹部35の前端寄りの凸部110(または脚回り凹部35の後端寄りの凸状部120)の製品幅方向Wにおける幅W2及び製品長手方向Lにおける長さL2とは、股下部25に形成された凸部130の製品幅方向Wにおける幅及び製品長手方向Lにおける長さよりも大きいことが好ましい。股下部25に形成された凸部130及び凹部140は、肌への圧力緩和に加えて、着用者の身体に沿うことも必要である。一方、脚回り凹部35の前端及び後端寄りの位置は、より肌への圧力緩和できることが必要である。そこで、本実施形態のような形状とすることで、脚回り伸縮部100に着用者の動きによりかかる負荷そのものを低減しつつ、肌への圧力が特定の部分に集中することを防止できる。
凸部130よりも前胴回り部20寄りには、吸収性本体15の製品幅方向Wにおける中心に向かって凹んだ凹部125(前胴回り側凹部)が形成される。凹部125は、着用者の脚回りに沿った曲線S1に沿うように製品幅方向Wの中央側に向けて凹状であるため、着用者のそけい部に沿い易い。このため、伸縮シート200が着用者によりフィットし、使い捨ておむつ10の前胴回り部20から股下部25を、着用者の動きに関わらず安定して身体に沿わせられる。例えば、着用者の脚の動きにより吸収体40の幅を狭くするような動きがなされた場合でも、凹部125がそけい部にフィットし続け、吸収体40の幅が狭まることなく広い状態を維持できる。従って、使い捨ておむつ10の製品長手方向L中央よりも前胴回り部20寄りには、凹部125のような凹部があることが好ましい。
凸部130は、着用者の股下部25に相当する位置に形成される。具体的には、吸収性コア40aの製品幅方向Wにおける幅が前胴回り部20及び後胴回り部30よりも狭い領域内に設けられる。
凸部130は、中心線CLからの距離の変化量が増加から減少に転じること、具体的には、凸部130は、中心線CLからの距離の変化量が増加から減少に転じる変曲点P2を含むように形成される。股下部25は着用者の脚繰りと脚繰りとの間に挟まれ、左右の脚繰りの間の距離も狭い領域であるため、脚回り伸縮部100が吸収性本体15と着用者の身体との間に挟まれ、使い捨ておむつ10の内側に向かって入り込み易い部分である。従って、より広く脚回り伸縮部100が身体を覆うことが好ましく、凸部130によって吸収性本体15から排泄物が漏れることをより確実に防止できる。また、上述したように、凹部125がそけい部にフィットすることによって、凸部130の入り込みがさらに抑えられる。なお、本実施形態では、凸部130、具体的には少なくとも凸部130の変曲点は、使い捨ておむつ10の製品長手方向Lにおける中心CTよりも前胴回り部20寄りに設けられる。
凹部140及び凹部160は、使い捨ておむつ10の製品長手方向Lにおける中心CTよりも後胴回り部30寄りに形成される。凹部140と凹部160との間には凸部150が形成される。つまり、凹部140と凹部160とは、製品長手方向Lにおいて所定の距離を隔てて形成される。このような形状は、ファスニングテープ90を用いて着用者の身体に使い捨ておむつ10を装着する際に、脚回り伸縮部100(或いはレッグサイドギャザー80)が着用者の身体に引っ掛かり、股下部が着用者の股部に近づけず、前胴回り(腹部)を覆うことができないまま装着されてしまうことを防止できる。また、着用者の股下部の最も狭い部分は、使い捨ておむつ10の使い捨ておむつ10の製品長手方向Lにおける中心CTよりも前胴回り寄りに位置する。このため、凸部130は、着用者の身体に挟まれ易い部分となるため、当該位置に凸部130を形成することが排泄物の漏れを防止することが好ましい。
凹部160は、後胴回り部30の側部に存在するファスニングテープ90をターゲットテープ65に止着する際に、後胴回り部30側の脚回り伸縮部100が着用者の身体に引っ掛かって正しい位置に止着できないこと、及びファスニングテープ90から後胴回り部30側の脚回り伸縮部100が突っ張って装着されることを防止するために形成される。脚回り伸縮部100が着用者の身体に引っ掛かり、突っ張って装着されると着用者の脚の動きによって使い捨ておむつ10を下向きにずらす方向に力が掛かるため、ファスニングテープ90で使い捨ておむつ10を胴回りに保持してもずれが発生し易いくなるため、好ましくない。
凸部150は、隣接する凹部140及び凹部160とともに、主に着用者の臀部に相当する位置から背中に相当する位置における肌への圧力を緩和するために形成される。さらに、凸部150は、着用者の臀部を広く覆うため、アピアランスを向上させるとともに、広く身体を覆うことによって排泄物の漏れや使い捨ておむつ10の位置ずれが発生し難い安心感を与え得る。
また、本実施形態では、図3に示すように、前胴回り部20及び/または股下部25と対応する位置において、脚回り伸縮部100の製品幅方向W外側における厚みは、脚回り伸縮部100の製品幅方向W内側における厚みよりも薄いことが好ましい。具体的には、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁の厚みは、製品幅方向W内側よりも薄くなるように積層シート枚数が当該端縁寄りの位置において少ない。本実施形態では、図3に示すように、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける側端部分(図中のT1)では3枚のシート(レッグサイドギャザー80、伸縮シート200及びバックシート60)が設けられる。一方、脚回り伸縮部100の製品幅方向W内側部分(図中のT2)では4枚のシート(防漏フィルム55が追加されている)が設けられる。
着用者のそけい部と対応する使い捨ておむつ10の部分は、足の動きによって最も食い込みが発生し易い部位であるため、このようなに製品幅方向W内側より脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁部分が薄く形成されることによって、使い捨ておむつ10の着用時には製品幅方向W内側から外側に向けて脚回り伸縮部100が密着し易くなる。脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける側端部分ほど薄くすると脚回り伸縮部100が肌に密着し易くなり、特に着用者のそけい部のように身体の凹部に相当する部位に設けることでによって、そけい部における脚回り伸縮部100のフィット性や安定性を高めることができる。同時に、脚回り伸縮部100による肌への圧力分散の効果も安定して発揮し得る。このため、そけい部回りにおける脚回り伸縮部100のフィット性や安定性が高められ、脚回り伸縮部100による肌への圧力分散の効果を安定して発揮し得る。
また、脚回り伸縮部100を構成する伸縮シートと非伸縮性シートとの接合は、スパイラル塗工やΩ塗工といった線状の接着剤が接着剤存在部と非存在部が存在するようにされたパターン塗工によって行われる。さらに、伸縮シートはエラストマー性を有する伸縮繊維によって構成される不織布シートとされ、非伸縮性シートも不織布シートとされている。つまり、脚回り凹部35の端部にはフィルムシートが存在していない。これらの構成により、脚回り凹部35の端部は、不織布シート繊維同士が交絡するため、使い捨ておむつ10の使用時に開くことがなく、かつ脚回り凹部35の端部に全体に接着剤が存在しないため、より柔軟な脚回り伸縮部100とすることが可能である。
また、上述した塗工により、伸縮シートの伸縮性が非伸縮性シートによって阻害されることも抑制でき、脚回り凹部35付近の着用者の身体への密着性を高めることができる。
(3)作用・効果
上述したように、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁は、製品長手方向Lにおいて蛇行状であり、脚回り伸縮部100の製品幅方向Wにおける端縁と中心線CLとの距離は、前胴回り部20から後胴回り部30に向かうに連れて変化し、当該距離の変化量が増加から減少に転じる変曲点Pの数、当該距離の変化量が減少から増加に転じる変曲点Pの数は、それぞれ複数設けられる。
このような蛇行状の脚回り伸縮部100は、脚回り伸縮部100の着用者の肌への食い込みを効果的に抑制できるため、着用者の肌への刺激を低減できる。また、上述したように、このような蛇行状の脚回り伸縮部100は、複数の凸部を形成するため、このような凸部が使い捨ておむつ10の製品幅方向外側に突出し、排泄物の漏れを確実に防止できる。すなわち、使い捨ておむつ10によれば、排泄物の漏れを確実に防止しつつ、着用者の脚回り部周辺の肌への刺激をさらに低減し得る。
なお、使い捨ておむつ10と、蛇行状の脚回り伸縮部100を有さない従来の使い捨ておむつとの比較試験では、着用者のそけい部などにおいて、着用跡(肌の赤み)の発生が抑えられていることが確認できている。
(4)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した脚回り伸縮部100の形状は、次のように変更してもよい。図5は、本発明の変更例に係る脚回り伸縮部100Aの拡大平面図である。図5に示すように、凸部130A及び150Aと、凹部140Aは、上述した脚回り伸縮部100の凸部130及び150と、凹部140よりも小さくなるような形状としてもよい。つまり、脚回り伸縮部100Aの振幅Aは、脚回り伸縮部100よりも小さい値としてもよい。
上述した実施形態では、図3に示したように、脚回り伸縮部100を構成する伸縮シート200が製品幅方向W外側の端部まで延在していたが、製造の容易性などを考慮すると、伸縮シート200は、必ずしも製品幅方向W外側の端部まで延在していなくても構わない。つまり、伸縮シート200の製品幅方向W外側の端部は、バックシート60やレッグサイドギャザー80などの製品幅方向W外側の端部よりも製品幅方向W内側に位置していても構わない。なお、この場合、伸縮シート200の製品幅方向W外側の端部と、バックシート60やレッグサイドギャザー80などの製品幅方向W外側の端部との距離は、7mm以下であることが好ましい。
また、上述した実施形態では、ファスニングテープ90が設けられたオープンタイプの使い捨ておむつを例として説明したが、本発明は、パンツ型の使い捨ておむつに適用することもできる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…使い捨ておむつ
15…吸収性本体
20…前胴回り部
25…股下部
30…後胴回り部
35…脚回り凹部
40…吸収体
40a…吸収性コア
40b…コアラップ
50…トップシート
55…防漏フィルム
60…バックシート
65…ターゲットテープ
70…サイドフラップ
80…レッグサイドギャザー
90…ファスニングテープ
100, 100A…脚回り伸縮部
110, 120, 130, 130A, 150, 150A…凸部
125, 140, 140A, 160…凹部
200…伸縮シート

Claims (8)

  1. 前胴回り部、後胴回り部及び股下部を有し、液保持性の吸収体を含む縦長の吸収性本体と、前記吸収性本体の製品幅方向における側縁部に設けられるサイドフラップとを備え、
    前記吸収性本体の製品幅方向における側縁部には、前記吸収性本体の製品幅方向における中心に向かって凹んだ脚回り凹部が形成された使い捨ておむつであって、
    前記サイドフラップの製品幅方向における端縁は、製品長手方向において蛇行状であり、
    前記サイドフラップの製品幅方向における端縁と、前記使い捨ておむつの製品幅方向における中心を通り製品長手方向に平行な直線との距離は、前記前胴回り部から前記後胴回り部に向かうに連れて変化し、
    前記距離の変化によって形成される凸部は、少なくとも前記股下部に設けられ、
    前記サイドフラップの製品幅方向における側端部に設けられ、前記製品長手方向に延在するとともに、少なくとも製品長手方向に沿って一部が伸縮可能なシート状の脚回り伸縮部を備え、
    前胴回り部及び前記股下部の少なくとも何れかと対応する位置において、前記脚回り伸縮部の製品幅方向外側部分における厚みは、前記脚回り伸縮部の製品幅方向内側部分における厚みよりも薄い、使い捨ておむつ。
  2. 前記凸部の変曲点は、前記使い捨ておむつの製品長手方向における中心よりも前記前胴回り部寄りに設けられる請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記脚回り伸縮部は、前記使い捨ておむつの脚回り凹部の端縁に沿って設けられ、
    前記脚回り伸縮部に前記変曲点が形成されることによって、前記脚回り伸縮部の製品幅方向における端縁が蛇行状となる請求項に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記脚回り伸縮部に形成される蛇行状の部分の製品幅方向における振幅は、2.5mm以上、20mm以下である請求項1乃至3何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記脚回り伸縮部の自然状態における製品幅方向に沿った幅は、5mm以上、45mm以下である請求項1乃至4何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記凸部よりも前記前胴回り部寄りには、前記吸収性本体の製品幅方向における中心に向かって凹んだ前胴回り側凹部が形成される請求項1乃至の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記吸収体を構成する吸収性コアは、製品幅方向における幅が前記前胴回り部及び前記後胴回り部よりも狭い領域を有し、
    前記凸部は、製品長手方向において前記領域内に設けられる請求項1乃至の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記脚回り伸縮部の伸縮率は、1.5倍以上、2.4倍以下である請求項1乃至の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
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