JP2011153744A - 空調制御装置、空調システムおよび空調制御方法 - Google Patents

空調制御装置、空調システムおよび空調制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】空調対象の空間を短時間で快適性の高い状態にするとともに空調機の省エネルギー化を図る。
【解決手段】空調システム1は、空調対象の空間の気温を変動させる空調機2と、空調機2を制御する空調制御装置3とを備える。空調制御装置3は、操作部32と、適正温度設定部332と、制御部334とを備える。操作部32は、上記気温の要求値を要求温度として入力するために設けられる。適正温度設定部332は、快適性評価を用いて適正温度を設定する。制御部334は、上記気温が要求温度になるように空調機2を一時的に制御し、上記気温が要求温度になるとともに所定の切替条件が満たされると、上記気温が適正温度で維持するように空調機2を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調対象の空間の気温を変動させる空調機を制御する空調制御装置、この空調制御装置を用いた空調システム、および空調制御方法に関する。
従来から、空調対象の空間の気温を変動させる空調機を制御する空調制御装置として、利用者の要求に応じて空調機の設定温度を要求値(要求温度)に設定する装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この空調制御装置に制御される空調機は、空調対象の空間の気温が要求温度(設定温度)になるように動作する。
特開2008−241151号公報
しかしながら、空調対象の空間の気温が上記要求温度になるように空調機が動作し続けると、図17に示すように、上記気温(図17(c)の室温)は、要求温度を要求した時点(時間t51)の利用者の温冷感に基づいた温度になる。このため、従来の空調制御装置には、空調対象の空間が過剰冷房(または過剰暖房)になって利用者の快適性を低下させるという問題があった(図17(b),(c))。また、空調対象の空間が過剰冷房(または過剰暖房)になることから、従来の制御装置には、空調機においてエネルギーを浪費させてしまうという問題もあった。
上記問題を解決するための空調制御装置として、利用者の温冷感が中立となる温度を適正温度とし、空調対象の空間の温度が上記適正温度になるように空調機を制御する装置が考えられる。
ところが、上記空調制御装置では、図18に示すように、利用者の温冷感が中立(0)になるまでに長い時間を要するという新たな問題が生じる。
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、空調対象の空間を短時間で快適性の高い状態にするとともに空調機の省エネルギー化を図ることができる空調制御装置、この空調制御装置を用いた空調システム、および空調制御方法を提供することにある。
請求項1に係る空調制御装置の発明は、空調対象の空間の気温を変動させる空調機を制御する。空調制御装置は、操作部と、適正温度設定部と、制御部とを備える。操作部は、上記気温の要求値を要求温度として入力するために設けられる。適正温度設定部は、快適性評価を用いて適正温度を設定する。制御部は、上記気温が要求温度になるように空調機を一時的に制御し、上記気温が要求温度になるとともに所定の切替条件が満たされると、上記気温が適正温度で維持するように空調機を制御する。
請求項2に係る空調制御装置の発明は、請求項1の発明において、条件設定部を備える。条件設定部は、上記操作部に上記要求温度が入力されてからの時間である切替時間を上記切替条件として設定する。
請求項3に係る空調制御装置の発明では、請求項2の発明において、上記条件設定部が、上記空間の外部環境を示すパラメータを用いて上記切替時間を調整する。
請求項4に係る空調制御装置の発明では、請求項2の発明において、上記条件設定部が、上記空間に存在する利用者の作業レベルを用いて上記切替時間を調整する。
請求項5に係る空調制御装置の発明では、請求項2の発明において、上記条件設定部が、上記空間に存在する利用者における上記空間に入る前の活動量を用いて上記切替時間を調整する。
請求項6に係る空調制御装置の発明は、請求項1の発明において、条件設定部を備える。条件設定部は、上記空間に存在する利用者の生体情報に応じて上記切替条件を設定する。
請求項7に係る空調制御装置の発明は、請求項1の発明において、条件設定部を備える。条件設定部は、上記空間に存在する複数の利用者の合意の形成に応じて上記切替条件を設定する。
請求項8に係る空調制御装置の発明では、請求項1〜7のいずれか1項の発明において、上記適正温度設定部が、上記快適性評価を用いて温度範囲を選択する選択機能と、上記温度範囲内の特定の温度を上記適正温度として設定する設定機能とを有する。
請求項9に係る空調制御装置の発明では、請求項8の発明において、上記適正温度設定部が、上記設定機能において、上記温度範囲内の中で上記空調機の消費エネルギーが最小となる温度を上記適正温度に設定する。
請求項10に係る空調制御装置の発明は、請求項1〜9のいずれか1項の発明において、報知部を備える。報知部は、上記空間に存在する利用者における快適性に関する不満を軽減させるための情報を報知する。
請求項11に係る空調システムの発明は、請求項1〜10のいずれか1項の空調制御装置と、空調対象の空間の気温を変動させる空調機とを備える。
請求項12に係る空調制御方法の発明は、空調対象の空間の気温を変動させる空調機を制御する制御方法である。上記空調制御方法は、第1のステップと、第2のステップと、第3のステップと、第4のステップとを有する。第1のステップにおいては、上記気温の要求値が要求温度として入力される。第2のステップにおいては、快適性評価を用いて適正温度を設定する。第3のステップにおいては、要求温度が入力された場合に上記気温が要求温度になるように空調機を一時的に制御する。第4のステップにおいては、第3のステップの後に上記気温が要求温度になるとともに所定の切替条件を満たすと上記気温が適正温度で維持するように空調機を制御する。
本願発明によれば、制御部が、空調対象の空間の気温が要求温度になるように空調機を一時的に制御し、その後に上記気温が適正温度で維持するように空調機を制御することによって、利用者の要望(要求温度)を反映して不快な状態を早期に解消しつつ、最終的には快適性評価に基づく適正温度に上記気温を維持させることができる。その結果、本願発明では、空調対象の空間を短時間で客観的に快適性の高い状態にすることができる。
また、本願発明によれば、空調機の過剰冷房(または過剰暖房)を防止することができるので、空調機の省エネルギー化を図ることができる。
実施形態1に係る空調システムの構成を示すブロック図である。 同上に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上に係る空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度を示す図、(b)が温冷感を示す図、(c)が実際の室温を示す図である。 同上の変形例に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 実施形態2に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上の変形例に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 実施形態3に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 実施形態4に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上に係る空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度を示す図、(b)が温冷感を示す図、(c)が実際の室温を示す図である。 実施形態5に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上の変形例に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上の変形例に係る空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度の特性を示す図、(b)が空調機の風量を示す図、(c)が温冷感を示す図、(d)が実際の室温を示す図である。 同上の他の変形例に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上の他の変形例に係る空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度を示す図、(b)が空調機の出力電力を示す図、(c)が温冷感を示す図、(d)が実際の室温を示す図である。 実施形態6に係る空調システムを用いた空調制御方法を示すフローチャートである。 同上に係る空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度を示す図、(b)が温冷感を示す図、(c)が実際の室温を示す図である。 従来の空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度を示す図、(b)が温冷感を示す図、(c)が実際の室温を示す図である。 従来の他の空調システムにおいて、(a)が空調機の設定温度を示す図、(b)が温冷感を示す図、(c)が実際の室温を示す図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る空調システム1は、図1に示すように、空調対象の空間の気温を変動させる空調機2と、空調機2を制御する空調制御装置3とを備えている。本実施形態では、空調対象の空間が建物の室内(以下「屋内空間」という)であるとして説明する。
空調制御装置3は、入出力インタフェース31と、操作部32と、演算部33と、タイマ34と、報知部35と、記憶部(メモリ)36とを備えている。
入出力インタフェース31は、外部インタフェース311と、制御用インタフェース312とを備えている。
外部インタフェース311は、外部装置4から出力された情報を取得し、取得した情報を空調制御装置3の各部に適宜出力する。
外部装置4としては、第1の温度センサ41と、第2の温度センサ42と、扉開閉検出部43と、活動量計44とがある。第1の温度センサ41は、屋内空間の気温(以下「室温」という)を測定する。第2の温度センサ42は、屋外の温度(以下「屋外温度」という)を測定する。扉開閉検出部43は、屋内空間と屋外との間に設けられた扉の開閉を検出する。活動量計44は、利用者に取り付けられ、利用者の活動量を測定する。
制御用インタフェース312は、後述の制御部334からの制御情報を含む制御信号を空調機2に出力する。
操作部32は、例えば複数の操作ボタンやタッチパネルなどであり、利用者の操作によって室温の要求値が要求温度として入力される。つまり、操作部32には、空調機2の設定温度が入力される。要求温度の他にも、操作部32には、利用者の操作によって、利用者の作業レベル、利用者の代謝量および利用者の着衣量の各情報が入力される。利用者の作業レベルとは、例えば強・中・弱などである。入力された各情報(要求温度、利用者の作業レベル、利用者の代謝量、利用者の着衣量)は、操作部32から演算部33に出力されるとともに、記憶部36に記憶される。
演算部33は、条件設定部331と、適正温度設定部332と、判定部333と、制御部334とを備えている。演算部33は、マイクロコンピュータの中央処理装置(CPU)などで構成されている。
条件設定部331は、操作部32に要求温度が入力された時点から温冷感が中立(快適)に至るまでの時間(以下「切替時間」という)を切替条件として設定する。条件設定部331は、外部インタフェース311を介して、第1の温度センサ41から室温を取得する。条件設定部331は、記憶部36に記憶されている基本式に室温と要求温度とを当てはめることによって、切替時間を設定する。基本式は、例えば、ある環境において事前に行われた実験結果から求められた式である。なお、条件設定部331は、基本式に代えて、室温と要求温度とに対応付けて切替時間が設定されているテーブルを用いて、切替時間を設定してもよい。つまり、条件設定部331は、何らかのルールを用いて、切替時間を設定する。基本式およびテーブルは、記憶部36に記憶されている。
また、条件設定部331は、屋内空間の外部環境を示すパラメータと、利用者の作業レベルと、屋内空間に入る前の利用者の活動量とを用いて、上記のように設定された切替時間を調整する。屋内空間の外部環境を示すパラメータとしては、屋外温度や、扉が開いている時間つまり屋内空間が屋外に暴露された時間(以下「暴露時間」という)などがある。条件設定部331は、外部インタフェース311を介して、第2の温度センサ42から屋外温度を取得し、扉開閉検出部43から開閉情報を取得し、屋内空間に入る前の利用者の活動量を活動量計44から取得する。条件設定部331は、扉開閉検出部43から取得した開閉情報とタイマ34とを用いて暴露時間を計測する。また、条件設定部331は、利用者の操作部32への操作によって、利用者の作業レベルを取得する。
適正温度設定部332は、快適性評価を用いて適正温度を設定する。本実施形態の適正温度設定部332は、快適性評価を用いて温度範囲を選択する選択機能と、温度範囲内の特定の温度を適正温度として設定する設定機能とを有している。適正温度設定部332は、設定機能において、温度範囲内の中で空調機2の消費エネルギーが最小となる温度を適正温度に設定する。適正温度は、記憶部36に記憶される。
本実施形態では、快適性評価として、予測平均温冷感申告(PMV:Predicted Mean Vote)を用いる。予測平均温冷感申告は、室温と、気流速度と、平均輻射温度と、相対湿度と、利用者の代謝量と、利用者の着衣量とを用いて求められる。PMVが0に近いほど客観的な快適性が高まる。一般的には、PMVが−0.5以上+0.5以下において、快適性が高いと言われている。一方、利用者は、PMVが大きくなるほど暑く感じ、PMVが小さくなるほど寒く感じる。
判定部333は、操作部32に要求温度が入力されてからの時間を、タイマ34を用いて計測する。判定部333は、操作部32に要求温度が入力されてからの時間が切替時間に到達したか否かを判定する。つまり、判定部333は、切替時間が経過したか否かを判定する。
制御部334は、判定部333で切替時間が経過したと判定される前までは、室温が要求温度になるように空調機2を一時的に制御する。判定部333で切替時間が経過したと判定されると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する。
報知部35は、モニタとスピーカとを備え、快適性に関する利用者の不満を軽減させるための情報を報知する。上記情報としては、例えば「現在、快適と予測される温度帯の省エネ側の温度で制御しています。」という情報などがある。また、複数の利用者が存在する場合、「現在、○%の人が満足しています。」という情報がある。モニタでは、上記情報が表示される。スピーカでは、上記情報が音声出力される。
記憶部36は、例えばROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)で構成され、上述した情報を記憶するとともに、演算部33の各機能を実行させるためのプログラムを記憶している。
次に、本実施形態に係る空調システム1を用いた空調制御方法について図2を用いて説明する。まず、空調制御装置3の条件設定部331は、利用者が屋内空間に入る前の屋外温度(暴露温度)を第2の温度センサ42から取得する(図2のS1)。また、条件設定部331は、扉開閉検出部43からの開閉情報とタイマ34とを用いて暴露時間を取得する(S2)。さらに、条件設定部331は、屋内空間に入る前の利用者の活動量を活動量計44から取得する(S3)。その後、条件設定部331は、第1の温度センサ41から初期の室温を取得する(S4)。その後、操作部32に要求温度が入力される(S5)。操作部32には、利用者の作業レベルが入力される(S6)。その後、条件設定部331は、屋外温度と暴露時間と活動量と作業レベルとを用いて切替時間を設定する(S7)。その後、利用者の代謝量と利用者の着衣量とが操作部32に入力される(S8)。その後、適正温度設定部332は、室温以外の利用者の周辺の環境物理量(気流速度、平均輻射温度、相対湿度)を取得する(S9)。その後、適正温度設定部332は予測平均温冷感申告(PMV)を求める(S10)。冷房である場合(S11)、適正温度設定部332は、PMV=+0.5となる温度を適正温度として設定する(S12)。暖房である場合(S11)、適正温度設定部332は、PMV=−0.5となる温度を適正温度として設定する(S13)。その後、切替時間が経過したか否かを判定部333が判定する(S14)。切替時間が経過していない場合、制御部334は、室温が要求温度になるように空調機2を制御する(S15)。その後、ステップS9に戻る。切替時間が経過すると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する(S16)。その後、快適性に関する利用者の不満を軽減させるための情報を報知部35が報知する(S17)。
上記の動作が行われた場合、空調機2の設定温度、温冷感および室温は、図3に示すように変化する。時間t1において要求温度(24℃)が入力されると、室温は低下して要求温度に到達する(図3(c)参照)。温冷感は、中立(0)に近づいていき、時間t2において0となる(図3(b)参照)。このとき、空調機2の設定温度は、適正温度に変更される(図3(a)参照)。その後、室温は上昇して適正温度で維持される(図3(c)参照)。温冷感は時間t2以降、中立で維持される(図3(b)参照)。
以上、本実施形態によれば、空調制御装置3の制御部334が、室温が要求温度になるように空調機2を一時的に制御し、その後に室温が適正温度で維持するように空調機2を制御することによって、利用者の要望(要求温度)を反映して不快な状態を早期に解消しつつ、最終的には快適性評価に基づく適正温度に上記気温を維持させることができる。つまり、本実施形態では、利用者が屋内空間に入った直後、利用者の思うままの要求温度を一旦受け付け、利用者の代謝が安定し、温冷感が中立となる時間で空調機2の設定温度を適正温度に自動で変更することができる。その結果、本実施形態では、屋内空間を短時間で客観的に快適性の高い状態にすることができる。
また、本実施形態によれば、空調機2の過剰冷房(または過剰暖房)を防止することができるので、空調機2の省エネルギー化を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、室温を要求温度にさせるための制御から室温を適正温度で維持させるための制御への切替時間を切替条件として条件設定部331が設定することによって、屋内空間や利用者の状態に応じて最適な切替条件を設定することができる。
また、本実施形態によれば、屋内空間の外部環境を示すパラメータを用いて条件設定部331が切替時間を調整することによって、現状の屋内空間の外部環境に切替時間を適応させることができる。
さらに、本実施形態によれば、利用者の作業レベルを用いて条件設定部331が切替時間を調整することによって、例えば利用者が動きの多い活動をして暑さを感じる場合に切替時間を通常より長くするように調整することができる。つまり、本実施形態では、利用者の状態に切替時間を適応させることができる。
また、本実施形態によれば、屋内空間に入る前の利用者の活動量を用いて条件設定部331が切替時間を調整することによって、例えば動きの多い活動をして屋内空間に入ってきた場合など、利用者が暑さを感じる場合に切替時間を通常より長くするように調整することができる。つまり、本実施形態では、利用者の状態に切替時間を適応させることができる。
さらに、本実施形態によれば、快適性評価を用いて選択された温度範囲内の特定の温度を適正温度とすることによって、利用者の快適性を安定して維持させるように空調機2を制御することができる。特に、本実施形態では、快適性評価を用いて選択された温度範囲内の中で空調機2の消費エネルギーが最小となる温度を適正温度とすることによって、空調機2の省エネルギー化をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、快適性に関する利用者の不満を軽減させるための情報を報知部35が報知することによって、利用者の不満を抑えることができる。
なお、本実施形態の変形例として、条件設定部331は、屋内空間の外部環境を示すパラメータ(屋外温度、暴露時間)と、利用者の作業レベルと、屋内空間に入る前の利用者の活動量との少なくとも1つを用いて、切替時間を調整してもよい。つまり、条件設定部331は、切替時間を調整する際、屋内空間の外部環境を示すパラメータと、利用者の作業レベルと、屋内空間に入る前の利用者の活動量とのすべてを必ずしも用いる必要はない。
また、本実施形態の他の変形例として、図4に示すように、適正温度設定部332は、PMV=0となる温度を適正温度に設定してもよい(図4のS31)。以下の実施形態2〜4においても同様である。本変形例のステップS21〜S30,S32〜S35は、本実施形態のステップS1〜S10,S14〜17と同様である。本変形例においても、快適性評価を用いて選択された温度範囲内の特定の温度を適正温度とすることによって、利用者の快適性を安定して維持させるように空調機2を制御することができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る空調システム1は、切替時間以外の切替条件を設定する点で、実施形態1に係る空調システム1と相違する。なお、本実施形態の空調システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の空調システム1と同様である。本実施形態の空調システム1は、実施形態1の空調システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の操作部32には、利用者の生体情報が入力される。本実施形態では、利用者の生体情報として、利用者の体温を用いている。
本実施形態の条件設定部331は、切替時間を設定するのではなく、利用者の生体情報に応じて切替条件を設定する。つまり、条件設定部331は、操作部32に入力された情報(利用者の体温)を用いて利用者の現在の温冷感を推定する。
本実施形態の判定部333は、条件設定部331で推定された温冷感が中立であるか否かを判定する。
本実施形態の制御部334は、判定部333で温冷感が中立であると判定されるまでは、室温が要求温度になるように空調機2を制御する。判定部333で温冷感が中立であると判定されると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する。
次に、本実施形態に係る空調システム1を用いた空調制御方法について図5を用いて説明する。まず、空調制御装置3の条件設定部331は、第1の温度センサ41から初期の室温を取得する(図5のS41)。その後、操作部32に要求温度が入力される(S42)。その後、利用者の代謝量と利用者の着衣量とが操作部32に入力される(S43)。その後、適正温度設定部332は、室温以外の利用者の周辺の環境物理量(気流速度、平均輻射温度、相対湿度)を取得する(S44)。その後、適正温度設定部332はPMVを算出する(S45)。冷房である場合(S46)、適正温度設定部332は、PMV=+0.5となる温度を適正温度として設定する(S47)。暖房である場合(S46)、適正温度設定部332は、PMV=−0.5となる温度を適正温度として設定する(S48)。その後、条件設定部331が利用者の体温を取得する(S49)。条件設定部331は、利用者の体温の情報を用いて、利用者の温冷感を推定する。その後、条件設定部331で推定された温冷感が中立であるか否かを判定部333が判定する(S50)。上記温冷感が中立ではない場合、制御部334は、室温が要求温度になるように空調機2を制御する(S51)。その後、ステップS44に戻る。上記温冷感が中立である場合、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する(S52)。その後、快適性に関する利用者の不満を軽減させるための情報を報知部35が報知する(S53)。
以上、本実施形態によれば、利用者の生体情報(体温)に応じて条件設定部331が切替条件を設定することによって、利用者の生体情報から利用者の快適性を推定することができるので、室温を要求温度にさせるための制御を終了することができる。
なお、本実施形態の変形例として、利用者の生体情報として、利用者の姿勢や行動状態を用いてもよい。本変形例の条件設定部331は、図6に示すように、操作部32に入力された利用者の姿勢または行動状態を取得する(図6のS69)。条件設定部331は、利用者の姿勢または行動状態を用いて、利用者の現在の温冷感を推定する。本変形例のステップS61〜S68,S70〜S73は、本実施形態のステップS41〜S48,S50〜S53と同様である。
(実施形態3)
実施形態3に係る空調システム1は、実施形態1,2と異なる切替条件を設定する点で、実施形態1,2に係る空調システム1と相違する。なお、本実施形態の空調システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の空調システム1と同様である。本実施形態の空調システム1は、実施形態1の空調システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の操作部32には、複数の利用者からそれぞれ自己の温冷感が入力される。操作部32に入力される温冷感は、7段階に分かれており、各利用者の主観的な値である。
本実施形態の条件設定部331は、切替時間を設定するのではなく、利用者の合意の形成に応じて切替条件を設定する。つまり、本実施形態の条件設定部331は、操作部32に入力された情報(複数の利用者の温冷感)を取得し、温冷感のレベル(7段階)ごとに人数を求める。その後、条件設定部331は、不快と感じる人の割合を求める。本実施形態では、不快と感じる人を、温冷感が−2未満と+2以上である人とする。
本実施形態の判定部333は、不快と感じる人の割合が予め設定された規定値を超えるか否かを判定する。
本実施形態の制御部334は、不快と感じる人が規定値を超えると判定部333で判定されるまでは、室温が要求温度になるように空調機2を制御する。不快と感じる人が規定値を超えると判定部333で判定されると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する。
次に、本実施形態に係る空調システム1を用いた空調制御方法について図7を用いて説明する。まず、空調制御装置3の条件設定部331は、第1の温度センサ41から初期の室温を取得する(図7のS81)。その後、操作部32に要求温度が入力される(S82)。その後、利用者の代謝量と利用者の着衣量とが操作部32に入力される(S83)。その後、適正温度設定部332は、室温以外の利用者の周辺の環境物理量(気流速度、平均輻射温度、相対湿度)を取得する(S84)。その後、適正温度設定部332はPMVを算出する(S85)。冷房である場合(S86)、適正温度設定部332は、PMV=+0.5となる温度を適正温度として設定する(S87)。暖房である場合(S86)、適正温度設定部332は、PMV=−0.5となる温度を適正温度として設定する(S88)。その後、条件設定部331が複数の利用者の温冷感を取得する(S89)。その後、不快と感じる人の割合が規定値を超えるか否かを判定部333が判定する(S90)。不快と感じる人の割合が規定値を超えない場合、制御部334は、室温が要求温度になるように空調機2を制御する(S91)。その後、ステップS84に戻る。不快と感じる人の割合が規定値を超えると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する(S92)。その後、快適性に関する利用者の不満を軽減させるための情報を報知部35が報知する(S93)。
以上、本実施形態によれば、複数の利用者の合意の形成に応じて条件設定部331が切替条件を設定することによって、上記合意の形成を用いて複数の利用者の快適性を推定することができるので、屋内空間に複数の利用者が存在する場合であっても快適性を高めた制御を行うことができる。
(実施形態4)
実施形態4に係る空調システム1は、将来の温冷感を推定する点で、実施形態3に係る空調システム1と相違する。なお、本実施形態の空調システム1は、上記以外の点においては、実施形態3の空調システム1と同様である。本実施形態の空調システム1は、実施形態3の空調システム1と同様、図1に示されている。ただし、本実施形態では、利用者を1人として説明する。
本実施形態の操作部32には、利用者から自己の温冷感が入力される。操作部32に入力される温冷感は、7段階に分かれており、利用者の主観的な値である。
本実施形態の条件設定部331は、操作部32に入力された情報(利用者の温冷感)を取得し、将来の温冷感を推定する。まず、条件設定部331は、現時点で空調機2の設定温度が適正温度になった場合の室温の追従時間(以下「室温追従時間」という)を推定する。その後、条件設定部331は、室温追従時間が経過した後の利用者の温冷感を推定する。
次に、本実施形態に係る空調システム1を用いた空調制御方法について図8を用いて説明する。まず、実施形態3のステップS81〜S88を行う(図8のS101〜S108)。その後、条件設定部331が利用者の温冷感を取得する(S109)。その後、現時点で空調機2の設定温度が適正温度になった場合の室温追従時間を推定する(S110)。その後、室温追従時間が経過した後の利用者の温冷感を推定する(S111)。その後、推定した温冷感が中立であるか否かを判定部333が判定する(S112)。推定した温冷感が中立ではない場合、制御部334は、室温が要求温度になるように空調機2を制御する(S113)。その後、ステップS109に戻る。推定した温冷感が中立である場合、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する(S114)。その後、快適性に関する利用者の不満を軽減させるための情報を報知部35が報知する(S115)。
上記の動作が行われた場合、空調機2の設定温度、温冷感および室温は、図9に示すように変化する。時間t11において要求温度(24℃)が入力されると、室温は低下して要求温度に到達する(図9(c)参照)。時間t12において、推定した温冷感が中立(0)となるため、空調機2の設定温度は適正温度に変更される(図9(a)参照)。その後、室温は上昇し、時間t13以降、適正温度で維持される(図9(c)参照)。温冷感も、時間t13以降、中立で維持される(図9(b)参照)。
以上、本実施形態によれば、現時点の温冷感から将来の温冷感を推定することができるので、快適性をより高めることができる。
(実施形態5)
実施形態5に係る空調システム1は、他の快適性評価を用いる点で、実施形態1に係る空調システム1と相違する。なお、本実施形態の空調システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の空調システム1と同様である。本実施形態の空調システム1は、実施形態1の空調システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の適正温度設定部332は、予測平均温冷感申告(PMV)以外の快適性評価を用いる。他の快適性評価としては、例えば不快指数(DI)や作用温度(OT)、有効温度(ET)、修正有効温度(CET)、新有効温度(ET)、新標準有効温度(SET)、湿球黒球温度(WBGT)などがある。
次に、本実施形態に係る空調システム1を用いた空調制御方法について図10を用いて説明する。まず、空調制御装置3の条件設定部331は、第1の温度センサ41から初期の室温を取得する(図10のS121)。その後、操作部32に要求温度が入力される(S122)。その後、条件設定部331は、切替時間を設定する(S123)。その後、適正温度設定部332は、快適性評価を用いて適正温度を算出する(S124)。その後、切替時間が経過したか否かを判定部333が判定する(S125)。切替時間が経過していない場合、制御部334は、室温が要求温度になるように空調機2を制御する(S126)。その後、ステップS9に戻る。切替時間が経過すると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する(S127)。
以上、本実施形態においても、空調制御装置3の制御部334が、室温が要求温度になるように空調機2を一時的に制御し、その後に室温が適正温度で維持するように空調機2を制御することによって、利用者の要望(要求温度)を反映して当初の不快状態を解消しつつ、最終的には快適性評価に基づく適正温度に室温を維持させることができる。その結果、本実施形態によれば、屋内空間を短時間で客観的に快適性の高い状態にすることができるとともに、空調機2の省エネルギー化を図ることができる。
以上、本実施形態においても、空調制御装置3の制御部334が、室温が要求温度になるように空調機2を一時的に制御し、その後に室温が適正温度で維持するように空調機2を制御することによって、利用者の要望(要求温度)を反映して不快な状態を早期に解消しつつ、最終的には快適性評価に基づく適正温度に上記気温を維持させることができる。その結果、本実施形態では、屋内空間を短時間で客観的に快適性の高い状態にすることができる。
また、本実施形態では、空調機2の過剰冷房(または過剰暖房)を防止することができるので、空調機2の省エネルギー化を図ることができる。
なお、本実施形態の変形例として、図11に示すように、制御部334は、空調機2の設定温度を制御するのではなく、空調機2の風量を制御してもよい(図11のS135,S138)。本変形例のステップS131〜S134,S136,S137は、本実施形態のステップS121〜S126と同様である。本変形例の場合、空調機2の設定温度、空調機2の風量、温冷感および室温は、図12に示すように変化する。時間t21において要求温度が入力されると、空調機2は風量を強にして動作する(図12(b)参照)。室温は低下して要求温度に到達する(図12(d)参照)。温冷感は、中立(0)に近づいていき、時間t22において中立となる(図12(c)参照)。このとき、空調機2の風量は、適正風量(弱)に変更される(図12(b)参照)。その後、室温は上昇して適正温度で維持される(図12(d)参照)。温冷感は時間t22以降、中立で維持される(図12(c)参照)。本変形例では、空調機2の設定温度は要求温度のままである(図12(a)参照)。本変形例の空調制御装置3は、最初に設定した適正風量で適正温度を実現することができない場合、実際の室温を検出しながら、適正風量のフィードバックチューニングを行ってもよい。
また、本実施形態の他の変形例として、図13に示すように、制御部334は、空調機2の設定温度に代えて、空調機2の出力電力を制御してもよい(図13のS145,S148)。本変形例のステップS141〜S144,S146,S147は、本実施形態のステップS121〜S126と同様である。本変形例の場合、空調機2の設定温度、空調機2の風量、温冷感および室温は、図14に示すように変化する。時間t31において要求温度が入力されると、空調機2は高い出力電力で動作する(図14(b)参照)。室温は低下して要求温度に到達する(図14(d)参照)。温冷感は、中立(0)に近づいていき、時間t32において中立となる(図13(c)参照)。このとき、空調機2の出力電力は、適正電力に変更され、これまでよりも低くなる(図14(b)参照)。その後、室温は上昇して適正温度で維持される(図14(d)参照)。温冷感は中立で維持される(図14(c)参照)。本変形例では、空調機2の設定温度は要求温度のままである(図14(a)参照)。本変形例の空調制御装置3は、最初に設定した適正電力で適正温度を実現することができない場合、実際の室温を検出しながら、適正電力のフィードバックチューニングを行ってもよい。
なお、本実施形態のように他の快適性評価を用いて適正温度を設定する機能、および、変形例のように空調機2の風量または出力電力を制御する機能は、実施形態2〜4および各変形例の空調システム1にも適用することができる。
(実施形態6)
実施形態6に係る空調システム1は、適正温度を再設定する点で、実施形態5に係る空調システム1と相違する。なお、本実施形態の空調システム1は、上記以外の点においては、実施形態5の空調システム1と同様である。本実施形態の空調システム1は、実施形態5の空調システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態では、図15に示すように、室温が適正温度で維持するように制御部334が空調機2を制御した後(図15のS157)、操作部32に要求温度が再入力されると(S158)、適正温度設定部332は、利用者の好み(再要求)を反映して適正温度を再設定する(S159)。その後、条件設定部331は、再設定された適正温度での温冷感を求め(S160)、上記温冷感になるまでの時間を切替時間として再設定する(S161)。その後、再設定された切替時間が経過したか否かを判定部333が判定する(S162)。上記切替時間が経過していない場合、制御部334は、室温が要求温度になるように空調機2を制御する(S163)。その後、ステップS162に戻る。上記切替時間が経過すると、制御部334は、室温が適正温度で維持するように空調機2を制御する(S164)。なお、ステップS151〜S157は、実施形態5のステップS121〜S127と同様である。
上記の動作が行われた場合、空調機2の設定温度、温冷感および室温は、図16に示すように変化する。時間t41において要求温度(24℃)が入力されると、室温は低下して要求温度に到達する(図16(c)参照)。温冷感は、中立(0)に近づいていき、時間t42において中立となる(図16(b)参照)。このとき、空調機2の設定温度は、適正温度に変更される(図16(a)参照)。その後、室温は上昇して適正温度で維持される(図16(c)参照)。温冷感は中立で維持される(図16(b)参照)。その後、時間t43で要求温度(25℃)が再入力されると、空調機2の設定温度は上記要求温度に変更される(図16(a)参照)。室温は低下して上記要求温度に到達する(図16(c)参照)。温冷感は、中立よりも小さくなる(図16(b)参照)。その後、時間t44で、空調機2の設定温度は、再設定された適正温度に変更される(図16(a)参照)。その後、室温は上昇して適正温度で維持される(図16(c)参照)。
以上、本実施形態によれば、適正温度を設定した後、利用者の好みを反映させて適正温度を自動で変更することができる。つまり、本実施形態では、要求温度が再入力された場合に、利用者の好みを反映した適正温度を再変更することができる。
なお、本実施形態のように適正温度を再設定する機能は、実施形態1〜4および各変形例の空調システム1にも適用することができる。
1 空調システム
2 空調機
3 空調制御装置
32 操作部
331 条件設定部
332 適正温度設定部
334 制御部
35 報知部

Claims (12)

  1. 空調対象の空間の気温を変動させる空調機を制御する空調制御装置であって、
    前記気温の要求値を要求温度として入力するための操作部と、
    快適性評価を用いて適正温度を設定する適正温度設定部と、
    前記気温が前記要求温度になるように前記空調機を一時的に制御し、前記気温が前記要求温度になるとともに所定の切替条件が満たされると、前記気温が前記適正温度で維持するように前記空調機を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする空調制御装置。
  2. 前記操作部に前記要求温度が入力されてからの時間である切替時間を前記切替条件として設定する条件設定部を備えることを特徴とする請求項1記載の空調制御装置。
  3. 前記条件設定部は、前記空間の外部環境を示すパラメータを用いて前記切替時間を調整することを特徴とする請求項2記載の空調制御装置。
  4. 前記条件設定部は、前記空間に存在する利用者の作業レベルを用いて前記切替時間を調整することを特徴とする請求項2記載の空調制御装置。
  5. 前記条件設定部は、前記空間に存在する利用者における前記空間に入る前の活動量を用いて前記切替時間を調整することを特徴とする請求項2記載の空調制御装置。
  6. 前記空間に存在する利用者の生体情報に応じて前記切替条件を設定する条件設定部を備えることを特徴とする請求項1記載の空調制御装置。
  7. 前記空間に存在する複数の利用者の合意の形成に応じて前記切替条件を設定する条件設定部を備えることを特徴とする請求項1記載の空調制御装置。
  8. 前記適正温度設定部は、前記快適性評価を用いて温度範囲を選択する選択機能と、前記温度範囲内の特定の温度を前記適正温度として設定する設定機能とを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の空調制御装置。
  9. 前記適正温度設定部は、前記設定機能において、前記温度範囲内の中で前記空調機の消費エネルギーが最小となる温度を前記適正温度に設定することを特徴とする請求項8記載の空調制御装置。
  10. 前記空間に存在する利用者における快適性に関する不満を軽減させるための情報を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の空調制御装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の空調制御装置と、
    空調対象の空間の気温を変動させる空調機と
    を備えることを特徴とする空調システム。
  12. 空調対象の空間の気温を変動させる空調機を制御する空調制御方法であって、
    前記気温の要求値が要求温度として入力される第1のステップと、
    快適性評価を用いて適正温度を設定する第2のステップと、
    前記要求温度が入力された場合に前記気温が前記要求温度になるように前記空調機を一時的に制御する第3のステップと、
    前記第3のステップの後に前記気温が前記要求温度になるとともに所定の切替条件を満たすと前記気温が前記適正温度で維持するように前記空調機を制御する第4のステップと
    を有することを特徴とする空調制御方法。
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