JP2011152897A - 電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造 - Google Patents

電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリロック機構のロックの解除を楽な姿勢で行えるようにし、更には誤って人の手が触れてロックが解除されるのを防ぐようにする。
【解決手段】開閉可能な運転シート122の下方に収納ボックス1を設け、その収納ボックス1に設けられたバッテリ収納部7にバッテリ2を収納する電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造であって、バッテリ収納部7に収納されたバッテリ2を着脱可能に固定するバッテリロック機構を備える。また、収納ボックス1の収納面4の最前部、すなわち運転シート122を開閉するヒンジ機構の近傍には凹部11が形成されており、その凹部11にバッテリロック機構を解除するための輪状のロック解除操作部12が設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、運転シートの下方にバッテリを収納する電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造に関する。
近年では、環境保護等の観点から、エンジンではなく電動モータを駆動源とする自動二輪車が開発されるに至っている。電動モータを駆動源とする場合、電動モータに電力を供給するバッテリを搭載する。例えば特許文献1には、シートを開閉可能とするとともに、シートの下方にバッテリを着脱可能に配置した電動二輪車が開示されている。
特開2003−127941号公報
特許文献1では、シートを閉じたときに、シートのボトムプレートに取り付けられたクッション材がバッテリの上面を押圧して該バッテリを保持する構成となっている。すなわち、シートをロックするシートロック機構がバッテリロックを兼ねているが、シートロック機構とは別にバッテリロック機構を備えるのが望ましい。
また、シートロック機構とは別にバッテリロック機構を備える場合、例えばバッテリの下部にスライド式のピンを差し込んでロックする構成が考えられる。その場合、そのロックを解除するためのロック解除操作部(例えばキーシリンダのキー差込口)もバッテリの下部、すなわち車両の下方に配置すると、操作者は屈んでロック解除操作部を操作しなければならず、操作しにくいものとなる。
その一方で、ロック解除操作部が簡単に手に触れる位置にあると、誤って人の手が触れてロックが解除されやすくなってしまう。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、バッテリロック機構のロックの解除を楽な姿勢で行えるようにし、更には誤って人の手が触れてロックが解除されるのを防ぐようにすることを目的とする。
本発明の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造は、開閉可能な運転シートの下方に収納部を設け、その収納部に設けられたバッテリ収納部にバッテリを収納する電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造であって、前記バッテリ収納部に収納された前記バッテリを着脱可能に固定するバッテリロック機構と、前記収納部に配置された、前記バッテリロック機構のロックを解除するためのロック解除操作部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造の他の特徴とするところは、前記収納部には凹部が形成されており、前記凹部に前記ロック解除操作部が設けられる点にある。
また、本発明の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造の他の特徴とするところは、前記運転シートは前部が上下に回動自在に支持されて開閉可能とされており、前記ロック解除操作部は前記運転シートの支持部の近傍に配置される点にある。
また、本発明の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造の他の特徴とするところは、前記運転シートを閉じたときに係合するシートロック機構を備え、前記シートロック機構を解除するためのロック解除操作部は、前記収納部外で車体に設えられる点にある。
本発明によれば、ロック解除操作部を運転シートの下方の収納部に配置したので、楽な体勢でロック解除操作部を操作することができる。更には、ロック解除操作部を運転シートの支持部の近傍で、凹部内に配置することにより、誤って人の手が触れてロックが解除されるのを防ぐことができる。
実施形態に係る電動式自動二輪車の左側面図である。 実施形態に係る電動式自動二輪車の収納ボックスまわりの平面図である。 実施形態に係る電動式自動二輪車のスイングアーム及びパワーユニットまわりの後方から見た斜視図である。 実施形態に係る電動式自動二輪車のパワーユニットの構成を示す断面図である。 実施形態に係る電動式自動二輪車の収納ボックスまわりの斜視図である。 実施形態に係るバッテリロック機構の構成を示す図である。 実施形態に係る電動式自動二輪車の運転シートを示す斜視図である。 実施形態に係る電動式自動二輪車の収納ボックスまわりの斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るスクータ型の電動式自動二輪車100の左側面を示す。なお、以下で参照する各図の要所において、前方を矢印Frにより、後方を矢印Rrによりそれぞれ示す。
図1に示すように、電動式自動二輪車100の車体フレームは、不図示のヘッドパイプと、ヘッドパイプから下方に延び、途中から後方に向かって略水平に延設されるダウンチューブ101と、ダウンチューブ101の後端部から後上方に延設される左右のリアフレーム102とを含んで構成される。また、ダウンチューブ101の下部から左右の補助フレーム103が水平或いはやや後上がりに延設され、それぞれリアフレーム102に連結する(図2を参照)。
不図示のヘッドパイプによって左右2本のフロントフォーク104が左右に回動可能に支持される。フロントフォーク104の下部には前輪105が回転自在に支持されており、ハンドルバー106により前輪105が左右に操舵される。
左右のリアフレーム102の下部のブラケット107にスイングアーム108の前端がピボット軸108bを介して軸支されて上下に揺動可能に設けられる。スイングアーム108は、車両の左側でのみアーム部108aが後方に延伸する片持ち式のスイングアームであり(図3を参照)、アーム部108aの後端部とリアフレーム102との間にリアサスペンション109が装架される。
図4に示すように、スイングアーム108のアーム部108aの後端部には、後輪110と、後輪110を駆動する電動モータMを含むパワーユニット111とが支持される。パワーユニット111は、円盤状のケース111aと、ケース111aの内側面を覆うカバー111bとを備え、電動モータMが内蔵される。なお、電動モータMの具体的構成については図示を省略する。また、カバー111bの筒部の内周面に設けられた軸受112により後輪110の後車軸113が支持され、電動モータMの出力軸114の回転が減速機115を介して後車軸113に伝えられる。
後輪110の内面側には、後車軸113と同心に配置される筒状のブレーキドラム116が設けられ、ブレーキドラム116内にブレーキシュー117が内装される。ブレーキシュー117は、パワーユニット111側に突設されたアンカーピン118を支点としてブレーキカムレバー119によって作動し、ブレーキ作動時にブレーキシュー117がブレーキドラム116の内面に圧接する。
また、スイングアーム108の途中には左右のブラケット部120が形成されており、そのブラケット部120にスタンド121が装着される(図3を参照)。
運転シート122の下方で、左右のリアフレーム102間には収納部として収納ボックス1が配設され、この収納ボックス1に電動モータMに電力を供給するバッテリ2が収納される。運転シート122は前部がヒンジ機構により上下に回動自在に支持されて開閉可能とされ、収納ボックス1の蓋を兼ねる。
車体フレームは樹脂製の車体カバーにより覆われ、車両の外観を構成する。車体カバーは、フロントレッグシールド123、リアレッグシールド124、ロアカバー125及びリアフレームカバー126等を組み合わせることにより構成される。フロントレッグシールド123は、車体前部を覆うように配置され、フロントフェンダも構成する。リアレッグシールド124は、フロントレッグシールド123の裏側を覆うように配置され、収納用のポケット部127が形成される。ロアカバー125は、フロントレッグシールド123に連設され、左右の補助フレーム103から運転シート122の最下方を覆うように配置される。ロアカバー125には、ライダーが足を載せるステップフロアが設けられる。リアフレームカバー126は、運転シート122の下方でリアフレーム102を覆うように配置される。
以下、収納ボックス1まわりの構成を詳述する。収納ボックス1は、リアフレーム102等により支持されて、運転シート122の下方で、左右のリアフレーム102間に配設される。
図2、5に示すように、収納ボックス1は、運転シート122の形状に合わせて前部が幅狭で、途中で最大幅となり、後方に向けて緩やかに幅狭となる基面3と、基面3から一段下がった位置の収納面4とを有する。基面3は前下がりに形成されるのに対して、収納面4は逆に後下がりに形成されており、収納面4の前側では基面3との間の段差が小さいのに対して、収納面4の後側では基面3との間の段差が大きくなっている。
収納面4の前部及び両側部は基面3の外縁部の間際まで形成されるが、後部は基面3の後部を一部残した状態で形成される。そして、基面3の後部には、運転シート122を閉じたときに係合するシートロック機構5が設けられる。このシートロック機構5を解除するためのロック解除操作部は、具体的には図示しないが、収納ボックス1外で車体の適所、例えば運転シート122まわりに配設される。
収納面4には、バッテリ2を収納するバッテリ収納部6、及び、バッテリ2以外の他の物品を収納する収納部である小物入れ7が形成される。バッテリ2は、外形状として凸形状を有するが全体として長い縦長の略直方体をなし、上部に取手8が設けられている。バッテリ収納部6は収納面4から下方に向けて形成され、バッテリ2の外形状に合わせた形状とされる。上述したように収納面4は後下がりに形成されており、図1に示すように、バッテリ収納部6は、下部(底部)が前方に位置するように斜めに形成される。これにより、バッテリ収納部6の大部分が車体カバーにより覆われるようにすることができる。
ここで、図2に示すように、バッテリ収納部6は、前輪105と後輪110との接地点をむすぶ車体中心線Cよりも車両の右側に、すなわちスイングアーム108のアーム部108aが延伸する車両の左側とは反対側にオフセット配置される。バッテリ収納部6(すなわちバッテリ2)は、車両平面視において、前部は車体中心線C上にあるが、後部は車幅方向の外側に向くように斜めに配置される。これにより、運転シート122の形状に合わせて定められる収納ボックス1の形状において、バッテリ2をできるだけ車幅方向の外側にずらして位置させることができる。このように車体中心線Cよりも車幅方向の一方の側にパワーユニット111を、他方の側にバッテリ2を配置して、左右の重量バランスを調整することにより、保針性を確保して、操縦性を向上させることができる。
また、図1に示すように、車両側面視において、バッテリ収納部6の底部(すなわちバッテリ2の底部)が、スイングアーム108のアーム部108aの上縁部の少なくとも一部よりも下方に位置する。このようにバッテリ2をできるだけ車両の下方に位置させることにより、低重心化を図っている。
上記のようにバッテリ2をオフセット配置することにより、車両の左側において、バッテリ2以外の他の物品を収納するスペースを確保することができる。そこで、図2、5に示すように、車体中心線Cよりも車両の左側において、小物入れ7が収納面4から下方に向けて形成される。小物入れ7は、バッテリ収納部6と略平行に配置されるとともに、前後において収納面4の端部まで(収納面4と基面3との間の段差に隣接するまで)至るようにできるだけ広く形成される。また、小物入れ7は、バッテリ収納部6より浅く形成される。小物入れ7には、バッテリ2を充電するときに使用する充電器9が収納可能となっている。
なお、運転シート122の裏面にリブを立設する等しておき、運転シート122を閉じたときに、バッテリ2の取手8や充電器9の取手を押え付けて固定し、バッテリ2や充電器9のがたつきを防止する構成としてもよい。また、図5に示すように、運転シート122の裏面には左右に板部10が立設されており、運転シート122を閉じたときに収納面4を塞ぐかたちとなる。したがって、閉じた状態にある運転シート122の下縁部から手を差し入れても、手が板部10にぶつかってバッテリ2まで届かず、いたずらを防止することができる。
バッテリ収納部6の底部には、バッテリ収納部6に収納されたバッテリ2を着脱可能に固定するバッテリロック機構を備える。ここで、図6にバッテリロック機構の構成を示す。まずバッテリ2の底面には左右に延びるピン21が設けられている。例えばバッテリ2の外装カバーを左右に分割した右カバー及び左カバーを接合する構成とし、底部において左右のカバー間にピン21を掛け渡すようにする。
また、バッテリ収納部6の底部には、軸22aを中心に回動可能な回動片22と、軸23aを中心に回動可能で、回動片22の回動位置を規制する規制片23とを備える。なお、図6では紙面奥側のプレート24のみ図示するが、紙面手前側にもプレートがあり、回動片22及び規制片23はこれらプレート間で軸支される。
回動片22と規制片23との間にはコイルスプリング25が張設されており、その引張力により、図6(a)に示すように回動片22が立った開状態となる。このとき、規制片23の爪23bが回動片22の第1のラチェット部22bに係止し、回動片22の開状態を維持する。この開状態でバッテリ2をバッテリ収納部6に挿入すると、バッテリ2の底部のピン21が回動片22に当接し(図6(a)の状態)、バッテリ2の重さにより、回動片22がコイルスプリング25の引張力に抗して矢印R1方向に回動する。これにより、図6(b)に示すように、回動片22のストッパ部22cがピンを覆い、バッテリ2がバッテリ収納部6から抜けないようにすることができる。このとき、規制片23の爪23bが回動片22の第2のラチェット部22dに係止し、回動片22の閉状態を維持する。
一方、図5に示すように、収納面4の最前部、すなわち運転シート122を開閉可能に支持する支持部であるヒンジ機構の近傍には凹部11が形成されており、その凹部11にバッテリロック機構を解除するための輪状のロック解除操作部12が設けられる。ロック解除操作部12はケーブル13を介してバッテリロック機構の規制片23の穴23cに連係しており、ロック解除操作部12を引っ張ることにより、ケーブル13を介して規制片23を矢印R2方向に回動させることができる。これにより、規制片23の爪23bが回動片22の第2のラチェット部22dから外れて回動片22が回動が許容される、すなわちバッテリロック機構が解除され、バッテリ2をバッテリ収納部6から引き抜くことが可能になる。
上記のようにロック解除操作部12を収納ボックス1に配置したので、例えばロック解除操作部を操作者の足元等、車両の下方に配置するのに比べて、楽な体勢でロック解除操作部12を操作することができる。その一方で、ロック解除操作部12を運転シート122のヒンジ機構に近い位置で、かつ、凹部11内に配置することにより、運転シート122を大きく開かなければ凹部11内のロック解除操作部12に触れられないので、誤って人の手が触れてロックが解除されるのを防ぐことができる。
図2、5、8に示すように、収納ボックス1の基面3には収納面4のまわりにリブ14が周設され、そのリブ14の全周に亘ってシール部材であるゴム製のモール15が嵌着される。また、図7に示すように、運転シート122の裏面には、モール15に対応するようにシール面16が環状をなすように形成される。そして、運転シート122を閉じたときにシール面16がモール15に密着して、水密にシールする。
ここで、基面3の後部には、収納面4側に開放された凹部17が形成される。そして、リブ14及びモール15のうち凹部17に位置する部分を後方に湾曲させて、そのモール湾曲部15aが運転シート122を閉じたときにシール面16からずれるようにしている。また、図7に示すように、運転シート122の裏面には、シール面16に隣接させてクッション材18が貼着される。クッション材18は、モール湾曲部15aに対応するように配置されており、運転シート122を閉じたときにクッション材18がモール湾曲部15aに密着して、水密にシールする。
上記のようにモール15の一部(モール湾曲部15a)がシール面16に対して外にずれているので、運転シート122を閉じたときに、モール湾曲部15aの上に隙間が確保される。そして、モール15の一部(モール湾曲部15a)にはクッション材18が密着する。これにより、バッテリ収納部6にバッテリ2を収納した状態のまま運転シート122を閉じて充電することができる。
すなわち、バッテリ2を充電するときは、家庭用の電源に接続した充電器9に接続コード19を介してバッテリ2を接続するが、このとき、図8に示すように、バッテリ2側に接続する接続コード19を凹部17に導き、モール湾曲部15aを乗り越えさせて、基面3を這わせて外部に導き出す。本実施形態では、接続コード19を導き出すガイドとして、基面3に、凹部17から基面3の側縁部まで続く一対のリブ20が形成されており、これら一対のリブ20間を這わせるように接続コード19を外部に導き出きだすことができる。また、接続コード19の両隣にリブ20があることにより、接続コード19を保護することもできる。
この状態で運転シート122を閉じると、モール湾曲部15a及びその上の接続コード19にシール面16は圧接せず、弾性変形可能なクッション材18が圧接するので、接続コード19が押し潰されたり、傷ついたりすることがない。運転シート122を閉じた状態で、接続コード19は、基面3の側縁部と運転シート122の下縁部との間から外部に導き出される。なお、運転シート122を閉じた状態で、運転シート122の下縁部は、基面3の周囲において、モール15とシール面16(或いはクッション材18)が密着するシール位置よりも下方に位置する庇状となっている。
モール15にクッション材18が密着する部分は、樹脂製のシール面16が密着する部分に比べて水密性はやや劣るが、クッション材18が密着するのは環状をなすモール15のうち車両の後部に位置する部分であるので、例えば走行中の雨が収納面4側に入るのを防ぐことができる。また、クッション材18が密着する部分は運転シート122の外縁部から距離を隔てたかたちで内側に位置するので、例えば洗車時の水が収納面4側に入るのを防ぐことができる。更に、上述したように運転シート122を閉じた状態で、運転シート122の下縁部がシール位置よりも下方に位置する庇状となるが、特に車両の後部側で庇を長くしておけば、車両の後方側からの水の浸入をより効果的に防ぐことができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば図6に示したバッテリロック機構は一例に過ぎず、バッテリロック機構の構成は限定されるものではない。ロック解除操作部12についても、レバーを引く、ボタンを押す等の他のタイプとしてもよい。また、ロック解除操作部12がケーブル13を介してバッテリロック機構に連係する構成を説明したが、リンクやロッドの組み合わせで連係するようにしたり、電気通信ケーブルを介して接続したりする構成としてもよい。また、上記実施形態ではバッテリ収納部6の底部にバッテリロック機構を配置したが、その位置は限定されるものではない。
なお、本発明は、バッテリの着脱以外にも充電器等の他の物品の着脱に適用することも可能である。
1:収納ボックス、2:バッテリ、3:基面、4:収納面、5:シートロック機構、6:バッテリ収納部、7:小物入れ、21:ピン、22:回動片、23:規制片、24:プレート、25:コイルスプリング、100:電動式自動二輪車、101:ダウンチューブ、102:リアフレーム、105:前輪、108:スイングアーム、108a:アーム部、110:後輪、111:パワーユニット、122:運転シート

Claims (4)

  1. 開閉可能な運転シートの下方に収納部を設け、その収納部に設けられたバッテリ収納部にバッテリを収納する電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造であって、
    前記バッテリ収納部に収納された前記バッテリを着脱可能に固定するバッテリロック機構と、
    前記収納部に配置された、前記バッテリロック機構のロックを解除するためのロック解除操作部とを備えたことを特徴とする電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造。
  2. 前記収納部には凹部が形成されており、前記凹部に前記ロック解除操作部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造。
  3. 前記運転シートは前部が上下に回動自在に支持されて開閉可能とされており、前記ロック解除操作部は前記運転シートの支持部の近傍に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造。
  4. 前記運転シートを閉じたときに係合するシートロック機構を備え、
    前記シートロック機構を解除するためのロック解除操作部は、前記収納部外で車体に設えられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電動式自動二輪車のバッテリ着脱構造。
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