JP2011143448A - 連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】移動側ロール1本に対して伸縮手段1台で構成でき、ストランド間隔も小さく配置可能であって、構造的に低剛性であったり温度変化による熱膨張を生じたとしても、複数の鋳片圧下量を広範囲にかつ高精度に設定可能な連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドを提供する。
【解決手段】連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、基準側ロール5を回転自在に支持する基準側軸受箱10と可動側ロール6を回転自在に支持する可動側軸受箱11との間に、回動軸線C1回りを回動自在なスペーサ13が介設されると共に、このスペーサ13が、前記回動軸線C1と直交する断面の向かい合う対辺間もしくは対頂点間の距離を変えて形成され、前記スペーサ13の回動角度を変更して対向する前記対辺もしくは対頂点を介して、前記基準側軸受箱10と前記可動側軸受箱11とを互いに圧接することにより、鋳片圧下時のロール間隙が調整可能に構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、連続鋳造設備における鋳片圧下ロールスタンドに関し、更には、鋳片圧下量を高精度に設定可能な連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドに関するものである。
従来より、取鍋から供給された溶鋼を連続的に鋳造する連続鋳造設備においては、鋳型の下側に複数のロールセグメントが鋳片の引き抜き方向(鋳造方向)に沿って配備され、これら複数のロールセグメントによって鋳片圧下ロールスタンドが構成されている。夫々のロールセグメントは、鋳造した鋳片をサポートするサポートロールを備えたものとなっており、鋳造された鋳片はサポートロールによって支持されて、軽圧下領域においては圧下されつつ引き抜かれるようになっている。
この様な連続鋳造設備を用いた鋳片の鋳造において、良好な鋳片品質を得るためには、軽圧下領域では鋳片断面の中心部に残存する溶鋼の凝固に伴う収縮量に見合った鋳片への圧下を付加することが肝要であり、前述したサポートロールの圧下量の高精度で容易な設定が重要となる。
そこで先ず、従来技術に係る鋳片圧下ロールスタンドに関し、以下添付図8〜10を参照しながら説明する。図8は従来技術1に係り、複数のガイドロールセグメントによって軽圧下領域Aを形成する作業の概略説明図、図9は従来技術2に係る連続鋳造用軽圧下装置を示し、図(a)はその実施例の正面図、図(b)は他の実施例の側面図である。また、図10は従来技術3に係るロールスタンドの平面図である。
従来技術1は、鋳片の軽圧下技術に関するものであって、複数対のロールで構成するロールセグメントで、複数本の上ロール群を共通の上フレームに配置している。そして、ロールセグメントS5ではその厚さがD1であった鋳片Cを、軽圧下領域AのロールセグメントS6〜S9の上フレームを所定量傾斜させることにより、下ロールと上ロールとのロール間隔を鋳片の引き抜き方向に沿って軽圧下し、ロールセグメントS10ではその厚さをD2にするものである(特許文献1参照)。
この場合、鋳片圧下中の圧下力は100〜200トンにも達する大きなもので、当該コラムの伸び及び上フレームの変形(曲げ変形)は非常に大きいものとなる。コラムの伸び及び上フレームの変形の影響により、スタンドの高剛性化を図ることが難しい。このため、上記従来例1に係る連続鋳造用軽圧下は、鋳片圧下中に上ロールを所定位置に維持することが難しく、ロール毎の良好な圧下力(鋳片引き抜き方向の圧下パターン)を達成することが困難である。また、所定の圧下パターンが崩れるため、鋳片内部品質に悪影響を与える。更に、複数本の上ロール群を上フレームに配置している構造のため、ロール毎の圧下量の任意な設定はできない。
次に、従来技術2に係る図9(a)の連続鋳造用軽圧下装置は、楔形状を有するストッパー部材20により、ロール間隔をロール23,24個別に任意に設定するものである(特許文献2参照)。しかしながら、本図に係る実施例のものでは、斜行装置28を構成する斜行圧力装置(斜行用エアーシリンダー)21や固定台22等がロールスタンド25側部に突出し、隣接するストランドのロールスタンドに干渉するため、3ストランド以上の鋳片案内装置に配備する場合は、ストランド間隔を大きく取らなければならない。また、斜行圧力装置21や固定台22などの突出部が、スタンド交換時の障害になり、前記突出部を破損する危険性がある。
鋳片Wを圧下中の圧下力は100〜200トンにも達し、ロールスタンド25を構成する各部材の鋳片圧下反力による伸び及び変形は、非常に大きいものとなる。これらの伸びと変形の影響により、鋳片圧下中に上ロール24を所定位置に精度良く維持することが難しく、ロール24毎の良好な圧下量(鋳片流れ方向の圧下パターン)を達成することが困難である。所定の圧下パターンが崩れるため、鋳片W内部品質に悪影響を与える。逆に、鋳片圧下中に上ロール24を所定位置に精度良く維持するためには、ロールスタンド25を構成する各部材の剛性を高める必要があり、各部材は極めて大きなものにならざるを得ない。
また、ロールスタンド25を構成する各部材は、鋳造中に鋳片Wからの輻射熱や高温雰囲気に曝されるため、これら各部材の温度が上昇して熱膨張と熱変形を伴う。このため、目標とする鋳片圧下量を鋳造前(常温時)に精度良く定めたとしても、ひとたび鋳造が開始されると各部材は熱膨張し熱変形するため、初期に設定した鋳片圧下量を維持することができない。各部材の温度は時々刻々と変化するため、鋳片圧下量も時々刻々と変化してしまう。
一方、図9(b)の実施例では、ストッパー部材70を伸縮させる斜行用エアーシリンダー81がロールスタンド側部(鋳片引き抜き方向)に突出し、隣接するロールスタンドに干渉するため、ロールピッチが十分に大きい場合の適用に限定される。鋳片圧下帯においてロールピッチを大きくすると、ロールピッチ間で鋳片のバルジングを生じ鋳片品質を低下させる。鋳片中心部に残存す溶鋼の凝固収縮量に相当する分を圧下することが肝要であり、圧下用ロールのピッチを過大にせず漸次鋳片に適量の圧下を加えることが重要であるが、ロールピッチを大きくせざるを得ず漸次圧下にならない問題がある。また、これらの突出部が、スタンド交換時の障害になり、斜行圧力装置や固定台を破損する危険性がある。
即ち、これら従来技術2に係る連続鋳造用軽圧下装置によれば、ロール隙間の可変範囲を大きくしようとすれば、ストッパー部材70の進退量が大きくなり、前記突出部の張出し量も大きくなってしまうし、スタンド25内の鋳片Wにも干渉してしまう。ロールスタンドのサイドフレームにストッパー部材70を収納する図9(b)のケースでは、ストッパー部材70がサイドフレームに干渉するため(サイドフレームの開口部に収納できない)進退量を大きくすることができない。
次に、従来技術3は、基準側ロール軸受箱33と反基準側ロール軸受箱34との間にスペーサ部材38を挿入することより、鋳片圧下時のロール隙間Gを変更する機構である(特許文献3参照)。鋳片圧下量(ロール隙間G)が一定の場合は特段の不都合はないが、例えば、鋼種毎に圧下パターンを変更するような場合には、調整用ライナーを抜き差してロール隙間Gを都度変更する必要があるため、ロール隙間Gを変更するための作業性が悪い。
特開2003−290893号公報 特開平10−156501号公報 特開平7−9103号公報
本発明は、上記背景技術に説明したような諸問題点を解消するためになしたものであって、その目的は、移動側ロール1本に対して伸縮手段1台で構成でき、ストランド間隔も小さく配置可能であって、構造的に低剛性であったり温度変化による熱膨張を生じたとしても、複数の鋳片圧下量を広範囲にかつ高精度に設定可能な連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドを提供するものである。
上記の目的を達成するための本発明は、以下の構成を備える鋳片圧下ロールスタンドからなる。即ち、本発明の請求項1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドが採用した手段は、連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、基準側ロールを回転自在に支持する基準側軸受箱と可動側ロールを回転自在に支持する可動側軸受箱との間に、回動軸線回りを回動自在なスペーサが介設されると共に、このスペーサが、前記回動軸線と直交する断面の向かい合う対辺間もしくは対頂点間の距離を変えて形成され、前記スペーサの回動角度を変更して対向する前記対辺もしくは対頂点を介して、前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱とを互いに圧接することにより、鋳片圧下時のロール間隙が調整可能に構成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドが採用した手段は、請求項1に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、前記スペーサの回動軸線と直交する断面形状が、多角形、長円形または非真円形に形成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドが採用した手段は、請求項1または2に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、前記スペーサの回動軸線が、鋳片引き抜き方向またはロール軸線に平行配置されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドが採用した手段は、請求項1乃至3の何れか一つの項に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱の間であって、各軸受箱に支持される各ロールのロール軸線を通る平面に対して両側に、前記スペーサを圧接するスペーサ圧接範囲が形成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドが採用した手段は、請求項1乃至4の何れか一つの項に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、前記鋳片圧下ロールスタンドは、前記基準側軸受箱及び前記可動側軸受箱を支持する軸受箱支持手段を備えてなり、前記スペーサが、少なくとも前記可動側軸受箱の可動方向に遊嵌されると共に、前記基準側軸受箱、前記可動側軸受箱または前記軸受箱支持手段から支承されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドが採用した手段は、請求項1乃至5の何れか一つの項に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、前記スペーサに、遠隔操作可能な回動手段が設けられてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドによれば、基準側ロールを回転自在に支持する基準側軸受箱と可動側ロールを回転自在に支持する可動側軸受箱との間に、回動軸線回りを回動自在なスペーサが介設されると共に、このスペーサが、前記回動軸線と直交する断面の向かい合う対辺間もしくは対頂点間の距離を変えて形成され、前記スペーサの回動角度を変更して対向する前記対辺もしくは対頂点を介して、前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱とを互いに圧接することにより、鋳片圧下時のロール間隙が調整可能に構成されてなるので、移動側ロール1本に対して伸縮手段1台で構成でき、ストランド間隔も小さく配置可能であって、構造的に低剛性であったり温度変化による熱膨張を生じたとしても、複数の鋳片圧下量を広範囲にかつ高精度に設定可能である。
また、本発明の請求項2に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドによれば、前記スペーサの回動軸線と直交する断面形状が、多角形、長円形または非真円形に形成されてなるので、簡素で単純な構造を有する低コストな部材によって目的を達成できる。
更に、本発明の請求項3に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドによれば、前記スペーサの回動軸線が、鋳片引き抜き方向またはロール軸線に平行配置されてなるので、2個のスペーサにおけるシャフト等の同調機構や遠隔で回動させるための回動手段の配備が容易になる。
また更に、本発明の請求項4に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドによれば、前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱の間であって、各軸受箱に支持される各ロールのロール軸線を通る平面に対して両側に、前記スペーサを圧接するスペーサ圧接範囲が形成されてなるので、圧接力による軸受箱の変形が少なく、軸受箱や軸受に損傷を与えない。また、大押力圧下スタンドにも適用できる。
一方、本発明の請求項5に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドによれば、前記鋳片圧下ロールスタンドは、前記基準側軸受箱及び前記可動側軸受箱を支持する軸受箱支持手段を備えてなり、前記スペーサが、少なくとも前記可動側軸受箱の可動方向に遊嵌されると共に、前記基準側軸受箱、前記可動側軸受箱または前記軸受箱支持手段から支承されてなるので、前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱との間隔を広げる動作のみで、前記スペーサを回動可能な状態にすることができる。
そして、本発明の請求項6に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドによれば、前記スペーサに、遠隔操作可能な回動手段が設けられてなるので、ロール間隔を遠隔操作により設定可能となる。
本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドの鋳片圧下時の状態を示す正断面図である。 図1の左側面を示す側面図である。 図2のX部を拡大して示す拡大詳細図である。 図3の左側面図である。 図3のY−Y矢視図である。 本発明の実施の形態1に係り、スペーサの他の態様例を示す軸線と直交方向の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドを示し、本発明の実施の形態1における図3相当図である。 従来技術1に係り、複数のガイドロールセグメントによって軽圧下領域Aを形成する作業の概略説明図である。 従来技術2に係る連続鋳造用軽圧下装置を示し、図(a)はその実施例の正面図、図(b)は他の実施例の側面図である。 従来技術3に係るロールスタンドの平面図である。
本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドについて、湾曲型連続鋳造設備の水平部や湾曲部に配備され、1対ロール(基準側ロール1本と可動側ロール1本の1対)で構成された鋳片圧下ロールスタンドの態様例を、以下添付図1〜6を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドの鋳片圧下時の状態を示す正断面図、図2は図1の左側面を示す側面図、図3は図2のX部を拡大して示す拡大詳細図、図4は図3の左側面図、図5は図3のY−Y矢視図、図6は本発明の実施の形態1に係り、スペーサの他の態様例を示す軸線と直交方向の断面図である。
先ず、図1,2において、符号1は基準フレームであり、本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドは、この基準フレーム1の上部両側にサイドフレーム2がボルト固定されると共に、前記サイドフレーム2の頂部にはトップフレーム3が固定して接合され、鋳片Wを対向して圧下する圧下ロール4が備えられている。そして、これら対向する圧下ロール4の間隔を調整するために、前記圧下ロール4が、サイドフレーム2の軸受8,8により回転自在に両端支持された基準側ロール5と、昇降自在な昇降フレーム7の軸受9,9により回転自在に両端支持された可動側ロール6とからなっている。
前記基準側ロール5の両端部軸受8,8は、基準側軸受箱10,10内部に収納され、これら基準側軸受箱10,10は、サイドフレーム開口部2aの下部に収納され、基準側軸受箱10,10の下面がサイドフレーム2の開口部下辺2bに当接している。一方、可動側ロール6の両端部軸受9,9は、可動側軸受箱11,11内部に収納され、これら可動側軸受箱11,11は、昇降フレーム7にボルト締結されると共に、基準側軸受箱10,10と対峙する様に、サイドフレーム開口部2aに収納されている。このため、このサイドフレーム2は、基準側軸受箱10,10と可動側軸受箱11,11を支持する軸受箱支持手段として機能する。
前記トップフレーム3の中央部には、昇降フレーム7を昇降する駆動源としての油圧シリンダ(伸縮手段)12が取り付けられ、この油圧シリンダ12のシリンダロッド12aが、前記トップフレーム3に形成された開孔部3aを貫通して、前記昇降フレーム7の略中央部に連結ピン12bで連結されている。
そして、基準側軸受箱10,10と可動側軸受箱11,11との間には、図3〜5に示す如く、スペーサ回動軸線(以下、単に「回動軸線」とも言う)C1に直行する断面が8角形に形成されたスペーサ13,13が、前記回動軸線C1を鋳片引き抜き方向と平行になる様に夫々介設され、この回動軸線C1の周りを回動自在に構成されている。前記スペーサ13は、図4に示す如く、向かい合う四つの対辺間距離L1,L2,L3,L4を夫々異なる距離(寸法)とし、かつ対辺同士が平行になる様に形成されている。
ロール軸線C2に直交する方向に、各軸受箱10,11の両サイドに介設されたこれらスペーサ13,13同士は、その回動軸線C1を中心にシャフト14で連接されている。スペーサ13,13は8角形に限らず、他の多角形でも良い。また、シャフト14で連接するのではなく、スペーサ13,13同士を一体化的に構成するものであれば、他の形状を有するものでも良い。
可動側軸受箱11,11の下面にはシャフト支持部材15,15が夫々取り付けられ、これらシャフト支持部材15,15の各側面に設けられた貫通孔15a,15aに、シャフト14が貫通されている。この貫通孔15a,15aは、可動側軸受箱11,11の可動方向(上下方向)に長穴として形成され、前記シャフト14が貫通孔15a,15a内を回動自在とされる一方、スペーサ回動軸線C1に直交する水平方向の動きは規制され、可動側軸受箱11,11の可動方向には遊動可能な遊嵌状態に構成されている。
前記シャフト支持部材15,15は、基準側軸受箱10,10側に配備しても良いし、サイドフレーム2,2側に配備しても良い。また、シャフト支持部材15,15の貫通孔15a,15aを円形とし、その孔径をシャフト14の直径よりも大きなものとし、このシャフト14が、円形の貫通孔15a,15aに遊嵌されるものでも良い。
或いは、シャフト支持部材15,15と基準側軸受箱10,10とを一体構造にしても良いし、シャフト支持部材15,15とサイドフレーム2,2とを一体構造にしても良い。更には、シャフト支持部材15,15無しで、シャフト端部のスペーサ13,13をサイドフレーム2,2に収納することも可能である。即ち、例えば、サイドフレーム開口部2a,2aの内壁に長穴形のほぞ穴を設け、このほぞ穴にスペーサ13,13を収納可能である。
図1〜5は、鋳片圧下時の状態を示している。本発明に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドは、スペーサ13,13を夫々サイドフレーム2,2に挟んで、基準側軸受箱10,10と可動側軸受箱11,11とを、スペーサ13,13及びシャフト支持部材15,15を介して互いに圧接して、可動側軸受箱11,11の下方への移動を規制することによって、鋳片圧下時のロール隙間Lを規定している。鋳片圧下時のロール隙間Lを変更する場合は、可動側軸受箱11,11を一旦開放側に移動させる。
この時、シャフト14はシャフト支持部材15,15の貫通孔15a,15aと上下方向に遊嵌状態なので、8角形状を有するスペーサ13,13の角部が、前記シャフト支持部材15,15の圧接面15b,15bと干渉することなく、スペーサ13,13を回動させることができる。図4に示す如く、向かい合う対頂点間距離(寸法)Qは、対辺間距離(寸法)L1,L2,L3,L4より大きい。
また、シャフト14には、スペーサ13,13を手動回転させるためのハンドル16が取り付けられている。この様な手動ハンドル操作に替えて、前記シャフト14に図示しない回転駆動手段を連接すると共に、この回転駆動手段を回転制御する制御手段を接続すれば、手動によらず遠隔操作により鋳片圧下時のロール隙間Lを変更することも可能である。前記回転駆動手段は、シャフト14と図示しない駆動手段との間にチェーンを配備して、チェーンを介してシャフト14を回動させても良い。
図3に示す様に、基準側軸受箱10における受座17,17を介したスペーサ13,13との圧接面10a,10a、及び可動側軸受箱11におけるシャフト支持部材15,15を介したスペーサ13,13との圧接面11a,11aは、前記基準側軸受箱10と可動側軸受箱11の間であって、各軸受箱10,11に支持される各ロール5,6のロール軸線C2,C2を通る平面に対して両側に、圧接範囲が形成されている。これらの圧接面10a,11aを各軸受箱10,11中央部とすることも可能であるが、油圧シリンダ12の押力は非常に大きい(大断面鋳片においては100〜200トンにもなる)ものである。
従って、各軸受収納穴と圧接面10a,11aとの間の肉厚が薄い場合は、当該個所がブリッジ状であるため、軸受箱10,11が油圧シリンダ押力で変形し、その結果、軸受8,9も変形するため軸受寿命を損なう。著しくは、軸受箱10,11や軸受8,9が破損に至る。そのため、軸受箱10,11の略全幅を夫々圧接面10a,11aとするか、もしくは軸受箱10,11のスペーサ回動軸線C1方向の両端近傍を夫々圧接面10a,11aにすることが好ましい。
スペーサ13,13の回動軸線C1方向に直交する断面は8角形としているので、図4に示す如く、スペーサ13,13を回動軸線C1周りに45度ずつ回動することにより、向かい合う4種類の対辺間距離L1,L2,L3,L4を設定して、鋳片圧下時のロール隙間Lを夫々規定することができる。また、向かい合う対頂点間距離Qも、図示省略するが4種類の対頂点間距離を有するため、これらの対頂点間距離を設定して、鋳片圧下時のロール隙間Lを夫々規定することもできる。更に多角形のスペーサ13,13とすれば、鋳片圧下時のロール隙間Lの選択パターンを増やすことができる。
また更に、スペーサ13の回動軸線C1方向に直交する断面を多角形でなく曲面形、例えば、図6に示す如く長円形(楕円形)に構成すれば、スペーサ13を回動軸線C1周りに微小角度ずつ回動させて、向かい合う対面間距離をS1,S2,…,SNと設定して、鋳片圧下時のロール隙間Lを無段階に規定することが可能である。前記スペーサ13の回動軸線C1方向に直交する断面は、長円形のほか任意の曲面で形成された非真円形でも良い。
本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドでは、鋳片圧下時のロール隙間Lは、基準側軸受箱10、受座17、スペーサ13、シャフト支持部材15及び可動側軸受箱11は関与するが、その他の構成部品(サイドフレーム2、トップフレーム3及び昇降フレーム7等)の応力や熱による変形の影響を全く受けることがない。このため、鋳片圧下中のロール間隔Lを、精度良く、常時安定して維持することが可能である。
従来技術によれば、鋳片Wの圧下反力により、サイドフレームの伸びや変形を生じると共に、トップフレームや昇降フレーム等が変形する。このため、鋳片圧下時のロール隙間は、所期のロール隙間よりも実際には大きなものになっている。これを防止するためには、ロールスタンドを構成する部品の剛性を高める必要があった。そのため、この様な従来技術において、本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドと同等の精度でロール隙間を確保しようとすれば、サイドフレームやトップフレーム、昇降フレーム等の断面を異常に大きなものにする必要があり、現実的なものではない。
更に、これらの構成部品は熱変形を伴う。熱変形は、部品の剛性を高めることでは防止することができない。また、これらの構成部品を恒温に保つことは、非常に困難を要する。当然、本発明に係るスペーサ13においても、油圧押力による圧縮変形や高温環境での熱変形を伴うが、スペーサ13そのものが小型であるため、その圧縮変形や熱変形は非常に小さい。このため、従来技術とは比較にならぬ程のロール隙間(即ち、鋳片圧下量)精度を維持することができる。
以上の通り、本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドによれば、基準側軸受箱10,10と可動側軸受箱11,11との間に、回動軸線C1回りを回動自在なスペーサ13,13が介設されると共に、このスペーサ13,13が、前記軸線C1と直交するスペーサ13,13の断面の向かい合う対辺間もしくは対頂点間の距離を変えて形成されている。
そして、前記スペーサ13,13の回動角度を変更して対向する前記対辺もしくは対頂点を介して、前記基準側軸受箱10,10と可動側軸受箱11,11とを互いに圧接することにより、鋳片圧下時のロール間隙Lが調整可能に構成されている。その結果、1本の移動側ロール6に対して1台の伸縮手段12で構成でき、ストランド間隔も小さく配置可能であって、構造的に低剛性であったり温度変化による熱膨張を生じたとしても、複数の鋳片圧下量Lを広範囲にかつ高精度に設定できるのである。
次に、本発明の実施の形態2に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドについて、図7を参照しながら説明する。図7は本発明の実施の形態2に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ローンスタンドを示し、本発明の実施の形態1における図3相当図である。
但し、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、スペーサ13,13の介設構成に相違があり、これ以外は上記実施の形態1と全く同構成であるから、上記実施の形態1と同一のものに同一符号を付して、その相違する点について説明する。
即ち、上記実施の形態1に係るスペーサ13,13は、スペーサ回動軸線C1が鋳片引き抜き方向と平行になる様に夫々配置され、この回動軸線C1の周りを回動自在に構成されていたのに対し、本実施の形態2に係るスペーサ13,13は、スペーサ回動軸線C1がロール軸線C2と平行になる様に夫々配置され、スペーサ回動軸線C1の周りを回動自在に構成されている。
その結果、上記本発明の実施の形態2に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドによれば、上述した本発明の実施の形態1に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドの効果に加え、スペーサ回動軸線C1がロール軸線C2と平行に配置されることによって、2個のスペーサ13,13におけるシャフト14,14等の同調機構や遠隔で回動させるための回動手段の配備が容易になる。
以上説明した通り、本発明に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドによれば、多数の圧下量パターンを容易に設定可能であり、可動側ロール1本に対して油圧シリンダ1台で構成できる。そのため、圧下量設定手段がスタンド側部に突出することなく構成されるので、ストランド間隔も小さく配置可能となり、圧下量の設定やメンテナンスを寄付き性良好な場所で安全に実施できる。
尚、本発明に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドは、湾曲型連続鋳造設備の水平部や湾曲部に配備する態様例を示したが、本発明に係る連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドを、垂直型連続鋳造設備に適用することも可能である。その場合、上記で用いた「昇降」、「水平方向」、「トップ」、「上側」及び「上面」等の表現は、本願発明の技術思想の範囲に基づいて変更すべきことは当然である。
C1:(スペーサ)回動軸線:, C2:ロール軸線,
S1,S2,…,SN:対面間距離(寸法),
L:ロール間隔(圧下量),
L1,L2,…,LN:対辺間距離(寸法)
Q:対頂点間距離(寸法),
W:鋳片,
1:基準フレーム,
2:サイドフレーム(軸受箱支持手段),
2a:サイドフレーム開口部, 2b:開口部下辺,
3:トップフレーム, 3a:開孔部,
4:圧下ロール,
5:基準側ロール,
6:可動側ロール,
7:昇降フレーム,
8,9:軸受,
10:基準側軸受箱, 10a:圧接面,
11:可動側軸受箱, 11a:圧接面,
12:油圧シリンダ(昇降手段), 12a:シリンダロッド, 12b:連結ピン,
13:スペーサ,
14:シャフト,
15:シャフト支持部材, 15a:貫通孔, 15b:圧接面,
16:ハンドル,
17:受座

Claims (6)

  1. 連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンドにおいて、
    基準側ロールを回転自在に支持する基準側軸受箱と可動側ロールを回転自在に支持する可動側軸受箱との間に、回動軸線回りを回動自在なスペーサが介設されると共に、
    このスペーサが、前記回動軸線と直交する断面の向かい合う対辺間もしくは対頂点間の距離を変えて形成され、
    前記スペーサの回動角度を変更して対向する前記対辺もしくは対頂点を介して、前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱とを互いに圧接することにより、鋳片圧下時のロール間隙が調整可能に構成されてなることを特徴とする連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド。
  2. 前記スペーサの回動軸線と直交する断面形状が、多角形、長円形または非真円形に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド。
  3. 前記スペーサの回動軸線が、鋳片引き抜き方向またはロール軸線に平行配置されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド。
  4. 前記基準側軸受箱と前記可動側軸受箱の間であって、各軸受箱に支持される各ロールのロール軸線を通る平面に対して両側に、前記スペーサを圧接するスペーサ圧接範囲が形成されてなること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか一つの項に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド。
  5. 前記鋳片圧下ロールスタンドは、前記基準側軸受箱及び前記可動側軸受箱を支持する軸受箱支持手段を備えてなり、前記スペーサが、少なくとも前記可動側軸受箱の可動方向に遊嵌されると共に、前記基準側軸受箱、前記可動側軸受箱または前記軸受箱支持手段から支承されてなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つの項に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド。
  6. 前記スペーサに、遠隔操作可能な回動手段が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つの項に記載の連続鋳造設備の鋳片圧下ロールスタンド。
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