JP3162444U - 造花 - Google Patents
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Abstract
【課題】入手が容易な天然素材で安価に製作することができ、しかも容易に焼却処理できる造花を提供する。【解決手段】枝部2と、枝部2に固定された花部6および/または葉部3を備えた造花であって、この造花は、全体が、焼却しても有害ガスを生じることのない天然素材のみで形成されている。安全に焼却処理することができ、また、天然素材のみで形成されているため針金等を分別除去する必要もなく、使用済み後に焼却して、容易に処理することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、天然素材からなる造花に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、おしべ,めしべ等の細長い部分および花片を和紙で作成した和紙製造花が存在する。
上記特許文献1に開示されている和紙製造花は、和紙自体の有する美感のある花に関するものであり、枝等の部分には針金を使用することがあり、葉の部分等はポリエステル製のものにすることがあるため、使用済みになった造花を焼却処分する際に、焼却に際し有害ガスが生ずることがあり、また、針金等は燃え残るために、別途、針金等は除去しなければならないという問題点があった。
本考案は、焼却処理しても有害ガスが生ずることがなく、また、針金等の分別除去を行う必要もなく、使用済み後の処理が極めて容易となる造花の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本考案は、枝部と、該枝部に固定された花部および/または葉部を備えた造花であって、該造花は、全体が、焼却しても有害ガスを生じることのない天然素材のみで形成されていることを要旨とする。
本考案は、枝部と、該枝部に固定された花部および/または葉部を備えた造花であって、該造花は、全体が、焼却しても有害ガスを生じることのない天然素材のみで形成されていることを要旨とする。
本考案の造花は、焼却しても有害ガスを生じることのない天然素材のみで形成されているため、有害ガスが生じることなく、安全に焼却処理することができ、また、天然素材のみで形成されているため針金等を分別除去する必要もなく、使用済み後に焼却して、容易に処理することができるものとなる。
また、本考案の造花において、前記枝部,花部,葉部の全部または一部が紙製であるものとすることもできる。
こうすれば、造花は紙製であるため加工も容易であり、色付け等して種々の造花を安価に形成させることができ、また、使用済み後には容易に焼却処理することができるものとなる。
こうすれば、造花は紙製であるため加工も容易であり、色付け等して種々の造花を安価に形成させることができ、また、使用済み後には容易に焼却処理することができるものとなる。
また、本考案の造花において、前記枝部,花部,葉部の全部または一部が竹製であるものとすることもできる。
こうすれば、竹片から安価に種々の形状の造花を形成させることができ、また、使用後には容易に焼却して処理することができるものとなる。
こうすれば、竹片から安価に種々の形状の造花を形成させることができ、また、使用後には容易に焼却して処理することができるものとなる。
また、本考案の造花において、前記枝部,花部,葉部の全部または一部が木製であるものとすることもできる。
こうすれば、木片から安価に造花を形成することができ、また、使用済み後には容易に焼却処理することができるものとなる。
こうすれば、木片から安価に造花を形成することができ、また、使用済み後には容易に焼却処理することができるものとなる。
また、本考案の造花は、仏壇用等の仏事に用いられるものであるものとすることもできる。
こうすれば、仏事用に用いられる菊の花等やしきび等を、紙,竹,木等の天然素材を用いて形成させ、使用後には容易に焼却処理することができるものとなる。
こうすれば、仏事用に用いられる菊の花等やしきび等を、紙,竹,木等の天然素材を用いて形成させ、使用後には容易に焼却処理することができるものとなる。
また、本考案の造花は、神棚用等の神事に用いられるものであるものとすることもできる。
こうすれば、神事に用いられる榊等を紙,竹,木等の天然素材で容易に形成させることができ、また、使用後には容易に焼却して処理することができるものとなる。
こうすれば、神事に用いられる榊等を紙,竹,木等の天然素材で容易に形成させることができ、また、使用後には容易に焼却して処理することができるものとなる。
また、本考案の造花は、室内用のものであるものとすることもできる。
こうすれば、室内装飾用のバラやランなどの花を紙,竹,木等の天然素材で製作することができ、また、使用済み後には容易に焼却して処理することができるものとなる。
こうすれば、室内装飾用のバラやランなどの花を紙,竹,木等の天然素材で製作することができ、また、使用済み後には容易に焼却して処理することができるものとなる。
次に、本考案を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、仏前や墓前に供えられる仏事用の造花束の一例を示す正面図であり、図2は、側面概略図である。
この仏事用の造花束は、しきびの造花1と、菊等の花の造花4を、組み合わせたものであり、全て紙,竹,木,その他植物等の天然素材(自然素材)で作られている。
なお、図3は、しきびの造花1を束にしたものを示しており、また、図4は、菊の造花4の要部を示している。
図1は、仏前や墓前に供えられる仏事用の造花束の一例を示す正面図であり、図2は、側面概略図である。
この仏事用の造花束は、しきびの造花1と、菊等の花の造花4を、組み合わせたものであり、全て紙,竹,木,その他植物等の天然素材(自然素材)で作られている。
なお、図3は、しきびの造花1を束にしたものを示しており、また、図4は、菊の造花4の要部を示している。
図3のしきびの造花1は、枝部2に多数の葉部3,3,3を固定したものであり、枝部2は竹ひごを芯材として用いており、竹ひごの外周に緑色に着色した紙材を巻回して枝部2が形成されており、この枝部2は、太い枝部分から複数に分岐した小枝が形成され、各小枝も竹ひごの外周に緑色に着色した紙を巻回させて形成されて、太い枝と小枝は、紙を外周に巻回させて連結されており、小枝の先端に葉部3が連結固定されている。
この葉部3は、紙で形成されており、紙に葉脈をエンボス状に加工して現実のしきびの葉とそっくりに形成されており、緑色に着色されている。
なお、複数本の枝部2,2の根元の外周には紙テープ8を巻回させて、この紙テープ8により複数のしきびの造花1が束状に形成されている。
なお、複数本の枝部2,2の根元の外周には紙テープ8を巻回させて、この紙テープ8により複数のしきびの造花1が束状に形成されている。
なお、枝部2と葉部3を連結するために、接着剤を塗布した紙を貼り付けても良く、また、枝部2に対し葉部3を接着剤で直接取り付け固定しても良い。
なお、接着剤は天然素材から作った糊を用いることが好ましい。また、緑色に着色する着色材も天然の植物等から作られたものが用いられる。
なお、接着剤は天然素材から作った糊を用いることが好ましい。また、緑色に着色する着色材も天然の植物等から作られたものが用いられる。
この図3では、仏事に用いるしきびを示しているが、神事に用いる榊においても、同様に、竹ひごの芯材を用いた枝部2に、多数の紙製の葉部3を固定して製作することができ、図3のように、紙テープ8で複数本の榊を束状にして神棚に供えることができるものである。
なお、図4に示す菊4の造花は、竹ひごの芯材の外周に緑色に着色した紙を巻回させて枝部5が形成されており、枝部5に、複数の紙製の葉部7,7,7と花部6が固定されている。
紙製の葉部7は、紙を外周に巻回させて枝部5に連結したものであっても良く、また、花部6は、その中心部に枝部5の先端部を差し込む等して連結したものであっても良い。
この菊の花部6は、紙製であっても、木製であっても、竹製のものであっても良い。例えば川辺の葦科の植物を薄く輪切り状にして、輪切り状にした植物片を用いて花部6の花片が形成され、或いは、薄く削り取った植物片を湾曲させて花片が形成されている。
また、花部6のオシベ,メシベ,花芯は、紙,竹,木,その他、植物等の天然素材(自然素材)を加工して形成されている。
紙製の葉部7は、紙を外周に巻回させて枝部5に連結したものであっても良く、また、花部6は、その中心部に枝部5の先端部を差し込む等して連結したものであっても良い。
この菊の花部6は、紙製であっても、木製であっても、竹製のものであっても良い。例えば川辺の葦科の植物を薄く輪切り状にして、輪切り状にした植物片を用いて花部6の花片が形成され、或いは、薄く削り取った植物片を湾曲させて花片が形成されている。
また、花部6のオシベ,メシベ,花芯は、紙,竹,木,その他、植物等の天然素材(自然素材)を加工して形成されている。
なお、花片を湾曲させる際には、例えば湾曲させる部分に水を塗り、所定形状に曲げながら乾燥させることで、所定の菊状の花片に形成することができる。また、湾曲させる部分に適宜熱を加えることによっても、所定形状の花びら状に曲げ加工することができるものである。
なお、同様に、前記枝部5を所定形状に曲げ加工する際には、曲げる部分を適宜加熱するか、或いは、曲げる部分に水分を与えて乾燥させることで、良好に曲げ加工することができるものである。
なお、同様に、前記枝部5を所定形状に曲げ加工する際には、曲げる部分を適宜加熱するか、或いは、曲げる部分に水分を与えて乾燥させることで、良好に曲げ加工することができるものである。
なお、本例の菊の造花4の花部6は、紙,竹,木,その他、植物等の天然素材(自然素材)を複数種類用いて形成したものであっても良い。また、枝部5は、竹ひごを用いる場合の他、紙の芯材で形成したものであっても良い。
なお、仏事用には図4の菊の造花4が用いられるが、神事用には図3のような花のない榊の造花が用いられる。
なお、仏事用には図4の菊の造花4が用いられるが、神事用には図3のような花のない榊の造花が用いられる。
さらに室内の装飾用のバラやランなどの花の造花においても、枝部は、竹や木を用いて製作することができ、また、花の部分は、紙や薄い木片等を用いて所定の花形状に形成させ、適宜天然素材の着色材で着色して、任意の色の花部とすることができる。
なお、さらには、南天の実などの造花においては、紙の粘土を用い、これに赤く着色して、南天の実などの造花を形成させることもできる。
なお、さらには、南天の実などの造花においては、紙の粘土を用い、これに赤く着色して、南天の実などの造花を形成させることもできる。
このように仏事や神事に用いられる造花、或いは室内装飾用に用いられる造花は、全て紙,竹,木,その他、植物等の天然素材(自然素材)で形成されており、従来のような針金製の枝部やポリエステル製の花や葉ではないため、使用済み後に焼却しても有害ガスが生ずることはなく、環境に与える負荷を軽減させることができて、容易に焼却処理することができるものであり、焼却後には従来のように針金等が残ることはないために後片付けも非常に楽なものとなる。
なお、さらには、全て天然素材で形成された造花であるため、土に埋めても害になることはなく、自然に腐敗して肥料等になるものである。
なお、さらには、全て天然素材で形成された造花であるため、土に埋めても害になることはなく、自然に腐敗して肥料等になるものである。
このように本例の造花は、入手が容易な紙,竹,木,その他、植物等の天然素材(自然素材)で安価に形成させることができ、しかも、有害ガスを発生させることなく良好に焼却処理することができるものである。
1 しきびの造花
2 枝部
3 葉部
4 菊の造花
5 枝部
6 花部
7 葉部
8 紙テープ
2 枝部
3 葉部
4 菊の造花
5 枝部
6 花部
7 葉部
8 紙テープ
Claims (7)
- 枝部と、該枝部に固定された花部および/または葉部を備えた造花であって、
該造花は、全体が、焼却しても有害ガスを生じることのない天然素材のみで形成されていることを特徴とする造花。 - 前記枝部,花部,葉部の全部または一部が紙製であることを特徴とする請求項1に記載の造花。
- 前記枝部,花部,葉部の全部または一部が竹製であることを特徴とする請求項1に記載の造花。
- 前記枝部,花部,葉部の全部または一部が木製であることを特徴とする請求項1に記載の造花。
- 前記造花が、仏壇用等の仏事に用いられるものであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の造花。
- 前記造花が、神棚用等の神事に用いられるものであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の造花。
- 前記造花が、室内用のものであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の造花。
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JP2010004191U JP3162444U (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 造花 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237920A (ja) * | 2014-09-22 | 2014-12-18 | 直江 丸山 | 装飾品、装飾品の製造方法及びこの製造方法に用いる型紙 |
JP2019044299A (ja) * | 2017-09-03 | 2019-03-22 | 相原木材株式会社 | 木材シートを用いて形成した装飾品、及びその製造方法 |
KR102004715B1 (ko) * | 2018-10-16 | 2019-08-14 | 국립자연휴양림관리소장 | 나무로 이루어지는 다양한 모양의 나무꽃잎으로 친환경 장식용 꽃을 제조하는 방법과 이를 이용한 친환경 장식용 꽃 |
JP7132614B2 (ja) | 2018-10-31 | 2022-09-07 | 友宏 渥美 | 四華花 |
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