JP2012066733A - スクータ型の電動式自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に搭載された蓄電池を、持ち運び可能な充電器で充電する際に、充電器を接続していることに気付かずに車両を動かすような事態を避けられるようにする。
【解決手段】バッテリ14を着座シート12の下方の収納ボックス13に収納したまま充電する際には、充電器15を収納ボックス13から取り出し、背面15bをレッグシールド方向に向けて、フック部材24に持ち手28を掛け止めて充電器15を吊り下げる。そして、充電器15をバッテリ14及び電源コンセントに接続して、充電を開始する。足通し空間23に充電器15があれば、乗車しようとするときに充電器15を接続していることに必ず気付くので、充電器15を接続したまま車両を動かすような事態を避けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機を駆動源とし、バッテリを搭載したスクータ型の電動式自動二輪車に関する。
電動機を駆動源とし、車体固定或いは着脱式のバッテリを搭載した電動式自動二輪車が実現化されている。かかる電動式自動二輪車において、バッテリを充電する際には、電源コンセントに接続した充電器をバッテリに直接接続する、或いは、車体に設けられた充電口に接続する。
特開平11−321753号公報
車両に搭載されたバッテリを充電する際には、充電器を地面や床に置くことが多い。しかしながら、特に充電器を目に付かない位置に置いた場合には、充電器を接続していることに気付かずに車両を動かしてしまう可能性があり、その場合、充電器等が破損する等のおそれがある。
例えば特許文献1には、ステアリングヘッドパイプの後側に、バッテリーの充電を行なうための充電器が配置されており、この充電器は、車体前部のカバー部分によって隠されていて、車体のカバー部分から充電コードだけが引き出し可能なように設置される構成が開示されている。これにより、電源コンセントからの充電コードの抜き忘れや、充電コードの車体への収納忘れがある場合には、乗車したままの姿勢でも、必ず搭乗者の目に入るため、充電コードの抜き忘れや収納忘れのまま発進するというようなことが確実に防止される。
しかしながら、特許文献1では、充電器が車体に固定されている構造を前提としており、充電器を持ち運びできるようにした場合に、充電器を接続していることに気付かずに車両を動かすような事態を避けられるようにすることについては言及されていない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、車両に搭載された蓄電池を、持ち運び可能な充電器で充電する際に、充電器を接続していることに気付かずに車両を動かすような事態を避けられるようにすることを目的とする。
本発明のスクータ型の電動式自動二輪車は、ハンドルと着座シートとの間を下方に凹ませた足通し空間が形成されており、この足通し空間の底に足載せ部が構成されたスクータ型の電動式自動二輪車であって、駆動輪を駆動する電動機に電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池を充電するための持ち運び可能な充電器と、前記蓄電池を充電する際に、前記足通し空間に前記充電器を着脱可能に保持する充電器保持機構とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のスクータ型の電動式自動二輪車の他の特徴とするところは、前記充電器保持機構は、前記足通し空間の前方を覆うレッグシールドの後面に突設されたフック部材と、前記フック部材に掛け止める前記充電器の持ち手とにより構成され、前記フック部材に前記持ち手を掛け止めて前記充電器を吊り下げる構成である点にある。この場合に、前記充電器の持ち手には、前記フック部材に掛け止める凹部が設けられていてもよい。また、前記充電器は薄型のボックス状であり、前記持ち手は前記充電器の幅方向に掛け渡すように設けられるとともに、前記充電器の厚み方向の一方の側にオフセット配置されているようにしてもよい。
また、本発明のスクータ型の電動式自動二輪車の他の特徴とするところは、前記充電器保持機構は、前記足載せ部の後端部から前記着座シートの前端部に向かって立ち上がる立ち上がり部、又は、前記足通し空間の前方を覆うレッグシールドの後面に着脱可能に保持される環状部材と、前記充電器を前記足載せ部に置いた状態で前記環状部材が挿通する前記充電器の持ち手とにより構成される点にある。この場合に、前記環状部材はU字ロックであってもよい。
本発明によれば、車両に搭載された蓄電池を、持ち運び可能な充電器で充電する際に、ハンドルと着座シートとの間の下方の足通し空間に充電器を保持することができる。足通し空間に充電器があれば、乗車しようとするときに充電器を接続していることに必ず気付くので、充電器を接続したまま車両を動かすような事態を避けることができる。
第1の実施形態に係るスクータ型の電動式自動二輪車の概略構成を示す左側面図である。 第1の実施形態での充電器の保持状態を示す要部の斜視図である。 第1の実施形態のフック部材を示す斜視図である。 第1の実施形態の充電器を示す図である。 第1の実施形態の充電器の背面側から見た斜視図である。 第1の実施形態の充電器の保持状態を示す要部の側面図である。 第1の実施形態の持ち手の別の例を示す図である。 第2の実施形態に係るスクータ型の電動式自動二輪車の概略構成を示す左側面図である。 第2の実施形態での充電器の保持状態を示す要部の斜視図である。 第2の実施形態のホルダを示す要部の斜視図である。 第2の実施形態のU字ロックの斜視図である。 第2の実施形態での充電器の保持状態及び非保持状態を示す要部の側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に、第1の実施形態に係るスクータ型の電動式自動二輪車の左側面を示す。図1に示すように、電動式自動二輪車の車体フレームは、不図示のヘッドパイプと、ヘッドパイプから下方に延び、途中から後方に向かって略水平に延設されるダウンチューブ1と、ダウンチューブ1の後端部から後上方に延設される左右のリアフレーム2とを含んで構成される。また、図示されないが、ダウンチューブ1の下部から左右の補助フレームが水平或いはやや後上がりに延設され、それぞれリアフレーム2に連結する。
不図示のヘッドパイプによって左右2本のフロントフォーク3が左右に回動可能に支持される。フロントフォーク3の下部には前輪4が回転自在に支持されており、ハンドルバー5により前輪4が左右に操舵される。
左右のリアフレーム2の下部のブラケット6にスイングアーム7の前端がピボット軸を介して軸支されて上下に揺動可能に設けられる。スイングアーム7は、車両の左側でのみアーム部7aが後方に延伸する片持ち式のスイングアームであり、アーム部7aの後端部とリアフレーム2との間にリアサスペンション8が装架される。また、アーム部7aの途中にはスタンド9が装着される。
スイングアーム7のアーム部7aの後端部には、駆動輪である後輪10と、後輪10を駆動する電動機を含むパワーユニット11とが支持され、電動機の出力軸の回転が減速機を介して後輪10に伝えられる。
着座シート12の下方で、左右のリアフレーム2間には収納部として収納ボックス13が配設され、この収納ボックス13に、電動機に電力を供給するバッテリ(蓄電池)14、バッテリ14を充電するための充電器15が着脱可能に収納される。着座シート12は前部がヒンジ機構により上下に回動自在に支持されて開閉可能とされ、収納ボックス13の蓋を兼ねる。このように開閉可能とした着座シート12の下方にバッテリ14や充電器15が配置されるので、その着脱作業時の姿勢も楽となる。
車体フレームは樹脂製の車体カバーにより覆われ、車両の外観を構成する。車体カバーは、レッグシールドとしてのフロントレッグシールド16及びリアレッグシールド17、ロアカバー18並びにリアフレームカバー19等を組み合わせることにより構成される。フロントレッグシールド16は、車体前部を覆うように配置され、フロントフェンダも構成する。リアレッグシールド17は、フロントレッグシールド16の後面を構成するように配置され、収納用のポケット部20が形成される。ロアカバー18は、フロントレッグシールド16に連設され、左右の補助フレームから着座シート12の最下方を覆うように配置され、ライダーが足を載せる足載せ部21を構成する。リアフレームカバー19は、着座シート12の下方でリアフレーム2を覆うように配置される。
着座シート12の下方及び足載せ部21にコントローラユニット22が収納される。コントローラユニット22は、バッテリ14から電動機への電力供給を制御して電動機の駆動制御を行う。
このようにしたスクータ型の電動式自動二輪車では、ハンドルバー5と着座シート12との間を下方に凹ませた足通し空間23が形成されており、この足通し空間23の底に足載せ部21が構成される。本発明を適用した電動式自動二輪車では、バッテリ14を着座シート12の下方の収納ボックス13に収納したまま充電する際に、この足通し空間23に充電器15を保持できるようにしている。
足通し空間23の前方を覆うレッグシールドの後面(リアレッグシールド17)に、フック部材24が突設されている。フック部材24は、図3に示すように、第1フック部材25と第2フック部材26とにより構成され、全体として左右に開口する略矩形の環状をなす。第1フック部材25は、下方に延設され、途中から後方に向かって略水平に延び(水平部分)、端部が上方に延びる形状を有する。また、第2フック部材26は、後方に延設され、端部が下方に延びる形状を有する。
フック部材24は、全体を矢印L方向に揺動させることができ、非使用時にレッグシールドの後面に対して寝かせることができる。また、第1フック部材25は、図3に示す状態を越えて矢印R方向に揺動させることができないが、第2フック部材26は軸27を中心に矢印R方向にも揺動させることができる。そして、第2フック部材26の先端の係止部26aが第1フック部材25の先端のストッパ部25aに当接することで、第2フック部材26が単独で矢印L方向に揺動するのが規制される。
第2フック部材26を矢印R方向に揺動させると隙間ができるので、その隙間から第1フック部材25に物を吊り下げることができる。そして、第2フック部材26の係止部26aを第1フック部材25のストッパ部25aに当接させることで、第1フック部材2に吊り下げた物が抜け落ちないようにすることができる。第2フック部材26は、不図示のスプリング等の付勢手段により第1フック部材25に当接する方向に付勢されている。
本実施形態における充電器15は、図4、図5に示すように薄型のボックス状を呈する。この充電器15においては、広い面を表面15a及び背面15b、幅狭の面の長い方を側面15c、幅狭の面の短い方を上面15d及び下面15eとする。充電器15の上部には、幅方向に掛け渡すように取り付けられた下向きのコの字形状の持ち手28が設けられている。
充電器15の両側面15cには、冷却のための通風穴29が形成されている。また、充電器15の片方の側面15cには、電源コンセントに接続するためのコードを接続する接続部30が設けられている。また、充電器15の下面15eには、図示されないが、バッテリ14に接続するためのコードを接続する接続部が設けられている。また、充電器15の表面15aの上部には、充電の完了/未完了を知らせるインジケータランプ31が設けられている。また、充電器15の背面15bの四隅には、地面や床に置くときに接地する台座32が設けられている。
バッテリ14を着座シート12の下方の収納ボックス13に収納したまま充電する際には、フック部材24に持ち手28を掛け止めて充電器15を吊り下げる。したがって、図6に示すように、持ち手28の前後幅bは第1フック部材25の水平部分の長さaより短くなっている。また、持ち手28の中央部分の下部にはフック部材24に掛け止めるための凹部33が形成されており、この凹部33の左右長さc(図4を参照)は第1フック部材25の水平部分の左右幅d(図3を参照)より長くなっている。なお、持ち手28に凹部33を形成する例を示したが、図7に示すように持ち手28に下向きの左右一対の突出部34を設け、その間を凹部とするようにしてもよい。
また、持ち手28は、充電器15の厚み方向の背面15b側にオフセット配置されている。この場合に、持ち手28を背面15bより出っ張らせてもよいが、台座32より出っ張らないようにする。
バッテリ14を着座シート12の下方の収納ボックス13に収納したまま充電する際には、充電器15を収納ボックス13から取り出し、図2に示すように、背面15bをレッグシールド方向に向けて、フック部材24に持ち手28を掛け止めて充電器15を吊り下げる。そして、充電器15をバッテリ14及び電源コンセントに接続して、充電を開始する。
このとき、第1フック部材25に持ち手28の凹部33を掛け止めることにより、フック部材24に吊り下げた充電器15の姿勢を安定させることができ、充電器15が左右に傾いたり、左右にずれ動いたりするのを防ぐことができる。また、持ち手28が充電器15の厚み方向の背面15b側にオフセット配置されているので、図6に示すように、フック部材24に吊り下げた充電器15がレッグシールドの後面(リアレッグシールド17)と干渉するのを避けることができる。なお、図示例では、フック部材24の高さ位置が着座シート12の上面と同程度となっているが(図1を参照)、充電器15を吊り下げることのできる高さ(充電器15が足載せ部21に届かない高さ)であればよい。
バッテリ14の充電時以外は、フック部材24に他の物(買い物袋等)を吊り下げて利用することが可能である。
以上述べたように、車両に搭載されたバッテリ14を、持ち運び可能な充電器15で充電する際に、足通し空間23に充電器15を保持することができる。足通し空間23に充電器15があれば、乗車しようとするときに充電器15を接続していることに必ず気付くので、充電器15を接続したまま車両を動かすような事態を避けることができる。
また、充電器15をフック部材24に吊り下げるようにしたので、充電器15を地面や床に置かなくても済み、充電器15が汚れるのを防ぐことができる。また、地面や床に置く場合に比べて、風通しが良く、放熱性を確保することができ、充電器15が高温になるのを防ぐことができる。更に、地面や床に置く場合に比べて、高い位置で、楽な作業姿勢で充電器15の接続作業等を行うことができる。
また、充電器15の表面15a、すなわちフック部材24に吊り下げたときに着座シート12側に向く面にインジケータランプ31を配置したので、充電状態が視認しやすい。また、充電器15の側面15c、すなわちフック部材24に吊り下げたときに左右に向く面に通風穴29を形成したので、冷却効率が高く、また、屋外での充電中に雨が降ったときにも充電器15内部に浸水しにくい。特に、上述したように第1フック部材25に持ち手28の凹部33を掛け止めることにより充電器15がまっすぐに吊り下がるので、左右の側面15cの通風穴29からは浸水しにくい。なお、冷却性を考慮すると、対向する面に一対の通風穴29(吸入穴及び排出穴)を形成するが好ましいが、内部の空気流路を確保して冷却性を満足させられるのであれば下面15eに通風穴を形成してもよく、この場合、耐浸水性を更に高めることができる。
なお、フック部材24の形状等は限定されるものではなく、本実施形態では開閉式のフック部材を説明したが、開放型のU字状或いはJ字状のフック部材等であってもよい。
(第2の実施形態)
図8に、第2の実施形態に係るスクータ型の電動式自動二輪車の左側面を示す。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明して、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。第2の実施形態では、環状部材、本実施形態では車両の盗難防止具であるU字ロック40を利用して、車両に搭載されたバッテリ14を充電器15で充電する際に、足通し空間23に充電器15を保持できるようにしている。U字ロック40は、図11に示すように、棒状の鋼材を折曲したU字型部品41と、バー42とにより構成され、バー42にU字型部品41の開放端を係合させて一体化させ、施錠することができる。
ハンドルバー5と着座シート12との間を下方に凹ませた足通し空間23が形成されており、この足通し空間23の底に足載せ部21が構成されることから、足載せ部21の後端部から着座シート12の前端部に向かって立ち上がる立ち上がり部43が形成される。
図10に示すように、立ち上がり部43の上部、すなわち着座シート12の前端部の下方には、左右に開口する円筒状のアッパホルダが44設けられている。また、立ち上がり部43の下部、すなわち足載せ部21の後端部の上方には、ゴム等の弾性体からなり、前方に開口する切欠溝を有する略C型のロアホルダ45が設けられている。
図12(a)に示すように、これらホルダ44、45によりU字ロック40を着脱可能に保持することができる。すなわち、バー42をアッパホルダ44に挿通した状態で、バー42にU字型部品41の開放端を係合させる。この状態ではバー42を軸にしてU字ロック40を回動させることができ、U字型部品41の湾曲頂部をロアホルダ45に嵌め込むことにより、U字ロック40を車体に保持することができる。なお、ホルダ44、45は車体カバー(リアフレームカバー19やロアカバー18)に一体に形成される形態でもよいし、別部材を取り付ける形態でもよい。
本実施形態における充電器46は、図9に示すようにボックス状を呈する。この充電器46は、表面46a、背面46b、側面46c、上面46d及び下面46eを有する。充電器46の上部には、幅方向に掛け渡すように下向きのコの字形状の持ち手47が設けられている。
充電器46の片方の側面46cには、電源コンセントに接続するためのコードを接続する接続部48、他方の側面46cには、バッテリ14に接続するためのコードを接続する接続部49が設けられている。また、充電器46の上面46aには、充電の完了/未完了を知らせるインジケータランプ50が設けられている。
バッテリ14を着座シート12の下方の収納ボックス13に収納したまま充電する際には、充電器46を収納ボックス13から取り出し、図12(b)に示すように、足載せ部21に置くとともに、持ち手47にU字型部品41を挿通する。そして、バー42をアッパホルダ44に挿通した状態で、バー42にU字型部品41の開放端を係合させて施錠する。すなわち、U字ロック40、ホルダ44、45、充電器46等の位置関係や寸法関係は、アッパホルダ44に挿通するバー42を軸にしてU字ロック40を回動させたときのU字型部品41の軌跡の範囲内に充電器46の持ち手47がはいるような関係にある。そして、充電器46をバッテリ14及び電源コンセントに接続して、充電を開始する。
以上述べたように、車両に搭載されたバッテリ14を、持ち運び可能な充電器46で充電する際に、足通し空間23に充電器46を保持することができる。足通し空間23に充電器46があれば、乗車しようとするときに充電器46を接続していることに必ず気付くので、充電器46を接続したまま車両を動かすような事態を避けることができる。
また、充電器46がU字ロック40を介して車体に繋がった状態となるので、屋外で充電を行うような場合でも充電器46の盗難を防止することができる。
なお、本実施形態では、立ち上がり部43の上部にバー42を、下部にU字型部品41を装着する構成を示したが、逆に、立ち上がり部43の上部にU字型部品41を、下部にバー42を装着する構成としてもよい。また、本実施形態では、立ち上がり部43にU字ロック40を着脱可能に保持する構成を示したが、レッグシールドの後面(リアレッグシールド17)にホルダ44、45を設けてU字ロック40を着脱可能に保持する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ロアホルダ45が略C型のホルダであると説明したが、ロアホルダ45も左右に開口する円筒状としてもよい。この場合、ホルダ44、45のいずれかは大きめの円形状或いは楕円形状等にして、U字型部品41をバー42に係合させるときのストロークが確保されるようにする。このようにロアホルダ45も円筒状とすれば、持ち手47にバー42を挿通し、U字型部品41をロアホルダ45に挿通した状態として両者を施錠するようにしても、充電器46の盗難を防止することができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
12:着座シート、13:収納ボックス、14:バッテリ、15:充電器、21:足載せ部、23:足通し空間、24:フック部材、25:第1フック部材、26:第2フック部材、28:持ち手、33:凹部、40:U字ロック、41:U字型部品、42:バー、43:立ち上がり部、44:アッパホルダ、45:ロアホルダ、46:充電器、47:持ち手

Claims (6)

  1. ハンドルと着座シートとの間を下方に凹ませた足通し空間が形成されており、この足通し空間の底に足載せ部が構成されたスクータ型の電動式自動二輪車であって、
    駆動輪を駆動する電動機に電力を供給する蓄電池と、
    前記蓄電池を充電するための持ち運び可能な充電器と、
    前記蓄電池を充電する際に、前記足通し空間に前記充電器を着脱可能に保持する充電器保持機構とを備えたことを特徴とするスクータ型の電動式自動二輪車。
  2. 前記充電器保持機構は、前記足通し空間の前方を覆うレッグシールドの後面に突設されたフック部材と、前記フック部材に掛け止める前記充電器の持ち手とにより構成され、前記フック部材に前記持ち手を掛け止めて前記充電器を吊り下げる構成であることを特徴とする請求項1に記載のスクータ型の電動式自動二輪車。
  3. 前記充電器の持ち手には、前記フック部材に掛け止める凹部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスクータ型の電動式自動二輪車。
  4. 前記充電器は薄型のボックス状であり、前記持ち手は前記充電器の幅方向に掛け渡すように設けられるとともに、前記充電器の厚み方向の一方の側にオフセット配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のスクータ型の電動式自動二輪車。
  5. 前記充電器保持機構は、前記足載せ部の後端部から前記着座シートの前端部に向かって立ち上がる立ち上がり部、又は、前記足通し空間の前方を覆うレッグシールドの後面に着脱可能に保持される環状部材と、前記充電器を前記足載せ部に置いた状態で前記環状部材が挿通する前記充電器の持ち手とにより構成されることを特徴とする請求項1に記載のスクータ型の電動式自動二輪車。
  6. 前記環状部材はU字ロックであることを特徴とする請求項5に記載のスクータ型の電動式自動二輪車。
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