JP2011152372A - リクライニング椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】レッグレスト部分の長さ(奥行き)を着座者の体格や好みに応じて調整することができるリクライニング椅子を提供する。
【解決手段】レッグレストを備え、アームレストの操作によりバックレストを傾倒・起立させるようにしたアームレスト操作式のリクライニング椅子10であって、
レッグレストフレーム19と、バックレストフレーム13と、バックレストフレーム13の下端部に後端部位がピンP4により枢支される座部フレーム14と、前脚フレーム15と後脚フレーム16の左右上方端部を傾倒位置決め用のピンP1により枢支してなる脚部と、後端側をピンP2によりバックレストフレーム13に枢支され前端側を上方に回動可能とし、かつ内部にピンP1を所望の位置に係止可能とした係止部を有するアームレストフレーム17とを具備し、レッグレストフレーム19が座部フレーム14の前方から引き出し可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、レッグレストを備えるリクライニング椅子に関するもので、詳しくは、レッグレストを座部の前方から引き出すことができるリクライニング椅子に関するものである。
従来、レッグレストを備えるリクライニング椅子については、特許文献1に記載されているような折畳式肘掛椅子が知られている。
すなわち、特許文献1に記載されている折畳式肘掛椅子は、背もたれにリンクロッドを介して足のせを連結し、座席に対して背もたれの位置変化に応じて足のせの位置を変化させるように構成した折畳式肘掛椅子であって、リンクロッドの後端と背もたれとの間にクランク部材を介在させ、クランク部材を背もたれに対し折畳方向とは反対方向にのみ自由に回動可能に連結し、クランク部材が背もたれに形成させた対応する係止部と協動する支持部を有することを特徴とする折畳式肘掛椅子である。
特開昭63−68114号公報
しかし、上記特許文献1に記載の折畳式肘掛椅子は、背もたれにリンクロッドを介して足のせ(レッグレスト)を連結し、座席に対して背もたれの位置変化に応じて足のせ(レッグレスト)の位置を変化させるように構成したので、背もたれの傾きに連動して足のせ(レッグレスト)の傾きを変化させることはできるが、足のせ(レッグレスト)部分の長さ(奥行き)を着座者の体格や好みに応じて調整することはできない、という問題点がある。
そこで、本発明は、レッグレスト部分の長さ(奥行き)を着座者の体格や好みに応じて調整することができるリクライニング椅子を提供することを課題とするものである。
即ち、本発明は、(1)、レッグレストを備え、アームレストの操作によりバックレストを傾倒・起立させるようにしたアームレスト操作式のリクライニング椅子であって、
レッグレストフレームと、バックレストフレームと、前記バックレストフレームの下端部に後端部位がピンP4により枢支される座部フレームと、前脚フレームと後脚フレームの左右上方端部を傾倒位置決め用のピンP1により枢支してなる脚部と、後端側をピンP2により前記バックレストフレームに枢支され前端側を上方に回動可能とし、かつ内部に前記ピンP1を所望の位置に係止可能とした係止部を有するアームレストフレームとを具備し、前記レッグレストフレームが前記座部フレームの前方から引き出し可能であるリクライニング椅子に存する。
また、本発明は、(2)、引き出し可能な前記レッグレストフレームが前記座部フレームの下方に収納されている上記(1)に記載のリクライニング椅子に存する。
また、本発明は、(3)、引き出し可能な前記レッグレストフレームが前記座部フレームの内部に収納されている上記(1)に記載のリクライニング椅子に存する。
また、本発明は、(4)、前記前脚フレームと前記後脚フレームの開脚時に、前記座部フレームの前方端が後方端より高く傾斜している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のリクライニング椅子に存する。
また、本発明は、(5)、前記前脚フレームは、長さ方向の途中から前方に滑らかに屈曲している上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のリクライニング椅子に存する。
また、本発明は、(6)、前記後脚フレームは、長さ方向の途中から後方に滑らかに屈曲している上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のリクライニング椅子に存する。
また、本発明は、(7)、前記座部フレームは、その対向する側部の略中間部の前側部位がピンP3によって前記前脚フレームの略中間部に枢支され、その対向する側部の後端部位がピンP4によって前記バックレストフレームの下端近傍に枢支され、前記後脚フレームの略中間部よりやや下方の部位がピンP5によって連結リンクに枢支され、前記ピンP1ないし前記ピンP5を枢軸としてリクライニング椅子が折り畳まれる上記(1)〜ないし(6)のいずれかに記載のリクライニング椅子に存する。
なお、本発明の目的に沿ったものであれば上記(1)〜(7)を適宜組み合わせた構成も当然採用可能である。
本発明によれば、次のような効果を有する。
レッグレストフレームが座部フレームの前方から引き出し可能であるので、バックレストフレームの傾倒角度に関係なく、レッグレスト部分の長さ(奥行き)を着座者の体格や好みに応じて調整することができる。
また、前脚フレームと後脚フレームの開脚時に、座部フレームの前方端が後方端より高く傾斜しているので、着座者が安定して着座できる。
レッグレストフレーム19を引っ込める場合、下方に引き込む動作となるため操作が容易である。
また、前脚フレームは長さ方向の途中から前方に滑らかに屈曲し、後脚フレームは長さ方向の途中から後方に滑らかに屈曲しているので、着座時にリクライニング椅子が安定する。
また、座部フレームは、その対向する側部の略中間部の前側部位がピンP3によって前脚フレームの略中間部に枢支され、その対向する側部の後端部位がピンP4によってバックレストフレームの下端近傍に枢支され、後脚フレームの略中間部よりやや下方の部位がピンP5によって連結リンクに枢支され、ピンP1ないしピンP5を枢軸としてリクライニング椅子が折り畳まれるので、持ち運びや設置等の取り扱いが容易となり、また、不使用時の保管に際しスペースを取らない。
図1は、本発明の実施の形態に係るリクライニング椅子の概略斜視図である。 図2は、図1のリクライニング椅子からクッション部を取り外した概略斜視図である。 図3は、図1のリクライニング椅子のクッション部の概略斜視図である。 図4は、図2のリクライニング椅子の概略側面図である。 図5は、図4においてX方向から見た部分拡大図である。 図6は、図1,2,4に示すアームレストを示し、図6(A)はその係止部を含む断面図で、図6(B)はその底面図である。 図7は、図2,4の座部フレームを示し、図7(A)はその平面図で、図7(B)はその側面図である。 図8は、図4のレッグレストフレームを示し、図8(A)はその平面図で、図8(B)はその側面図で、図8(C)はその端面図である。 図9は、図7の座部フレームと図8のレッグレストフレームを組み立てた状態を示し、図9(A)はその平面図で、図9(B)はその側面図で、図9(C)は(A)及び(B)に示すレッグレストフレームが座部フレーム14の下方に完全に押し込まれた状態を示す側面図である。 図10は、図2のリクライニング椅子を折り畳んだ状態を示し、(A)はその側面図で、(B)は(A)に示す折り畳み状態の上にクッション部を載置した状態を示すその側面図である。 図11は、本発明の他の実施の形態に係るリクライニング椅子の概略斜視図である。 図12は、図11のリクライニング椅子からクッション部を取り外した概略斜視図である。 図13は、図11のリクライニング椅子のクッション部の概略斜視図である。
本発明の実施の形態に係るリクライニング椅子10について以下に説明する。
本発明の実施の形態に係るリクライニング椅子10は、図1,2,3に示すように、リクライニング椅子フレーム11と取り外し可能なクッション部材12とから構成されている。
リクライニング椅子フレーム11は、図2,4,5に示すように、バックレストフレーム13と、座部フレーム14と、脚部を構成する前脚フレーム15及び後脚フレーム16と、アームレスト17と、連結リンク18と、レッグレストフレーム19と、S字ばね20とを備えている。
取り外し可能なクッション部材12は、バックレストクッション部12aと座部クッション部12bが連結されている。
そして、バックレストクッション部12aの上部背面にはバックレストフレーム13の上部に被せる袋状部(図示しない)が形成されており、この袋状部をバックレストフレーム13の上部に被せることにより、バックレストクッション部12aと座部クッション部12bがそれぞれバックレストフレーム13と座部フレーム14に装着されるようになっている。
バックレストフレーム13は、図2に示すように、金属製のパイプを折り曲げて下方が開放するU字状に形成されており、複数(図2の例では2本)のS字状ばね20が取り付けられている。
座部フレーム14は、図7に示すように、金属製のパイプを折り曲げて一方(図7において右側)が開放するU字状に形成されており、複数(図2,7の例では2本)のS字状ばね20が取り付けられている。
また、座部フレーム14の開放する側の両端部は下方に鈍角状に折り曲げられた湾曲部14cが形成されており、この鈍角状に折り曲げられた湾曲部14c端部には連結棒14aが取り付けられている。
さらに、座部フレーム14の対向する側部の内側には案内ロッド14bが配置され、案内ロッド14bの基端側はU字状に折り曲げられており、その端部が座部フレーム14の対向する側部の内側に固定されている。
また、図4に示すように、座部フレーム14の対向する側部の略中間部の前側部位がピンP3によって前脚フレーム15の略中間部に枢支されている。
前脚フレーム15は、図1,2に示すように、金属製のパイプを折り曲げて上方が開放するU字状に形成されており、床に接する部分には2個のプロテクター21が嵌め込まれている。
また、前脚フレーム15は、長さ方向の途中から前方に滑らかに屈曲している。
後脚フレーム16も、図1,2に示すように、前脚フレーム15と同様に、金属製のパイプを折り曲げて上方が開放するU字状に形成されており、床に接する部分には2個のプロテクター21が嵌め込まれている。
また、後脚フレーム16は、長さ方向の途中から後方に滑らかに屈曲している。
そして、図4に示すように、前脚フレーム15と後脚フレーム16との左右上端部は交差しており、この交差部は後述する傾倒位置決め用のピンP1によって枢支されている。
アームレスト17は、図6に示すように、樹脂材により内部が中空に一体成形されている。
このアームレスト17の後側はピンP2によりバックレストフレーム13に枢支され、これにより前側がピンP2を支点として、仮想線で示すように上方回動できるようになっている。
アームレストフレーム17の側部の各内面には、図6(A),(B)に示すように、側面視で鋸刃状をなす複数個の係止突起17aが形成された係止部17bが設けられている。
図6(A),(B)に示すように、係止突起17a間には前述したピンP1の両端部P1aが係止され、これによりバックレスト13の傾倒位置、すなわち傾倒角度が決定される。
このようにピンP1の両端部P1aが前後方向に移動され、係止突起17a間に係止されるとき、係止突起17aの先端部が鋸刃状に形成されているので、ピンP1の両端部P1aの移動及び係止が容易かつ確実に行うことができる。
連結リンク18は、図4,5に示すように、その上方にピンP4を備え、その下方にピンP5を備えている。
そして、図5に示すように、座部フレーム14の対向する側部の後端部位がピンP4によってバックレストフレーム13の下端近傍に枢支され、後脚フレーム16の略中間部よりやや下方の部位がピンP5によって連結リンク18に枢支されている。
レッグレストフレーム19は、図8に示すように、金属製のパイプにより後端側が開放されてU字状に形成されており、複数(図8の例では2本)のS字状ばね20が取り付けられている。
また、レッグレストフレーム19の開放する側の両端部近傍には連結棒19aが取り付けられている。
そして、連結棒19aの両端部から突出する軸19bの先端にはそれぞれ円形当接部材19cが取り付けられ、円形当接部材19cはレッグレストフレーム19の対向する側部の外側に位置している。
図7に示す座部フレーム14と図8に示すレッグレストフレーム19は、図9(A),(B),(C)に示すように、組み立てられている。
図9(A)は、レッグレストフレーム19が座部フレーム14の前方に最大限引き出された状態を示しており、(B)はレッグレストフレーム19が座部フレーム14の前方に最大限引き出された状態を示す側面図である。
また、(C)はレッグレストフレーム19が座部フレーム14の下方に完全に押し込まれた状態を示す側面図である。
レッグレストフレーム19は、図9(A),(B),(C)に示すように、座部フレーム14の連結棒14aにより下方から支持されるとともに、座部フレーム14の案内ロッド14bの自由端が中空状のレッグレストフレーム19の内部に挿入され、案内ロッド14bに案内されて座部フレーム14に対して前後方向に引き出され、あるいは押し込まれる。
レッグレストフレーム19が座部フレーム14に対して前後方向に引き出され、あるいは押し込まれる際、レッグレストフレーム19の円形当接部材19cは座部フレーム14の下面に沿って移動する。
そして、図9(A),(B)に示すように、レッグレストフレーム19が座部フレーム14の前方に最大限に引き出されると、円形当接部材19cは座部フレーム14の湾曲部14cの基端部に滑らかに当接する。
すなわち鈍角状の湾曲部14cにより徐々に停止していくので、強く引き出しても衝撃がない。
そしてレッグレストフレーム19は円形の当接部材円形当接部材19cと連結棒14aにより片持ち状に支持される。
この状態でレッグレストフレーム19の先部に荷重を加えても、円形当接部材19cが座部フレーム14の下面に当たって支えるため、レッグレストフレーム19の先部はこれ以上下がらない。
また、図9(C)に示すように、レッグレストフレーム19が座部フレーム14の下方に完全に押し込まれた状態のとき、レッグレストフレーム19の前端部は連結棒14aにより支持されるとともに、その後端部は案内ロッド14bの基端部側に当接している。
リクライニング椅子10は、次にように、全体を折り畳むことができる。
リクライニング椅子10のリクライニング椅子フレーム11は、バックレストフレーム13、レッグレストフレーム19を含む座部フレーム14、前脚フレーム15、後脚フレーム16、アームレスト17のそれぞれが、ピンP1〜P5のいずれかを介し、相互に枢動可能に枢支されているので、バックレストフレーム13と座部フレーム14とを合わせるように折り畳むと、図10(A)に示すように、リクライニング椅子フレーム11全体を折り畳むことができる。
さらに、図10(B)に示すように、図10(A)に示すリクライニング椅子フレーム11全体を折り畳んだ状態の上にクッション部材12を載置すると、リクライニング椅子10をコンパクトにまとめることができる。
この場合、図のように紐等を使うと便利である。
このため、リクライニング椅子10は、持ち運びや設置等の取り扱いが容易となり、また、不使用時の保管に際しスペースを取らない。
本発明の実施の形態に係るリクライニング椅子10によれば、次のような効果を有する。
レッグレストフレーム19が座部フレーム14の前方から引き出し可能であるので、バックレストフレーム13の傾倒角度に関係なく、レッグレスト部分の長さ(奥行き)を着座者の体格や好みに応じて調整することができる。
また、前脚フレーム15と後脚フレーム16の開脚時に、座部フレーム14の前方端が後方端より高く傾斜しているので、着座者が安定して着座できる。
その上、座ったまま、レッグレストフレーム19を引っ込める場合、下方に引き込む動作となるため引っ込め易い。
また、前脚フレーム15は長さ方向の途中から前方に滑らかに屈曲し、後脚フレーム16は長さ方向の途中から後方に滑らかに屈曲しているので、着座時にリクライニング椅子10が安定する。
また、座部フレーム14は、その対向する側部の略中間部の前側部位がピンP3によって前脚フレーム15の略中間部に枢支され、その対向する側部の後端部位がピンP4によってバックレストフレーム13の下端近傍に枢支され、後脚フレーム16の略中間部よりやや下方の部位がピンP5によって連結リンク18に枢支され、ピンP1ないしピンP5を枢軸としてリクライニング椅子10が折り畳まれるので、持ち運びや設置等の取り扱いが容易となり、また、不使用時の保管に際しスペースを取らない。
次に、本発明の他の実施の形態に係るリクライニング椅子10’について図11,12,13を参照して説明する。
本発明の他の実施の形態に係るリクライニング椅子10’は、図11,12,13に示すように、リクライニング椅子フレーム11’と取り外し可能なクッション部材12’とから構成されている。
リクライニング椅子フレーム11’は、図11,12に示すように、バックレストフレーム13と、座部フレーム14’と、脚部を構成する前脚フレーム15及び後脚フレーム16と、アームレスト17と、連結リンク18と、レッグレスト19’と、S字ばね20とを備えている。
取り外し可能なクッション部材12’は、バックレストクッション部12’aと座部クッション部12’bが連結されている。
そして、バックレストクッション部12’aの上部背面にはバックレストフレーム13の上部に被せる袋状部(図示しない)が形成されており、この袋状部をバックレストフレーム13の上部に被せることにより、バックレストクッション部12’aと座部クッション部12’bがそれぞれバックレストフレーム13と座部フレーム14’に装着されるようになっている。
本発明の他の実施の形態に係るリクライニング椅子10’は、座部フレーム14’とレッグレスト19’の構造が本発明の実施の形態に係るリクライニング椅子10と相違するだけであるので、以下にその相違点のみを説明する。
座部フレーム14’は、内部に空隙を有するケース状の構造をしており、図11,12に示すように、この内部の空隙内に後述するレッグレスト19’が引き出し可能に収納される。
レッグレスト19’は、金属製のパイプにより後端側が開放されてU字状に形成されたレッグレストフレーム(図示しない)とこのレッグレストフレーム間に懸架されたS字ばね(図示しない)とをレッグレストクッション部材19’dで被覆して形成されている。
そして、レッグレスト19’は、図11に示すように、着座者の体格や好みに応じてケース状の座部フレーム14’内から必要な長さだけ引き出して使用され、使用後は座部フレーム14’内に収納される。
本発明の他の実施の形態に係るリクライニング椅子10’によれば、次のような効果を有する。
レッグレスト19’が座部フレーム14’の前方から引き出し可能であるので、バックレストフレーム13の傾倒角度に関係なく、レッグレスト部分の長さ(奥行き)を着座者の体格や好みに応じて調整することができる。
また、前脚フレーム15と後脚フレーム16の開脚時に、座部フレーム14’の前方端が後方端より高く傾斜しているので、着座者が安定して着座できるだけでなく、座部フレーム14’の内部にレッグレスト19’を収納する際に容易に押し込むことができる。
なお、その他の効果は前述した本発明の実施の形態に係るリクライニング椅子10の効果と同様であるので、その記載は省略する。
本発明の実施の形態及び他の実施の形態においては、リクライニング椅子において座部フレームの前方から引き出し可能なレッグレストを設けた例を示しているが、リクライニング椅子以外の椅子にも座部フレームの前方から引き出し可能なレッグレストを設けることができる。
10,10’…リクライニング椅子
11,11’…リクライニング椅子フレーム
12,12’…クッション部材
12a,12’a…バックレストクッション部
12b,12’b…座部クッション部
13 …バックレストフレーム
14、14’…座部フレーム
14a…連結棒
14b…案内ロッド
14c…湾曲部
15…前脚フレーム
16…後脚フレーム
17…アームレスト
17a…係止突起
17b…係止部
18…連結リンク
19…レッグレストフレーム
19a…連結棒
19b…軸
19c…円形当接部材
19d,19’d…レッグレストクッション部材
19’…レッグレスト
20…S字ばね
21…プロテクター
P1〜P5…ピン
P1a…ピンP1の両端部


Claims (7)

  1. レッグレストを備え、アームレストの操作によりバックレストを傾倒・起立させるようにしたアームレスト操作式のリクライニング椅子であって、
    レッグレストフレームと、
    バックレストフレームと、
    前記バックレストフレームの下端部に後端部位がピンP4により枢支される座部フレームと、
    前脚フレームと後脚フレームの左右上方端部を傾倒位置決め用のピンP1により枢支してなる脚部と、
    後端側をピンP2により前記バックレストフレームに枢支され前端側を上方に回動可能とし、かつ内部に前記ピンP1を所望の位置に係止可能とした係止部を有するアームレストフレームとを具備し、
    前記レッグレストフレームが前記座部フレームの前方から引き出し可能であることを特徴とするリクライニング椅子。
  2. 引き出し可能な前記レッグレストフレームが前記座部フレームの下方に収納されていることを特徴とする請求項1に記載のリクライニング椅子。
  3. 引き出し可能な前記レッグレストフレームが前記座部フレームの内部に収納されていることを特徴とする請求項1に記載のリクライニング椅子。
  4. 前記前脚フレームと前記後脚フレームの開脚時に、前記座部フレームの前方端が後方端より高く傾斜していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のリクライニング椅子。
  5. 前記前脚フレームは、長さ方向の途中から前方に滑らかに屈曲していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のリクライニング椅子。
  6. 前記後脚フレームは、長さ方向の途中から後方に滑らかに屈曲していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリクライニング椅子。
  7. 前記座部フレームは、その対向する側部の略中間部の前側部位がピンP3によって前記前脚フレームの略中間部に枢支され、その対向する側部の後端部位がピンP4によって前記バックレストフレームの下端近傍に枢支され、前記後脚フレームの略中間部よりやや下方の部位がピンP5によって連結リンクに枢支され、前記ピンP1ないし前記ピンP5を枢軸としてリクライニング椅子が折り畳まれることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のリクライニング椅子。


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