JP3231360U - リース - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ長さの茎や枝を揃える必要がなく、また、リース(円環部)の径を容易に調整でき、束ね部ではない部分を撓めれば容易に環状とすることができ、また、環状としても復元力が低く、環状を安定して維持しておくことができるリースを提供する。【解決手段】リースは、生木の枝や茎からなる枝茎部2と、複数の枝茎部2を互いの長さ方向にずらして束ねた束ね部3と、これら束ね部3を結束して1本化した複数の枝茎部2を撓めて曲げることで形成した所望の径の環状部4と、環状部4において後端の枝茎部2Zを束ねた後端結束部5とを備えている。【選択図】図5

Description

本考案は、生木や生花を複数本用いたリースに関する。
リースとは、生花あるいは造花を環状につくったもので、表彰または慶弔の意を表すために用いる。西洋では花輪は英語でガーランドまたはリースとよばれているが、どちらも起源は同じで、リースは勝利者に贈る花冠の意味にも葬儀の花輪の意味にも用いられる。
古代には、冬にも葉を茂らせている常緑樹は魔法的な力をもっていると信じられていて、多くの民俗を生み、ギリシアでは初期には常緑樹を魔除けに用いていたが、後に、花を加えて花冠、花綵(はなづな)、花輪などをつくるようになり、ローマ時代には花冠(corona)が勝利者のシンボルのほか宴会あるいは葬儀に広く用いられるようになっている。
生花を使ったリースに関しては、従来、例えば特許文献1(実用新案登録第3140720号公報)に、所定の長さの複数の生木又は生花の茎部分を束ねて適当な幅(径)の1束とし、円環状にして先端と後端とをワイヤーや紐で結束し、束ねた円環状の茎部分に様々な装飾するといった構造が示されている。
しかしながら、上記のリース構造であると、適当な径とするために、複数本の長さの揃った茎部分を用意する必要があり、例えば同じ径の構造を多数制作することが困難であった。また、上記のリース構造では、生木及び生花を用いることに起因して、適当な幅に束ねた状態で円環状とするために結構な力を要すると共に、前記円環状にした茎部分の先端と後端とを結束するとしても弾性復元により直線状に戻ろうとして容易に円環状を維持することができなかった。
実用新案登録第3140720号公報
本考案は、生木や生花の茎部分を用いることに起因して、リースの径を大きくしようとすると複数本の長さの揃った茎部分を用意する必要があると共に同じ径の構造を多数制作することが困難である点、また、生木であるだけに束ねた状態で円環状とするために結構な力を要すると共に円環状にしても弾性復元により直線状に戻ろうとするので、容易に円環状を維持することが困難な点、を課題とする。
上記課題を克服するために、本考案のリースは、生木の枝や茎からなる枝茎部と、複数の前記枝茎部を互いの長さ方向にずらして束ねた束ね部と、これら束ね部を結束して1本化した複数の枝茎部を撓めて曲げることで形成した所望の径の環状部と、前記環状部において始端と後端の前記枝茎部を束ねた終始端結束部とを備えることとした。
本考案によれば、互いの枝茎部を長さ方向にずらして束ねて束ね部としているから、同じ長さの茎や枝を揃える必要がなく、また、リース(環状部)の径を容易に調整できるという利点もある。さらに、全ての枝茎部を適当な幅となるように長さ方向に揃えて束ねて環状部を形成するのではないので、束ね部ではない部分を撓めれば容易に環状とすることができ、環状としても弾性復元力が低く、環状を安定して維持しておくことができる。
図1は、本考案のリースであり、(a)は表側から見た図、(b)は裏側から見た図、である。 図2は、本考案のリースの作成状況を示し、互いの枝茎部をずらして束ねる前の状態を示す図である。 図3は、本考案のリースの作成状況を示し、互いの枝茎部をずらして束ねて1本化した状態を示す図である。 図4は、本考案のリースの作成状況を示し、1本化した状態を撓めて環状部を形成する状況を示す図である。 図5は、本考案のリースの作成状況を示し、環状にして、1本化した複数の枝茎部の後端を束ねた終始端結束部を示す図である。
本考案は、生木の茎や枝を用いてリースを構成するうえでの構造上の不具合を、生木の枝や茎からなる枝茎部と、複数の前記枝茎部を互いの長さ方向にずらして束ねた束ね部と、これら束ね部を結束して1本化した複数の枝茎部を撓めて曲げることで形成した所望の径の環状部と、前記環状部において始端と後端の前記枝茎部を束ねた終始端結束部とを備えることで解消した。
枝茎部を互いの長さ方向にずらすとは、同じ長さでも構わないが枝茎部の長さが同じではないことを前提としている。ずらす量は先の枝茎部の長さの1/4〜1/3程度が重複するようにずらせばよい。
1/4より短くして重複させると、この重複させた部分、つまり束ね部から枝茎部が抜ける可能性があり、1/3より長くして重複させると、後に撓めて環状部を形成する際に撓めて曲げにくくなる可能性がある。すなわち、撓めて曲げる際には、前記束ね部をできるだけ避けることで、容易に環状部を作成することができる。
本考案の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本考案のリース1である。本例のリース1は、例えば35cm〜75cmの小ヒバの枝を使用しており、本考案においてはこの生木の枝を枝茎部2とし、枝茎部2を複数用いて構成されている。また、枝茎部2は、長さが前記範囲内でばらつきがあってもよく、本考案はこの点が特徴の一つとなっている。
例えば、図2には、Acmの長さの枝茎部2Aと、Bcmの長さの枝茎部2Bと、Ccmの長さの枝茎部Cと、を枝茎部2Aと枝茎部2B、枝茎部2Bと枝茎部2C、枝茎部2Cと…といったように長さ方向にずらして束ねる状況を示している。
枝茎部2Aは、該枝茎部2Aの枝先(以下、先端という)とは反対側(以下、後端という)において、後端からA/4(cm)だけ枝茎部2Bの先端部が重なっている。枝茎部2Bは、該枝茎部2Bの後端において、後端からB/3(cm)だけ枝茎部2Cの先端部が重なっている。
枝茎部2Cは、図示しないが、該枝茎部2Cの先端からC/3で後続する枝茎部の先端部が重なっている。このようにずらして重ねた部分をワイヤーWで結束した部位を本考案では束ね部3としており、本考案のさらなる特徴でもある。
図2に示す本例では、枝茎部2A、枝茎部2B、枝茎部2Cは、長い順に、枝茎部2C、枝茎部2A、枝茎部2Bとされているが、図示のとおり、上記のようにずらして次の枝を上側に重ねることで、長さが異なっていても使用することができると共に、所望の径で環状部4を形成しやすい。
枝茎部2Aから例えば枝茎部2Zまでを、束ね部3を形成して図3に示すように1本化した後、全体を所望する外径の環状部4ができるように円環の始端となる枝茎部2Aの先端から、図4に示すように、例えば束ね部3を避けた領域Rを撓めて曲げる。
枝茎部2を撓めて曲げて行った際に枝茎部2Aに戻った場合、本例の場合、1周目で目的とする外径寸法に形成しているので、この1周目の内周に先端を向けて撓めて曲げて外周に沿わせ、最後に、図5に示すように枝茎部2Zの後端をそれまでに撓めて曲げた枝茎部2に束ねて、ここを後端結束部5とする。その後、必要個所における枝茎部2同士をワイヤーWで結束する。
このようにして完成したヒバの生木で作成したリース1に、リボンや各種のデコレーションやオーナメントを枝茎部2A〜枝茎部2Zが束ねられた環状部4に刺したり、ワイヤーで括ったりして、図1に示すように完成状態となる。なお、図1(a)は表側、つまり飾る側で、図1(b)は、裏側である。
このように、本考案のリース1は、長さが不揃いの茎、枝をそのまま使うことができ、環状の径を容易に調整できる。さらに、本考案のリース1は、ずらした部分を撓めれば容易に円環状とすることができ、また、環状に撓めて曲げて際の反発力も少なく、環状を安定して維持しておくことができる。
さらに、本考案のリース1は、そもそも生木であることから、緑を身近に置くことができると共に、生木本来の自然の良い香りを楽しむことができる。また、本考案のリース1は、葉もそのまま使うので自然で違和感がない。
また、本考案のリース1は、利点として、観葉植物のように床などに置かず、壁に掛けるので場所をとらず、季節を演出でき、また、再利用が可能で、装飾を例えばクリスマス用から例えば正月用に代えることで転用が容易であると共に、リース1の全体形状の基礎として自然素材を使用しているので環境にやさしく、廃棄しやすいといった点が挙げられる。
さらに、従来は、全ての枝や木(茎)を、長ければ短くして、また、短いものは束ねて長くして、20cm程度に揃えて使用していが、本考案のリース1は、長いものは長いまま、短いものは短いまま、生木をそのまま使っているので、乾燥に強く長持ちし、よって水やりなども煩雑に行う必要がないので維持に手がかからないといった利点もある。
1 リース
2 枝茎部
3 束ね部
4 環状部
5 後端結束部

Claims (1)

  1. 生木の枝や茎からなる枝茎部と、複数の前記枝茎部を互いの長さ方向にずらして束ねた束ね部と、これら束ね部を結束して1本化した複数の枝茎部を撓めて曲げることで形成した所望の径の環状部と、前記環状部において後端の前記枝茎部を束ねた後端結束部とを備えたリース。
JP2021000097U 2021-01-13 2021-01-13 リース Active JP3231360U (ja)

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