JP2006084698A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 感光体ユニットに被駆動ユニットが取り付けられて構成されたプロセスカートリッジにおいて、被駆動ユニットの画像形成装置の装置本体に対する位置精度の向上を図る。
【解決手段】 感光体ユニット10と、この感光体ユニット10に対して回動自在に設けられ、感光体10aを利用した画像形成動作を実行する被駆動ユニット12と、を備えるプロセスカートリッジ51において、感光体ユニット10に設けた第1の被支持部66と被駆動ユニット12に設けた第2の被支持部68とが装置本体2の支持部(67等)に支持されることにより、被駆動ユニット12が装置本体2に対して位置決めされるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プロセスカートリッジ及びこれを備える画像形成装置に関する。
近年、レーザプリンタやデジタル複写機等の電子写真プロセスを用いた画像形成装置においては、感光体を保持した感光体ユニットに、電子写真プロセスによる画像形成動作を実行する各種ユニットのうちの1又は複数を取り付けたプロセスカートリッジを装置本体に着脱自在に取り付けたものが増えている。各種ユニットとしては、感光体上の静電潜像をトナーで現像する現像ユニットや、感光体上に残存したトナーを除去して回収する感光体クリーニングユニットなどがある。
現像ユニットや感光体クリーニングユニットは、装置本体からの回転駆動力によって駆動される。このような感光体ユニット以外で装置本体から回転駆動力を得るユニットを被駆動ユニットとよぶ。これらの駆動力の伝達は、装置本体側の駆動ギヤと、各ユニット側の被駆動ギヤの連結によって行われる。
特開平6−194892号公報 特開2001−066970公報 特開平10−333531号公報 特開平8−006459号公報
プロセスカートリッジの装置本体への位置決めは、感光体ユニットに設けられた被支持部が、装置本体に設けられた支持部に支持されることによりなされる。このような位置決め構造では、感光体の装置本体に対する位置精度が高くなり、感光体から被転写体への転写が良好となる。
しかしながら、このような位置決め構造では、現像ユニットや感光体クリーニングユニットなどの被駆動ユニットは、感光体ユニットを介して装置本体に取り付けられるため、公差の積み上げや製造誤差によっては装置本体に対する位置精度が低くなってしまう。位置精度が低いと、駆動ギヤと被駆動ギヤとのギヤ間距離が広がり噛み合いが悪くなってしまうという問題がある。これにより、駆動力伝達にムラが発生し、被駆動ギヤ側に、回転ムラ、振動などが発生し、これによって画像の質が低下する場合がある。
特許文献1には、プロセスカートリッジと本体駆動系との位置決めを主基準、従基準を用いて行い、装置本体からプロセスカートリッジへ正確の伝達を行う技術が記載されている。特許文献2では、駆動ギヤと従動ギヤの噛み合い接線方向に直交する方向に、従動ユニットの支点の長穴方向を設定することより、感光体と像担持体との間隔を一定に保持する技術が記載されている。特許文献3には、感光ドラム(感光体)中心と、現像スリーブ中心と位置決めし、感光体ケースと現像ケースとをネジ止め固定し、感光体ドラムと現像スリーブとの取り付け精度を高くする技術が記載されている。しかしながら、これらの特許文献に記載された技術は、上記した課題を解決するものではない。
本発明の目的は、感光体ユニットに被駆動ユニットが取り付けられて構成されたプロセスカートリッジにおいて、その被駆動ユニットの画像形成装置の装置本体に対する位置精度の向上を図ることである。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の装置本体に着脱自在に取り付けられるプロセスカートリッジにおいて、感光体を有する感光体ユニットと、前記装置本体の駆動ギヤに直接連結される被駆動ギヤとこの被駆動ギヤに連結された回転体とを有し、前記回転体の軸心を中心として前記感光体ユニットに対して回動自在に設けられ、前記感光体を利用した電子写真プロセスによる画像形成動作を実行する1以上の被駆動ユニットと、前記感光体ユニットに設けられた第1の被支持部と、前記被駆動ユニットに設けられた第2の被支持部と、を備え、前記被駆動ユニットは、前記第1の被支持部と前記第2の被支持部とが前記装置本体の支持部に支持されることにより前記装置本体に対して位置決めされることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、1以上の前記被駆動ユニットは、前記感光体上の静電潜像を現像する現像ユニットと、前記感光体上の粉体を回収する感光体クリーニングユニットとのうちの少なくとも一方であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のプロセスカートリッジにおいて、前記被支持部は、穴部であり、前記第2の被支持部を支持する前記支持部は、前記第2の被支持部に嵌合する形状であって、前記駆動ギヤが固定された駆動軸に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のプロセスカートリッジにおいて、前記第2の被支持部は、長穴状に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のプロセスカートリッジにおいて、前記第2の被支持部は、前記回転体に向かう方向に長辺方向が設定され、前記被駆動ギヤと前記駆動ギヤとの噛み合い接線方向から前記駆動ギヤの圧力角分だけ前記被駆動ギヤ側に傾いた方向の駆動力伝達方向が、前記第2の被支持部の長辺方向に対して垂直であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3ないし5の何れか一記載のプロセスカートリッジにおいて、前記第2の被支持部には、当該第2の被支持部を支持する前記支持部の挿入を案内する案内部が形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、記録材に電子写真プロセスによる画像形成動作を実行する画像形成装置において、装置本体と、この装置本体に着脱自在に取り付けられる請求項1ないし6の何れか一記載のプロセスカートリッジと、を備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記第2の被支持部を支持する前記支持部は、前記駆動軸とこの駆動軸に取り付けられ前記第2の被支持部に嵌合する軸受けとを有していることを特徴とする。
本発明によれば、感光体ユニットに被駆動ユニットが取り付けられて構成されたプロセスカートリッジにおいて、その被駆動ユニットの画像形成装置の装置本体に対する位置精度の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施の形態の電子写真方式の画像形成装置であるフルカラープリンタ1の内部の概略構造を示す右側面図である。フルカラープリンタ1の装置本体2の内部には、画像形成部3、光書込ユニット4、給紙カセット5、定着装置6等が収納されている。
画像形成部3は、4つの作像部7Y,7M,7C,7K、これらの作像部7の下側に位置する中間転写ユニット8、2次転写バイアスローラ9等から構成されている。なお、符号におけるY,M,C,Kの添え字は各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を意味する。
4つの作像部7Y,7M,7C,7Kは、添え字に対応した各々異なる色のトナー像を形成する。これら4つの作像部7の構造は同じであり、回転自在な像担持体である円筒形の感光体10aを有する感光体ユニット10、この感光体10aの周囲に静電写真プロセスの順に配置された帯電ローラ11、被駆動ユニットである現像ユニット12、被駆動ユニットである感光体クリーニングユニット13等により構成されている。4つの感光体10aは互いに平行であって等間隔に配置されている。感光体10aは、画像形成動作の際に、図示しないモータによって回転駆動される。
帯電ローラ11は、感光体10aに圧接されており、感光体10aに対して従動回転する。そして、帯電ローラ11は、図示しない高圧電源によりACおよびDCバイアスが印加されることで、感光体10aの表面を一様に所定電位に帯電する。
現像ユニット12は、現像ケース14と、現像ケース14の開口から一部露出させるように配設された現像剤担持体であって回転体であるローラ状の現像スリーブ15とを有している。さらに、現像ケース14の内部には、第1搬送スクリュウ16、第1搬送スクリュウ17、規制ブレード18等が設けられている。現像スリーブ15は、内部に図示しないマグネットを備えている。
現像ケース14の内部には、磁性キャリアとマイナス帯電性のトナーとからなる二成分現像剤が収容されている。この二成分現像剤は、第1搬送スクリュウ16、第2搬送スクリュウ17によって撹拌搬送されながら摩擦帯電された後、回転駆動された現像スリーブ15の表面に担持される。そして、規制ブレード18によってその層厚が規制されてから感光体10aに対向する現像領域に搬送され、ここで感光体10a上の静電潜像にトナーを付着させる。この付着により、感光体10a上にトナー画像が形成される。現像によってトナーを消費された二成分現像剤は、現像スリーブ15の回転に伴って現像ケース14の内部に戻される。なお、現像スリーブ15の駆動系は、後述する。
感光体クリーニングユニット13は、先端を感光体10aに押し当てられるように配置される、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード21を備えている。さらに、感光体クリーニングユニット13は、クリーニング性能を高めるために感光体10aに接触する導電性のファーブラシ22が回転自在に備えている。このファーブラシ22は図示しないモータにより回転駆動される。このファーブラシ22には、バイアスが印加されており、回転駆動されることにより感光体10a上のトナーを除去する。そして、クリーニングブレード21やファーブラシ22により感光体10aから除去されたトナーは、感光体クリーニングユニット13の内部に収容される。その後、図示しない回収スクリューにより感光体クリーニングユニット13の片側に寄せられ、図示しないトナーリサイクル装置を通じて現像ユニット12へと戻され、再利用される。
中間転写ユニット8には、中間転写体である無端状の中間転写ベルト31が設けられている。中間転写ベルト31は、駆動ローラ32、支持ローラ33,34により張架されている。そして、中間転写ベルト31は、図示しないモータによって回転駆動される。
中間転写ベルト31の内側には、各作像部7に対応させて1次転写体である4つの1次転写バイアスローラ35が設けられている。4つの1次転写バイアスローラ35は、中間転写ベルト31を介して各々の感光体10aの転写位置に対向配置されている。1次転写バイアスローラ35には、1次転写バイアスが印加され、感光体10aの表面のトナー画像を中間転写ベルト31の表面に転写する。
中間転写ユニット8の脇には、中間転写ベルト31をクリーニングするクリーニング装置36が設けられている。
2次転写バイアスローラ9は、中間転写ベルト31を介して支持ローラ33に対向配置されている。2次転写バイアスローラ9は、2次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト31とで挟持した記録材である用紙Sに中間転写ベルト31上のトナー画像を2次転写する。
光書込ユニット4は作像部7の上側に配置され、YMCKの各色毎の画像データに対応するレーザ光を各感光体10aの表面に向けて照射し、各感光体10aの表面に静電潜像を形成する。この光書込ユニット4としては、レーザ光源、ポリゴンミラー等を用いたレーザスキャン方式のものを示しているが、LEDアレイと結像手段とを組合せた方式のものを用いてもよい。
給紙カセット5内には用紙Sが収容保持され、この用紙Sはピックアップローラ37により一枚ずつ分離して給紙される。一枚ずつ分離給紙された用紙Sは、給紙搬送ローラ38、レジストローラ39によって、2次転写位置に搬送される。
定着装置6は、トナー像が転写された用紙Sに熱と圧力とを加えることによりそのトナー像を用紙Sに定着する。
このフルカラープリンタ1の電子写真プロセスによる画像形成動作について説明する。光書込ユニット4の半導体レーザから画像データに応じたレーザ光が出射され、このレーザ光が各感光体10aの表面に照射されることにより帯電済みの各感光体10aの表面に静電潜像が形成される。この静電潜像に対して各現像ユニット12から供給されたトナーが付着し、トナー像として顕像化される。このトナー像は、感光体10aと同期して移動する中間転写ベルト31の表面に1次転写バイアスが印加された各1次転写バイアスローラ35の転写作用で順次1次転写される。1次転写後に感光体10aの表面に残留した粉体である転写残トナーは、感光体クリーニングユニット13により除去され、その後、感光体10aの表面は、図示しない除電装置により除電されて、次の画像形成に供される。
このように各感光体10aの表面に形成された異なる色のトナー像が中間転写ベルト31上に順次重ね合わせて1次転写されることにより、中間転写ベルト31上にはカラートナー像が形成される。中間転写ベルト31上のトナー像は、給紙カセット5から給紙されて2次転写バイアスローラ9と中間転写ベルト31との間の転写位置に送り込まれた用紙Sに2次転写される。2次転写は、2次転写バイアスが印加された2次転写バイアスローラ9の転写作用で実行される。カラートナー像が転写された用紙Sは定着装置6で定着処理され、定着処理後に装置本体2に設けられた図示しない排紙トレイに排紙される。
このような構成下、本実施の形態の特徴部分について図2ないし図7に基づいて説明する。図2はプロセスカートリッジ51を示す左側面図、図3はその斜視図、図4は感光体ユニット10の左側の支持側板53を示す左側面図、図5は現像ユニット12の左側の支持側板56を示す左側面図、図6は現像ユニット12の左側の支持側板56と駆動系とを示す水平断面図、図7は現像ユニット12の駆動系を示す左側面図である。
本実施の形態では、感光体ユニット10に現像ユニット12が着脱可能に取り付けられてプロセスカートリッジ51が構成されている。
感光体ユニット10は、感光体10aとこの感光体10aの回転軸52の両端部を回転自在に支持する一対の支持側板53(図では一方のみを示している)などによって構成されている。支持側板53には、感光体10aの回転軸52を回転自在に支持する第1の支持穴部54が形成されている。ここで、穴部とは、穴とこの穴を形成する穴の周囲の部位である。
現像ユニット12では、現像スリーブ15の回転軸である現像スリーブ軸55の両端が現像ケース14を構成する一対の支持側板56によって回転自在に支持されている。なお、図2以降では、現像ケース14は、支持側板56以外が省略されている。支持側板56には、現像スリーブ軸55を回転自在に支持する第2の支持穴部57が形成されている。現像スリーブ軸55の左端部には、現像スリーブギヤ58が固定されている。この現像スリーブギヤ58は、左側の支持側板56に設けられたアイドラ軸59に回転自在に設けられた被駆動ギヤ60と噛み合っている。この被駆動ギヤ60は、装置本体2に設けられた駆動軸61の一端部に固定された駆動ギヤ62に噛み合う。即ち、被駆動ギヤ60は駆動ギヤ62に直接連結される。従って、図示しないモータによって駆動ギヤ62が回転駆動されると、回転駆動力が駆動ギヤ62、被駆動ギヤ60、現像スリーブギヤ58を介して現像スリーブ軸55に伝達されて、現像スリーブ15が回転駆動される。なお、図3では、被駆動ギヤ60と駆動ギヤ62との連結が解除された状態が示されている。
感光体ユニット10に対する現像ユニット12の取り付け構造を説明する。現像スリーブ15の現像スリーブ軸55の両端部は、感光体ユニット10の支持側板53に形成された第3の支持穴部63に回転自在に支持されている。これにより、現像スリーブ軸55が感光体10aに対して位置決めされ、現像スリーブ軸55と感光体10aの回転軸52との距離が固定された状態となり、現像ユニット12が感光体ユニット10に対して現像スリーブ軸55の軸心を中心に回動自在となっている。
次に、装置本体2に対するプロセスカートリッジ51の位置決め構造を説明する。感光体10aの回転軸52の両端部には、第1の被支持部66が回転軸52に一体に形成されている。これらの第1の被支持部66は、装置本体2に形成された図示しない第1の支持部に嵌合支持される。これにより、感光体10aの回転軸52が位置決めされる。また、現像ユニット12の左側の支持側板56には、装置本体2の駆動軸61の端部に形成された第2の支持部67が嵌合する第2の被支持部である従基準穴部68が形成されている。この従基準穴部68は、第2の支持部67によって嵌合支持される。詳しくは、駆動軸61の一端側には、軸受け69が設けられており、この軸受け69が従基準穴部68に嵌合する。ここに、駆動軸61と軸受け69とにより、第2の支持部67が構成されている。軸受け69は、玉軸受けが採用されている。従基準穴部68における第2の支持部67に対する入口側には、第2の支持部67の挿入を案内する面取り形状の案内部70が形成されている。また、従基準穴部68は、長穴状に形成されており、その長手方向は、感光体10aに向かう方向であって、かつ、現像スリーブ軸55の軸心に向かう方向に設定されている。これにより、従基準穴部68は、各部の寸法公差などを吸収する機能を有している。従って、このような構造では、感光体ユニット10の感光体10aの回転軸52側を主基準、現像ユニット12の従基準穴部68側を従基準として、プロセスカートリッジ51が装置本体2に位置決めされる。また、このとき、現像ユニット12は、現像スリーブ軸55を主基準、従基準穴部68を従基準として、装置本体2に位置決めされる。ここに、図示しない第1の支持部と第2の支持部67とにより支持部が構成されている。
ここで、図7に示すように、装置本体2に設けられた駆動ギヤ62から被駆動ギヤ60に対して駆動力の伝達が行われる際、駆動ギヤ62から被駆動ギヤ60には、ギヤの噛み合い部において噛み合い接線方向から駆動ギヤ62の圧力角分だけ被駆動ギヤ60側に傾いた方向に力が加わる。この力によって、被駆動ギヤ60を支持しているアイドラ軸59ごと現像ユニット12が移動しないように、従基準穴部68の長手方向が設定されている。即ち、被駆動ギヤ60と駆動ギヤ62の噛み合い接線方向から駆動ギヤ62の圧力角分だけ被駆動ギヤ60側に傾いた方向が、従基準穴部68の長辺に対して垂直となるように、被駆動ギヤ60に対して駆動ギヤ62が配置されている。
このような構成により、装置本体2に対するプロセスカートリッジ51の位置決めが、感光体ユニット10の感光体10aの回転軸52と、被駆動ユニットである現像ユニット12の左側の支持側板56の従基準穴部68とが用いられて行われるので、従来に対して、装置本体2に対する感光体10aの位置精度が維持されている。そして、現像ユニット12が、現像スリーブ15の現像スリーブ軸55を主基準、従基準穴部68を従基準として、装置本体2に位置決めされるので、装置本体2に対する現像ユニット12の位置精度が従来に対して向上しており、被駆動ギヤ60と駆動ギヤ62とのギヤ間ピッチがずれてしまうのが抑制される。よって、被駆動ギヤ60と駆動ギヤ62との連結が良好になされる。これにより、被駆動ギヤ60と駆動ギヤ62とのギヤ間ピッチの変動に起因する回転ムラや振動が発生するのが防止される。
また、第2の被支持部である従基準穴部68は、長穴状に形成されていることにより、各部の寸法公差などを吸収することができる。
また、従基準のとり方として、現像ユニット12側に従基準穴部68を設けることにより、装置本体2側の駆動軸61を従基準ピンとして用いることができ、容易な構成で現像ユニット12の従基準をとることができる。
また、第2の被支持部である従基準穴部68は、回転体である現像スリーブ15に向かう方向に長辺方向が設定され、かつ、被駆動ギヤ60と駆動ギヤ62との噛み合い接線方向から駆動ギヤ62の圧力角分だけ被駆動ギヤ60側に傾いた方向の駆動力伝達方向が、第2の被支持部である従基準穴部68の長辺方向に対して垂直であることにより、駆動ギヤ62から被駆動ギヤ60に対する、ギヤの噛み合い部において噛み合い接線方向から駆動ギヤ62の圧力角分だけ被駆動ギヤ60側に傾いた方向の駆動力によって、被駆動ギヤ60を支持しているアイドラ軸59ごと現像ユニット12が移動することが防止される。
また、第2の被支持部である従基準穴部68には、当該従基準穴部68を支持する第2の支持部67の挿入を案内する面取り形状の案内部70が形成されていることにより、プロセスカートリッジ51の装置本体2への取り付けの際に、駆動軸61と現像ユニット12との位置が多少ずれていても案内部70によって補正されるので、スムーズな取り付けを行うことができる。
また、プロセスカートリッジ51の内部において、現像スリーブ軸55と感光体10aの回転軸52との距離が固定されているので、画像濃度のムラが低減される。
また、第2の支持部67には、駆動軸61に軸受け69が設けられていることにより、駆動軸61と従基準穴部68とが直接接触しない。例えば軸受け69を設けずに、駆動軸61と従基準穴部68とを直接接触させた場合には、それらが摺動して摺動摩擦によって回転効率が悪化するが、本実施の形態では、軸受け69が設けられていることにより、そのように回転効率が悪化することが防止される。
なお、本実施の形態としては、感光体ユニット10に取り付けられてプロセスカートリッジ51を構成する被駆動ユニットとして、現像ユニット12を適用した例を説明したが、これに限るものではない。感光体ユニット10に取り付けられてプロセスカートリッジ51を構成する被駆動ユニットとして、感光体クリーニングユニット13を適用してもよい。この場合には、感光体クリーニングユニット13に第2の被支持部を設け、この第2の被支持部を支持する支持部を装置本体2に設ければよい。この支持部は、例えば、装置本体2に設けられファーブラシ22を駆動するための駆動軸(図示せず)などに設ければよい。
さらには、感光体ユニット10に取り付けられてプロセスカートリッジ51を構成する被駆動ユニットとして、現像ユニット12と感光体クリーニングユニット13とを適用してもよい。この場合、第2の被支持部を、現像ユニット12と感光体クリーニングユニット13との両方に設ける。
また、本実施の形態では、画像形成装置として、中間転写体に中間転写ベルト31を採用した間接転写方式のフルカラープリンタ1を適用した例を説明したが、これに限るものではない。画像形成装置としては、例えば、図8に示すような中間転写体に中間転写ドラム101を採用した間接転写方式のフルカラープリンタ102や、図9に示すような直接転写方式のフルカラープリンタ103や、図10に示すようなモノクロプリンタ104であってもよい。
本発明の一実施の形態のフルカラープリンタの内部の概略構造を示す右側面図である。 プロセスカートリッジを示す左側面図である。 その斜視図である。 感光体ユニットの左側の支持側板を示す左側面図である。 現像ユニットの左側の支持側板を示す左側面図である。 現像ユニットの左側の支持側板と駆動系とを示す水平断面図である。 現像ユニットの駆動系を示す左側面図である。 中間転写体として中間転写ドラムを備える間接転写方式のフルカラープリンタの内部構造を概略的に示す右側面図である。 直接転写方式のフルカラープリンタの内部構造を概略的に示す右側面図である。 モノクロプリンタの内部構造を概略的に示す右側面図である。
符号の説明
1 フルカラープリンタ(画像形成装置)
2 装置本体
10 感光体ユニット
10a 感光体
12 現像ユニット(被駆動ユニット)
15 回転体
51 プロセスカートリッジ
60 被駆動ギヤ
61 駆動軸
62 駆動ギヤ
66 第1の被支持部
67 第2の支持部(支持部)
68 従基準穴部(第2の被支持部)
69 軸受け
70 案内部
102 フルカラープリンタ(画像形成装置)
103 フルカラープリンタ(画像形成装置)
104 モノクロプリンタ(画像形成装置)
S 用紙(記録材)

Claims (8)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱自在に取り付けられるプロセスカートリッジにおいて、
    感光体を有する感光体ユニットと、
    前記装置本体の駆動ギヤに直接連結される被駆動ギヤとこの被駆動ギヤに連結された回転体とを有し、前記回転体の軸心を中心として前記感光体ユニットに対して回動自在に設けられ、前記感光体を利用した電子写真プロセスによる画像形成動作を実行する1以上の被駆動ユニットと、
    前記感光体ユニットに設けられた第1の被支持部と、
    前記被駆動ユニットに設けられた第2の被支持部と、
    を備え、
    前記被駆動ユニットは、前記第1の被支持部と前記第2の被支持部とが前記装置本体の支持部に支持されることにより前記装置本体に対して位置決めされることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 1以上の前記被駆動ユニットは、前記感光体上の静電潜像を現像する現像ユニットと、前記感光体上の粉体を回収する感光体クリーニングユニットとのうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記被支持部は、穴部であり、
    前記第2の被支持部を支持する前記支持部は、前記第2の被支持部に嵌合する形状であって、前記駆動ギヤが固定された駆動軸に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記第2の被支持部は、長穴状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第2の被支持部は、前記回転体に向かう方向に長辺方向が設定され、
    前記被駆動ギヤと前記駆動ギヤとの噛み合い接線方向から前記駆動ギヤの圧力角分だけ前記被駆動ギヤ側に傾いた方向の駆動力伝達方向が、前記第2の被支持部の長辺方向に対して垂直であることを特徴とする請求項4記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記第2の被支持部には、当該第2の被支持部を支持する前記支持部の挿入を案内する案内部が形成されていることを特徴とする請求項3ないし5の何れか一記載のプロセスカートリッジ。
  7. 記録材に電子写真プロセスによる画像形成動作を実行する画像形成装置において、
    装置本体と、
    この装置本体に着脱自在に取り付けられる請求項1ないし6の何れか一記載のプロセスカートリッジと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記第2の被支持部を支持する前記支持部は、前記駆動軸とこの駆動軸に取り付けられ前記第2の被支持部に嵌合する軸受けとを有していることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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