JP2009182949A - 画像読取装置及び複合装置 - Google Patents

画像読取装置及び複合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009182949A
JP2009182949A JP2008022883A JP2008022883A JP2009182949A JP 2009182949 A JP2009182949 A JP 2009182949A JP 2008022883 A JP2008022883 A JP 2008022883A JP 2008022883 A JP2008022883 A JP 2008022883A JP 2009182949 A JP2009182949 A JP 2009182949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image
pressing member
reading
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008022883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4521037B2 (ja
Inventor
Hidenori Ueda
英憲 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2008022883A priority Critical patent/JP4521037B2/ja
Priority to EP08161198A priority patent/EP2028554B1/en
Priority to DE602008002867T priority patent/DE602008002867D1/de
Priority to US12/219,890 priority patent/US8134758B2/en
Priority to CN200810129476XA priority patent/CN101365037B/zh
Publication of JP2009182949A publication Critical patent/JP2009182949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4521037B2 publication Critical patent/JP4521037B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】
FBS装置において原稿載置面としての画像読取面内に、ADF装置による原稿読取面を設けることにより、装置構造が単純で、かつ、装置自体の小型化が可能である画像読取装置及び複合機を提供する
【解決手段】
画像が形成された原稿が載置される原稿載置面と、原稿載置面の下部に位置し、原稿載置面に対し平行方向へ移動自在に前記画像を読取る原稿読取部と、原稿載置面を覆うとともに原稿載置面に載置された原稿を原稿読取部側に押圧する原稿押え部材と、原稿押え部材の上部に位置し、原稿読取部による原稿の読取位置に原稿を搬送する原稿搬送部とを有し、原稿押え部材は、読取位置を覆う位置と覆わない位置との間を移動自在に設けられたことを特徴とする画像読取装置及び複合機。
【選択図】図4

Description

本発明は画像読取装置に関し、特にスキャナや複写機等の画像読取装置、又は画像読取装置が画像形成装置の上部に載置された複合機に関するものである。
スキャナや複写機等の画像読取装置には、その装置本体にフラットベットスキャナ(FBS)装置を備えると共に、装置本体に対して開閉自在に設けられた原稿押え装置上部に原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送(Auto Document Feeder:ADF)装置を備えるものがある(例えば、特許文献1)。
特開2001−242670号公報
FBS装置を用いた場合の画像の読取りは、画像読取装置本体に設けられた画像読取面としての原稿載置面に原稿が載置された後、原稿載置面の下部に位置する画像読取部が副走査線方向に移動しながら原稿上の画像を読取ることで実現される。
これに対してADF装置を用いた場合の画像の読取りは、ADF装置にセットされた原稿が上記のFSB装置における画像読取面とは別途に設けられた画像読取面に搬送され、この画像読取面上を通過する原稿上の画像を原稿読取部が読取ることで実現される。
一般的に、上述した構成を備える画像読取装置においては、FBS装置による原稿の読取りの際に原稿が載置される原稿載置面としての画像読取面と、ADF装置による原稿の読取りの際に原稿が通過する原稿読取面とは別途に並列して設けられている。したがって、このような構成では画像読取装置の構造が複雑となり、さらに装置自体が大型化するといった問題があった。
本発明は、このような実情に鑑み、FBS装置において原稿載置面としての画像読取面内に、ADF装置による原稿読取面を設けることにより、装置構造が単純で、かつ、装置自体の小型化が可能である画像読取装置及び複合機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像読取装置は、画像が形成された原稿が載置される原稿載置面と、原稿載置面の下部に位置し、原稿載置面に対し平行方向へ移動自在に前記画像を読取る原稿読取部と、原稿載置面を覆うとともに原稿載置面に載置された原稿を原稿読取部側に押圧する原稿押え部材と、原稿押え部材の上部に位置し、原稿読取部による原稿の読取位置に原稿を搬送する原稿搬送部とを有し、原稿押え部材は、読取位置を覆う位置と覆わない位置との間を移動自在に設けられたことを特徴とする。
本発明にかかる原稿押え部材は、原稿載置面を覆うとともに原稿載置面に載置された原稿を原稿読取部側に押圧する。さらに、原稿押え部材は、原稿読取部による原稿の読取位置を覆う位置と覆わない位置との間を移動することができる。したがって、原稿搬送部により搬送された原稿上の画像が読取られる際には、原稿押え部材が原稿読取部の読取位置を覆う位置から退避することで、原稿読読取部は原稿上の画像を読取ることが可能となる。
本発明によれば、FBS装置による原稿読取面である原稿載置面内に、ADF装置による原稿読取面を設けることにより、装置構造が単純で、かつ、装置自体が小型である画像読取装置及び複合機を提供することができる。
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。本実施の形態では、本発明にかかる画像読取装置としてのスキャナを備えた複合装置を例として説明する。複合装置は、スキャナ等の画像読取装置と画像形成装置とを備え、画像読取装置で読取った原稿の画像情報に基づき画像形成装置が記録媒体に画像を形成する画像処理装置である。なお、本発明は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
図1及び図2は本発明の第1の実施形態にかかる複合装置1のそれぞれの概略外観図である。図1は、複合装置1を正面から見た正面図であり、図2は複合機1を正面に対して右方向から見た右側面図である。
図1及び図2に示すように、複合装置1は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置としてのプリンタ2と、原稿上に形成された画像を読取る画像読取装置としてのスキャナ3と、原稿をスキャナ3に自動的に順次搬送する原稿搬送部としてのADF装置26とを備える。
スキャナ3は、図1及び図2に示すように、プリンタ2の上部に設けられている。また、ADF装置26は、スキャナ3の上部に設けられており、ADF装置26から順次搬送された原稿は、スキャナ3において画像が読取られる。スキャナ3で読取られた原稿を基に生じた画像情報はプリンタ2に対して出力され、プリンタ2は入力された画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成する。
次に、上記の複合装置1が備えるプリンタ2及びスキャナ3についてより詳細に説明する。図3は、図1におけるIII−III方向の断面を示した断面図であり、図4は、図2におけるIV−IV方向の断面を示した断面図である。まず、プリンタ2について説明し、次いでスキャナ3について説明する。
プリンタ2は、画像が形成される図示せぬ記録媒体を格納する給紙カセット4と、給紙カセット4から給紙された記録媒体に画像を形成する機構部5とを備える。
給紙カセット4は画像が形成される図示せぬ記録媒体を格納する。また、給紙カセット4は、給紙ローラ6による記録媒体の取り出しが可能となるように上面に開口部を有する箱型部材である。
この給紙カセット4には、給紙カセット4に格納された記録媒体と接触するように給紙ローラ6が備えられている。給紙ローラ6はワンウェイクラッチ機能を内蔵し、図示せぬ駆動系から伝達された駆動力により駆動することで記録媒体を1枚ずつ分離し、機構部5に記録媒体を供給する。給紙カセット4から給紙された記録媒体は、搬送経路21に沿って機構部5に搬送される。
給紙カセット4から給紙された記録媒体の搬送経路を形成し、搬送途中において記録媒体に画像を形成する機構部5は、給紙ローラ6から記録媒体が繰出されたことを検知するセンサ7と、記録媒体の斜行矯正手段を有するレジストローラ8と、記録媒体がレジストローラ8を通過したことを検知するセンサ9と、画像形成ユニット12に記録媒体を搬送する搬送ローラ10と、画像形成ユニット12に搬送される直前の記録媒体の通過を検知し、検知結果を画像形成ユニット12による画像形成の開始タイミングとして図示せぬ制御部に通知するライトセンサ11と、記録媒体に画像を形成する画像形成ユニット12と、画像形成ユニット12により画像が形成された記録媒体に熱及び圧力を付与して画像を定着させる定着ユニット19と、定着ユニット19を通過した記録媒体を複合装置1外部に排出する排出ユニット20とを備える。
センサ7、レジストローラ8、センサ9、搬送ローラ10、及びライトセンサ11は、搬送経路50aに沿って記録媒体搬送方向下流から順に配置される。センサ7、センサ9、及びライトセンサ11は、特に限定はされないが、例えば光透過型又は光反射型のフォトインタラプタ等を使用することができる。搬送ローラ10は、少なくとも1対のローラから構成され、図示せぬ駆動系より伝達された駆動力により回転し、記録媒体を画像形成ユニット12に搬送する。
画像形成ユニット12は、電子写真方式の印刷ユニットであり、トナー画像を形成するプロセスカートリッジ16と、記録媒体を搬送する無端の搬送ベルト17と、プロセスカートリッジ16により形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写ローラ18とを備える。
プロセスカートリッジ16は、現像剤としてのトナーを収容するトナーカートリッジ13と、感光ドラム15の外周表面を一様に帯電させるチャージローラ14と、図示せぬプリンタヘッドから照射された光により静電潜像が形成される感光ドラム15とを備える。
トナーカートリッジ13は、各色に対応するトナーを収容し、図示せぬ現像ローラにトナーを供給するための開口部を有する中空構造の箱型部材である。
チャージローラ14は、導電性を有する、例えば金属製の軸体等から成る芯金を有し、その芯金の両端部を除く外周面に導電性の弾性層を有する。芯金には、図示せぬ電源供給系から高電圧が印加されている。チャージローラ14は、一定の圧力を持って感光ドラム15と当接しており、感光ドラム15の回転に従動して回転することで感光ドラム15を帯電させる。
感光ドラム15は、円筒型に加工された導電性支持体上に感光層を塗布した感光層部から構成される。感光層部は、導電性支持体の表面から順に、ブロッキング層、電荷発生層、電荷輸送層の構成で積層構造となっている。印刷時には、感光ドラム15は図示せぬ駆動系により伝達された駆動力により中心軸回りに回転する。
搬送ベルト17は、記録媒体を静電吸着して搬送する無端のベルト部材であり、その両端部は1対の駆動ローラにより張架されている。図示せぬ駆動系よりこの駆動ローラに動力が伝達されると、駆動ローラは回転し、その回転に従動して搬送ベルト17は駆動する。この搬送ベルト17は図3に示すように前述した感光ドラム15に当接するように設けられている。
転写ローラ18は、導電性を有する、例えば金属製の軸体等から成る芯金を有し、その芯金の両端部を除く外周表面に導電性の弾性層を有する。図示せぬ電源供給系から高電圧が印加されている。転写ローラ18は、一定の圧力を持って搬送ベルト17を介して感光ドラム15と当接している。
定着ユニット19は、中心軸周りに回転可能なヒートローラと、このヒートローラに圧接するように設けられた加圧ローラとを備える。ヒートローラは内部に加熱部材としてのハロゲンランプが内蔵されたアルミニウムや鉄といった金属製の芯金を有し、その表面にシリコンゴムといった弾性体が設けられている。加圧ローラは、図示せぬテンションバネにより、ヒートローラの表面と一定の圧力で接触するように設けられている。定着ユニット19は、ヒートローラと加圧ローラとで形成されるニップ部において記録媒体を挟持搬送することにより記録媒体に熱及び圧力を付与する。
排出ユニット20は、定着ユニット19を通過した記録媒体を記録媒体排出方向に搬送する搬送ローラと、搬送ローラにより搬送された記録媒体をプリンタ2外部に排出する排出ローラとを備える。
搬送ローラは、1対のローラから構成され、搬送経路50bの記録媒体搬送方向始端に設けられる。搬送ローラは、定着ユニット19を通過した記録媒体を排出ローラに搬送する。
排出ローラは、少なくとも1対のローラから構成され、搬送経路22の記録媒体搬送方向終端に設けられる。排出ローラは、搬送経路22に沿って搬送された記録媒体をスタッカーに排出する。
このような構成を備えるプリンタ2の印刷動作について説明する。まず、スキャナ3よりプリンタ2に画像情報が入力されると、図示せぬ駆動系は、各ロ−ラ類に駆動力を伝達する。また、図示せぬ電源系は高電圧を印加するための初動動作を開始する。
駆動系により駆動力が伝達された給紙ローラ6は回転を開始し、給紙カセット4から記録媒体を一枚ずつ分離後、レジストローラ8に記録媒体を搬送する。レジストローラ8は記録媒体の斜行を矯正しながら、画像形成ユニット12に記録媒体を搬送する。
この時、図示せぬプリンタヘッドが画像情報に基づく光を感光ドラム15の外周表面に照射する。これにより、チャージローラ14により帯電された感光ドラム15の外周表面には画像情報に基づく静電潜像が形成される。この静電潜像には図示せぬ現像ローラよりトナーが供給され、現像されることによりトナー像が形成される。
感光ドラム15の外周表面上に形成されたトナー像は、記録媒体が感光ドラム15と搬送ベルト17の間を挟持搬送される際に、転写ローラ18に印加された高電圧により記録媒体に転写される。
トナー像が転写された記録媒体は定着ユニット19に搬送される。記録媒体には、定着ユニット19のヒートローラ及び加圧ローラにより熱及び圧力が付与され、記録媒体上のトナー像は定着される。
トナー像が定着された記録媒体は、排出ユニット20に搬送され、排出ローラによりプリンタ2外部に排出される。
次に、上述したプリンタ2に対して画像情報を出力するスキャナ3の構成について説明する。スキャナ3は、図4に示すように、平板ガラスの原稿載置面24に載置した原稿を読取り、画像情報を生成するフラットベットユニット21と、フラットベットユニット21の上部に複数枚の原稿を順次搬送可能なADF装置26を備えたドキュメントカバーユニット22とを備える。
フラットベットユニット21は、原稿載置面24の他に副走査線方向に往復運動をしながら原稿載置面24に載置された原稿の読取動作を実行するキャリッジ23を備える。
キャリッジ23は、原稿載置面24に載置された原稿の走査線上の画像を読取る手段としてのイメージセンサユニット25と、光源としての冷陰極管100と、冷陰極管100から照射された光を所定の角度で反射させるミラー101a及び101bとを備えた箱型部材である。
イメージセンサユニット25は、ミラー101a及び101bにより反射された光を集光するレンズ102と、受光した光をデジタル信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ103とを備える。
冷陰極管100はキャリッジ23の上面部に配置され、原稿載置面24に載置された原稿に下方から光を照射する。冷陰極管100の電極については特に限定をしないが、例えば、モリブテン電極等の寿命が長く消費電力が小さい電極等を使用することができる。
ミラー101aは冷陰極管100の下方部に設けられ、冷陰極管100から照射された光及び原稿上で反射された光をミラー101bに導く。ミラー101bはミラー101aにより反射された光をレンズ102方向に反射する所定の位置に設けられている。ミラー101bにより反射された光は、レンズ102を介して集光され、CCDイメージセンサ103上に結像される。
CCDイメージセンサ103は撮像素子の一つであり、レンズ102を介して結像された光の明暗をデジタル信号に変換する。CCDイメージセンサ103において、デジタル信号に変換された画像情報はプリンタ2に出力される。
このような構成を有するキャリッジ23は、図5中の原稿読取面24のB地点からC地点までの領域Aを原稿読取方向に対して垂直方向の副走査線方向に移動しながら原稿載置面24に載置された原稿上の画像を読取る。なお、図5中のH地点は、キャリッジ23のホームポジション位置であり、G地点は、キャリッジ23が副走査線方向に移動して読取動作を完了した後に減速して停止する位置である。
一方、ドキュメントカバーユニット22には、前述したようにADF装置26がドキュメントカバーユニット22上部に設けられている。ADF装置26は、複数枚の原稿を載置するための原稿トレイ27と、原稿トレイ27に載置した原稿の幅方向を整列させ、原稿搬送時における斜行を防止するために原稿の幅方向に一対で設けられた原稿幅ガイド28とを備える。この原稿幅ガイド28は、原稿トレイ27上を原稿の搬送方向に対して直角の方向にスライド可能に具備されている。
また、ドキュメントカバーユニット22の裏側には、フラットベットユニット21に備えられた原稿載置面24に載置された原稿の浮き上がりを押えるための原稿押え部材29が具備されている。原稿押え部材29は、原稿載置面24と略同一の面積を有する長方形板状部材である。また、原稿押え部材29の先端部は、図5中の移動領域Dを副走査線方向に移動自在となるように設けられている。この移動領域Dは、キャリッジ23が原稿載置面24に載置された原稿上の画像の読取りを開始するB地点から、後述するADF装置26による原稿搬送時において、キャリッジ23が原稿上の画像を読取る読取位置であるE地点までの領域Fより僅かに大きく設けられ、その領域の関係はD>Fの関係となっている。また、原稿押え部材29は、原稿との接触面において光反射性の白色シート30を備える。この白色シート30は、キャリッジ23が読取動作を実行する読取範囲の全面を覆う大きさを有しており、例えば両面粘着テープ等により原稿押え部材29に貼り付けられている。
次に、上部にADF装置26を備えたドキュメントカバーユニット22の要部について図6の要部詳細断面図を用いて詳細に説明する。ADF装置26は、原稿トレイ27に載置された原稿の先端を給紙ローラ32に接触させるためのホッパ31と、図示せぬ駆動系より伝達された駆動力により回転することで、原稿を1枚ずつADF装置26内に取り込む給紙ローラ32と、ホッパ31に付勢力を付与するスプリング33と、給紙ローラ32に付勢することで原稿を1枚ずつ繰出す分離パット34と、分離パット34に付勢力を付与するスプリング35と、原稿を搬送する搬送ローラ36aと、原稿を原稿読取面39に押し当てるペーパーウェイト37と、原稿読取面39が形成されるADFウィンド38と、ペーパーウェイト37に付勢力を付与するスプリング40と、原稿をADF装置26外部に排出するための排出ローラ36bと、原稿が原稿トレイ27に載置され、ホッパ31にセットされたことを検知する原稿検知センサ203とを備える。
ホッパ31はスプリング33の上部に設けられ、スプリング33の付勢力により昇降動作し、給紙ローラ32に付勢して原稿を給紙する。給紙ローラ32の下部には分離パット34が具備され、分離パット34は、スプリング35の付勢力によって給紙ローラ32に付勢することで原稿を1枚ずつ繰出す。
搬送ローラ36aは、原稿搬送経路中途に設けられ、繰出された原稿を搬送する。搬送ローラ36a以降の原稿搬送経路下流には、キャリッジ23が備えるイメージセンサユニット25による原稿読取面39が形成されるADFウィンド38が設けられている。なお、ADFウィンド38は無色透明な材料で形成されており、原稿搬送経路の一部を構成する。
イメージセンサユニット25により画像が読取られる位置である画像読取面39には、スプリング40の付勢力によりペーパーウェイト37が押し当てられている。また、原稿搬送経路終端には、排出ローラ36bが設けられており、画像が読取られた原稿をADF装置26外部に排出する。
これらの各部材が協調動作することにより、ADF装置26内部に取り込んだ原稿をイメージセンサユニット25による画像読取面39まで搬送し、その後、イメージセンサユニット25により読取られた原稿をADF装置26外部に排出すること可能となる。
また、本実施の形態にかかるドキュメントカバーユニット22は、前述した原稿押え部材29と、原稿押え部材29の位置を検知する原稿押え部材位置検知センサ200と、原稿押え部材29に付勢力を付与するスプリング201と、原稿押え部材29を押止するストッパ202とを備える。
原稿押え部材位置検出センサ200は、例えば、原稿押え部材29と接触する接触部材200aの傾斜角度によって原稿押え部材の位置を検知する光学センサである。例えば、接触部材200aが図6中の(I)の状態に傾斜した場合は、原稿押え部材位置検知センサ200の出力はON状態となり、原稿押え部材29がストッパ202に当接して停止している状態である旨の信号を図示せぬ制御部に出力する。一方、接触部材200aが図6中の(J)の状態に傾斜した場合は、原稿押え部材位置検出センサ200の出力はOFF状態となり、原稿押え部材29がストッパ202から離れている状態である旨の信号を図示せぬ制御部に出力する。原稿載置面24に原稿を載置して画像を読取る場合は、この原稿押え部材29は、スプリング201の付勢力によって、ADF装置26側に引っ張られており、ストッパ202に当接した位置で停止している。
また、原稿押え部材29は、図7に示すように、一部に突出した操作レバー41を有する。この操作レバー41は、ドキュメントカバーユニット22に設けた貫通孔42から装置外部突出し、原稿押え部材29の移動操作をドキュメントカバーユニット22外部から切り替え操作可能としている。前述したように、原稿押え部材29は、スプリング201の付勢力により、ADF装置26側に引っ張られている。しかし、操作レバー41をADF装置26反対側に引っ張ることにより、原稿押え部材29の位置はADF装置26反対側に移動することになる。図8は、操作レバー41を示す拡大図である。ドキュメントカバーユニット22に設けられた貫通孔42は、下側に斜面43と垂直面44から構成される略三角形を成した突起部45から構成される係合孔46を備える。操作レバー41をADF装置26反対側に引張り、操作レバー41の先端部を係合孔46に係合させることにより、原稿押え部材29の位置を固定することができる。
このような構成を有するドキュメントカバーユニット22を備える複合装置1の動作について説明する。
[ADF装置26を使用した画像読取動作]
通常、ドキュメントカバーユニット22の裏側に備えられた原稿押え部材29は、スプリング201の付勢力によりストッパ202に当接した位置に停止している。このとき、原稿押え部材位置検出センサ200の接触部材200aの傾斜は図6中(I)の状態となり、原稿押え部材検出センサ200の出力はON状態となる。原稿押え部材検出センサ200がON状態である旨の信号が入力された図示せぬ制御部は、ADF装置26に対して起動処理の実行指令を出力しない。したがって、ADF装置26は原稿の搬送処理を実行することができない。さらに、ADFウィンド38上に設けられた画像読取面39は白色シート30に覆われているため、例えキャリッジ23が原稿読取面39の直下に移動されたとしても、原稿上の画像を読取ることはできない。さらに、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされることで、原稿検出センサ203がON状態となっても、原稿押え部材位置検出センサ200の出力がON状態である限り、ADF装置26の起動処理は実行されない。
一方、操作者により操作レバー41がADF装置26反対側に引っ張られ、貫通孔42の係合孔46に操作レバー41の先端部が係合されると、原稿押え部材29はストッパ202から離れた状態となる。このとき、原稿押え部材位置検出センサ200の接触部材200aの傾斜は図6中(J)の状態となり、原稿押え部材位置検出センサ200の出力はOFF状態となる。原稿押え部材位置検出センサ200がOFF状態である旨の信号が入力された図示せぬ制御部は、ADF装置26に対して起動処理の実行指令を出力する。起動処理の実行指令が入力されたADF装置26は、起動処理を実行する。さらに、原稿押え部材29の移動に伴い、白色シート30はADF装置26反対側に移動するため、図9にしめすように、ADFウィンド38上に設けられた原稿読取面39が露出することになる。このとき、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされると、原稿検出センサ203がON状態となり、ADF装置26による原稿搬送処理が実行可能となる。
次に、原稿検出センサ203による原稿検出に伴うADF装置26の動作について説明する。図10に示す原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされると、原稿検出センサ203は原稿を検出し、原稿を検出した旨の信号を図示せぬ制御部に出力する(原稿検出センサ203の出力ON状態)。原稿検出センサ203より信号が入力された図示せぬ制御部は、モータ300に対して駆動軸301を反時計回りに回転させるよう指示を供給する。指示の供給を受けたモータ300は駆動を開始し、駆動軸301を反時計回りに回転させる。駆動軸301に連結したロック部材302は、モータ300の駆動によって、駆動軸301を中心に反時計回りに回転し、ホッパ31を押し上げてロックを解除する。ロック部材302は、ベースユニット303に備えられたリブ304に当接し停止する。
ホッパ31のロックが解除されると、ホッパ31は回転軸305を中心に回転し、ホッパ31にセットされた原稿を給紙ローラ32に密着させる。密着した原稿は給紙ローラ32によって1枚ずつ繰出され、駆動軸306に連結した搬送ローラ36aの回転によりADFウィンド38上に設けられた原稿読取面39へ搬送される。原稿読取面39上に搬送された原稿は、ペーパーウェイト37によって押圧されながら通過し、画像が読取られた原稿は、駆動軸307に連結した排出ローラ36bによってADF装置26外部へ排出される。
また、これらの一連の動作と同時に、キャリッジ23は、図5で示したホームポジションのH地点から、ADF装置26による原稿搬送時において、キャリッジ23が原稿上の画像を読取る読取位置であるE地点まで移動する。移動したキャリッジ23が備えるイメージセンサユニット25は、ADFウィンド38上に設けられた画像読取面39(E地点)上を通過する原稿の画像を読取り、読取った画像を基に画像情報を生成する。
原稿トレイ27上のホッパ31にセットした原稿が全て無くなると、原稿検出センサ203は原稿が存在しない旨の信号を図示せぬ制御部に出力する(原稿検出センサ203の出力OFF状態)。原稿検出センサ203より信号が入力された図示せぬ制御部は、モータ300に対して駆動軸301を時計回りに回転させるよう指示を供給する。指示の供給を受けたモータ300は駆動を開始し、駆動軸301を時計回りに回転させる。駆動軸301に連結したロック部材302は、モータ300の駆動によって、駆動軸301を中心に時計周りに回転し、ホッパ31を押し下げてロックする(図11)。
以上のように、原稿が原稿トレイ27上のホッパ31にセットされ(原稿検出センサ203の出力ON状態)、かつ、操作者により操作レバー41がADF装置26反対側に引っ張られ、貫通孔42の係合孔46に操作レバー41の先端部が係合されると(原稿押え部材位置センサ200の出力OFF状態)、ADF装置26による原稿搬送処理を実行することが可能となる。また、原稿押え部材の位置を手動で移動させることで、フラットベットによる画像読取動作の際に、単純な機構で光の反射面を均一にすることが可能となる。
[フラットベットユニット21を使用した画像読取動作]
次に、原稿載置面24に載置した原稿上の画像読取動作について説明する。フラットベットユニット21を使用した画像読取りの場合は、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされないので、原稿検出センサ203の出力はOFF状態であり、また、ホッパ31はロックされた状態である。
また、ドキュメントカバーユニット22の裏側に設けられた原稿押え部材29は、スプリング201の付勢力によりストッパ202に当接した位置で停止している。したがって、原稿押え部材位置検出センサ200の接触部材200aの傾斜は図6中(I)の状態となり、原稿押え部材位置検出センサ200の出力はON状態となる。したがって、図示せぬ制御部は、ADF装置26に対して起動処理の実行指令を出力しない。さらに、ADFウィンド38上に設けられた画像読取面39は白色シート30に覆われているため、例え、キャリッジ23が図5中のE地点に移動されたとしても、原稿上の画像を読取ることはできない。さらに、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされることで、原稿検出センサ203の出力がON状態となっても、原稿押え部材検出センサ200の出力がON状態である限り、ADF装置26の起動処理は実行されない。
上述したような装置状態において、フラットベットユニット21を使用した画像読取動作が可能となる。つまり、原稿押え部材位置検出センサ200の出力がON状態である旨の信号が図示せぬ制御部に入力されると、図示せぬ制御部は、キャリッジ23に対して図5中の読取開始地点であるB地点に移動するよう指示を供給する。移動指示の供給を受けたキャリッジ23はB地点まで移動し、操作者による画像読取指示の供給を受けるまで待機する。
原稿載置面24に原稿が載置され、操作者による画像読取指示の供給を受けた図示せぬ制御部は、原稿上の画像を読取るようキャリッジ23に指示を供給する。図示せぬ制御部より指示の供給を受けたキャリッジ23は、図5中のB地点から副走査線方向に移動を開始し、読取動作を終了するC地点まで移動しながら原稿上の画像を読取る。C地点まで到達したキャリッジ23は、その後減速して停止位置であるG地点まで移動した後、ホームポジションであるH地点まで後退し、画像読取動作を終了する。
なお、フラットベットユニット21を使用した画像読取動作を実行する際に、原稿押え部材位置検出センサ200の出力がOFF状態、つまり、操作者により操作レバー41がADF装置26反対側に引っ張られ、貫通孔42の係合孔46に操作レバー41の先端部が係合されている場合は、係合孔46から操作レバー41の先端部を離間させて、操作レバー41を図7に示す元の位置に戻すことで、原稿押え部材位置検出センサ200の出力をON状態とすることができる。
また、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされた場合においても、原稿押え部材位置検出センサ200の出力がON状態であれば、フラットベットユニット21を使用した画像読取動作を実行することができる。
これまでに説明したADF装置26を使用した画像読取動作及びフラットベットユニット21を使用した画像読取動作にかかる原稿押え部材位置検出センサ200及び原稿検出センサ203の出力ON・OFF関係について表1を用いて説明する。なお、表1においては、ADF装置26をADF、フラットベットユニット21をFBと称する。
表1において、原稿押え部材位置検出センサ200の出力がON状態、つまり、原稿押え部材位置検出センサ200の接触部材200aの傾斜が図6中の(I)の状態である場合、フラットベットユニット21を使用した画像読取動作を実行することが可能である。この場合、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされていても、いなくとも(原稿検出センサ203の出力 ON/OFF)、フラットベットユニット21を使用した画像読取動作は実行可能である。
また、原稿押え部材位置センサ200がOFF状態、つまり、原稿押え部材位置検出センサ200の接触部材200aの傾斜が図6中の(J)の状態であり、かつ、原稿がADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31にセットされることで(原稿検出センサ200の出力ON状態)、ADF装置26を使用した画像読取動作を実行することが可能である。なお、原稿押え部材位置検出センサ200の出力がOFF状態であり、原稿検出センサ203の出力がOFF状態である場合、つまり、ADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされていない場合においては、読取られる原稿が存在しないため、ここでは、読取動作不可を意味する×を付した。勿論、原稿がADF装置26が具備する原稿トレイ27上のホッパ31にセットされることにより、ADF装置26を使用した画像読取動作を実行することが可能であることは言うまでもない。
これまでに説明したADF装置26及びフラットベットユニット21を使用して読取られた画像に基づいて生成された画像情報は、プリンタ2に対して出力され、プリンタ2は入力された画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成する。
以上のように、第1の実施形態によれば、フラットベットの画像読取範囲内にADF装置による画像読取位置を設けることにより、スキャナ部の外形を小さくすることができる。また、原稿押え部材の位置を手動で移動させることで、フラットベットによる画像読取動作の際に、単純な機構で光の反射面を均一にすることが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態にかかる複合機1の構成及び動作は、第1の実施形態で説明した複合機1と略同一である。したがって、同一な部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態にかかる原稿押え部材29は、その先端部にADF装置26が備えるギア401と噛み合うラック400を有し、ADF装置26の動作と連動して駆動することを特徴とする。
図12は、上部にADF装置26を備えたドキュメントカバーユニット22の要部について説明するための要部詳細断面図である。本実施形態にかかるドキュメントカバーユニット22は、第1の実施形態にかかるADF装置26の構成に加えてギア400と、このギア401と噛合可能なラック400を備えた原稿押え部材29とを備える。
このラック400がギア401と噛合し、ギア400が回転することで原稿押え部材29は副走査線方向に移動自在となる。
また、図13に示すように、原稿押え部材29は側面にポスト500a及び500bを備える。このポスト500a及び500bは、ドキュメントカバーユニット22に設けられた長孔501a及び501bにそれぞれ移動自在に係止されている。
さらに、図14に示すように、本実施形態にかかるADF装置26は規定以上のトルクが与えられるとギア401を空転させるトルクリミッタ402を備える。ここでの規定は700g*cmとする。この規定値は限定されるものではないが最低限、原稿押え部材29を移動させるためのトルク以上の規定値が必要となる。
このような構成を有するドキュメントカバーユニット22を備える複合装置1の動作について説明する。
[ADF装置26を使用した画像読取動作]
図14に示す原稿トレイ27上のホッパ31に原稿がセットされると、原稿検出センサ203は原稿を検出し、原稿を検出した旨の信号を図示せぬ制御部に出力する(原稿検出センサ203の出力ON状態)。原稿検出センサ203より信号が入力された図示せぬ制御部は、モータ300に対して駆動軸301を反時計回りに回転させるよう指示を供給する。指示の供給を受けたモータ300は駆動を開始し、駆動軸301を反時計回りに回転させる。駆動軸301に連結したロック部材302は、モータ300の駆動によって、駆動軸301を中心に反時計回りに回転し、ホッパ31を押し上げてロックを解除する。ロック部材302は、ベースユニット303に備えられたリブ304に当接し停止する。
更に、ロック部材302の回転と同時に駆動軸601に連結したギア403a及び403bが回転し、原稿押え部材29はK方向に移動させられる。原稿押え部材29の移動に伴い、原稿押え部材29の側面に設けられたポスト500a及び500bがドキュメントカバーユニット22に設けられた長孔501a及び501bの端面に接触すると、駆動軸601に負荷がかかる。その結果、トルクリミッタ402の作用によりギア401は空転し、ギア403a及び403bは停止する。
そして、ホッパ31のロックが解除されると、ホッパ31は回転軸305を中心に回転し、ホッパ31にセットされた原稿を給紙ローラ32に密着させる。密着した原稿は給紙ローラ32によって1枚ずつ繰出され、駆動軸306に連結した搬送ローラ36aの回転によりADFウィンド38上に設けられた原稿読取面39へ搬送される。原稿読取面39上に搬送された原稿は、ペーパーウェイト37によって押圧されながら通過し、画像が読取られた原稿は、駆動軸307に連結した排出ローラ36bによってADF装置26外部へ排出される。
また、これらの一連の動作と同時にキャリッジ23は、図5で示したホームポジションのH地点から、ADF装置26による原稿搬送時において、キャリッジ23が原稿上の画像を読取る読取位置であるE地点まで移動する。移動したキャリッジ23が備えるイメージセンサユニット25は、ADFウィンド38上に設けられた画像読取面39(E地点)上を通過する原稿の画像を読取り、読取った画像を基に画像情報を生成する
原稿トレイ27上のホッパ31にセットした原稿が全て無くなると、原稿検出センサ203は原稿が存在しない旨の信号を図示せぬ制御部に出力する(原稿検出センサ203の出力OFF状態)。原稿検出センサ203より信号が入力された図示せぬ制御部は、モータ300に対して駆動軸301を時計回りに回転させるよう指示を供給する。指示の供給を受けたモータ300は駆動を開始し、駆動軸301を時計回りに回転させる。駆動軸301に連結したロック部材302は、モータ300の駆動によって、駆動軸301を中心に時計周りに回転し、ホッパ31を押し下げてロックする。
更に、ロック部材302の回転と同時に駆動軸601に連結したギア403a及び403bが回転し、原稿押え部材29は図14中のL方向に移動させられ、ADF装置26を使用した画像読取動作前の位置に戻る。
以上のように、原稿が原稿トレイ27上のホッパ31にセットされると(原稿検出センサ203の出力ON状態)、ADF装置26の起動に伴い原稿押え部材29が移動し、白色シート30はADF装置26反対側に移動するため、ADFウィンド38上に設けられた原稿読取面39が露出することになる。その結果、ADF装置26を使用した画像読取動作を実行することが可能となる。
[フラットベットユニット21を使用した画像読取動作]
原稿が原稿トレイ27上のホッパ31にセットされない限り、つまり、原稿検出センサ203がOFF状態である場合は、原稿押え部材29の移動は行われないため、フラットベットユニット21を使用した画像読取動作を実行することが可能である。
これまでに説明したADF装置26及びフラットベットユニット21を使用して読取られた画像に基づいて生成された画像情報は、プリンタ2に対して出力され、プリンタ2は入力された画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成する。
なお、第2の実施形態においては、原稿押え部材21の移動をADF26の動作と連動させる冷について説明したが、原稿押え部材21の移動をフラットベットユニット21と連動されることも可能である。
以上のように、第2の実施形態によれば、原稿押え部材の移動がADF装置の動作と連動して行われるため、原稿押え部材の位置を切り替る手間が省かれると共に、フラットベットを使用した画像読取動作の際に、単純な構造で光の反射面を均一にすることが可能となる。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
複合装置1の外観図である。 複合装置1の外観図である。 図1におけるIII−III方向の断面を示した断面図である。 図2におけるIV−IV方向の断面を示した断面図である。 原稿読取領域を説明する図である。 ドキュメントカバーユニット22の要部を説明する要部詳細断面図である。 操作レバー41を説明する図である。 操作レバー41を説明する図である。 操作レバー41の操作により画像読取面39が露出した様子を説明する図である。 ADF装置26の動作を説明する図である。 ADF装置26の動作を説明する図である。 ドキュメントカバーユニット22の要部を説明する要部詳細断面図である。 ポスト500a及び500bを説明する図である。 ADF装置26の動作を説明する図である。
符号の説明
1 複合装置
2 プリンタ
3 スキャナ
4 給紙カセット
5 機構部
6 給紙ローラ
7 センサ
8 レジストローラ
9 センサ
10 搬送ローラ
11 ライトセンサ
12 画像形成ユニット
13 トナーカートリッジ
14 チャージローラ
15 感光ドラム
16 プロセスカートリッジ
17 搬送ベルト
18 転写ローラ
19 定着ユニット
20 排出ユニット
50a 搬送経路
50b 搬送経路
21 フラットベットユニット
22 ドキュメントカバーユニット
23 キャリッジ
24 原稿載置面
25 イメージセンサユニット
26 ADF装置
27 原稿トレイ
28 原稿幅ガイド
29 原稿押え部材
30 白色シート
31 ホッパ
32 給紙ローラ
33 スプリング
34 分離パット
35 スプリング
36a 搬送ローラ
36b 搬送ローラ
37 ペーパーウェイト
38 ADFウィンド
39 画像読取り面
41 操作レバー
42 貫通孔
43 斜面
44 垂直面
45 突起部
46 係合孔
100 冷陰極管
101a ミラー
101b ミラー
102 レンズ
103 CCDイメージセンサ
200 原稿押え部材位置検出センサ
200a 接触部材
201 スプリング
202 ストッパ
203 原稿検出センサ
300 モータ
301 駆動軸
302 ロック部材
303 ベースユニット
304 リブ
305 回転軸
306 駆動軸
307 駆動軸
400 ラック
401 ギア
402 トルクリミッタ
403a ギア
403b ギア
500a ポスト
500b ポスト
501a 長孔
501b 長孔
601 駆動軸

Claims (5)

  1. 画像が形成された原稿が載置される原稿載置面と、
    前記原稿載置面の下部に位置し、前記原稿載置面に対し平行方向へ移動自在に前記画像を読取る原稿読取部と、
    前記原稿載置面を覆うとともに前記原稿載置面に載置された前記原稿を前記原稿読取部側に押圧する原稿押え部材と、
    前記原稿押え部材の上部に位置し、前記原稿読取部による前記原稿の読取位置に前記原稿を搬送する原稿搬送部とを有し、
    前記原稿押え部材は、前記読取位置を覆う位置と覆わない位置との間を移動自在に設けられたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿押え部材は前記読取位置を覆う位置にある状態で前記載置面の全面を押えることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿押え部材の位置に基づいて前記載置面に載置された前記原稿上の前記画像を読取るか、又は前記原稿搬送部により搬送された前記原稿上の前記画像を読取るかを切り替える切り替え手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記原稿押え部材は前記原稿搬送部の駆動に連動して移動することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする複合機。
JP2008022883A 2007-08-09 2008-02-01 画像読取装置及び複合装置 Expired - Fee Related JP4521037B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008022883A JP4521037B2 (ja) 2008-02-01 2008-02-01 画像読取装置及び複合装置
EP08161198A EP2028554B1 (en) 2007-08-09 2008-07-25 Image reading apparatus, image forming apparatus, image forming system that employs the image reading apparatus and the image forming apparatus
DE602008002867T DE602008002867D1 (de) 2007-08-09 2008-07-25 Bildlesevorrichtung, Bildgebungsvorrichtung, Bildgebungssystem mit Bildlesevorrichtung und Bildgebungsvorrichtung
US12/219,890 US8134758B2 (en) 2007-08-09 2008-07-30 Image reading apparatus, image forming apparatus, image forming system that employs the image reading apparatus and the image forming apparatus
CN200810129476XA CN101365037B (zh) 2007-08-09 2008-07-31 图像读取装置、图像形成装置以及图像形成系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008022883A JP4521037B2 (ja) 2008-02-01 2008-02-01 画像読取装置及び複合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009182949A true JP2009182949A (ja) 2009-08-13
JP4521037B2 JP4521037B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=41036518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008022883A Expired - Fee Related JP4521037B2 (ja) 2007-08-09 2008-02-01 画像読取装置及び複合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4521037B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017134802A1 (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社Pfu 画像読取装置および画像読取方法
US10027832B2 (en) 2016-02-10 2018-07-17 Oki Data Corporation Image reader device and image formation apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006140577A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Canon Inc 画像読み取り装置
JP2007082038A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Oki Data Corp 画像読取装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006140577A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Canon Inc 画像読み取り装置
JP2007082038A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Oki Data Corp 画像読取装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017134802A1 (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社Pfu 画像読取装置および画像読取方法
JPWO2017134802A1 (ja) * 2016-02-04 2018-05-10 株式会社Pfu 画像読取装置および画像読取方法
US10477053B2 (en) 2016-02-04 2019-11-12 Pfu Limited Image reading apparatus and image reading method for reading document with reader supported by copyholder
US10027832B2 (en) 2016-02-10 2018-07-17 Oki Data Corporation Image reader device and image formation apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4521037B2 (ja) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5939459B2 (ja) シート材搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
US7464924B2 (en) Sheet feeder device and image forming apparatus
US7677555B2 (en) Sheet conveying apparatus and image forming apparatus with vibration applying unit
US20130320611A1 (en) Sheet conveying device, image reading device, and image forming apparatus
US20100150633A1 (en) Image forming apparatus
US8913309B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP4521037B2 (ja) 画像読取装置及び複合装置
JP2000089524A (ja) 原稿搬送装置並びに画像形成装置
US9511970B2 (en) Original transport device and image forming apparatus
JP4987064B2 (ja) シート検知装置及び画像形成装置
JP6264653B2 (ja) シート載置装置及び画像形成装置
JP2006056685A (ja) シート供給装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP2010139732A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5709798B2 (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP4175909B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2001253613A (ja) 用紙搬送機構
US11981531B2 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
JP2011011859A (ja) 画像処理装置、画像形成装置及び画像読取装置
JP2003327342A (ja) 画像形成装置
JP4447252B2 (ja) シート材給送装置、画像読み取り装置及び画像形成装置
JP2004338904A (ja) シート材供給装置、画像形成装置、および原稿読取装置
JP5748703B2 (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JPH10194482A (ja) シート材搬送装置および画像形成装置および画像読取装置
JP2014052567A (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム
JP2021147170A (ja) 給送装置、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4521037

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees