JP2011140852A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カウンタウエイトの側方部分を熱交換器を覆う位置まで前側に延ばした場合に、熱交換器に対し多くの冷却風を供給できるようにする。
【解決手段】 カウンタウエイト8の左側の円弧状ウエイト部8Bには、円弧状ウエイト部8B、熱交換器12および外装カバー16のうち左側面ドア16Bとエンジンカバー16Aの一部の部位によって囲まれた冷却風流入室17を外部に連通する通気孔19を設ける構成とする。従って、左側の円弧状ウエイト部8Bによって熱交換器12の後側の約半分が覆われた場合でも、油圧ショベル1の稼動時には、外装カバー16の左側面ドア16Bに設けた各外気流入孔16Dからだけではなく、通気孔19からも外部の空気を冷却風として冷却風流入室17に流入させることができ、熱交換器12に多くの冷却風を供給できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、旋回半径が小さな上部旋回体を備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成され、この作業装置を俯仰動させることにより土砂の掘削作業等を行う。
また、上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、作業装置との重量バランスをとるため該旋回フレームの後部に設けられたカウンタウェイトと、該カウンタウェイトの前側に位置して左,右方向に延びる横置き状態で前記旋回フレーム上に搭載され油圧ポンプを駆動するエンジンと、該エンジンの冷却水を冷却するラジエータ、前記油圧ポンプによって供給される作動油を冷却するオイルクーラ等からなり前記エンジンの一方側に位置して設けられた熱交換器と、前記エンジン、熱交換器の上方を覆うエンジンカバー、左,右方向の側面を覆う開閉可能な側面ドア等からなる外装カバーとにより大略構成されている。
一方、油圧ショベルには、狭い作業現場でも周囲に干渉することなく旋回動作できるように、上部旋回体を小型に形成したものがあり、一般的には小旋回型の油圧ショベルと呼ばれている。この小旋回型の油圧ショベルの上部旋回体は、旋回動作したときに下部走行体の車幅にほぼ収まるような円形状に形成されている。
そこで、小旋回型の油圧ショベルの上部旋回体では、カウンタウエイトを旋回中心に近付けて配置すると共に、重量を確保するためにカウンタウエイトを円弧状に形成し左,右両側を前側に向け延ばしている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2001−279722号公報 特開2008−25167号公報
ところで、上述した各特許文献による小旋回型の油圧ショベルでは、カウンタウエイトの左,右の両側部分を前側に延ばしているから、熱交換器に供給される冷却風の経路の一部がカウンタウエイトによって覆われてしまう。このために、少ない冷却風でもエンジン冷却水や作動油を冷却できるように、熱交換器の大型化等の対策が必要となり、小型化の障害になる上に、コストの上昇を招くという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、カウンタウエイトの側方部分を熱交換器を覆う位置まで前側に延ばした場合でも、熱交換器に対し多くの冷却風を供給することができ、熱交換器の小型化やコストを削減できるようにした建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるため該旋回フレームの後部に設けられ少なくとも左,右方向の一方側に前側に向けて湾曲した円弧状ウエイト部を有するカウンタウェイトと、該カウンタウェイトの前側に位置して左,右方向に延びる横置き状態で前記旋回フレーム上に搭載され油圧ポンプを駆動するエンジンと、該エンジンの冷却水、前記油圧ポンプによって供給される作動油を含む被冷却流体を冷却するために前記エンジンの一方側に位置して設けられた熱交換器と、前記エンジン、熱交換器の上方を覆うエンジンカバーを有すると共に前記熱交換器と対面して開閉可能な側面ドアを有する外装カバーとを備えている。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記上部旋回体には、前記カウンタウエイト、熱交換器および外装カバーのうち前記側面ドアとエンジンカバーによって囲まれた冷却風流入室を設け、前記カウンタウエイトのうちの前記一方側の円弧状ウエイト部には、冷却風を流通させるために、前記冷却風流入室を外部に連通する通気孔を設ける構成としたことにある。
請求項2の発明は、前記冷却風流入室には、前記熱交換器と側面ドアとの間の空間部に位置して前記エンジンが吸込む空気を清浄化するエアクリーナを配設する構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記エアクリーナには、前記通気孔を通じてエアクリーナエレメントを取付け、取外しすることができるように、前記通気孔と対面する位置にエレメント着脱口を設ける構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記通気孔は、冷却風の流れ方向の上流側となる前記熱交換器の一側面部のうち、当該一側面部の前,後方向の中央位置を中心とする円弧を描いた場合に、この円弧が前記カウンタウエイトの前面に内接する接点位置の近傍に開口する構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記カウンタウエイトは、左,右方向の中央に位置する中央ウエイト部と前記一方側の円弧状ウエイト部の高さ寸法をほぼ同一の高さに形成する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、カウンタウエイトの一方側の円弧状ウエイト部には、カウンタウエイト、熱交換器および外装カバーのうち側面ドアとエンジンカバーによって囲まれた冷却風流入室を外部に連通する通気孔を設けているから、この通気孔は、外部の空気を冷却風として冷却風流入室に流入させることができる。
従って、外装カバーからだけではなく、カウンタウエイト側からも熱交換器に向けて冷却風を供給することができ、熱交換器に対し多くの冷却風を供給することができる。これにより、熱交換器を大型化することなく、エンジン冷却水、作動油等の被冷却流体を効率よく冷却することができる。
この結果、カウンタウエイトの円弧状ウエイト部を熱交換器を覆う位置まで前側に延ばした場合でも、熱交換器には通気孔を通じて多くの冷却風を供給することができるから、熱交換器を小型化することができ、またコストを削減することができる。
請求項2の発明によれば、エンジンが吸込む空気を清浄化するためのエアクリーナは、冷却風流入室で熱交換器と側面ドアとの間の空間部に配設することができる。これにより、冷却風流入室のスペースを利用してエアクリーナの点検作業、清掃作業等を行うことができる。
請求項3の発明によれば、エアクリーナには、カウンタウエイトの通気孔と対面する位置にエレメント着脱口を設けているから、この通気孔を通じてエアクリーナエレメントを取付け、取外しすることができる。これにより、エアクリーナエレメントの点検作業、清掃作業、交換作業等を通気孔を利用して容易に行うことができる。
請求項4の発明によれば、冷却風の流れ方向の上流側となる熱交換器の一側面部のうち、当該一側面部の前,後方向の中央位置を中心とする円弧を描いた場合に、この円弧がカウンタウエイトの前面に内接する接点位置は、熱交換器の一側面部の中央位置と最短距離となる。従って、この接点位置の近傍に通気孔を開口することにより、この通気孔から熱交換器の全体に向け最短距離で多くの冷却風を供給することができる。
請求項5の発明によれば、中央ウエイト部と一方側の円弧状ウエイト部の高さ寸法をほぼ同一の高さに形成しているから、カウンタウエイトの重量を重くすることができ、またはカウンタウエイトを小型化することができる。
本発明の実施の形態に適用される小旋回型の油圧ショベルを示す正面図である。 図1の油圧ショベルを作業装置の一部を省略した状態で拡大して示す平面図である。 上部旋回体の後側部分を外装カバーのエンジンカバーを省略した状態で示す要部拡大の平面図である。 カウンタウエイトを単体で示す平面図である。 単体のカウンタウエイトを後側からみた図1の右側面図である。 上部旋回体の左後部を後側から示す要部拡大の右側面図である。 外装カバーのエンジンカバーを省略した状態で上部旋回体の左後部に設けた熱交換器、エアクリーナ、通気孔、通気孔ドア等を拡大して示す一部破断の平面図である。 通気孔ドアを開いてエアクリーナからエアクリーナエレメントを取外した状態を図7と同様位置からみた一部破断の平面図である。 通気孔ドアを開いた状態の上部旋回体の左後部を図6と同様位置からみた要部拡大の右側面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械の代表例として、後方超小旋回型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図9に従って詳細に説明する。
図1において、1は建設機械としての油圧ショベルを示している。この油圧ショベル1は、後述する上部旋回体4が旋回動作したときにその後側が下部走行体2の車幅内にほぼ収まるように構成された例えば後方超小旋回型の油圧ショベルと呼ばれる機体である。また、後方超小旋回型の油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業等を行う作業装置5とにより大略構成されている。
また、上部旋回体4は、図2、図3に示す如く、後述の旋回フレーム6、キャブ7、カウンタウエイト8、エンジン9、油圧ポンプ10、熱交換器12、外装カバー16、冷却風流入室17、通気孔19、エアクリーナ21等によって大略構成されている。ここで、上部旋回体4の後側(カウンタウエイト8)は、旋回動作したときに下部走行体2の車幅内にほぼ収まるように構成されている。これにより、上部旋回体4は、旋回中心から後部までの距離が短く、カウンタウエイト8の左側の円弧状ウエイト部8Bの前部は、キャブ7の後面に近接する位置まで延び、後述する熱交換器12の一部を覆っている。
6は上部旋回体4の支持構造体をなす旋回フレームで、該旋回フレーム6の左前側にはキャブ7が搭載されている。また、キャブ7の内部には、オペレータが着座する運転席7A(図2中に点線で図示)、各種操作レバー、スイッチ(いずれも図示せず)等が配設されている。
8は旋回フレーム6の後部に設けられたカウンタウエイトである。このカウンタウエイト8は、作業装置5との重量バランスをとるもので、重量物として形成されている。また、カウンタウエイト8は、図3、図4に示すように、旋回動作したときに下部走行体2の車幅内にほぼ収まるように、左,右両側が前側に向けて湾曲した円弧状に形成されると共に、旋回中心に近付くように前側寄りに配置されている。
また、カウンタウエイト8は、上部旋回体4の左,右方向で中央に位置する中央ウエイト部8Aと、該中央ウエイト部8Aから左方向に延びつつ前側に湾曲した一方側の円弧状ウエイト部としての左側の円弧状ウエイト部8Bと、前記中央ウエイト部8Aから右方向に延びつつ前側に湾曲した他方側の円弧状ウエイト部となる右側の円弧状ウエイト部8Cとにより構成されている。また、左側の円弧状ウエイト部8Bは、上部旋回体4の内側に位置する前面8B1が熱交換器12に対し左斜め後側から対面するほぼ平らな傾斜面となっている。さらに、円弧状ウエイト部8Bには、後述の通気孔19が貫通した状態で形成されている。
ここで、左側の円弧状ウエイト部8Bは、図3、図7に示すように、キャブ7の後部に近接した位置にまで延び、左側からみて後述する熱交換器12の後側部分(本実施の形態ではラジエータ13の後側部分とインタクーラ15の全体)を覆っている。これにより、左側の円弧状ウエイト部8Bは、熱交換器12、外装カバー16のエンジンカバー16Aの左側部分および左側面ドア16B等と共に後述の冷却風流入室17を形成している。
一方、中央ウエイト部8Aと左側の円弧状ウエイト部8Bとは、図5に示すように、ほぼ同一の高さ寸法をもって形成されている。これにより、左側の円弧状ウエイト部8Bの体積を大きくすることによってカウンタウエイト8の重量を重くすることができ、カウンタウエイト8を小型化することもできる。
9はカウンタウエイト8の前側に位置して旋回フレーム6上に搭載されたエンジンを示している。このエンジン9は、左,右方向に延在するように配置され、防振マウント(図示せず)を介して旋回フレーム6の後部側に取付けられている。また、エンジン9の右側には、作動油を昇圧して吐出する油圧ポンプ10が取付けられ、左側には、回転駆動されることにより外部から吸込んだ空気を冷却風として後述の熱交換器12に供給する冷却ファン11が設けられている。
さらに、エンジン9は、取込んだ空気を各気筒(図示せず)に振り分ける吸気マニホールド9Aと、各気筒からの排気をまとめて排出する排気マニホールド9Bとを備え、該排気マニホールド9Bの流出側には吸気の流量を増大させる過給機9C(ターボチャージャ)が設けられている。そして、過給機9Cの吸気側には、後述のエアクリーナ21に延びる吸気管22等が接続されている。
12はエンジン9の左側に位置して旋回フレーム6上に設けられた熱交換器である。この熱交換器12は、被冷却流体を冷却するもので、エンジン冷却水を冷却するためにエンジン9のウォータジャケット(図示せず)に接続されたラジエータ13と、温度が上昇した状態で作動油タンク(図示せず)に向けて戻される作動油を冷却するオイルクーラ14と、過給機9Cで熱せられた吸気を冷却するために過給機9Cと吸気マニホールド9Aとに接続されたインタクーラ15等によって構成されている。
また、ラジエータ13、オイルクーラ14、インタクーラ15は、冷却風の流れ方向(左,右方向)に対して並列、即ち、後側(カウンタウエイト8側)から前側(キャブ7側)に向けインタクーラ15、ラジエータ13、オイルクーラ14の順で並べられている。これにより、熱交換器12のうち、冷却風の流れ方向の上流側となる一側面部としての左側面部12Aは、ラジエータ13、オイルクーラ14およびインタクーラ15によってほぼ同一平面として形成されている。
16はキャブ7とカウンタウエイト8との間に位置して設けられた外装カバーを示している。この外装カバー16は、エンジン9、熱交換器12、後述のエアクリーナ21等の搭載機器を覆うものである。また、外装カバー16は、エンジン9、油圧ポンプ10、熱交換器12、エアクリーナ21の上方を覆う上面部をなすエンジンカバー16Aと、該エンジンカバー16Aの左端部に位置して熱交換器12と左,右方向で対面するように上,下方向に延びた開閉可能な左側面ドア16Bと、前記エンジンカバー16Aの右側に位置してカウンタウエイト8の右側の円弧状ウエイト部8C上に開閉可能に設けられた右側面ドア16Cとにより大略構成されている。また、左側面ドア16Bには、外部の空気を流入させるための複数の外気流入孔16Dが設けられている。
17は上部旋回体4の左後側に設けられた冷却風流入室である。この冷却風流入室17は、キャブ7の後面側に位置して、カウンタウエイト8の左側の円弧状ウエイト部8B、熱交換器12および外装カバー16のうち左側面ドア16Bとエンジンカバー16Aの一部の部位によって囲まれている。ここで、外装カバー16の左側面ドア16Bとエンジンカバー16Aの一部の部位とは、冷却風流入室17の上側を覆うエンジンカバー16Aの左側部分(熱交換器12よりも左側の部分)と左側面ドア16Bとによって形成される部位をいうものである。
また、冷却風流入室17は、後側を覆う左側の円弧状ウエイト部8Bの傾斜した前面8B1によって略台形状の空間部として形成され、熱交換器12と左側面ドア16Bとの間の空間部には、左寄りに位置して後述のエアクリーナ21が配設されている。ここで、台形状の冷却風流入室17は、カウンタウエイト8を円弧状に形成し、このカウンタウエイト8を前側に寄せて配置したことで形成されるもので、超小旋回型の油圧ショベル1特有のスペースである。
18は油圧ポンプ10の前側に位置して旋回フレーム6の右側に搭載された燃料タンクで、該燃料タンク18の左隣には、油圧ポンプ10に供給する作動油を貯える作動油タンク(図示せず)が配設されている。
19はカウンタウエイト8のうちの左側の円弧状ウエイト部8Bに設けられた通気孔を示している。この通気孔19は、図7に示す如く、外装カバー16の左側面を構成する左側面ドア16Bの各外気流入孔16Dとは別個に、外部の空気を冷却風として冷却風流入室17に流入させるもので、冷却風流入室17を外部に連通するように円弧状ウエイト部8Bを貫通して形成されている。また、通気孔19は、図5、図6に示すように、長方形状ないし台形状の開口部として形成され、例えば左側の円弧状ウエイト部8Bの上,下方向の中間位置よりも上側に配置されている。
ここで、通気孔19の形成位置について、カウンタウエイト8、熱交換器12との関係で説明する。まず、図7に示すように、冷却風の流れ方向の上流側となる熱交換器12の左側面部12Aのうち、当該左側面部12Aの前,後方向の中央位置、即ち、冷却ファン11の軸線A−A(エンジン9の軸線)と交差する位置を中心点Bとする。そして、この中心点Bを中心とし、かつカウンタウエイト8を形成する左側の円弧状ウエイト部8Bの前面8B1に接する円弧Cを描いた場合に、この円弧Cが前記円弧状ウエイト部8Bの前面8B1に内接する位置を接点位置Dとする。このときに、通気孔19は、前記接点位置Dの近傍に開口するように形成され、本実施の形態では、この接点位置Dをほぼ中心点とする位置に通気孔19が開口している。これにより、通気孔19(接点位置D)は、熱交換器12の中心点Bと最短距離となるから、通気孔19を流通する冷却風を熱交換器12の全体に向けて効果的に供給することができる。
また、20は通気孔19に開閉可能に設けられた通気孔ドアで、該通気孔ドア20は、左側の端部が通気孔19(円弧状ウエイト部8B)にヒンジ20Aを介して回動可能に取付けられている。また、通気孔ドア20の右側には、図6に示すように、レバー式のロック機構20Bが設けられ、このロック機構20Bによって通気孔ドア20を閉扉状態で固定することができる。さらに、通気孔ドア20には、複数個の貫通孔20Cが設けられ、該各貫通孔20Cによって通気孔ドア20を閉じた状態でも、冷却風流入室17(熱交換器12)に冷却風を供給することができる。
21は冷却風流入室17内に設けられたエアクリーナである。このエアクリーナ21は、熱交換器12と左側面ドア16Bとの間の空間部のうち、左側寄りに配設されている。また、エアクリーナ21は、空気中に含まれる塵埃を分離して清浄な空気をエンジン9に供給するもので、吸気管22を介してエンジン7の過給機9Cの吸込み側に接続されている。
そして、エアクリーナ21は、図7、図8に示す如く、容器として形成された後側がエレメント着脱口21Aとなり、前側(底部側)に吸気管22が接続される有底円筒状のボディ21Bと、該ボディ21Bのエレメント着脱口21Aから抜き差し可能(取付け、取外し可能)に収容され、塵埃を捕集するエアクリーナエレメント21Cと、前記ボディ21Bのエレメント着脱口21Aを閉塞するように着脱可能に取付けられ、該ボディ21B内にエアクリーナエレメント21Cを固定する蓋体21Dとにより大略構成されている。また、ボディ21Bには、当該ボディ21B内に外気を取入れる吸気口(図示せず)が設けられている。
ここで、エアクリーナ21は、ボディ21Bに対してエアクリーナエレメント21Cを抜き差しして脱着するときのエレメント着脱口21Aが通気孔19と対面するように配設されている。即ち、エアクリーナ21は、通気孔19に対応して冷却風流入室17内の左上側位置に配置され、ボディ21B等の軸線が前,後方向となるように横倒しにした状態で固定されている。このときに、エレメント着脱口21Aは、通気孔19に向け後側に配置されている。
これにより、エアクリーナ21のエアクリーナエレメント21Cを取付け、取外しする場合には、通気孔ドア20を開くことにより、通気孔19をエアクリーナエレメント21Cの着脱スペースとして用いることができ、エアクリーナエレメント21Cの脱着作業等を行うことができる。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ7に搭乗して走行用の操作レバーを操作することにより、下部走行体2を駆動して油圧ショベル1を前進または後退させることができる。また、作業用の操作レバーを操作することにより、作業装置5を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
また、油圧ショベル1を稼動しているときには、エンジン9によって冷却ファン11が回転駆動され、外部から熱交換器12に向けて冷却風が供給される。このときには、外装カバー16の左側面ドア16Bに設けた各外気流入孔16Dから冷却風流入室17に冷却風が流入し、さらに、カウンタウエイト8に設けた通気孔19(通気孔ドア20の各貫通孔20C)からも冷却風流入室17に冷却風を流入させることができ、多くの冷却風を熱交換器12に供給することができる。これにより、被冷却流体となるエンジン冷却水、作動油、吸気等を効率よく冷却することができる。
次に、エアクリーナ21の清掃作業を行う場合について説明する。この場合には、図8、図9に示すように、通気孔ドア20を開いてエアクリーナ21を通気孔19を介して外部に露出させる。この状態で、蓋体21Dを取外すことにより、ボディ21Bのエレメント着脱口21Aからエアクリーナエレメント21Cを手前に引抜いて取出すことができる。そして、取出したエアクリーナエレメント21Cには、点検作業、清掃作業等を施すことができる。一方、エアクリーナエレメント21Cは、エレメント着脱口21Aから奥部に向けて差し入れるだけでボディ21B内に挿着することができる。
かくして、本実施の形態によれば、左,右に円弧状ウエイト部8B,8Cを有する円弧状のカウンタウエイト8を備えた小旋回型の油圧ショベル1の場合、左側の円弧状ウエイト部8Bによって熱交換器12の後側の約半分が覆われることになる。これに対し、カウンタウエイト8の左側の円弧状ウエイト部8Bには、この円弧状ウエイト部8B、熱交換器12および外装カバー16のうち左側面ドア16Bとエンジンカバー16Aの一部の部位によって囲まれた冷却風流入室17を外部に連通する通気孔19を設ける構成としている。
従って、油圧ショベル1の稼動時には、外装カバー16の左側面ドア16Bに設けた各外気流入孔16Dからだけではなく、通気孔19(通気孔ドア20の各貫通孔20C)からも外部の空気を冷却風として冷却風流入室17に流入させることができ、熱交換器12に対し多くの冷却風を供給することができる。これにより、小さな熱交換器12でもエンジン冷却水、作動油等の被冷却流体を効率よく冷却することができる。
この結果、カウンタウエイト8の円弧状ウエイト部8Bを熱交換器12を覆う位置まで前側に延ばした場合でも、該熱交換器12には通気孔19を通じて多くの冷却風を供給することができるから、熱交換器12(ラジエータ13、オイルクーラ14、インタクーラ15)を小型化することができ、また、これらに関するコストを削減することができる。
また、熱交換器12の左側面部12Aのうち、当該左側面部12Aの前,後方向の中央に位置する中心点Bを中心とする円弧Cを描いた場合に、この円弧Cが円弧状ウエイト部8Bの前面8B1に内接する点を接点位置Dとする。これに対し、通気孔19は、接点位置Dの近傍、一例としては、接点位置Dをほぼ中心点とする位置に開口して設けている。これにより、通気孔19は、熱交換器12の中心点Bとほぼ最短距離に配置できるから、通気孔19を流通する多くの冷却風を熱交換器12の全体に向けて効果的に供給することができる。
一方、エンジン9が吸込む空気を清浄化するためのエアクリーナ21は、冷却風流入室17で熱交換器12と外装カバー16左側面ドア16Bとの間の空間部に配設する構成としている。これにより、冷却風流入室17のスペースを利用してエアクリーナ21を配置でき、また点検作業、清掃作業等を行うことができる。
しかも、エアクリーナ21には、左側の円弧状ウエイト部8Bに設けた通気孔19と対面する位置にエレメント着脱口21Aを設けているから、この通気孔19を通じてエアクリーナエレメント21Cを取付け、取外しすることができる。この結果、エアクリーナエレメント21Cの点検作業、清掃作業、交換作業等を通気孔19を利用して容易に行うことができる。
さらに、カウンタウエイト8を構成する中央ウエイト部8Aと左側の円弧状ウエイト部8Bとは、ほぼ同一の高さ寸法に形成しているから、円弧状ウエイト部8Bの体積を増大してカウンタウエイト8の重量を重くすることができる。または、カウンタウエイト8を小型化することができる。
なお、実施の形態では、カウンタウエイト8を中央ウエイト部8Aと左,右の円弧状ウエイト部8B,8Cとによって左,右の両側が湾曲しつつ前側に延びる形状とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばカウンタウエイトの左,右方向の一方側だけを前側に向けて湾曲させる構成としてもよい。
また、実施の形態では、熱交換器12、冷却風流入室17、通気孔19、エアクリーナ21等を左,右方向の左側に配設した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、熱交換器12、冷却風流入室17、通気孔19、エアクリーナ21等を左,右方向の右側に配設する構成としてもよい。
また、実施の形態では、熱交換器12のラジエータ13、オイルクーラ14、インタクーラ15を冷却風の流れに対して並列に(前,後方向に並べて)配設した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、ラジエータ、オイルクーラ、インタクーラを冷却風の流れに対して直列に(左,右方向に重ねて)配設する構成としてもよい。また、ラジエータ、オイルクーラ、インタクーラのうちの2つを並列に配設し、1つを直列に重ねて配設する構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、建設機械としてクローラ式の下部走行体2上に旋回可能に上部旋回体4が搭載された油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の下部走行体上に旋回可能に上部旋回体4が搭載された油圧ショベルに適用してもよい。それ以外にも、上部旋回体を有する油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
4 上部旋回体
5 作業装置
6 旋回フレーム
8 カウンタウエイト
8A 中央ウエイト部
8B 左側の円弧状ウエイト部(一方側の円弧状ウエイト部)
8B1 前面
8C 右側の円弧状ウエイト部
9 エンジン
10 油圧ポンプ
11 冷却ファン
12 熱交換装置
12A 左側面部(一側面部)
13 ラジエータ
14 オイルクーラ
15 インタクーラ
16 外装カバー
16A エンジンカバー
16B 左側面ドア
17 冷却風流入室
19 通気孔
20 通気孔ドア
20C 貫通孔
21 エアクリーナ
21A エレメント着脱口
21B ボディ
21C エアクリーナエレメント
21D 蓋体
A−A 冷却ファンの軸線
B 熱交換器の左側面部の中心点
C 円弧
D 接点位置

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、
    前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるため該旋回フレームの後部に設けられ少なくとも左,右方向の一方側に前側に向けて湾曲した円弧状ウエイト部を有するカウンタウェイトと、該カウンタウェイトの前側に位置して左,右方向に延びる横置き状態で前記旋回フレーム上に搭載され油圧ポンプを駆動するエンジンと、該エンジンの冷却水、前記油圧ポンプによって供給される作動油を含む被冷却流体を冷却するために前記エンジンの一方側に位置して設けられた熱交換器と、前記エンジン、熱交換器の上方を覆うエンジンカバーを有すると共に前記熱交換器と対面して開閉可能な側面ドアを有する外装カバーとを備えてなる建設機械において、
    前記上部旋回体には、前記カウンタウエイト、熱交換器および外装カバーのうち前記側面ドアとエンジンカバーによって囲まれた冷却風流入室を設け、
    前記カウンタウエイトのうちの前記一方側の円弧状ウエイト部には、冷却風を流通させるために、前記冷却風流入室を外部に連通する通気孔を設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記冷却風流入室には、前記熱交換器と側面ドアとの間の空間部に位置して前記エンジンが吸込む空気を清浄化するエアクリーナを配設する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記エアクリーナには、前記通気孔を通じてエアクリーナエレメントを取付け、取外しすることができるように、前記通気孔と対面する位置にエレメント着脱口を設ける構成としてなる請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記通気孔は、冷却風の流れ方向の上流側となる前記熱交換器の一側面部のうち、当該一側面部の前,後方向の中央位置を中心とする円弧を描いた場合に、この円弧が前記カウンタウエイトの前面に内接する接点位置の近傍に開口する構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
  5. 前記カウンタウエイトは、左,右方向の中央に位置する中央ウエイト部と前記一方側の円弧状ウエイト部の高さ寸法をほぼ同一の高さに形成する構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械。
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