JP3218557U - 和紙花 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄葉紙を使用し巻きバラの手法で花を作る事により軽量、安価に花を楽しめる和紙花を提供する。
【解決手段】短冊状の薄葉紙を巻いてバラ様に形成された花冠1及び、薄葉紙で形成された花冠1に付けられた萼3と、薄葉紙で形成された紙縒りで花冠1と萼3を連結し、薄葉紙で形成された花冠1と萼3と紙縒りに巻き付けられた茎4で構成され、薄葉紙の繊維の方向が短冊状の薄葉紙の長手方向と一致する。
【選択図】図2

Description

本考案は、薄葉紙を使用し、巻きながら薔薇様の造花を作成したものである。
従来の巻バラはリボン、布を使用していた。
特開平7−316908号公報
リボンや布は作成に時間がかかり、コストも高く大量に作るのが困難で、重量も嵩む点を解決しようとするものである。
上記の課題は、短冊状の薄葉紙を巻いてバラ様に形成された花冠及び、薄葉紙で形成された前期花冠に付けられた萼と、薄葉紙で形成された紙縒りで前期花冠と萼を連結し、薄葉紙で形成された前期花冠と萼と紙縒りに巻き付けられた茎で構成され、前記薄葉紙の繊維の方向が前記短冊状の薄葉紙の長手方向と一致することを特徴とする和紙花により解決される。
上述の様に、本考案は紙の繊維方向に留意して薄葉紙を使用していることから、少ない枚数で気軽に花を楽しむことができる。薄葉紙の種類・色・大きさを変えることで、装飾としてもイベントやレセプションに使用でき、レイ・アクセサリーとしても使用できる。廃棄処理も簡便であり、自然素材を使えば有害物質の出る心配がない。安全安価で軽量であり、美しく丈夫な和紙の特徴も表現することができる。
和紙花の平面図 和紙花の側面図 和紙花の背面図 紙の裁断図 短冊状の貼り方と各パーツの図 折り方を示す図 巻き方を示す図 花冠底部と萼と紙縒りの止め方を示す図 茎の巻き方を示す図
本考案は、身近にある薄葉紙を使い繊維の方向で一定の張りと強度を備える花を表現しようとしたもので、使用する薄葉紙は、和紙、お花紙、半紙、またティッシュペーパー、トイレットペーパーなどの素材である。薄葉紙1枚で1輪の花冠と萼と茎の一部を作成することができ、軽量であり安価である。紙縒り・糸・紐で連結することができ、使用目的により茎・葉を薄葉紙のほか麦の穂・竹・枝またワイヤー・造花用テープなどで作り装飾品とする。
以下図面を用いて本考案の和紙花の構造及び作り方を説明する。図1から図3により、本考案の和紙花の構造を示す。例えば図1の平面図に示すように薄葉紙に巻き薔薇様に花冠1が形成される。図2の側面図に示すように花冠の下に萼3と茎4が形成される。図3の背面図に示すように、萼3と茎4が配置される。
本考案で用いる薄葉紙の裁断及びパーツの作り方を図4と図5で説明する。図4は一枚の薄葉紙をどのように裁断するかを示している。本考案においては繊維の方向を図4の2に示すように用いる。短冊状のアイウエはそれぞれ花冠の一部を構成する。萼3茎4及び紙縒り5を同様に薄葉紙から切り出す。図5に切り出した各パーツの形状を示す。図5に示すように花冠の一部ア、イ、ウ、エを繊維の方向を長手方向に合わせのりで貼り短冊状に作る。図6から図9により本考案の和紙花の作り方を説明する。短冊状の図6に示すように短冊状の花冠の部分1を外側へ三角に折り端から巻き始め、三角の終わる手前で図7のように外側へ折り返し巻き続ける。この折りながら巻く動作を繰り返す。巻き終わりの部分の紙の端は花冠1の下部で一つにまとめ一度紙縒りで巻き付け縛る。図8のように萼3を花冠の下部へ巻き付け紙縒り5で縛る。図9のように花冠1の根本を整えながら茎4の紙をのりで付けて巻き下ろす。
1花冠の部分
ア花冠の一部
イ花冠の一部
ウ花冠の一部
エ花冠の一部
2繊維の方向
3萼
4茎
5紙縒り

Claims (1)

  1. 短冊状の薄葉紙を巻いてバラ様に形成された花冠及び、薄葉紙で形成された前期花冠に付けられた萼と、薄葉紙で形成された紙縒りで前期花冠と萼を連結し、薄葉紙で形成された前期花冠と萼と紙縒りに巻き付けられた茎で構成され、前記薄葉紙の繊維の方向が前記短冊状の薄葉紙の長手方向と一致することを特徴とする和紙花。
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