JP2011151275A - 窒化物半導体発光素子および電子装置 - Google Patents

窒化物半導体発光素子および電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 発光特性や寿命特性に優れた窒化物半導体発光素子を提供する。
【解決手段】
活性層を含み、前記活性層は、量子井戸層aと、障壁層bと、中間層cとから形成され、
中間層cは、量子井戸層aと障壁層bとの間に配置され、
量子井戸層aは、Inを含み、
中間層cは、酸素を含み、
中間層cにおける前記酸素の濃度が、1×1017cm−3以上であることを特徴とする窒化物半導体発光素子。
【選択図】 図5

Description

本発明は、窒化物半導体発光素子および電子装置に関する。
半導体レーザ(LD)、発光ダイオード(LED)等の半導体発光素子の中でも、特に窒化物半導体発光素子は、各種電子装置の光源等に有用である。半導体発光素子を発光させるためには、量子井戸を含む構造が広く用いられる。例えば、特許文献1では、サファイア基板の(0001)面上に、MOCVD(有機金属気相成長法)を用いて、GaN低温バッファ層、n−GaNコンタクト層、n−AlGaNクラッド層、n−GaN光ガイド層、InGaN多重量子井戸(MQW)発光層を前記順序で形成する方法等が記載されている。同文献において、前記発光層上には、さらに、p−AlGaN層、p−GaNコンタクト層が形成される。
特開2001−77416号公報
発光ダイオード、半導体レーザ等の窒化物半導体発光素子においては、Inを含む量子井戸層が有用である。例えば、高In組成比の量子井戸層を用いることで、青紫色〜緑色あるいは青〜緑色の光を発する窒化物半導体発光素子を得ることができる。前記量子井戸層としては、例えば、In組成比が20〜30%のInGaN量子井戸層が挙げられる。
しかしながら、そのような高In組成比の活性層では、結晶欠陥が発生するという問題が起きる。この原因は必ずしも明らかでないが、例えば、InNとGaNの格子定数差が大きいため相分離を起こしやすく、Inが偏析を起こしたり、In−In結合が形成されたりするためと考えられる。また、量子井戸層のInGaNの格子定数が、基板のGaNの格子定数に対して大きいため、量子井戸層内部や、量子井戸層と障壁層の界面に格子不整合による歪みが生じるためとも考えられる。この高In組成比活性層の結晶欠陥は、非発光再結合中心として働いたり、リーク電流のパスになったりする場合がある。このため、発光素子の発光特性や寿命特性が大幅に低下するおそれがある。
そこで、本発明は、発光特性や寿命特性に優れた窒化物半導体発光素子および電子装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の窒化物半導体発光素子は、
活性層を含み、前記活性層は、量子井戸層と、障壁層と、中間層とから形成され、
前記中間層は、前記量子井戸層と前記障壁層との間に配置され、
前記量子井戸層は、Inを含み、
前記中間層は、酸素を含み、
前記中間層における前記酸素の濃度が、1×1017cm−3以上であることを特徴とする。
また、本発明の電子装置は、前記本発明の窒化物半導体発光素子を含むことを特徴とする。
本発明によれば、発光特性や寿命特性に優れた窒化物半導体発光素子および電子装置を提供することができる。
本発明の一実施形態における窒化物半導体発光素子の構造の概略を例示する断面図である。 本発明の一実施形態の窒化物半導体発光素子における活性層の構造の概略を例示する断面図である。 窒化物半導体層の形成温度と酸素不純物濃度との関係を例示するグラフである。 本発明の別の一実施形態の窒化物半導体発光素子における活性層の構造の概略を例示する断面図である。 本発明の窒化物半導体発光素子における活性層の構造を例示する断面図である。 本発明の窒化物半導体発光素子における活性層のエネルギーバンドを例示する模式図である。
本発明において、「組成」とは、半導体層等を構成する元素の原子数の量的関係をいう。「組成比」とは、前記半導体層等を構成する特定の元素の原子数と、他の元素の原子数との相対的な割合をいう。例えば、AlGa1−xNの組成で表される半導体層において、xの数値を「Al組成比」という。また、例えば、「In組成比が20〜30%のInGaN」は、In原子数およびGa原子数の合計に対して前記In原子数が20〜30%であるInGaNをいう。また、本発明において、一つの半導体層と他の半導体層との組成を比較する場合、導電性等を発現させる不純物(ドーパント)は、半導体層を構成する元素として考慮しないものとする。例えば、p型GaN層とn型GaN層とは、不純物(ドーパント)が異なるが、組成は同一であるものとする。また、例えば、n型GaN層と、不純物濃度がさらに高いnGaN層とがあった場合、それらの組成は同一であるものとする。また、本発明において、半導体層中における不純物の濃度は、特に断らない限り、体積あたり(例えば1cmあたり)存在する前記不純物の原子数で表す。例えば、前記中間層における酸素濃度(酸素不純物濃度)は、前記中間層中に体積あたり存在する酸素原子数で表すものとする。
また、半導体は、結晶状態である場合とアモルファス(非結晶)状態である場合とがある。本発明の窒化物半導体発光素子において、前記活性層等の窒化物半導体層は、特に制限されないが、結晶状態であることが好ましい。また、前記結晶状態は、単結晶状態でも多結晶状態でも良いが、単結晶状態であることがより好ましい。また、本発明において、半導体層あるいは基板の「主面」とは、半導体層あるいは基板において最も広い平面、すなわち、いわゆる表面もしくは裏面、または上面もしくは下面をいう。
また、本発明において、「表面側に」は、特に断らない限り、表面に直接接触している状態でも良いし、間に他の構成要素等が存在する状態でも良い。同様に、「裏面側に」は、特に断らない限り、裏面に直接接触している状態でも良いし、間に他の構成要素等が存在する状態でも良い。「表面に」は、表面に直接接触している状態を指す。同様に、「裏面に」は、裏面に直接接触している状態を指す。「上に」は、特に断らない限り、上面に直接接触している状態でも良いし、間に他の構成要素等が存在する状態でも良い。同様に、「下に」は、特に断らない限り、下面に直接接触している状態でも良いし、間に他の構成要素等が存在する状態でも良い。また、「上面に」は、上面に直接接触している状態を指す。同様に、「下面に」は、下面に直接接触している状態を指す。「片面側に」は、特に断らない限り、片面側に直接接触している状態でも良いし、間に他の構成要素等が存在する状態でも良い。「両面側に」も、同様とする。「片面に」は、片面に直接接触している状態を指す。「両面に」も、同様とする。
以下、本発明の具体的な実施形態について、適宜、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されない。また、図面において、各部の構造等は、説明の便宜または明確のために適宜簡略化している場合があり、各部の寸法比等は、実物とは異なる場合がある。
[実施形態1]
図1の断面図に、本実施形態の窒化物半導体発光素子の構造を示す。図示の通り、この窒化物半導体発光素子は、n型基板101と、その上にn型クラッド層102、n型ガイド層103、活性層104、p型ガイド層105、p型クラッド層106、およびp型コンタクト層107が前記順序で積層された窒化物半導体層と、p電極109と、n電極110とを主要な構成要素とする。n型基板101は、(11−22)面を結晶表面(主面)とするSiドープn型GaN(Si濃度5×1017cm−3、厚さ100μm)から形成されている。n型クラッド層102は、Siドープn型Al0.1Ga0.9N(Si濃度5×1017cm−3、厚さ2μm)から形成されている。n型ガイド層103は、Siドープn型GaN(Si濃度5×1017cm−3、厚さ0.1μm)から形成されている。活性層104の構造については後述する。p型ガイド層105は、Mgドープp型GaN(Mg濃度2×1019cm−3、厚さ0.1μm)から形成されている。p型クラッド層106は、Mgドープp型Al0.1Ga0.9N(Mg濃度1×1019cm−3、厚さ0.5μm)から形成されている。p型コンタクト層107は、Mgドープp型GaN(Mg濃度1×1020cm−3、厚さ0.02μm)から形成されている。p型コンタクト層107の一部は、その下のp型クラッド層106上部とともに除去されている。除去されていないp型コンタクト層107は、その下のp型クラッド層106上部とともにリッジ構造を形成している。前記リッジ構造以外の部分のp型クラッド層106上面は、絶縁膜108で被覆されている。p電極109は、p型コンタクト層107上面に接するように配置されている。n電極110は、n型基板101下面に接するように配置されている。
図2の断面図に、図1の活性層104の構造を示す。図示の通り、活性層104は、量子井戸層104aと、障壁層104bと、中間層104cとから形成されている。量子井戸層104aは、厚さ2nmのノンドープIn0.2Ga0.8Nからなる。障壁層104bは、厚さ4nmのノンドープIn0.03Ga0.97Nからなる。中間層104cは、厚さ1nmのAl0.05Ga0.95Nからなる。中間層104cは、濃度5×1017cm−3の酸素不純物を含む。量子井戸層104aと障壁層104bの酸素不純物濃度は、1×1016cm−3以下である。障壁層104bは、量子井戸層104aの上下の両面側に配置されている。中間層104cは、量子井戸層104aの上下の両面側に配置され、かつ、量子井戸層104aと障壁層104bとの間に配置されている。同図の活性層104は、2周期の多重量子井戸(MQW)構造を有する。より具体的には、同図の活性層104において、量子井戸層104aは、二層であり、障壁層104bは、三層であり、中間層104cは、四層である。各量子井戸層104aを、下から上に、それぞれ第一〜第二の量子井戸層104aとする。各障壁層104bを、下から上に、それぞれ第一〜第三の障壁層104bとする。各中間層104cを、下から上に、それぞれ第一〜第四の中間層104cとする。同図の活性層104は、第一の量子井戸層104aの下面側(図で見て下側)に第一の障壁層104bが配置され、第一の量子井戸層104aの上面側(図で見て上側)に第二の障壁層104bが配置されている。第二の量子井戸層104aの下面側には第二の障壁層104bが配置され、第二の量子井戸層104aの上面側に第三の障壁層104bが配置されている。さらに、第一〜第四の中間層104cが各量子井戸層104aと各障壁層104bとの間に配置されることで、前述した量子井戸層104aと障壁層104bと中間層104cとの積層構造(量子井戸構造)が2周期形成されている。
なお、n型基板101は、(1−100)面などの他の結晶面を表面(主面)とするGaN基板等であっても良い。または、n型基板101は、サファイア基板やSi基板上に、GaN低温バッファ層などを介してGaN層を形成した基板であっても良い。または、n型基板101は、GaN/サファイア上に窒化物系結晶層等を形成した基板であっても良い。n型基板101の下部が、導電性を有しない材質で形成されている場合、例えば、n型基板101の下面にビアホールを設ける等の方法により、n電極110と同図の窒化物半導体発光素子とを適宜電気的に接続してもよい。
本実施形態の前記窒化物半導体発光素子の製造方法は、特に制限されない。前記窒化物半導体層(半導体結晶層)を構成する各層は、例えば、常圧の有機金属気相成長(MOVPE)装置を用いて行うことができる。また、キャリアガスには水素と窒素の混合ガスを用い、Ga、Al、Inソースとしてそれぞれトリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMI)、n型ドーパントにシラン(SiH)、p型ドーパントにビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CpMg)を用いることができるが、これらに限定されない。
前述の通り、本発明の窒化物半導体発光素子においては、前記量子井戸層と前記障壁層との間に前記中間層が配置され、前記量子井戸層は、Inを含み、前記中間層は、酸素不純物を含み、前記中間層における前記酸素不純物の濃度が、1×1017cm−3以上である。この構造を有することで、本発明の窒化物半導体発光素子は、発光特性や寿命特性に優れる。より具体的には、本発明の窒化物半導体発光素子は、例えば、活性層の発光効率に優れる。このような効果が得られるメカニズムは明らかではないが、Inを含む量子井戸層(例えばInGaN層)の近傍に酸素が存在することが重要であると推測される。より具体的には、例えば、Inが酸素と反応しやすいことから、過剰なInが酸化されてIn偏析が抑制される、ということが考えられる。また、Inと酸素が結合することでInとNの結合よりも安定な結合が形成され、量子井戸層と障壁層の界面での格子不整合に起因する前記界面または前記量子井戸層内部の結晶欠陥(例えばphys. stat. sol. (c) 3, No.6, 1779−1782(2006)参照)が抑制される、などの効果も考えられる。ただし、これらは推定可能なメカニズムの一例であって、本発明を何ら限定しない。また、前記中間層は、前記量子井戸層の上下の少なくとも片面側に配置されていれば良いが、前記量子井戸層の上下の両面側に配置されていることが好ましい。
本発明において、前記中間層以外の層の酸素不純物濃度は特に制限されない。本実施形態では中間層にのみ高濃度の酸素を添加しているが、InGaN量子井戸や障壁層にも酸素を添加しても良い。例えば、本発明において、前記障壁層が、酸素不純物を含み、かつ、前記中間層と同一の組成および不純物濃度を有し、前記障壁層が、前記中間層と一体に形成されていても良い。ただし、前記量子井戸層の発光効率を低下させない観点から、前記量子井戸層の酸素不純物濃度が高すぎないことが好ましい。前記量子井戸層の酸素不純物濃度と発光効率との相関のメカニズムは明らかではないが、例えば、前記酸素不純物濃度が高いと、前記量子井戸層中の非発光中心密度が増加すると考えられる。そのため、前記活性層において、前記中間層のみに、または前記中間層と前記障壁層のみに、制御性良く高濃度の酸素を添加することが好ましい。
本発明の窒化物半導体発光素子において、前記中間層の酸素不純物濃度は、好ましくは1×1018cm−3以上である。前記中間層における前記酸素不純物濃度の上限値は、好ましくは1×1020cm−3以下、より好ましくは1×1019cm−3以下である。前記障壁層の酸素不純物濃度は、特に制限されない。また、前記量子井戸層の酸素不純物濃度は、好ましくは1×1017cm−3以下、さらに好ましくは1×1016cm−3以下である。前記量子井戸層の酸素不純物濃度の下限値は特に制限されないが、低いほど好ましく、理想的には0である。
本実施形態では、(11−22)面を主面とする窒化物半導体基板主面上に活性層を形成し、また、中間層にAlGaNを用いている。これは、窒化物半導体結晶をMOCVDなどにより結晶成長する場合、通常用いられる(0001)面に比べて(11−22)面の方が、酸素を不純物として取り込み易いためである。また、高いAl組成の層ほど、酸素を不純物として取り込み易いためである。この観点から、本発明では、前記中間層が、結晶層であり、前記中間層の主面が、(000−1)面、(10−10)面、(10−11)面、(11−22)面または(1−100)面であることが好ましい。また、本発明では、前記中間層が、Alを含むことが好ましい。
本発明者らは、実際に、(0001)面、(1−100)面または(11−22)面を主面とするAlGaN層、および(11−22)面を主面とするGaN層を形成し、酸素不純物濃度を測定した。図3に、その実験データを示す。同図において、横軸は、結晶成長時の基板温度(℃)であり、縦軸は、形成されたAlGaN層またはGaN層の酸素濃度(cm−3)である。基板としては、(0001)面、(1−100)面または(11−22)面を主面とするGaN基板を準備し、その上に前記AlGaN層またはGaN層を形成させた。AlGaN層のAl組成は5%であり、結晶成長条件は、TMG供給量58μmol/min、TMA供給量3μmol/min、NH供給量0.36mol/min、圧力90kPaである。GaN層の成長は、TMAの供給が0であること以外はAlGaN層と同様である。不純物濃度の測定には、二次イオン質量分析法(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)を用いた。図示のように、(0001)面では、酸素不純物濃度は測定限界の1×1016cm−3以下である。それに対し、(1−100)面、(11−22)面ではAlGaN層中の酸素不純物濃度が1×1017cm−3以上であり、(0001)面に比べて酸素を取り込み易いことが判る。また、(11−22)面であっても、GaN層では酸素不純物濃度は1×1016cm−3以下であり、GaN層に比べてAlGaN層の方が不純物濃度が高くなることが判る。ただし、同図の実験データは例示であり、本発明を何ら限定しない。結晶面に関しては、他にも(000−1)面や(10−11)面なども、(0001)面にくらべて酸素不純物を取り込み易い(Journal of Crystal Growth 311(2009)3817−3823)。
なお、図3の実験においては、AlGaN層またはGaN層形成工程に、大気中(雰囲気中)以外の酸素を供給していない。これは、特にAlを含む層の場合、形成工程で自動的に大気中(雰囲気中)の酸素不純物を取り込みやすいためである。図3のGaN層は、酸素不純物濃度が1×1016cm−3以下であることから、本発明の窒化物半導体発光素子における前記中間層として用いるには適していない。また、主面が(0001)面であるAlGaN層も、同様の理由で、本発明の窒化物半導体発光素子における前記中間層として用いるには適していない。しかし、これらの層も、例えば、形成工程で積極的に酸素をドーピングし、酸素不純物濃度を1×1017cm−3以上とすれば、前記中間層として好適に用いることができる。
本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法は特に制限されないが、主面が、(000−1)面、(10−10)面、(10−11)面、(11−22)面または(1−100)面である基板を準備する工程と、前記基板主面上に、前記活性層を形成する工程とを含むことが好ましい。この製造方法によれば、基板を含み、前記基板の主面が、(000−1)面、(10−10)面、(10−11)面、(11−22)面または(1−100)面であり、前記活性層が、前記基板主面上に形成された結晶層である本発明の窒化物半導体発光素子を製造できる。基板主面が前記の面であれば、前記中間層の主面が、前記基板主面と同じ指数で表される面となることにより、前述の通り、前記中間層が酸素不純物を取り込みやすい。
本発明では、前記中間層の、または前記中間層および前記障壁層の酸素不純物濃度を1×1017cm−3以上とし、前記量子井戸層の酸素不純物濃度は前述のようになるべく低くすることが好ましい。前記各層の酸素不純物濃度は、前述のように、前記各層への、大気中(雰囲気中)の酸素以外の酸素添加(供給)の有無、あるいは添加(供給)する前記酸素の濃度で制御してもよい。ただし、MOCVDなどの結晶成長の際に、酸素の供給の有無で前記中間層に制御性良く酸素を添加することは困難を伴う場合があり、前記量子井戸層にも不要な酸素不純物が取り込まれ易い。そこで、例えば図3で説明したような、結晶の種類による不純物の取り込み易さの違いを利用することで、高濃度の酸素を前記中間層に、または前記中間層および前記障壁層に制御性良く添加し、前記量子井戸層の酸素不純物濃度は低くすることができる。具体的には、前記中間層がAlを含み、前記量子井戸層がAlを含まないことが好ましい。このようにすれば、前記中間層は形成工程で自動的に酸素不純物を取り込みやすく、前記量子井戸層はAlを取り込みにくいことから、前記各層への積極的な酸素添加(供給)の有無によらずとも、前記各層の酸素不純物濃度を制御しやすい。本実施形態では、(11−22)面を主面とするInGaN量子井戸層とAlGaN中間層を用いた。ただし、本発明の前記量子井戸層および前記中間層はこれに限定されず、必要な酸素濃度プロファイルが得られるように、結晶面、成長条件、各層の組成などを適宜選べば良い。前記障壁層も同様である。
前記中間層は、前述の通りAlを含むことが好ましい。本実施形態ではAlGaNを用いたが、InAlGaNなどを用いても良い。ただし、前記活性層全体の屈折率の低下による光閉じ込め効率低下を防止する観点から、前記中間層のAl組成比が高すぎないことが好ましい。前記中間層のAl組成比は特に制限されないが、前記中間層における窒素以外の元素中のAl組成比(原子数比)が、例えば1〜10%、好ましくは2〜5%とする。
前記障壁層は、前述の通り、前記中間層と同一の組成および不純物濃度を有し、前記中間層と一体に形成されていても良い。ただし、例えば前述したように、前記活性層全体の屈折率の低下による光閉じ込め効率低下等を防止する観点から、前記障壁層と前記中間層の組成が異なり、前記障壁層と前記中間層とが別体であることが好ましい。具体的には、前記中間層がAlを含み、前記障壁層は、Alを含まないか、またはAl濃度がなるべく低いことが好ましい。前記障壁層の組成は特に制限されず、例えば、公知の量子井戸構造における障壁層の組成等を適宜適用してもよい。また、前記活性層全体の屈折率の低下による光閉じ込め効率低下等を防止する観点から、前記中間層が厚すぎないことが好ましい。前記中間層の厚みが小さく、前記中間層のみが酸素不純物を含んでいても、前記量子井戸層の近傍に酸素を含むこととなるため、窒化物半導体発光素子の発光特性や寿命特性向上の効果を得ることができる。前記中間層の厚みは特に制限されないが、例えば0.2〜5nm、好ましくは0.4〜1nmである。前記障壁層の厚みは特に制限されないが、例えば3〜10nmである。また、前記量子井戸層の厚みは特に制限されないが、例えば2〜4nmである。
なお、本発明の窒化物半導体発光素子において、前記活性層等の窒化物半導体層は、例えばGaAsN等の混晶でも良いが、例えば本実施形態で示したように、III族窒化物半導体から形成されていることが好ましい。III族窒化物半導体としては、例えば、AlN、GaN、AlGaN、InGaN、InAlGaN等が挙げられる。前記量子井戸層、前記中間層、前記障壁層等の各層には、前述のように、それぞれに適した形成材料を適宜選択すれば良い。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の構造は、特に制限されず、例えば、図1に示した各構成要素を適宜省略した構造でもよいし、他の構成要素を適宜追加した構造でもよい。また、図1に示した本実施形態の窒化物半導体発光素子では、素子断面形状がリッジ形状であるが、本発明は、この例に限定されない。前記素子断面形状は、例えば、インナーストライプ形状等であってもよい。さらに、本発明の窒化物半導体発光素子の構造は、前記活性層が前述の構造を有し、かつ半導体発光素子として機能し得る限り、どのような構造でも良い。具体的には、例えば、n型層、p型層、および前記活性層を有し、前記n型層と前記p型層との間に前記活性層が配置され、かつ光導波路構造が形成された構造であってもよい。光導波路構造は、例えば、n型層およびp型層のいずれかの一部に、図1に示すリッジ形状を設けて形成する(リッジ型)か、または別途電流狭窄層を設けて形成する(インナーストライプ型)。前記n型層および前記p型層には、例えば図1に示したように、適宜n電極およびp電極を接続してもよい。
[実施形態2]
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
図4に、本実施形態の窒化物半導体発光素子の活性層の構造の一例を示す。図示の通り、本実施形態では、活性層にnドープ量子井戸層201(Si濃度1×1018cm−3)、ノンドープの障壁層202、およびpドープ中間層203(Mg濃度5×1017cm−3、O濃度5×1017cm−3)、を用いている。本実施形態の窒化物半導体発光素子の構造は、前記活性層のドーピングの有無以外は実施形態1と同様である。本実施形態では、前記活性層は、nドーパントにSi、pドーパントにMgを用いている。ただし、前記nドーパントとしては、例えばGeやOなど、前記pドーパントとしては、例えばZnやCなどの、通常の半導体結晶で用いられる他のドーパントでも良い。
本実施形態によれば、量子井戸間のキャリア不均一注入の促進を抑制し、実施形態1よりもさらに発光効率の高い半導体発光素子を得ることも可能である。
実施形態1では、前記活性層は、中間層のみ酸素不純物濃度5×1017cm−3とし、前記量子井戸層および前記障壁層はノンドープとした。これに対し、本実施形態では、前述の通り、前記中間層が、さらにp型不純物を含み、前記中間層における前記p型不純物の濃度が、前記中間層における前記酸素不純物の濃度以上である。また、前記量子井戸層が、さらにn型不純物を含み、前記量子井戸層における前記n型不純物の濃度が、前記中間層における前記酸素不純物の濃度以上である。
窒化物半導体結晶においては、結晶成長条件やプロセスにもよるが、酸素不純物がドナーとして働くことがありうる。これにより、例えば、前記中間層がn型となり、中間層のフェルミ準位が真性半導体よりも伝導帯寄りになることで、ΔEcは低下し、ΔEvは増加する。電子に比べて正孔の方が重いため、このΔEvの増加によって、量子井戸間のキャリア不均一注入が促進される。多重量子井戸型活性層においては、前記キャリア不均一注入により、各量子井戸の光学利得スペクトルの不均一、発光効率の低下等が起こる場合がある(Appl. Phys. Lett., Vol.62 (19), pp.2316−2318, 1993、およびAppl. Phys. Lett. Vol.65 (19), pp.2383−2385, 1994)。
本実施形態では、前記中間層に対し、前記中間層の酸素不純物濃度以上にpドーピングし、かつ、前記量子井戸層に対し、前記中間層の酸素不純物濃度以上にnドーピングすることで、キャリア不均一注入の抑制を行う。前記中間層をpドーピングすることで酸素不純物によるn型化を補償し、また、前記量子井戸層をnドーピングすることで量子井戸層もn型化し、ΔEvの増加を抑制できる。本発明において、前記中間層のpドーピングと前記量子井戸層のnドーピングは、本実施形態のように両方行うことが好ましいが、どちらか一方でも良い。また、中間層の酸素不純物の活性化率は、結晶成長条件やプロセスによって様々に変わる。このため、酸素不純物は全て活性化しているものと仮定して、前記中間層のpドーピング濃度(p型不純物濃度)、および前記量子井戸層のnドーピング濃度(n型不純物濃度)を、前記酸素不純物による影響の補償に充分な高濃度とすることが望ましい。前記中間層のp型不純物濃度は、前述の通り、前記中間層の酸素不純物濃度以上であることが好ましい。前記中間層のp型不純物濃度の上限は、特に制限されないが、結晶品質の観点から、例えば1×1019cm−3以下、好ましくは1×1018cm−3以下である。例えば、phys. stat. sol. (b) 234, No. 3, 850−854, 2002には、p型不純物としてのMgの濃度がある程度高くなると、Mgの表面偏析によって結晶の極性が反転し、結晶品質が著しく低下することが記載されている。ただし、本発明は、当該文献の記載によって何ら制限ないし限定されない。前記量子井戸層のn型不純物濃度は、前述の通り、前記中間層の酸素不純物濃度以上であることが好ましい。前記量子井戸層のn型不純物濃度の上限は、特に制限されないが、例えば1×1020cm−3以下である。
なお、図5および6の模式図を用いて、量子井戸間のキャリア不均一注入と、ドーピングによる改善効果について説明する。ただし、図5および6は、説明の便宜のための例示的な模式図であり、本発明を何ら限定しない。図5に、本発明の窒化物半導体発光素子における前記活性層の構造の一例を示す。同図において、量子井戸層はa、障壁層はb、中間層はcで示している。量子井戸層、障壁層および中間層の配置は、実施形態1(図2)および実施形態2(図4)と同じである。図5の多重量子井戸型活性層においては、量子井戸層aはIn0.3Ga0.7Nにより形成され、中間層cはAl0.1Ga0.9Nにより形成され、障壁層bはIn0.05Ga0.95Nにより形成されているものとする。また、図6に、図5の活性層のエネルギーバンド図を示す。ただし、図6のエネルギーバンド図は、説明の便宜のために特徴を誇張しており、実際の測定結果または計算結果をそのまま掲載したものではない。図6中には、図5の活性層の伝導帯のバンドオフセットΔEcと、価電子帯のバンドオフセットΔEvを示している。また、前記活性層には、外部から電界は印加されていないものとする。図6(A)〜(D)のバンド構造模式図は、図5の活性層における前記各層が、(A)全てノンドープ、(B)中間層がn型で量子井戸層および障壁層がノンドープ、(C)中間層がp型で量子井戸層および障壁層がノンドープ、(D)中間層がn型、量子井戸層がn型で障壁層がノンドープ、の場合をそれぞれ示す。例えば、前記中間層に含まれる酸素不純物の影響で、図6(B)のように中間層がn型化すると、前記中間層の準位が引き下げられ、図6(A)と比較してΔEvが増大する。これに対し、図6(C)のように前記中間層をp型とすれば、前記中間層の準位が引き上げられ、ΔEvを低減できる。また、前記中間層をp型化することに代えて、図6(D)のように前記量子井戸層をn型化すると、前記量子井戸層の準位が引き下げられ、図6(B)と比較してΔEvを低減できる。なお、図6(D)において、前記量子井戸層に加え前記障壁層をもn型化し、前記障壁層の準位をも引き下げても良い。
以上、説明したように、本発明によれば、発光特性や寿命特性に優れた窒化物半導体発光素子を提供することができる。本発明の窒化物半導体発光素子の用途は特に制限されず、例えば、半導体レーザ(LD)、発光ダイオード(LED)、スーパールミネッセントダイオード(SLD)等として用いることができる。また、本発明の電子装置は、前記本発明の窒化物半導体発光素子を含むことにより、発光特性や寿命特性に優れる。本発明の電子装置も特に制限されず、例えば、画像表示装置、情報記録再生装置等、どのような電子装置でも良い。
101 n型基板
102 n型クラッド層
103 n型ガイド層
104 活性層
105 p型ガイド層
106 p型クラッド層
107 p型コンタクト層
108 絶縁膜
109 p電極
110 n電極
104a、201、a 量子井戸層
104b、202、b 障壁層
104c、203、c 中間層

Claims (10)

  1. 活性層を含み、前記活性層は、量子井戸層と、障壁層と、中間層とから形成され、
    前記中間層は、前記量子井戸層と前記障壁層との間に配置され、
    前記量子井戸層は、Inを含み、
    前記中間層は、酸素を含み、
    前記中間層における前記酸素の濃度が、1×1017cm−3以上であることを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  2. 前記中間層が、結晶層であり、前記中間層の主面が、(000−1)面、(10−10)面、(10−11)面、(11−22)面または(1−100)面であることを特徴とする請求項1記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記中間層が、Alを含むことを特徴とする請求項1または2記載の窒化物半導体発光素子。
  4. 前記中間層が、さらにp型不純物を含み、
    前記中間層における前記p型不純物の濃度が、前記中間層における前記酸素の濃度以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子。
  5. 前記量子井戸層が、さらにn型不純物を含み、
    前記量子井戸層における前記n型不純物の濃度が、前記中間層における前記酸素の濃度以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子。
  6. さらに、基板を含み、
    前記基板の主面が、(000−1)面、(10−10)面、(10−11)面、(11−22)面または(1−100)面であり、
    前記活性層が、前記基板主面上に形成された結晶層であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子。
  7. 前記活性層が、III族窒化物半導体層から形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子。
  8. 前記障壁層が、酸素を含み、かつ、前記中間層と同一の組成および不純物濃度を有し、
    前記障壁層が、前記中間層と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子。
  9. 主面が、(000−1)面、(10−10)面、(10−11)面、(11−22)面または(1−100)面である基板を準備する工程と、
    前記基板主面上に、前記活性層を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載の窒化物半導体発光素子を含むことを特徴とする電子装置。
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