JP2011128274A - 作像ユニット、現像ユニット、感光体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

作像ユニット、現像ユニット、感光体ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】感光体ユニットと現像ユニットの当接部材を互いに当接させ、感光体ドラムと現像ローラ間の現像ギャップを規定値に設定する位置決め動作において、当接面にゴミや汚れが付着すると現像ギャップが正確に規定値に設定されず、良好な画質が得られない。
【解決手段】位置決め動作の際に、感光体ユニットの当接部材102および現像ユニットのDSコロ202の当接面同士が近接するのに連動して、当該当接面に摺動しながら退避することにより当接面を清掃する清掃部材303および307を有する清掃機構300を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に着脱可能な作像ユニット、特に感光体ドラムと現像ローラとの距離を規定する位置決め部材を清掃する技術に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラムと現像器の現像ローラとの間の距離(以下、「現像ギャップ」という。)は、画像濃度やキャリア付着による画像汚れ等の画像品質を左右する重要な特性値であり、そのため、従来から現像ローラの両端部にギャップコロ等の当接部材を設け、当該ギャップコロを感光体ドラム表面に当接させて所定の現像ギャップを確保する方法が広く用いられている。
しかし、画像形成装置の使用に伴い、浮遊トナー等が感光体ドラム表面に付着した感光体ドラムとギャップコロとの間に介在することにより正確な現像ギャップが確保できなくなり、その結果、画質劣化を引き起こすおそれがあった。
そこで、特許文献1では、感光体ドラム表面の、ギャップコロが当接する部位よりも回転方向上流側の位置に、フェルトなどの清掃部材を当接させ、感光体ドラムの回転に伴って当該当接箇所が清掃されるように構成している。
特開2003−307931号公報
ところが、特許文献1の構成では、感光体ドラムの回転により清掃される構成となっているため、位置決め用の当接部材が回転しない構成には適用できない。また、清掃部材の当接により感光体ドラムの回転負荷が増加するため、駆動源としてより大型のモータを使用する必要があり、コストアップにつながる。しかも、清掃部材が感光体ドラム表面を摺擦することにより、感光体表面が磨耗して経時的に現像ギャップが変化するおそれがある。
本発明の目的は、現像ギャップの経時的な変化や、駆動源の大型化を招くことなく、現像ギャップを確保するための当接部材の当接面を清掃することができる作像ユニット、現像ユニット、感光体ユニットおよび当該作像ユニット等を備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る作像ユニットは、現像ローラを有する現像ユニットにおける第1の当接部材を、感光体ドラムを有する感光体ユニットにおける第2の当接部材に当接させることにより、感光体ドラムと現像ローラ間のギャップが規定値になるように構成された作像ユニットであって、前記第1と第2の当接部材が離間した状態のときに、当該第1と第2の当接部材間の隙間に介在する清掃部材と、前記第1と第2の当接部材が近接するにつれて、前記清掃部材を、前記第1と第2の当接部材間の隙間から退避させる退避手段とを備え、前記退避手段は、前記清掃部材を退避させる際に、前記第1と第2の当接部材における少なくとも一方の当接予定部位の表面を前記清掃部材が摺接しながら移動するように構成されてなることを特徴とする。
上記構成により、現像ユニットと感光体ユニットの当接部材が互いに当接する際に清掃部材が当接部位の表面を清掃しながら退避するので、これにより当接部位表面に付着したゴミや汚れが除去され、現像ギャップを規定値に確実に設定することができる。
また、当接部材は感光体ドラムのような回転体である必要がなく、従来のような摩耗による現像ギャップの経時的変化や感光体ドラムの駆動源の大型化などの問題が生じない。
ここで、前記退避手段は、周面相当部に清掃部材を保持すると共に、現像ユニットもしくは感光体ユニットのいずれか一方に回転可能に軸支された回転部材を有し、前記回転部材は、第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、前記清掃部材が当該第1と第2の当接部材の隙間に介在するように、その回転位置が位置決めされ、第1と第2の当接部材を近接させる際に、相手方の当接部材が前記清掃部材に当接すると、その押力により前記回転部材が所定方向に傾くようにして回転し、これにより前記清掃部材が前記隙間から退避するように、前記回転部材の輪郭形状とその軸支位置が決定されていてもよい。
また、前記第1もしくは第2の当接部材の一方には、第1と第2の当接部材を近接させる際の移動方向に対して所定の角度をなすテーパー面が形成されており、前記退避手段は、前記清掃部材を、前記テーパー面に沿って摺動可能に保持する保持部材と、前記保持部材を、相手方の当接部材に近付く方向に付勢する付勢手段とを備え、前記清掃部材は、前記第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、テーパー面が形成された側の当接部材における当接予定部位に覆い被さるような位置に保持され、第1と第2の当接部材を近接させる際に、相手方の当接部材が前記清掃部材に当接すると、その押力により前記保持部材が、前記テーパー面に沿って後退することにより、前記清掃部材が前記隙間から退避するように、前記テーパー面の傾きが決定されていてもよい。
これにより、現像ユニットと感光体ユニットの各当接部材を当接させる動作に連動して、清掃部材が自動的に退避するので、低コストでありながら、当接部位の表面を清掃してゴミや汚れを確実に除去し、現像ギャップを所定の値に設定することができる。
ここで、また、前記第1もしくは第2の当接部材の一方には、第1と第2の当接部材を近接させる際の移動方向に対して所定の角度をなす一対のテーパー面が形成されると共に、前記退避手段が、それぞれのテーパー面に沿って形成されており、前記第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、双方の退避手段の保持部材に保持された清掃部材が、相互に接触している状態となるように前記一対のテーパー面の傾きが決定されていてもよい。
これにより、前記第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、前記テーパー面が形成されている側の当接部材の当接予定部位へのゴミや汚れの付着をある程度防止することができる。
ここで、さらに、現像ローラを有する現像ユニットにおける第1の当接部材を、感光体ドラムを有する感光体ユニットにおける第2の当接部材に当接させることにより、感光体ドラムと現像ローラ間のギャップが規定値になるように構成された作像ユニットにおける現像ユニットであって、前記第1と第2の当接部材が離間した状態のときに、それらの当接部材間の隙間に介在する清掃部材と、前記第1と第2の当接部材が近接するにつれて、前記清掃部材を、前記第1と第2の当接部材間の隙間から退避させる退避手段とを備え、前記退避手段は、前記清掃部材を退避させる際に、前記第1と第2の当接部材のうち少なくとも第2の当接部材の当接予定部位表面を前記清掃部材が摺接しながら移動するように構成されてなることを特徴とする現像ユニットとしてもよい。
また、ここで、現像ローラを有する現像ユニットにおける第1の当接部材を、感光体ドラムを有する感光体ユニットにおける第2の当接部材に当接させることにより、感光体ドラムと現像ローラ間のギャップが規定値になるように構成された作像ユニットにおける感光体ユニットであって、前記第1と第2の当接部材が離間した状態のときに、それらの当接部材間の隙間に介在する清掃部材と、前記第1と第2の当接部材が近接するにつれて、前記清掃部材を、前記第1と第2の当接部材間の隙間から退避させる退避手段とを備え、前記退避手段は、前記清掃部材を退避させる際に、前記第1と第2の当接部材のうち少なくとも第1の当接部材の当接予定部位表面を前記清掃部材が摺接しながら移動するように構成されてなることを特徴とする感光体ユニットとしてもよい。
また、本発明を上記の特徴を備える作像ユニット、または現像ユニット、あるいは感光体ユニットを備えた画像形成装置とすることもできる。この場合においても、上記と同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の作像ユニットの概略構成を表す図である。 感光体ユニットと現像ユニットが離間した状態における作像ユニットの側断面図である。 感光体ユニットと現像ユニットが対向した状態における作像ユニットの側断面図である。 本発明の実施の形態1に係る作像ユニットにおける清掃部材の概略構成を表す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る作像ユニットにおける清掃部材の概略構成を表す図であり、(a)は図5における矢印Cから見た矢視図(側面図)であり、(b)は図5における矢印Dから見た矢視図(正面図)である。 本発明の実施の形態1に係る清掃部材の作用機構を示す図であり、(a)は現像ユニットの当接部材が清掃部材にちょうど接触した状態を表す正面図であり、(b)は現像ユニットの当接部材が感光体ユニットの当接部材と当接している状態を表す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る清掃機構を備えた作像ユニットの側断面図であり、感光体ユニットと現像ユニットとが離間した状態を表す図である。 本発明の実施の形態1に係る清掃機構を備えた作像ユニットの側断面図であり、感光体ユニットと現像ユニットとが対向した状態を表す図である。 本発明の実施の形態2に係る清掃部材の概略構成を表す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る清掃部材の作用機構を示す、図10における矢印Dから見た矢視図(正面図)であり、(a)は現像ユニットの当接部材が清掃部材と離間している状態を表す正面図であり、(b)は現像ユニットの当接部材がちょうど清掃部材に接した状態を表す正面図であり、(c)は現像ユニットの当接部材が感光体ユニットの当接部材と当接している状態を表す正面図である。
以下、本発明に係る実施の形態を、タンデム型デジタルカラープリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)に適用した場合を例にして、図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、タンデム型のカラーデジタルプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)を例にして説明する。
(1−1.プリンタの全体構成)
図1は、プリンタ1の全体の概略構成を示す断面図である。
プリンタ1は、不図示の外部端末から入力された画像データに基づき、周知の電子写真方式により画像を形成するものである。また、プリンタ1は、画像プロセス部10と、中間転写部20と、給紙部30と、定着部40を備える。
画像プロセス部10は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)の各再現色に対応するトナー像を作像する作像ユニット11C〜11K、並びに各作像ユニット11C〜11Kにおける静電潜像担持体である各感光体ドラム101(図2参照)を露光走査する露光走査部13を備えている。
中間転写部20は、駆動ローラ22および従動ローラ23によってほぼ水平に張架され、矢印方向に循環走行される中間転写ベルト21等を備える。
露光走査部13は、レーザダイオードなどの発光素子を備え、C〜K色の画像形成のためのレーザ光L1を発し、感光体ドラム101C〜101Kをそれぞれ露光走査する。露光走査部13による露光走査を受けて、各作像ユニット11C〜11Kにより所定のタイミングで作像された各色のトナー像は、中間転写ベルト21の内側の、各作像ユニットに対応する位置に配された1次転写ローラ12C〜12Kに印加された電圧による静電力により、走行する中間転写ベルト21周面の同じ位置に重ね合わせて転写される。このようにしてフルカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙部30により、記録シートがタイミングを合わせて搬送されてくる。そして、中間転写ベルト21上に一次転写されたトナー像が、所定の電圧が印加された2次転写ローラ26により静電力を受け、記録シート上に二次転写される。
トナー像が転写された記録シートは、定着部40において熱定着された後、外部の排紙トレイ35上に排出される。
(1−2.作像ユニットの構成)
画像プロセス部10における作像ユニット11C〜11Kは、それぞれ供給するトナーの色が異なるほかは、基本的に同じ構造であるので、以下では、ブラック用の作像ユニット11Kの構成について説明し、説明を簡潔にするためトナー色を表す添字は省略する。
図2は、作像ユニット11Kおよびその周辺の概略構成を示す図である。
同図に示すように作像ユニット11Kは、感光体ドラム101を有する感光体ユニット100と現像ローラ201を有する現像ユニット200を、感光体ドラム101と現像ローラ201が対向するように配設してなる。
感光体ユニット100は、感光体ドラム101のほか、感光体ドラム101の周面を所定の電位に帯電させる帯電器103や感光体ドラム周面に残留したトナーを除去するクリーナブレード113等を備える。
中間転写ベルト21を介して感光体ドラム101に対向する位置には、1次転写ローラ12が配設されている。
現像ユニット200は、現像ローラ201のほか、トナーを紙面手前側から奥側に向けて攪拌しながら搬送する第1攪拌スクリュー206と、奥側に搬送されたトナーを手前側に搬送しながら現像ローラ201の表面にトナーを供給する第2攪拌スクリュー207、および現像ローラ201の表面に付着したトナー層の厚みが一定の値になるように規制するドクターブレード208などを筺体209に保持してなる。この筺体209は、トナー収容容器を兼ねている。
感光体ドラム101上に形成されたトナー像が中間転写ベルト21上に転写された後、感光体ドラム101の周面はクリーナブレード113によってクリーニングが施され、残留トナーや付着異物などが除去される。
図3、図4は、作像ユニット11Kのうち、特に、現像ギャップを確保するための位置決め機構の構成を示す図であり、感光体ドラム101の回転軸111に直交し、かつ、紙面手前側の当接部材102の位置における断面で示している。
なお、ここでは、位置決め機構について説明することを目的としており、簡略化のため、作像ユニット11Kの位置決めに関係のない部品については図示を省略している。
図3は、感光体ドラム101と現像ローラ201とが離間している状態(以下「離間状態」という。)を示し、図4は、現像ユニット200が感光体ユニット100に位置決めされて、感光体ドラム101と現像ローラ201とが互いに現像ギャップを介して対向している状態(以下「対向状態」という。)を示す。
図3に示すように、感光体ユニット100の筐体100aには、支軸ピン104が立設されており、当該支軸ピン104が現像ユニット200の下部に設けられた横断面が半円状の溝部203に嵌まり込むことにより、現像ユニット200が支軸ピン104によって回動可能に保持される。
現像ローラ201の支軸205の当該現像ローラ本体201aの両端部外側の位置(図5参照)には、現像ギャップ規制用のコロ(以下、「DSコロ」という。)202が取着されている。
本実施の形態では、二成分現像剤を使用した磁気ブラシ現像法を使用しており、現像ローラ本体201aは、現像スリーブの内側にマグネットローラを内挿してなり、マグネットローラは支軸205に固定され、現像スリーブは当該支軸205に対してベアリングを介して回転可能に軸支されているものとする(これらの構成は公知なので、特に内部構造を図示しておらず、単に現像ローラ本体201aとして表している。)。支軸205は、現像ユニット200の筺体209(図2)に回転しない状態で保持される。したがって、DSコロ202は、筺体209に対し回転しない状態で保持されていることになる。
位置決めを行うために、図3に示す離間状態から、支軸ピン104を中心に現像ユニット200を感光体ユニット100に近づく方向に回動させて、図4に示す対向状態へと移行させる。
対向状態において、DSコロ202は、感光体ドラム101の下方に設けられた鉤状の断面形状を有する受け部材106と感光体ドラム101を収容するハウジング105に設けられた感光体側当接部材102とにより形成された空間内に収容され、DSコロ202の周面が感光体側当接部材102に当接して感光体ドラム101と現像ローラ201間の現像ギャップが規定値に設定される(以下、DSコロ202と感光体側当接部材102とを互いに当接させて感光体ドラム101と現像ローラ201間の現像ギャップを規定値に設定することを「位置決め動作」という。)。
DSコロ202と感光体側当接部材102とを互いに当接させた状態において、板バネ108がネジ109により板バネ固定部107に固定され、板バネ108によりDSコロ202に対して受け部材106および感光体側当接部材102に押し付ける方向の付勢力が加えられ、当該付勢力により、現像ユニット200が感光体ユニット100に対して位置決めされる。
本実施の形態では、作像ユニット11Kは、このように位置決めされた後に、プリンタ1本体内部に装着される。
なお、上記現像ギャップの規定値は、機種や現像剤の種類にもよるが、通常0.2mm〜0.5mm程度に設定される。また、感光体側当接部材102、受け部材106、および板バネ固定部107は、ハウジング105と一体的に形成されていてもよい。
図4において、紙面に垂直な方向に伸びる2本のガイドレール501および502が、プリンタ1の本体フレーム(不図示)に取り付けられている。ガイドレール501および502の横断面の形状は、ほぼL字形状となっており、感光体ユニット100のスライド溝110と現像ユニット200の下端部204とを、それぞれガイドレール501、502に係合させて、作像ユニット11Kを当該ガイドレール501、502に沿って紙面奥側に押し込んでプリンタ1本体に装着する。
なお、感光体ユニット100および現像ユニット200のメンテナンス等を行う際には、作像ユニット11Kをガイドレール501、502に沿って手前側に引き出してプリンタ1本体から取り出した後、ネジ109および板バネ108を取り外して現像ユニット200の感光体ユニット100に対する固定を解除し、支軸ピン104を中心に現像ユニット200を感光体ユニット100から離れる方向に回動させ、図3の離間状態にする。
感光体ユニット100もしくは現像ユニット200を交換する場合には、この状態において、現像ユニットを同図における矢印Bの方向に引き上げて現像ユニット200と感光体ユニット100とを分離することにより、どちらか一方(もしくは双方)を交換する。
(1−3.作像ユニットにおける当接部材清掃機構)
次に、位置決め機構における当接部位を清掃する機構について説明する。
既述のように位置決め動作を行う際に、DSコロ202周面および感光体側当接部材102の当接部位にゴミや汚れ等が付着していると、現像ギャップが正確に規定値に設定されず、その結果、画像品質の劣化を引き起こしてしまう。
そこで、本実施の形態における作像ユニット11は、DSコロ202周面および感光体側当接部材102の当接面にゴミや汚れが付着したまま位置決め動作が行われないように、DSコロ202が感光体側当接部材102に当接する直前に双方の当接部位のゴミや汚れを除去する清掃機構を備えている。
図5は、清掃機構300の構成を示すため、DSコロ202と感光体側当接部材102との当接部位周辺を模式的に示す斜視図である。また、図6(a)は、図5において矢印Cから見た図であり、図6(b)は図5において矢印Dから見た図である。
なお、図5、図6(a)、図6(b)では、図面を見やすくするために、ハウジング105については部分的な表示にとどめおり、また、図3、図4における受け部材106、板バネ固定部107、板バネ108およびネジ109については表示を省略している。
図5に示すように、清掃機構300は、回転部材301と、外側清掃部材303、内側清掃部材307(図6(b)参照)、引っ張りバネ304等からなる。
回転部材301は、楕円柱状であって、その軸方向における中央部が楕円の短径方向から見たときにコの字型にくり抜かれており、この部分に感光体側当接部材102の先端部が入り込み、支軸302を介して回転部材301が感光体側当接部材102に回転可能に軸支される。
支軸302は、回転部材301の楕円柱の軸に平行であり、感光体ドラム101の回転軸111および現像ローラ201の支軸205とは直交する。
感光体側当接部材102および支持部材112は、感光体ユニットのハウジング105に固定されており、感光体ドラム101の回転軸111は、感光体側当接部材102および支持部材112に対してベアリング等を介して回転自在に保持されている。
感光体側当接部材102と感光体ドラム101との間にはハウジング105上に支持部材112が立設されており、バネ304の両端のフックが支持部材112に設けられたアーチ状受け部材306と回転部材301に設けられたアーチ状受け部材305とに引っかけられて、回転部材301は、図5の矢印A方向に付勢されている。
一方、回転部材301の外周面には、シート状の外側清掃部材303が貼着されると共に、上記コの字型部分の、感光体側当接部材102の端面に対向する部分には、内側清掃部材307が貼着される。外側清掃部材303および内側清掃部材307は、弾性を有し、滑り摩擦係数がある程度低い部材(例えばウレタンフォームやフェルト等)からなる。また、それぞれの厚みは、1(mm)〜3(mm)程度である。特に、内側清掃部材307の厚みは、回転部材301の回動を可能にしつつ、感光体側当接部材102の当接面に適度な圧力で接触し、その表面の異物を擦り取るだけの厚みが要求される。
回転部材301は、バネ304により図のA方向に付勢されるが、図6(b)に示すように回転部材301のコの字型部分に設けられた段部301bが、感光体側当接部材102の先端部角に当接して、それ以上A方向に回転しないように位置決めされている(以下、この回転位置を「初期位置」という。)。
この初期位置において、内側清掃部材307は、感光体側当接部材102の当接面102aのほぼ全面を覆うようにして接触しており、トナー粉やその他の異物が、当該当接面102aに付着しないようになっている。
図7(a)、(b)は、図6(b)の離間状態から、DSコロ202を感光体側当接部材102に近接させて位置決め動作を行なう際における、清掃機構300がDSコロ202および感光体側当接部材102の当接部を清掃する過程を模式的に示す図である。図7(a)は、位置決め動作において、離間状態からDSコロが感光体側当接部材102に近接する方向に移動し、DSコロ202がちょうど清掃機構300の外側清掃部材303に当接した状態を示す。
矢印Eは、DSコロ202が感光体側当接部材102に近接する方向を示す。
図7(a)の状態において、回転部材301は、外側清掃部材303を介してDSコロ202から矢印E方向の押力F1を受ける。ここで、同図に示すように、支軸302はDSコロ202と外側清掃部材303との接点から矢印E方向に伸ばした直線から右方向に外れた位置に設けられている。
そのため、押力F1は、前記接点と支軸302を通る直線に平行な方向の押力F1aと、これに直行する方向の押力F1bに分力され、押力F1bが回転トルクを発生させて、回転部材301を支軸302を中心として同図に示す矢印G方向に回転させようとする。
回転部材301の回転に伴い外側清掃部材303および内側清掃部材307もまた、DSコロ202および感光体側当接部材102の当接面102aとそれぞれ摺接しながらG方向に移動する。このとき、外側清掃部材303によりDSコロ202の当接面が清掃され、内側清掃部材307により感光体側当接部材102の当接面102aが清掃される。
そして、最終的に図7(b)に示すように、DSコロ202は感光体側当接部材102と当接し、このとき外側清掃部材303および内側清掃部材307は、DSコロ202と感光体側当接部材102との当接領域外へと退避した状態となる。
なお、DSコロ202と感光体側当接部材102とが当接した状態(図7(b))から、再び双方を離間させた状態へと変化させた場合、バネ304の付勢力により回転部材301は元の位置に戻り、図6(b)の状態となる。このとき、感光体側当接部材102の当接面102aは、内側清掃部材307により再び覆われた状態となる。これにより、当接面102aへのゴミや汚れの付着が防止される。
清掃機構300を備えた作像ユニット11の、DSコロ202と感光体側当接部材102とが互いに離間している状態を図8に、当接している状態を図9に示す。図8および図9における清掃機構300は、図6(b)、図7(b)においてそれぞれ紙面左側から見た状態を示しており、図9では、回転部材301が紙面手前側(図7(b)における紙面左側)に倒れて、外側清掃部材303が紙面手前側に退避した状態となっている。なお、図8および図9においては、バネ304およびアーチ状受け部材305、306については、清掃機構300の状態をわかりやすく示すために図示を省略している。
(1−4.実施の形態1のまとめ)
上記のように、感光体側当接部材102に清掃機構300を備える構成とすると、位置決め動作時において、DSコロ202と感光体側当接部材102とが当接する直前に、外側清掃部材303がDSコロ202の当接面を、内側清掃部材307が感光体側当接部材102の当接面をそれぞれ清掃して当該当接面上にゴミや汚れが付着している場合にはそれらを除去し、現像ギャップを確実に規定値に設定することができる。
DSコロ202、感光体側当接部材102ともに回転しないので、一旦両者が当接して位置決め動作が完了すると、その後、当該当接部間にトナー粉やゴミなどが入り込む余地がなく、良好な現像ギャップを維持することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、外側清掃部材303および内側清掃部材307を備えた回転部材301が、DSコロ202からの押力を受けて支軸302を中心に回転するのに伴って、外側清掃部材303および内側清掃部材307がそれぞれDSコロ202および感光体側当接部材102の当接面102aに摺接しながら移動して、両当接面を清掃する構成について説明した。
本実施の形態2では、清掃部材を保持する保持部材がDSコロ202からの押力を受けて当該押力の方向に対して所定の傾斜角度を有するテーパー面に沿ってスライドすることにより清掃部材を移動させ、DSコロ202の当接面を清掃する構成について説明する。なお、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ構成要素については、同符号を付して、その説明を省略する。
図10は、本実施の形態2における位置決め動作時のDSコロ202と感光体側当接部材102との当接面周辺の構成を模式的に示した斜視図である。同図に示すように感光体側当接部材102は、底部から上部に向かって幅が細くなるテーパー形状をしている。
感光体ドラム101の回転軸111は、感光体側当接部材102にベアリング等を介して回転自在に保持されている。
清掃機構400は、清掃部材403、404、これらを保持する板状の保持部材401および402、一対の圧縮バネ406、一対のバネ支持部材407、および一対のガイド部材405を有する。
一対の保持部材401、402は、一対のガイド部材405により案内されてそれぞれテーパー面102b、102cに沿って上下に摺動可能に保持されている。
一対のバネ支持部材407は、感光体側当接部材102の両側のテーパー面102bおよび102cにそれぞれ固定されており、これに各圧縮バネ406の一端が固着され、当該圧縮バネ406により保持部材401および402の下端を上方に付勢するように構成される。
保持部材401および402の上側端面には、それぞれ清掃部材403、404が貼着されている。保持部材401、402は、ある程度の剛性を有する部材(例えばポロン等)から成り、清掃部材403および404は、滑り摩擦係数がある程度低い部材(例えばウレタンフォームやフェルト等)から成る。
なお、保持部材401および402のテーパー面102bおよび102cに対する摺動面にも滑り摩擦係数がある程度低い部材(例えばウレタンフォームやフェルト等)を貼付してもよい。
離間状態においては、保持部材401および402が圧縮バネ406による付勢を受けて、図10に示す位置(初期位置)にある。この状態で清掃部材403と404の表面が面一となっている。保持部材401の先端部の保持部材402側の角に面取り部401aが形成され、保持部材401、402の両者の先端部における接触面積を大きくして安定して初期位置を維持することができるようになっている。
もっとも、一対の圧縮バネ406の付勢力にバラツキがある場合もあるので、各保持部材401、402の適当な位置に係合突起を設け、これが、ガイド部材405に当接することにより、上記初期位置から上方に突出しないように規制して、さらに安定的に初期位置を確保するようにしてもよい。
図11(a)、(b)、(c)は実施の形態2において清掃機構400によってDSコロ202の当接面が清掃される様子を模式的に示す図である。
図11(a)は、図10の矢印Dから見た図であり、離間状態におけるDSコロ202、および清掃機構400の初期状態を示す。この状態で、保持部材401,402が傘となって、感光体側当接部材102の当接面を覆っているので、トナー粉や異物が、感光体側当接部材102の当接面に付着しにくい。
図11(b)は、離間状態からDSコロが感光体側当接部材102に近接する方向(E方向)に移動し、DSコロ202がちょうど清掃機構400の清掃部材403および404に当接した状態を示す。このとき、保持部材401および402は、それぞれ清掃部材403および404を介してDSコロ202から矢印J1方向に押力を受ける。保持部材401および402は、J1方向の押力を受けてテーパー面102b、102cに沿って摺動し後退する。
それに伴って清掃部材403と404間の間隔も広くなるので、保持部材401および402は、それぞれDSコロ202の当接部位と摺接しながら相対的にJ2、J3方向に移動し、これにより当該当接部位にゴミや汚れが付着している場合には除去される。
そして、最終的に図11(c)に示すように、DSコロ202は感光体側当接部材102と当接し、このとき保持部材401および402はテーパー面102b、102cに沿ってそれぞれ後退し、清掃部材403および404はDSコロ202と感光体側当接部材102との当接領域外へと退避した状態となる。
DSコロ202と感光体側当接部材102とが離間されると、保持部材401および402は、圧縮バネ406によってそれぞれテーパー面102b、102cに沿ってDSコロ202に近づく方向の付勢力を受けて、図11(c)の状態から、感光体側当接部材102の当接面に覆い被さる初期位置(図11(a))に戻り、感光体側当接部材102の当接面は保持部材401および402により覆われて、トナー粉や汚れの付着が防止される。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することが出来る。
(1)上記実施の形態1および2においては、清掃機構300および400を感光体側当接部材102に設ける構成について説明したがこれに限られず、清掃機構300或いは400を現像ユニット側の当接部材、即ちDSコロ202に設けてもよい。この場合、円板もしくは円柱の形状をしたDSコロ202に対して清掃機構300或いは400の取着が難しいことが考えられる。その場合は、DSコロの形状を立方体やその他の多角柱形状(清掃機構300)或いはテーパー面を有する多角柱形状(清掃機構400)としてもよく、さらには、感光体側当接部材102を円板や円柱のコロ形状としてもよい。
(2)実施の形態1においては、回転部材301は、その外周面に外側清掃部材303を、内側のコの字型にくり抜かれた部分のうちL字形状の長辺に相当する部分である長辺部301aの表面に内側清掃部材307をそれぞれ備え、外側清掃部材303がDSコロ202の当接面を、内側清掃部材307が感光体側当接部材102の当接面をそれぞれ清掃する構成となっている。
しかし、離間状態において、感光体側当接部材102の当接面は回転部材301のコの字状の空隙内部に収められ、回転部材301によって覆われた状態となっており、当該当接面にゴミや汚れが付着するのをある程度防止できるため、内側清掃部材307を備えない構成としてもよい。
(3)実施の形態2においては、感光体側当接部材102は、両側にテーパー面を有するとしたが、これに限られず、片側のみにテーパー面を有する構成とすることも可能である。この場合、テーパー面に沿って摺動する側の支持部材に備えられた清掃部材が、離間状態においてはテーパー面とは反対側の面の延長線上まで覆いかぶさるような構成とすることが望ましい。
(4)実施の形態2においては、離間状態において、保持部材401および402によって感光体側当接部材102の当接面が覆われる構成となっている。上記の構成では、感光体側当接部材102の当接面は4方が完全には覆われておらず、保持部材401、402の両側面に当たる部分は開口している。そのため、当該開口部からゴミや汚れが侵入し、当接面に付着する虞が少なからず存在する。そこで、当該開口部を覆うような壁部材を設けるようにしてもよい。これにより、離間状態において感光体側当接部材102の当接面は4方が完全に覆われた状態となり、当該当接面に対するゴミや汚れの付着をより効果的に防止することが出来る。
なお、上記壁部材は、感光体側当接部材102の両側面もしくはガイド部材405の両側面上に設け、移動しない構成としてもよく、保持部材401、402の両側面上に設けて、位置決め動作における当該保持部材401、402の動きに伴って移動する構成としてもよい。ただし、壁部材が保持部材401、402の移動を妨げないように、壁部材が感光体側当接部材102、ガイド部材405に対して支障なく円滑に移動できる態様で設置するとよい。
(5)実施の形態1および2においては、現像ユニット200は感光体ユニット100に支軸ピン104により軸支されており、現像ユニット200を感光体ユニット100に対して回動させてDSコロ202を感光体側当接部材102に当接させ、位置決め動作を行う構成について説明した。
しかし、感光体ユニット100と現像ユニット200とを接離可能にする構成は、上記のように回動させる構成に限らず、例えば、現像ユニットをレールなどのガイド部材に沿って平行移動させることにより、感光体ユニット100に近接させ、上記と同様な清掃機構を有する当接部材により位置決めするようにしても構わない。
また、現像ローラや感光体ドラムの、それぞれのユニットの筺体に対する軸受け精度が高ければ、位置決め用の当接部材を、上記実施の形態のようにDSコロや感光体ドラムの軸受兼用の当接部材とする必要もなく、各ユニットの筺体自体に当接部を設けて、これにより現像ローラと感光体ドラム間の位置決めを行って、現像ギャップが所定の規定値になるように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態においては、現像ユニットと感光体ユニットを組み合わせて作像ユニットとして装置本体に装着する構成としたが、現像ユニットと感光体ユニットをそれぞれ別個に装置本体に脱着可能にし、両者を装置本体に装着後、位置決め動作を実行するように構成してもよい。
また、上記各実施の形態および上記各変形例の内容をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本発明は、画像形成装置における作像ユニットにおいて、規定の現像ギャップを確保して、良好な画質を実現し、画質劣化を防止する技術として有用である。
1 プリンタ
11 作像ユニット
100 感光体ユニット
101 感光体ドラム
102 感光体側当接部材
102a 当接面
102b、102c テーパー面
104 支軸ピン
105 ハウジング
106 受け部材
107 板バネ固定部
108 板バネ
109 ネジ
111 回転軸
112 支持部材
200 現像ユニット
201 現像ローラ
202 DSコロ
203 溝部
205、302 支軸
300、400 清掃機構
301 回転部材
301a 長辺部
301b 段部
303 外側清掃部材
304 バネ
305、306 アーチ状受け部材
307 内側清掃部材
401、402 保持部材
401a 面取り部
403、404 清掃部材
405 ガイド部材
406 圧縮バネ
407 バネ支持部材

Claims (7)

  1. 現像ローラを有する現像ユニットにおける第1の当接部材を、感光体ドラムを有する感光体ユニットにおける第2の当接部材に当接させることにより、感光体ドラムと現像ローラ間のギャップが規定値になるように構成された作像ユニットであって、
    前記第1と第2の当接部材が離間した状態のときに、当該第1と第2の当接部材間の隙間に介在する清掃部材と、
    前記第1と第2の当接部材が近接するにつれて、前記清掃部材を、前記第1と第2の当接部材間の隙間から退避させる退避手段と
    を備え、
    前記退避手段は、前記清掃部材を退避させる際に、前記第1と第2の当接部材における少なくとも一方の当接予定部位の表面を前記清掃部材が摺接しながら移動するように構成されてなる
    ことを特徴とする作像ユニット。
  2. 前記退避手段は、周面相当部に清掃部材を保持すると共に、現像ユニットもしくは感光体ユニットのいずれか一方に回転可能に軸支された回転部材を有し、
    前記回転部材は、第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、前記清掃部材が当該第1と第2の当接部材間の隙間に介在するように、その回転位置が位置決めされ、
    第1と第2の当接部材を近接させる際に、相手方の当接部材が前記清掃部材に当接すると、その押力により前記回転部材が所定方向に傾くようにして回転し、これにより前記清掃部材が前記隙間から退避するように、前記回転部材の輪郭形状とその軸支位置が決定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の作像ユニット。
  3. 前記第1もしくは第2の当接部材の一方には、第1と第2の当接部材を近接させる際の移動方向に対して所定の角度をなすテーパー面が形成されており、
    前記退避手段は、
    前記清掃部材を、前記テーパー面に沿って摺動可能に保持する保持部材と、
    前記保持部材を、相手方の当接部材に近付く方向に付勢する付勢手段と
    を備え、
    前記清掃部材は、前記第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、テーパー面が形成された側の当接部材における当接予定部位に覆い被さるような位置に保持され、
    第1と第2の当接部材を近接させる際に、相手方の当接部材が前記清掃部材に当接すると、その押力により前記保持部材が、前記テーパー面に沿って後退することにより、前記清掃部材が前記隙間から退避するように、前記テーパー面の傾きが決定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の作像ユニット。
  4. 前記第1もしくは第2の当接部材の一方には、第1と第2の当接部材を近接させる際の移動方向に対して所定の角度をなす一対のテーパー面が形成されると共に、前記退避手段が、それぞれのテーパー面に沿って形成されており、前記第1と第2の当接部材が離間状態にあるときに、双方の退避手段の保持部材に保持された清掃部材が、相互に接触している状態となるように前記一対のテーパー面の傾きが決定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の作像ユニット。
  5. 現像ローラを有する現像ユニットにおける第1の当接部材を、感光体ドラムを有する感光体ユニットにおける第2の当接部材に当接させることにより、感光体ドラムと現像ローラ間のギャップが規定値になるように構成された作像ユニットにおける現像ユニットであって、
    前記第1と第2の当接部材が離間した状態のときに、それらの当接部材間の隙間に介在する清掃部材と、
    前記第1と第2の当接部材が近接するにつれて、前記清掃部材を、前記第1と第2の当接部材間の隙間から退避させる退避手段と
    を備え、
    前記退避手段は、前記清掃部材を退避させる際に、前記第1と第2の当接部材のうち少なくとも第2の当接部材の当接予定部位表面を前記清掃部材が摺接しながら移動するように構成されてなる
    ことを特徴とする現像ユニット。
  6. 現像ローラを有する現像ユニットにおける第1の当接部材を、感光体ドラムを有する感光体ユニットにおける第2の当接部材に当接させることにより、感光体ドラムと現像ローラ間のギャップが規定値になるように構成された作像ユニットにおける感光体ユニットであって、
    前記第1と第2の当接部材が離間した状態のときに、それらの当接部材間の隙間に介在する清掃部材と、
    前記第1と第2の当接部材が近接するにつれて、前記清掃部材を、前記第1と第2の当接部材間の隙間から退避させる退避手段と
    を備え、
    前記退避手段は、前記清掃部材を退避させる際に、前記第1と第2の当接部材のうち少なくとも第1の当接部材の当接予定部位表面を前記清掃部材が摺接しながら移動するように構成されてなる
    ことを特徴とする感光体ユニット。
  7. 請求項1乃至4に記載の作像ユニット、請求項5に記載の現像ユニット、請求項6に記載の感光体ユニットのいずれかを備えた画像形成装置。
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