JP2011132030A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011132030A
JP2011132030A JP2009295483A JP2009295483A JP2011132030A JP 2011132030 A JP2011132030 A JP 2011132030A JP 2009295483 A JP2009295483 A JP 2009295483A JP 2009295483 A JP2009295483 A JP 2009295483A JP 2011132030 A JP2011132030 A JP 2011132030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
placement
unit
detection unit
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009295483A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Kanamaru
雄樹 金丸
Masataka Hamada
政孝 濱田
Yoshihiro Hanagata
佳弘 花形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Nisca Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2009295483A priority Critical patent/JP2011132030A/ja
Publication of JP2011132030A publication Critical patent/JP2011132030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】原稿の一部が給紙部に載置されたことを検知した後に、給紙搬送直前の原稿の最終検知を行う検知部の電源をオンさせて起動することで、原稿の載置を待ち受ける待機中における消費電力を大幅に低減することのできる原稿搬送装置を提供する。
【解決手段】原稿Pを画像読取部に向けて給紙する給紙部19は、原稿Pを載置する載置台51と、この載置台51に載置した原稿Pの先端部が当接する整合壁55と、前記載置台51の先端部近傍において、載置台51の原稿載置面の下方位置に設けられ、原稿Pの先端部が前記整合壁55に整合されたことを検知する整合検知部61と、該整合検知部61の後方において、原稿載置面52から出没可能に設けられ、原稿Pが載置台51に載置されたことを検知する載置検知部63とを備え、前記載置検知部63によって原稿Pが載置台51に載置されたことを検知した後に、前記整合検知部61の電源がオンになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、給紙部に載置した原稿を画像読取部に向けて搬送する原稿搬送装置に関するものである。
自動原稿搬送ユニット(ADF)を備えた原稿搬送装置にあっては、複数枚の原稿をセット(載置)した後、画像読取部に向けて一枚ずつ給紙するための給紙部を備えている。この給紙部には、載置された原稿を検知するセンサと、前記原稿を給紙可能位置との間で昇降させるための支持トレイを備えているものがある。
前記センサとしては、原稿を載置することによって、接触しながら回転あるいは傾斜する検出レバーと、この検出レバーの動きを検知する光センサとを備えたものが多い。前記光センサは、発光部と受光部とが対向して配置され、この発光部と受光部の間に光を透過させる透過型光センサが多く用いられていた(特許文献1,2)。このような検出レバーを備えたセンサでは、載置する原稿が少なく、また、薄紙であったりすると、前記検出レバーがスムーズに作動しなくなり、検知不良となってしまう場合があった。
このため、前記検出レバーを用いず、原稿を載置する原稿載置台上に向けて光を発し、反射された光を検出することによって、前記原稿載置台に原稿が載置されたことを非接触で検知する反射型光センサを備えた原稿搬送装置が知られている(特許文献3)。
特開2005−244798号公報 特開2005−060068号公報 特開2004−295037号公報
上記反射型光センサを用いることによって、原稿に直接接触することなく検知可能であり、また、検知範囲も広いため、薄い原稿や原稿が多少浮き上がった状態にあっても検知することができるといった利点がある。
しかしながら、上記反射型光センサは、原稿を非接触で検出するために、検出範囲を透過型光センサよりも広く設定しなければならない。このため、検出のための照射光量を多くする必要があり、これに伴って消費電力が多くなるといった問題があった。特許文献3では、反射型光センサと透過型光センサとを併用して原稿の検知を行わせているが、原稿の載置の検知を反射型光センサで行い、載置された原稿を給紙させる際に透過型光センサに切り替えて検知を行っている。このため、原稿の載置状態を検知するには、常に反射型光センサの電源はオンにしておかなければならず、消費電力を大幅に低減させることは困難である。
近年、複写機やファックス等における原稿搬送装置の省電力化が進んでいるが、原稿の載置を待ち受ける待機中にあっては、原稿を検知するためのセンサが常時オン状態となっていなければならず、このようなセンサに消費電力の大きい反射型光センサを採用することは省電力化の妨げとなっていた。
そこで本発明は、原稿の一部が給紙部に載置されたことを検知した後に、給紙搬送直前の原稿の最終検知を行う検知部の電源をオンさせて起動することで、原稿の載置を待ち受ける待機中における消費電力を大幅に低減することのできる原稿搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の原稿搬送装置は、原稿を画像読取部に向けて給紙する給紙部を備えた原稿搬送装置において、前記給紙部は、原稿を載置する載置台と、この載置台に載置した原稿の先端部が当接する整合壁と、前記載置台の先端部近傍において、載置台の原稿載置面の下方位置に設けられ、原稿の先端部が前記整合壁に整合されたことを検知する整合検知部と、該整合検知部の後方において、前記原稿載置面から出没可能に設けられ、原稿が載置台に載置されたことを検知する載置検知部とを備え、前記載置検知部によって原稿が載置台に載置されたことを検知した後に、前記整合検知部の電源がオンになることを特徴とする。
本発明の原稿搬送装置によれば、先ず、原稿の少なくとも一部が原稿載置台に載置されたことが載置検知部によって検知され、この検知と略同時に給紙搬送直前の原稿の整合状態を検知する整合検知部の電顕がオンとなるので、原稿が載置されていない待ち受け状態における消費電力を大幅に低減させることが可能となる。
特に、前記載置検知部に省電力の透過型光センサを用い、前記整合検知部に直接接触することなく検知を行うことができる反射型光センサを用いた構成にあっては、原稿の待ち受け中は、比較的消費電力の大きい反射型光センサの電源を完全にオフにすることができるので、省電力効果をより高めることができる。
また、原稿の載置台に載置検知部と整合検知部を設けているため、原稿の載置状態の検知精度が高まるとともに、前記載置検知部で原稿の載置が検知された後、何らかの原因によって給紙搬送位置に原稿が到達されないような場合、所定時間の経過を待って前記整合検知部の電源を自動的にオフにするような制御を行うこともできる。
本発明に係る原稿搬送装置の全体構成を示す断面図である。 上記原稿搬送装置に備わる支持トレイの構成を示す断面図である。 上記支持トレイにおける原稿載置前の状態を示す斜視図である。 上記支持トレイにおける原稿載置時の状態を示す斜視図である。 第1の検知構成例を示すブロック図である。 第1の検知構成例における動作を示すフローチャートである。 第2の検知構成例を示すブロック図である。 第2の検知構成例における動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る原稿搬送装置の実施形態を詳細に説明する。図1に示すように本発明の原稿搬送装置1は、第1の画像読取部4を有する本体ユニット2と、この本体ユニット2の上方に第2の画像読取部5を有して開閉可能に取り付けられる搬送読取ユニット3とを備えて構成されている。
前記第1の画像読取部4では、第1の読取面である第1のコンタクトガラス6の上面を通過する原稿の一方の面(表面)を読み取り、第2の画像読取部5では、前記第1のコンタクトガラス6上を通過した原稿の他方の面(裏面)を第2の読取面である第2のコンタクトガラス7を通して読み取る。また、本体ユニット2の上面には、原稿を載置するための平面スペースを有する第3の読取面となる第3のコンタクトガラス8が設けられ、このコンタクトガラス8上に載置された原稿を前記第1の画像読取部4が移動することによって読み取ることができるようになっている。
前記第1の画像読取部4は、ランプなどの光源10、複数のミラー11,12,13,14,15、レンズ16、CCDなどの光電変換素子17等を備える。この第1の画像読取部4上を通過する原稿には、前記第1のコンタクトガラス6を介して光源10から発せられる光が照射される。そして、前記原稿面に照射されて反射した光をミラー11〜15によって何度か反射させた後、レンズ16を介して光電変換素子17で光電変換することで原稿の画像が読み取られる。
本体ユニット2に設けられている第3のコンタクトガラス8は、ブック物等の厚手の原稿を固定した状態で読み取りを行うときに使用され、この第3のコンタクトガラス8の下面に沿って前記第1の画像読取部4を水平移動させることによって原稿の読み取りが行われる。
次に、搬送読取ユニット3の構成について説明する。この搬送読取ユニット3は、図1に示したように、複数枚の原稿を載置可能な給紙トレイ20及び載置された複数枚の原稿を繰出位置に昇降する支持トレイ21からなる給紙部19と、読取処理の終了した原稿を収納する排紙トレイ22とを備えている。
また、この搬送読取ユニット3には、給紙トレイ20上に積載されている複数枚の原稿から1枚ずつ第1のコンタクトガラス6に向けて給紙する給紙路23と、この給紙路23から第1のコンタクトガラス6及び第2のコンタクトガラス7を経由して延びる中継路24と、この中継路24から排紙トレイ22の排紙口に連なる排紙路25とを有する。
前記給紙トレイ20には、載置された原稿の両側部を規制する一対のサイドガイド26が設けられている。この一対のサイドガイド26は、一般的なラック及びピニオンを用いた連動機構によって連結されており、給紙トレイ20の原稿載置領域における原稿幅方向の中央基準に幅方向に互いに接近及び離反し、原稿の中央部を基準に位置付けるように構成されている。
さらに、原稿を載置した支持トレイ21が上昇によって当接された原稿を繰り出すための繰出ローラ27と、繰り出された原稿を給送する給紙ローラ28と、この給紙ローラ28に圧接して原稿を1枚ずつに分離する分離パッド29と、1枚ずつに分離されて給紙される原稿の先端を突き当てて整合した後に下流側に送るレジストローラ対30とを備える。
前記中継路24には、第1のコンタクトガラス6に向けて原稿を搬送するための送りローラ対31と、第1のコンタクトガラス6の上流側に配置される第1の搬送ローラ対32と、前記第1のコンタクトガラス6の下流側に配置される第2の搬送ローラ対33とが設けられている。また、前記第2の画像読取部5の下流側には、第3の搬送ローラ対34が設けられ、さらに、その先の排紙路25には、排紙トレイ22に排紙する排紙ローラ対33が設けられている。
次に、前記給紙部19における支持トレイ21の構成を図2乃至図4に基づいて説明する。支持トレイ21は、前記給紙トレイ20上に載置された原稿を給紙路23に送り出す前に、原稿の先端部を整合させ、繰出ローラ27に向けて昇降させるためのものである。この支持トレイ21は、給紙トレイ20上に一旦載置された原稿の先端部を揃えた状態で載置する載置台51と、この載置台51の先端側に配置される整合壁55と、前記載置台51の先端近傍に配設される整合検知部61と、この整合検知部61の後方に配置される載置検知部63とを備えて構成されている。前記整合検知部61及び載置検知部63は、原稿Pの幅の略中心線を通過するように、載置台51の幅方向の中心線に沿って設けられる。なお、本実施形態では、前記支持トレイ21が昇降可能となっているが、繰出ローラ27に連通するような位置に固定して構成される場合もある。
前記載置台51は、原稿が載置される平板状の原稿載置面52を有し、後端側が前記給紙トレイ20の先端側と連結するように回転可能に軸支持されている。一方、この載置台51の先端側は、後端側を支点として前記整合壁55に沿って上下動可能となっている。
前記整合検知部61は、図3及び図4に示すように、反射型光センサ62が用いられ、隣接した発光部及び受光部からなるセンサ面が前記原稿載置面52から突出しないように原稿載置面52の下方に配置される。また、載置検知部63は、前記整合検知部61の後方となる原稿載置面52の略中央部下方に配置される透過型光センサ64と、この透過型光センサ64に取り付けられ、前記原稿載置面52上に出没可能な遮光板66を有する検出部材65とを備えて構成されている。なお、前記原稿載置面52には、前記反射型光センサ62から発せられる光を透過させる検知窓53と、前記遮光板66を出没させるための検知孔54が形成されている。
前記透過型光センサ64は、対向する一対の壁部内に発光部と受光部がそれぞれ内蔵され、電流を流すことによって前記一対の壁部の間に光が透過するようになっている。前記検出部材65は、略三角形状の遮光板66と、この遮光板66を回転可能に支持する回転軸67と、この回転軸67に巻装される付勢バネ68とを備えて構成されている。なお、この付勢バネ68は、原稿1枚分の重さによって付勢力が解除されるように構成される。
前記載置検知部63は、原稿搬送装置1の主電源(図示せず)をオンにすると同時に透過型光センサ64に電流が流れ、載置検知部63による原稿の検知が可能な状態となる。一方、反射型光センサ62は、原稿搬送装置1の主電源をオンにしただけでは電流が流れず、起動オフ状態のままとなっている。図2(a)及び図3は、このように、前記原稿搬送装置1の主電源をオンにした状態であるが、載置台51にまだ原稿が載置されていないときの状態を示したものである。この状態では、前記遮光板66の一部が前記検知孔54から突出した回動位置で停止しており、透過型光センサ64内を透過する光から外れているため、載置検知部63において検知オフになっている。一方の整合検知部61は、反射型光センサ62に電流が流れず、起動オフ及び検知オフ状態を維持している。
図2(b)及び図4は、原稿Pの先端部分が載置検知部63に掛った状態を示したものである。このように、原稿Pが前記載置検知部63上に載置されると、遮光板66が検知孔54内に収容される方向に回動し、透過型光センサ64内の透過光を遮断する。この透過光の遮断によって、原稿が載置台51に載置された状態(検知オン)になると同時に、整合検知部61の反射型光センサ62に電流が流れ始め、起動オン状態となる。この反射型光センサ62の起動オンによって、発光部から検知窓53を通して原稿載置面52上に検出光が発せられる。ただし、前記整合検知部61上に原稿Pが到達していない状態であるので、反射型光センサ62は反応せず、検知オフの状態のままである。
図2(c)に示すように、前記原稿Pの先端が整合壁55に到達すると、前記反射型光センサ62の発光部から発せられる光が原稿Pによって受光部に反射されることで、検知オン状態となる。この整合検知部61の検知オンによって、原稿Pの先端部が整合壁55に当接されて整合されたことを判別することができる。この整合判別によって、原稿載置台51の先端部が繰出ローラ27の方に向けて上昇し、給紙ローラ28を介して原稿Pを一枚ずつ給紙路23に送り出すことができる。
前記載置台51上に載置された原稿が全て給紙路23に送り出されると、前記整合検知部61及び載置検知部63は共に、検知オフ状態となり、整合検知部61については電流の供給が遮断されて起動オフ状態となる。なお、前記載置検知部63は、原稿搬送装置1の主電源がオンのままであれば、常時起動オン状態となっているため、続けて原稿の載置状態が検出可能な待機状態が維持される。
図5は前記整合検知部61と載置検知部63とからなる第1の検知構成例を示すブロック図である。整合検知部61及び載置検知部63から送られる信号は、全て原稿搬送装置1内に設けられている制御部70で制御される。この制御部70では、前記載置検知部63から送られる原稿の有り/無しの信号を常時監視し、原稿が有りの信号を受け付けると、整合検知部61につながる整合センサスイッチ71をオンにして電源(Vcc)を供給する。そして、この整合検知部61がオンになると同時に前記制御部70では、整合検知部61から原稿の有り/無しの信号を常時監視する。
図6は、原稿の検知ループをフローチャートで示したものである。上述したように、原稿搬送装置1の主電源がオンになると同時に載置検知部63が起動し、原稿の載置状態を検知する(s1)。原稿の載置が検知されれば、整合検知部61の電源がオン(起動オン)となる(s2)。この整合検知部61の起動オンと同時に原稿の検知が開始され、検知オンであれば、検出ループを抜けて原稿の送り出し動作が開始される。一方、整合検知部61での検知オフ状態が所定時間継続(s4)すれば、原稿が整合されていないと判断して整合検知部61の電源をオフ(起動オフ)にする(s5)。前記整合検知部61での検知オフ状態が続くのは、原稿が載置台に載置されてはいるが、整合位置に到達せずに待機中であるか、原稿の載置が不完全であるかのいずれかの場合が考慮される。このような時間が持続すれば、整合検知部61を起動しておくための消費電力がかかるため、一旦電源をオフにする。このような場合は、原稿を再度、載置検知部63で検知できる位置に載置し直すことによって、整合から給紙動作に移行させることができる。なお、前記載置検知部63は、原稿の検知オン/オフに関係なく、主電源がオン期間中は、電源がオン(起動オン)状態が保持され、常時原稿の載置を検知できる状態となっている。
図7は整合検知部61の電源がオンの状態のときに載置検知部63の電源をオフにし、整合検知部61の電源がオフの状態のときに載置検知部63の電源をオンにする第2の検知構成例を示すブロック図である。この構成では、前記載置検知部63に供給される電源(Vcc)ライン中に載置センサスイッチ72が設けられ、制御部70からの制御信号に基づいてオン/オフ制御される。
図8(a)は、前記図7に基づいて、載置検知部63を電源オフ(起動オフ)状態にするための動作フローを示したものである。この載置検知部63は、整合検知部61を起動するためのトリガとして機能するものであるため、一回ごとに所定枚数の原稿を一括して搬送処理する場合は、前記整合検知部61の起動オンとなっていれば、整合検知部61の電源をオフにしても影響はない。
図8(b)は、前記図7に基づいて、載置検知部63を電源オン(起動オン)状態にするための動作フローを示したものである。この載置検知部63が起動オン状態となるのは、原稿搬送装置の主電源がオンになった場合と、この主電源がオンの状態であるが、原稿の載置を確認できるだけの最小限の機能を維持した待機オン時において、整合検知部61が起動オフとなった場合である。なお、前記待機オンの状態から原稿を搬送できる状態に復帰するには、原稿を給紙トレイに載置するか、原稿搬送装置に備わる待機オンスイッチを操作するなどの方法によって行わせることができる。
以上説明したように、原稿読取部に向けて給紙搬送される直前の原稿を非接触且つ精度よく行わせるために、比較的消費電力の大きい反射型光センサを用いた構成であっても、この反射型光センサの上流側に比較的消費電力の小さい透過型光センサが配置されているため、この透過型センサのみで原稿の載置状態を検知することができる。これによって、原稿を待ち受ける状態中は、前記反射型光センサの電源をオフにすることができるので、消費電力の大幅な低減効果が得られる。
1 原稿搬送装置
2 本体ユニット
3 搬送読取ユニット
4 第1の画像読取部
5 第2の画像読取部
6 第1のコンタクトガラス
7 第2のコンタクトガラス
8 第3のコンタクトガラス
10 光源
11〜15 ミラー
16 レンズ
17 光電変換素子
19 給紙部
20 給紙トレイ
21 支持トレイ
22 排紙トレイ
23 給紙路
24 中継路
25 排紙路
26 サイドガイド
27 繰出ローラ
28 給紙ローラ
29 分離パッド
30 レジストローラ対
31 送りローラ対
32 第1の搬送ローラ対
33 第2の搬送ローラ対
34 第3の搬送ローラ対
35 排紙ローラ対
41 光源
42〜44 ミラー
45 レンズ
46 光電変換素子
50 ガイド手段
51 載置台
52 原稿載置面
53 検知窓
54 検知孔
55 整合壁
61 整合検知部
62 反射型光センサ
63 載置検知部
64 透過型光センサ
65 検出部材
66 遮光板
67 回転軸
68 付勢バネ
70 制御部
71 整合センサスイッチ
72 載置センサスイッチ

Claims (5)

  1. 原稿を画像読取部に向けて給紙する給紙部を備えた原稿搬送装置において、
    前記給紙部は、原稿を載置する載置台と、この載置台に載置した原稿の先端部が当接する整合壁と、
    前記載置台の先端部近傍において、載置台の原稿載置面の下方位置に設けられ、原稿の先端部が前記整合壁に整合されたことを検知する整合検知部と、
    該整合検知部の後方において、前記原稿載置面から出没可能に設けられ、原稿が載置台に載置されたことを検知する載置検知部とを備え、
    前記載置検知部によって原稿が載置台に載置されたことを検知した後に、前記整合検知部の電源がオンになることを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記整合検知部は、前記原稿載置面上に向けて光を発し、原稿の下面から反射された光を検出する反射型光センサを備えて構成される請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記載置検知部は、前記原稿載置面上に出没可能となるように回動する検出部材と、対向して配置される発光部と受光部を有し、この発光部と受光部の間で光を透過させる透過型光センサとを備えて構成され、
    前記原稿載置面上に原稿の少なくとも一部が載置された際に、前記検出部材が回動し、この検出部材の一部が前記発光部と受光部との間を透過する光を遮ることによって、原稿が載置されたことを検知する請求項1に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記整合検知部は、前記載置検知部に連動して電源がオン/オフに切り替わる請求項1記載の原稿搬送装置。
  5. 前記整合検知部は、前記載置検知部によって電源がオンした後に、原稿が所定時間の間検知されない場合に電源をオフにする請求項1、2、4のいずれかに記載の原稿搬送装置。
JP2009295483A 2009-12-25 2009-12-25 原稿搬送装置 Pending JP2011132030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009295483A JP2011132030A (ja) 2009-12-25 2009-12-25 原稿搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009295483A JP2011132030A (ja) 2009-12-25 2009-12-25 原稿搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011132030A true JP2011132030A (ja) 2011-07-07

Family

ID=44345207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009295483A Pending JP2011132030A (ja) 2009-12-25 2009-12-25 原稿搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011132030A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020083622A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、画像読取装置、搬送制御方法
US11981531B2 (en) 2021-03-17 2024-05-14 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020083622A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、画像読取装置、搬送制御方法
JP7148867B2 (ja) 2018-11-30 2022-10-06 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、画像読取装置、搬送制御方法
US11981531B2 (en) 2021-03-17 2024-05-14 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010068245A (ja) 原稿送り装置及びこれを搭載した画像形成装置
US8042802B2 (en) Transporting device, image reading device, method and program storage medium
JP2011132030A (ja) 原稿搬送装置
JP2008265976A (ja) 原稿供給装置
JP2007119237A (ja) 原稿搬送装置
JP2008131077A (ja) 画像読取装置及びファクシミリ装置
JP2014166892A (ja) 媒体検出機構および媒体処理装置
JP2013197725A (ja) 画像読取装置
US8913303B2 (en) Image reading apparatus
JP2011148562A (ja) 自動原稿搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2019204144A (ja) 発券装置
JP6264653B2 (ja) シート載置装置及び画像形成装置
JP6514627B2 (ja) 読取装置及び複合装置
CN111717695B (zh) 介质输送装置、图像读取装置
JP2005045445A (ja) 自動原稿送り装置
JP5556344B2 (ja) 自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置
JP5817405B2 (ja) 自動原稿搬送装置およびネットワーク複合機
JP2011136806A (ja) シート給紙装置
JP5265288B2 (ja) シート給紙装置
JP4329504B2 (ja) 原稿読取装置
JP2010195516A (ja) シート状部材送給装置及び画像処理装置
JP2010155676A (ja) 画像形成装置
JP2009182949A (ja) 画像読取装置及び複合装置
JP2005075564A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP5348643B2 (ja) 自動原稿搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置