JP4402552B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、特にフットレスト周りを改良した鞍乗型車両に関するものである。
従来の鞍乗型車両、特にフットレスト周りの構造として、(1)車体フレームから側方へ枠状のフレームを突出させてフートボードを支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−165679号公報
特許文献1を以下に説明する。なお、符号については同公報に記載されているものを使用した。
特許文献1には、同公報の図1及び図3に示される通り、前後の車輪(W)をそれぞれ前部フェンダー(B1)、後部フェンダー(B2)で覆い、これらの前部フェンダー(B1)と後部フェンダー(B2)との間に運転者が足を載せるフートボード(10A),(10B)を取付け、これらのフートボード(10A),(10B)を、車体フレーム(F)の両側部に取付けた枠状のフレーム(1A),(1B)で支持したことが記載されている。
フレーム(1A),(1B)はそれぞれ、車体フレームFを構成するメインロアーメンバー(32)の側部に取付けた平面視コ字状の外形枠(1a)と、この外形枠(1a)のコ字の底に取付けたほぼレ字状の補強部材(2)とからなる。
特許文献1では、フートボード(10A),(10B)を支持するフレーム(1A),(1B)は、コ字状の外形枠(1a)と、補強部材(2)とから構成されるため、これらのフレーム(1A),(1B)でフートボード(10A),(10B)の支持は確実となるが、軽量化やコスト低減等の要望からフレーム(1A),(1B)の部品点数の削減が期待されるところである。
本発明の課題は、鞍乗型車両のフットレスト及びフットボードを支持する構造において、部品点数を少なくして、軽量化、コスト低減を図り、更に、生産性を向上させながらもフットボードの支持を良好に保つことのできる構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、前輪の上方から後方を覆うフロントフェンダと、後輪の前方から上方を覆うリヤフェンダと、前記フロントフェンダ及び前記リヤフェンダのそれぞれを連結するとともに運転者の足元に配置するフットボードを備える鞍乗型車両において、フットボード車幅方向に延びる山形部と、この山形部の前方に設けられるとともに山形部の平坦な頂面より低いフロントボード部と、山形部の後方に設けられるとともに頂面より低いリヤボード部とからなり、車体フレームから車幅方向に延ばしたフットブラケットと、このフットブラケットの上方に配置したフットレストとで頂面を挟んで支持することを特徴とする。
ットブラケットとフットレストとでフットボードを挟んで支持するために、フットボードの支持を良好に保つことができる。
請求項2に係る発明は、フットブラケットが、車幅方向に指向して延びる第1部材と、この第1部材と別部材又は1部材で形成されるとともに第1部材の車幅方向先端で車両前後方向に指向して延び且つ第1部材より短い第2部材とを有することを特徴とする。
フットブラケットは、車幅方向に延ばした第1部材及びこの第1部材の先端から車両前後方向に延ばした第2部材からなるので、構造が簡単になり、部品点数の削減と軽量化及びコスト低減を図ることができる。
また、第2部材の長さL2が、0.5L1≧L2の関係を満たす場合には、フロントフェンダとリヤフェンダとに連結したフットボードの前後長に対する第2部材の長さL2の割合が小さくなり、フットボードが撓みやすくなり、第2部材の長さL2が、L2≧L1の関係を満たす場合には、第2部材が長くなって、フットブラケットの重量増を招くので、0.5L1<L2<L1の範囲にフットブラケットを設定することで、軽量化とフットボードの良好な支持を両立させることができる。
請求項3に係る発明は、頂面を延長した延長線に対してフロントボード部を低くするとともに、フロントボード部をリヤボード部より低くしたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、フットブラケットでは、車幅方向外側が車幅方向内側よりも高くなるように水平線に対して傾けて取付けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、フロントボード部側にチェンジペダル又はブレーキペダルが設けられ、フロントボード部が、チェンジペダル又はブレーキペダルの踏み込み部分と干渉しないように山形部より低くされていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フットボードを簡単な構造のフットブラケットで支持することができ、部品点数削減、軽量化及びコスト低減を図ることができる。
更に、フットボードをフットブラケットとフットレストとで挟んで良好に支持するため、特に、補強材を用いる必要がなく、この点でも上記した軽量化、コスト低減に寄与できる。
請求項2に係る発明では、フットブラケットが、車幅方向に指向して延びる第1部材と、この第1部材と別部材又は1部材で形成されるとともに第1部材の車幅方向先端で車両前後方向に指向して延び且つ第1部材より短い第2部材とを有する。
フットブラケットを構成する第1部材及び第2部材が単純な形状であるため、生産性を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、頂面を延長した延長線に対してフロントボード部を低くするとともに、フロントボード部をリヤボード部より低くした。
請求項4に係る発明では、フットブラケットでは、車幅方向外側が車幅方向内側よりも高くなるように水平線に対して傾けて取付けられる。
請求項5に係る発明では、フロントボード部側にチェンジペダル又はブレーキペダルが設けられ、フロントボード部が、チェンジペダル又はブレーキペダルの踏み込み部分と干渉しないように山形部より低くされている。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る鞍乗型車両の側面図であり、鞍乗型車両10は、骨格となる車体フレーム11と、この車体フレーム11の下部内側に配置したパワーユニット12と、このパワーユニット12に接続した吸気装置13・排気装置14と、車体フレーム11の上部に取付けた燃料タンク16・シート17と、車体フレーム11の前部にステアリングシャフト18を介して操舵自在に取付けた左右の前輪21と、これらの前輪21の上方及び後方をそれぞれ覆う左右のフロントフェンダ22と、車体フレーム11の下部後部にスイングアーム23を介して上下動自在に取付けた左右の後輪24と、これらの後輪24の前方及び上方をそれぞれ覆う左右のリヤフェンダ26と、フロントフェンダ22及びリヤフェンダ26のそれぞれの間を連結するとともに運転者用のフットレスト27を載せた左右のフットボード28とからなる小型バギーである。
車体フレーム11は、上端が下端よりも後方に位置するように傾斜させたフロントフレーム31と、このフロントフレーム31の途中から後方斜め下方に延ばしたアッパ傾斜フレーム32・ロア傾斜フレーム33と、これらのフロントフレーム31の下端、アッパ傾斜フレーム32・ロア傾斜フレーム33のそれぞれの後端に連結するとともに後部を立ち上げたロアメインフレーム34と、アッパ傾斜フレーム32及びロア傾斜フレーム33のそれぞれの間をやや後ろ上がりに連結するアッパフロントフレーム36と、アッパ傾斜フレーム32の途中からやや後ろ上がりに後方へ延ばすとともに途中をロアメインフレーム34の後端に連結したアッパリヤフレーム37と、これらのロアメインフレーム34及びアッパリヤフレーム37のそれぞれに渡したリヤ傾斜フレーム38と、をそれぞれ左右一対設け、左右を複数のクロスメンバ(不図示)で連結したものである。なお、41はフロントバンパフレーム、42はバンパ支持フレームである。
パワーユニット12は、シリンダヘッド51に上記の吸気装置13及び排気装置14を連結したエンジン52と、このエンジン52に一体的に設けた変速機53とからなる。
吸気装置13は、吸気を浄化するエアクリーナ55と、このエアクリーナ55の前部に取付けたコネクティングチューブ56と、このコネクティングチューブ56の前端に連結したキャブレタ57と、このキャブレタ57の前部及びシリンダヘッド51のそれぞれに接続した吸気管58とからなる。
排気装置14は、シリンダヘッド51から上方そして後方へ延ばした排気管61と、この排気管61の後端に接続したマフラ62とからなる。
燃料タンク16は、前部を前部取付部63でフロントフレーム31側に取付け、底部を左右一対の底部取付部64でアッパリヤフレーム37に取付けた樹脂製の容器である。なお、65は給油口を塞ぐキャップである。
シート17は、アッパリヤフレーム37に着脱自在に取付けた部材であり、シート17を、左右一対の前部係止部66でアッパリヤフレーム37側に係止するとともに弾性支持し、左右一対の後部位置決め部67でアッパリヤフレーム37側に位置決めするとともに弾性支持した。
ステアリングシャフト18は、上部をフロントフレーム31側で回転自在に支持し、下部をロアメインフレーム34側で回転自在に支持し、上端にバーハンドル71を取付けたものである。なお、72はハンドルカバーである。
ここで、81はCDIユニット、82はイグニッションコイル、83は高圧コード、84はリヤフェンダ26に一体成形したサイドカバー、86は排気管61の車幅方向右方(紙面の奥側)を覆うためにアッパ傾斜フレーム32に取付けたガード部材、87はパワーユニット12のクランクケース88内からブローバイガスをエアクリーナ55へ還流させるブローバイホースである。
また、91は車体フレーム11の車幅方向右側に配置したブレーキペダル、92は左右のフットボード28を支持するために左右のロアメインフレーム34にそれぞれ取付けた左右のフットブラケット、93はポールを立てるためにアッパリヤフレーム37の後端部に取付けたポールステー、94はポールステー93の下部に取付けたリフレクター、96はリヤクッションユニット、97は後輪24を制動するためにスイングアーム23の後端に取付けたドラムブレーキである。
図2は本発明に係る鞍乗型車両の平面図であり、燃料タンク16は、後部に対して前部を平面視で幅広形状とし、前部の中央に前部取付部63を設けたものである。
シート17は、その底板105(図1参照)に、前部係止部66を構成する左右のフック106,106と、後部位置決め部67を構成する左右の位置決め用突起107,107とを備える。
左右のフロントフェンダ22,22は、中央部にフロントカバー108を一体に設けたものである。
フットレスト27は、左右に設けたほぼL字形状としたフットブラケット92にフットボード28を介して取付けた部材であり、運転者が足を載せる部分である。
バーハンドル71は、左側前部に後輪側のドラムブレーキ97(図1参照)を制動する後ブレーキレバー111を設け、右側前部に前輪側のディスクブレーキ(不図示)を制動する前ブレーキレバー112を設けたものである。即ち、後輪用のドラムブレーキ97は、ブレーキペダル91と後ブレーキレバー111との両方で制動可能としたものである。
図中の114〜118はそれぞれ車体フレーム11に設けたクロスメンバ、121は左右のアッパリヤフレーム37のそれぞれの後端に連結したU字状のクロスパイプ、122は変速用のチェンジペダルである。
図3は本発明に係る鞍乗型車両の要部側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。)であり、ロアメインフレーム34に下部ブラケット201を取付け、この下部ブラケット201にフットブラケット92を複数のボルト202で取付け、このフットブラケット92でフットボード28(輪郭を太線で描いた部分である。)を支持したことを示す。なお、203はボルト202をねじ込むためにフットブラケット92に固定したナットである。
フットボード28は、フロントフェンダ22に連結させた前壁205と、この前壁205の下端から後方に延ばした底壁206と、この底壁206の後端からほぼ上方に延ばすとともにリヤフェンダ26に連結させた後壁207と、これらの底壁206の後部及び後壁207のそれぞれの奥側に設けた側板208とを一体成形した側面視がほぼコ字状の樹脂製部品であり、底壁206の下端及び後壁207の後端をほぼロアメインフレーム34に沿わせた。なお、211はフットレスト27を取付けるためにフットボード28に車幅方向に延びるように一体成形した山形部である。
図4は本発明に係る鞍乗型車両の要部平面図であり、平面視がほぼL字形状のフットブラケット92を取付ける下部ブラケット201は、ロアメインフレーム34に加え、左右のロアメインフレーム34,34(一方の符号34のみ示す。)に渡したクロスメンバ213に取付けた部材である。なお、215〜218及び221,222は泥水等が溜まらないようにフットボード28に開けた開口部である。
フットブラケット92は、フットボード28を車両前後方向の中央より後ろ寄りの部分で支持したものであり、このフットブラケット92の上部にフットレスト27を配置することで、フットレスト27よりも前方のフットボード27の面積を広くし、運転者の足でのチェンジペダル122を楽に操作でき、また、運転中の足を楽な姿勢にできるようにした。
図5は本発明に係るフットブラケットの平面図であり、フットブラケット92は、車幅方向に延ばした第1ブラケット225と、この第1ブラケット225の先端に、車両前後方向に延びるように第1ブラケット225に直交させて取付けた第2ブラケット226とからなり、第1ブラケット225は、フランジ部227,227に、下部ブラケット201(図4参照)に取付けるための複数のナット203を取付け、フットボード28(図4参照)を載せる平坦部228に、フットレスト取付け用のボルトを挿入するボルト挿通穴231,231を開けた部材である。
ここで、第1ブラケット225の長さ(ロアメインフレーム34から第1ブラケット225の先端までの長さとする。)をL1、第2ブラケット226の長さをL2、第1ブラケット225の幅中心から第2ブラケット226の前端226aまでの距離をL3、第1ブラケット225の幅中心から第2ブラケット226の後端226bまでの距離をL4とすると、長さL1と長さL2とは、0.5L1<L2<L1の関係を満たす。
第2ブラケットの長さL2が、第1ブラケット225の半分の長さである0.5L1より小さい場合には、図4において、フロントフェンダ22とリヤフェンダ26とに連結したフットボード28の前後長に対する第2ブラケット226の長さL2の割合が小さくなり、フットボード28を支持する部分が少なくなってフットボード28が撓み易くなる。
また、図5に戻って、第2ブラケット226の長さL2が、第1ブラケット225の長さL1よりも大きい場合には、第2ブラケット226が長くなって、フットブラケット92の重量が増加する。
上記した距離L3と距離L4とは、L3>L4の関係を満たす。
これは、図4において、運転者がフットレスト27に足233を載せたときに、足233がフットレスト27の後方よりも前方に大きく突出するから、フットレスト27よりも前側のフットボード28に大きな荷重が作用しても撓み難くすることによる。
図6は図4の6−6線断面図であり、下部ブラケット201にフットブラケット92を車幅方向外側が車幅方向内側よりも高くなるように水平線234に対して角度θだけ傾けて取付け、フットボード28を、フットブラケット92とフットレスト27とで挟み込みつつ、フットブラケット92に取付けたナット235,235とボルト236,236とで締め付けたことを示す。
フットレスト27は、滑り止めのためにほぼ鋸の歯の形状とした上縁部27aを形成した部材である。
フットボード28は、縁部の上面に滑り止め用の複数の山及び複数の谷からなる凹凸部28aを設けたものである。
フットブラケット92を構成する第2ブラケット226は、金属製のパイプからなる。
図7は図4の7−7線断面図であり、フットボード28は、底壁206に、山形部211と、この山形部211の前方に設けたフロントボード部241と、山形部211の後方に設けたリヤボード部242とを備え、山形部211の平坦な頂面243を延長した延長線244に対して、フロントボード部241の高低差をD1、リヤボード部242の高低差をD2とすると、フロントボード部241の方が、リヤボード部242より高低差が大きい(D1>D2)。即ち、フロントボード部241の方がリヤボード部242よりも低い。これは、フロントボード部241側にチェンジペダル122(図3参照。車両右方のフットボード28側ではブレーキペダル91(図2参照))の踏み込み部分があるために、これらと干渉しないようにフロントボード部241側を低くしてある。なお、図中の246〜248は開口部217,218,222のそれぞれの周囲に設けたテーパ部である。
フットレスト27は、断面コ字状の部材であり、フットブラケット92の第1ブラケット225は、断面コ字状の起立部252と、この起立部252の下端から両側に折り曲げたフランジ部227,227とを一体成形した部材である。
以上の図1、図4及び図6で説明したように、本発明は第1に、前輪21の上方から後方を覆うフロントフェンダ22と、後輪24の前方から上方を覆うリヤフェンダ26と、を備える鞍乗型車両10において、フロントフェンダ22及びリヤフェンダ26のそれぞれを連結するとともに運転者の足元に配置するフットボード28を備え、このフットボード28を、車幅方向に延ばした第1部材としての第1ブラケット225及びこの第1ブラケット225の先端から車両前後方向に延ばした第2部材としての第2ブラケット226からなるフットブラケット92と、このフットブラケット92の上方に配置したフットレスト27とで挟んで支持することを特徴とする。
フットボード28を簡単な構造のフットブラケット92で支持することができ、部品点数削減、軽量化及びコスト低減を図ることができる。
また、フットブラケット92を構成する第1ブラケット225及び第2ブラケット226が単純な形状であるため、生産性を向上させることができる。
更に、フットボード28をフットブラケット92とフットレスト27とで挟んで良好に支持するために補強材を用いる必要がなく、この点でも上記した軽量化、コスト低減に寄与できる。
本発明は第2に、図4及び図5で説明したように、上記の各構成において、好ましくは、フットブラケット92における、第1ブラケット225の長さをL1、第2ブラケット226の長さをL2としたときに、0.5L1<L2<L1の関係を満たすことを特徴とする。
第1ブラケット225の長さL1、第2ブラケット226の長さL2が、0.5L1<L2<L1の関係を満たすので、フットブラケット92が軽量になり、しかも、フットボード28が撓み難くなり、軽量化とフットボード28の良好な支持を両立させることができる。
本発明は第3に、図6で説明したように、上記の各構成において、好ましくは、フットレスト27を、フットブラケット92を介して車体フレーム11(図1参照)、詳しくは、ロアメインフレーム34に片持ちで取付けたことを特徴とする。
フットレスト27を片持ちで支持するので、フットレスト27の支持構造をより一層簡素にすることができ、軽量化を図ることができる。
また、フットレスト27の重量を従来と同等としたときに、例えば、フットブラケット92の外形を大きくすることができ、フットボード28の面積も大きくできて、乗降時に足位置を広くできるために乗降し易くなり、更に、運転中も運転者の足元が広くなるので、楽な乗車姿勢が取り易くなる。
尚、本発明では、フットブラケットを2部材で構成したが、これに限らず、1部材で、例えばL字形状、又はL字・T字に近い形状としてもよい。
本発明は、鞍乗型車両のフットボード支持構造に好適である。
本発明に係る鞍乗型車両の側面図である。 本発明に係る鞍乗型車両の平面図である。 本発明に係る鞍乗型車両の要部側面図である。 本発明に係る鞍乗型車両の要部平面図である。 本発明に係るフットブラケットの平面図である。 図4の6−6線断面図である。 図4の7−7線断面図である。
10…鞍乗型車両、11…車体フレーム、21…前輪、22…フロントフェンダ、24…後輪、26…リヤフェンダ、27…フットレスト、28…フットボード、91…ブレーキペダル、92…フットブラケット、122…チェンジペダル、211…山形部、225…第1部材(第1ブラケット)、226…第2部材(第2ブラケット)、234…水平線、241…フロントボード部、242…リヤボード部、243…頂面、244…延長線

Claims (5)

  1. 前輪の上方から後方を覆うフロントフェンダと、後輪の前方から上方を覆うリヤフェンダと、前記フロントフェンダ及び前記リヤフェンダのそれぞれを連結するとともに運転者の足元に配置するフットボードを備える鞍乗型車両において
    前記フットボードは、車幅方向に延びる山形部と、この山形部の前方に設けられるとともに前記山形部の平坦な頂面より低いフロントボード部と、前記山形部の後方に設けられるとともに前記頂面より低いリヤボード部とからなり、
    車体フレームから車幅方向に延ばしたフットブラケットと、このフットブラケットの上方に配置したフットレストとで前記頂面を挟んで支持することを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記フットブラケットは、車幅方向に指向して延びる第1部材と、この第1部材と別部材又は1部材で形成されるとともに第1部材の車幅方向先端で車両前後方向に指向して延び且つ第1部材より短い第2部材とを有することを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
  3. 前記頂面を延長した延長線に対して前記フロントボード部を低くするとともに、フロントボード部を前記リヤボード部より低くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両。
  4. 前記フットブラケットは、車幅方向外側が車幅方向内側よりも高くなるように水平線に対して傾けて取付けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
  5. 前記フロントボード部側にチェンジペダル又はブレーキペダルが設けられ、前記フロントボード部は、前記チェンジペダル又は前記ブレーキペダルの踏み込み部分と干渉しないように前記山形部より低くされていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
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