JP2008284174A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドル装置の回転操作部と固定枠部との間の隙間に硬貨等のコインが差し込まれて回転操作部の回転が止められるのを阻止してハンドル固定行為を防止する。
【解決手段】遊技機10のハンドル装置20は、遊技球の発射強度を調節するための回転操作部26と、この回転操作部26を回転可能に支持する固定枠部25,27とを備える。回転操作部26と固定枠部25,27との間には、回転操作部26の回転を円滑に行うための遊び隙間S1,T1が確保される。回転操作部26および固定枠部25,27の少なくとも一方の外周部には、遊び隙間S1,T1の入口部分を遮蔽する障害壁71,72が設けられ、障害壁71,72と遊び隙間S1,T1の入口外壁73,74との間には、コインの厚みよりも広い幅の延長隙間S2,T2が設けられる。
【選択図】図10

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、遊技機のハンドル装置にに関するものである。
パチンコ機等の遊技機には、遊技領域に遊技球を発射するためのハンドル装置が取り付けられている。ハンドル装置は、遊技球の発射強度を調節するための回転操作部と、この回転操作部を回転可能に支持する固定枠部とから構成される。回転操作部の回転軸方向に固定枠部が並設されている。
ハンドル装置には、回転操作部と固定枠部とを連結する復帰バネが組み込まれる。遊技球の発射時には遊技者が復帰バネに抗して回転操作部を希望の回転角位置に保持する。遊技者が回転操作部から手を離すと、復帰バネによって回転操作部が停止位置に復帰して発射装置が発射動作を停止するようになっている。
なお、遊技機のハンドル装置に関連する先行技術としては、下記の特許文献が開示されている。
実公昭58−10635号公報 特開平10−258154号公報 特開2000−14868号公報
ところで、このようなハンドル装置付きの遊技機では、タバコの購入や食事休憩のために遊技機から離れる間、回転操作部が希望の回転位置から停止位置に戻るのを防ぐ目的で、あるいは回転操作部を長時間保持することによる疲労を軽減する目的で、遊技者が回転操作部と固定枠部との隙間に硬貨などのコインを無理に差し込んで、回転操作部を希望の回転位置に保ったまま固定することがある。
回転操作部と固定枠部との間には、円滑なハンドル操作のために遊びの隙間が持たせてあるが、上記のようなコインの差し込み行為を放置しておくと、ハンドル装置の故障の原因となったり、遊技時の不正行為を招くおそれがあり好ましくない。
これに対し、特許文献3に開示されるように、回転操作部と固定枠部との遊び隙間にコインが差し込まれるのを防止した遊技機が知られている。この種の遊技機では、遊び隙間の入口部分を遮蔽するように筒状の障害壁(「第1の裏側周壁部71」,「第1の表側周壁部75」)を設けてコインの差し込みを阻止している。
しかしながら、このような障害壁の構成では、回転操作部と固定枠部との遊び隙間にハンドル径方向からのコインの差し込みを防止することはできるが、障害壁と遊び隙間の入口外壁(隙間の入口外側で障害壁と向き合う壁)との間に、遊び隙間から延長されてハンドル軸方向に開口する新たな隙間(延長隙間)が形成されてしまい、この延長隙間にコインが差し込まれて回転操作部の回転が止められるおそれがある。このため、ハンドル固定に対する効果的な防止策とはならない。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、ハンドル装置の回転操作部と固定枠部との間の隙間に硬貨等のコインが差し込まれて回転操作部の回転が止められるのを阻止することで、コインによるハンドル固定行為を防止するようにした遊技機を提供することを目的としている。
[第1発明]
前記課題を解決するための第1発明の遊技機は、
遊技球の発射強度を調節するための回転操作部と、
この回転操作部の回転軸方向に並設されて、前記回転操作部を回転可能に支持する固定枠部とを有するハンドル装置を備えた遊技機において、
前記ハンドル装置は、
前記回転操作部と前記固定枠部との間に、前記回転操作部の回転を円滑に行うための遊び隙間が確保され、前記回転操作部および前記固定枠部の少なくとも一方の外周部には、前記遊び隙間の入口部分を遮蔽する障害壁が設けられており、
かつ、前記障害壁と前記遊び隙間の入口外壁との間には、前記遊び隙間から延長される隙間であって、コインの厚みよりも広い幅に設定される延長隙間が設けられる構成とした。
このような構成によれば、回転操作部と固定枠部との間の遊び隙間の入口部分が障害壁で遮蔽されるため、遊び隙間に硬貨等のコインを挿入しようとしても、障害壁が邪魔になってコインの挿入ができなくなる。
また、障害壁と遊び隙間の入口外壁との間には、遊び隙間から延長される延長隙間が形成されることになるが、この隙間はコインの厚さよりも十分に広く設定されるため、コインを挿入することはできても、回転操作部の回転を止めることは困難となる。
この結果、回転操作部と固定枠部との間のいずれの隙間にも、コインを差し込んで回転操作部の回転を止めることができなくなり、コインによるハンドル固定の行為を効果的に防止することができる。
なお、第1発明において、「遊び隙間の入口外壁」とは、遊び隙間の入口外側で障害壁と向き合う壁を意味する。
[第2発明]
第1発明の構成において、障害壁による延長隙間がコインの厚みよりも十分に広い幅に設定されていても、延長隙間を挟む壁面が互いに向き合う平行な壁面である場合には、このような延長隙間にコインを重ねて入れたり、コイン以外の異物を押し込みやすくなってしまう。仮に、このような異物が延長隙間で安定した状態に保たれることがあれば、回転操作部の回転が止まることも想定される。
そこで、第2発明の遊技機は、前記第1発明の構成において、
前記障害壁の壁面が、前記延長隙間の奥から外側に向けて離れる方向に傾斜し、かつ、前記延長隙間の最も狭い部分の隙間間隔がコインの厚みよりも広い幅に設定される構成とした。
このような構成によれば、延長隙間がその奥から外側に向けて次第に拡がるように開口することになる。すなわち、延長隙間を挟む2つの壁面の間隔が一定の間隔ではなく、隙間の奥から外側へ行くにつれて広くなる。そして、延長隙間のうち最も狭い部分がコインの厚みよりも広い幅に設定されることになる。
これにより、延長隙間にコイン等の異物を挿入することはできても、これらの壁面の間に異物を保持することが困難になり、回転操作部の固定行為を防止することができる。
[第3発明]
前記課題を解決するための第3発明の遊技機は、
遊技球の発射強度を調節するための回転操作部と、
この回転操作部の回転軸方向に並設されて、前記回転操作部を回転可能に支持する固定枠部とを有するハンドル装置を備えた遊技機において、
前記ハンドル装置は、
前記回転操作部と前記固定枠部との間に、前記回転操作部の回転を円滑に行うための遊び隙間が確保され、前記回転操作部および前記固定枠部の少なくとも一方の外周部には、前記遊び隙間の入口部分に交叉する障害ピンがコインの直径よりも狭い間隔を保って周方向に並設される構成とした。
このような構成によれば、回転操作部と固定枠部との間の遊び隙間の入口部分が、周方向に並設された障害ピンで囲まれる。隣り合う障害ピンの間隔は、コインの直径よりも狭く設定されるため、遊び隙間にコインを挿入しようとしても、障害ピンが邪魔になってコインの挿入ができなくなる。
また、障害ピンと遊び隙間の入口外壁との間には、遊び隙間から延長される延長隙間が形成されることになるが、この延長隙間がコインの厚みに近いものであっても、障害ピンとコインとが周方向において一点で接触することになるため、延長隙間にコインを挟んで保持することは困難である。すなわち、延長隙間にコインを差し込んでも、コインの固定状態が安定せず、回転操作部の僅かな動きで直ぐに落下するものとなる。
この結果、回転操作部と固定枠部との間のいずれの隙間にも、コインを差し込んで回転操作部の回転を止めることができなくなり、コインによるハンドル固定の行為を効果的に防止することができる。
[第4発明]
第4発明の遊技機は、前記第3発明の構成において、
前記障害ピンと前記遊び隙間の入口外壁との間に、前記遊び隙間から延長される隙間であって、コインの厚みよりも広い幅に設定される延長隙間が設けられる構成とした。
このような構成によれば、障害ピンによる延長隙間がコインの厚みよりも十分に広い幅になっているため、延長隙間にコインを挿入することはできても、挟んで保持することができなくなる。これにより、延長隙間にコインを差し込んで回転操作部を止める行為をより確実に防止することができる。
なお、第2発明において、「遊び隙間の入口外壁」とは、遊び隙間の入口外側で障害ピンと向き合う壁を意味する。
[第5発明]
第5発明の遊技機は、前記第4発明の構成において、
前記障害ピンの壁面が、前記延長隙間の奥から外側に向けて離れる方向に傾斜し、かつ、前記延長隙間の最も狭い部分の隙間間隔がコインの厚みよりも広い幅に設定される構成とした。
このような構成によれば、第2発明と同様に、延長隙間がその奥から外側に向けて次第に拡がるように開口することになる。そして、延長隙間のうち最も狭い部分がコインの厚みよりも広い幅に設定されることになる。
これにより、延長隙間にコイン等の異物を挿入することはできても、挿入したまま保持することが困難になり、回転操作部の固定行為をさらに効果的に防止することができる。
[第1〜5発明]
第1〜5発明において「コイン」には、遊技者が通常所持している硬貨(10円硬貨、100円硬貨等)の他、遊技用メダルも含まれる。また、国外で用いられる硬貨やメダルも含む。本発明を実施する場合には、これらのコインのうち最小の直径と最大の厚みを基準にすると、コインによるハンドル固定防止の信頼性が高くなる。
第1〜5発明は、ハンドル装置を有する各種遊技機に適用することができる。例えば、パチンコ機、パチンコ球を使用したスロット遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機等の遊技機に適用すると効果的である。
本発明(第1〜5発明)は、必要に応じて単独で適用してもよいし、各発明を組み合わせて適用してもよい。また、本明細書に記載される他の発明を組み合わせてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、パチンコ機のハンドル装置に本発明を適用したものである。
[第1実施形態]
図1に示すように、パチンコ機10は、ガラス枠12の内側に遊技盤13が設けられる。遊技盤13の前面には、ほぼ円形の遊技領域が区画形成されており、この遊技領域の下部から左側端部にかけて遊技球を案内する案内レール14が取り付けられている。
遊技領域の中央付近には、アニメーション等の抽選図柄を表示する図柄表示装置15が設けられる。図柄表示装置15の左右および下方には、遊技球の落下方向を変化させる誘導釘、風車等(図示省略)が設けられ、これらの遊技球の誘導路に、抽選図柄表示を開始させる始動口16、一般入賞口17、大当たり時に開閉して遊技球の入賞を促すアタッカ装置18等が配置されている。
パチンコ機10の右下位置にはハンドル装置20が設けられる。パチンコ機10の背面側であって、ハンドル装置20と前後に重なる位置には、発射装置21が設けられている。ハンドル装置20の操作量に応じて発射装置21から遊技球が案内レール14に打ち出される。
パチンコ機10の前面下部には、上皿23と下皿24が上下に並んで前側に突出形成される。上皿23には、遊技者により発射装置21の発射位置へ充填する遊技球が投入されるとともに、遊技領域で入賞して払い出された賞品球が回収される。下皿24には、発射装置21で発射されて遊技領域に至らなかったファール球や、上皿23の満タン時の賞品球が回収されるようになっている。
ハンドル装置20の詳細な構成を図2〜図7に示した。
図2はハンドル装置20の外観を示す斜視図、図3は同装置の基本的な構成部品を前方側から観た分解斜視図、図4は同構成部品を後方側から観た分解斜視図、図5は同装置の組立分解斜視図、図6は同装置の内部構造を示す正面図、図7は同装置の断面図である。
図2〜図4に示すように、ハンドル装置20は、その基本的な構成部品として、遊技機の下皿23に取付けられるハンドル受け25と、遊技者により回動される操作ハンドル26と、前記操作ハンドル26が抜け落ちることを防止するためのキャップ体27とを備えている。操作ハンドル26に回転軸方向の前後に、ハンドル受け25とキャップ体27とがそれぞれ連結される。操作ハンドル26(回転操作部)が、ハンドル受け25(固定枠部)およびキャップ体27(固定枠部)により回転可能に支持されている。
ハンドル受け25は、椀状の受け部本体31(図4参照)の軸心部分に軸支持部32が設けられた形態であり、受け部本体31と軸支持部32の軸心部分にはハンドル軸33(図5〜7参照)が挿通される。
図5および図7に示すように、軸支持部32には後ブッシュ34が組み付けられ、受け部本体31には前ブッシュ35が組み付けられる。これらの後ブッシュ34および前ブッシュ35により、ハンドル軸33が回転可能に支持される。
受け部本体31における内側の上部と下部には、円柱状のキャップ体取付部37が3本突設されている。受け部本体31の内側には、これらのキャップ体取付部37に干渉しない箇所に、タッチングモジュール41、フック部材42、ねじりコイルバネ43、リミットスイッチ44、発射停止レバー45が組み付けられて前ブッシュ35により固定される。
ハンドル受け25に組み込まれる上記部品の位置関係を図6に示した。
図6に示すように、各キャップ体取付部37の一方側(図6の図面視における右側)には、タッチングモジュール41が取付けられていて、同じく他方側(左側)には、リミットスイッチ44と、該リミットスイッチ44を作動させるための発射停止レバー45が、フック部材42の支点ピン42aにより回動可能に取付けられる。3本のキャップ体取付部37に囲まれた位置には、ねじりコイルバネ43がハンドル軸33に挿入された状態で取り付けられる。
タッチングモジュール41は、ねじりコイルバネ43を介して操作ハンドル26と導通されており、遊技者が操作ハンドル26に触れたときの静電容量の変化を検出して、発射装置21の発射モータを作動させるという機能を有する。
リミットスイッチ44は、発射装置の発射モータを一時停止させるという機能を有する。即ち、通常の遊技状態で、発射停止レバー45は、リミットスイッチ44の作動片44aによって押し戻されていて、発射停止レバー45の先端部(押しボタン部45a)は、受け部本体31に形成された切欠部31aを介して受け部本体31の外周面よりも外側に突出されている。このため、遊技者は、操作ハンドル26を操作したまま発射停止レバー45の押しボタン部45aを押すことができる。遊技中に、発射停止レバー45の押しボタン部45aが押されると、リミットスイッチ44が作動して、発射モータの回転が一時停止される。
受け部本体31に組み付けられる前ブッシュ35は、後ブッシュ34と協働してハンドル軸33を回転可能に支持する機能の他に、操作ハンドル26とタッチングモジュール41とを連結するねじりコイルバネ43を支持する機能、およびタッチングモジュール41とリミットスイッチ44が落下しないように押さえるという機能を有している。
図5に示すように、前ブッシュ35は、略円筒状のブッシュ本体51の外周部分に、同心円状にして略円筒状のバネ支持部52が設けられた形態であり、前記ブッシュ本体51とバネ支持部52との間には、ねじりコイルバネ43を収容するためのバネ収容溝部53が形成されている。バネ支持部52の外周部分は、ねじりコイルバネ43の奥側(装置側)のフック43aを通すために軸方向に切除され、この切除部分がフック通し部52a(図6参照)となっている。
バネ支持部52の奥側の端部には、タッチングモジュール41を押さえるための2本の押え板55,55が、軸直角方向に所定の角度を保って、しかも、フック通し部52aに臨んで突設されている。
バネ支持部52の手前側(遊技者側)の端部には、リミットスイッチ44を押さえるための押え蓋56が延設されている。押え蓋56は、前ブッシュ35の取付状態でリミットスイッチ44のほぼ全体と、支点ピン42aの半分以上を押さえる(図6参照)。
図5および図6に示すように、ねじりコイルバネ43の一端部(奥側の端部)は接線方向に延設されており、その先端部が略U字状に屈曲されて、フック43aとなっている。同じく他端部(手前側の端部)は、ほぼU字状に屈曲されて、フック43bとなっている。ねじりコイルバネ43は、軸心を前ブッシュ35のブッシュ本体51の軸心とほぼ合致させて、バネ収容溝部53に収容される。この収容状態で、ねじりコイルバネ43の奥側のフック43aは、バネ支持部52のフック通し部52aを介して前ブッシュ35の外部に飛び出しており(図6参照)、タッチングモジュール41の端子に掛けられる。そして、バネ支持部52から延設された上側の押え板55との間に介装され、取付ねじ57によって一体的に締め付けられる。この結果、ねじりコイルバネ43がハンドル受け25内で移動不能に保持される。
ねじりコイルバネ43の手前側のフック43bは、押え蓋56よりも少し手前側に配置されており(図3参照)、ハンドル受け25に操作ハンドル26が取付けられた状態で、該操作ハンドル26の裏面部に突設されたフック引掛部61(図4参照)に引っ掛けられる。これにより、操作ハンドル26には、ねじりコイルバネ43のねじり力が作用する。
操作ハンドル26は、ねじりコイルバネ43のねじり力に抗して回動されるとともに、ねじり力によって元の回転位置に戻される。すなわち、図6に二点鎖線で示すように、遊技者が操作ハンドル26をねじりコイルバネ43のねじり力に逆らって時計回りに回転させると、その操作量に応じて発射装置による遊技球の打ち出し力が調節される。遊技者が操作ハンドル26から手を離すと、ねじりコイルバネ43がねじり力によって元の回転位置に復帰するようになっている。
なお、操作ハンドル26を操作する際、ねじりコイルバネ43は、前ブッシュ35のバネ収容溝部53に収容されてブッシュ本体51にガイドされながら周方向にのみねじられるため、ねじりコイルバネ43が周囲の他の部材に接触することはない。
図3および図4に示すように、操作ハンドル26の外周面には、遊技者の指を当てがうための2個の指当て部62,62が設けられている。
操作ハンドル26の裏面部(図4参照)には、ハンドル軸33の端部を回り止め状態で連結するための連結ボス63と、前述したフック引掛部61とが突設されている。
操作ハンドル26の内周壁面には、円弧状に2本の回動規制溝64,64が設けられている。これらの回動規制溝64,64により操作ハンドル26の回転角度が一定範囲内に規制される。
操作ハンドル26の表面には通電性を有するメッキ処理が施される。すなわち、合成樹脂製の操作ハンドル26の表裏全体に亘ってメッキが施され、それゆえ、フック引掛部61にもメッキがかかっている。これにより、操作ハンドル26とタッチングモジュール41とがねじりコイルバネ43を介して電気的に接続される。そして、操作ハンドル26を握ってその表面に接触する遊技者の手は、表面のメッキ層、操作ハンドル26のフック引掛部61、ねじりコイルバネ43を介してタッチングモジュール41の端子に電通される。
遊技者が操作ハンドル26を握ると、タッチングモジュール41が静電容量の変化を検出する。それによって、発射装置の発射モータが作動される。また、操作ハンドル26を離すと、同様にタッチングモジュール41が静電容量の変化を検出し、発射モータが停止されることになる。
キャップ体27は、ハンドル受け25に取付けられた操作ハンドル26の落下を防止するためのもので、図4に示すように、その裏面部には、ハンドル受け25の各キャップ体取付部37に対応するねじ取付部67が突設されている。各ねじ取付部67は、操作ハンドル26の回動規制溝64に挿通された後、対応するキャップ体取付部37に嵌め込まれ、ハンドル軸33の後端側から挿通された取付ねじ(図示省略)によってハンドル受け25に固定される。この状態で、操作ハンドル26が各回動規制溝64,64の許容角度の分だけ回動可能となる。
次に、本発明の特徴部分の構成および作用を図8〜図12に従って説明する。
図8はハンドル装置20の側面図、図9は同装置の正面図、図10は同装置の要部構成を示す模式断面図である。図10では、本発明の特徴部分の構成を分かりやすくするため、ハンドル受け25、操作ハンドル26、キャップ体27およびハンドル軸33を関係を描き、説明上不要な構成部品を省略している。
図10に示すように、ハンドル装置20は、ハンドル受け25と操作ハンドル26とキャップ体27とがハンドル軸方向(図10で左右方向)に並んで配置される。ハンドル受け25と操作ハンドル26との間には、ハンドル軸方向に遊び隙間S1が確保され、操作ハンドル26とキャップ体27との間には、ハンドル軸方向に遊び隙間T1が確保される。これらの遊び隙間S1,T1は、ハンドル受け25とキャップ体27との間で操作ハンドル26が円滑に回転可能になる隙間であり、0.5〜2mm程度に設定される。
ハンドル受け25の外周端部には、遊び隙間S1の入口部分に対向する位置に後障害壁71が形成される。キャップ体27の外周端部には、遊び隙間T1の入口部分に対向する位置に前障害壁72が形成される。
これらの障害壁71,72は、図8および図9に示すように、操作ハンドル26の周方向に連続して形成されており、これらの先端が遊び隙間S1,T1の幅よりも外側の位置まで延びている。遊び隙間S1,T1の入口部分からそれぞれハンドル軸方向の後方および前方を臨むと、後障害壁71および前障害壁72で視線が遮られる。すなわち、後障害壁71,前障害壁72が遊び隙間S1,T1の入口部分を遮蔽するようにハンドル受け25およびキャップ体27の外周部に立ち上げられている。
後障害壁71と遊び隙間S1の入口外壁73との間には、遊び隙間S1から延長される隙間S2が設けられる。延長隙間S2は、ハンドル軸方向の遊び隙間S1の後方から後障害壁71に沿ってハンドル径方向に開放する。
前障害壁72と遊び隙間T1の入口外壁74との間には遊び隙間T1から延長される隙間T2が設けられる。延長隙間T2は、ハンドル軸方向の遊び隙間T1の前方から前障害壁72に沿ってハンドル径方向に開放する。
これらのハンドル径方向の延長隙間S2,T2は、硬貨等のコイン一枚の厚みよりも十分に広く、例えば3〜10mm程度、望ましくは3〜5mm程度の幅に設定される。
後障害壁71と前障害壁72の延長隙間S2,T2を臨む壁面は、根元側から先端側に向けて延長隙間S2,T2が拡大する方向に傾斜している。つまり、延長隙間S2,T2は、操作ハンドル26の周方向のどの部分においても、後障害壁71および前障害壁72の傾斜面71aおよび72aに沿って外向きに拡がる断面形状をなすことになる。
そして、延長隙間S2,T2のうち最も狭い奥の部分についても、コイン一枚の厚みよりも広く設定される。
遊技者が硬貨等のコインを用いて操作ハンドル26を固定しようとする場合には、操作ハンドル26の周辺の隙間にコインを差し込むことを試みる。
ハンドル装置20の構成では、操作ハンドル26とハンドル受け25との間の遊び隙間S1にコインC1を挿入しようとしても、後障害壁71が邪魔になる。また、操作ハンドル26とキャップ体27との間の遊び隙間T1にコインC2を挿入しようとしても、前障害壁72が邪魔になる。この結果、遊び隙間S1,T1へのコインの差し込み行為が阻止されることになる。
また、操作ハンドル26の前後の延長隙間S2,T2にコインC3,C4を差し込んで操作ハンドル26の回転を止めようとしても、延長隙間S2,T2の幅がコインC3,C4の厚みに対して広すぎるため、コインC3,C4を延長隙間S2,T2で保持することができない。
また、後障害壁71および前障害壁72では、延長隙間S2,T2を臨む壁面が傾斜面71a,72aとなっているため、数枚のコインを重ねたものやコイン以外の異物を延長隙間S2,T2に挿入しても、延長隙間S2,T2に安定して留めることができなくなる。特に、延長隙間S2,T2のうち最も狭い奥のコイン突当て部分についても、コイン一枚の厚みよりも広いから、このような部分にコインをかしめて留めるようなこともできない。
この結果、操作ハンドル26の周囲の遊び隙間S1,T1および延長隙間S2,T2にコインを差し込んで操作ハンドル26の固定する行為を防止することができ、ハンドル装置20への無理な負荷による故障や、遊技中の不正行為を未然に防止することができる。
[第2実施形態]
図13〜図15に第2実施形態を示した。
第2実施形態のハンドル装置80は、第1実施形態とは異なるタイプのハンドル装置に障害壁81,82を設けたものである。
図13はハンドル装置80の正面図、図14は同装置の要部構成を示す模式断面図、図15は同装置の障害壁81,82の拡大図である。
第2実施形態においてハンドル装置80の基本的な構成および作用は、第1実施形態と同一であり、共通する構成部分には同一の符号を付している。
図13に示すように、ハンドル装置80では、ハンドル受け25と操作ハンドル26とキャップ体27とがハンドル軸方向(図14で左右方向)に並んで配置される。ハンドル受け25と操作ハンドル26との間には、ハンドル径方向に遊び隙間S1が確保され、操作ハンドル26とキャップ体27との間には、ハンドル軸方向に遊び隙間T1が確保される。これらの遊び隙間S1,T1は、ハンドル受け25とキャップ体27との間で操作ハンドル26が円滑に回転可能になる隙間であり、0.5〜2mm程度に設定される。
図15に示すように、ハンドル受け25の外周端部には、遊び隙間S1の入口部分に対向する位置に後障害壁81が形成される。キャップ体27の外周端部には、遊び隙間T1の入口部分に対向する位置に前障害壁82が形成される。
これらの障害壁81,82は、操作ハンドル26の周方向に連続して形成されており(図13参照)、これらの先端が遊び隙間S1,T1の幅よりも外側の位置まで延びる。すなわち、後障害壁81,前障害壁82が遊び隙間S1,遊び隙間T1の入口部分を遮蔽するようにハンドル受け25およびキャップ体27の外周部に立ち上げられている。
後障害壁81と遊び隙間S1の入口外壁83との間には、遊び隙間S1から延長される隙間S2が設けられる。延長隙間S2は、ハンドル径方向の遊び隙間S1の後方から後障害壁81に沿ってハンドル軸方向に開放する。
前障害壁82と遊び隙間T1の入口外壁84との間には遊び隙間T1から延長される隙間T2が設けられる。延長隙間T2は、ハンドル軸方向の遊び隙間T1の前方から前障害壁92に沿ってハンドル径方向に開放する。
これらの延長隙間S2,T2は、硬貨等のコイン一枚の厚みよりも十分に広く、例えば3〜10mm程度、望ましくは3〜5mm程度の幅に設定される。
後障害壁81と前障害壁82の延長隙間S2,T2を臨む壁面は、根元側から先端側に向けて延長隙間S2,T2が拡大する方向に傾斜している。つまり、延長隙間S2,T2は、操作ハンドル26の周方向のどの部分においても、後障害壁81および前障害壁82の傾斜面81aおよび82aに沿って外向きに拡がる断面形状をなしている。
そして、延長隙間S2,T2のうち最も狭い奥の部分についても、コイン一枚の厚みよりも広く設定される。
第2実施形態のハンドル装置80によれば、操作ハンドル26とハンドル受け25との間の遊び隙間S1にコインC1を挿入しようとしても、後障害壁81が邪魔になる。また、操作ハンドル26とキャップ体27との間の遊び隙間T1にコインC2を挿入しようとしても、前障害壁82が邪魔になる。
また、操作ハンドル26の前後の延長隙間S2,T2にコインC3,C4を差し込んで操作ハンドル26の回転を止めようとしても、延長隙間S2,T2の幅がコインC3,C4の厚みに対して広すぎるため、コインC3,C4を延長隙間S2,T2で保持することができない。
また、後障害壁81および前障害壁82では、延長隙間S2,T2を臨む壁面が傾斜面81a,82aとなっているため、数枚のコインを重ねたものやコイン以外の異物を延長隙間S2,T2に挿入しても、延長隙間S2,T2に安定して留めることができない。そして、延長隙間S2,T2のうち最も狭い奥のコイン突当て部分についても、コイン一枚の厚みよりも広いから、このような部分にコインをかしめて留めるようなこともできない。
この結果、操作ハンドル26の周囲のいずれの遊び隙間S1,T1およびS2,T2にもコインを差し込んで操作ハンドル26を固定する行為を防止することができ、ハンドル装置80への無理な負荷による故障や、遊技中の不正行為を未然に防止することができる。
[第3実施形態]
図16〜図20に第3実施形態を示した。
第3実施形態のハンドル装置90は、障害壁に代えて、障害ピンを採用したものである。
図16はハンドル装置90の分解斜視図、図17は同装置の正面図、図18は同装置の要部構成を示す模式断面図、図19および図20は同装置の障害ピン91,92の拡大図である。
第3実施形態においてハンドル装置90の基本的な構成および作用は、第1実施形態と同一であり、共通する構成部分には同一の符号を付している。
図18に示すように、ハンドル装置80は、ハンドル受け25と操作ハンドル26とキャップ体27とがハンドル軸方向(図18で左右方向)に並んで配置される。ハンドル受け25と操作ハンドル26との間には、ハンドル径方向に遊び隙間S1が確保され、操作ハンドル26とキャップ体27との間には、ハンドル径方向に遊び隙間T1が確保される。これらの遊び隙間S1,T1は、ハンドル受け25とキャップ体27との間で操作ハンドル26が円滑に回転可能になる隙間であり、0.5〜2mm程度に設定される。
操作ハンドル26の前面および背面の外周部には、障害ピン91,92が突き出している。障害ピン91,92は、周方向に一定の間隔保って並んでおり(図17参照)、各ピンの太さと高さはほぼ一定である。周方向に隣り合うピン同士の間隔は、硬貨等のコインの直径よりも狭く設定される。
操作ハンドル26の後方に突出する後障害ピン91は、遊び隙間S1の入口部分に対向する位置に延びる。操作ハンドル26の前方に突出する前障害ピン92は、遊び隙間T1の入口部分に対向する位置に延びる。すなわち、後障害ピン91および前障害ピン92は、遊び隙間S1,T1と交叉する位置関係にある。
図19に示すように、後障害ピン91と遊び隙間S1の入口外壁93との間には、遊び隙間S1から延長される隙間S2が設けられる。延長隙間S2は、ハンドル径方向の遊び隙間S1の後方から後障害ピン91に沿ってハンドル軸方向に開放する。
前障害ピン92と遊び隙間T1の入口外壁94との間には、遊び隙間T1から延長される隙間T2が設けられる。延長隙間T2は、ハンドル径方向の遊び隙間T1の前方から前障害ピン92に沿ってハンドル軸方向に開放する。
これらの延長隙間S2,T2は、硬貨等のコイン一枚の厚みよりも十分に広く、例えば3〜10mm程度、望ましくは3〜5mm程度の幅に設定される。
第3実施形態のハンドル装置90によれば、操作ハンドル26とハンドル受け25との間の遊び隙間S1にコインC1を挿入しようとしても、後障害ピン91が邪魔になって遊び隙間S1にコインC1を入れることができない。
また、操作ハンドル26とキャップ体27との間の遊び隙間T1に、コインC2を挿入しようとしても、前障害ピン92が邪魔になって延長隙間S2にもコインC2を差し込むことができない。
また、図17に示すように、周方向に隣り合う2本の後障害ピン91または前障害ピン92の間から遊び隙間S1またはT1にコインを挿入しようとしても、コインはピンとピンの間を通過して隙間S1,T1に到達することができないため、これらのピンの間から隙間S1,T1にコインを挿入することもできない。
さらに、延長隙間S2,T2にコインC3,C4を差し込んで操作ハンドル26の動きを止めようとしても、延長隙間S2,T2の幅がコインの厚みに対して広すぎるため、延長隙間S2,T2でコインC3,C4を保持することができず、操作ハンドル26の回転位置を固定することが困難となる。
この結果、第3実施形態のハンドル装置90によっても、操作ハンドル26の周囲の遊び隙間S1,T1およびS2,T2にコインを差し込んで操作ハンドル26の固定する行為を防止することができる。
ここで、第3実施形態の障害ピン91,92を採用する場合、周方向に隣り合う2本のピンとキャップ体27との位置関係によっては、ピンの間にコインを架け渡して差し込むことが可能となる。
しかしながら、図20(A)に示すように、第3実施形態では、2本のピンの間にキャップ体27の円弧部分が接近するように障害ピン91,92が配列されている。すなわち、キャップ体27の円弧部分の曲率が大きく、その曲がり具合が大きくなって2本のピンの間に向けて膨らむように形成されている。
これにより、隣り合う2本の障害ピン91,92に架け渡すようにコインC5を挿入しようとしても、コインC5の厚みが邪魔してこれらの延長隙間S2,T2に真っ直ぐな状態で差し入れる余裕が存在せず、このような架け渡し行為が防止される。
また、図20(B)に示すように、障害ピン91,92の高さは、コインC6の半径よりも十分に短く設定される。このため、2本のピンの間にコインを架け渡そうとしても、コインC6の先端のみが操作ハンドル26に当接して、隣り合う2個の延長隙間S2,T2にコインの両端部を同時に差し込むことができない。この結果、前述したような2本のピンへのコインの架け渡し行為がより確実に防止される。
[第4実施形態]
図21〜図23に第4実施形態を示した。
第4実施形態のハンドル装置100は、第3実施形態と同様なハンドル装置の障害ピンに傾斜面を設けたものある。
図21はハンドル装置100の正面図、図22は同装置の要部構成を示す模式断面図、図23は同装置の障害ピン91,92の拡大図である。
第4実施形態においてハンドル装置100の基本的な構成および作用は、第3実施形態と同一であり、共通する構成部分には同一の符号を付している。
図22および図23に示すように、ハンドル装置100は、後障害ピン91と前障害壁92の延長隙間S2,T2を臨む壁面が、根元側から先端側に向けて延長隙間S2,T2を拡大する方向に傾斜している。つまり、延長隙間S2,T2は、操作ハンドル26の周方向のどの位置においても、後障害ピン91および前障害ピン92の傾斜面91aおよび92aに沿って外向きに拡がる断面形状をなしている。
そして、延長隙間S2,T2のうち最も狭い奥の部分についても、コイン一枚の厚みよりも広く設定される。
図23に示すように、後障害ピン91と前障害壁92ピンの先端には、傾斜面91aおよび92aに連なるほぼ半円形の部分に平坦面91b,92bが形成される。これらの平坦面91b,92bは、遊技者の手を保護するために面取りされたものである。
第4実施形態のハンドル装置100によれば、第3実施形態と同様に、障害ピン91,92が邪魔になって操作ハンドル26の前後の遊び隙間S1,T1にコインC1,C2を挿入することができない。
また、後障害ピン91および前障害ピン92では、延長隙間S2,T2を臨む壁面が傾斜面91a,92aとなっているため、数枚にコインを重ねたものやコイン以外の異物を延長隙間S2,T2に挿入しても、延長隙間S2,T2に保持することが困難となる。そして、延長隙間S2,T2のうち最も狭い奥のコイン突当て部分についても、コイン一枚の厚みよりも広いから、このような部分にコインをかしめて留めるようなこともできない。
さらに、周方向に隣り合う2本のピンにコインを架け渡そうとしても、各ピンの位置と高さが第3実施形態と同様な構成になっているため、このような架け渡し行為もできない。
この結果、操作ハンドル26の周囲の遊び隙間S1,T1およびS2,T2にコインを差し込んで操作ハンドル26を固定する行為をさらに効果的に防止することができる。
[その他の実施形態]
以上、第1〜第4の実施形態を説明したが、本発明の実施形態は、これらに限定されることなく、種々の変更を伴ってもよい。
例えば、第1および第2実施形態では、ハンドル外周部に障害壁を連続して設ける構成としたが、障害壁に切欠きを設けるようにしてもよい。この場合、切欠きの広さは、コインが挿入できない広さとする。
また、第3および第4実施形態において、障害ピン91,92による延長隙間S2,T2をさらに拡大してもよいし、障害ピン91,92のピン間隔を適宜変更してピンの本数を増減してもよい。ピンの太さや長さを変更することもできる。
さらに、第4実施形態では、障害ピン91,92に平坦な傾斜面91a,92aが設けられるが、障害ピン91,92の外周形状を円錐面とすることで傾斜を付けるようにしてもよい。
さらに、第1〜第4の実施形態では、メッキを施した合成樹脂で操作ハンドルを形成しているが、操作ハンドルを金属と合成樹脂とを組み合わせて形成してもよい。この場合、例えば障害ピン91,92および操作ハンドル26の内部を金属とし、操作ハンドル26の外表部を合成樹脂とすることで、障害ピン91,92の強度を高めることができる。
本発明の第1実施形態による遊技機を示す正面図である。 同遊技機のハンドル装置を示す斜視図である。 同ハンドル装置の回転操作部(操作ハンドル)および固定枠部(ハンドル受け、キャップ体)を示す前方分解斜視図である。 同ハンドル装置の回転操作部(操作ハンドル)および固定枠部(ハンドル受け、キャップ体)を示す後方分解斜視図である。 同ハンドル装置を示す組立分解斜視図である。 同ハンドル装置のハンドル受けを示す正面図である。 同ハンドル装置を示す断面図である。 同ハンドル装置を示す側面図である。 同ハンドル装置を示す正面図である。 同ハンドル装置の要部構成を示す図9の[10]−[10]線模式断面図である。 同ハンドル装置の障害壁を示す部分拡大断面図である。 同ハンドル装置の障害壁の作用を説明するための部分断面図である。 本発明の第2実施形態による遊技機のハンドル装置を示す正面図である。 同ハンドル装置の要部構成を示す図13の[14]−[14]線模式断面図である。 同ハンドル装置の障害壁の作用を説明するための部分断面図である。 本発明の第3実施形態による遊技機のハンドル装置を示す前方分解斜視図である。 同ハンドル装置を示す正面図である。 同ハンドル装置の要部構成を示す図17の[18]−[18]線模式断面図である。 同ハンドル装置の障害ピンの作用を説明するための部分断面図である。 同ハンドル装置の障害ピンの作用を説明するもので、(A)は同障害ピンの部分拡大平面図、(B)は同障害ピンの部分拡大側面図である。 本発明の第4実施形態による遊技機のハンドル装置を示す正面図である。 同ハンドル装置の要部構成を示す図21の[22]−[22]線模式断面図である。 同ハンドル装置の障害ピンの作用を説明するための部分断面図である。
符号の説明
10 遊技機
20 第1実施形態のハンドル装置
25 ハンドル受け(固定枠部)
26 操作ハンドル(回転操作部)
27 キャップ体(固定枠部)
33 ハンドル軸
71 後障害壁(障害壁)
72 前障害壁(障害壁)
73,74 入口外壁
71a,72a 傾斜面
80 第2実施形態のハンドル装置
81 後障害壁(障害壁)
82 前障害壁(障害壁)
83,84 入口外壁
81a,82a 傾斜面
90 第3実施形態のハンドル装置
91 後障害ピン(障害ピン)
92 前障害ピン(障害ピン)
93,94 入口外壁
100 第4実施形態のハンドル装置
91a,92a 傾斜面
S1,T1 遊び隙間
S2,T2 延長隙間

Claims (5)

  1. 遊技球の発射強度を調節するための回転操作部と、
    この回転操作部の回転軸方向に並設されて、前記回転操作部を回転可能に支持する固定枠部とを有するハンドル装置を備えた遊技機において、
    前記ハンドル装置は、
    前記回転操作部と前記固定枠部との間に、前記回転操作部の回転を円滑に行うための遊び隙間が確保され、前記回転操作部および前記固定枠部の少なくとも一方の外周部には、前記遊び隙間の入口部分を遮蔽する障害壁が設けられており、
    かつ、前記障害壁と前記遊び隙間の入口外壁との間には、前記遊び隙間から延長される隙間であって、コインの厚みよりも広い幅に設定される延長隙間が設けられることを特徴とする遊技機。
  2. 前記障害壁の壁面が、前記延長隙間の奥から外側に向けて離れる方向に傾斜し、かつ、前記延長隙間の最も狭い部分の隙間間隔がコインの厚みよりも広い幅に設定される、請求項1記載の遊技機。
  3. 遊技球の発射強度を調節するための回転操作部と、
    この回転操作部の回転軸方向に並設されて、前記回転操作部を回転可能に支持する固定枠部とを有するハンドル装置を備えた遊技機において、
    前記ハンドル装置は、
    前記回転操作部と前記固定枠部との間に、前記回転操作部の回転を円滑に行うための遊び隙間が確保され、前記回転操作部および前記固定枠部の少なくとも一方の外周部には、前記遊び隙間の入口部分に交叉する障害ピンがコインの直径よりも狭い間隔を保って周方向に並設されることを特徴とする遊技機。
  4. 前記障害ピンと前記遊び隙間の入口外壁との間に、前記遊び隙間から延長される隙間であって、コインの厚みよりも広い幅に設定される延長隙間が設けられる、請求項3記載の遊技機。
  5. 前記障害ピンの壁面が、前記延長隙間の奥から外側に向けて離れる方向に傾斜し、かつ、前記延長隙間の最も狭い部分の隙間間隔がコインの厚みよりも広い幅に設定される、請求項4または5記載の遊技機。
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