JP2011135224A - 電力増幅回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 負荷駆動部の電源電圧を電界効果トランジスタの閾値電圧以下に低下させることが可能であり、消費電力を十分に低減させることができる電力増幅回路を提供する。
【解決手段】 Nチャネルトランジスタ705Aおよび705B並びに706Aおよび706Bは、高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間に直列に介挿され、負荷801および802を各々駆動する。プリドライバ703は、Lチャネル入力信号に基づきNチャネルトランジスタ705Aおよび705Bに対する各ゲート電圧を各々発生する。プリドライバ704は、Rチャネル入力信号に基づきNチャネルトランジスタ706Aおよび706Bに対する各ゲート電圧を各々発生する。可変電源701は、負荷801に対する出力信号OUTL、負荷802に対する出力信号OUTRが高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間の電源電圧の範囲内に収まるように同電源電圧を制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ヘッドホンや携帯電話のスピーカ等の駆動に好適な電力増幅回路に関する。
ヘッドホンや携帯電話のスピーカ等の駆動に用いられる電力増幅回路は、低電圧かつ低消費電力での動作が要求される。そのため、スピーカ等の負荷の駆動に用いられる電力以外の無効な電力の消費を極力避けるべきである。そこで、従来技術の下では、無駄な電力消費を極力少なくするため、電力増幅回路の入力信号または出力信号のレベルに応じて、電力増幅回路の電源電圧を切り換えていた。図6は、この種の従来の電力増幅回路の構成例を示す回路図である。この電力増幅回路は、可変電源820と、プリドライバ830と、負荷駆動部840とを有している。なお、図6では、図面が煩雑になるのを防ぐため、プリドライバ830については、負荷駆動部840と直接接続されている部分のみを図示している。
可変電源820は、図示しないバッテリ等の電源から電源電圧の供給を受け、正の電源電圧VDDを高電位電源線821および接地線823間に出力するとともに、負の電源電圧VSSを低電位電源線822および接地線823間に出力する。負荷駆動部840は、Pチャネルの電界効果トランジスタ(以下、単にトランジスタという)841とNチャネルトランジスタ842とを有している。ここで、Pチャネルトランジスタ841のソースは高電位電源線821に接続され、Nチャネルトランジスタ842のソースは低電位電源線822に接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ841およびNチャネルトランジスタ842の各ドレインは互いに接続され、このドレイン同士の接続点と接地線との間に負荷であるスピーカ850が介挿されている。プリドライバ830は、図示しない前段から供給されるオーディオ信号に基づいて、負荷駆動部840を駆動する回路である。このプリドライバ830は、Pチャネルトランジスタ841を駆動するための回路として、高電位電源線821および低電位電源線822間に直列に介挿されたPチャネルトランジスタ831および定電流源832を有している。また、プリドライバ830は、Nチャネルトランジスタ842を駆動するための回路として、高電位電源線821および低電位電源線822間に直列に介挿された定電流源833およびNチャネルトランジスタ834を有している。そして、この電力増幅回路では、負荷であるスピーカ850の駆動波形が電源電圧VDDおよびVSS間に収まるように、スピーカ850の駆動波形のピークの増減に応じて、可変電源820が出力する電源電圧VDDおよびVSSを増減する制御が行われる。
特開2008−306269号公報 特開2008−306270号公報
ところで、上述した従来の電力増幅回路において、プリドライバ830は、高電位電源線821および822間の電源電圧がPチャネルトランジスタ841の閾値電圧の絶対値よりも十分に大きくないと、Pチャネルトランジスタ841をONさせるゲート電圧を発生することができず、同電源電圧がNチャネルトランジスタ842の閾値電圧よりも十分に大きくないと、Nチャネルトランジスタ842をONさせるゲート電圧を発生することができない。このように、従来の電力増幅回路は、プリドライバ830の正常な動作を確保するために、高電位電源線821および822間の電源電圧を所定値以上にする必要があり、消費電力を十分に低減することができないという問題があった。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、負荷駆動部の電源電圧を電界効果トランジスタの閾値電圧以下に低下させることが可能であり、消費電力を十分に低減させることができる電力増幅回路を提供することを目的とする。
この発明は、高電位電源線および低電位電源線間に直列に介挿され、各々が負荷を駆動する第1および第2の電界効果トランジスタと、入力信号に応じて前記第1および第2の電界効果トランジスタに与える各ゲート電圧を発生するプリドライバと、前記高電位電源線および低電位電源線間に電源電圧を供給する電源であって、該電源電圧の制御が可能な可変電源とを具備することを特徴とする電力増幅回路を提供する。
かかる電力増幅回路によれば、プリドライバの電源電圧に関する制約条件に拘束されることなく、プリドライバに対する電源電圧とは独立に負荷駆動部に対する電源電圧を制御することができる。従って、必要に応じて、負荷駆動部の電源電圧を電界効果トランジスタの閾値電圧以下に低下させ、消費電力を十分に低減させることができる。
なお、特許文献1、2は、電源電圧の制御機能を備えた電力増幅回路を開示している。しかし、これらの文献に開示された電力増幅回路において、電源電圧が制御される増幅装置は、バイポーラ型のPNPトランジスタとNPNトランジスタとを組み合わせたものである。本発明による電力増幅回路は、2個の電界効果トランジスタにより負荷を駆動する構成のものであり、特許文献1、2に開示されたものとは全く異なる。また、特許文献1、2に開示のものは、電界効果トランジスタにより負荷を駆動する構成のものではないため、本発明の課題は特許文献1、2からは生じない。
この発明の一実施形態である電力増幅回路の構成を示す回路図である。 同実施形態における電源電圧の制御方法の一例を示す図である。 同実施形態における電源電圧の制御方法の他の例を示す図である。 同実施形態におけるプリドライバの具体的構成例を示す回路図である。 同実施形態における各部の波形を例示する波形図である。 従来の電力増幅回路の構成例を示す回路図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態である電力増幅回路の構成を示す回路図である。この電力増幅回路は、可変電源701と、プリドライバ703および704と、負荷駆動部705および706と、電圧検出回路707および708とを有している。
可変電源701は、図示しないバッテリ等の電源から電源電圧BVDDの供給を受け、電圧検出回路707から供給される制御電圧VPに応じた正の電源電圧VPPを高電位電源線701Pおよび接地線701G間に出力するとともに、電圧検出回路708から供給される制御電圧VMに応じた負の電源電圧VMMを低電位電源線701Mおよび接地線701G間に出力する。
負荷駆動部705は、ヘッドフォンにおけるLチャネルのスピーカ801を駆動する回路である。この負荷駆動部705は、高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間に直列に介挿された同じ導電型(この例ではNチャネル)のトランジスタ705Aおよび705Bにより構成されている。ここで、Nチャネルトランジスタ705Aは、ドレインが高電位電源線701Pに接続され、ゲートがプリドライバ703に接続されている。また、Nチャネルトランジスタ705Bは、ソースが低電位電源線701Mに接続され、ゲートがプリドライバ703に接続されている。そして、Nチャネルトランジスタ705AのソースとNチャネルトランジスタ705Bのドレインは共通接続され、この共通接続点は、負荷であるスピーカ801の一端に接続され、このスピーカ801の他端は接地されている。すなわち、Nチャネルトランジスタ705Aおよびスピーカ801は、ソースフォロワ(ドレイン接地増幅回路)を構成しており、Nチャネルトランジスタ705Bおよびスピーカ801は、ソース接地増幅回路を構成している。
負荷駆動部706は、ヘッドフォンにおけるRチャネルのスピーカ802を駆動する回路である。この負荷駆動部706も、負荷駆動部705と同様な高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間に直列に介挿されたNチャネルトランジスタ706Aおよび706Bにより構成されている。
プリドライバ703は、正逆2相のLチャネルの入力信号を増幅することにより、Nチャネルトランジスタ705Aおよび705Bに与える各ゲート電圧を発生する回路である。このプリドライバ703は、その正電源端子に高電位電源線701Pとは別の高電位電源線702を介して電源電圧BVDDが与えられ、その負電源端子に低電位電源線701Mを介して電源電圧VMMが与えられ、これらの正電源端子および負電源端子間の電圧を電源として動作する。
プリドライバ704は、正逆2相のRチャネルの入力信号を増幅することにより、Nチャネルトランジスタ706Aおよび706Bに与える各ゲート電圧を発生する回路である。このプリドライバ704も、プリドライバ703と同様、その正電源端子に電源電圧BVDDが与えられ、その負電源端子に電源電圧VMMが与えられ、これらの正電源端子および負電源端子間の電圧を電源として動作する。
電圧検出回路707は、負荷駆動部705の出力電圧OUTL、負荷駆動部706の出力電圧OUTRおよび0Vのうち最も高電位の電圧を検出し、この検出した電圧に正のオフセット電圧を加えた制御電圧VPを可変電源701に出力する回路である。また、電圧検出回路708は、負荷駆動部705の出力電圧OUTL、負荷駆動部706の出力電圧OUTRおよび0Vのうち最も低電位の電圧を検出し、この検出した電圧に負のオフセット電圧を加えた制御電圧VMを可変電源701に出力する回路である。ここで、正のオフセット電圧は+0.2V程度、負のオフセット電圧は−0.2V程度である。
可変電源701には各種の態様が考えられる。第1の態様において、可変電源701は、図2に示すように、制御電圧VPと同じ電圧値の電源電圧VPPと、制御電圧VMと同じ電圧値の電源電圧VMMを出力する。第2の態様において、可変電源701は、図3に示すように、例えば制御電圧VPおよびVMの各絶対値が閾値Vth=BVDD/2より小さい場合は、電源電圧VPP=BVDD/2と、電源電圧VMM=−BVDD/2を出力し、制御電圧VPおよびVMの各絶対値が閾値Vth=BVDD/2以上である場合は、電源電圧VPP=BVDDと、電源電圧VMM=−BVDDを出力する。いずれの態様においても、負荷であるスピーカ801および802に与えられる出力信号の振幅が小さいときは、電圧値の小さな電源電圧VPPおよびVMMが負荷駆動部705および706に与えられ、トランジスタ705A、705B、706A、706Bによって消費される無駄な電力を減らし、効率を高めることができる。
そして、本実施形態では、プリドライバ703および704の電源電圧BVDD−VMMを高く維持した状態で、負荷駆動部705および706の電源電圧VPP−VMMを自由に制御することができるため、Nチャネルトランジスタ705A、705B、706A、706Bの消費電力を効果的に低減することができる。この効果について具体例を挙げて説明すると、次の通りである。
この具体例において、電源電圧BVDDは3.7Vであり、可変電源701は、出力信号OUTL、OUTRの振幅に応じて、電源電圧VPPを0.2Vから1.8まで変化させ、電源電圧VMMを−0.2Vから−1.8Vまで変化させる。この場合において、例えばソースフォロア回路を構成するNチャネルトランジスタ705AをONさせるためには、Nチャネルトランジスタ705Aの閾値電圧と出力電圧OUTLの最大値1.8Vと所定のオーバドライブ電圧(0.2V程度)とを加算した電圧以上のゲート電圧NG1をプリドライバ703からNチャネルトランジスタ705Aに出力する必要がある。ここで、プリドライバ703には電源電圧BVDD=3.7Vが与えられる。このような電源電圧を与えるのであれば、既存技術を利用した通常のプリドライバ703により、この要求を満たすゲート電圧NG1を出力することが十分に可能である。また、Nチャネルトランジスタ705BをONさせるためには、電源電圧VMMに対してNチャネルトランジスタ705Bの閾値電圧と所定のオーバドライブ電圧(0.2V程度)とを加算した電圧以上のゲート電圧NG2をプリドライバ703からNチャネルトランジスタ705Bに出力する必要がある。プリドライバ703には電源電圧BVDD=3.7Vが与えられるので、このようなゲート電圧NG2をプリドライバ703から出力することが可能である。以上、負荷駆動部705とプリドライバ703の関係を例に説明したが、負荷駆動部706とプリドライバ704の関係に関しても同様である。
また、本実施形態によれば、負荷駆動部705および706の各々を同じ導電型(この例ではNチャネル)の2個のトランジスタにより構成したので、異なる導電型の2個のトランジスタにより構成する場合に比べて、高電位電源線701Pおよび701M間の電源電圧の下限値を低くすることができるという効果がある。仮に例えば負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705AをPチャネルトランジスタに置き換えた場合、このPチャネルトランジスタをONさせるためには、高電位電源線701Pの電圧VPPからPチャネルトランジスタの閾値電圧の絶対値と所定のオーバドライブ電圧とを加えた大きさの電圧だけ低下したゲート電圧NG1をプリドライバ703から出力させる必要がある。このようなゲート電圧NG1をプリドライバ703から出力させるためには、高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間に少なくともPチャネルトランジスタの閾値電圧の絶対値と所定のオーバドライブ電圧とを加えた大きさの電圧を発生させる必要がある。そして、この電圧よりも高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間の電源電圧が低くなると、PチャネルトランジスタをONさせることができず、正常な増幅動作が得られない。これに対し、本実施形態では、負荷駆動部705および706の各々を同じ導電型(この例ではNチャネル)の2個のトランジスタにより構成したので、このような制約を受けることなく、高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M間の電源電圧を格段と低くすることが可能である。例えば高電位電源線701Pの電源電圧VPPを0.2V、低電位電源線701Mの電源電圧VMMを−0.2Vとすることも可能である。このようにしても、プリドライバ703および704に対する電源電圧BVDDを十分に大きくすれば、Nチャネルトランジスタ705A、705B、706A、706Bを各々ONさせる各ゲート電圧をプリドライバ703および704から出力させることが可能だからである。従って、本実施形態によれば、負荷駆動部705および706の各々を異なる導電型の2個のトランジスタにより構成する場合に比べて、高電位電源線701Pおよび701M間の電源電圧の下限値を低くすることができる。
図4は本実施形態におけるプリドライバ703の構成例を示す回路図である。なお、プリドライバ704も図4に示すプリドライバ703と同様な構成を有している。また、図4では、プリドライバ703および負荷駆動部705の全体としての構成および動作の理解を容易にするため、負荷駆動部705も併せて図示されている。
図4に示すように、プリドライバ703は、第1増幅部710と、第2増幅部720と、第3増幅部730と、第4増幅部740と、アイドリング電流調整部750とにより構成されている。
第1増幅部710において、Nチャネルトランジスタ711および712の各ソースは、低電位電源線701Mに接続されている。また、Nチャネルトランジスタ711および712の各ゲートは、Nチャネルトランジスタ711のドレインに接続されており、このNチャネルトランジスタ711のドレインには定電流源713が接続されている。このため、Nチャネルトランジスタ712の飽和電流値は、定電流源713の電流値に比例した大きさとなる。Nチャネルトランジスタ714および715は、各々のゲートに正逆2相の入力信号INPおよびINMが与えられるようになっており、各々のソースがNチャネルトランジスタ712のドレインに接続されている。このNチャネルトランジスタ714および715とNチャネルトランジスタ712は、入力信号INPおよびINMの差動増幅を行う差動増幅器を構成している。
第2増幅部720において、Pチャネルトランジスタ721および722の各ソースは、高電位電源線702に接続されている。また、Pチャネルトランジスタ721および722の各ゲートは、Pチャネルトランジスタ721のドレインに接続されており、このPチャネルトランジスタ721のドレインには定電流源723が接続されている。このため、Pチャネルトランジスタ722の飽和電流値は、定電流源723の電流値に比例した大きさとなる。このPチャネルトランジスタ722のドレインには、Pチャネルトランジスタ725のソースが接続されるとともに、第1増幅部710におけるNチャネルトランジスタ715のドレインが接続されている。このPチャネルトランジスタ725のドレインは、Nチャネルトランジスタ727のドレインおよびゲートに接続されており、このNチャネルトランジスタ727のソースは低電位電源線701Mに接続されている。Pチャネルトランジスタ724は、ソースが高電位電源線702に接続され、ゲートおよびドレインが定電流源726に接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ724のゲートおよびドレインの共通接続点は、Pチャネルトランジスタ725のゲートに接続されている。以上説明した第2増幅部720では、Pチャネルトランジスタ722が定電流源として機能し、このPチャネルトランジスタ722のドレイン電流から第1増幅部710のNチャネルトランジスタ715のドレイン電流を差し引いた電流がPチャネルトランジスタ725を介してNチャネルトランジスタ727に流れる。
第3増幅部730において、Pチャネルトランジスタ731は、ソースが高電位電源線702に接続され、ゲートが第2増幅部720のPチャネルトランジスタ721のゲートおよびドレインと定電流源723との共通接続点に接続されている。従って、Pチャネルトランジスタ731の飽和電流値は、定電流源723の電流値に比例した大きさとなる。Pチャネルトランジスタ731のドレインには、Pチャネルトランジスタ732および733の各ソースが接続されるとともに、第1増幅部710におけるNチャネルトランジスタ714のドレインが接続されている。Pチャネルトランジスタ732のゲートは、第2増幅部720におけるPチャネルトランジスタ724のゲートおよびドレインと定電流源726との共通接続点に接続されている。また、Pチャネルトランジスタ733のゲートは、アイドリング電流調整部750のPチャネルトランジスタ758のドレインに接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ732および733の各ドレインは、Nチャネルトランジスタ734および735の各ドレインに接続され、Nチャネルトランジスタ734および735の各ソースは低電位電源線701Mに接続されている。そして、Nチャネルトランジスタ734および735の各ゲートは、第2増幅部720におけるNチャネルトランジスタ727のゲートおよびドレインの共通接続点に接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ732のドレイン電圧は、負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Bに対するゲート電圧NG2となり、Pチャネルトランジスタ733のドレイン電圧は第4増幅部740のPチャネルトランジスタ744のゲートに与えられる。
以上説明した第3増幅部730は、差動増幅器であり、Pチャネルトランジスタ732および733は差動トランジスタペアを構成している。そして、この差動トランジスタペアの共通ソースに流れ込む電流は、定電流源として機能するPチャネルトランジスタ731のドレイン電流から第1増幅部710のNチャネルトランジスタ714のドレイン電流を差し引いた電流となる。一方、Nチャネルトランジスタ734および735は、差動トランジスタペアの負荷となっている。これらのNチャネルトランジスタ734および735の飽和電流の大きさは、第2増幅部720のNチャネルトランジスタ727のドレイン電流に比例した大きさとなる。
第4増幅部740において、Nチャネルトランジスタ741および742の各ソースは低電位電源線701Mに接続されており、Nチャネルトランジスタ741および742の各ゲートとNチャネルトランジスタ741のドレインは定電流源743に接続されている。従って、Nチャネルトランジスタ742の飽和電流値は、定電流源743の電流値に比例した大きさになる。Pチャネルトランジスタ744は、ソースが高電位電源線702に接続され、ドレインがNチャネルトランジスタ742のドレインに接続され、ゲートが第3増幅部730のPチャネルトランジスタ733のドレインに接続されている。このPチャネルトランジスタ744は、Nチャネルトランジスタ742を負荷とし、ゲートに与えられる第3増幅部730のPチャネルトランジスタ733のドレイン電圧を増幅するソース接地増幅回路を構成している。このソース接地増幅回路の出力信号であるPチャネルトランジスタ744のドレイン電圧は、負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Aに対するゲート電圧NG1となる。
アイドリング電流調整部750において、Nチャネルトランジスタ751および752の各ソースは、低電位電源線701Mに接続されており、Nチャネルトランジスタ751および752の各ゲートには負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Bに対するものと同じゲート電圧NG2が与えられる。Nチャネルトランジスタ753は、ソースが負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Aのソースに接続され、ゲートにはNチャネルトランジスタ705Aに対するものと同じゲート電圧NG1が与えられる。Pチャネルトランジスタ754、755、756、757および758の各ソースは高電位電源線702に接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ754のドレインおよびゲートと、Pチャネルトランジスタ755のゲートは、Nチャネルトランジスタ753のドレインに接続されている。Pチャネルトランジスタ755および756の各ドレインはNチャネルトランジスタ752のドレインに接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ755および756の各ドレインとNチャネルトランジスタ752のドレインの共通接続点には、Pチャネルトランジスタ756および757の各ゲートが接続されている。Pチャネルトランジスタ757および758の各ドレインはNチャネルトランジスタ751のドレインに接続されている。そして、Pチャネルトランジスタ757および758の各ドレインとNチャネルトランジスタ751のドレインの共通接続点には、Pチャネルトランジスタ758のゲートが接続されるとともに、第3増幅部730のPチャネルトランジスタ733のゲートが接続されている。
以上がプリドライバ703の構成の詳細である。
次にプリドライバ703の動作について説明する。例えばNチャネルトランジスタ712の飽和電流値が2I0であり、かつ、2相の入力信号INPおよびINMの各電圧がいずれも基準レベルVREFである場合、Nチャネルトランジスタ714および715のドレイン電流はいずれもI0となる。
この状態から、入力信号INPがVREF−ΔVに低下し、入力信号INMがVREF+ΔVに上昇すると、Nチャネルトランジスタ714のドレイン電流は例えばI0−ΔI0に減少し、Nチャネルトランジスタ715のドレイン電流はI0+ΔI0に増加する。
Nチャネルトランジスタ714のドレイン電流が減少すると、第3増幅部730では、その減少分だけPチャネルトランジスタ732および733の共通ソースに流れ込む電流が増加する。また、Nチャネルトランジスタ715のドレイン電流が増加すると、その増加分だけ第2増幅部720のNチャネルトランジスタ727のドレイン電流が減少するため、第3増幅部730のNチャネルトランジスタ734および735の飽和電流値が減少する。
このため、第3増幅部730では、入力信号INPの基準レベルVREFからの低下分−ΔVと入力信号INMの基準レベルVREFからの上昇分+ΔVが大きくなる程、Pチャネルトランジスタ732および733の共通ソースの電位VCMが上昇し、Pチャネルトランジスタ732および733の各ドレイン電圧も上昇する。この結果、第3増幅部730から負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Bに供給されるゲート電圧NG2が上昇し、Nチャネルトランジスタ705Bのドレイン電流が増加する。一方、第4増幅部740から負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Aに供給されるゲート電圧NG1は接地レベルに向けて低下しようとする。
ここで、ゲート電圧NG1が接地レベルに近づくと、アイドリング電流調整部750では、Nチャネルトランジスタ753およびPチャネルトランジスタ754のドレイン電流が0に近づく。この結果、Pチャネルトランジスタ755のドレイン電流の低下→Pチャネルトランジスタ756のドレイン電流の増加とドレインおよびゲート電位の低下→Pチャネルトランジスタ757のドレイン電流の増加、Pチャネルトランジスタ758のドレイン電流の減少とドレインおよびゲート電位の上昇が連鎖的に起こる。そして、Pチャネルトランジスタ758のドレイン電位が上昇すると、第3増幅部730ではPチャネルトランジスタ733のドレイン電位が低下するため、第4増幅部740からNチャネルトランジスタ705Aおよび753に供給されるゲート電圧NG1が増加し、Nチャネルトランジスタ705Aおよび753のドレイン電流が増加する。
以上のような負帰還が働くため、Nチャネルトランジスタ705Bにドレイン電流が流れて、Nチャネルトランジスタ705Bによるスピーカ801の駆動が行われる間、Nチャネルトランジスタ705Aのドレイン電流は0にならず、Nチャネルトランジスタ705Aには微弱なアイドリング電流が流れる。
次に、入力信号INPがVREF+ΔVに上昇し、入力信号INMがVREF−ΔVに低下すると、Nチャネルトランジスタ714のドレイン電流は例えばI0+ΔI0に増加し、Nチャネルトランジスタ715のドレイン電流はI0−ΔI0に減少する。
Nチャネルトランジスタ714のドレイン電流が増加すると、第3増幅部730では、その増加分だけPチャネルトランジスタ732および733の共通ソースに流れ込む電流が減少する。また、Nチャネルトランジスタ715のドレイン電流が減少すると、その減少分だけ第2増幅部720のNチャネルトランジスタ727のドレイン電流が増加するため、第3増幅部730のNチャネルトランジスタ734および735の飽和電流値が増加する。
このため、第3増幅部730では、入力信号INPの基準レベルVREFからの上昇分+ΔVと入力信号INMの基準レベルVREFからの低下分−ΔVが大きくなる程、Pチャネルトランジスタ732および733の共通ソースの電位VCMが低下し、Pチャネルトランジスタ732および733の各ドレイン電圧も低下する。この結果、第4増幅部740から負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Aに供給されるゲート電圧NG1が上昇し、Nチャネルトランジスタ705Aのドレイン電流が増加する。一方、第3増幅部730から負荷駆動部705のNチャネルトランジスタ705Bに供給されるゲート電圧NG2が低電位電源線701MのレベルVMMに近づく。
ここで、ゲート電圧NG2が低電位電源線701MのレベルVMMに近づくと、アイドリング電流調整部750では、Nチャネルトランジスタ751および752のドレイン電流が0に近づく。この結果、Pチャネルトランジスタ758のドレイン電位が上昇する。この結果、第3増幅部730ではPチャネルトランジスタ733のドレイン電位の低下とPチャネルトランジスタ732のドレイン電位の上昇が起こり、Nチャネルトランジスタ705Bに供給されるゲート電圧NG2が上昇し、Nチャネルトランジスタ705Bのドレイン電流が増加する。以上のような負帰還が働くため、Nチャネルトランジスタ70ABにドレイン電流が流れて、Nチャネルトランジスタ705Aによるスピーカ801の駆動が行われる間、Nチャネルトランジスタ705Bのドレイン電流は0にならず、Nチャネルトランジスタ705Bには微弱なアイドリング電流が流れる。
以上が図4に示すプリドライバ703の動作である。
この具体例によれば、プリドライバ703がNチャネルトランジスタ705Aおよび705Bに常時微弱なアイドリング電流を流すので、Nチャネルトランジスタ705Aおよび705Bの一方による負荷の駆動から他方による負荷の駆動に遷移させる際のクロスオーバ歪を防止することができる。
<他の実施形態>
以上、この発明の一実施形態を説明したが、この発明には、他にも各種の実施形態が考えられる。例えば、上記実施形態では、負荷駆動部705および706の各々を2個のNチャネルトランジスタにより構成したが、2個のPチャネルトランジスタにより構成してもよい。また、上記実施形態では、接地線701Gを基準として、正の電源電圧VPPを高電位電源線701Pに与え、負の電源電圧VMMを低電位電源線701Mに与えたが、低電位電源線701Mを接地線とし、可変電源701が単一の電源電圧を発生し、この高電位電源線701Pおよび低電位電源線701M(接地線)間に与える構成としてもよい。
705,706……負荷駆動部、705A,705B,706A,706B……Nチャネルトランジスタ、801,802……スピーカ、703,704……プリドライバ、701……可変電源、701P……高電位電源線、701M……低電位電源線、707,708……電圧検出回路、710……第1増幅部、720……第2増幅部、730……第3増幅部、740……第4増幅部、750……アイドリング電流調整部、713,723,726,743……定電流源、711,712,714,715,727,734,735,741,742,751,752,753……Nチャネルトランジスタ、721,722,724,725,731,732,733,754〜758……Pチャネルトランジスタ。

Claims (3)

  1. 高電位電源線および低電位電源線間に直列に介挿され、各々が負荷を駆動する第1および第2の電界効果トランジスタと、
    入力信号に応じて前記第1および第2の電界効果トランジスタに与える各ゲート電圧を発生するプリドライバと、
    前記高電位電源線および低電位電源線間に電源電圧を供給する電源であって、該電源電圧の制御が可能な可変電源と
    を具備することを特徴とする電力増幅回路。
  2. 前記第1および第2の電界効果トランジスタは、同じ導電型の電界効果トランジスタであり、一方の電界効果トランジスタのドレインが前記高電位電源線および低電位電源線の一方に接続され、他方の電界効果トランジスタのソースが前記高電位電源線および低電位電源線の他方に接続され、一方の電界効果トランジスタのソースと他方の電界効果トランジスタのドレインの共通接続点が前記負荷の一端に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電力増幅回路。
  3. 前記負荷の駆動電圧が前記高電位電源線および低電位電源線間の電圧範囲内に収まるように前記可変電源が出力する電源電圧を制御するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電力増幅回路。
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