JP2011124683A - 出力バッファ回路、入力バッファ回路、及び入出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路、入力バッファ回路、及び入出力バッファ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】スルーレートを適切に調整可能なバッファ回路を提供する。
【解決手段】
CMOS出力バッファ回路は、バッファ回路Buffer[1]〜[4]を備えている。各バッファ回路は、電源電圧端子又は接地端子と出力端子との間にトランジスタPO及びNOを有している。各バッファ回路中の複数個のトランジスタPO及びNOは、外部からの制御信号に従い選択的に動作可能な状態とされる。各バッファ回路中の3個のトランジスタPOは、所定のサイズ比を有するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路において入出力パッドと各種回路との間に配置される出力バッファ回路、入力バッファ回路、及び入出力バッファ回路に関する。
半導体集積回路においては、入出力パッドと各種回路との間にバッファ回路が配置されている。このようなバッファ回路は、半導体集積回路の仕様その他に応じて数段階に渉ってスルーレートを変更可能にすることが要求され、そのような要求に応えたバッファ回路も提案されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、複数段のバッファ回路を備え、そのうちの一部のみを選択的に駆動させるか、或いは全てを駆動するかによって、低駆動状態(Under Drive)、通常駆動状態(Normal)、高駆動状態(Over Drive)の如く数段階にスルーレートを変更可能とされる。
しかし、このように数段階に亘ってスルーレートを調整する場合、トランジスタの特性が製造工程においてばらつくことにより、各バッファ回路の駆動能力が変化し、各駆動状態の駆動能力の差が所望のものと異なってしまうことがあった。このように各段のバッファ回路の駆動能力が想定よりも変化してしまうことは、入出力信号のタイミング精度を悪化させ、回路の高速な動作を阻害する。
特開2001−506821号公報
本発明は、スルーレートを適切に調整可能なバッファ回路を提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係る出力バッファ回路は、入力信号の変化に対応して動作して出力端子の出力信号を変化させるトランジスタを含むバッファ回路を複数個備え、複数個の前記バッファ回路を選択的に駆動させることが可能に構成された出力バッファ回路において、複数個の前記バッファ回路の各々は、所定の固定電圧を供給する固定電圧端子と出力端子との間に電流経路を並列に形成され、外部からの制御信号に従い選択的に動作可能な状態とされる複数個の出力トランジスタを有し、複数個の前記バッファ回路の各々が有する複数個の前記出力トランジスタは、所定のサイズ比を有するように形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一の態様に係る入力バッファ回路は、第1の固定電圧を供給する第1固定電圧端子と出力端子との間に電流経路を形成する複数個の第1導電型のトランジスタと、第2の固定電圧を供給する第2固定電圧端子と前記出力端子との間に電流経路を形成する複数個の第2導電型のトランジスタと、複数個の前記第1導電型のトランジスタのゲート及び複数個の前記第2導電型のトランジスタのゲートに共通接続される入力端子と、複数個の前記第1導電型のトランジスタのドレイン及び複数個の前記第2導電型のトランジスタのドレインに接続される出力端子と、前記第1固定電圧端子と前記第1導電型のトランジスタのソースとの間に電流経路を形成し選択的に導通して前記第1導電型のトランジスタを動作状態と非動作状態との間で切り替える第1のトリミングトランジスタと、前記第2固定電圧端子と前記第2導電型のトランジスタのソースとの間に電流経路を形成し選択的に導通して前記第2導電型のトランジスタを動作状態と非動作状態との間で切り替える第2のトリミングトランジスタとを備え、複数個の前記第1導電型のトランジスタ、及び前記第2導電型のトランジスタは、それぞれ所定のサイズ比を有するように形成されているたことを特徴とする。
本発明によれば、スルーレートを適切に調整可能なバッファ回路を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の比較例の回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係るCMOS入力バッファ回路の回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第5の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第5の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の効果を示す説明図である。 本発明の第6の実施の形態に係るCMOS入力バッファ回路の回路図である。 本発明の第7の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第8の実施の形態に係るCMOS入力バッファ回路の回路図である。 本発明の第9の実施の形態に係るCMOS入出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第10の実施の形態に係るCMOS入出力バッファ回路の回路図である。 本発明の第11の実施の形態に係るCMOS入出力バッファ回路の回路図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
最初に、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る出力バッファ回路(CMOS出力バッファ回路)を説明する。
この出力バッファ回路は、4段のバッファ回路Buffer[1]〜[4]を備えている。これら4段のバッファ回路Buffer[1]〜[4]は、必要とされる出力信号のスルーレートに応じて、その一部又は全部が選択的に駆動される。例えば、低駆動状態(Under Drive)ではバッファ回路Buffer[1]のみが駆動され、通常駆動状態(Normal)ではバッファ回路Buffer[1]〜[2]が駆動され、第1高駆動状態(Over Drive1) では、バッファ回路Buffer[1]〜[3]が駆動され、第2高駆動状態(Over Drive2)では全てのバッファ回路Buffer[1]〜[4]が駆動される。
そして、それぞれのバッファ回路Buffer[1]〜[4]は、電源電圧端子又は接地端子と出力端子との間に、複数のPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタ(出力トランジスタ)を並列に接続される形で有している。バッファ回路Buffer[1]は、3つのPMOSトランジスタ(出力トランジスタ)POA1〜POA3、及び3つのNMOSトランジスタ(出力トランジスタ)NOA1〜NOA3を有している。バッファ回路Buffer[2]は、3つのPMOSトランジスタPOB1〜POB3及び3つのNMOSトランジスタNOB1〜NOB3を有している。バッファ回路Buffer[3]は、3つのPMOSトランジスタPOC1〜POC3及び3つのNMOSトランジスタNOC1〜NOC3を有している。バッファ回路Buffer[4]は、3つのPMOSトランジスタPOD1〜POD3及び3つのNMOSトランジスタNOD1〜NOD3を有している。
バッファ回路Buffer[1]中の3つのPMOSトランジスタPOA1〜3は、トランジスタのサイズが一例として1:2:4に設定される。バッファ回路Buffer[1]中の3つのNMOSトランジスタPOA1〜3も同様に、トランジスタのサイズが一例として1:2:4に設定される。
PMOSトランジスタPOA1〜3は、ゲート信号PGA1〜3により導通状態と非導通状態との間で切り替えられる。バッファ回路Buffer[1]は、その駆動能力を微調整するため、PMOSトランジスタPOA1〜3の一部のみが動作可能な状態にされ、残りは動作不能の状態に設定され得る。すなわち、図1では図示しないトリミング回路に基づき、ゲート信号PGA1〜3のうちのいずれかは、CMOS出力バッファ回路の電源電圧又はそれ以上の電圧(例えばVCC)に固定され、これによりトランジスタPOA1〜POA3のいずれかは、非動作状態に固定され得る。
同様に、NMOSトランジスタNOA1〜3は、ゲート信号NGA1〜3により導通状態と非導通状態との間で切り替えられる。バッファ回路Buffer[1]は、その駆動能力を微調整するためNMOSトランジスタNOA1〜3の一部のみが動作可能な状態にされ、残りは動作不能の状態に設定され得る。すなわち、図1では図示しないトリミング回路に基づき、ゲート信号NGA1〜3のうちのいずれかは接地電圧VSSに固定され、これによりトランジスタNOA1〜NOA3のいずれかは、非動作状態に固定され得る。
このようにPMOSトランジスタPOA1〜3の一部又は全部を選択的に動作可能な状態とし、またNMOSトランジスタNOA1〜3の一部又は全部を選択的に動作可能な状態とすることにより、バッファ回路Buffer[1]の駆動能力を他のバッファ回路[2]〜[4]のそれとは独立して微調整することができる。なお、PMOSトランジスタPOA1〜3とNMOSトランジスタNOA1〜3とは独立にトリミングが可能である。
以上は、バッファ回路Buffer[1]についての説明であるが、その他のバッファ回路Buffer[2]〜[4]も同様に構成され、同様に他のバッファ回路とは無関係に(独立して)駆動能力の調整が可能である。なお、例えばバッファ回路Buffer[4]の全体を駆動しない場合には、ゲート信号PGD1〜3を全てが、CMOS出力バッファ回路の電源電圧又はそれ以上の電圧(例えばVCC)に固定される。他のバッファ回路Buffer[2]、[3]も同様である。
このようにして、各バッファ回路[1]〜[4]の駆動能力が微調整されることにより、上述の低駆動状態(Under Drive)、通常駆動状態(Normal)、第1高駆動状態(Over Drive1)、第2高駆動状態(Over Drive2)との間の駆動能力の差が、適正に調整される。
なお、図1では、CMOS出力バッファ回路を示したが、PMOSトランジスタのみを有するPMOS出力バッファ回路、NMOSトランジスタを有するNMOS出力バッファ回路にも本発明は適用可能である。
図2は、本実施の形態の比較例のCMOS出力バッファ回路の構成を示す回路図である。この比較例では、各バッファ回路Buffer[1]〜[4]が、それぞれ1つのPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタを有している。このような構成の場合でも、各バッファ回路中のトランジスタが想定通りのサイズを有していれば問題はない。しかし、製造バラツキ等により、サイズにバラツキが生じた場合には、低駆動状態(Under Drive)、通常駆動状態(Normal)、第1高駆動状態(Over Drive1)、第2高駆動状態(Over Drive2)との間の駆動能力の差が適切に設定できないという問題が生じる。
本実施の形態では、各段のバッファ回路が複数のPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタを有しているので、製造バラツキがあった場合でも適切に各段のバッファ回路の駆動能力を設定することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る出力バッファ回路(CMOS出力バッファ回路)を説明する。第1の実施の形態と同一の構成要素については、図3において図1と同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態の出力バッファ回路は、図3に示すように、第1の実施の形態の出力バッファ回路に対し、更にイネーブル用PMOSトランジスタ、及びイネーブル用NMOSトランジスタを追加したものである。
例えば、バッファ回路Buffer[1]では、電源電圧端子とPMOSトランジスタPOA1〜POA3のソースとの間に、イネーブル用PMOSトランジスタPOA1T〜POA3Tを接続されている。また、接地端子とNMOSトランジスタNOA1〜NOA3のソースとの間に、イネーブル用NMOSトランジスタNOA1T〜NOA3Tが接続されている。その他のバッファ回路Buffer[2]〜[4]も同様に接続されている。このイネーブル用PMOSトランジスタPOA1T〜POA3Tは、ゲート信号PGA1T〜3Tにより導通制御される。イネーブル用NMOSトランジスタNOA1T〜NOA3Tは、ゲート信号NGA1T〜3Tにより導通制御される。図示しないトリミング回路によるトリミングの結果は、このゲート信号PGA1T〜3T、NGA1T〜3Tに反映される。他のバッファ回路Buffer[2]〜[4]でも同様である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係るCMOS入力バッファ回路を、図4を参照して説明する。この入力バッファ回路は、図4に示すように、PMOSトランジスタpi0〜3と、NMOSトランジスタni0〜3を備えている。
PMOSトランジスタpi0〜3は、電源電圧端子(VCC)と出力端子OUTnとの間に電流経路を形成するように接続されている。また、NMOSトランジスタni0〜3は、出力端子OUTnと接地端子との間に電流経路を形成するように接続されている。このトランジスタpi0〜3及びni0〜3のゲートは、この入力バッファ回路の入力端子に共通接続されている。また、これらトランジスタpi0〜3及びni0〜3のドレインは、この入力バッファ回路の出力端子OUTnとされている。
また、トランジスタpi1〜3を選択的に動作可能な状態にするため、トリミングトランジスタpi1T〜pi3Tが設けられている。トリミングトランジスタpi1T〜pi3Tは、電源電圧端子とトランジスタpi1〜3のソースとの間に電流経路を形成するように接続されている。トリミングトランジスタpi1T〜3Tは、PMOSトランジスタであり、独立したゲート電圧Trim3〜5を与えられて導通状態と非導通状態との間で切り替えられる。なお、トランジスタpi0も、トリミングトランジスタpi1T〜3Tと同一のサイズを有するPMOSトランジスタpi00に接続されているが、このPMOSトランジスタpi00は、そのゲートが接地され、定常的に導通状態にされる。従って、PMOSトランジスタpi0は、定常的に動作可能状態に置かれる。
また、トランジスタni1〜3を選択的に動作可能な状態にするため、トリミングトランジスタni1T〜ni3Tが設けられている。トリミングトランジスタni1T〜ni3Tは、NMOSトランジスタであり、接地端子とトランジスタni1〜3のソースとの間に電流経路を形成するように接続されている。トリミングトランジスタni1T〜3Tは、独立したゲート電圧Trim0〜2を与えられて導通状態と非導通状態との間で切り替えられる。なお、トランジスタni0も、トリミングトランジスタni1T〜3Tと同一のサイズを有するNMOSトランジスタni00に接続されているが、このNMOSトランジスタni00は、そのゲートが電源電圧VCCを定常的に与えられ、定常的に導通状態にされる。従って、NMOSトランジスタni0は、定常的に動作可能状態に置かれる。
この構成において、ゲート電圧Trim0〜5が選択的に”H”又は”L”とされ、トリミングトランジスタpi1T〜pi3T、及びni1T〜ni3Tが動作可能状態と非動作状態のいずれかに選択的に切り替えられる。これにより、インバータ回路を構成するPMOSトランジスタのトランジスタサイズのトリミングが実行される。
なお、上記の実施の形態では、トランジスタpi0、ni0は、定常的に動作可能な状態とされているものとして説明をした。これは、トリミング回路においてトリミング情報を取得するための動作を実行する場合や、電源立ち上げ時にトリミング情報を読み出す場合に、このトランジスタpi0、ni0に電流を流す必要がある場合があるためである。そのような必要がない場合には、このトランジスタpi0、ni0及びトリミングトランジスタpi00、ni00は省略してもよい。或いは、トランジスタpi00、ni00も、トリミングトランジスタとして機能させるようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路を、図5を参照して説明する。CMOS出力バッファ回路の構造自体は第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。この第4の実施の形態では、図1のバッファ回路Buffer[1]〜[4]のPMOSトランジスタPOA1〜POA3、POB1〜3、POC1〜3、POD1〜3をトリミング(トランジスタPOA1〜3、POB1〜3、POC1〜3、POD1〜3のうちの何個を動作可能な状態とするかを決める作業)をするためのトリミング回路を備えている点で、第1の実施の形態と異なっている。
図5は、そのトリミング回路の具体的構成を示す等価回路図である。このトリミング回路は、スイッチング回路41、模擬回路42、定電流回路43、デコード回路44、及び検知回路45を備えている。
模擬回路42は、PMOSトランジスタTpo1〜3(模擬トランジスタ)を備えている。このPMOSトランジスタTpo1〜3は、図1に示すトランジスタPOA1〜POA3、POB1〜3、POC1〜3、POD1〜3と同様に、トランジスタのサイズ比を1:2:4に設定される。模擬回路42は、これらのトランジスタPOA1〜POA3、POB1〜3、POC1〜3、POD1〜3が、所定の条件の下どのような動作を示すかを判定するための回路である。
PMOSトランジスタTpo1〜3は、トランジスタPOA1〜3と同一のサイズを有していてもよいし、これらよりも小さいサイズを有していてもよい。PMOSトランジスタTpo1〜3がトランジスタPOA1〜3等よりも小さいサイズを有する場合、定電流回路43から供給する定電流の大きさも、これに合わせた値に設定される。
これらのトランジスタTpo1〜3は、電圧VTRIMが印加される電圧端子とノードN1との間に電流経路を形成するように接続され、ゲートには図1に示すトランジスタPOA1〜POA3、POB1〜3、POC1〜3、POD1〜3のゲートに与えられる電圧Vpg(例えば接地電圧VSS)が印加される。
スイッチング回路41は、これらのトランジスタTpo1〜3のソースと電圧VTRIMの電圧端子との間に電流経路を形成するように接続されるPMOSトランジスタTpos1〜3を有する。これらのトランジスタTpos1〜3は、独立のスイッチング信号pc1〜3により導通制御される。
また、定電流回路43は、4つのNMOSトランジスタTnoi1〜4を有する。また、デコード回路44は、4つのNMOSトランジスタTnos1〜4を有する。
NMOSトランジスタTnoi1〜4は、ドレインをノードN1に接続され、ソースをNMOSトランジスタTnos1〜4のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタTnoi1〜4のゲートには、共通のゲート信号NGTRIM1が供給される。NMOSトランジスタTnos1〜4のソースは接地されており、ゲートにはデコード信号sp1〜4が与えられる。
検知回路45は基準電圧VREFとノードN1の電圧Vmonpo1とを入力信号としてその差分を増幅する差動増幅器である。ダイオード接続されたPMOSトランジスタDp1とNMOSトランジスタDn1とが電圧VTRIMの電圧端子とノードN2との間に電流経路を形成するよう直列接続される一方、同じくPMOSトランジスタDp2とNMOSトランジスタDn2とが電圧VTRIMの電圧端子とノードN2との間に別の電流経路を形成するよう直列接続される。PMOSトランジスタDp1とDp2はそのゲートを共通接続されている。また、NMOSトランジスタDn1、Dn2のゲートには、それぞれ基準電圧VREFとノードN1の電圧Vmonpo1が供給される。ノードN2と接地端子との間には、NMOSトランジスタDn3とDn4が接続されている。NMOSトランジスタDn3のゲートには、この差動増幅回路を流れる電流を制御する制御用信号IREFが与えられている。NMOSトランジスタDn4のゲートには、この差動増幅回路の動作の開始・停止を制御するための信号SWが与えられている。
また、トランジスタDp2のドレインは、この差増増幅回路の出力信号OUTPUTpoを出力するための出力端子とされている。なお、出力バッファ回路の駆動能力が、出力バッファ回路の出力信号が電源電圧VCCの1/2の電圧(VCC/2)に到達したときの電流で定義される場合において、基準電圧VREFは0.5×VCCに設定され、電圧VTRIMは、VCCに設定される。なお、このトリミング回路は、図示しないカウンタを有しており、このカウンタの出力に従って、信号pc1〜3の出力が切り替わるようにされている。
この図5に示すトリミング回路の動作を以下において詳細に説明する。まず、ゲート信号NGTRIMを”H”にした後、デコード信号sp1〜sp4を、バッファ回路Buffer[1]〜[4]を流れると想定される電流の電流量に合わせて適宜”H”又は”L”に設定し、定電流回路43から供給する定電流の大きさを定める。続いて、スイッチング回路41においてスイッチング信号pc1〜3を図示しないカウンタの出力信号に従って適宜”H”又は”L”に切り替えて、模擬回路42中のPMOSトランジスタTpo1〜3のうちの一部又は全部に選択的に電流を供給する。こうしてスイッチング信号pc1〜3を順々に切り替えていく。そして、PMOSトランジスタTpo1〜3に流れる電流と、定電流回路43が供給する定電流とが均衡したことを検知回路45が検知した時(出力信号Outputpoが”H”から”L”に変化したとき)の信号pc1〜3をカウンタ(図示せず)の出力信号に従って特定し、この時の信号pc1〜3に従い、図1のトランジスタPOA1〜POA3のいずれを動作させ、いずれを非動作状態とするか(トリミング情報)を決定する。必要に応じて、この動作を、各バッファ回路Buffer[1]〜[4]ごとに行うことが可能である。
なお、スイッチング信号pc1〜3の切り替えは、模擬回路42中で動作状態となるトランジスタTpo1〜3の合計のサイズが徐々に大きくなるように段階的に切り替えるようにしてもよいし、サイズが徐々に小さくなるように切り替えてもよい。また、模擬回路42中のトランジスタTpoの数は、1つのバッファ回路Buffer[i]の中のPMOSトランジスタ又はNMOSトランジスタの数と同じである必要はなく、これと異なる数としてもよい。例えば、図5において、4個以上のトランジスタTpoを設けてもよい。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路を、図6を参照して説明する。CMOS出力バッファ回路の構造自体は第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。この第5の実施の形態では、第4の実施の形態と同様、トリミング回路に特徴を有するものである。図6において、図5のトリミング回路と同一の構成要素については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
このトリミング回路は、図5のトリミング回路の構成に加え、更にダミーハーフビット回路46を有している。このダミーハーフビット回路46は、PMOSトランジスタTpos0及びTpo0を電圧VTRIMの電圧端子とノードN1との間に電流経路を形成するように直列に接続した回路である。トランジスタTpo0は、トランジスタTpo1〜3と同様に電圧Vpgをゲートに与えられて導通状態と非導通状態との間で切り替えられる。また、トランジスタTpos0は、信号pc1〜3とは別の信号pc0をゲートに与えられて導通状態と非導通状態との間で切り替えられる。具体的に、トランジスタTpos1〜3の少なくとも1つかが導通状態と非導通状態との間で切り替わる前後の所定のタイミングにおいて、信号pc0が”L”から”H”に切り替わる。その後、信号pc0が”L”に戻った後、所定のタイミングで、再度トランジスタTpos1〜3の少なくとも1つが導通状態と非導通状態との間で切り替わる。
トランジスタTpo0は、トランジスタTpo1の半分のサイズを有している。すなわち、トランジスタTpo0〜3は、0.5:1:2:4のサイズ比を有するように形成されている。トランジスタTpo1が、図1のトランジスタPOA1のサイズに相当するサイズを有し、トランジスタTpo0は、このトランジスタPOA1の半分に相当するサイズを有する。
この図6のトリミング回路によれば、トリミング動作を図5のトリミング回路に比べ一層正確に実行することができる。その理由は、トランジスタTpo0により、トランジスタサイズを0.5W(WはトランジスタTpo0のサイズ)のステップアップ幅でステップアップさせてトリミング動作を実行することができるからである。すなわち、信号pc1〜3の論理の変化と前後して信号pc0の論理も切り替えることにより、Wのステップアップ幅ではなく、0.5Wのステップアップ幅でトリミング動作を行うことができる。
図7は、本実施の形態のトリミング回路の効果を示している。この表では、ダミーハーフビット回路46が無い場合(case1〜4)と、ダミーハーフビット回路46を用いた場合(case5〜8)とで、トリミング動作の精度がどの程度変わるかを示している。case1〜4、case5〜8のいずれの場合にも、図示しないカウンタのカウント値が変化するに従い、トリミング回路において導通するトランジスタTpos1〜3の導通・非導通が切り替えられるが、case5〜8では、その間においてトランジスタTpos0も導通・非導通の間で切り替えられる。例えばcase1においては、カウンタのカウント値(出力信号)の下位2ビットが(0、0)(N−1回目)のときと(1、0)のとき(N回目)とで、(0,0)の方がより適切なトリミング値(図7では、「ここに答えがあった時」と示している)に近いのであるが、(1、0)を適切なトリミング値として算出してしまう。しかし、ダミーハーフビット回路46を用いて0.5Wずつステップアップさせる場合には、(0、0)の方を適切なトリミング値として算出することができる。同様に、case3とcase7でも、ダミーハーフビット回路46を使用したことによる効果が認められる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態に係るCMOS入力バッファ回路を、図8を参照して説明する。CMOS入力バッファ回路の構造自体は第3の実施の形態(図4)と同様であるので、説明は省略する。この第6の実施の形態では、図4のPMOSトランジスタpi1〜3をトリミングするためのトリミング回路に特徴を有する。以下、このトリミング回路の構成を、図8を参照して説明する。このトリミング回路は、スイッチング回路141、模擬回路142、定電流回路143、デコード回路144、検知回路45、ダミーハーフビット回路146を備えている。
検知回路45は、図5の検知回路45と同一の構造を有する。また、スイッチング回路141、定電流回路143、デコード回路145、ダミーハーフビット回路146も、図5のスイッチング回路41、定電流回路43、デコード回路44、ダミーハーフビット回路146と同一のものであり、図8中のトランジスタTpis1〜4、トランジスタTnii1〜Tnii4、及びトランジスタTnis1〜Tnis4は、図5中のトランジスタTpos1〜4、トランジスタTnoi1〜Tnoi4、及びトランジスタTnos1〜Tnos4に相当する。
模擬回路142は、PMOSトランジスタTpi1〜3(模擬トランジスタ)を備えている。このPMOSトランジスタpi1〜3は、図4に示すトランジスタpi1〜3と同様に、トランジスタのサイズ比を1:2:4に設定される。模擬回路142は、これらのトランジスタpi〜3が、所定の条件の下どのような動作を示すかを判定するための回路である。
PMOSトランジスタTpi1〜3は、トランジスタpi1〜3と同一のサイズを有していてもよいし、これらよりも小さいサイズを有していてもよい。PMOSトランジスタTpi1〜3がトランジスタpi1〜3よりも小さいサイズを有する場合、定電流回路143から供給する定電流の大きさも、これに合わせた値に設定される。
ただし、このトリミング回路は、図4に示すようなCMOS入力バッファのPMOSトランジスタのトリミング(図4のトランジスタpi1〜3のうちの何個を動作可能な状態にするか)に使用されるものである。このため、模擬回路142中のトランジスタTpi1〜3及びダミーハーフビット回路146中のトランジスタTpi0は、そのゲートをノードN1に接続されている。これにより、図4のトランジスタpi1〜3のゲートの電圧が1/2VCCにある場合における図4のCMOS入力バッファ回路の動作をトリミング回路において検証することができる。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態に係るCMOS出力バッファ回路を、図9を参照して説明する。CMOS出力バッファ回路の構造自体は第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。この第7の実施の形態では、図1のバッファ回路Buffer[1]〜[4]中のNMOSトランジスタNOA1〜NOA3、NOB1〜3、NOC1〜3、NOD1〜3をトリミング(トランジスタNOA1〜NOA3、NOB1〜3、NOC1〜3、NOD1〜3のうちの何個を動作可能な状態とするかを決める作業)するためのトリミング回路として、図9に示すようなトリミング回路を備えている点で、第4及び第5の実施の形態と異なっている。本実施の形態(図9)のようなNMOSトランジスタ用のトリミング回路に加え、第3の実施の形態(図5)のようなPMOSトランジスタ用のトリミング回路を併せて備えることも可能である。又は、PMOSトランジスタについては、この実施の形態(図9)のNMOSトランジスタ用のトリミング回路のトリミング結果を反映してトリミングを実行することもできる。
このトリミング回路は、スイッチング回路241、模擬回路242、定電流回路243、デコード回路244、検知回路45、及びダミーハーフビット回路246を備えている。なお、ダミーハーフビット回路246は、前述のような0.5Wのステップアップ幅でのトリミング動作が不要であり、Wのステップアップ幅で十分であれば、省略してもよい。
模擬回路242は、NMOSトランジスタTno1〜3を備えている。このNMOSトランジスタTno1〜3は、図1に示すトランジスタNOA1〜3、NOB1〜3、NOC1〜3、NOD1〜3と同様に、トランジスタのサイズ比を1:2:4に設定される。模擬回路242は、これらのトランジスタNOA1〜3、NOB1〜3、NOC1〜3、NOD1〜3が、所定の条件の下どのような動作を示すかを判定するための回路である。
NMOSトランジスタTno1〜3は、図1のトランジスタNOA1〜3と同一のサイズを有していてもよいし、これらよりも小さいサイズを有していてもよい。NMOSトランジスタTno1〜3がトランジスタNOA1〜3等よりも小さいサイズを有する場合、定電流回路243から供給する定電流の大きさも、これに合わせた値に設定される。
これらのトランジスタTno1〜3は、接地端子とノードN1との間に電流経路を形成するように接続され、ゲートには、図1に示すトランジスタNOA1〜3、NOB1〜3、NOC1〜3、NOD1〜3のゲートに与えられる電圧Vng(例えば電圧VCCQ)が印加される。
スイッチング回路241は、これらのトランジスタTno1〜3のソースと接地端子との間に電流経路を形成するように接続されるNMOSトランジスタTnos1〜3を有する。これらのトランジスタTnos1〜3は、独立のスイッチング信号nc1〜3により導通制御される。
また、定電流回路243は、4つのPMOSトランジスタTpoi1〜4を有する。また、デコード回路244は、4つのPMOSトランジスタTpos1〜4を有する。
PMOSトランジスタTpoi1〜4は、ドレインをノードN1に接続され、ソースをPMOSトランジスタTpos1〜4のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタTpoi1〜4のゲートには、共通のゲート信号PGTRIM1が供給される。PMOSトランジスタTpos1〜4のソースは電圧VTRIMを与えられており、ゲートにはデコード信号sn1〜4が与えられる。
この図9に示すトリミング回路の動作を以下において詳細に説明する。基本的な動作は図5や図6の回路の動作と殆ど同じである。まず、ゲート信号PGTRIM1を”L”にした後、デコード信号sn1〜sn4を、バッファ回路Buffer[1]〜[4]を流れると想定される電流の電流量に合わせて適宜”H”又は”L”に設定し、定電流回路243から供給する定電流の大きさを定める。
続いて、スイッチング回路241においてスイッチング信号nc1〜3を図示しないカウンタの出力信号に従って適宜”H”又は”L”に切り替えて、模擬回路242中のNMOSトランジスタTno1〜3のうちの一部又は全部に選択的に電流を供給する。こうしてスイッチング信号nc1〜3を順々に切り替えていく。また、これらのスイッチング信号nc1〜3の切り替えの間に、スイッチング信号nc0もスイッチングする。そして、NMOSトランジスタTno0〜3に流れる電流と、定電流回路243が供給する定電流とが均衡したことを検知回路45が検知した時の信号nc1〜3をカウンタ(図示せず)の出力信号に従って特定し、この時の信号nc1〜3に従い、図1のトランジスタNOA1〜NOA3のいずれを動作させ、いずれを非動作状態とするかを決定する。必要に応じて、この動作を、各バッファ回路Buffer[1]〜[4]ごとに行うことが可能である。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態に係るCMOS入力バッファ回路を、図10を参照して説明する。CMOS入力バッファ回路の構造自体は第3の実施の形態(図4)と同様であるので、説明は省略する。この第8の実施の形態は、図4のNMOSトランジスタni1〜3をトリミングするためのトリミング回路に特徴を有する。以下、このトリミング回路の構成を、図10を参照して説明する。このトリミング回路は、スイッチング回路341、模擬回路342、定電流回路343、デコード回路344、検知回路45、ダミーハーフビット回路346を備えている。
検知回路45は、図5の検知回路45と同一の構造を有する。また、スイッチング回路341、定電流回路343、デコード回路345、ダミーハーフビット回路346も、図9のスイッチング回路241、定電流回路243、デコード回路244、ダミーハーフビット回路246と同一のものであり、図10中のトランジスタTnis1〜4、トランジスタTpii1〜4、及びトランジスタTpis1〜4は、図9中のトランジスタTnos1〜4、トランジスタTpoi1〜4、及びトランジスタTpos1〜4に相当する。
模擬回路342は、NMOSトランジスタTni1〜3(模擬トランジスタ)を備えている。このNMOSトランジスタTni1〜3は、図4に示すトランジスタni1〜3と同様に、トランジスタのサイズ比を1:2:4に設定される。模擬回路342は、これらのトランジスタni1〜3が、所定の条件の下どのような動作を示すかを判定するための回路である。
NMOSトランジスタTni1〜3は、トランジスタni1〜3と同一のサイズを有していてもよいし、これらよりも小さいサイズを有していてもよい。NMOSトランジスタTni1〜3がトランジスタni1〜3よりも小さいサイズを有する場合、定電流回路343から供給する定電流の大きさも、これに合わせた値に設定される。
模擬回路342中のトランジスタTni1〜3及びダミーハーフビット回路146中のトランジスタTni0は、そのゲートをノードN1に接続されている。これにより、図4のトランジスタni1〜3のゲートの電圧が1/2VCCにある場合における図4のCMOS入力バッファ回路の動作をトリミング回路において検証することができる。
[第9の実施の形態]
次に、本発明の第9の実施の形態に係る入出力バッファ回路を、図11を参照して説明する。この出力バッファ回路、入力バッファ回路の構造自体は第1の実施の形態(図1)、第3の実施の形態(図4)と同様であるので、説明は省略する。この実施の形態のトリミング回路は、図11に示すように、図6のPMOSトランジスタ用のトリミング回路と、図9のNMOSトランジスタ用のトリミング回路とを併合させたトリミング回路である。更に、図8、図10のトリミング回路の機能も併せ持っている。これら4種類のトリミング回路による動作を順々に実行させるための構成として、転送ゲートTG1〜4、及びトランジスタpswp2、nswn2が備えられている。なお、ダミーハーフビット回路46、246も図示しているが、これを省略することも可能である。
転送ゲートTG1は、PMOSトランジスタpswp3とNMOSトランジスタpswn3とから構成される。転送ゲートTG1は、一端に電圧Vpgを与えられ、信号ps3n及びps3pがそれぞれ”H”、”L”となった場合に電圧Vpgを他端すなわちトランジスタTpo0〜3のゲートに転送する。図11のトリミング回路を図6のトリミング回路として機能させる場合において、この転送ゲートTG1は導通状態とされる。
転送ゲートTG2は、PMOSトランジスタpswp1とNMOSトランジスタpswn1とから構成される。転送ゲートTG2は、一端をトランジスタTpo0〜3のゲートに接続され且つ他端をノードN1に接続され、ゲート信号ps1p,ps1nに従って導通状態を制御される。図11のトリミング回路を図8のトリミング回路として機能させる場合において、この転送ゲートTG2は導通状態とされる。
転送ゲートTG3は、PMOSトランジスタnswp1とNMOSトランジスタnswn1とから構成される。転送ゲートTG3は、一端をトランジスタTni0〜3のゲートに接続され且つ他端をノードN1に接続され、ゲート信号ns1p,ns1nに従って導通状態を制御される。図11のトリミング回路を図10のトリミング回路として機能させる場合において、この転送ゲートTG3は導通状態とされる。
転送ゲートTG4は、PMOSトランジスタnswp3とNMOSトランジスタnswn3とから構成される。転送ゲートTG4は、トランジスタTni0〜3のゲートに接続され且つ他端に電圧vngを供給され、ゲート信号ns1p,ns1nに従って導通状態を制御される。転送ゲートTG4は、信号ns3n及びns3pがそれぞれ”H”、”L”となった場合に電圧VngをトランジスタTni0〜3のゲートに転送する。図11のトリミング回路を図9のトリミング回路として機能させる場合において、この転送ゲートTG4は導通状態とされる。
また、NMOSトランジスタpswp2は、ドレインに電源電圧VCCを印加され、他端はトランジスタTpo0〜3のゲートに接続されており、ゲートはゲート信号ps2pを供給されている。
一方、NMOSトランジスタnswn2は、ソースに接地電圧を印加され、他端はトランジスタTni0〜3のゲートに接続されており、ゲートはゲート信号ns2nを供給されている。
以下、この図11のトリミング回路の動作手順を説明する。ここでは、この図11のトリミング回路を、最初に(1)図6のトリミング回路として動作させ,(2)次いで図9のトリミング回路として動作させ,(3)続いて図8のトリミング回路として動作させ、(4)最後に図10のトリミング回路として動作させる場合を例にとって説明する。もっとも、この順序は任意であり、図6、8,9,10の回路のうちどの回路が先に動作してもよい。
(9−1)図6のトリミング回路として動作させる場合、転送ゲートTG1、トランジスタnswn2を導通状態とする一方、転送ゲートTG2、TG3、TG4及びトランジスタpswp2は非導通状態とされる。その後、第4の実施の形態で説明した動作を実行する。
(9−2)図9のトリミング回路として動作させる場合、転送ゲートTG4、トランジスタpswp2を導通状態とする一方、転送ゲートTG1、TG2、TG3及びトランジスタnswn2は非導通状態とされる。その後、第7の実施の形態で説明した動作を実行する。
(9−3)図8のトリミング回路として動作させる場合、転送ゲートTG2、トランジスタnswn2を導通状態とする一方、転送ゲートTG1、TG3、TG4及びトランジスタpswp2は非導通状態とされる。その後、第6の実施の形態で説明した動作を実行する。
(9−4)図10のトリミング回路として動作させる場合、転送ゲートTG3、トランジスタpswp2を導通状態とする一方、転送ゲートTG1、TG2、TG4及びトランジスタnswn2は非導通状態とされる。その後、第8の実施の形態で説明した動作を実行する。
[第10の実施の形態]
次に、本発明の第10の実施の形態に係る入出力バッファ回路を、図12を参照して説明する。この出力バッファ回路、入力バッファ回路の構造自体は第1の実施の形態(図1)、第3の実施の形態(図4)と同様であるので、説明は省略する。この第10の実施の形態のトリミング回路は、図11のトリミング回路と同様に、図6、図8、図9、図10のトリミング回路の機能を併せ持ったトリミング回路である。ただし、この実施の形態では、定電流回路243、デコード回路244が省略されている点で、図11の実施の形態のトリミング回路と異なっている。その他は、図10と同一であり、同一の構成要素については同一の符号を付している。
この図12のトリミング回路を、図9、図10に示すトリミング回路として動作させる場合には、スイッチング回路41、及び模擬回路42から定電流を供給してトリミング動作を実行する。その際、図6及び図8のトリミング回路として動作させた後のトリミング結果が反映されたスイッチング回路41、および模擬回路42を用いて、トリミング動作を実行することができる。
以下、この図12のトリミング回路の動作手順を説明する。ここでも、この図12のトリミング回路を、最初に(1)図6のトリミング回路として動作させ,(2)次いで図9のトリミング回路として動作させ,(3)続いて図8のトリミング回路として動作させ、(4)最後に図10のトリミング回路として動作させる場合を例にとって説明する。
(10−1)図6のトリミング回路として動作させる場合の動作は、第9の実施の形態で説明したのと同一である。
(10−2)図9のトリミング回路として動作させる場合、転送ゲートTG4を導通状態とする。転送ゲートTG2、トランジスタpswp2、nswn2は非導通状態とする。信号sp1〜4は”L”とする。ただし、転送ゲートTG1は導通状態のまま維持する。そして、信号pc1〜3も、(10−1)でのトリミング結果に従った論理状態を維持しておく。なお、ダミーハーフビット回路46のゲート信号pc0は”L”にする。その後、第9の実施の形態と同様に動作させる。
(10−3)図8のトリミング回路として動作させる場合、第9の実施の形態と同様に動作させて、図4のCMOS入力バッファ回路のPMOSトランジスタについてのトリミング動作を行う。
(10−4)図10のトリミング回路として動作させる場合、転送ゲートTG3を導通状態とする。転送ゲートTG4、トランジスタpswp2、nswn2は非導通状態とする。信号sp1〜4は”L”とする。ただし、転送ゲートTG1は導通状態のまま維持する。そして、信号pc1〜3も、(10−3)でのトリミング結果に従った論理状態を維持しておく。なお、ダミーハーフビット回路46のゲート信号pc0は”L”にする。その後、第9の実施の形態と同様に動作させる。
以上説明したように、本発明は、図11のトリミング回路に比べ、回路素子数が少なく、回路面積を小さくすることができる。加えて、CMOS出力バッファ回路及びCMOS入力バッファ回路中のNMOSトランジスタのトリミング動作において、先に実施したPMOSトランジスタのトリミング結果を模擬回路42に反映させて、この模擬回路42の設定に基づいたNMOSトランジスタのトリミングが可能である。これにより、トリミング上での誤差を、図11の回路に比べ小さくすることができる。
[第11の実施の形態]
次に、本発明の第11の実施の形態に係る入出力バッファ回路を、図13を参照して説明する。この出力バッファ回路、入力バッファ回路の構造自体は第1の実施の形態(図1)、第3の実施の形態(図4)と同様であるので、説明は省略する。この第11の実施の形態のトリミング回路は、図9のトリミング回路と同様に、図6、図8、図9、図10のトリミング回路の機能を併せ持ったトリミング回路である。ただし、この実施の形態では、定電流回路43、デコード回路44が省略されている点で、図9の実施の形態のトリミング回路と異なっている(換言すれば、定電流回路243、デコード回路244が省略されているという点で、第10の実施の形態と共通している)。その他は、図10と同一であり、同一の構成要素については同一の符号を付している。
この図13のトリミング回路を、図6、図8に示すトリミング回路として動作させる場合には、スイッチング回路241、及び模擬回路242から定電流を供給してトリミング動作を実行する。その際、図9、図10のトリミング回路として動作させた後のトリミング結果が反映されたスイッチング回路241、および模擬回路242を用いて、トリミング動作を実行することができる。具体的な動作は図12のトリミング回路と類似しているので、詳細な説明は省略する。
本発明は、上記で説明した幾つかの実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な変更、追加、削除、改変又は組合せ等が可能である。例えば、上記の実施の形態では、電圧VTRIMが一定であることを前提として説明しているが、電圧VTRIMを様々な値に変更して、その異なる電圧VTRIMの値毎にトリミング結果を得るようにしてもよい。そのような異なる電圧毎のトリミング結果を、EEPROM等に書き込んでおいて、使用電圧の変更がされる毎に設定を切り替えるようにしてもよい。また、上記のトリミングの手順を、ダイソートテストや製品テストの際に自動的に実行する制御回路等を、チップ中に組み込んでおくことも可能である。
或いは、1つのバッファ回路に関し動作条件によって異なる駆動能力を与えたい場合には、異なる条件でトリミング動作を行い、その複数通りのトリミング結果をEEPROM等に書き込むようにしてもよい。
以上の実施の形態によれば、チップ毎の製造バラツキや、使用される電源電圧の条件に左右されることなく、バッファ回路の駆動能力の設定をチップ毎に事後的に調整することができる。従って、半導体集積回路の動作の高速化に対して貢献するところが大である。
POA1〜3、POB1〜3、POC1〜3、POD1〜3、NOA1〜3、NOB1〜3、NOC1〜3、NOD1〜3・・・出力トランジスタ
POA1T〜3T、POB1T〜3T、POC1T〜3T、POD1T〜3T、POE1T〜3T、NOA1T〜3T、NOB1T〜3T、NOC1T〜3T、NOD1T〜3T、NOE1T〜3T・・・イネーブル用トランジスタ、
pi1T、pi2T、pi3T、ni1T、ni2T、ni3T・・・トリミング用トランジスタ
41、141、241、341・・・スイッチング回路
42、142、242、342・・・模擬回路
43、143、243、343・・・定電流回路
44,144,244,344・・・デコード回路

Claims (7)

  1. 入力信号の変化に対応して動作して出力端子の出力信号を変化させるトランジスタを含むバッファ回路を複数個備え、複数の前記バッファ回路を選択的に駆動させることが可能に構成された出力バッファ回路において、
    複数の前記バッファ回路の各々は、所定の固定電圧を供給する固定電圧端子と出力端子との間に電流経路を並列に形成され、外部からの制御信号に従い選択的に動作可能な状態とされる複数個の出力トランジスタを有し、
    複数の前記バッファ回路の各々が有する複数個の前記出力トランジスタは、所定のサイズ比を有するように形成されている
    ことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 複数の前記バッファ回路の各々が有する複数個の前記出力トランジスタのうちのいずれを動作可能な状態とするかを決定するトリミング動作を行うためのトリミング回路を更に備え、
    前記トリミング回路は、
    複数個の前記出力トランジスタが有するサイズ比と同一のサイズ比を有する複数個の模擬トランジスタを有する模擬回路と、
    複数個の前記模擬トランジスタのうちの一部又は全部を選択的に動作可能な状態にするスイッチング回路と、
    前記模擬トランジスタに定電流を供給する定電流回路と、
    前記定電流回路が供給する定電流と前記模擬トランジスタを流れる電流とを比較して出力信号を出力する検知回路と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の出力バッファ回路。
  3. 第1の固定電圧を供給する第1固定電圧端子と出力端子との間に電流経路を形成する複数個の第1導電型の入力トランジスタと
    第2の固定電圧を供給する第2固定電圧端子と前記出力端子との間に電流経路を形成する複数個の第2導電型の入力トランジスタと、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタのゲート及び複数個の前記第2導電型の入力トランジスタのゲートに共通接続される入力端子と、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタのドレイン及び複数個の前記第2導電型の入力トランジスタのドレインに接続される出力端子と、
    前記第1固定電圧端子と前記第1導電型の入力トランジスタのソースとの間に電流経路を形成し選択的に導通して前記第1導電型の入力トランジスタを動作状態と非動作状態との間で切り替える第1のトリミングトランジスタと、
    前記第2固定電圧端子と前記第2導電型の入力トランジスタのソースとの間に電流経路を形成し選択的に導通して前記第2導電型の入力トランジスタを動作状態と非動作状態との間で切り替える第2のトリミングトランジスタと
    を備え、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタ、及び前記第2導電型の入力トランジスタは、それぞれ所定のサイズ比を有するように形成されている
    ことを特徴とする入力バッファ回路。
  4. 複数個の前記第1導電型の入力トランジスタのいずれを動作可能な状態にするかを決定するトリミング動作、又は複数個の前記第2導電型の入力トランジスタのいずれを動作可能な状態とするかを決定するトリミング動作を行うためのトリミング回路を更に備え、
    前記トリミング回路は、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタ又は複数個の前記第2導電型の入力トランジスタが有するサイズ比と同一のサイズ比を有する複数個の模擬トランジスタを有する模擬回路と、
    複数個の前記模擬トランジスタのうちの一部又は全部を選択的に動作可能な状態にするスイッチング回路と、
    前記模擬トランジスタに電流を供給する定電流回路と、
    前記定電流回路が供給する定電流と前記模擬トランジスタを流れる電流とを比較して出力信号を出力する検知回路と
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の出力バッファ回路。
  5. 出力バッファ回路と、入力力バッファ回路とを備えた入出力バッファ回路において、
    前記出力バッファ回路は、
    所定の固定電圧を供給する固定電圧端子と出力端子との間に電流経路を並列に形成され、外部からの制御信号に従い選択的に動作可能な状態とされる複数個の出力トランジスタを有し、
    複数個の前記出力トランジスタは、所定のサイズ比を有するように形成されており、
    前記出力バッファ回路は、前記複数個の前記出力トランジスタのうちのいずれを動作可能な状態にするかを決定するトリミング動作を実行する第1トリミング回路を更に備え、
    前記入力バッファ回路は、
    第1の固定電圧を供給する第1固定電圧端子と出力端子との間に電流経路を形成する複数個の第1導電型の入力トランジスタと
    第2の固定電圧を供給する第2固定電圧端子と前記出力端子との間に電流経路を形成する複数個の第2導電型の入力トランジスタと、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタのゲート及び複数個の前記第2導電型の入力トランジスタのゲートに共通接続される入力端子と、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタのドレイン及び複数個の前記第2導電型の入力トランジスタのドレインに接続される出力端子と、
    を備え、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタ、及び前記第2導電型の入力トランジスタは、それぞれ所定のサイズ比を有し、
    前記入力バッファ回路は、複数個の前記第1導電型の入力トランジスタのいずれを動作可能な状態にするかを決定するトリミング動作、又は複数個の前記第2導電型の入力トランジスタのいずれを動作可能な状態とするかを決定するトリミング動作を行うための第2トリミング回路を更に備え、
    前記第1トリミング回路は、
    複数個の前記出力トランジスタが有するサイズ比と同一のサイズ比を有する複数個の第1模擬トランジスタを有する第1模擬回路と、
    複数個の前記第1模擬トランジスタのうちの一部又は全部を選択的に動作可能な状態にする第2スイッチング回路と
    を備え、
    前記第2トリミング回路は、
    複数個の前記第1導電型の入力トランジスタ又は複数個の前記第2導電型の入力トランジスタが有するサイズ比と同一のサイズ比を有する複数個の第2模擬トランジスタを有する第2模擬回路と、
    複数個の前記第2模擬トランジスタのうちの一部又は全部を選択的に動作可能な状態にする第2スイッチング回路と
    を備え、
    前記第1模擬トランジスタ及び前記第2模擬トランジスタに対し、定電流回路から定電流が供給される
    ことを特徴とする入出力バッファ回路。
  6. 前記第1模擬回路を使用してのトリミング動作を実行する場合において、前記第2模擬回路が前記定電流回路として機能するように構成された請求項5記載の入出力バッファ回路。
  7. 前記第2模擬回路を使用してのトリミング動作を実行する場合において、前記第1模擬回路が前記定電流回路として機能するように構成された請求項5記載の入出力バッファ回路。
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