JP2011122776A - オーブントースター - Google Patents

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高弓 福田
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Abstract

【課題】調理性能に優れたオーブントースターを提供する。
【解決手段】被加熱物(図示せず)を収納して加熱調理する加熱室(図示せず)に取り付けられたヒータ2と、加熱調理開始時の加熱室内の温度と加熱調理開始時から所定時間内の上昇温度に応じて加熱調理時間を決定し、決定された加熱調理時間の間ヒータ2の通電制御を行う制御手段4と、ヒータ2と直列に接続され加熱室付近または接して設置されたサーモスタット9の動作の監視を行うサーモスタット監視部10とを備え、制御手段4は、加熱調理中にサーモスタット9の接点の開放が検知されると、決定された加熱調理時間が経過した以降に加熱調理の延長を行うもので、連続的に調理が行われサーモスタット9が動作しヒータ通電が遮断されたとしても、制御手段4は自動的に加熱調理を延長するので、状況に応じた熱量を被加熱物の容量に加えて調理性能の向上を図ることが出来る。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱室内の温度により自動的に調理を行うオーブントースターに関するものである。
従来、この種のオーブントースターは、加熱室内に温度センサーを備え、自動的に調理を行う構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、上記特許文献1に記載された従来のオーブントースターの概略構成を示す図である。図4に示すように、従来のオーブントースターは、被加熱物(図示せず)を載せる焼き網6と、被加熱物を収納して被加熱物を加熱調理する加熱室1と、加熱室1内に取り付けられたヒータ2と、加熱室1内の温度を検出する温度検出手段3と、温度検出手段3からの信号によりヒータ2の通電を制御することにより加熱調理を行う制御手段4と、ヒータ2と直列に接続されたサーモスタット9と、調理を開始する際に操作する調理スタートSW7と、ヒータ2への通電状態を報知する報知手段8と、ヒータ2に通電するヒータ通電手段5で構成されている。
特開平7−27345号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されたような従来のオーブントースターの構成では、制御手段4は、加熱調理開始時の加熱室1内の温度と加熱調理開始時から所定時間内の上昇温度により加熱調理時間を決定し自動調理を行うが、連続的に調理が行われた際等に加熱室1内の温度が異常に高温になることを防止する為に取り付けられたサーモスタットが動作して一時的にヒータ2への通電が遮断されると、被加熱物に与える熱量が不足し、十分な調理性能を得ることが出来ないといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、サーモスタットが動作して一時的にヒータ通電が遮断されたとき、自動的に加熱調理の延長を行い被加熱物に与える熱量を補うことによって、調理性能が向上したオーブントースターを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のオーブントースターは、被加熱物を収納して加熱調理する加熱室と、前記加熱室に取り付けられたヒータと、前記加熱室内の温度を検知する温度検出手段と、加熱調理開始時の前記加熱室内の温度と加熱調理開始時から所定時間内の上昇温度に応じて加熱調理時間を決定し、前記決定された加熱調理時間の間前記ヒータの通電制御を行って加熱調理を行う制御手段と、前記ヒータと直列に接続され、前記加熱室付近または接して設置されたサーモスタットと、前記サーモスタットの動作の監視を行うサーモスタット監視部とを備え、前記制御手段は、前記サーモスタット監視部により加熱調理中に前記サーモスタットの接点の開放が検知されると、決定された前記加熱調理時間が経過した以降に於いて加熱調理の延長を行うもので、連続的に調理が行われた際等にサーモスタットが動作しヒータ通電が遮断されたとしても、サーモスタット監視部によりサーモスタットの接点の開放を検知し、制御手段は自動的に加熱調理を延長するので、状況に応じた熱量を被加熱物の容量に加えることが可能となり、調理性能の向上を
図ることが出来る。
本発明のオーブントースターは、連続的に調理が行われた際等でサーモスタットが動作し一時的にヒータへの通電が遮断されても、自動的に調理の延長を行うので、調理性能の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態1におけるオーブントースターの概略構成を示す図 同オーブントースターの回路図 (a)同オーブントースターの加熱室内の温度推移を示す図、(b)同オーブントースターのヒータの動作状態を示す図、(c)同オーブントースターのヒータ通電率を示す図 従来のオーブントースターの概略構成を示す図
第1の発明は、被加熱物を収納して加熱調理する加熱室と、前記加熱室に取り付けられたヒータと、前記加熱室内の温度を検知する温度検出手段と、加熱調理開始時の前記加熱室内の温度と加熱調理開始時から所定時間内の上昇温度に応じて加熱調理時間を決定し、前記決定された加熱調理時間の間前記ヒータの通電制御を行って加熱調理を行う制御手段と、前記ヒータと直列に接続され、前記加熱室付近または接して設置されたサーモスタットと、前記サーモスタットの動作の監視を行うサーモスタット監視部とを備え、前記制御手段は、前記サーモスタット監視部により加熱調理中に前記サーモスタットの接点の開放が検知されると、決定された前記加熱調理時間が経過した以降に於いて加熱調理の延長を行うもので、連続的に調理が行われた際等にサーモスタットが動作しヒータ通電が遮断されたとしても、サーモスタット監視部によりサーモスタットの接点の開放を検知し、制御手段は自動的に加熱調理を延長するので、状況に応じた熱量を被加熱物の容量に加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、サーモスタットの接点の開放時間を計時し、決定された加熱調理時間と前記接点の開放時間との比率に応じて決定された時間分だけ加熱することにより加熱調理の延長を行うもので、その状況に応じた時間分だけ加熱調理を延長することにより、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第3の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、サーモスタットの接点の開放時間を計時し、決定された加熱調理時間と前記接点の開放時間との比率に応じて決定されたヒータ通電率にて所定の時間だけ加熱することにより加熱調理の延長を行うもので、その状況に応じたヒータ通電率にて所定の時間だけ加熱調理を延長することができ、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第4の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、サーモスタットの接点の開放時間を計時し、決定された加熱調理時間と前記接点の開放時間との比率に応じて決定された時間分だけ所定のヒータ通電率にて加熱することにより加熱調理の延長を行うもので、その状況に応じた時間分だけ所定のヒータ通電率にて加熱して加熱調理を延長することができ、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第5の発明は、特に、第4の発明のヒータ通電率を、決定された加熱調理時間とサーモスタットの接点の開放時間との比率に応じて決定するもので、被加熱物への輻射熱を調整でき、被加熱物の表面の焦げすぎを防ぎながら適量な熱量を加えることが可能となり、調
理性能の向上を図ることが出来る。
第6の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定された時間分だけ加熱することにより加熱調理の延長を行うもので、その状況に応じた時間分だけ調理延長することができ、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第7の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定されたヒータ通電率にて所定の時間加熱することにより加熱調理の延長を行うもので、その状況に応じたヒータ通電率にて所定の時間加熱調理を延長することにより、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第8の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定された時間分だけ所定のヒータ通電率にて加熱することにより加熱調理の延長を行うもので、その状況に応じた時間分だけ所定のヒータ通電率にて調理延長することができ、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第9の発明は、特に、第8の発明のヒータ通電率を、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定するもので、被加熱物への輻射熱を調整でき、被加熱物表面の焦げすぎを防ぎながら適量な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第10の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度に応じて決定された時間分だけ加熱を行うことにより、加熱調理の延長を行うもので、周囲温度や被加熱物の容量の状況を、加熱調理開始からヒータ通電一時停止までの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度により検知でき、その状況に応じた時間加熱調理を延長することにより、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第11の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度に応じて決定されたヒータ通電率にて所定の時間加熱を行うことにより加熱調理の延長を行うもので、周囲温度や被加熱物の容量の状況を、加熱調理開始からヒータ通電一時停止までの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度により検知でき、その状況に応じたヒータ通電率にて所定の時間加熱調理を延長することにより、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第12の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度に応じて決定された時間分だけ所定のヒータ通電率により加熱を行うことにより加熱調理の延長を行うもので、周囲温度や被加熱物の容量の状況を、加熱調理開始からヒータ通電一時停止までの時間及び加熱調理開始の加熱室の温度により検知でき、その状況に応じた時間分だけ所定のヒータ通電率にて調理延長することにより、調理に必要な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第13の発明は、第12の発明のヒータ通電率を、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱室の温度に応じて決定するもので、被加熱物への輻射
熱を調整でき、被加熱物表面の焦げすぎを防ぎながら適量な熱量を加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
第14の発明は、特に、第1〜13のいずれかひとつの発明の加熱調理の延長時に、加熱調理の延長中であることを報知する報知手段を備えたもので、使用者は加熱調理延長中であることを容易に知ることができ、待ち時間の苛々を軽減できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態におけるオーブントースターについて図1〜3を用いて説明する。なお、上記従来のオーブントースターと同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図1は、本実施の形態におけるオーブントースターの概略構成を示す図である。
図1において、加熱室1は、被加熱物(図示せず)を収納して加熱調理を行うもので、加熱室1内には、ヒータ2と、加熱室1内の温度を検知する温度検知手段3と、被加熱物を載せる焼き網6が設置されている。本実施の形態におけるオーブントースターは、加熱調理中にサーモスタット9の動作を監視するサーモスタット監視部10を備えたもので、他の構成は従来のオーブントースターと同一である。
制御手段4は、調理スタートSW7が押されると、ヒータ通電手段5に信号を出すことにより加熱調理を開始する、また、制御手段4は、加熱調理開始時の加熱室1内の温度と加熱調理開始時から所定時間内の上昇温度により加熱調理時間を決定し、決定された調理時間が経過すると、ヒータ2への通電を停止し加熱調理を停止する。
サーモスタット9は、加熱室1の付近に取り付けられ、加熱室1内の温度が第1の所定温度以上になると、サーモスタット9の接点(図示せず)が開いて、ヒータ2への通電を遮断し、加熱室1内の温度が第2の所定温度以下に低下すると再度接点が閉じヒータ2への通電を再開する。
サーモスタット監視部10は、加熱調理中サーモスタット9の動作を監視し、サーモスタット9の接点が開放されると制御手段4に開放されたことを示す信号を送る。さらに制御手段4は、サーモスタット9の接点が開放されてヒータ2への通電が一時的に遮断したとき、決定された調理加熱時間が経過した以降においても、決定された加熱調理時間、サーモスタット9の接点が開放した時間、再加熱時の温度上昇、加熱調理開始からサーモスタット9の接点が開放されるまでの時間の状況に応じて自動的に加熱調理の延長を行う構成としている。また、前記自動的に加熱延長を行っている際、その旨を報知する報知手段8も備えている。
図2は、本実施の形態におけるオーブントースターの回路図である。
図2において、11は、商用電源で、12は、回路に電力を供給する電源回路部である。5は、リレー5aと、リレー駆動部5bから成るヒータ通電手段であり、一般的にトーストなどの加熱調理中は、リレー5aの接点は閉じられたままである。サーモスタット監視部10は、抵抗器10a、抵抗器10b、ダイオード10c、10dから構成されており、サーモスタット9の接点が閉じているときは、商用電源11の周期に同期したパルス信号がマイコン等で構成された制御手段4に出力される。また、サーモスタット9の接点
が開くと、パルス信号はなくなる。制御手段4は、サーモスタット監視部10からのパルスの有無によってサーモスタット9の接点の開閉を判断する。
以上のように構成された本実施の形態におけるオーブントースターについて、図3を用いながら以下その動作、作用を説明する。
図3(a)は、同オーブントースターの加熱室内の温度推移を示す図、図3(b)は、同オーブントースターの加熱室1内の温度変化に応じたヒータの動作状態を示す図、図3(c)は、同オーブントースターの加熱室1内の温度変化に応じたヒータ通電率を示す図である。
調理スタートSW7が押されると、制御手段4はその信号を受け付け、ヒータ通電を開始する。また、制御手段4は、加熱調理開始時の加熱室1内の温度θ0と加熱調理開始時から所定時間ΔT時間経過時の上昇温度Δθとにより、加熱調理時間を決定する。ここでは決定された調理時間をT4とする。一般的に、調理開始時の加熱室1内の温度θ0が同じである場合は、上昇温度Δθが小さいほど加熱調理時間は長く決定される。
また、上昇温度Δθが同じ場合は、加熱調理開始時の加熱室1内の温度θ0が低いほど長く決定される。サーモスタット9は、加熱調理途中のT1時、加熱室1内の温度がθ3に達した時点で、その接点が開きヒータ通電を遮断する。
時間が経過し加熱室1内の温度が低下し、温度θ1になると再度サーモスタット9の接点が閉じてヒータ2に通電する。制御手段4は、T1からT2のサーモスタット9の接点が開いている時間TOFFを計時し、決定された調理時間T4とヒータ停止時間TOFFの比率(TOFF/T4)により、加熱調理延長時間Tαを決定し、T4以降Tα時間だけヒータ2に通電を行って加熱調理の延長を行う。同じ調理時間の場合、加熱調理延長時間Tαは前記比率が大きくなるほど長くなる。
以上のように、本実施の形態においては、連続的に調理が行われた際等に、サーモスタット9の接点が開放されてヒータ通電が遮断されたとしても、制御手段4は、サーモスタット監視部10によりサーモスタット9の接点の開放を検知して自動的に調理を延長することにより、状況に応じた熱量を被加熱物の容量に加えることが可能となり、調理性能の向上を図ることが出来る。
また、制御手段4は、決定された加熱調理時間とヒータ通電停止時間との比率に応じたヒータ通電率により決定された加熱調理時間より所定時間調理延長することにより、前記と同様の効果とヒータ通電率を低下させ輻射熱を抑えることにより、被加熱物の焼き色の付き過ぎを防止できる。
尚、上記実施の形態では、決定された加熱調理時間とヒータ通電停止時間との比率に応じて決定された時間またはヒータ通電比率としたが、その複合したものも同様の効果が得られる。
上記実施の形態では、決定された調理時間T4とヒータ停止時間TOFFの比率(TOFF/T4)により、加熱調理延長時間Tαを決定するようにしたが、制御手段4で、再度ヒータ2が通電された時間T2から第2の所定時間Tj時間経過(T3)した時の上昇温度θj(θ2−θ1)を測定し、上昇温度θjに応じて加熱調理延長時間Tαを決定し、T4以降Tα時間だけヒータ通電を行って調理延長を行うようにしても良い。
θjが小さくなるほど、被加熱物の容量が大きいか又は周囲温度が低いと判断でき、加
熱調理延長時間Tαは長くなる。
以上のように、本実施の形態においては制御手段4にてヒータ再通電時の第2の所定時間内の上昇温度によって、周囲温度や被加熱物の容量の状況を検知し、その状況に応じて決定された時間分だけ決定された調理時間より調理延長されるので、被加熱物容量の違いやヒータ2が再通電される時点での周囲温度による違いに対しても必要な熱容量を与えることができ、調理性能を向上させることができる。
また、制御手段4を、ヒータ再通電時の第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定されたヒータ通電率により、決定された加熱調理時間より所定時間調理延長することにより、前記と同様の効果と、ヒータ通電率を低下させ輻射熱を抑えることにより、被加熱物の焼き色の付き過ぎを防止できる。
尚、前記はヒータ再通電時の第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定された時間またはヒータ通電比率としたが、その複合したものも同様の効果が得られる。
また、制御手段4で、調理開始時からヒータ通電が停止されるまでの時間TOを計時し、計時された時間TO及び調理開始時の加熱室1の温度θ0から加熱調理延長時間Tαを決定し、T4以降Tα時間だけヒータ通電を行って調理延長を行うようにしても良い。
調理開始時の加熱室1の温度θ0が同じ場合は、TO時間が長いほど被加熱物の容量が大きいか又は周囲温度が低いと判断し、加熱調理延長時間Tαは長く設定される。
以上のように、制御手段4にて加熱調理開始からサーモスタット9の接点が開放されるまでの時間及び調理開始時の加熱室1の温度によって、周囲温度や被加熱物の容量の状況を検知し、その状況に応じて決定された時間分だけ決定された調理時間より加熱調理延長されるので、被加熱物容量の違いや周囲温度による違いに対しても必要な熱容量を与えることができ、調理性能を向上させることができる。
また、制御手段4を、加熱調理開始からヒータ2への通電停止までの時間及び調理開始時の加熱室1の温度に応じて決定されたヒータ通電率により、決定された加熱調理時間より所定時間調理延長することにより、前記と同様の効果と、ヒータ通電率を低下させ輻射熱を抑えることにより、被加熱物の焼き色の付き過ぎを防止できる。
尚、前記は加熱調理開始からヒータ停止までの時間及び調理開始時の加熱室1の温度に応じて決定された時間またはヒータ通電比率としたが、その複合したものも同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかるオーブントースターは、加熱調理中に加熱室内の温度が高温となり、サーモスタットが動作して接点が開き、ヒータ通電が一時的に遮断された時、決定された加熱時間が経過した以降においても、決定された加熱調理時間、サーモスタットが動作した時間、再加熱時の温度上昇、加熱調理開始からサーモスタット9の接点が開放するまでの時間の状況に応じて自動的に加熱調理の延長を行う構成とすることにより、調理性能の向上を図るオーブントースター等に適用できる。
1 加熱室
2 ヒータ
3 温度検出手段
4 制御手段
8 報知手段
9 サーモスタット
10 サーモスタット監視部

Claims (14)

  1. 被加熱物を収納して加熱調理する加熱室と、前記加熱室に取り付けられたヒータと、前記加熱室内の温度を検知する温度検出手段と、加熱調理開始時の前記加熱室内の温度と加熱調理開始時から所定時間内の上昇温度に応じて加熱調理時間を決定し、前記決定された加熱調理時間の間前記ヒータの通電制御を行って加熱調理を行う制御手段と、前記ヒータと直列に接続され、前記加熱室付近または接して設置されたサーモスタットと、前記サーモスタットの動作の監視を行うサーモスタット監視部とを備え、前記制御手段は、前記サーモスタット監視部により加熱調理中に前記サーモスタットの接点の開放が検知されると、決定された前記加熱調理時間が経過した以降に於いて加熱調理の延長を行うことを特徴とするオーブントースター。
  2. 制御手段は、サーモスタットの接点の開放時間を計時し、決定された加熱調理時間と前記接点の開放時間との比率に応じて決定された時間分だけ加熱することにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  3. 制御手段は、サーモスタットの接点の開放時間を計時し、決定された加熱調理時間と前記接点の開放時間との比率に応じて決定されたヒータ通電率にて所定の時間だけ加熱することにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  4. 制御手段は、サーモスタットの接点の開放時間を計時し、決定された加熱調理時間と前記接点の開放時間との比率に応じて決定された時間分だけ所定のヒータ通電率にて加熱することにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  5. ヒータ通電率を、決定された加熱調理時間とサーモスタットの接点の開放時間との比率に応じて決定することを特徴とする請求項4に記載のオーブントースター。
  6. 制御手段は、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定された時間分だけ加熱することにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  7. 制御手段は、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定されたヒータ通電率にて所定の時間加熱することにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  8. 制御手段は、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定された時間分だけ所定のヒータ通電率にて加熱することにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  9. ヒータ通電率を、サーモスタットの接点が閉じてヒータに再通電してから第2の所定時間内の上昇温度に応じて決定することを特徴とする請求項8に記載のオーブントースター。
  10. 制御手段は、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度に応じて決定された時間分だけ加熱を行うことにより、加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  11. 制御手段は、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度に応じて決定されたヒータ通電率にて所定の時間加熱を行うことにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  12. 制御手段は、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱調理開始時の加熱室の温度に応じて決定された時間分だけ所定のヒータ通電率により加熱を行うことにより加熱調理の延長を行うことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
  13. ヒータ通電率を、加熱調理開始からサーモスタットの接点が開放するまでの時間及び加熱室の温度に応じて決定することを特徴とする請求項12に記載のオーブントースター。
  14. 加熱調理の延長時に、加熱調理の延長中であることを報知する報知手段を備えた請求項1〜13の何れか1項に記載のオーブントースター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016125963A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 瞬間的接触温冷感評価装置およびそれを用いた瞬間的接触温冷感評価方法

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