JP2011139226A - 通信端末及び通信端末における通信方法 - Google Patents

通信端末及び通信端末における通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
着信拒否機能などに基づき着信応答制限が設定されていても、特定の通信相手からの着信に対して好適に応答できる通信端末及び通信端末における通信方法を提供する。
【解決手段】
通信部と、前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末に応じて当該着信に対する応答を制限する着信応答制御部と、を備えた通信端末において、前記着信応答制限が設定されている状態で前記通信部にて特定の通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記着信応答制御部での前記着信応答制限を緩和することで、特定の通信相手への発信後に、この特定の通信相手からの着信に対して好適に応答することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末及び通信端末における通信方法に関し、特に着信拒否機能などの着信応答制限に関するものである。
従来、例えば、無言電話などのいたずら電話や、セールスなどの勧誘電話や、見知らぬ第三者からの電話などに対する着信を規制するために、着信拒否機能などに基づく着信応答制限が可能な通信端末がある。(特許文献1参照)。
そして、この通信端末では、着信が許可されていない通信相手や着信の拒否が設定されている通信相手からの着信が発生しても、着信報知が行なわれずに、自動的に接続が切断されたり、自動的に留守録応答が行われて、これらの通信相手からの着信に対する応答を不要にしている。
特開2004−228673号公報
しかし、従来の通信端末において、警察や消防又は緊急連絡先などの特定の通信相手に発信を行い通信(通話)を行った場合、この通信終了後に、この特定の通信相手から折り返しの発信(コールバック)が行われる場合がある。
しかし、着信拒否機能などにより着信応答制限が設定されている状態で警察などの特定の通信相手からコールバックが行われても、この特定の通信相手に対して着信許可が設定されていない場合には、この特定の通信相手からの着信に応答することができないという問題がある。
そこで、この発明は、着信拒否機能などに基づき着信応答制限が設定されていても、特定の通信相手からの着信に対して好適に応答できる通信端末及び通信端末における通信方法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、この出願の請求項1に記載の発明は、通信部と、前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末に応じて当該着信に対する応答を制限する着信応答制御部と、を備えた通信端末において、前記着信応答制限が設定されている状態で前記通信部にて特定の通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記着信応答制御部での前記着信応答制限を緩和する制限緩和部を備えることを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記制限緩和部は、前記特定の通信相手への発信に基づく通信後に所定期間が経過するまで前記着信応答制限を緩和することを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末を判定する発呼側端末判定部を備え、前記制限緩和部は、前記発呼側端末判定部にて判定される前記発呼側端末が前記特定通信相手であると判定すると前記発呼側端末からの着信に対する前記着信応答制限を緩和することを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記発呼側端末判定部は、前記発呼側端末から通知される発呼者情報に前記特定通信相手の特定情報が含まれる場合に、前記発呼側端末が前記特定通信相手であると判定することを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記着信応答制限の対象となる着信制限通信相手を記憶する第1記憶部を備え、前記制限緩和部は、前記着信応答制御部での前記着信応答制限を緩和する場合であっても、前記第1記憶部に記憶されている着信制限通信相手からの着信に対する着信応答制限を維持することを特徴とする。
また、好ましい態様として、着信応答を許可する着信許可通信相手を記憶する第2記憶部を備え、前記制限緩和部は、前記通信部にて前記特定通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記特定通信相手を前記第2記憶部に記憶される着信許可通信相手として記憶させることを特徴とする。
また、好ましい態様として、位置情報を取得可能な位置情報取得部を備え、前記制限緩和部は、前記通信部にて前記特定通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記位置情報取得部にて取得された位置情報に基づく通信相手情報を取得し、この位置情報に基づく通信相手に対する前記着信応答制限を緩和することを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記制限緩和部は、前記特定の通信相手への発信に伴う通信時間が所定値以下である場合に、前記着信応答制限を緩和することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、この出願の請求項9に記載の発明は、通信部と、前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末に応じて当該着信に対する応答を制限する着信応答制御部と、を備えた通信端末における通信方法であって、前記着信応答制限が設定されている状態で前記通信部にて特定の通信相手への発信が行われたか否かを判定し、前記特定の通信相手への発信が判定されると、前記着信応答制限を緩和することを特徴とする。
この発明によれば、特定の通信相手への発信後に、該特定の通信相手からの着信に対して好適に応答することができる。
本発明による電話機の実施の形態を示すブロック図。 本発明の実施の形態の動作を示すフローチャート。
本発明による通信端末の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の通信端末の一例である携帯電話機の実施の形態、すなわち携帯電話機を示すブロック図である。この携帯電話機は、着信応答制御部及び制限緩和部として機能する制御部10、通信部としての送受信部20、第1記憶部及び第2記憶部としての記憶部30、発呼側端末判定部としての判定部40、表示部50、鳴動部60、および操作部70を有する。
制御部10は、この携帯電話機の全体を制御する。さらに、制御部10は計時部を備え、例えば発信後の通信終了からの経過時間を計時する。送受信部20は、アンテナ21が接続され、制御部10の制御の下、基地局との通信を行う。また、送受信部20は、GPS(Global Positioning System)通信機能を備え、アンテナ21とは異なる図示しないアンテナによりGPS用衛星と通信可能に構成されている。表示部50はLCDあるいは有機EL等からなり、各種の情報を表示する。鳴動部60は、着信およびメール受信を報知するもので、スピーカ61およびバイブレータ62を有し、スピーカ61で音により着信およびメール受信を報知できるとともに、バイブレータ62で振動により着信およびメール受信を報知できる。操作部70は多数のキーを有し、各種の情報を入力し、かつ各種の設定を行う。記憶部30は電話帳(アドレス帳)や着信許可リストや着信拒否リストを記憶する。この着信許可リストには、着信を許可する通信相手(電話番号)を登録でき、着信拒否リストには、着信を拒否する通信相手(電話番号)を登録できる。さらに、記憶部30は発着信履歴等を記憶する。判定部40は各種の判定、例えば着信時、発信者番号通知で得られた発信者電話番号が電話帳や着信許可リストや着信拒否リストに登録されているか判定する。
このように構成された携帯電話機において、着信時、発信者番号通知で得られた発信者電話番号が記憶部30内の着信許可リスト又は着信拒否リストに登録されているか判断する。なお、電話帳に登録されている通信相手(電話番号)からの着信を許可するように設定している場合には、電話帳が着信許可リストとなる。
発信者電話番号が着信許可リストに登録されている場合には、着信を許可して着信報知動作を行い、発信者電話番号が着信許可リストに登録されていない場合には、着信報知動作を行わずに、着信拒否動作を行う。一方、発信者電話番号が着信拒否リストに登録されている場合には、着信報知動作を行わずに、着信拒否処理を行い、発信者電話番号が着信拒否リストに登録されていない場合には、着信を許可して着信報知動作を行い、着信処理を行なう。なお、着信拒否リストが登録されずに、着信拒否機能が設定されていなくてもよい。
そして、これらの電話帳、着信許可リスト、及び着信拒否リストへの通信相手(電話番号)の登録は、操作部70での入力により登録することができるとともに、発信履歴や着信履歴に基づき登録することもできる。
また、機能設定メニューから、着信許可リストに基づき着信を許可する通信相手を特定する(着信許可リストに登録されている通信相手からの着信のみを許可する)着信許可設定のオン/オフ設定と、着信拒否リストに基づき着信を拒否する通信相手(着信制限通信相手)を特定する(着信拒否リストに登録されている通信相手からの着信を拒否する)着信拒否設定のオン/オフ設定とを操作部70での操作によるメニュー選択に基づき、各機能を設定することができる。なお、着信許可設定において、着信許可リストとして電話帳を選択した場合には、電話帳に登録されている通信相手からの着信が許可されることとなる。
発呼側の電話機から着信があると、制御部10は発信番号通知機能などにより送受信部20に送信された発呼側の電話機の電話番号を取得する。そして判定部40は、着信許可設定がオン設定されている場合、取得された発信者番号が記憶部30の着信許可リストに登録されている通信相手(電話番号)と同一であるかを判定し、制御部10は、判定部40にて着信許可リストに登録されている通信相手からの着信であると判定すると、着信を許可して、表示部50に着信状態を示す画像を表示させて表示による着信報知を行なうとともに、鳴動部60にスピーカ61及びバイブレータ62による各着信報知動作を行なわせる。鳴動部60は、スピーカ61での音声出力による着信報知を行なうとともに、バイブレータ62で振動による着信報知を行なう。この着信報知は、オフフックキーが操作されて通話が開始されるまで、又は発呼側の電話機が発呼を中止するまで継続されることとなる。
制御部10は、判定部40にて着信許可リストに登録されている通信相手からの着信ではないと判定すると、着信を拒否し、表示部50及び鳴動部60による着信報知を規制する。さらに、制御部10は、送受信部20を介して、記憶部30に予め記憶されているメッセージ(発呼に対して応答できないことを発呼側の電話機に伝えるためのメッセージ)を発呼側の電話機に送信し、メッセージの送信完了とともに、発呼側の電話機との通信を自動切断する。あるいは、メッセージを送信することなく、発呼側の電話機との通信を即座に自動切断するようにしてもよい。
また、判定部40は、着信拒否設定がオン設定されている場合、取得された発信者番号が記憶部30の着信拒否リストに登録されている通信相手(電話番号)と同一であるかを判定する。制御部10は、判定部40にて着信拒否リストに登録されている通信相手からの着信であると判定すると、着信許可リストに登録されていない通信相手からの着信時と同様に、着信拒否処理を実行し、着信報知を規制するとともに自動切断処理を行なう。
制御部10は、判定部40にて着信拒否リストに登録されていない通信相手からの着信であると判定すると、着信許可リストに登録されている通信相手からの着信時と同様に、着信許可処理を実行する。
これらの着信許可機能及び着信拒否機能に基づく着信許可処理及び着信拒否処理は、従来の処理と同様であってもよく、詳細な説明は省略する。
本実施形態の携帯電話機では、上述した着信許可機能又は着信拒否機能に加えて、特定の通信相手への発信が行われた場合には、着信許可機能又は着信拒否機能に基づく着信応答制限を緩和する機能を有する。
この着信応答制限緩和機能では、特定の通信相手への発信であると判定すると、着信許可機能が設定されている場合には、この着信許可機能の着信拒否処理による着信応答制限が緩和され、着信拒否機能が設定されている場合には、この着信拒否機能の着信拒否処理による着信応答制限が緩和される。
この着信応答制限の緩和は、警察や消防や警備会社や修理会社などの緊急時の公共連絡先や使用者が予め設定した緊急連絡先などの特定の連絡先(通信相手)への発信を判定すると、この発信に伴う通信(通話)終了後に特定の連絡先から折り返しの発信(コールバック)を受ける可能性があるため、着信応答制限を緩和するものである。
この特定の通信相手への発信後の着信応答制限の緩和処理について、図のフローチャートを用いて詳細に説明する。
通常の待ち受け状態から発信操作が行われて発信処理が実行された場合に、図2に示される処理が実行される。
先ず、電話番号が直接入力されたり、電話帳や発信履歴や着信履歴から任意の通信相手が選択されたりして、発信操作に基づき発信処理が実行されると、ステップS1にて、制御部10は、この発信処理による発信先の情報(電話番号や電話帳の情報など)を取得する。また、取得した発信先の情報(電話番号や電話帳の情報など)を発信履歴として、記憶部30に記憶する。次に、ステップS2にて、発信又は発信に続いて行われる通話が終了したと判断すると、ステップS3では、判定部40が、ステップS1にて取得した発信先情報(又は発信履歴に記憶されている発信先情報)に基づき、発信先が特定の発信先であったか否かを判定する発信先判定処理を行なう。
この特定の発信先(通信相手)とは、「110」の警察、「119」の消防、「#○○○○」の車両故障サービス会社、警備会社などへの緊急連絡先や、携帯電話機の使用者が予め設定した特定連絡先などである。なお、GPS機能での位置測位機能付きの携帯電話では、警察などへ発信した場合に、発信と同時に自動的にGPS衛星からの信号に基づき位置測位を行い、この測位に基づく位置情報を警察へ送信する機能が付加されている場合がある。よって、発信処理と同時に位置測位が行われて位置情報を発信先へ送信する処理が行われた場合には、特定の発信先への発信と判定するようにしてもよい。
ステップS3にて、発信先が特定の発信先ではないと判定(ステップS3にて「No」)されると、図2に示される処理を終了する。ステップS3にて、発信先が特定の発信先であると判定されると、ステップS4にて、タイマーとして制御部10の計時部を起動させて、特定の発信先への発信(通話)が終了してからの経過時間を計時する。
次に、ステップS5に進み、制御部10は、記憶部30に記憶されている着信許可リストに基づく着信許可機能を一時的に解除する。この一時的解除は、特定の発信先への発信(通話)が終了してから所定時間が経過するまで着信許可機能に基づく着信制限を解除して、着信応答制限を緩和するものである。着信許可機能では、着信許可リストに登録されている通信相手(発呼者)からの着信を許可することとなるが、ステップS5での一次解除により、着信許可リストに登録されていない通信相手からの着信をも許可することとなる。この着信許可機能の一時解除により、特定の発信先への発信(通話)が終了した後に、この特定の発信先からのコールバックが行われた場合には、着信制限を受けることなく、特定の発信先からの着信を受けることができる。また、着信許可機能の一時解除により特定の発信先以外からの着信をも受けることが可能となり、緊急連絡後に着信を受ける機会が増えることとなり、第3者との連絡を好適に行うことができる。
次に、ステップS6に進み、制御部10は、着信が発生したか否かを判定し、着信が発生していないと判定すると、ステップS10に進み、制御部10の計時部による計時により、特定の発信先への発信(通信)が終了してから所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないと判定すると、ステップS6に戻る。
特定の発信先への発信(通信)が終了してから所定時間が経過するまでの間に着信が発生すると、ステップS6にて着信ありと判定され、ステップS7に進む。ステップS7では、制御部10は、記憶部30に着信拒否リストが記憶されるとともに、着信拒否設定がオン設定されているか否かを判定する。ステップS7にて、着信拒否設定がオン設定されていると判定されると、ステップS8に進む。ステップS8では、発信者番号通知機能にて発呼側の電話機から送信されて、着信時に取得される発信者電話番号が記憶部30内の着信拒否リストに登録されているか判定部40にて判定する。
このステップS8にて、判定部40が、着信拒否リストに登録されている通信相手(着信制限通信相手)からの着信であると判定すると、ステップS9に進み、着信拒否機能に基づく着信拒否処理が行われる。つまり、ステップS5にて着信許可機能を一時的に解除されて、着信応答制限が緩和されている状況であっても、着信拒否リストに基づく着信応答制限が維持されることとなる。そして、ステップS10にすすみ、所定時間が経過するまで、ステップS6以降のステップを繰り返す。
また、ステップS7の判定にて、着信拒否設定がオン設定されていないと判定された場合、またはステップS8にて、発信者電話番号が着信拒否リストに登録されておらず、発呼側の電話機からの着信が拒否設定されていない場合には、ステップS11に進み、着信処理が行われる。この着信処理による着信報知後にオフフックキーの操作などにより着信応答が行なわれると、通話が開始されることとなる。ステップS11での着信処理(通話)が終了すると、ステップS12に進み、この着信処理(通話)の相手となる発呼側電話機の電話番号を取得し、この取得した発呼側電話機の電話番号を記憶部30の着信許可リストへ着信許可通信相手として登録する。なお、記憶部30に着信許可リストが記憶されていない場合には、登録を行わない。
そして、ステップS10に進み、特定の発信先への発信(通話)が終了してから所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していない場合には、ステップS6乃至ステップS12の処理を繰り返すこととなる。
ステップS10にて、特定の発信先への発信(通話)が終了してから所定時間が経過したと判定されると、ステップS13に進み、ステップS5にて解除した着信許可機能の設定を復帰させて、フローチャートの一連の処理を終了する。この着信許可機能の設定復帰により、特定の発信先への発信(通話)が終了してから所定時間が経過した後は、着信許可リストに登録されている通信相手からの着信のみを許可し、それ以外の着信を拒否することとなる。
以上のように、本実施形態の携帯電話機では、警察(110)や消防/救急(119)や車両故障サービス(#○○○○)などの特定の通信先(通信相手)に発信したと判定部40にて判定すると、この発信又は通話が終了してから所定時間が経過するまで、着信許可機能を一時的に解除することで、警察などの発信先からコールバックが行われた場合であっても、このコールバックに好適に着信応答することができ、通信機能を高めることができる。また、所定時間が経過した後は、着信許可機能の設定を復帰させることにより、着信許可リストに登録されている通信相手以外の発呼者からの着信を拒否することができる。
また、着信許可機能を所定時間だけ解除している間の着信であっても、着信拒否リストに登録されている通信相手からの着信には、着信拒否処理を実行するので、好適に着信拒否が行われる。また、特定の通信先への発信(通話)後に着信許可機能に基づく着信応答制限が解除により緩和されている間の着信による発呼側電話機(電話番号)を、記憶部30に記憶されている着信許可リストに登録することにより、所定時間内に着信を受けた通信相手からの着信を所定時間が経過した後にも受けることができ、着信応答性を向上できる。なお、ステップS12で着信許可通信相手として着信許可リストに登録した場合、この発呼側電話機(電話番号)は、所定日数が経過すると着信許可リストから自動的に削除されるように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記実施形態では、発着信を許可する電話番号を設定する際に、キー入力して許可電話番号メモリ(着信許可リスト)に格納していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話機の電話帳の拡張機能として、操作者が携帯電話機の電話帳に登録している電話番号毎に発信もしくは着信を許可するか否かの指定を行い、許可電話番号メモリに格納する方法でもよい。
また、上記実施形態では、着信許可機能による着信応答制限を一時的に解除して制限を緩和している所定時間内であっても、着信拒否リストへの登録者からの着信は拒否される構成としたが、この所定時間内は全ての着信に対する着信処理を許可(実施)するように構成してもよい。
特定の発信先(通話相手)への発信を判定する方法として、警察などの緊急連絡先の電話番号を記憶部30に予め登録しておき、発信を行った際に発信先番号が記憶されている緊急連絡先であるか否かを判定するように構成したが、それ以外の方法にて特定の発信先であるかを判定するようにしてもよい。例えば、発信処理と同時に、位置情報取得部を構成するGPS通信機能を用いて取得された位置情報を発呼側電話機へ送信する処理を伴う発信だったり、発信先の電話番号が特定の桁数(例えば、3桁)である発信である場合に、着信応答制限を緩和する処理を実行するようにしてもよい。
着信応答制限の緩和として、着信許可機能を一時的に解除して制限を緩和しているが、着信応答制限の緩和方法はこれ以外の方法であっても良い。例えば、特定の発信先(通話相手)への発信を行った後は、着信許可機能を解除することなく、この特定の発信先からの着信を許可するように、ステップS2での発信(着信)後に、この特定の発信先に係る電話番号などを着信許可リストへ追加することで、特定の発信先からの着信を許可するようにしてもよい。
また、特定の発信先(通話相手)への発信を行った後の着信において、発呼側の電話機から送信される発呼側電話番号に特定の発信先(通話相手)の電話番号が含まれる場合に、この着信を許可するように構成してもよい。これは、例えば、「110」番に発呼した場合、警察に発呼されて、所轄の警察署と通話が行われるが、この所轄の警察署からコールバックが行われる際、着信側に通知される所轄の警察署の電話番号は、通常の電話番号の下3桁が「110」番となっている場合がある(例えば、「03−○○○○−0110」)。よって、着信時の発呼側電話機の電話番号に、発呼した特定の通信相手の電話番号(特定情報)が含まれている場合には、着信を許可するように構成してもよい。
また、この着信応答制限の緩和は、特定の発信先(通信相手)への発信が行われた場合に行われた場合に実施されるものであるが、この特定の発信先への発信後に通話が行われて、この通話時間が所定値以下である場合に着信応答制限の緩和が行われる構成としてもよい。即ち、通話時間が長い場合には、特定の通信先への連絡が十分であり、コールバックの可能性が低くなり、通話時間が短い場合に、コールバックの可能性が高くなるためである。
また、着信応答制限の緩和として、一定の所定時間だけ実施する構成としたが、この所定時間を発信時間や通話時間などに応じて可変としてもよい。
また、着信応答制限の緩和として、特定の発信先への発信により位置情報を取得する機能を有する場合には、この取得した位置情報を管理サーバに送信し、通信端末の位置情報に基づき管理サーバにて検索した緊急連絡先(位置情報に基づく所轄警察署の電話番号など)を受信するとともに、受信した緊急連絡先を一時的に記憶する又は着信許可リストに登録することで、位置情報に基づき検索される緊急連絡先からの着信を許可する構成としてもよい。
尚、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態は、通信端末の一例として携帯電話機について説明したが、この発明にかかる通信端末はPDA等であっても良い。
10・・・制御部
20・・・送受信部
21・・・アンテナ
30・・・記憶部
40・・・判定部
50・・・表示部
60・・・鳴動部
61・・・スピーカ
62・・・バイブレータ
70・・・操作部

Claims (9)

  1. 通信部と、
    前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末に応じて当該着信に対する応答を制限する着信応答制御部と、
    を備えた通信端末において、
    前記着信応答制限が設定されている状態で前記通信部にて特定の通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記着信応答制御部での前記着信応答制限を緩和する制限緩和部を備える
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記制限緩和部は、前記特定の通信相手への発信に基づく通信後に所定期間が経過するまで前記着信応答制限を緩和する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末を判定する発呼側端末判定部を備え、
    前記制限緩和部は、前記発呼側端末判定部にて判定される前記発呼側端末が前記特定通信相手であると判定すると前記発呼側端末からの着信に対する前記着信応答制限を緩和する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記発呼側端末判定部は、前記発呼側端末から通知される発呼者情報に前記特定通信相手の特定情報が含まれる場合に、前記発呼側端末が前記特定通信相手であると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記着信応答制限の対象となる着信制限通信相手を記憶する第1記憶部を備え、
    前記制限緩和部は、前記着信応答制御部での前記着信応答制限を緩和する場合であっても、前記第1記憶部に記憶されている着信制限通信相手からの着信に対する着信応答制限を維持する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信端末。
  6. 着信応答を許可する着信許可通信相手を記憶する第2記憶部を備え、
    前記制限緩和部は、前記通信部にて前記特定通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記特定通信相手を前記第2記憶部に記憶される着信許可通信相手として記憶させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信端末。
  7. 位置情報を取得可能な位置情報取得部を備え、
    前記制限緩和部は、前記通信部にて前記特定通信相手への発信が行われたことを判定すると、前記位置情報取得部にて取得された位置情報に基づく通信相手情報を取得し、この位置情報に基づく通信相手に対する前記着信応答制限を緩和する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信端末。
  8. 前記制限緩和部は、前記特定の通信相手への発信に伴う通信時間が所定値以下である場合に、前記着信応答制限を緩和する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信端末。
  9. 通信部と、前記通信部にて発呼側端末からの着信を受けた場合に、前記発呼側端末に応じて当該着信に対する応答を制限する着信応答制御部と、を備えた通信端末における通信方法であって、
    前記着信応答制限が設定されている状態で前記通信部にて特定の通信相手への発信が行われたか否かを判定し、
    前記特定の通信相手への発信が判定されると、前記着信応答制限を緩和する
    ことを特徴とする通信端末における通信方法。
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