JP2011148283A - 乾燥花を作成する方法。 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来花の保存法としては、出来なかったしなやかさのある、乾燥花を作る方法である。この乾燥花は薬品、染料などを一切使用せずに、自然の色合いと柔らかさを保ち、常温での長期保存可能なのが、特徴である。一輪の花を花びらに分解して仕上げた乾燥花びらは、屈曲自在で細工に耐えるので、再びもとの様な花に作り上げることもできる。本発明は手軽にいつまでも楽しめる乾燥花の作成方法である。
【解決手段】電子レンジを使って短時間の加熱を重ねる。途中で電子レンジから取り出し皺を延す。花の厚み、水分の含み具合による微調整の必要はあるが、概ね1−2分の加工工程によりしなやかな乾燥花びらを作成出来る。この乾燥花びらを基板上に複数周にわたってかさね、かつ立体的に接着し、花を作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は牡丹、ばら、椿その他の花びらを立体的で、しなやかな、強度のある乾燥状態に加工し、それをふたたび花に咲かせる方法に関するものである。
従来、花を保存して観賞するには、押し花、ドライフラワー、プリザープドフラワーなどが知られている。
押し花では、花びらは平面的になり立体感が無くもろい。
ドライフラワーでは、完成に時間がかかる上、しなやかさは失われてもろいのが欠点となる。
プリザープトフラワーは、作成に際して脱色のための薬品、着色のための染料が必要なので、おのずと高価になるのが難点と思われる。
本発明では極く短時間に、薬品染料を全く使用せずに、長期の保存に耐えうるしなやかでカラフルで、香りさえ残した絹の様な花びらや、葉を作ることができる。
花を解体し、花びらを、電子レンジに入れ、約30秒‘あたため’で加熱する。この段階で、花びらは煮沸した状態になる。この後電子レンジからとりだし、花びらの皺を伸ばし、再び電子レンジに入れて約20秒、次に10秒というように‘あたため’で加熱し、ほどよく水分をとばす。この時の微調整による水分の残し方が、花びらの仕上がり方の重要な、ポイントとなる。また電子レンジで加熱の時間は少なくても2段階以上とし、一気にトータルした時間を加熱することは、しなやかさを得る上で避けた方がよい。ばらを、解体せずに一輪のままレンジ乾燥することも、一歩すすんで可能であるが、それも水分の残し方における基本作業は同じである。本発明は、以上の構成によりなる、しなやかな自然色の花びらを作る方法である。
本発明は、しなやかで、張のある、本来の花の色を保った乾燥花びらを得る方法であり、この花びらは、屈曲自在なので、これを用いて豊富な花を再現することができる。更に常温で長期の保存が可能なので、美しい花を手軽に永く楽しむことができるものである。なお本発明は、化学薬品を、一切使用しないのが最大の長所である。
以下本発明の形態を図I〜10に基ついて説明する。
(1)牡丹、ばら、芍薬などの花の花びらを、しなやかな乾燥花びらにする方法。
(イ)図1に示すように牡丹、芍薬、ばらなどの花1の花びら2を、いちまい一枚にばらす。
(ロ)図2のように、電子レンジ用耐熱皿3に、キッチンペーパー4を敷き(イ)の、ばらばらにした花びら2を、10数枚重ならないように並べる。
(ハ)電子レンジ5の中に(ロ)の、花びら2を耐熱皿3ごと入れて‘あたため’で30秒加熱する。
(ニ)耐熱皿3ごと取り出し花びら2の皺を伸ばし、電子レンジ5内にもどす。
(ホ)更に約15〜20秒‘あたため’で加熱する。
(ヘ)花びら2が、ペーパー4からはらりと離れるくらいを目安に、10秒毎の‘あたため’加熱での微調整をして、ほどよく水分をとばす。この時しっかり加熱することが長期の保存に耐える条件となる。と同時に適度の水分を残すことが、しなやかさのために最重要な条件となる。適度のしなやかさを得られた花びら2は、ただちに電子レンジ5庫内から取り出し、決して庫内に置いて余熱にさらしてはならない。もろくなってしまうからである。
(2)ばらの花一輪まるごとを、しなやかな乾燥花にする方法。
(イ)図3のように花1の、花びら2と花びら2の間に、V字型の紙片6を差しこみ花びらどうしがくっつかないようにする。
(ロ)図4のように、(イ)の紙片6を差し込んだ花1の周りをティシュペーパー7でくるみ型崩れを防ぐ作業をする。
(ハ)(ロ)のティシュペーパー7でくるんだ花1を、電子レンジ5に入れ、約60秒‘あたため’で加熱する。
(ニ)レンジ5から取り出し、しなやかさの加減を‘あたため’10秒ごとの加熱で微調整して取り出す。
(ホ)花びらに差し込んであった紙片6を除き、花1の形を整える。
(3)ほたるぶくろ カラーの花を立体的な乾燥花にする。
(イ)図5のようにほたるぶくろの花10の中に、吸湿性のティシュペーパー7を柔らかくまるめて詰める。
(ロ)耐熱皿3に(イ)の、ティッシュ7を詰めたほたるぶくろの花10をのせ約30秒‘あたため’で加熱する。さらに10秒ごとの’あたため’加熱でしなやかさの加減をする。
(ハ)電子レンジ5から取り出し、ティッシュペーパー7を除き、花10の形を整える。
(ニ)カラーの花11の場合も、同様に花の重なりの部分に、ティッシュペーパー7をやわらかくまるめて詰め、更に図5のように、カラーの花11に針14の先を刺して、1〜2個の穴をあける。加熱は、ほたるぶくろ10と同様の手順で行う。穴をあけるのは、花びらの中の空気の抜け道を作りカラーの花11が、風船のようにふくらむのを防ぐためである。
(4)牡丹、ばらなどの 芯の部分を乾燥保存する。
(イ)図6のように、芯8の底を、平らに切り取る。
(ロ)電子レンジ5に入れ60秒‘あたため’で加熱する。
(ハ)電子レンジ5から取り出し、状態を見ながら、再度いれて電子レンジ5の’あたため’で10秒ごと、水分を微調整する。
(ニ)しなやかな乾燥状態が得られたら、ただちに取り出し常温におく。
(5)簡単 迅速に、花のポプリを作る方法。
(イ)図2のように、花びら2を、キッチンペーパー4に、重ならないようににパラパラとおく。
(ロ)耐熱皿に(イ)のキッチンペーパー4に載せた花びら2を載せ電子レンジ5に入れ、‘あたため‘で、60秒加熱する。微調整をしながら、、花作り用の花びらの仕上がりよりは、このポプリにする花びらは乾燥させて仕上げる。
(ハ)この時の花びらは、欠けたり、変形したものを、使えるので花1の全てを無駄なく利用出来る上、色々な花と混合させて彩り豊かなポプリを作ることが出来る。
(ニ)香りが、淡いとき、物足りないときは、好みのエッセンスを少々ふりかけて、半透明の和紙に包むなどして、色、香り手触りを楽しめるポプリを、短時間に作ることができる。
(6)上記(1)で仕上がった布状の花びらを用い ばらの花を作る方法。
(イ)図7に示すように、、花びら2の裏の基部のみ、木工ボンド9をつける。木工ボンド9をつけた花びら2を、3センチ角の紙片12の上に、外側から大きな花びら2を5枚、内側にやや小さな花びら2を5枚、間にくるように、立体的に接着し、これを繰り返し、中心はきつめに花びら2を巻き、形を整えてばらの花を作る。
(ロ)図8に示すようにのように(イ)で出来た花を小箱の上に接着し、花の飾りの付いた小物入れができる。
(7)上記(1)で仕上がった布状の牡丹の花びらを用い額飾りを作る方法。
(イ)図9のように5センチ角の紙片13上に、ぼたんの花びら2の大きなものから、つまり外側下部分から、木工ボンド9で花びら2の基部のみを、付けていく。
(ロ)図10に示すように、花びら2は、2周目さらに3,4,5周と、花びらの間、間に来るように重ねるが、中央にいくほど、立ち上がり気味に、角度を決めて立体感のある花のボリュウムを出すようにする。中央は空けておきそこに、(4)で出来ている牡丹の花芯8を、バランスよく置き木工ボンド9で付ける。
(ハ)図11のように、色紙15、あるいは額16にあうボードに(ロ)で出来た牡丹の花を接着し、葉、つぼみなどデザインし立体的な花の額飾りを完成させる。
(ニ)図11に用いる額16は、色紙15面からガラスなどの面までの空間を、5センチ以上必要とする。
実施例 花を分解する図。 実施例 花びらを電子レンジに入れる図。 実施例 花びらをの間に紙片を差し込む工程の図。 実施例 花をティッシュペーパーでくるむ図。 実施例 ほたるぶくろとカラーの花の図。 実施例 花の芯を切り取る図。 実施例 ばらの花を作る工程図。 実施例 ばらの花を飾る図。 実施例 ぼたんの花を作る工程図。 実施例 ぼたんの花の芯をおく図。 実施例 ぼたんの花の額飾りの完成図。
1−花 2−花びら 3−耐熱皿
4−キッチンペーパー 5−電子レンジ 6−V字型紙片
7−ティッシュペーパー 8−花の芯 9−木工ボンド
10−ほたるぶくろの花 11−カラーの花 12−3センチ角紙片
13−5センチ角紙片 14−針 15−色紙
16−額

Claims (4)

  1. 花を解体してその花びらをマイクロ波加熱により煮沸する第一工程と、
    上記花びらの皺を延ばして、再度マイクロ波加熱により
    上記花びらの水分を飛ばす第二工程からなる、乾燥花を作成する方法。
  2. 花びらと花びらの間に紙片を差し込んだ花の周りを、紙でくるんだ状態でマイクロ波加熱により煮沸する第一工程と、再度マイクロ波加熱により、上記花の水分を飛ばす第二工程とからなる乾燥花を作成する方法。
  3. 花を解体してその花びらを、マイクロ波加熱により煮沸する第一工程と、
    上記花びらを再度マイクロ波加熱により、短時間でポプリを作る方法。
  4. 請求項1で作成した花びらを、基板上に複数周にわたって重ね、かつ立体的に接着することにより作成した乾燥花。
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