JP2015111019A - 空調システム、空調機器制御装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

空調システム、空調機器制御装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】快適指標を算出するパラメータのうち、温冷感を感じる主体に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる空調システム、空調機器制御装置、制御方法、およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の空調システムは、映像解析装置と、空調機器制御装置とを具備する。映像解析装置は、空調機器が空調する空間の映像から、該空間に存在する生体に関する情報を取得する。空調機器制御装置は、指標値算出部と、制御値算出部とを具備する。指標値算出部は、生体の温冷感を表す指標値を算出する。制御値算出部は、指標値と、指標値の目標値と、生体に関する情報とに基づき、空調機器の制御値を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、空調システム、空調機器制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
従来のビルの一般的な空調管理では、各居室の温度を人が手動で設定する方式が採られていたが、快適性の維持と省エネの両立は難しいという問題があった。これは、居室内の生活者が感じる快適さが、温度だけではなく湿度や放射などの影響も受けるため、温度設定値が終日一定値となる従来の空調制御方式では、快適さを一定に保つことができないためである。例えば、温度が一定であっても、放射が高いときには暑く感じて快適性の欠如を招く。また、逆に放射が低いときには、過剰冷房による冷やし過ぎやエネルギーの無駄が生じてしまう。前記問題を解決するため、居住者個人の温冷感に対する個人差の解消や省エネルギーを実現する、空調の制御方法としてPMV(Predicted Mean Vote;予測平均申告、予測平均温冷感ともいう)などの快適指標を用いたものが考案されている。
花田雄一、米沢憲造、"生活者の行動を優先した快適空調制御システム"ニューロPMV(TM)制御""、東芝レビュー Vol.62 No.6、2007年、p.24〜27
しかしながら、従来の快適指標を用いた、空調の制御方法においては、快適指標を算出するパラメータのうち、温冷感を感じる主体である、該空間にいる人間などに関するパラメータ(例えば、着衣量、活動量)については、オペレータなどが設定しているため、リアルタイムに該パラメータを変更することが難しいという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、快適指標を算出するパラメータのうち、温冷感を感じる主体に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる空調システム、空調機器制御装置、制御方法、およびプログラムを提供することである。
実施形態の空調システムは、映像解析装置と、空調機器制御装置とを具備する。映像解析装置は、空調機器が空調する空間の映像から、該空間に存在する生体に関する情報を取得する。空調機器制御装置は、指標値算出部と、制御値算出部とを具備する。指標値算出部は、生体の温冷感を表す指標値を算出する。制御値算出部は、指標値と、指標値の目標値と、生体に関する情報とに基づき、空調機器の制御値を決定する。
第1の実施形態の空調システムの全体構成を示す図。 第1の実施形態の空調機器制御装置の設定温度演算部の構成を示す図。 第1の実施形態の空調機器制御装置の目標PMV補正部の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態の変形例1の設定温度演算部の構成を示す図。 第1の実施形態の変形例2の設定温度演算部の構成を示す図。 第2の実施形態の空調システムの全体構成を示す図。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態による空調システム10の構成を示す概略ブロック図である。空調システム10は、空調機器制御装置100、映像解析装置200、伝送装置300、空調制御コントローラ400、外気温計500、空調機器600、室温計701、湿度計702、サーモグラフィーカメラ703、カメラ704を含んで構成される。
空調機器制御装置100は、空調機器600が空調している空間である部屋700内のPMV(Predicted Mean Vote;予測平均申告、予測平均温冷感ともいう)を算出し、該PMVと、映像解析装置200の解析結果と、オペレータなどにより設定されたPMVの目標値(以降、目標PMVという)とから、空調機器600の制御値として、設定温度を算出する。PMVは、ISO規格(ISO7730)により規定されており、気温、湿度、気流、熱放射、代謝量、着衣量を考慮して算出される、大多数の人が感じる温冷感の平均値である。なお、PMVは、0であるときは、快適と感じる人が最も多い状態であることを表し、0よりも大きければ大きいほど、より多くの人が暑いと感じる状態であることを表し、0よりも小さければ小さいほど、より多くの人が寒いと感じる状態であることを表す。
映像解析装置200は、部屋700に設置されているサーモグラフィーカメラ703およびカメラ704が撮影している映像を解析し、部屋700に存在する人間に関する情報を、解析結果として取得する。伝送装置300は、空調制御コントローラ400および外気温計500を、空調機器制御装置100と通信可能に接続する。空調制御コントローラ400は、部屋700に設置されている室温計701および湿度計702の計測結果を、伝送装置300を介して空調機器制御装置100に通知する。また、空調制御コントローラ400は、室温計701が検出する部屋700の温度が、空調機器制御装置100が算出した設定温度に近付くように、空調機器600を制御する。
外気温計500は、外気の温度を測定する。空調機器600は、部屋700内に温風もしくは冷風を送ることで、部屋700内を空調する。室温計701は、部屋700に設置されており、部屋700の室温を計測する。湿度計702は、部屋700に設置されており、部屋700内の湿度を計測する。サーモグラフィーカメラ703は、部屋700に設置されており、部屋700内を撮影して、温度映像を出力する。カメラ704は、部屋700に設置されており、部屋700内を撮影する。
次に、映像解析装置200について説明する。映像解析装置200は、パラメータ演算部201、行動パターン認識部202、体温認識部203を含んで構成される。パラメータ演算部201は、カメラ704が撮影した部屋700内の映像から人間を検出し、各人の性別、年齢、人種、着衣量、活動量を検出する。例えば、パラメータ演算部201は、カメラ704が撮影した映像に対して、顔検出処理を行うことで、人間を検出する。そして、パラメータ演算部201は、顔検出処理により検出した顔の特徴量から、性別、年齢を判定する。
また、パラメータ演算部201は、顔検出処理により検出した顔の肌の色から人種を判定する。また、パラメータ演算部201は、顔検出処理により検出した顔の向きと位置から、その人間の体の位置を推定し、推定した体の位置から肌色を検出することで、肌の露出量を判定する。そして、パラメータ演算部201は、肌の露出量が少ないほど、着衣量が多いと判定する。また、パラメータ演算部201は、顔検出処理により検出した顔の移動量が多いほど、活動量が多いと判定する。なお、顔の移動量だけでなく、顔の向きと位置から体の位置を判定し、該体部分の画像の変化が大きいほど、活動量が多いと判定してもよい。
パラメータ演算部201は、検出した性別、年齢、人種、着衣量、活動量各々の分布を、映像解析装置200により映像解析結果の一部として、空調機器制御装置100に通知する。
行動パターン認識部202は、カメラ704が撮影した部屋700内の映像から人間を検出し、予め定められた特定の行動パターンを、該人間がしているか否かを判定する。特定の行動パターンとは、その人間が暑さを感じているときに行う行動パターンと、寒さを感じているときに行う行動パターンである。暑さを感じているときに行う行動パターンには、例えば、うちわなどで扇ぐ、汗を拭く、上着を脱ぐなどがある。また、寒さを感じているときに行う行動パターンには、震える、ひざ掛けを掛ける、上着を着るなどがある。
行動パターン認識部202は、判定の結果として、特定の行動パターンの分布を、映像解析装置200により映像解析結果の一部として、空調機器制御装置100に通知する。特定の行動パターンの分布とは、特定の行動パターン各々を行っている人間が何人いるかを示す情報である。
体温認識部203は、サーモグラフィーカメラ703が撮影した部屋700内の温度映像から人間を検出し、各人間の体温を検出する。体温認識部203は、検出した体温の分布を、映像解析装置200により映像解析結果の一部として、空調機器制御装置100に通知する。
次に、空調機器制御装置100について説明する。空調機器制御装置100は、目標PMV設定部101、設定温度演算部102、PMV演算部103、着衣量・活動量設定部104、放射温度演算部105、気流設定部106を含んで構成される。目標PMV設定部101は、オペレータがキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力デバイスを用いて入力した目標PMVを取得する。
設定温度演算部102(制御値算出部)は、PMV演算部103が算出したPMVと、映像解析装置200の解析結果と、目標PMVとに基づき、空調機器600の制御値として、設定温度を算出する。より具体的には、設定温度演算部102は、目標PMVと、PMVとの差に応じた値を、映像解析装置200の解析結果に基づき補正した値を、制御値とする。なお、設定温度演算部102の詳細は、後述する。PMV演算部103(指標値算出部)は、着衣量・活動量設定部104により入力された着衣量、活動量と、放射温度演算部105により算出された放射温度と、気流設定部106により入力された気流と、伝送装置300を介して通知された部屋700の室温、部屋700内の湿度、外気温とを用いて、ISO7730規格に準じたPMVを算出する。
着衣量・活動量設定部104は、オペレータがキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力デバイスを用いて入力した着衣量および活動量を取得する。着衣量・活動量設定部104は、取得した着衣量および活動量をPMV演算部103に入力する。放射温度演算部105は、天気予報などから取得した天気を示す情報と、現在時刻とから日射量を算出する。放射温度演算部105は、算出した日射量と、部屋700を含む建築物の構造データとから、部屋700における放射温度を算出する。気流設定部106は、オペレータがキーボード、マウスなどの入力デバイスを用いて入力した気流の大きさを表す値を取得する。
図2は、設定温度演算部102の構成を示す概略ブロック図である。設定温度演算部102は、目標PMV補正部121、温度変更値決定部122、PMV記憶部123、加算部124、設定済温度記憶部125を含んで構成される。目標PMV補正部121は、目標PMV設定部101により設定された目標PMVを、パラメータ演算部201、行動パターン認識部202、体温認識部203からの入力に応じて補正する。
温度変更値決定部122は、PMV記憶部123が記憶するPMVと、目標PMV補正部121によって補正された目標PMVとの差に応じた温度変更値を決定する。温度変更値決定部122は、補正された目標PMVよりも、PMV記憶部123が記憶するPMVの方が大きいときは、温度変更値が負の値になり、補正された目標PMVよりも、PMV記憶部123が記憶するPMVの方が小さいときは、温度変更値が正の値になるように、温度変更値を決定する。さらに、温度変更値決定部122は温度変更値を決定する際に、補正された目標PMVと、PMV記憶部123が記憶するPMVとの差の絶対値が大きいほど、温度変更値の絶対値が大きくなるようにする。
例えば、温度変更値決定部122は、補正された目標PMVから、PMV記憶部123が記憶するPMVを引いた値に、予め設定された正の係数を乗じた値を、温度変更値とする。あるいは、温度変更値決定部122は、補正された目標PMVからPMV記憶部123が記憶するPMVを引いた値と温度変更値とを対応付けたLUT(Look Up Table)を予め記憶しており、該LUTを用いて温度変更値を決定する。
PMV記憶部123は、PMV演算部103が算出したPMVのうち、最新のものを記憶する。これにより、PMV演算部103がPMVを算出する周期と、温度変更値決定部122が温度変更値を決定する周期とを異なるものにすることができる。一般に、PMVの時間変化に比べて、映像解析装置200による解析結果の時間変化の方が大きいため、PMVを算出する周期を、温度変更値を決定する周期よりも大きくすることで、空調機器制御装置100における処理量を削減することができる。
加算部124は、設定済温度記憶部125が記憶する前回の設定温度と、温度変更値とを加算し、今回の設定温度を算出する。加算部124は、算出した設定温度を、設定済温度記憶部125に記憶させ、さらに、伝送装置300を介して、空調制御コントローラ400に通知する。
設定済温度記憶部125は、加算部124が算出した設定温度を記憶する。
図3は、目標PMV補正部121の動作を説明するフローチャートである。まず、目標PMV補正部121は、目標PMV設定部101から目標PMVを取得する(S1)。次に、目標PMV補正部121は、パラメータ演算部201から性別の分布を取得する(S2)。次に、目標PMV補正部121は、取得した性別の分布に基づき、目標PMVを補正する(S3)。目標PMV補正部121は、例えば、性別の分布が、所定の割合以上を女性が占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、性別の分布が、所定の割合以上を男性が占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。
次に、目標PMV補正部121は、パラメータ演算部201から年齢の分布を取得する(S4)。次に、目標PMV補正部121は、取得した年齢の分布に基づき、ステップS3の補正結果の目標PMVをさらに補正する(S5)。目標PMV補正部121は、例えば、年齢の分布が、所定の割合以上を、高齢者が占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、年齢の分布が、所定の割合以上を、若年者が占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。なお、高齢者とは、例えば、60歳以上であり、若年者とは、例えば、15歳以上、30歳未満であるが、これに限定されない。
次に、目標PMV補正部121は、パラメータ演算部201から人種の分布を取得する(S6)。次に、目標PMV補正部121は、取得した人種の分布に基づき、ステップS5の補正結果の目標PMVをさらに補正する(S7)。目標PMV補正部121は、例えば、人種の分布が、所定の割合以上を、暑さに強く、寒さに弱い人種が占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、人種の分布が、所定の割合以上を、暑さに弱く、寒さに強い人種が占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。なお、本実施形態では、肌の色が濃いほど、暑さに強く、寒さに弱く、肌の色が薄いほど、暑さに弱く、寒さに強いとしているが、これに限定されない。
次に、目標PMV補正部121は、パラメータ演算部201から着衣量の分布を取得する(S8)。次に、目標PMV補正部121は、取得した着衣量の分布に基づき、ステップS7の補正結果の目標PMVをさらに補正する(S9)。目標PMV補正部121は、例えば、着衣量の分布が、所定の割合以上を、所定以下の着衣量のものが占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、着衣量の分布が、所定の割合以上を、所定以上の着衣量のものが占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。
次に、目標PMV補正部121は、パラメータ演算部201から活動量の分布を取得する(S10)。次に、目標PMV補正部121は、取得した活動量の分布に基づき、ステップS9の補正結果の目標PMVをさらに補正する(S11)。目標PMV補正部121は、例えば、活動量の分布が、所定の割合以上を、所定以下の活動量のものが占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、活動量の分布が、所定の割合以上を、所定以上の活動量のものが占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。
次に、目標PMV補正部121は、行動パターン認識部202から行動パターンの分布を取得する(S12)。次に、目標PMV補正部121は、取得した行動パターンの分布に基づき、ステップS11の補正結果の目標PMVをさらに補正する(S13)。目標PMV補正部121は、例えば、行動パターンの分布が、所定の割合以上を、寒いことを示す行動パターンが占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、行動パターンの分布が、所定の割合以上を、暑いことを示す行動パターンが占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。
次に、目標PMV補正部121は、体温認識部203から体温の分布を取得する(S14)。次に、目標PMV補正部121は、取得した体温の分布に基づき、ステップS13の補正結果の目標PMVをさらに補正し(S15)、処理を終了する。目標PMV補正部121は、例えば、体温の分布が、所定の割合以上を、所定以下の体温が占めている分布であるときは、目標PMVを大きくするように補正し、行動パターンの分布が、所定の割合以上を、所定以上の体温が占めている分布であるときは、目標PMVを小さくするように補正する。
<変形例1>
以下、第1の実施形態の変形例1を説明する。第1の実施形態では、設定温度演算部102において、映像解析装置200による解析結果を用いて目標PMVを補正したが、目標PMVではなく、PMVを補正してもよい。本変形例における空調機器制御装置100は、設定温度演算部102に変えて、設定温度演算部102aを有する。
図4は、設定温度演算部102aの構成を示す概略ブロック図である。図4において、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。設定温度演算部102aは、設定温度演算部102とは、目標PMV補正部121を有さず、PMV補正部126を有する点と、温度変更値決定部122に、補正された目標PMVに変えて目標PMVが入力され、PMV記憶部123が記憶しているPMVに変えてPMV補正部126により補正されたPMVが入力される点が異なる。
PMV補正部126は、PMV記憶部123が記憶しているPMVを、映像解析装置200の解析結果に応じて補正する。なお、PMV補正部126におけるPMVの補正は、図2の目標PMV補正部121における目標PMVの補正と同様であるが、目標PMV補正部121と増減が逆である点のみが異なる。すなわち、目標PMV補正部121において、目標PMVを増加させているときは、PMV補正部126は、PMVを減少させ、目標PMV補正部121において、目標PMVを減少させているときは、PMV補正部126は、PMVを増加させる。
<変形例2>
以下、第1の実施形態の変形例2を説明する。第1の実施形態では、設定温度演算部102において、映像解析装置200による解析結果を用いて目標PMVを補正したが、目標PMVではなく、温度変更値を補正してもよい。本変形例における空調機器制御装置100は、設定温度演算部102に変えて、設定温度演算部102bを有する。
図5は、設定温度演算部102bの構成を示す概略ブロック図である。図4において、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。設定温度演算部102bは、設定温度演算部102とは、目標PMV補正部121を有さず、変更値補正部127を有する点と、温度変更値決定部122に、補正された目標PMVに変えて目標PMVが入力される点と、加算部124に温度変更値に変えて変更値補正部127により補正された温度変更値が入力される点とが異なる。
変更値補正部127は、温度変更値決定部122が決定した温度変更値を、映像解析装置200の解析結果に応じて補正する。なお、変更値補正部127における温度変更値の補正は、図2の目標PMV補正部121における目標PMVの補正と同様である。すなわち、目標PMV補正部121において、目標PMVを増加させているときは、変更値補正部127は、温度変更値を増加させ、目標PMV補正部121において、目標PMVを減少させているときは、変更値補正部127は、温度変更値を増加させる。
なお、変更値補正部127において、温度変更値を増加または減少させる量は、目標PMV補正部121と異なっていてもよい。例えば、温度変更値決定部122が、PMVから目標PMVを引いた値に係数を乗じた値を温度変更値としているときは、温度変更値を増加または減少させる量は、目標PMV補正部121の場合の該係数倍となる。
なお、空調機器600は温度だけでなく、湿度も制御する空調機器であってもよく、その場合、空調機器制御装置100は、制御値として、温度だけでなく、湿度も算出するようにしてもよい。
また、空調機器制御装置100は、制御値として、設定温度ではなく、変更値補正部127が補正した変更値を出力するようにしてもよい。また、変更値ではなく、設定温度を上げる、下げる、そのままといった、変更の向きのみを出力するようにしてもよい。
また、設定温度演算部102、102a、102bの加算部124は、温度変更値と、前回の設定温度とを加算することで、設定温度を算出しているが、温度変更値と、室温計701が測定した現在の室温とを加算することで、設定温度を算出するようにしてもよい。
また、PMVに変えて、新標準有効温度(standard new effective temperature)、作用温度(operative temperature)、不快指数など、人間の温冷感を表す他の指標値を用いるようにしてもよい。
また、映像解析装置200は、部屋700内の人間に関する情報を取得しているが、人間以外の生体に関する情報を取得してもよい。その場合、空調機器制御装置100は、PMVに変えて、該生体の温冷感を表す指標値を用いる。
このように、空調システム10は、映像解析装置200が、空調機器600が空調する部屋700の映像から、部屋700に存在する人間に関する情報を取得し、空調機器制御装置100が、PMVと、目標PMVと、人間に関する情報とに基づき、空調機器600の制御値を決定する。
これにより、温冷感を感じる主体である、部屋700に存在する人間に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる。
さらに、人間に関する情報は、性別、年齢、人種、着衣量、活動量、行動パターン、体温に関する情報のうち、少なくとも一つを含む。
これにより、そのとき部屋700に存在する人間に関する性別、年齢、人種、着衣量、活動量、行動パターン、体温を、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる。
さらに、空調機器制御装置100の設定温度演算部102、102a、102bが決定する制御値は、目標PMVと、PMVとの差に応じた値を、人間に関する情報に基づき補正した値である。
これにより、PMVの算出処理を変更することなく、部屋700に存在する人間に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる。
[第2の実施形態]
以下、図面を参照して、第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態による空調システム10cの構成を示す概略ブロック図である。図6において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
空調システム10cは、図1における空調システム10とは、空調機器制御装置100に変えて、空調機器制御装置100cを有する点が異なる。空調機器制御装置100cは、図1における空調システム10とは、着衣量・活動量設定部104に変えて、着衣量・活動量設定部104cを有する点が異なる。着衣量・活動量設定部104cは、パラメータ演算部201が検出した着衣量、活動量各々の分布を用いて、PMV演算部103に着衣量と、活動量とを設定する。例えば、着衣量・活動量設定部104cは、着衣量、活動量各々の分布から着衣量、活動量各々の平均値を算出し、PMV演算部103に設定する。なお、平均値ではなく、最頻値、中央値などを用いてもよい。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、温冷感を感じる主体である、部屋700に存在する人間に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる。
また、そのとき部屋700に存在する人間に関する性別、年齢、人種、着衣量、活動量、行動パターン、体温を、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる。
また、PMVの算出処理を変更することなく、部屋700に存在する人間に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することができる。
また、図1における空調機器制御装置100、映像解析装置200、または図6における空調機器制御装置100cの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより空調機器制御装置100、映像解析装置200、または空調機器制御装置100cを実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の空調システムによれば、空調機器が空調する空間の映像から取得された、該空間に存在する生体に関する情報を用いて空調機器に対する制御値を決定する空調機器制御装置を持つことにより、該空間に存在する生体に関するパラメータを、容易にリアルタイムに変更して、空調を制御することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10、10c…空調システム
100、100c…空調機器制御装置
101…目標PMV設定部
102、102a、102b…設定温度演算部
103…PMV演算部
104、104c…着衣量・活動量設定部
105…放射温度演算部
106…気流設定部
121…目標PMV補正部
122…温度変更値決定部
123…PMV記憶部
124…加算部
125…設定済温度記憶部
126…PMV補正部
127…変更値補正部
200…映像解析装置
201…パラメータ演算部
202…行動パターン認識部
203…体温認識部
300…伝送装置
400…空調制御コントローラ
500…外気温計
600…空調機器
700…部屋
701…室温計
702…湿度計
703…サーモグラフィーカメラ
704…カメラ

Claims (6)

  1. 空調機器が空調する空間の映像から、該空間に存在する生体に関する情報を取得する映像解析装置と、
    前記生体に関する情報を用いて前記空調機器に対する制御値を決定する空調機器制御装置と
    を有する空調システムであって、
    前記空調機器制御装置は、
    前記生体の温冷感を表す指標値を算出する指標値算出部と、
    前記指標値と、前記指標値の目標値と、前記生体に関する情報とに基づき、前記空調機器の制御値を決定する制御値算出部と
    を有する空調システム。
  2. 前記生体は人間であり、
    前記生体に関する情報は、前記人間の性別に関する情報、前記人間の年齢に関する情報、前記人間の人種に関する情報、前記人間の着衣量に関する情報、前記人間の活動量に関する情報、前記人間の行動パターンに関する情報、前記人間の体温に関する情報のうち、少なくとも一つを含む、
    請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記制御値算出部が決定する制御値は、前記指標値の目標値と、前記指標値との差に応じた値を、前記生体に関する情報に基づき補正した値である、請求項1または請求項2に記載の空調システム。
  4. 空調機器が空調する空間の、該空間に存在する生体の温冷感を表す指標値を算出する指標値算出部と、
    前記指標値と、前記指標値の目標値と、前記空間を撮影した映像から取得した前記生体に関する情報とに基づき、前記空調機器の制御値を決定する制御値算出部と
    を有する、空調機器制御装置。
  5. 空調機器制御装置が、空調機器が空調する空間の、該空間に存在する生体の温冷感を表す指標値を算出する第1の過程と、
    前記空調機器制御装置が、前記指標値と、前記指標値の目標値と、前記空間を撮影した映像から取得した情報とに基づき、前記空調機器の制御値を決定する第2の過程と
    を有する、制御方法。
  6. コンピュータを、
    空調機器が空調する空間の、該空間に存在する生体の温冷感を表す指標値を算出する指標値算出部、
    前記指標値と、前記指標値の目標値と、前記空間を撮影した映像から取得した情報とに基づき、前記空調機器の制御値を決定する制御値算出部
    として機能させるためのプログラム。
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