JP2011133490A - 機器の移動の検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器の移動の検出装置を提供する。
【解決手段】 機器の移動の検出に基づき、前記機器の起動を禁止する起動禁止手段10と、起動禁止手段10による前記起動の禁止を解除する起動禁止解除手段10と、パスワードを入力する入力手段50とを有し、前記起動禁止解除手段が、前記入力手段によって入力されたパスワードと、予め設定されたパスワードとの一致によって、前記起動の禁止を解除するように構成され、前記機器が移動されると、前記起動禁止解除手段によって前記機器の起動禁止を解除するまで、前記起動禁止手段による前記機器の起動禁止を継続するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機器の移動の検出装置に関する。
例えば、精密旋盤のような高精度な加工を要求される工作機械等の機器においては、当該工作機械の設置条件や材料供給装置等の周辺機器と工作機械との位置関係がきわめて重要である。すなわち、工作機械を設計,製造したメーカの指定した条件で、工作機械を正確に設置又は周辺機器との位置合わせを行わなければ、メーカが保証する工作機械の性能を十分に発揮することができない場合がある。
したがって、工作機械の転売や工場移転等によって工作機械の移動が行われた場合には、メーカや販売店の技術担当者がユーザのところまで出向いて、予め定められた条件で正確に工作機械を設置しなおし、周辺機器との位置合わせを行うことが望ましい。
しかしながら、ユーザでの機器の使用状況においては、繁忙のあまりメーカに連絡することなく機器設置のレイアウトを変更したり、移転等が行なわれ、ユーザ自らの判断で機器の設置を行なって、十分な確認を行なわずに機器の稼働を再開するということがある。そのため、メーカが保証するカタログデータ通りの十分な性能を発揮できないことがあるばかりか、周辺機器の位置ずれ等によって機器が破損したり、耐久性が損なわれたりして、機器寿命が著しく短くなることがある。
さらに、メーカや販売店のサービス担当者がユーザの工場まで出向いても、既に転売等によって工作機械が移転していたりして所在がわからなくなっていて、十分なアフタサービスを行うことができないといった問題も生じている。
本発明は、上記の問題点にかんがみてなされたもので、機器の移動の検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の移動の検出装置は、機器の移動の検出に基づき、前記機器の起動を禁止する起動禁止手段と、該起動禁止手段による前記起動の禁止を解除する起動禁止解除手段と、パスワードを入力する入力手段とを有し、前記起動禁止解除手段が、前記入力手段によって入力されたパスワードと、予め設定されたパスワードとの一致によって、前記起動の禁止を解除するように構成され、前記機器が移動されると、前記起動禁止解除手段によって前記機器の起動禁止を解除するまで、前記起動禁止手段による前記機器の起動禁止を継続するように構成されている。
本発明の機器の移動の検出装置によれば、工作機械等の機器が移動されたときに起動を禁止し、オペレータの注意を促すとともに、パスワード等の入力を要求してユーザ側では容易に機器を起動できないようにしているので、メーカが保証する性能を長期にわたって保持することができるほか、移転の後にユーザが自らの判断で稼働を開始することに起因する不慮の故障や性能及び寿命の低下を未然に防止することができる。さらに、転売等されても機器の所在地をメーカや販売店で把握することができ、十分なアフタサービスを保証することもできる。
本発明の検出装置の第一の実施形態にかかるブロック図である。 この実施形態の検出装置を構成する検出装置本体の構成を説明する断面図である。 図2の検出装置本体の作用を説明する図で、(a)は履歴記憶部が振動の履歴を記憶している状態を、(b)は振動履歴がリセット手段によってリセットされた状態を示すものである。 本検出装置の制御方法の第一の実施形態にかかるフローチャートである。 本発明の検出装置の作用を説明するフローチャートである。 本発明の検出装置の別の作用を説明するフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明では、機器の一例として工作機械を例に挙げて説明するが、本発明は工作機械に限らず、他の精密機器や電子機器、計測機器等にも適用が可能である。
図1は、本発明の機器の移動の検出装置の第一の実施形態にかかり、この検出装置を設けた工作機械の制御装置のブロック図である。
図1に示すように、工作機械の制御装置は、CPU10と、このCPU10とバス(BUS)80で接続されたメモリ(Read Only Memory:以下ROMと記載する)20,メモリ(Random Access Memory:以下RAMと記載する)30,表示部40,キーボード等の入力部50、モータやポンプ等の各動作部70及び制御装置に電源が投入されたことを検出する電源投入検出部90と、周辺機器とバス80とを接続するインタフェース60とを有している。
なお、前記した電源投入検出部90としては、電源投入時に発生したパルスを検出する公知のものを用いることができる。
検出装置は、移動によって工作機械に加えられた振動の検出を行う振動検出部110,振動の履歴を記憶する履歴記憶部120及び履歴記憶部120の記憶内容をリセットするリセット部130を有する、工作機械とは別体に設けられた検出装置本体100と、パスワードを記憶するパスワード記憶手段としてのRAM30と、起動の禁止又は起動禁止の解除を判断するCPU10と、入力されたパスワードと予め設定されたパスワードとの比較を行うプログラムが格納されたROM20とから概略構成されている。
上記構成の検出装置本体100は、通信可能な接続手段であるインタフェース60を介して、バス80に接続されている。インタフェース60としては、CPU10と検出装置本体100との間で種々のデータの授受が可能な公知のRS232C等を用いるとよい。このようなインタフェース60を用いることで、CPU10は検出装置本体100が正常にバス80に接続されているかどうかについて検査を行うことが可能になる。
検出装置本体100の一例を、図2及び図3を参照しながら説明する。
図2は、検出装置本体の構成を説明する断面図、図3は、図2の検出装置本体の作用を説明する図で、(a)は振動の履歴を記憶している状態を、(b)は振動履歴がリセット手段によってリセットされた状態を示すものである。
なお、以下の説明において「上」というときには図2及び図3において図の上方を指すものとし、「下」というときには図2及び図3において図の下方を指すものとする。
[振動検出部]
振動検出部110は、有底円筒状の筐体111に挿入された振動子としての錘112と、筐体111の底部に嵌装され、錘112を常時一側(図2において上側)に付勢する付勢手段としてのコイルばね115と、筐体111の側面に取り付けられ、錘112と当接して錘112の位置決めを行う止めピン117と、錘112の上端面112dに対向する位置であって、次に説明する履歴記憶部120のレバー121と干渉しない位置に設けられた近接スイッチ118とを有している。
錘112は、筐体111の内径よりも僅かに小さい外径を有する円柱状に形成され、上端から下端に向けて貫通孔が形成されている。この貫通孔は、上端から段階的に内径が小さくなる大径孔112aと小径穴112bとから構成されている。もちろん、錘112に形成する前記貫通孔は上端から下端まで同一の内径を有するものであってもよいが、この実施形態では、後述する履歴記憶部120のレバー121の係合爪121bと錘112との係合状態を、錘112の前記貫通孔の内径を部分的に変更することによって調整するようにしている。
錘112の下方側は上方側よりも若干小径に形成されていて、上方側と下方側との外径変化部にコイルばね115が係合している。これにより、錘112はコイルばね115によって常時上方に付勢されている。
また、錘112の外周面には、均等間隔で複数箇所に円錐形の保持穴112cが設けられ、この保持穴112cにボール113が挿入されている。ボール113及び保持穴112cの表面は滑らかに仕上げられていて、錘112が点接触で筐体111の内周面に接するようになっている。これにより、錘112と筐体111との間に作用する摩擦力を減じて、錘112が筐体111内部でスムースに進退移動することができるようにしている。
コイルばね115は、微小な振動が加えられたときに錘112が移動できるものであるのが好ましい。すなわち、振動が加えられていない状態、つまり、錘112がコイルばね115によって止めピン117に当接している初期状態において、錘112の重量とコイルばね115のばね力とがほぼ釣り合うばね定数を有するものであるのが好ましい。
[履歴記憶部]
履歴記憶部120は、筐体111を横断して取り付けられた軸122と、この軸122に回動自在に取り付けられた移動部材としてのレバー121と、このレバー121を常時一側(図2の例では、軸122を中心に図中反時計回り方向側)に付勢するばね125とを有している。
軸122のほぼ中央位置には、二つのブッシュ125,125が止めねじ124によって離間して取り付けられている。そして、このブッシュ125,125の間にレバー121が取り付けられている。
レバー121は、錘112の大径孔112aの内周面と係合する係合爪121bと、止めピン117が挿通できる凹部121aと、係合爪121bを形成した部分の反対側から後述するリセット部130まで延びる係合部121cとを有している。
係合爪121bは、初期状態において、第一の係合部である錘112の大径孔112aの内周面と長さlで係合している。したがって、錘112が長さlを越えて下方に移動すると、係合爪121bと錘112との係合が外れ、ばね125の付勢力によってレバー121が反時計回り方向に回動する。レバー121の反時計回り方向の回動は、凹部121aの内側側面が止めピン117に当接することで制限される。このとき、係合爪121bは第二の係合部である錘112の上端面112dに位置しているので、係合爪121bが錘112の上端面112dに当接することで、錘112の初期状態への復帰が規制される。これにより、一回の振動の有無が、振動履歴として記憶されることになる。
[リセット部]
リセット部130は、筐体111の上に取り付けられた筐体131と、この筐体131の内部に設けられたロータリソレノイド132と、このロータリソレノイド132の回転軸に取り付けられた回動子133とを有している。ロータリソレノイド132のコイルに電源を供給するリード線134は、筐体131に形成された孔から外部に導出されている。ロータリソレノイド132は、例えば、30°程度の範囲内で回転軸を回転させる公知のものを用いることができる。また、前記回転軸の回転角は、異なる回転角を有する他のロータリソレノイド132に交換したり、回転軸の回転角の設定を変更したりすることによって、任意の角度に設定することが可能である。
回動子133は、L字状に折り曲げられた係合凸部133aを先端に有している。そして、ロータリソレノイド132の駆動による係合凸部133aの回転移動の経路上に、レバー121の係合部121cが位置している。したがって、ロータリソレノイド132を駆動させて係合凸部133aを回転させることで、係合凸部133aと係合部121cとを係合させ、レバー121を時計回り方向に回転させることが可能である。これにより、履歴記憶部120の係合爪121bを大径孔112a内に位置させて、振動履歴の記憶状態をリセットすることができる。
上記構成の検出装置本体100は、振動を確実に検出することができるように、最適な取付方向で工作機械に取り付けられるのが好ましい。そのために、工作機械に加えられることのある振動及び振動の方向を予め考慮して、当該振動の方向と錘112の移動方向とが同じになるように取り付けるとよい。例えば、工作機械の移動ともない発生する縦振動(上下方向の振動)を検出するには、錘112の移動方向を上下に向けて取り付けるとよい。複合的な振動が加えられる可能性がある場合には、取付方向を異ならせて、複数の検出装置本体100を設けるとよい。例えば、XYZの直交三軸方向に差し向けて、三つの検出装置本体100を取り付けてもよい。
次に、上記の検出装置本体100の作用を、図2及び図3を参照しながら説明する。
初期状態では、図2に示すように、レバー121の係合爪121bが大径孔112a内に位置していて、大径孔112aの内周面と係合している。
工作機械の移動による一定以上の大きさの振動が加えられると、錘112が係合爪121bとの係合長さlを越えて図中下方に移動する。これにより、係合爪121と錘112の大径孔112aの内周面との係合が外れる。レバー121は、ばね125の作用によって、反時計回り方向に回動する。このとき、図3(a)に示すように、レバー121が錘112の上端面112dに位置しているので、錘112の前記初期状態への復帰が制限されることになる。すなわち、これによって、振動の有無が振動履歴として機械的に記憶されるわけである。
また、このとき、近接スイッチ118がON(又はOFF)の状態になり、この状態が例えば数秒間続くことで、CPU10は、振動の履歴があると判断することができる。
なお、工作機械に加えられる振動が微弱なものであり、錘112の移動量(振幅)も小さいような場合には、近接スイッチ118が短時間でON・OFFを繰り返すことになる。そのため、一定時間以下の近接スイッチ118のON(又はOFF)出力を無視することで、誤動作を防止することができる。
正規のパスワードを入力する等によって起動が可能になると、ロータリソレノイド132に駆動電流が流れ、係合凸部133aを図3(b)中矢印で示す方向に回転させる。これにより、係合部121cを介してレバー121が軸122を中心に時計回り方向に回転して、係合爪121bと錘112の上端面112dとの係合が解除され、コイルばね115の付勢力によって錘112が初期状態に復帰し、履歴記憶部120による振動履歴の記憶内容がリセットされる。
[制御方法の説明]
次に、図4〜図6のフローチャートを参照しながら、本検出装置の制御方法を上記構成の移動の検出装置の作用とともに説明する。
図4のフローチャートは、電源遮断時に振動が加えられたときのみ、起動を禁止するものである。
電源投入とともに、CPU10は、まず、システム構成が正常かどうかを、インタフェース60を介して検査する。検出装置本体100が正常にインタフェース60に接続されていれば、正常と判断する(ステップS10)。検出装置本体100が不法に取り外されるなどして正常にインタフェース60に接続されていなければ、異常と判断して(ステップS10)、自動運転の起動を禁止し、その旨を表示部40に表示する(ステップS11)。
この状態を解除するには、電源を遮断状態にして検出装置本体100をインタフェース60に正常に接続し、再び電源を投入して正規のパスワードを入力するとよい。
CPU10は、次に、電源投入検出部90で検出された電源投入パルスの有無から、電源が遮断状態から投入されたのか、電源が既に投入されている状態なのかを判断する(ステップS12)。すなわち、電源投入検出部90が電源投入パルスを検出していれば、電源が遮断状態から投入されたと判断して、履歴記憶部120に振動履歴が記憶されているかどうかを判断する(ステップS13)。
振動履歴が履歴記憶部120に記憶されていない場合には、起動スイッチをONすることにより、自動運転の起動を可能にする(ステップS19)。
振動履歴が履歴記憶部120に記憶されている場合には、自動運転の起動を禁止するとともに、その旨を表示部40に表示する(ステップS14)。そして、表示部40にパスワードの入力画面を表示させ、オペレータにパスワードの入力を促す(ステップS15)。
CPU10は、入力されたパスワードと予めRAM30に設定されたパスワードとが一致するかどうかを判断し(ステップS16)、一致するのであれば、自動運転の起動禁止を解除するとともに警告メッセージの表示を解除する(ステップS17)。さらに、履歴記憶部120をリセットする(ステップS18)。
これにより、起動スイッチのON操作を条件に、工作機械の起動が可能になる(ステップS19)。
ステップS12で電源投入パルスなしと判断した場合、すなわち、既に電源が投入されていると判断したときは、振動検出部110が振動を検出(ステップS21)しても工作機械の起動が停止しないようにするとともに、履歴記憶部120をただちにリセットして、電源遮断時に振動が加えられたときに振動履歴を記憶することができるようにしておく(ステップS22)。
図5のフローチャートは、本検出装置の制御方法の第二の実施形態にかかり、電源遮断時に振動が加えられたときに起動を禁止するとともに、電源投入後に振動が加えられたときに運転を停止させ、振動が加えられたことをオペレータに報知して注意を促すようにしたものである。
ステップS10〜S12及びステップS12で電源投入パルス有りと判断した場合のステップS13〜S19の処理の手順については、先の第一の実施形態と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
ステップS19で起動スイッチをONにして起動した後は、ステップS23で振動を検出するまで待機する。ステップS23において振動を検出すると、自動運転を停止するとともに振動が加えられたことを警告メッセージとして表示部40に表示する(ステップS24)。オペレータは、工作機械の各部について位置ずれ等が発生していなかを点検し、起動スイッチをONすることで工作機械を再起動させることが可能である(ステップS25)。もちろん、メーカの技術担当者を呼んで、各部に異常がないかどうかを点検するようにしてもよい。この後の起動スイッチのONにより、履歴記憶部120がリセットされ(ステップS26)、自動運転停止と警告メッセージの表示が解除される(ステップS27)。
以後、スタートに戻ってこのフローによる判断及び処理が繰り返されるが、電源が既に投入されていれば、ステップS12からステップS23へジャンプして、振動を検出するまで待機する。
本検出装置の制御方法では、電源投入後においても振動を検出したときに起動を禁止するようにすることが可能である。
図6のフローチャートは、制御方法の第三の実施形態にかかり、電源遮断時及び投入時の双方で、振動が加えられたときに自動運転の起動を禁止するようにしたものである。
この実施形態においても、ステップS10〜S12及びステップS12で電源投入パルス有りと判断した場合のステップS13〜S19の処理の手順については、先の第一の実施形態と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
ステップS12で電源投入パルスなしと判断した場合、すなわち、既に電源が投入されていると判断した場合に振動を検出すると(ステップS21)、CPU10は自動運転を停止させ(ステップS28)、自動運転の起動を禁止するとともにその旨を表示部40に表示する(ステップS14)。そして、パスワードの入力を促し、パスワードが入力されたときに(ステップS15)、入力されたパスワードと予めRAM30に記憶されたパスワードとを比較し(ステップS16)、両者が一致すれば自動運転の禁止を解除する(ステップS17)とともに履歴記憶部120をリセットして(ステップS18)、起動を可能にする(ステップS19)。
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態により何ら限定されるものではない。
例えば、上記の説明では、工作機械とは別体に設けられた検出装置本体100に振動検出部110,履歴記憶部120及びリセット部130を設けるものとして説明したが、これらの全部又は一部を工作機械と一体に設けてもよい。また、パスワード記憶部であるRAM30やパスワードの入力を行う入力手段や、入力されたパスワードと予め設定されたパスワードとの比較判断を行う起動禁止解除手段を検出装置本体100に設けてもよい。
また、上記の説明では、工作機械のNCに設けられたCPU10が起動の禁止と禁止解除を判断するようにしているが、検出装置本体100に起動禁止手段と起動禁止解除手段とを設けてもよい。
さらに、本発明に用いることのできる振動検出部110、履歴記憶部120、リセット部130は上記した構成のものには限定されない。他の構成のものを用いることができる。また、履歴記憶部としては上記のような機械式のものに限らず、錘の振動によってコイルに発生した電流を、電荷としてコンデンサに蓄える電気式のものを用いてもよい。この場合は、可能な限り長期間前記電荷をコンデンサに蓄えることができるように、バックアップ電源を設けるのが好ましい。
10 CPU
20 ROM
30 RAM
40 表示部
50 入力部
60 インタフェース
70 動作部
80 バス
90 電源投入検出部
100 検出装置本体
110 振動検出部
120 履歴記憶部
130 リセット部

Claims (1)

  1. 機器の移動の検出に基づき、前記機器の起動を禁止する起動禁止手段と、
    該起動禁止手段による前記起動の禁止を解除する起動禁止解除手段と、
    パスワードを入力する入力手段とを有し、
    前記起動禁止解除手段が、前記入力手段によって入力されたパスワードと、予め設定されたパスワードとの一致によって、前記起動の禁止を解除するように構成され、
    前記機器が移動されると、前記起動禁止解除手段によって前記機器の起動禁止を解除するまで、前記起動禁止手段による前記機器の起動禁止を継続すること、
    を特徴とする機器の移動の検出装置。
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