JP2011127850A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却器の除霜効率を向上させ得る冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷凍室5の背面側の冷気通路40に設けた仕切板40cにより、仕切板とその背面側の断熱壁1cとの間に冷却室40bを設け、この冷却室に冷却器30が配置し、冷却器30と仕切板40cおよび断熱壁1cとの間にそれぞれ隙間C1,C1を設け、仕切板40cと冷却器30との間の隙間C1、冷却器30と後ろ側の断熱壁1cとの間の隙間C2とすると、C2>C1に設定することで、冷却器下側の除霜ヒータ43によって暖められた空気は大きい方の隙間C2を通って上昇し、仕切板40cは冷凍室の冷気で冷却され、その温度は低いので、冷却器30の上側から仕切板40cと冷却器30との間の隙間C1を通って降下し、除霜ヒータ43に戻る対流循環路が形成されやすくなり、冷却器の温度分布ムラが少なくなり、除霜効率を上げることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、冷却器の除霜ヒータを備えた冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫の冷却方式の一つとして間接冷却方式が採用されている。この間接冷却方式では、圧縮機にて冷媒を圧縮、循環させ、放熱器(凝縮器)にて放熱し、減圧器にて減圧した後、冷却器(蒸発器)にて蒸発させることにより、低温の冷気を得て、送風装置と冷気送風ダクトにより冷気をそれぞれの貯蔵室へ送り出し、貯蔵室を所定の温度に冷却するようにしている。
また、間接冷却方式では、低温部分の冷却器に着く霜を自動的に適時取り除くため、除霜ヒータが設けられている。この除霜ヒータに通電することにより、冷却器に付着した霜を溶かし、溶かした水を排水経路を通して外部に排出するようにしている。
しかし、このような除霜モード時に、除霜ヒータの発熱により生じた熱が、冷却器を収容する冷却室から冷凍室内に流入し、その結果、冷凍室内の温度を上昇させるおそれがあった。
また、通常運転時には、冷却器からの冷気が冷凍室に流入して冷凍室を冷却し、その冷気が冷凍室戻り口から冷却室に戻る循環サイクルを繰り返す。このような循環サイクルのため、除霜モードでは、冷凍室の冷気が、冷凍室戻り口から冷却室に侵入し、これにより、除霜ヒータの放熱効率を下げ、除霜効率を下げるおそれがあった。
特許文献1では、このような問題を解決するため、除霜時には冷却器からの冷気が冷凍室に流入するのを防ぐために開閉弁を設け、除霜時に閉弁することで冷却室と冷凍室との間で起こる熱対流を抑えようにし、冷凍室の温度上昇を抑制し、かつ除霜効率を向上させるようにしている。
特開平10−47828号公報
しかし、特許文献1の発明では、冷凍室と冷却室とを完全に塞ぐと、図9に示す冷却器に各測定点において、図10(c)の実験結果からも明らかなように、各測定点間の温度差が大きく、すなわち、温度ムラが生じ、これにより、冷却器付近で不規則な熱対流がおき、冷却器の除霜が不安定になるため、かえって除霜効率が悪くなっていた。
本発明は、上記に鑑み、冷却器の除霜効率を向上させ得る冷蔵庫の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、冷凍室の背面側の冷気通路に設けた仕切板とその背面側の断熱壁との間に冷却室が配設され、該冷却室に冷却器が配置され、該冷却器の下側に除霜ヒータが配置され、前記除霜ヒータの上側に除霜ヒータの上側を覆うヒータカバーが設けられた冷蔵庫において、除霜ヒータからの暖気を冷却室内で熱対流させ熱対流を促進する手段が設けられ、前記熱対流促進手段は、前記冷却器と仕切板および断熱壁との間にそれぞれ隙間C1,C2が設けられ、前記仕切板と冷却器との間の隙間C1、冷却器と後ろ側の断熱壁との間の隙間C2とすると、C2>C1に設定されたことを特徴とする。
また、冷凍室の背面側の冷気通路に設けた仕切板とその背面側の断熱壁との間に冷却室が配設され、該冷却室に冷却器が配置され、該冷却器の下側に除霜ヒータが配置され、前記除霜ヒータの上側に除霜ヒータの上側を覆うヒータカバーが設けられた冷蔵庫において、前記除霜ヒータからの暖気を冷却室内で熱対流させ熱対流を促進する手段が設けられ、前記熱対流促進手段は、ヒータカバーと仕切板側の間隔をS1、ヒータカバーと後ろ側の断熱壁との間隔をS2とすると、S2>S1に設定することもできる。
さらに、前記ヒータカバーの上面は、後ろ側の断熱壁側が高くなるように傾斜して設け、後ろ側の断熱壁側の通路面積を仕切板側の通路面積よりも大きくとるように設定することもできる。
また、ヒータカバーは、後ろ側の断熱壁側の端部形状を仕切板側の端部形状よりも短く形成し、後ろ側の断熱壁側の通路面積を仕切板側の通路面積よりも大きくとるように設定することもできる。
さらに、前記熱対流促進手段として、前記除霜ヒータが冷却器の前後方向中心位置よりも冷凍室側に偏心した状態で配置され、前記ヒータカバーと後ろ側断熱壁側の通路面積を仕切板側の通路面積よりも大きく設定することもできる。
前記仕切板は、その下部に冷気通路からの冷気を冷却室に戻すための下部開口が形成され、前記熱対流促進手段は、仕切板の下部開口を開閉する開閉手段と、該開閉手段を下部開口の全開状態と半開状態に切り替える切替手段とをさらに含み、前記切替手段は、除霜モードにおいて、開閉手段を全開状態から半開状態に切り替えることもできる。
上記のように、冷却器の除霜効率を向上させるには、除霜モードにおいて、除霜ヒータによって発生した熱が冷却器の全体にわたって対流することである。このような熱対流が起こると、冷却器の温度ムラが解消され、全体として効率よく除霜されることになる。
本発明は、冷却器の全体にわたって、いかに効率よく熱対流を起こすかがポイントになってくる。そこで、上述の熱対流促進手段の具体的方策並びに作用・効果を以下に説明する。
(1)冷却室における冷却器の配置に対する工夫
冷却器と仕切板および断熱壁との間にそれぞれ隙間C1,C2を設け、仕切板と冷却器との間の隙間C1、冷却器と後ろ側の断熱壁との間の隙間C2とすると、C2>C1に設定する。
上記構成によると、除霜ヒータによって暖められた空気は上昇する。このとき、隙間C1、C2のうち、隙間の大きい方を通る。仕切板は冷凍室の冷気で冷却され、その温度は低い一方、断熱壁は外気に近いため、その影響を受けて冷凍室側よりも高温となっている。したがって、除霜ヒータからの暖気は、後ろ側の断熱壁側の隙間C2に沿って上昇し、冷却器の上側から仕切板と冷却器との間の隙間C1を通って降下し、除霜ヒータに戻る循環路を形成する。
(2)除霜ヒータの上方に配置したヒータカバーに対する工夫
上記のような熱対流をより確実にするため、断熱壁側の通路面積を大きくとる。すなわち、ヒータカバーと仕切板との間隔S1、ヒータカバーと後ろ側の断熱壁との間隔S2とすると、S2>S1とする。
これにより、除霜ヒータからの暖気が通路面積の大きい断熱壁側の隙間を通りやすくなり、断熱壁側の上昇気流通路面積を大きくする。
また、ヒータカバーの上面は、断熱壁側が高くなるように傾斜をつける。そうすると、通常運転時には冷気循環の妨げとならず、除霜時には冷凍室側へ除霜ヒータの光や熱が伝わりにくい構造となる。
この場合、除霜ヒータの熱が主に断熱壁側へ流れるように、断熱壁側の端部の傘形状を短く設計する。これにより、断熱壁側の通路面積が大きくなり、該通路から上昇気流が発生し、仕切板と冷却器との隙間から下降する熱対流がスムーズに行われる。
(3)除霜ヒータの配置についての工夫
除霜ヒータを冷凍室側に配置し、断熱壁側の通路面積を大きくする。これにより、断熱壁側の通路面積が大きくなり、該通路から上昇気流が発生し、仕切板と冷却器との隙間から下降する熱対流がスムーズに行われる。
(4)仕切板の下部開口の面積の変更による工夫
仕切板の下部開口を全開にすると、図10(a)に示すように、冷却室の温度上昇が確保しずらい。一方、下部開口を全閉にすると、実験結果から明らかなように、温度分布ムラが生じる。この現象から想定するに、熱対流を起こすには、ある程度、外気の流入圧力による補助が必要との知見が得られた。そこで、仕切板の下部開口を全開と全閉との間の中間姿勢である半開状態としたところ、図10(b)に示すように、良好な温度分布が得られた。
これに基づいて、除霜モードでは、仕切板の下部開口を開閉する開閉手段を設け、該開閉手段を全開姿勢と半開姿勢に切り替える切替手段を設けた。開閉手段および切替手段としては、以下の具体例を挙げることができる。
ア)シャッタをスライドさせて開口を開閉する。シャッタは形状記憶ばねにより付勢し、除霜熱によってばね形状を変更させ、シャッタを移動させる(図11(a)参照)。
イ)シャッタをソレノイド・制御部でスライドさせ、開口を半開・全開を制御する(図11(b)参照)。
ウ)シャッタをターンテーブルおよび駆動モータによって移動させる(図11(c)参照)。
エ)開口を開閉するブラインドを回動自在に設け、温度変化により伸縮する形状記憶材により半開と全開とに切り換える(図11(d)参照)。
本発明によると、除霜ヒータによって発生した熱を断熱壁側で上昇させることで、冷凍室内の温度上昇を抑えると共に、除霜ヒータによって発生した熱を高効率で冷却器の霜に当てることができる。さらに、冷凍室側で冷やされた熱がヒータ付近まで下がることで、良好な熱対流がおき、除霜を安定させることができる。
本実施形態の冷蔵庫の正面図である。 図1の冷蔵庫の扉を開いた状態の正面図である。 図2の状態から収納ケース等の収納用品を取り除いた状態を示す正面図である。 図1の冷蔵庫の小物収納室を通る縦切断線で切断した側面断面図である。 冷凍室の背面板および冷却器カバーを取り除いた状態を示す正面断面図である。 冷凍室背面側の冷却室の側面断面図である。 除霜効率向上手段を施した冷却室の熱移動状態の概略を示す側面断面図で、(a)は通常運転時の状態を示し、(b)は除霜時の状態を示す。 図7とは別の除霜効率向上手段を施した冷却室の熱移動状態の概略を示す側面断面図で、(a)は通常運転時の状態を示し、(b)は除霜時の状態を示す。 冷却器の温度測定点を示す構成図である。 図9における温度分布をグラフ化したもので、(a)は仕切板の下部開口の全開状態、(b)は下部開口の半開状態、(c)は下部開口の全閉状態をそれぞれ示す。 冷却室の下部開口を開閉する開閉手段および切替手段を例示したもので、(a)は形状記憶材を使用した扉吊り下げ方式の構造図、(b)は切替手段としてソレノイドを用いた下部開口の構造図、(c)はターンテーブル方式の構造図、(d)は形状記憶材を使用したブラインド方式の構造図を夫々示す。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。冷蔵庫1は、図1および図2に示すように、複数の貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、その貯蔵室の前面を開閉する扉とから構成されている。貯蔵室として、冷蔵庫本体の上部には冷蔵室2が配設され、その冷蔵室2の下方には温度切替室3及び製氷室4が左右に並設される。さらに、温度切替室3及び製氷室4の下方には冷凍室5が配設され、さらにまた、冷凍室5の下方に野菜室6が配設されている。
冷蔵室2の扉7は中程を境に左右に設けられ、両開きになっている。製氷室4と温度切替室3の扉8,9も左右両開きとなっている。冷凍室5および野菜室6の扉は引出し方式になっている。
冷蔵室2は、貯蔵物を冷蔵保存し、野菜室6は冷蔵室2よりも高い室内温度(例えば、約8℃)で野菜を冷却保存する。温度切替室3は、ユーザの設定により室温を切り替えることができるようになっている。冷凍室5は貯蔵物を冷凍保存する。製氷室4は氷を製氷する。製氷室4及び冷凍室5は氷点以下に維持される。
冷蔵室2内の下部には、図2及び図3に示すように、隔離室からなるチルド室10と、小物収納室11と、水タンク室12とが左右に並設されている。チルド室10は冷蔵室2と異なる温度帯、例えばチルド温度帯(約0℃)に維持される。チルド室10に替えて氷温(約−3℃)に維持される氷温室としてもよい。小物収納室11は、小物ケース11aを有して卵等の小物を収納することができる。水タンク室12は製氷用の水タンク12aが着脱自在に収納される。
冷蔵庫本体は、図4に示すように、外箱1aと内箱1bとの間に発泡断熱材1cが充填されて構成されている。製氷室4及び温度切替室3と冷蔵室2との間は断熱壁15により隔離される。冷凍室5と野菜室6との間は断熱壁16により隔離される。温度切替室3と冷凍室5との間は断熱壁17により隔離され、温度切替室3と製氷室4との間は縦断熱壁18により隔離されている。
製氷室4、冷凍室5、野菜室6及び温度切替室3には貯蔵物を収納する収納ケース19が設けられる。冷蔵室2には貯蔵物を載置する複数の収納棚21が設けられる。冷蔵室2の扉には複数の収納ポケット22が設けられる。
野菜室6の背後には機械室25が設けられ、機械室25内に冷凍サイクルの構成部材である圧縮機26が配設される。圧縮機26には凝縮器(放熱器)、膨張器(共に不図示)及び冷却器30が順次接続され、圧縮機26の駆動により、これらの構成部材間を冷媒が循環して冷凍サイクルが構成される。冷却器30は冷凍サイクルの低温側となる。
冷凍室側の冷気送風経路は、冷却器30で発生した冷気が冷凍室側送風機50により冷気通路40に入り、ここから分岐して冷凍室側に送られ、冷凍室吐出口51から冷凍室5に入り、冷凍室5の戻り口53から冷却器30に戻る循環経路となっている。この他、冷気通路40aから分岐して製氷室4から冷凍室5に至り、冷凍室の戻り口から冷却器30に戻るようにもなっている。さらに、冷凍室側の冷気送風経路は、冷凍室側送風機50により冷気通路40から分岐して温度切替室3の入口ダンパ(不図示)から温度切替室3に入り、その出口ダンパ(不図示)から冷却器30側に戻るようになっている。
一方、冷蔵室・野菜室側の送風経路は、図4、図5に示すように、冷却器30で発生した冷気が冷凍室側送風機50により分岐して冷蔵室ダンパ33から冷蔵室背面の冷気通路32を通り、冷蔵室2の天面吐出口34から冷蔵室2に入り、冷蔵室2の背面下部にある戻り口35から連通路38を通って野菜室6の背面にある流入口39から野菜室6に入り、野菜室6の天面前側吸込口から断熱壁16の内部通路を通って背面側出口55から冷却器30側に戻る循環路となっている。
このように、冷凍室側の循環経路と冷蔵室・野菜室側の循環経路とは、冷却器30を収納する冷却室40bおよび冷凍室送風機50が共通するだけで、その他の経路は独立した経路となっている。
以下に送風経路の詳細を説明する。まず、冷蔵室・野菜室側の送風経路について説明する。図4に示すように、冷凍室5の背後には背面板5aで仕切られる冷気通路40が設けられると共に、冷蔵室2の背後には、前記冷気通路40に冷蔵室ダンパ33を介して連通するよう、内箱1bの背面と冷却パネル31との間に冷気が流通する冷気通路32(流入通路)が形成される。この冷気通路32は冷蔵室ダンパ33から上方に延び、冷蔵室2の複数の吐出口34から冷蔵室2に冷気を吐出できるようになっている。吐出口34は、適宜、冷蔵室2の天面、背面および側面の上部に形成されている。また、チルド室10の背面上部にも冷気吐出口が設けられている。
図5に示すように、冷蔵室2の下部側に複数の戻り口35が形成される。戻り口35は、冷蔵室2の背面下部および底部に設けられる。戻り口35には冷蔵室2と野菜室6とを連通させる連通路38(流出通路)が導出される。この連通路38は、上部が戻り口35に連通接続され、下部は野菜室6の背面にある流入口39に連通接続されている。
図4に示すように、冷蔵室2の背面側の冷気通路32には、冷蔵室ダンパ33の直上に循環送風機37が配設される。循環送風機37の駆動により、冷却器30で生成された冷気は、冷蔵室ダンパ33から冷気通路32を通して冷蔵室2内に導かれ、冷蔵室2の戻り口35から流出通路38(図5参照)を下降して野菜室6に流入し、野菜室6から再び冷却器30に戻されて冷却され、冷蔵室ダンパ33を通して再び冷気通路32に戻るサイクルを繰り返す。
図4に示すように、冷凍室5の背面板5aと断熱壁1cとの間の空間部にある冷気通路40は、仕切板40cにより前部40aと後部40bとに仕切られ、後部40bに冷却器30が配される。後部40bは、冷却器30を収容する冷却室として機能する。冷却室40bは、その下端部に冷気通路40に連通する開口40dが形成され、冷却室40bの上端部に冷凍室送風機50を取り付ける開口が形成されている。冷却室40bの下部開口から冷却室40b内に流入した空気が、冷凍サイクルの低温側となる冷却器30と熱交換されて冷気が生成される。冷却器30が冷凍室5の背面側に配されるため、冷却器30の冷熱が仕切板40c及び背面板5aを介して冷凍室5側へ放出され、これにより、冷凍室5が効率よく間接冷却され、冷却効率が向上される。
冷却器30は、図5に示すように、製氷室4側に偏って配置され、冷蔵室2から野菜室に至る連通路38は冷却器30の側方に配置される。冷却器30は、冷媒が流通する冷媒管30aが蛇行して形成され、冷媒管30aの左右端部がエンドプレート30bにより支持されている。冷媒管30aの直管部分には放熱用の多数のフィン30cが接して設けられている。上下の直管部分同士でフィン30cは分離して設けられ、上下のフィン30c間を前後方向に冷気が流通するようになっている。冷媒管30aの上部には気液分離器47が接続される。
冷却器30の下方には冷却器30を除霜する除霜ヒータ43が設けられている。除霜ヒータ43は、ニクロム線がガラス管内に封入されたガラス管ヒータが使用されている。除霜ヒータ43の長さ方向両端の碍子部分は、支持プレート44に架橋支持されている。
除霜ヒータ43は、除霜モードで稼働される。除霜モードは、圧縮機26をオフして冷蔵室ダンパ33を閉姿勢とし、冷凍室送風機50をオフとして、除霜ヒータ43をオンする。
除霜モードの開始は、例えば、圧縮機26の積算運転時間が所定時間に達したときに開始する。除霜モードの開始は、冷却器30に設けられた着霜センサ(温度センサ、もしくは光学センサ)により、着霜を検知したときに開始することもできる。除霜モードの終了は、不図示の冷却器温度センサ(サーミスタ)が所定温度まで上昇したときに終了するようにすればよい。
除霜ヒータ43の上方には、傘状のヒータカバー46が設けられ、除霜ヒータ43と共に支持プレート44の上端に取り付けられている。
除霜ヒータ43の下方には除霜による水を受けるドレンパン49が設けられる。ドレンパン49にはドレンパイプ45が接続され、機械室25内に配された蒸発皿48にドレンパイプ45を介してドレン水が導かれる。
冷気通路40内には軸流ファンから成る冷凍室送風機50が仕切板40cの上部開口に回転軸方向を水平にして配置される。この冷凍室送風機50の前方にある背面板5aには、製氷室4および冷凍室5にそれぞれ臨む開口51,52(図5、図6参照)が形成されている。
図6に示すように、冷凍室5の背面板5aの下部には冷却器30の下部正面側に開口して仕切板40cの下部開口40dから冷却器30に冷気を戻す戻り口53が形成されている。
冷却器30で生成された冷気は、冷凍室送風機50の駆動により冷気通路40の前部40aを流通し、製氷室4、冷凍室5及び温度切替室3に供給される。また、冷気通路40の前部40aに流通した冷気は、循環送風機37の駆動により、冷蔵室ダンパー33を介して冷気通路32に至り、この冷気通路32から冷蔵室2、チルド室7及び野菜室6に供給される。野菜室6の上部には野菜室6の前部及び冷気通路40の正面に開口して冷却室40bに冷気を戻す戻り通路55が設けられ、野菜室6から流出した空気は、冷却室40bの下部開口40dから冷却室40bに戻される。
なお、背面板5aの下部にある冷凍室戻り口53を介して冷凍室5から流出する冷気は仕切板40cの下部開口40dから冷却器30の下部に戻るようになっている。また、野菜室6から流出して戻り通路55を通る冷気は仕切板40cの下部開口40dから冷却器30の下方に戻るようになっている。
また、温度切替室3は、図示しない導入ダンパおよび戻りダンパの開閉により冷気通路40と連通状態または遮断状態となる。この温度切替室3には冷気を循環させる温度切替室送風機(不図示)が設けられている。
図7は冷却器30の配置例を示す概略側面図である。本例においては、冷却器30の除霜効率を向上させるために冷却器30の周囲で起こる熱対流を促進する方策が採用されている。この熱対流促進手段は、冷却器30と仕切板40cおよび断熱壁1cとの間にそれぞれ隙間C1,C2が設けられる。仕切板40cと冷却器30との間の隙間C1、冷却器30と後ろ側の断熱壁1cとの間の隙間C2とすると、C2>C1に設定されて、冷却室内で熱対流が起こりやすい配置としている。
両者の比はC2:C1=3:2、あるいは4:2、さらには5:2に設定することができる。例えば、C2が6mmであるのに対して、C1を4mmに設定する。あるいは、C2が8mmであるのに対してC1を4mmに設定する。さらには、C2が10mmであるのに対してC1を4mmに設定することができる。
これにより、冷却室40b内の冷気は熱対流促進しやすく除霜ヒータ43によって暖められた空気は上昇する。このとき、隙間C1、C2のうち、隙間の大きい方を通る。仕切板40cは、冷凍室側にあり、冷気通路40の冷気で冷却されているので、その温度が低い。一方、断熱壁1cは、外気に近いため、その影響を受けて冷凍室5側よりも高温となっている。
したがって、除霜ヒータ43からの暖気は、後ろ側の断熱壁側の隙間C2に沿って上昇し、冷却器30の上側から仕切板40cと冷却器30との間の隙間C1を通って降下し、除霜ヒータ43に戻る循環路を形成する。また、除霜ヒータ43から冷却器30の後ろ側の隙間C2に沿って上昇した暖気は、冷却器30の上下各段のフィン間を通って、仕切板40cと冷却器30との間の隙間C1を通って降下し、除霜ヒータ43に戻る循環路を形成する。
そのため、除霜ヒータ43によって発生した熱を断熱壁側で上昇させることで、冷凍室側の温度上昇を抑えると共に、除霜ヒータ43によって発生した熱を高効率で冷却器30の霜に当てることができる。さらに、仕切板40c側で冷やされた冷熱が除霜ヒータ43の付近まで下がることで、良好な熱対流がおき、冷却器の除霜を安定化させることができる。
熱対流促進手段としては、上記隙間C1,C2についてC2>C1とするだけでもよいが、図7に示す例では、さらに、ヒータカバー46についても以下の熱対流促進手段が設けられている。
すなわち、ヒータカバー46の端部とその周囲壁(例えば、ドレンパン49)との最も狭い部分の間隙について、冷却器30の仕切板40c側(冷凍室側)の間隙S1とし、冷却器30の後ろ側の断熱壁1c側の間隔S2とすると、S2>S1に設定する。例えば、S1は10mm〜20mm、S2は20mm〜30mmに設定する。
これにより、冷却器30の後ろ側断熱壁1c側の通路面積が、仕切板40c側の通路面積よりも大きくなり、除霜ヒータ43からの暖気が通路面積の大きい断熱壁側の隙間S2を通りやすくなり、断熱壁側の上昇気流通路面積を大きくすることができる。
また、図7では、ヒータカバー46の上面を断熱壁1c側が高くなるように傾斜をつける。例えば、ヒータカバー46を水平線に対して10度〜20度程度の傾斜を付ける。これにより、ヒータカバー46と冷却器30の後ろ側断熱壁1cとの間の通路面積(S2)が、ヒータカバー46と仕切板40c側の通路面積(S1)よりも大きく設定することができる。また、このようなヒータカバー46を傾斜させても、通常運転時に冷気循環の妨げとならず、また、除霜時には冷凍室側へ除霜ヒータ43の光や熱が伝わりにくい構造となる。
さらに、本例では、除霜ヒータ43の熱が主に断熱壁1c側へ流れるように、断熱壁1c側の端部の傘形状を短く設計する。本例のヒータカバー46は、金属製のものであって、上面46aおよび前後のリブ片46b,46cから側面視で略逆コ字形に折曲形成されている。前後のリブ片46b,46cは、垂直よりも前後方向で外側に鈍角に開いた逆ハ字形になっている。そして、前後のリブ片46b,46cのうち、後ろ側のリブ片46cを前側のリブ片46bよりも短く形成し、これにより、後ろ側のリブ片46cと後ろ側断熱壁1cとの間の隙間S2を前側のリブ片46bと仕切板40cあるいはドレンパン49との隙間S1よりも大きくする。
これにより、断熱壁側の通路面積S2が大きくなり、該通路からの上昇気流が発生し、仕切板40cと冷却器30との隙間C1から下降する熱対流がスムーズに行われる。
図8は図7とは別の熱対流促進手段を示す。すなわち、図8における熱対流促進手段は、除霜ヒータ43を冷却器30の前後方向の中心位置よりも仕切板40c(冷凍室側)に配置し(偏心量F)、冷却器30の前後方向中心位置断熱壁側の通路面積S2を大きくする。
これにより、ヒータカバー46と冷却器30の後ろ側断熱壁1cとの間の通路面積S2が、ヒータカバー46と仕切板40c側との間の通路面積S1よりも大きく設定することができる。したがって、断熱壁側の通路面積S2が大きくなり、該通路から上昇気流が発生し、仕切板40cと冷却器30との隙間C1から下降する熱対流がスムーズに行われる。
なお、図8のヒータカバー46は、上面46aおよび前後のリブ片46b,46cから側面視で略逆コ字形に折曲形成され、前後のリブ片46b,46cは、垂直よりも前後方向で外側に鈍角に開いた逆ハ字形になっているが、前後のリブ片46b,46cは同じ長さに形成され、また、ヒータカバー46は、図7のように傾斜させることなく、水平に設置されている。
さらに、別の熱対流促進手段を図9および図10に基づいて説明する。図9は冷却器30の正面図で、仕切板40cの下部開口40dを開閉したときの温度分布を測定するために、冷却器30の上下方向で4段かつ3列の温度測定点a〜mを示す模式図である。
上段は仕切板40cの上部開口(冷凍室送風機50の取付位置)で左右方向で3点の温度分布を示す。中段は冷却器30の上下方向の中段位置における左右方向で3点の温度分布である。下2段のうち上側段はヒータカバー46の下面表面温度測定点を示し、下側段は除霜ヒータ43の表面温度測定点を示す。
図10(a)は仕切板40cの下部開口40dを全開したときの冷却器30の温度分布図、同図(b)は下部開口40dを半開したときの冷却器30の温度分布図、同図(c)は下部開口40dを全閉したときの冷却器30の温度分布図である。各図は、縦軸に温度をとり、横軸に除霜ヒータ43のオンからの時間をとっている。各図において[upper-left]、[upper-center]、[upper-right]、[middle-left]、[middle-center]、[middle-right]は、順次、上段左a、上段中央b、上段右c、中段左e、中段中央f、中段右gを示す。下2段については、下部開口40dの開閉状態によって変化がなく、また、グラフが複雑化するため、図示していない。
このグラフによると、同図(a)に示すように、仕切板40cの下部開口40dを全開したときが、冷却器30の温度測定点間のバラツキが小さい。仕切板40cの下部開口40dを半開(同図(b))のときの温度測定点間の温度差は、全開のときよりも少しあるが許容範囲と考えられる。同図(c)のように仕切板40cの下部開口40dを全閉にすると、上段測定点と中段測定点とでかなりの温度差(10℃以上)がある。この現象から想定するに、熱対流を起こすには、ある程度、仕切板40cの下部開口40dから外気の流入圧力により、熱対流を起こしやすく補助する必要があることがわかる。
一方、仕切板40cの下部開口40dを全開にすると、半開する場合に比べて冷却室40bの温度上昇が確保し難い。例えば、下部開口40dを全開にしたときの除霜ヒータ43のオンから30分経過後の温度は10℃であるが、下部開口40dを半開した場合の除霜ヒータ43のオンから30分経過後の温度は中段中央で15℃まで上昇している。この結果、下部開口40dの半開状態の方が除霜効率が良好になると考えられる。
図9および図10の実験結果から、除霜モードでは、仕切板40cを開閉する開閉手段60を設け、該開閉手段60を全開姿勢と半開姿勢に切り替える切替手段61を設ける構成を採用するのが好ましい。
開閉手段60としては、平板状のシャッタを上下方向でスライドさせる、あるいはシャッタを開閉回動させる、あるいは板状部材の中間部に板面に沿った回転軸周りに板状部材を回転させて下部開口40dを全開または半開させるブラインドが例示できる。
切替手段61としては、ソレノイド、駆動モータ、各種リミットスイッチ(不図示)、およびこれらを電気的に制御するコンピュータ等の制御部(不図示)が例示できる。また、切替手段61として、形状記憶合金や形状記憶樹脂材からなる形状記憶部材が例示できる。
図11は開閉手段60および切替手段61を例示したものである。同図(a)は冷却室の下部開口を開閉する開閉手段として平板状のシャッタ60を用い、このシャッタ60を下部開口40dの全開状態と半開状態とに切替える切替手段としてばね状の形状記憶部材61aを用いたものである。ばね状の形状記憶部材61aは、その一端が下部開口の周縁部に連結され、他端がプーリ61bに掛け巻きされた後、シャッタ60の上端に連結され、シャッタ60を吊り下げるようになっている。
ばね状形状記憶部材61aは、低温時には収縮した状態とされ、除霜ヒータ43がオンしたときに、その雰囲気温度により伸長して元の形状記憶姿勢をとる。そのため、吊り下げられたシャッタ60は仕切板40cの下部開口40dの中段位置まで下降し、下部開口40dを半開状態とする。
図11(b)はシャッタ60の下面にシャッタ60を押し上げるソレノイド61fを連結し、除霜ヒータ43がオンしたとき、図示しない制御部によりソレノイド61fを励磁して伸長し、これにより、シャッタ60を押し上げて下部開口40dを半開状態とする。ソレノイド61fのオフにより、シャッタ60は、自重により下降して下端開口40dを全開状態とする。
図11(c)は回転軸61c回りに回転自在に支持されたターンテーブル61dの一端にシャッタ60が連結軸61eにより回転自在に連結され、回転軸61cに連結された駆動モータ(不図示)を駆動制御することで、仕切板40cの下部開口40dを全開状態と半開状態に切り替える。
図11(d)は形状記憶材61aを使用したブラインド方式の開閉手段60である。開閉手段としてのブラインド60bは、その中間部の軸60c回りに開閉回転自在に支持されており、ブラインド60bの先端には、低温状態でL字形に折曲され、加温状態で伸長する形状記憶部材61aが連結されている。形状記憶部材61aの他端は下部開口40dの周縁部に固定される。
低温状態では形状記憶部材61aが折曲され、ブラインド60bは下部開口40dを全開状態とする。除霜ヒータ43がオンして、その雰囲気温度で形状記憶部材61aが暖められると、形状記憶部材61aが伸長してブラインド60bの一端を開口閉方向に付勢する。そのため、ブラインド60bは、下部開口40dを半開状態に切り替える。
このように、除霜モードにおいて、仕切板の下部開口を半開すると、冷却器の温度ムラが解消され、除霜効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、冷却室に隣接して仕切板によって仕切られた冷気通路を設け、さらに、その前側に冷凍室を設けた構成を例示したが、冷凍室と冷却室とを仕切板によって区画する構成においても本発明を適用することができる。すなわち、冷凍室の背面板と仕切板とを兼用させ、冷凍室の背面側が冷気通路となるようにしてもよい。
1 冷蔵庫
1a 外箱
1b 内箱
1c 発泡断熱材
2 冷蔵室
3 温度切替室
4 製氷室
5 冷凍室
5a 背面板
6 野菜室
7,8,9 扉
10 チルド室
11 小物収納室
12 水タンク室
11a 小物ケース
12a 水タンク
15,16,17 断熱壁
18 縦断熱壁
19 収納ケース
21 収納棚
22 収納ポケット
25 機械室
26 圧縮機
30 冷却器
30a 冷媒管
30b エンドプレート
30c フィン
31 冷却パネル
32 冷気通路(流入通路)
33 冷蔵室ダンパ
34 吐出口
35 戻り口
37 循環送風機
38 連通路
39 流入口
40 冷気通路
40a 前部
40b 後部(冷却室)
40c 仕切板
40d 下部開口
43 除霜ヒータ
44 支持プレート
45 ドレンパイプ
46 ヒータカバー
46a 上面
46b、46c リブ片
47 気液分離器
48 蒸発皿
49 ドレンパン
50 冷凍室送風機
51,52 開口
53 戻り口
55 戻り通路
60 開閉手段
60b ブラインド
61 切替手段
61a 形状記憶部材
61b 回転軸
61c 回転軸
61d ターンテーブル
61e 連結軸

Claims (6)

  1. 冷凍室の背面側の冷気通路に設けた仕切板とその背面側の断熱壁との間に冷却室が配設され、該冷却室に冷却器が配置され、該冷却器の下側に除霜ヒータが配置され、前記除霜ヒータの上側に除霜ヒータの上側を覆うヒータカバーが設けられた冷蔵庫において、
    除霜ヒータからの暖気を冷却室内で熱対流させ熱対流を促進する手段が設けられ、前記熱対流促進手段は、前記冷却器と仕切板および断熱壁との間にそれぞれ隙間C1,C2が設けられ、前記仕切板と冷却器との間の隙間C1、冷却器と後ろ側の断熱壁との間の隙間C2とすると、C2>C1に設定されたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷凍室の背面側の冷気通路に設けた仕切板とその背面側の断熱壁との間に冷却室が配設され、該冷却室に冷却器が配置され、該冷却器の下側に除霜ヒータが配置され、前記除霜ヒータの上側に除霜ヒータの上側を覆うヒータカバーが設けられた冷蔵庫において、
    前記除霜ヒータからの暖気を冷却室内で熱対流させ熱対流を促進する手段が設けられ、前記熱対流促進手段は、ヒータカバーと仕切板側の間隔をS1、ヒータカバーと後ろ側の断熱壁との間隔をS2とすると、S2>S1に設定されたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記ヒータカバーの上面は、後ろ側の断熱壁側が高くなるように傾斜して設けられ、後ろ側の断熱壁側の通路面積を仕切板側の通路面積よりも大きくとるように設定されたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ヒータカバーは、後ろ側の断熱壁側の端部形状が仕切板側の端部形状よりも短く形成され、後ろ側の断熱壁側の通路面積を仕切板側の通路面積よりも大きくとるように設定されたことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記熱対流促進手段は、前記除霜ヒータが冷却器の前後方向中心位置よりも冷凍室側に偏心した状態で配置され、前記ヒータカバーと後ろ側断熱壁側の通路面積を仕切板側の通路面積よりも大きく設定されたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 前記仕切板の下部に冷気通路からの冷気を冷却室に戻すための下部開口が形成され、前記熱対流促進手段は、仕切板の下部開口を開閉する開閉手段と、該開閉手段を下部開口の全開状態と半開状態に切り替える切替手段とをさらに含み、前記切替手段は、除霜モードにおいて、開閉手段を全開状態から半開状態に切り替えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の冷蔵庫。
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