JPH06153494A - 高速制御スイッチング電源およびオーディオ出力回路 - Google Patents

高速制御スイッチング電源およびオーディオ出力回路

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JPH06153494A
JPH06153494A JP29690492A JP29690492A JPH06153494A JP H06153494 A JPH06153494 A JP H06153494A JP 29690492 A JP29690492 A JP 29690492A JP 29690492 A JP29690492 A JP 29690492A JP H06153494 A JPH06153494 A JP H06153494A
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voltage
power supply
positive
comparator
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JP29690492A
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Shigeru Yamada
茂 山田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可変制御電圧に高速に追従するスイッチング電
源を提供する。 【構成】直流電源用電解コンデンサC11の正極にスイッ
チングトランジスタQ11を介して、チョークコイルL11
と出力コンデンサC12とからなる平滑回路を接続する。
コンパレータ14の反転入力端子(−)を出力コンデン
サC12の正極に接続する。コンパレータ14の非反転入
力端子(+)に可変制御電圧VCONT1を印加する。コン
パレータ14の出力をフォトカプラ15を介してプリア
ンプ16に伝え、プリアンプ16の出力で制御されるド
ライバ回路17によりスイッチングトランジスタQ11
ON/OFF制御する。チョークコイルL11と出力コン
デンサC12による共振周波数fC を可変制御電圧V
CONT1 の入力周波数より充分に高くし、かつ、スイッチ
ングトランジスタQ11のスイッチング周波数を共振周波
数fC よりも充分に高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用周波数以上の高周
波でスイッチング制御を行うチョッパ方式の高速制御ス
イッチング電源(スイッチングレギュレータ)、およ
び、その高速制御スイッチング電源を電源としオーディ
オ信号を増幅して出力するオーディオ出力回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のチョッパ方式のスイッチン
グ電源を示す回路図である。図において、1は直流入力
ライン、C1 は直流電源用電解コンデンサ、Q1 はスイ
ッチングトランジスタ、L1 はチョークコイル、C2
チョークコイルL1 とともに平滑回路を構成するスイッ
チング電源用出力コンデンサ(電解コンデンサ)、2は
直流出力ライン、D1 は逆電圧吸収用のフライホイール
ダイオード(キャッチングダイオード)、3は誤差増幅
器、4は基準電圧Vref を出力する基準電源、5は制御
回路、6はスイッチングトランジスタQ1 のドライバ回
路である。
【0003】スイッチングトランジスタQ1 はドライバ
回路6からのON制御信号とOFF制御信号とによりO
N/OFF制御される。スイッチングトランジスタQ1
がON状態のとき、直流電源用電解コンデンサC1 から
スイッチングトランジスタQ1 を介してチョークコイル
1 およびスイッチング電源用出力コンデンサC2 から
なる平滑回路に電流が流れ、チョークコイルL1 にエネ
ルギーが蓄積されるとともに、直流出力ライン2からの
出力電圧VOUT が次第に上昇していく。その出力電圧V
OUT は誤差増幅器3の非反転入力端子(+)に導かれ、
基準電源4の基準電圧Vref と比較される。
【0004】出力電圧VOUT が基準電圧Vref を超える
と、誤差増幅器3から制御回路5に“H”レベルが出力
され、制御回路5はドライバ回路6をそれからOFF制
御信号を出力するように制御する。すると、スイッチン
グトランジスタQ1 がOFF状態に切り換えられ、出力
電圧VOUT の上昇が停止され、今度は降下に転じる。
【0005】スイッチングトランジスタQ1 がOFFす
ると、チョークコイルL1 に蓄積されていたエネルギー
が出力コンデンサC2 →フライホイールダイオードD1
のループで放出される。
【0006】出力電圧VOUT が次第に降下していくと、
出力電圧VOUT が基準電圧Vref を下回るようになり、
誤差増幅器3の出力が“L”レベルに反転し、制御回路
5はドライバ回路6をそれからON制御信号を出力する
ように制御する。すると、スイッチングトランジスタQ
1 がON状態に切り換えられ、出力電圧VOUT の降下が
停止され、今度は上昇に転じる。
【0007】以上のように出力電圧VOUT を基準電圧V
ref と比較してその比較結果をフィードバックすること
により、出力電圧VOUT を所定の閾値範囲に収め、直流
出力ライン2からの出力を安定化させることになるので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の一
般的な構成のスイッチング電源にあっては、チョークコ
イルL1 のインダクタンスと出力コンデンサC2 の容量
とで決まる共振周波数を充分に低い値に設定して出力電
圧VOUT のリップルを小さく抑えるようにしていた。従
来例では、特に出力コンデンサC2 の容量を大きくとっ
ていた。共振周波数fC は、fC =1/2π(L
1 2 1/2 で決まる。そのため、当然に、スイッチン
グトランジスタQ1 のON/OFF制御に伴う出力電圧
OUT の基準電圧Vref を基準とした追従性(応答性)
が悪く、結果として、スイッチングトランジスタQ1
対する高速制御が困難で、出力電圧VOUT の高速追従化
がむずかしく、出力の安定性も決して充分なものとはな
っていなかった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、第1の目的は、スイッチング電源の
出力電圧の高速追従化を可能とすることであり、第2の
目的は、そのような高速制御スイッチング電源を利用す
ることによりオーディオ出力回路の低消費電力化を図る
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高速制御ス
イッチング電源は、チョークコイルおよび出力コンデン
サからなる平滑回路の入力側にスイッチングトランジス
タを挿入し、前記出力コンデンサの出力レベルをフィー
ドバック制御系を介して前記スイッチングトランジスタ
に負帰還させてそのスイッチングトランジスタをON/
OFF制御するように構成されたチョッパ方式のスイッ
チング電源であって、前記フィードバック制御系を、電
位的基準を前記出力コンデンサのレベルとし可変する制
御電圧と比較するコンパレータと、そのコンパレータの
出力変化を光の変化として伝えるフォトカプラと、フォ
トカプラの出力を増幅するプリアンプと、そのプリアン
プの出力を受けて前記スイッチングトランジスタを高速
でON/OFF制御するドライバ回路とから構成し、前
記チョークコイルおよび出力コンデンサによる共振周波
数を前記コンパレータに対する可変制御電圧の周波数よ
りも充分に高く設定するとともに、前記スイッチングト
ランジスタのON/OFF制御の周波数を前記共振周波
数よりも充分に高く設定してあることを特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明に係るオーディオ出力回路
は、入力音声信号を増幅するプリドライバ段とこのプリ
ドライバ段の出力を共通入力としコンプリメンタリに接
続された一対のトランジスタからなるパワー出力段とで
構成されたパワーアンプを備えるとともに、前記パワー
出力段の電源として、プラス側直流入力ラインについて
前記の高速制御スイッチング電源が設けられているとと
もにマイナス側直流入力ラインについても正負が逆の状
態で前記の高速制御スイッチング電源が設けられプラス
側可変電源電圧を前記パワー出力段の一方のトランジス
タに供給しマイナス側可変電源電圧を他方のトランジス
タに供給するプラス・マイナス側高速制御スイッチング
電源を備え、前記パワー出力段の出力を入力してプラス
側とマイナス側とでそれぞれ半波整流するプラス・マイ
ナス側半波整流回路と、このプラス・マイナス側半波整
流回路から出力される正の半波整流信号に正の一定電圧
をバイアス印加するとともに負の半波整流信号に負の一
定電圧をバイアス印加するプラス・マイナス側一定電圧
シフト回路とを備え、それらシフト後のプラス側可変制
御電圧とマイナス側可変制御電圧とをそれぞれ前記プラ
ス側高速制御スイッチング電源のコンパレータとマイナ
ス側高速制御スイッチング電源のコンパレータとに帰還
入力するように構成してあることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】本発明に係る高速制御スイッチング電源によれ
ば、チョークコイルと出力コンデンサによる共振周波数
をコンパレータに印加される可変制御電圧の入力周波数
に対して充分に高いものとし、かつ、スイッチングトラ
ンジスタのON/OFF制御の周波数を前記共振周波数
に比べて充分に高いものとしたので、可変制御電圧の変
動に対してスイッチング電源の出力電圧を高速に追従さ
せることができる。
【0013】また、本発明に係るオーディオ出力回路に
よれば、コンプリメンタリに接続された一対のトランジ
スタに対するプラス側およびマイナス側の電源としてそ
れぞれ可変制御電圧の変動に高速追従するプラス側およ
びマイナス側の可変電源電圧を使用し、その可変電源電
圧は出力音声信号の正負の半波整流波形に一定電圧をプ
ラス側およびマイナス側にそれぞれバイアス印加したも
のであるから、両トランジスタでの消費電力を削減して
放熱対策を軽減することができる。
【0014】
【実施例】以下、まず、本発明に係る高速制御スイッチ
ング電源の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。高
速制御スイッチング電源には、出力電圧VOUT を正の電
位とするプラス側高速制御スイッチング電源と、出力電
圧VOUT ′を負の電位とするマイナス側高速制御スイッ
チング電源とがある。図1はプラス側高速制御スイッチ
ング電源の回路図であり、図2はマイナス側高速制御ス
イッチング電源の回路図である。
【0015】以下、図1に基づいてチョッパ方式のプラ
ス側高速制御スイッチング電源について説明する。図に
おいて、11はプラス側直流入力ライン、C11は直流電
源用電解コンデンサ、Q11はNチャンネル型のMOS−
FETを利用したスイッチングトランジスタ、L11はチ
ョークコイル、C12はチョークコイルL11とともに平滑
回路を構成するスイッチング電源用出力コンデンサ、1
2はプラス側直流出力ライン、13はグランドライン、
11は逆電圧吸収用のフライホイールダイオード(キャ
ッチングダイオード)、14はコンパレータ、15はフ
ォトカプラ、15aはフォトカプラ15における発光素
子(発光ダイオード)、15bは受光素子(フォトトラ
ンジスタ)、16はドライバ用プリアンプ、17はスイ
ッチングトランジスタQ11のドライバ回路、21aはコ
ンパレータ用電源ライン、21bはコンパレータ用アー
スライン、22aはプリアンプ・ドライバ用電源ライ
ン、22bはプリアンプ・ドライバ用アースラインであ
る。
【0016】プラス側直流入力ライン11に接続された
直流電源用電解コンデンサC11の正極にスイッチングト
ランジスタQ11のドレインが接続され、そのソースはチ
ョークコイルL11を介してスイッチング電源用出力コン
デンサC12の正極に接続されている。その出力コンデン
サC12の正極がプラス側直流出力ライン12となってい
る。出力コンデンサC12の負極と直流電源用電解コンデ
ンサC11の負極とを接続するグランドライン13にアノ
ードが接続されたフライホイールダイオードD11のカソ
ードがスイッチングトランジスタQ11のソースとチョー
クコイルL11との接続点に接続されている。
【0017】コンパレータ14の非反転入力端子(+)
にはプラス側可変制御電圧VCONT1が入力され、反
転入力端子(−)はプラス側直流出力ライン12に接続
されている。コンパレータ用アースライン21bもプラ
ス側直流出力ライン12に接続されており、反転入力端
子(−)に印加されるのはプラス側可変制御電圧V
CONT1に対する基準電圧としてであるが、その基準
電圧がグランドレベルではなく出力電圧VOUT となって
いることで、出力電圧VOUT の変動に対するコンパレー
タ14の動作の応答性が高いものとなっている。なお、
プラス側直流出力ライン12と反転入力端子(−)との
間に一定のバイアス電圧を挿入してもよい。コンパレー
タ14の出力端子14aは、プラス側可変制御電圧V
CONT1 が基準電圧VOUT以上のときに“H”レベルを出
力するようになっている。
【0018】プリアンプ・ドライバ用アースライン22
bは、フォトカプラ15における受光素子15bのエミ
ッタに接続されているとともに、スイッチングトランジ
スタQ11のソースとチョークコイルL11との接続点に接
続されている。このため、グランドライン13に接続す
る場合に比べて、プリアンプ・ドライバ用電源ライン2
2aの電流/電圧は大幅に低くてすみ、消費電力を削減
できる。受光素子15bのコレクタはドライバ用プリア
ンプ16に入力接続され、ドライバ用プリアンプ16の
出力はドライバ回路17に入力接続されている。そし
て、ドライバ回路17の出力端子17aがスイッチング
トランジスタQ11のゲートに接続されている。受光素子
15bが遮光状態にあるとき、ドライバ回路17の出力
端子17aから“H”レベルが出力されるようになって
いる。コンパレータ14の出力端子14aからドライバ
回路17の出力端子17aまでの構成は、非反転増幅回
路となっている。
【0019】次に、上記構成のプラス側高速制御スイッ
チング電源の動作を説明する。
【0020】〔1〕VCONT1 ≧VOUT のとき いま、コンパレータ14に入力されてくるプラス側可変
制御電圧VCONT1 が基準電圧VOUT 以上のとき、換言す
れば、プラスの出力電圧VOUT がプラス側可変制御電圧
CONT1 よりも低いとき、コンパレータ14の出力端子
14aからは“H”レベルが出力され、フォトカプラ1
5の発光素子15aは消光状態にある。
【0021】したがって、受光素子15bにはコレクタ
電流が流れず、ドライバ回路17の出力端子17aはス
イッチングトランジスタQ11のゲートに対して“H”レ
ベルのON制御信号を出力している。このとき、スイッ
チングトランジスタQ11はON状態であり、直流入力ラ
イン11に接続の直流電源用電解コンデンサC11からス
イッチングトランジスタQ11を介して、チョークコイル
11およびスイッチング電源用出力コンデンサC12から
なる平滑回路に電流が流れ、チョークコイルL11にエネ
ルギーが蓄積されるとともに、プラス側直流出力ライン
12からの出力電圧VOUT が次第に上昇していく。その
プラスの出力電圧VOUT は、チョークコイルL11のイン
ダクタンスと出力コンデンサC12の容量とで決まる共振
周波数fC=1/2π(L11121/2 で定まるカーブ
で上昇していく。出力電圧VOUT が上昇するとプラス側
可変制御電圧VCONT1 に対してその下側から接近してい
くことになる。そして、出力電圧VOUT はプラス側可変
制御電圧VCONT1 を上回るようになる。
【0022】〔2〕VCONT1 <VOUT のとき コンパレータ14において、プラス側可変制御電圧V
CONT1 が基準電圧VOUT未満となったとき、換言すれ
ば、プラスの出力電圧VOUT がプラス側可変制御電圧V
CONT1 を超えるようになったとき、コンパレータ14の
出力端子14aは“L”レベルに反転するため、フォト
カプラ15の発光素子15aが発光する。すると、受光
素子15bに光が入射し、コレクタ電流が流れ、ドライ
バ回路17の出力端子17aは“L”レベルに反転す
る。すると、スイッチングトランジスタQ11のゲートに
対してはOFF制御信号が出力されることになり、スイ
ッチングトランジスタQ11がOFF状態に切り換えられ
る。このときから、プラスの出力電圧VOUT の上昇が停
止され、今度は降下が始まる。スイッチングトランジス
タQ11がOFF状態になると、チョークコイルL11に蓄
積されていたエネルギーが出力コンデンサC12→フライ
ホイールダイオードD11のループで放出される。プラス
の出力電圧VOUT は、負荷電流で定まるカーブで降下し
ていく。出力電圧VOUT が降下するとプラス側可変制御
電圧VCONT1 に対してその上側から接近していくことに
なる。そして、プラスの出力電圧VOUT はプラス側可変
制御電圧VCO NT1 を下回るようになる。
【0023】VCONT1 ≧VOUT となると、上記の〔1〕
の状態に戻る。すなわち、スイッチングトランジスタQ
11がON状態に切り換えられ、今度は、プラスの出力電
圧VOUT が上昇していく。
【0024】以上のようにプラスの出力電圧VOUT は、
プラス側可変制御電圧VCONT1 と比較され、その比較結
果をフィードバックすることにより、プラスの出力電圧
OU T をプラス側可変制御電圧VCONT1 に追従させるこ
とになるのである。
【0025】ここで、プラス側可変制御電圧VCONT1
可変されるものであり、プラスの出力電圧VOUT はプラ
ス側可変制御電圧VCONT1 の変動に応答しながら可変す
ることになる。この場合、もし、チョークコイルL11
出力コンデンサC12とで決まる共振周波数fC (=1/
2π(L11121/2 )がプラス側可変制御電圧VCO
NT1 の入力周波数に比べて同じような周波数レベルであ
れば、プラス側可変制御電圧VCONT1 の変動に対するプ
ラスの出力電圧VOUT の応答性(追従性)が悪いものと
なってしまう。そこで、本実施例では、プラス側可変制
御電圧VCONT1 の入力周波数に対してスイッチング電源
の共振周波数fC を充分に高いものに設定し、プラス側
可変制御電圧VCONT1 の変動に対するプラスの出力電圧
OUT の応答性を高いものにしている。
【0026】例えば、この高速制御スイッチング電源を
オーディオ出力回路の電源として利用する場合、プラス
側可変制御電圧VCONT1 が音声周波数の20Hz〜20
KHzであるのに対して、スイッチング電源の共振周波
数fC を100KHzと大幅に高く設定してある。これ
により、プラス側可変制御電圧VCONT1 に同期する状態
でプラスの出力電圧VOUT を得ることができる。
【0027】このとき、スイッチングトランジスタQ11
のON時間TONは、スイッチング電源の共振周波数fC
で決められるプラスの出力電圧VOUT の立ち上がり時間
と、コンパレータ14に入力されるプラス側可変制御電
圧VCONT1 の入力周波数と入力レベルとによって決定さ
れる。また、スイッチングトランジスタQ11のOFF時
間TOFF は、ほぼ、プラス側可変制御電圧VCONT1 の入
力周波数と入力レベルおよび出力電流によって決定され
る。
【0028】ここで、プラスの出力電圧VOUT をプラス
側可変制御電圧VCONT1 と同期した電圧で可変するため
の条件をまとめると、次の3つに要約される。
【0029】 すでに説明したように、プラスの出力
電圧VOUT の立ち上がり速度は共振周波数fC により決
定されるが、この共振周波数fC をプラス側可変制御電
圧VCONT1 の最大周波数に比べて充分に高く設定してお
くことが必要である。
【0030】 さらに、共振周波数fC に比べて充分
に高い周波数のもとでスイッチングトランジスタQ11
ON/OFF制御できるようにすることが必要である。
【0031】 プラス側直流出力ライン12からスイ
ッチングトランジスタQ11に至るフィードバック制御系
(コンパレータ14,フォトカプラ15,プリアンプ1
6,ドライバ回路17)での遅延時間が、プラス側可変
制御電圧VCONT1 の入力周波数に対して無視できる程度
に充分に短いことが必要である。
【0032】以上の3項目を満たすため、まず、プラス
側可変制御電圧VCONT1 の入力周波数の最大周波数20
KHzに対してスイッチング電源の共振周波数fC を1
00KHzと大幅に高くしている。次に、スイッチング
トランジスタQ11を2MHz程度の高速でON/OFF
制御するようにしている。そのために、ドライバ回路1
7をプッシュプル構成としている。コンパレータ14、
プリアンプ16およびドライバ回路17として、遅延時
間が充分に短く、2MHzのスイッチング速度を満たす
ことができる高速動作素子で構成しておく必要がある。
そのほか、高速応答性をもたせる工夫として、コンパレ
ータ用アースライン21bをプラス側直流出力ライン1
2に接続し、プリアンプ・ドライバ用アースライン22
bをスイッチングトランジスタQ11のソースに接続して
いる。コンパレータ用アースライン21bとプリアンプ
・ドライバ用アースライン22bとは別電源として構成
されている。さらに、フィードバック制御系を出力側と
入力側とで電気的に絶縁しながら信号を伝える手段とし
て、トランス形式ではなくフォトカプラ15を用いたの
で、遅延時間の短縮化に寄与している。
【0033】以上のように構成することにより、プラス
側可変制御電圧VCONT1 に対して高速追従性を備えた高
速制御スイッチング電源を実現できる。すなわち、出力
電圧VOUT をプラス側可変制御電圧VCONT1 に対して高
速に追従させるには、チョークコイルL11のインダクタ
ンスと出力コンデンサC12の容量で決まる共振周波数f
C を高くする必要があり、共振周波数fC を高くするた
めには、それの10倍以上の高速でスイッチングトラン
ジスタQ11をON/OFF制御する必要がある。このよ
うな条件を満たしたのが上記した本実施例の高速制御ス
イッチング電源である。
【0034】以上は、プラス側高速制御スイッチング電
源についてであったが、以下では、図2に示すチョッパ
方式のマイナス側高速制御スイッチング電源を説明す
る。図において、31はマイナス側直流入力ライン、C
21は直流電源用電解コンデンサ、Q21はNチャンネル型
のMOS−FETを利用したスイッチングトランジス
タ、L21はチョークコイル、C22はチョークコイルL21
とともに平滑回路を構成するスイッチング電源用出力コ
ンデンサ、32はマイナス側直流出力ライン、33はグ
ランドライン、D21は逆電圧吸収用のフライホイールダ
イオード、34はコンパレータ、35はフォトカプラ、
35aはフォトカプラ35における発光素子(発光ダイ
オード)、35bは受光素子(フォトトランジスタ)、
36はドライバ用プリアンプ、37はスイッチングトラ
ンジスタQ21のドライバ回路、41aはコンパレータ用
電源ライン、41bはコンパレータ用アースライン、4
2aはプリアンプ・ドライバ用電源ライン、42bはプ
リアンプ・ドライバ用アースラインである。図1の場合
とは逆に、コンパレータ34の反転入力端子(−)にマ
イナス側可変制御電圧VCONT2 が入力され、非反転入力
端子(+)に直流出力ライン32が接続されている。ス
イッチングトランジスタQ11のドレインがチョークコイ
ルL21側に接続されている。
【0035】その他の構成については、図1と実質的に
同様であるので説明を省略する。動作についても実質的
に同様である。ただし、図1の場合、プラス側直流出力
ライン12からは、プラス側可変制御電圧VCONT1 に追
従したプラスの出力電圧VOU T が出力されたが、図2の
場合には、マイナス側直流出力ライン32からは、マイ
ナス側可変制御電圧VCONT2 に追従したマイナスの出力
電圧VOUT ′が出力されることになる。
【0036】次に、図3に基づいて上記の高速制御スイ
ッチング電源を電源とするオーディオ出力回路を説明す
る。
【0037】図において、51は図1のプラス側高速制
御スイッチング電源と図2のマイナス側高速制御スイッ
チング電源とを組み合わせてなるプラス・マイナス側高
速制御スイッチング電源、12は図1に示すプラス側直
流出力ライン、32は図2に示すマイナス側直流出力ラ
イン、52はオペアンプで構成されたパワーアンプのプ
リドライバ段、53はNPN型のトランジスタTr1
PNP型のトランジスタTr2 とをコンプリメンタリに
接続してなるパワーアンプのパワー出力段、54はプラ
ス・マイナス側半波整流回路、55はプラス・マイナス
側一定電圧シフト回路、56はパワーアンプ出力ライン
である。
【0038】プラス・マイナス側高速制御スイッチング
電源51から導出されたプラス側直流出力ライン12は
パワー出力段53におけるトランジスタTr1 のコレク
タに接続され、マイナス側直流出力ライン32はトラン
ジスタTr2 のコレクタに接続されている。プラス側直
流出力ライン12の出力電圧は図1に示すVOUT 、マイ
ナス側直流出力ライン32の出力電圧は図2に示すV
OUT ′であるが、ここでは、説明の都合上、それぞれ、
プラス側可変電源電圧(+B1 ),マイナス側可変電源
電圧(−B1 )とする。
【0039】両トランジスタTr1 ,Tr2 のエミッタ
共通接続点からパワーアンプ出力ライン56が導出され
ている。両トランジスタTr1 ,Tr2 のベース共通接
続点はプリドライバ段52の出力端子に接続されてい
る。このプリドライバ段52の電源電圧(+VDD),
(−VDD)はプラス側,マイナス側の可変電源電圧(+
1 ),(−B1 )とは別電源となっている。プリドラ
イバ段52の非反転入力端子(+)には入力音声信号S
IN(周波数は20Hz〜20KHz)が入力され、反転
入力端子(−)に対してはパワーアンプ出力ライン56
が接続されてパワーアンプ出力音声信号SOUT が負帰還
されている。さらに、このパワーアンプ出力音声信号S
OUT はプラス・マイナス側半波整流回路54に導かれ、
正の半波整流信号SPRと負の半波整流信号SMRとが個別
的に生成され、それぞれがプラス・マイナス側一定電圧
シフト回路55に導かれる。
【0040】一定電圧シフト回路55は、正の半波整流
信号SPRに対して正の一定電圧VE(例えば、+5V)
をバイアス印加し、プラス・マイナス側高速制御スイッ
チング電源51におけるコンパレータ14に対してプラ
ス側可変制御電圧VCONT1 (=SPR+VE =SPR+5
V)を供給するとともに、負の半波整流信号SMRに対し
て負の一定電圧−VE (例えば、−5V)をバイアス印
加し、プラス・マイナス側高速制御スイッチング電源5
1におけるコンパレータ34に対してマイナス側可変制
御電圧VCONT2 (=SMR−VE =SMR−5V)を供給す
るようになっている。
【0041】図4に、パワーアンプ出力音声信号SOUT
の波形と、一定電圧VE ,−VE シフト後のプラス側可
変制御電圧VCONT1 とマイナス側可変制御電圧VCONT2
の波形を示す。パワーアンプ出力音声信号SOUT は代表
的に正弦波で表している。
【0042】パワーアンプにおけるプリドライバ段52
に入力される入力音声信号SINは、パワーアンプ出力音
声信号SOUT に比べると、レベルが小さく、周波数が同
一である。パワーアンプ出力音声信号SOUT の周波数は
最高で20KHz程度である。このパワーアンプ出力音
声信号SOUT をプラス・マイナス側半波整流回路54に
供給する。そして、プラス・マイナス側半波整流回路5
4とプラス・マイナス側一定電圧シフト回路55とによ
り、プラス側可変制御電圧VCONT1 とマイナス側可変制
御電圧VCONT2 とを生成する。これら両可変制御電圧V
CONT1 ,VCONT 2 の周波数も最高で20KHz程度であ
る。
【0043】プラス・マイナス側高速制御スイッチング
電源51においてはチョークコイルL11(L21)と出力
コンデンサC12(C22)とで決まる共振周波数fC を1
00KHzとしている。この共振周波数fC は可変制御
電圧VCONT1 ,VCONT2 の最高周波数20KHz程度に
比べて充分に高い。したがって、パワーアンプ出力音声
信号SOUT の波形に応じて可変する制御電圧VCONT1
CONT2 に対してプラスの出力電圧VOUT およびマイナ
スの出力電圧VOUT ′つまりはプラス側可変電源電圧
(+B1 )とマイナス側可変電源電圧(−B1 )とを高
速に追従させることができる。
【0044】もっとも、この高速追従のためには、スイ
ッチングトランジスタQ11を共振周波数fC (=100
KHz)の10倍以上の高速でスイッチングする必要が
あり、実施例の場合は、そのスイッチング周波数を2M
Hzと定めてある。スイッチング周波数2MHzを実現
するためには、コンパレータ14(34)からドライバ
回路17(37)に至るフィードバック制御系での遅延
時間を充分に短いものにしなければならない。そのため
に、コンパレータ14(34)、プリアンプ16(3
6)およびドライバ回路17(37)としてそれぞれ、
高速動作素子で回路を構成しており、また、フィードバ
ック制御系を出力側と入力側とで電気的に絶縁しながら
信号を伝える手段として、高速伝送のフォトカプラ15
(35)を用いており、また、コンパレータ14(3
4)のアースライン21b(41b)をグランドライン
ではなく直流出力ライン12(32)に接続してレベル
シフトさせているのである。
【0045】さて、入力音声信号SINが正のとき、プリ
ドライバ段52の出力は“H”側で変動し、トランジス
タTr2 はOFFで、トランジスタTr1 が増幅作用を
し、正の側でパワーアンプ出力音声信号SOUT を出力す
る。このときのトランジスタTr1 のコレクタに印加さ
れるプラス側可変電源電圧(+B1 )は、図4よりパワ
ーアンプ出力音声信号SOUT に比べて一定電圧VE (+
5V)だけ高くなっている。この一定電圧VE (+5
V)は、入力音声信号SINが変動し、これに伴ってパワ
ーアンプ出力音声信号SOUT が変動しても、一定不変で
ある。つまり、トランジスタTr1 のコレクタ・エミッ
タ間電圧VCEは、常に一定電圧VE (+5V)に保たれ
る。
【0046】上記とは逆に、入力音声信号SINが負のと
き、トランジスタTr2 が増幅作用をし、負の側でパワ
ーアンプ出力音声信号SOUT を出力する。このときのト
ランジスタTr2 のコレクタに印加されるマイナス側可
変電源電圧(−B1 )は、図4よりパワーアンプ出力音
声信号SOUT に比べて一定電圧−VE (−5V)だけ低
くなっている。この一定電圧−VE (−5V)も、入力
音声信号SINが変動し、これに伴ってパワーアンプ出力
音声信号SOUT が変動しても、一定不変である。つま
り、トランジスタTr2 のコレクタ・エミッタ間電圧V
CEは、常に一定電圧−VE (−5V)に保たれる。
【0047】以上のことから、パワーアンプのパワー出
力段53における両トランジスタTr1 ,Tr2 で消費
される電力は、入力音声信号SINの変動に伴ってパワー
アンプ出力音声信号SOUT が変動しても一定に保たれ
る。すなわち、正負にかかわらず出力音声信号SOUT
レベルが低いときは低いなりにトランジスタTr1 ,T
2 のコレクタ電位は出力音声信号SOUT から一定電圧
E (5V)だけシフトさせたものとなり、また、出力
音声信号SOUT のレベルが高くなっても、高いなりにト
ランジスタTr1 ,Tr2 のコレクタ電位を出力音声信
号SOUT から一定電圧VE (5V)だけシフトさせたも
のとするからである。よって、両トランジスタTr1
Tr2 での消費電力を常に一定に保ち、全体として消費
電力を低減することになるため、パワーアンプのパワー
出力段53に対する放熱対策を軽減することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る高速制御スイッチング電源
によれば、可変制御電圧の変動に対してスイッチング電
源の出力電圧を高速に追従させることができる。
【0049】また、本発明に係るオーディオ出力回路に
よれば、パワーアンプのプラス側およびマイナス側の電
源として上記の高速制御スイッチング電源を採用したの
で、パワー出力段におけるコンプリメンタリな一対のト
ランジスタでの消費電力を削減してそれの放熱対策を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るチョッパ方式のプラス側
高速制御スイッチング電源の回路図である。
【図2】本発明の別の実施例に係るチョッパ方式のマイ
ナス側高速制御スイッチング電源の回路図である。
【図3】本発明のさらに別の実施例に係るオーディオ出
力回路の回路図である。
【図4】実施例のオーディオ出力回路において、パワー
アンプ出力音声信号と一定電圧シフト後のプラス側可変
制御電圧とマイナス側可変制御電圧の波形図である。
【図5】従来例に係るチョッパ方式のスイッチング電源
の回路図である。
【符号の説明】
11……プラス側直流入力ライン、12……プラス側直
流出力ライン、13……グランドライン、14,34…
…コンパレータ、15,35……フォトカプラ、16,
36……プリアンプ、17,37……ドライバ回路、2
1a,41a……コンパレータ用電源ライン、21b,
41b……コンパレータ用アースライン、22a,42
a……プリアンプ・ドライバ用電源ライン、22b,4
2b……プリアンプ・ドライバ用アースライン、31…
…マイナス側直流入力ライン、32……マイナス側直流
出力ライン、33……グランドライン、Q11,Q21……
スイッチングトランジスタ、C11,C21……直流電源用
電解コンデンサ、C12,C22……スイッチング電源用出
力コンデンサ、L11,L21……チョークコイル、D11
21……フライホイールダイオード、VCONT1 ……プラ
ス側可変制御電圧、VCONT2 ……マイナス側可変制御電
圧、VOUT ……プラスの出力電圧、VOUT ′……マイナ
スの出力電圧、51……プラス・マイナス側高速制御ス
イッチング電源、52……プリドライバ段、53……パ
ワー出力段、54……プラス・マイナス側半波整流回
路、55……プラス・マイナス側一定電圧シフト回路、
56……パワーアンプ出力ライン、Tr1 ,Tr2 ……
コンプリメンタリな一対のトランジスタ、SIN……入力
音声信号、SOUT ……パワーアンプ出力音声信号、(+
1 )……プラス側可変電源電圧、(−B1 )……マイ
ナス側可変電源電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョークコイルおよび出力コンデンサか
    らなる平滑回路の入力側にスイッチングトランジスタを
    挿入し、前記出力コンデンサの出力レベルをフィードバ
    ック制御系を介して前記スイッチングトランジスタに負
    帰還させてそのスイッチングトランジスタをON/OF
    F制御するように構成されたチョッパ方式のスイッチン
    グ電源であって、 前記フィードバック制御系を、電位的基準を前記出力コ
    ンデンサのレベルとしかつ可変する制御電圧と比較する
    コンパレータと、そのコンパレータの出力変化を光の変
    化として伝えるフォトカプラと、フォトカプラの出力を
    増幅するプリアンプと、そのプリアンプの出力を受けて
    前記スイッチングトランジスタを高速でON/OFF制
    御するドライバ回路とから構成し、 前記チョークコイルおよび出力コンデンサによる共振周
    波数を前記コンパレータに対する可変制御電圧の周波数
    よりも充分に高く設定するとともに、前記スイッチング
    トランジスタのON/OFF制御の周波数を前記共振周
    波数よりも充分に高く設定してあることを特徴とする高
    速制御スイッチング電源。
  2. 【請求項2】 入力音声信号を増幅するプリドライバ段
    とこのプリドライバ段の出力を共通入力としコンプリメ
    ンタリに接続された一対のトランジスタからなるパワー
    出力段とで構成されたパワーアンプを備えるとともに、 前記パワー出力段の電源として、プラス側直流入力ライ
    ンについて請求項1に記載の高速制御スイッチング電源
    が設けられているとともにマイナス側直流入力ラインに
    ついても正負が逆の状態で請求項1に記載の高速制御ス
    イッチング電源が設けられプラス側可変電源電圧を前記
    パワー出力段の一方のトランジスタに供給しマイナス側
    可変電源電圧を他方のトランジスタに供給するプラス・
    マイナス側高速制御スイッチング電源を備え、 前記パワー出力段の出力を入力してプラス側とマイナス
    側とでそれぞれ半波整流するプラス・マイナス側半波整
    流回路と、このプラス・マイナス側半波整流回路から出
    力される正の半波整流信号に正の一定電圧をバイアス印
    加するとともに負の半波整流信号に負の一定電圧をバイ
    アス印加するプラス・マイナス側一定電圧シフト回路と
    を備え、 それらシフト後のプラス側可変制御電圧とマイナス側可
    変制御電圧とをそれぞれ前記プラス側高速制御スイッチ
    ング電源のコンパレータとマイナス側高速制御スイッチ
    ング電源のコンパレータとに帰還入力するように構成し
    てあることを特徴とするオーディオ出力回路。
JP29690492A 1992-11-06 1992-11-06 高速制御スイッチング電源およびオーディオ出力回路 Pending JPH06153494A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232549A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Alpine Electronics Inc Dc−dcコンバータの2次側電源の制御装置およびdc−dcコンバータの2次側電源の制御方法
JP2011135224A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Yamaha Corp 電力増幅回路
US8760887B2 (en) 2011-04-20 2014-06-24 Onkyo Corporation Power supply circuit

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