JP2005256196A - 造花 - Google Patents

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武 関島
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Abstract

【課題】 合成樹脂や針金等の金属材を用いることなく、可燃性の天然素材のみにより形成され、近年における玄関飾りと同等以上の見た目を呈しながらも、焼却処理しても有害ガスを生じることなく、焼け跡における不燃物の後片付けを不要にした造花の提供を目的とする。
【解決手段】 枝部材20と、枝部材20に固定手段40により固定された花部材30とを具備し、全体が焼却可能な材料で形成されていることを特徴とする造花10である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、造花に関し、より詳細には、正月の玄関飾り等に用いられ、使用済みになった場合には、分別することなく焼却処分することが可能であると共に、焼却処分しても有害ガスを生じることのない造花に関する。
従来、玄関飾り等の装飾に用いられる造花は、ほとんどのものが枝や茎の部分に針金等の芯材を用い、花の部分や実の部分に合成樹脂を用いたものが製造販売され、広く用いられている。
出願人は、このような造花に関する先行技術文献を検索したところ、造花の製作にワイヤを用いている事例が非特許文献1に掲載されていることを発見した。
"花の作り方−カーネーション"、"作品展"、"花バッチャン" [online]、2004年3月、彩施、[平成16年3月5日検索]、インターネット<URL:http://home1.catvmics.ne.jp/~hana3/sakuhinn/tukurikata/ka-ne-syonn.htm>
古来より日本の正月には、松葉飾りや松枝飾り等を用いた玄関飾りが飾られる。このような玄関飾りには造花による装飾が施されている。
一般に玄関飾りは、正月を過ぎた後に、どんどん焼き等といったいわゆるお焚き上げにより焼却処理されることが多い。合成樹脂を使用している造花を用いた玄関飾り等を焼却処分すると、有害ガスが発生するという課題がある。
また、どんどん焼き等のお焚き上げは、田や公共の広場で行われるため、前述のような針金等の不燃物を使用した玄関飾りをそのままどんどん焼き等でお焚き上げをした場合、焼け跡から針金等の不燃物を除去しなければならないといった課題がある。このため、地域によっては、玄関飾り等に用いられている針金等の不燃物を取り除かなければお焚き上げに供することができず、非常に煩雑であるという課題もある。
このように、合成樹脂や針金等の不燃物を用いた玄関飾りが普及したことによって、伝統的行事であるどんどん焼き等のお焚き上げの存続が危機的な状況にあるといえる。
そこで、本発明は、合成樹脂や針金等の金属材を用いることなく、可燃性の天然素材のみにより形成され、近年における玄関飾りと同等以上の見た目を呈しながらも、焼却処理しても有害ガスを生じることなく、焼け跡における不燃物の後片付けを不要にした造花の提供を目的としている。
本発明は、枝部材と、前記枝部材に固定手段により固定された花部材とを具備し、全体が焼却可能な材料で形成されていることを特徴とする造花である。
また、前記枝部材には、焼却可能な材料からなる葉部材が固定手段により固定されていることを特徴とする。
また、前記枝部材には、焼却可能な材料からなる実部材が固定手段により固定されていることを特徴とする。
これらにより、実物に近い形状の造花を焼却可能な天然素材からなる人工材料により形成することが可能になる。
また、前記枝部材が紙製材料からなることを特徴とする。
さらにまた、前記枝部材が水引きからなることを特徴とする。
また、前記枝部材が竹ひごからなることを特徴とする。
これらにより形成された造花は、焼却しても有害ガスを生じることがなく、環境に与える負荷を軽減させることができる。また、材料の入手が容易であると共に安価な造花を提供することができる。
また、前記固定手段が接着剤であることを特徴とする。
また、前記固定手段が粘着テープであることを特徴とする。
これらにより、花部材と枝部材との固定が容易になるため、効率的な造花の製造が可能になり、製造コストの増加を最小限に抑えることができる。また、粘着テープにより表面に現れる凹凸がさらに実物に近い外観を呈することができる。
また、前記花部材が紙製材料であることを特徴とする。
また、前記花部材が布帛であることを特徴とする。
また、前記実部材が紙粘土からなることを特徴とする。
また、前記実部材が木材からなることを特徴とする。
これらにより形成された造花は、焼却しても有害ガスを生じることがなく、環境に与える負荷を軽減させることができる。また、材料の入手が容易であると共に安価な造花を提供することができる。
本発明による造花によれば、近年における玄関飾り等に用いられる造花の製作においては欠かすことのできなかった合成樹脂や針金等の金属材料の使用をなくし、可燃性の天然材料によりのみ製作されているので、どんどん焼き等のお焚き上げにおいて造花を焼却処分しても、有害ガスを生じることなく、しかも、焼け跡から不燃物を除去する作業や、予め玄関飾り等から可燃物と不燃物を分別した後にどんどん焼き等のお焚き上げに供するといった煩雑な作業が不要になるため、伝統行事であるどんどん焼き等のお焚き上げの運営における障害を取り除くことができる。
したがって、環境負荷の少ない造花やこれを用いた玄関飾りを提供することが可能になる。
以下、添付図面に基づいて本発明の最良の実施の形態を詳細に説明する。本実例の形態においては、梅の造花について説明する。図1は、本実施の形態における梅の造花を示す正面図である。
本実施の形態における梅の造花10は、紙芯および水引き等の可燃性の天然素材からなる枝部材20と、布帛または紙からなる花部材30とを有している。枝部材20は、紙芯からなる本枝部材20aと水引きからなる分岐枝部材20bとにより構成されている。
本実施の形態における梅の造花10の作成手順について説明する。
まず、紙芯により形成され、粘着テープ40を紙芯の外周面に巻回することにより本枝部分を模した本枝部材20aと、水引きにより形成され、粘着テープ40を水引きの外周面に巻回することにより分岐枝を模した分岐枝部材20bをそれぞれ所要本数ずつ作成する。
本枝部材20aにおいては、紙芯の所要部分に水分を加え、水分を加えた部分で曲げれば、紙芯が折れてしまうことなく任意の角度に曲げて使用することができる。また、紙芯に含ませた水分が蒸発した後であっても、紙芯は曲がった状態を維持するため、本枝部材20aを任意の形状に形成することが可能になり好都合である。
一方、分岐枝部材20bにおいては、分岐枝部材20bの全長にわたってフローラルテープを巻回するのではなく、分岐枝部材20bの一端側の所要長さ部分には、フローラルテープが巻回されない箇所を有するようにして作成するのが好ましい。
本実施の形態においては粘着テープ40としてフローラルテープを用いている。すなわち、本枝部材20aである紙芯と、分岐枝部材20bである水引きは直接外表面にあらわれることはない。また、フローラルテープには各種の色彩のものが提供されているので、本枝部材20aと分岐枝部材20bに用いるフローラルテープの色彩を異にすれば、本枝部材20aと分岐枝部材20bとの区別が明確になり、実物の梅の木の状態を忠実に表現することができる。
枝部材20は、本枝部材20aの所要箇所に分岐枝部材20bを接続し、本枝部材20aと分岐枝部材20bとを一体にした状態でフローラルテープを巻回することで形成される。分岐枝部材20bは、フローラルテープが巻回されていない部分を本枝部材20aに重ね合わせれば、分岐枝部材20bが取り付けられた部分が不自然に太くなることがなくなり、好適である。
次に布帛や紙を用いて、花びらやつぼみを模した花部材30を作成する。花部材30は、本枝部材20aと分岐枝部材20bを組み合わせた後に、本枝部材20aと分岐枝部材20bの所要箇所に接着剤等の固定手段により接着固定される。また、花部材30の背面側に、糸や水引き等の紐状体50(図2)を取り付けておけば、フローラルテープを枝部材20に巻回する際に、紐状体50と枝部材20とを一体にしつつ巻回することにより、花部材30が簡単に枝部材20に取り付けられる。これにより、効率的な造花の作成が可能になる。さらに、紐状体50を用いることにより、細かい花部材30であっても容易に枝部材20への取り付けができるため好都合である。
以上に説明した手順により、梅の造花10を作成することができる。
本発明に係る梅の造花10について実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は以上の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態においては、本枝部材20aと分岐枝部材20bを組み合わせた後に花部材30を取り付けているが、予め本枝部材20aや分岐枝部材20bに花部材30を所要箇所に取り付けした後に、本枝部材20aと分岐枝部材20bとをフローラルテープにより固定して枝部材20を作成する形態であってもよいのはもちろんである。また、粘着テープ40としてはフローラルテープの他に、液体のりを塗布した紙テープの使用ももちろん可能であり、造花の材料コストの低減に有効である。
また、本実施の形態においては、本枝部材20aを曲げる際に、曲げ部分に水分を含ませる形態を採用しているが、液体のり等の接着剤を塗布して、水分を加えた後に曲げ作業を行い、本枝部材20aの外表面に紙テープを巻回する形態や、紙テープに液体のりを塗布した後に、本枝部材20aに巻回する形態を採用することもできる。これらの形態を採用することにより、液体のりに含まれる水分が本枝部材20aに含浸するので、曲げ加工のために水を含ませる手間が省けると共に、本枝部材20aに含浸した液体のりの水分が乾燥すれば、本枝部材20aを曲げた状態がさらに好適に維持されることになる。
さらには、図2、図3、図4にそれぞれ示すように、南天60、赤実70、笹80等の花以外の植物を模した物品の作成に本発明を適用することができる。これらの物品においては、主枝部分60a、70aや主茎部分80aには紙材や木材および竹材を、分岐枝部分60b、70bや分岐茎部分80bには水引きを、葉部分62、82には紙材や布帛を、実部分64、74には木製ビーズや紙粘土をそれぞれ用いることができる。これらの葉部分62、82および実部分64、74の主枝部分60a、70aや主茎部分80aへの取り付け方法は、本実施の形態における梅の造花10で説明したように、本枝部材20aに対する分岐枝部材20bの取り付けと同様にして行うことができる。特に、葉部分62、82や実部分64、74は紐状体50を介して主枝部分60a、70aや主茎部分80aに取り付けを行うようにすれば、取り付け作業が容易に行うことができるため好適である。
このように本願発明を適用することで、正月における玄関飾り等の飾り物を構成する物品の全てを可燃性の自然材料により構成することができる。
本実施の形態における梅の造花を示す正面図である。 本発明を適用して作成した南天の正面図である。 本発明を適用して作成した赤実の正面図である。 本発明を適用して作成した笹の正面図である。
符号の説明
10 造花
20 枝部材
20a 本枝部材
20b 分岐枝部材
30 花部材
40 粘着テープ
50 紐状体
60 南天
70 赤実
80 笹

Claims (12)

  1. 枝部材と、
    前記枝部材に固定手段により固定された花部材とを具備し、
    全体が焼却可能な材料で形成されていることを特徴とする造花。
  2. 前記枝部材には、焼却可能な材料からなる葉部材が固定手段により固定されていることを特徴とする請求項1記載の造花。
  3. 前記枝部材には、焼却可能な材料からなる実部材が固定手段により固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の造花。
  4. 前記枝部材が紙製材料からなることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の造花。
  5. 前記枝部材が水引きからなることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の造花。
  6. 前記枝部材が竹ひごからなることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の造花。
  7. 前記固定手段が接着剤であることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項記載の造花。
  8. 前記固定手段が粘着テープであることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の造花。
  9. 前記花部材が紙製材料からなることを特徴とする請求項1〜8のうちのいずれか一項記載の造花。
  10. 前記花部材が布帛からなることを特徴とする請求項1〜8のうちのいずれか一項記載の造花。
  11. 前記実部材が紙粘土からなることを特徴とする請求項3〜10のうちのいずれか一項記載の造花。
  12. 前記実部材が木材からなることを特徴とする請求項3〜10のうちのいずれか一項記載の造花。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5379319B1 (ja) * 2013-03-21 2013-12-25 美路 岡島 造花及びその造花が含まれている造花装飾体

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