JP2011143834A - 車両 - Google Patents

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K5/00Cycles with handlebars, equipped with three or more main road wheels
    • B62K5/01Motorcycles with four or more wheels

Abstract

【課題】リヤサブパイプを下げることなしに、リヤパイプの下方に燃料タンク等の大型の補機類を取付けることができる構造の車両を提供することを課題とする。
【解決手段】他方のリヤサブパイプ37Rを、メインフレーム31R及びリヤパイプ36Rから外すことで、燃料タンク等の大型の補機類をリヤパイプ36R下に挿入することができる。ボルト43、44を締めるだけで、他方のリヤサブパイプ37Rをメインフレーム31R及びリヤパイプ36Rに固定することができる。また、ボルト43、44を緩めるだけで、他方のリヤサブパイプ37Rをメインフレーム31R及びリヤパイプ36Rから外し、大型の補機を車幅方向外側へ外すことができる。したがって、組付けが容易になり、補機類の組付けに係る工数を低減させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両、特に燃料タンク等の大型補機の搭載性を改善した車両に関する。
乗員が座るシートを支えるリヤパイプの下に、燃料タンク等の大型補機を配置することが知られている(例えば、特許文献1(図3、図7)参照。)。
特許文献1の図7に、車体フレームの斜視図が示されており、左右の上部フレームパイプ(19)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)が、車体長手方向に延ばされ、この上部フレームパイプ(19)の後部が、斜めの後部支持パイプ(24)で支持されている。
特許文献1の図3に示されるように、上部フレームパイプ(19)の後部は、リヤパイプと呼ばれ、シート(6)を支える部材である。このリヤパイプの下方に、燃料タンク(81)が配置されている。この燃料タンク(81)の下方に示されている、斜めの部材は、図7に示される後部支持パイプ(24)である。
リヤパイプと後部支持パイプ(24)との間のスペースに、燃料タンク(81)が配置され、スペースの有効活用を図ることができる。
燃料タンク(81)は、取付け方向が、図3の表裏方向であるため、リヤパイプの下面と後部支持パイプ(24)の上面との間隔より、高さ寸法が小さくなっている。
この構造であれば、燃料タンク(81)の大型化が求められた場合には、後部支持パイプ(24)を下げる必要がある。しかし、車両の構造上、後部支持パイプ(24)を下げることができないことは、少なくない。
そこで、後部支持パイプ(24)を下げることなく、リヤパイプの下面と後部支持パイプ(24)の上面との間隔を遙かに超えた大型の燃料タンクを取付けることができる構造が望まれる。燃料タンクを例に説明したが、リヤパイプの下に、その他の補機類が置かれる場合もある。
特開2002−248953公報
本発明は、後部支持パイプを下げることなしに、リヤパイプの下方に燃料タンク等の大型の補機類を取付けることができる構造の車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両前後方向へ延びるメインフレームと、このメインフレームの後部上部から車両後方へ延びる左右一対のリヤパイプと、これらのリヤパイプと前記メインフレームとに渡され前記リヤパイプを補強する左右のリヤサブパイプと、前記メインフレームの後方に配置される燃料タンク、エアクリーナ等の補機類とを有する車両において、
前記左右のリヤサブパイプのうちの一方のリヤサブパイプは、前記左右のリヤパイプのうちの一方のリヤパイプと前記メインフレームとに固着され、他方のリヤサブパイプは、他方のリヤパイプと前記メインフレームとに着脱可能に取付けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、他方のリヤサブパイプは、車幅方向外側に外れるように形成され、車体側方からボルトで締結されることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、一方のリヤサブパイプは、湾曲部が車両平面視で一方のリヤパイプより車体中心側に位置するように車幅方向内側に湾曲形成され、このような湾曲部に補機類を支持する補機類支持部の少なくとも1個が設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、一方のリヤサブパイプに、補機類の一方の側面を覆う第1補機カバーが取付けられ、
他方のリヤサブパイプに、補機類の他方の側面、補機類の底面、後面の少なくとも2つを覆う第2補機カバーが取付けられ、
この第2補機カバーに第1補機カバーを合わせることで、補機類をカバーするようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、メインフレームは、左右一対のメインフレームからなり、この左のメインフレームの後部から右のメインフレームの後部へ車幅方向に延びるクロス部が渡され、このクロス部に燃料タンクの前部を支えるタンク支持穴が設けられ、
このタンク支持穴へ、燃料タンクから車両前方へ延びている突状ボスを嵌合することができるようにしたことを特徴とする。
請求項6に係る発明では、湾曲部の車幅方向外側に、車両長手方向に延びる排気管又はこの排気管に接続される消音器が配置されることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、燃料タンクで発生する蒸発燃料を捕集するキャニスタが、第1補機カバーより車体中心側で、一方のリヤパイプに取付けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、左右のリヤサブパイプ(従来技術の後部支持パイプに相当)のうちの一方のリヤサブパイプは、左右のリヤパイプ(従来技術の上部フレームパイプの「後部」に相当)のうちの一方のリヤパイプとメインフレーム(従来技術の上部フレームパイプに相当)とに固着され、他方のリヤサブパイプは、他方のリヤパイプとメインフレームとに着脱可能に取付けられている。
他方のリヤサブパイプを、メインフレーム及びリヤパイプから外すことで、燃料タンク等の大型の補機類をリヤパイプ下に挿入することができる。さらには、他方のリヤサブパイプに予め補機類を組付けておき、その後に、補機類と一体に他方のリヤサブパイプを、メインフレーム及びリヤパイプに取付けることが可能となる。
すなわち、本発明によれば、リヤサブパイプを下げることなしに、燃料タンク等の大型の補機類をリヤパイプの下に取付けることができる構造の車両が提供される。
請求項2に係る発明では、他方のリヤサブパイプは、車幅方向外側に外れるように形成され、車体側方からボルトで締結される。
ボルトを締めるだけで、他方のリヤサブパイプをメインフレーム及びリヤパイプに固定することができる。また、ボルトを緩めるだけで、他方のリヤサブパイプをメインフレーム及びリヤパイプから外し、大型の補機を車幅方向外側へ外すことができる。したがって、組付けが容易になり、補機類の組付けに係る工数を低減させることができる。
請求項3に係る発明では、一方のリヤサブパイプは、湾曲部が車両平面視で一方のリヤパイプより車体中心側に位置するように車幅方向内側に湾曲形成され、このような湾曲部に補機類を支持する補機類支持部の少なくとも1個が設けられている。
一方のリヤサブパイプは、湾曲部が車両平面視で一方のリヤパイプより車体中心側に位置するように車幅方向内側に湾曲形成されているため、平面視で、上位の一方のリヤパイプに妨げられることなく、一方のリヤサブパイプを視認することができる。このような一方のリヤサブパイプに補機類支持部が設けられているため、この補機類支持部に上方からボルトを挿入し、締結することが可能となる。
請求項4に係る発明では、一方のリヤサブパイプに、補機類の一方の側面を覆う第1補機カバーが取付けられ、他方のリヤサブパイプに、補機類の他方の側面、補機類の底面、後面の少なくとも2つを覆う第2補機カバーが取付けられ、この第2補機カバーに第1補機カバーを合わせることで、補機類をカバーするようにした。
他方のリヤサブパイプに補機類を予め取付けると共に、第2補機カバーを予め取付けてることにより、他方のリヤサブパイプを、メインフレーム及びリヤパイプに取付けるだけで、補機カバーの取付けが完了する。すなわち、補機カバーの取付けが容易になる。
請求項5に係る発明では、メインフレームは、左右一対のメインフレームからなり、この左のメインフレームの後部から右のメインフレームの後部へ車幅方向に延びるクロス部が渡され、このクロス部に燃料タンクの前部を支えるタンク支持穴が設けられている。そして、タンク支持穴へ、燃料タンクから車両前方へ延びている突状ボスを嵌合することができるようにした。
燃料タンクの前部は、突条ボスを車体側のタンク支持穴に嵌合するだけで、車体側に固定され、燃料タンクの取付け工数を低減することができる。
請求項6に係る発明では、湾曲部の車幅方向外側に、車両長手方向に延びる排気管又はこの排気管に接続される消音器が配置される。
排気管又は消音器が、リヤサブパイプの車幅方向外側に配置されることが、少なくない。この場合は、排気管又は消音器が、車幅方向外側に張り出して、車幅が大きくなりやすい。この点、本発明によれば、車幅方向内側に湾曲させた湾曲部の車幅方向外側に、排気管又は消音器を配置するため、車幅の増加を抑えることができる。
請求項7に係る発明では、燃料タンクで発生する蒸発燃料を捕集するキャニスタが、第1補機カバーより車体中心側で、一方のリヤパイプに取付けられている。
キャニスタが、一方のリヤパイプに取付けられているため、他方のリヤサブパイプと共に補機類を外したときに、キャニスタが外される心配はない。併せて、キャニスタは第1補機カバーでカバーされているため、外され難く、誤って外される心配はない。
また、一方のリヤパイプの下方に、排気管又は消音器ときには、排気管又は消音器の近傍にキャニスタが配置されることになる。排気管又は消音器の熱でキャニスタが暖まり、キャニスタのパージ効率が高まることが、期待される。
本発明に係る車両の左側面図である。 本発明に係る車両の平面図である。 車体フレームの斜視図である。 図3の4矢視図である。 車体フレームの背面斜視図である。 補機カバーの分解図である。 補機カバーの組立図である。 本発明に係る車両の背面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、車両10は、車体の前部下部に前輪11を備え、この前輪11の上方にフロントフェンダ12を備え、車体の後部下部に後輪13を備え、この後輪13に上方にリヤフェンダ14を備え、前輪11の上方にステアリングハンドル15を備え、このステアリングハンドル15の前にフロント荷台16を備え、ステアリングハンドル15の後方にシート17及びリヤ荷台18を備えている、小型車両である。
車両10は、図2に示されるように、ステアリングハンドル15とシート17との間に左右のステップフロア19、19を備えて、シート17に座った乗員の足をステップフォロア19、19に載せることができるようにした鞍乗り型不整地走行車両である。
このような車両10の主要素である車体フレームの構造を、次に説明する。
図3に示すように、車体フレーム30は、車両前後方向に延びて後部が上方へ湾曲している、左右一対のメインフレーム31L、31R(Lは乗員から見て左を示し、Rは同右を示す添え字である。以下同じ)と、メインフレーム31L、31Rの前部から上方に延びるパイプ又はフレームで構成され前輪懸架装置を支持する、左右の前輪懸架支持部32L、32Rと、左の前輪懸架支持部32Lから右の前輪懸架支持部32Rへ車幅方向へ渡されている第1クロス部33と、左のメインフレーム31Lの後部から右のメインフレーム31Rの後部へ車幅方向へ渡されている第2クロス部34と、前端が第1クロス部33に取り外し可能に取付けられ、後端が第2クロス部34に取り外し可能に取付けられているアッパーテンションパイプ35と、メインフレーム31L、31Rの後部上部から車両後方へ延びる左右一対のリヤパイプ36L、36Rと、一方のメインフレーム31Lの後部中間部から斜めに一方のリヤパイプ36Lまで延ばされた一方のリヤサブパイプ37Lと、他方のメインフレーム31Rの後部中間部から斜めに一方のリヤパイプ36Rまで延ばされた一方のリヤサブパイプ37Rと、からなる。リヤサブパイプ37L、37Rは、リヤパイプ36L、36Rを補強する補強ステーである。
これらの補強ステーを、更に詳しく説明する。
一方のリヤサブパイプ37Lは、一方のメインフレーム31L及び一方のリヤパイプ36Lに溶接で固定されている。
他方のリヤサブパイプ37Rは、図3の4矢視図である図4に示すように、他方のメインフレーム31R及び他方のリヤパイプ36Rに取り外し可能に締結されている。
そのために、例えば、他方のメインフレーム31Rの中間部から車両後方へ前部ステー38を延ばす。この前部ステー38は面が車両側方から見ることのできるプレートである。
他方のリヤパイプ37Rの後部から下へ後部ステー39を延ばす。この後部ステー39は面が車両前方から見ることのできるプレートである。
L字形状を呈する他方のリヤサブパイプ37Rは、パイプ材の前端部に車幅方向に貫通するボルト穴41を有し、パイプ材の後端部に車体前後方向に貫通するボルト穴42を有する部材である。
そして、ボルト穴41、42にボルト43、44を通すことにより、他方のリヤサブパイプ37Rを、他方のメインフレーム31R及び他方のリヤパイプ36Rに取り外し可能に取付けることができる。
前部ステー38の面にリヤサブパイプ37Rの前端を当てると、リヤサブパイプ37Rに車幅方向の外力が作用した場合に、この外力は前部ステー38の面で効果的に支承される。
また、後部ステー39の前面にリヤサブパイプ37Rの後端を当てると、リヤサブパイプ37Rに車両後方へ外力が作用した場合に、この外力は後部ステー39の前面で効果的に支承される。
次に、リヤサブパイプ37L、37Rの形状を、図5に基づいて、補足説明する。
図5に示すように、右のリヤサブパイプ37Rの立ち下がり部分は、ほぼメインパイプ31Rに平行に下っている。
一方、左のリヤサブパイプ37Lは、車幅方向内側(車幅中心側)に張り出すように湾曲形成されている。この湾曲部46に左の補機類支持部47Lが、少なくとも1個、車幅方向内側に張り出すように設けられている。
この左の補機類支持部47Lに対応する右の補機類支持部47Rが、右のリヤサブパイプ37Rに設けられている。
また、左のメインフレーム31Lの後部から右のメインフレーム31Rの後部に渡したクロス部(第2クロス部34)に、タンク支持穴48が設けられている。このタンク支持穴48は車両後方へ開口している。
次に、補機類について説明する。
実施例では、燃料タンクを例に説明するが、補機類はエアクリーナ、バッテリや電装品などの大型の車載部品であれば種類は問わない。
図6に示すように、一方のリヤサブパイプ37Lには、燃料タンク50の左側面51をカバーする第1補機カバー52が取付けられている。
また、燃料タンク50は、燃料キャップ53及び燃料ポンプ54を備えている平面視略矩形の容器である。そして、燃料タンク50は、前面に車両前方へ延びる突状ボス55を備え、後面に右フランジ56R及び左フランジ56Lを備えている。
このような燃料タンク50は、右フランジ56Rと右の補機類支持部(図5符号47R)とをボルト57で締結することにより、他方のリヤサブパイプ37Rに予め取付けられる。
同時に燃料タンク50の右側面58、底面、後面59をカバーする第2補機カバー61も他方のリヤサブパイプ37Rに予め取付けられる。
次に、図7に示すように、燃料タンク50側の突条ボス55を、車体側のタンク支持穴48に挿入しつつ、左フランジ56Lを左の補機類支持部(図5符号47L)に載せ、上からボルト62を挿入し、締め付ける。これで、燃料タンク50は、前1箇所と後2箇所の合計3箇所で車体側に固定される。
結果、第1補機カバー52が第2補機カバー61と合体して、1個の補機カバーが完成し、この補機カバーで、燃料タンク50の底面、後面、左側面、右側面がカバーされる。
さらに、燃料タンク50で発生する蒸発燃料を捕集するキャニスタ64が、第1補機カバー52より車体中心側で、ステー65により一方のリヤパイプ36Lに取付けられている。燃料タンク50で発生する蒸発燃料は、燃料タンク50から延びてキャニスタ64の前部に接続されるチャージパイプ67により、キャニスタ64に捕集される。そして、キャニスタ64の前部から車両前方へ向かって延ばされるパージパイプ68を通じて、蒸発燃料が適宜エンジンの吸気系へ送られる。また、キャニスタ64の後面からドレーンパイプ69が延ばされ、大気に開放される。
更には、燃料ポンプ54から、燃料供給パイプ71が、キャニスタ64の車幅右側方を通り、左のリヤパイプ36Lの車幅右側方を通ってエンジンに向かう。
また、図8に示されるように、湾曲部46の車幅方向外側に、車両長手方向に延びる排気管又はこの排気管に接続される消音器66が配置される。
以上の構成からなる車両10の後部構造の作用を次に述べる。
図4に示すように、他方のリヤサブパイプ37Rを、メインフレーム31R及びリヤパイプ36Rから外すことで、燃料タンク等の大型の補機類をリヤパイプ36R下に挿入することができる。
さらには、図6に示すように、他方のリヤサブパイプ37Rに予め補機類50を組付けておき、その後に、補機類50と一体に他方のリヤサブパイプ37Rを、図4のメインフレーム31R及びリヤパイプ36Rに取付けることが可能となる。
また、図4に示すように、他方のリヤサブパイプ37Rは、車幅方向外側に外れるように形成され、車体側方からボルト43、44で締結される。
ボルト43、44を締めるだけで、他方のリヤサブパイプ37Rをメインフレーム31R及びリヤパイプ36Rに固定することができる。また、ボルト43、44を緩めるだけで、他方のリヤサブパイプ37Rをメインフレーム31R及びリヤパイプ36Rから外し、大型の補機を車幅方向外側へ外すことができる。したがって、組付けが容易になり、補機類の組付けに係る工数を低減させることができる。
また、図5に示すように、一方のリヤサブパイプ36Lは、湾曲部46が車両平面視で一方のリヤパイプ36Lより車体中心側に位置するように車幅方向内側に湾曲形成され、このような湾曲部46に補機類を支持する、少なくとも1個の補機類支持部47Lが設けられている。
一方のリヤサブパイプ36Lは、湾曲部46が車両平面視で一方のリヤパイプ36Lより車体中心側に位置するように車幅方向内側に湾曲形成されている。そのため、図6に示されるように、平面視で、上位の一方のリヤパイプ36Lに妨げられることなく、一方のリヤサブパイプ36Lを視認することができる。このような一方のリヤサブパイプ36Lに補機類支持部47Lが設けられているため、図7に示すように、この補機類支持部47Lに上方からボルト62を挿入し、締結することが可能となる。
さらに、図4に示すように、一方のリヤサブパイプ36Lに、補機類50の一方の側面を覆う第1補機カバー52が取付けられ、他方のリヤサブパイプ37Rに、補機類50の他方の側面、補機類50の底面、後面の少なくとも2つを覆う第2補機カバー61が取付けられ、この第2補機カバー61に第1補機カバー52を合わせることで、補機類をカバーするようにした。
他方のリヤサブパイプ37Rに補機類50を予め取付けると共に、第2補機カバー61を予め取付けることにより、他方のリヤサブパイプ37Rを、メインフレーム及びリヤパイプに取付けるだけで、補機カバーの取付けが完了する。すなわち、補機カバーの取付けが容易になる。
また、図7に示すように、左のメインフレーム31Lの後部から右のメインフレーム31Rの後部へ車幅方向に延びるクロス部34が渡され、このクロス部34に燃料タンク50の前部を支えるタンク支持穴48が設けられている。そして、タンク支持穴48へ、燃料タンク50から車両前方へ延びている突状ボス55を嵌合することができるようにした。
燃料タンク50の前部は、突条ボス55を車体側のタンク支持穴48に嵌合するだけで、車体側に固定され、燃料タンク50の取付け工数を低減することができる。
また、図8に示すように、湾曲部46の車幅方向外側に、車両長手方向に延びる排気管又はこの排気管に接続される消音器66が配置される。
車幅方向内側に湾曲させた湾曲部46の車幅方向外側に、排気管又は消音器66を配置するため、車幅の増加を抑えることができる。
また、図7に示すように、キャニスタ64が、第1補機カバー52より車体中心側で、一方のリヤパイプ36Lに取付けられている。
キャニスタ64が、一方のリヤパイプ36Lに取付けられているため、他方のリヤサブパイプ37Rと共に補機類50を外したときに、キャニスタ64が外される心配はない。 併せて、キャニスタ64は第1補機カバー52でカバーされているため、外され難く、誤って外される心配はない。
また、排気管又は消音器66の熱でキャニスタ64が暖まり、キャニスタ64のパージ効率が高まることが、期待される。
尚、実施例では、「一方」を左の要素、「他方」を右の要素としたが、「一方」を右、「他方」を左とすることは差し支えない。
また、第2補機カバーで、補機類として燃料タンクの3面(底面、後面、右側面)を覆ったが、車体カバーで覆うことが可能であれば、後面を省くことができる。よって、第2補機カバーは、補機類の少なくとも2面を覆う物であればよい。
また、本発明の車両の後部構造は、小型車両、特に不整地走行車両に好適であるが、その他の車両に適用することは差し支えない。
本発明の車両の後部構造は、不整地走行車両に好適である。
10…車両、30…車体フレーム、31L、31R…メインフレーム、34…クロス部(第2クロス部)、36L、36R…リヤパイプ、37L、37R…リヤサブパイプ、46…湾曲部、47L、47R…補機類支持部、48…タンク支持穴、50…燃料タンク、51…燃料タンクの左側面、52…第1補機カバー、55…突条ボス、58…燃料タンクの右側面、59…燃料タンクの後面、61…第2補機カバー、64…キャニスタ、66…消音器。

Claims (7)

  1. 車両前後方向へ延びるメインフレームと、このメインフレームの後部上部から車両後方へ延びる左右一対のリヤパイプと、これらのリヤパイプと前記メインフレームとに渡され前記リヤパイプを補強する左右のリヤサブパイプと、前記メインフレームの後方に配置される燃料タンク、エアクリーナ等の補機類とを有する車両において、
    前記左右のリヤサブパイプのうちの一方のリヤサブパイプは、前記左右のリヤパイプのうちの一方のリヤパイプと前記メインフレームとに固着され、他方のリヤサブパイプは、他方のリヤパイプと前記メインフレームとに着脱可能に取付けられていることを特徴とする車両。
  2. 前記他方のリヤサブパイプは、車幅方向外側に外れるように形成され、車体側方からボルトで締結されることを特徴とする請求項1記載の車両。
  3. 前記一方のリヤサブパイプは、湾曲部が車両平面視で前記一方のリヤパイプより車体中心側に位置するように車幅方向内側に湾曲形成され、このような湾曲部に前記補機類を支持する補機類支持部の少なくとも1個が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両。
  4. 前記一方のリヤサブパイプに、前記補機類の一方の側面を覆う第1補機カバーが取付けられ、
    前記他方のリヤサブパイプに、前記補機類の他方の側面、前記補機類の底面、後面の少なくとも2つを覆う第2補機カバーが取付けられ、
    この第2補機カバーに前記第1補機カバーを合わせることで、前記補機類をカバーするようにしたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両。
  5. 前記メインフレームは、左右一対のメインフレームからなり、この左のメインフレームの後部から右のメインフレームの後部へ車幅方向に延びるクロス部が渡され、このクロス部に燃料タンクの前部を支えるタンク支持穴が設けられ、
    このタンク支持穴へ、前記燃料タンクから車両前方へ延びている突状ボスを嵌合することができるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両。
  6. 前記湾曲部の車幅方向外側に、車両長手方向に延びる排気管又はこの排気管に接続される消音器が配置されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の車両。
  7. 前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を捕集するキャニスタが、前記第1補機カバーより車体中心側で、前記一方のリヤパイプに取付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車両。
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