JP2011130817A - 遊技機用ハンドル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハンドル本体12と回動リング14との隙間にコインを挟むと、隙間から出ている部分のコインは、隙間に挿入されたコインの端部側を支点に突起部120によって持上げられる。しかも、この突起部120は、隙間3の開口部30からの距離が、隙間から出ているコインの重心までの距離よりも近い位置に設けられているので、突起部120から見て開口部30側とは反対側にコインの重心が位置することとなる。そのため、コインは不安定な状態で隙間3に挿入されることとなるので、すぐに隙間3から外れてしまい、回動リング14はただちに回動可能な状態となってしまう。従って、この遊技機用ハンドル1を用いると、コインを用いて回動リング14を固定しようとしても固定できないので、回動リング14を固定する行為を確実に防止することができる。
【選択図】図2
Description
そのため、回転リングを固定する行為は禁止しなければならないが、限られた従業員だけでは監視が十分行き届かず、結果として、回動リングの固定する行為を防止することは難しいという実状がある。
尚、突起部は、例えば、請求項2に記載したように、ハンドル本体に設けてもよいし、請求項3に記載したように、回動部に設けてもよい。
また、突起部を、所定間隔毎に突起を設置したものとした場合、請求項4に記載したように、突起部の少なくとも一部は、複数の突起を、コインの直径よりも狭い間隔毎に、回動部の軸周りに沿って並べて設置してもよい。
ここで、図1は、パチンコ機を正面から見た正面模式図である。
図2は、本実施形態の遊技機用ハンドル1を側面から見た断面図で、遊技機用ハンドル1については、この遊技機用ハンドル1を構成する回動リングの回転軸を通る断面図で示している。
パチンコ機9(本発明の遊技機に相当)は、図1に示すように、このパチンコ機9の筐体内に内蔵された打突杵91及び発射装置92を備え、また、パチンコ機9の筐体の正面側側面上に立設された遊技機用ハンドル1を備えている。
発射装置92は、遊技機用ハンドル1の操作に従って打突力を調整し、その調整された打突力で打突杵91を回動させてパチンコ球を打突し、パチンコ機9の遊技域99にパチンコ球を発射する装置である。
(2.遊技機用ハンドルの概要)
本実施形態の遊技機用ハンドル1は、図2に示すように、支柱部10と、ハンドル本体12と、回動リング14と、キャップ部16とを備えている。
ハンドル本体12は、この支柱部10の遊端側に固定される。
そして、本実施形態の遊技機用ハンドル1では、回動リング14をハンドル本体12に対して回動可能に配置することで、回動リング14とハンドル本体12との間に隙間3が形成される。また、フランジ部141と、ハンドル本体12の外周面122との間にも、この隙間3が形成される。
(3.突起部120について)
次に、突起部120について、詳細に説明する。
本実施形態では、もし突起部120がない場合に、コインを隙間3に挿入すると、ハンドル本体12の外周面122に沿って配置されるので、この外周面122から突設した形状に形成されている。
本実施形態の遊技機用ハンドル1のハンドル本体12と回動リング14との隙間にコインを挟むと、隙間から出ている部分のコインは、隙間に挿入されたコインの端部側を支点に突起部120によって持上げられる。
上述したように、本実施形態の遊技機用ハンドル1を用いると、コインを用いて回動リング14を固定しようとしても固定できないので、回動リング14を固定する行為を確実に防止することができる。
本実施形態の回動リング14は、本発明の回動部に相当する。
本実施形態のハンドル本体12は、本発明の固定部に相当する。
(その1)
上記実施形態では、回動リング14とキャップ部16とが別々に構成された遊技機用ハンドル1について説明したが、図6に示すように、回動リング14とキャップ部16とが一体に形成されていてもよい。この一体に形成されたものを、以下では、一体型回動リング15とよぶ(本発明の回動部に相当する)。
(その2)
上記実施形態では、突起部120を、隙間3の開口部30から7mmの位置に設けた例について示した。
(その3)
上記実施形態では、突起部120をハンドル本体12に設けた例について説明したが、図4に示すように、突起部142を回動リング14の外周面143上に設けても良い。この場合、フランジ部141に相当するフランジ部123をハンドル本体12に設けるとよい。
上記実施形態では、突起部120として、軸α周りに一続きのリング状のものについて説明したが、例えば図5に示すように、突起129を、複数の突起を軸αの周りに所定間隔毎に並べて配置してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
Claims (4)
- 遊技機に固定された固定部と、
前記ハンドル本体に対し回転可能に取り付けられた回動部と
を備え、
前記回動部の回動操作量に応じた発射速度で遊技球を発射する発射手段を備える前記遊技機に設置されて用いられる遊技機用ハンドルにおいて、
前記回動部と前記固定部との隙間にコインを挿入したときに、前記隙間から出ている前記コインに当接する突起部を備え、
前記突起部は、
前記隙間の開口部からの距離が、前記隙間から出ている前記コインの重心までの距離よりも近い位置に設けられ、
かつ、
前記隙間に挿入されている前記コインの端部側を支点に前記コインを持上げ可能な高さに形成されていることを特徴とする遊技機用ハンドル。 - 請求項1に記載の遊技機用ハンドルにおいて、
前記突起部は、前記ハンドル本体に設けられていることを特徴とする遊技機用ハンドル。 - 請求項1に記載の遊技機用ハンドルにおいて、
前記突起部は、前記回動部に設けられていることを特徴とする遊技機用ハンドル。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機用ハンドルにおいて、
前記突起部の少なくとも一部は、
複数の突起を、前記コインの直径よりも狭い間隔毎に、前記回動部の軸周りに沿って並べて設置したものであることを特徴とする遊技機用ハンドル。
Priority Applications (1)
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JP2009290599A JP5445112B2 (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 遊技機用ハンドル |
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JP2009290599A JP5445112B2 (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 遊技機用ハンドル |
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JP2011130817A5 JP2011130817A5 (ja) | 2012-12-27 |
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Family Applications (1)
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JP2009290599A Active JP5445112B2 (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 遊技機用ハンドル |
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JP (1) | JP5445112B2 (ja) |
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2009
- 2009-12-22 JP JP2009290599A patent/JP5445112B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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