JP2011121353A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録品質を低下させることなく、インクジェット記録ヘッドへの紙粉・塵埃等の異物の付着を確実に防止する。
【解決手段】インクジェット記録ヘッド16の上流側に設けられた搬送従動ローラー15には外周面を覆うカバー24が設けられている。カバー24には鍔部24aが設けられ、この鍔部24aに、導電性遮蔽部材22が設けられる。導電性遮蔽22は、紙粉等の付着が最も著しい用紙端部領域を覆い、これによりノズルプレート16a側への紙粉等の飛散が物理的に防止される。また、導電性遮蔽部材22は導電性を備えているとともに記録用紙Pに対しては非接触であるので、用紙端部に付着した紙粉等を物理的に掻き取って飛散させることがないとともに、記録用紙Pと導電性遮蔽部材22との摩擦による紙粉等の摩擦帯電を防止でき、これにより紙粉等が静電気力により飛散することを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファクシミリやプリンターに代表される液体噴射装置に関する。
以下、液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンターを例に説明する。インクジェットプリンターは、インクジェット記録ヘッドと対向する位置に支持部材(プラテンとも呼ばれる)を有し、支持部材により記録用紙を支持することによりインクジェット記録ヘッドと記録用紙との間の距離を規定するよう構成されている。
ここで、近年のインクジェットプリンターにおいては、記録品質のより一層の向上を目指してインク滴の微細化が進み、例えば数pl程度までインク滴が微細化されている。この為インク滴の質量が極めて小さく、インクジェット記録ヘッドから記録用紙にインク滴が吐出されても、一部が記録用紙に着弾せず、ミストとなって浮遊し、種々の問題を発生させていた。加えて、記録用紙の四辺に余白なく記録を行う、いわゆる縁無し記録においては、記録用紙の端部から外れた領域にもインク滴を吐出する為、上記のミスト浮遊現象がより一層顕著になる。
そこで従来から、特許文献1、2に示すようにインクジェット記録ヘッド、記録用紙、支持部材のこれらの間に電位差を設け、電界を発生させることでインク滴にクーロン力を作用させ、インク滴を記録用紙に引きつける技術が提案されている。
特開2007−118321号公報 特開2007−118318号公報
<<1.記録用紙の高速搬送化に伴って生じた課題>>
ところで近年のインクジェットプリンターにおいては、走査(移動)を行わない固定式のインクジェット記録ヘッド、いわゆるラインヘッドを用い、極めて高いスループットにより記録を実行可能なものが提案されている。このようなインクジェットプリンターでは、記録用紙は装置内部の用紙搬送経路を極めて高速に搬送される。
しかしながらこの様な記録用紙の高速搬送化に伴って、以下のような問題が生じることが判明した。即ち、記録用紙の端部(エッジ)には、切断時に生じた紙粉が付着しているが、記録用紙・支持部材(プラテン)・インクジェット記録ヘッド、のこれら3つの要素(以下「記録部構成要素」と総称する)の間の電位を制御しない場合、記録部構成要素間に生じた電界により、記録用紙に付着していた紙粉がインクジェット記録ヘッドに向かって飛翔し、付着してしまう。特に、高速で記録用紙を搬送する場合には、用紙搬送の際の振動や衝撃が大きくなり、そのため紙粉の飛翔がより一層顕著に生じてしまう。
また、用紙カセットに収容された記録用紙間の摩擦や、用紙搬送経路の構成要素(例えば、エッジガイドや、搬送ローラーなど)と記録用紙との間の摺接・接触に伴い、摩擦帯電や剥離帯電が顕著となり、即ち記録部構成要素がより顕著に帯電する。その結果、記録部構成要素間に形成される電界が強くなり、また紙粉自体の帯電も強くなる為、紙粉に加わるクーロン力が大きくなって、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着がより顕著になってしまう。
また、紙粉自体が帯電していない場合であっても、飛翔した紙粉が電界中に置かれた場合には、誘電分極或いは静電誘導によって紙粉に電荷の偏りが生じ、これによりインクジェット記録ヘッドの側に引きつけられてしまう。
図4はこの問題点を示す為の説明図であり、符号160はインクジェット記録ヘッド、符号160aはノズルプレート、符号170は支持部材(プラテン)、符号170aは支持部材170に形成されるリブを示している。また符号Pは記録用紙を、符号Peは用紙端部を、符号dは紙粉を示している。更に丸囲いされた「+」、「−」は、帯電極性を示している。
記録用紙Pは除電ブラシなどにより除電されており、従ってこの記録用紙Pに付着している紙粉dは帯電はしていない。しかしながら、紙粉dの拡大図に示すように、ノズルプレート160aがプラス帯電し、また支持部材170がマイナス帯電している場合(一例)には、誘電分極(紙粉dが誘電体の性質を有している場合)或いは静電誘導(紙粉dが導体の性質を有している場合)によって、紙粉dのノズルプレート側にはマイナス電荷が表れ、支持部材側にはプラス電荷が表れる。そしてこれにより、紙粉dはノズルプレート160a及び支持部材170のいずれの側にも引き寄せられてしまうことになる。
そして紙粉がインクジェット記録ヘッドに付着すると、紙粉がノズル開口を直接閉塞することにより、或いはノズル面の清掃(ワイピング)時に紙粉がノズル開口に移動することによって、ドット抜けを招くことになる。
また、このように紙粉がノズル開口を物理的に閉塞するほか、紙粉を構成する炭酸カルシウムなどの填料がインクの水分と反応して増粘し、ノズル開口のメニスカスの振動を阻害して、インク滴吐出の妨げになる場合もある。従って、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着を防止することは、インクジェットプリンターにおいて適切な記録品質を得るために極めて重要となる。
<<2.従来技術の問題点>>
上記特許文献1、2には、上述のようにインクジェット記録ヘッド・記録用紙・支持部材(記録部構成要素)のこれらの間に電位差を設け、電界を発生させることでインク滴にクーロン力を作用させ、インク滴を記録用紙に引きつける技術が提案されている。従って紙粉をインク滴と同列にみなせば、電界を制御することで紙粉を記録用紙側に引きつけることにより、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着を防止できるようにも思われる。
しかしながら、紙粉を構成するセルロース繊維と填料は、帯電列的にプラス、マイナスいずれの極性にも帯電し易く、従って記録部構成要素間に特定方向の電界を形成することでインクジェット記録ヘッド側への紙粉の飛翔を防止しようとしても、反対極性に帯電した紙粉の、インクジェット記録ヘッド側への飛翔を防止することはできない。
尚、特開2003−165230号公報には、インクジェット記録ヘッドのノズル部周辺への紙粉や塵埃等の付着防止を目的の一つとして、ノズルプレート周囲にエアーダクトを設け、記録時および記録待機時にはエアーダクトから加湿エアーを噴射するように構成された記録装置が記載されている。しかしながらこのような構成にあっては、構成の複雑化により装置の大型化及びコストアップを招くことになるし、気流により却って紙粉を記録ヘッドに付着させてしまう虞がある。
また、特開2008−213255号公報には、帯電性を備える紙粉収集部材により紙粉を収集する技術が記載されている。しかしながら本技術にあっては上述した反対極性の問題により必ずしも紙粉を効率的に収集できないし、また紙粉収集部材に堆積した紙粉の処理(除去)が問題となる。特に、紙粉が多く堆積した状態では、ちょっとした振動や衝撃により、紙粉が周囲に飛散してしまう虞があり、長期的な性能の維持に問題がある。
<<3.本願発明が解決を図る課題>>
本発明は上述した種々の問題に鑑み成されたものであり、その目的は、記録品質を低下させることなく、インクジェット記録ヘッドへの紙粉・塵埃等の異物(以下「紙粉等」と言う)の付着を確実に防止することにある。
上記課題を解決する為の本発明の第1の態様は、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射手段と、前記液体噴射手段と対向配置される、被噴射媒体を支持する被噴射媒体支持手段と、を備えた液体噴射装置であって、被噴射媒体において前記液体噴射手段と対向する第1面の、被噴射媒体搬送方向と直交する方向のエッジを含む端部領域を覆う導電性遮蔽部材を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、被噴射媒体の端部領域を覆う導電性遮蔽部材を備えているので、紙粉等の付着が最も著しい被噴射媒体の端部領域が覆われることで、紙粉等の液体噴射手段側への飛散を物理的に防止できるとともに、その導電性によって被噴射媒体と遮蔽部材との摩擦による紙粉等の摩擦帯電を防止でき、これにより紙粉等が静電気力により飛散することを防止できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記導電性遮蔽部材は、前記第1面に対して非接触状態に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、導電性遮蔽部材は被噴射媒体に対しては非接触状態に設けられている(接触しないよう設けられている)ので、被噴射媒体の端部に付着した紙粉等を物理的に掻き取って飛散させることがない。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記導電性遮蔽部材と、前記液体噴射手段側の所定部位と、を同電位とする同電位形成手段を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、導電性遮蔽部材と、液体噴射手段側の所定部位と、が同電位とされるので、導電性遮蔽部材と被噴射媒体支持手段との間の電界が極めて弱いか、或いは電界が殆ど形成されない状態となる(以下では便宜上この様な状態を無電界状態と言う)。即ち、導電性遮蔽部材と液体噴射手段との間に電界が形成されるとともにこれが紙粉等にクーロン力を及ぼすということがなく、これにより液体噴射手段への紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止することができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記導電性遮蔽部材は、被噴射媒体搬送方向において、前記液体噴射手段と、当該液体噴射手段の上流側に設けられた、被噴射媒体を搬送する被噴射媒体搬送手段と、の間に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記導電性遮蔽部材は、被噴射媒体搬送方向において、前記液体噴射手段と前記被噴射媒体搬送手段との間に設けられているので、特に被噴射媒体後端が被噴射媒体搬送手段を通過するときの振動・衝撃により被噴射媒体から離れる紙粉等の、液体噴射手段側への飛散・付着を防止できる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記被噴射媒体搬送手段は、被噴射媒体の前記第1面と接して回転するローラーと、当該ローラーの外周面を覆うカバー部材とを備え、前記導電性遮蔽部材が、前記カバー部材に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記被噴射媒体搬送手段は、被噴射媒体の前記第1面と接して回転するローラーと、当該ローラーの外周面を覆うカバー部材とを備えているので、紙粉等が付着し易いローラーからの紙粉等の飛散を防止することができる。そして前記導電性遮蔽部材が、当該カバー部材に設けられていることから、導電性遮蔽部材の取付を構造簡単にして低コストに行うことができる。
本発明の第6の態様は、第4の態様において、前記被噴射媒体搬送手段は、被噴射媒体の前記第1面と接して回転するローラーと、当該ローラーの外周面を覆うとともに、被噴射媒体と接触する接触部が形成されたカバー部材と、を備え、前記導電性遮蔽部材が、前記カバー部材に設けられ、前記カバー部材が、導電性を備えるとともに前記同電位形成手段と接続され、前記液体噴射手段側の所定部位及び前記導電性遮蔽部材と同電位に設定されていることを特徴とする。
本態様によれば、上記カバー部材により、紙粉等が付着し易いローラーからの紙粉等の飛散を防止することができる。そして前記導電性遮蔽部材が、当該カバー部材に設けられていることから、導電性遮蔽部材の取付を構造簡単にして低コストに行うことができる。そして更にカバー部材が液体噴射手段側の所定部位及び導電性遮蔽部材と同電位に設定されるので、これらの間が無電界状態となり、液体噴射手段への紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止することができる。
本発明の第7の態様は、第5のまたは第6の態様において、前記カバー部材は、少なくとも被噴射媒体の前記第1面の端部領域では当該第1面に対し非接触状態となる様設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記カバー部材は、少なくとも被噴射媒体の前記第1面の端部領域では当該第1面に対し非接触状態となる様設けられているので、前記カバー部材が、被噴射媒体の端部に付着した紙粉等を物理的に掻き取って飛散させることがない。
本発明の第8の態様は、第1から第7の態様において、前記導電性遮蔽部材は、前記被噴射媒体搬送方向と直交する方向において、複数のサイズの被噴射媒体の前記サイズに応じて複数設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記導電性遮蔽部材は、前記被噴射媒体搬送方向と直交する方向において、複数のサイズの被噴射媒体の前記サイズに応じて複数設けられているので、種々のサイズの被噴射媒体に対応することが可能となる。
本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面概略図。 本発明に係るプリンターの記録実行領域の側面図。 本発明に係るプリンターの記録実行領域の平面図。 従来技術の問題点を説明する為の説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。ここで、図1は本発明に係るインクジェットプリンター1の用紙搬送経路を示す側断面概略図、図2はインクジェットプリンター1の記録実行領域の側面図、図3は同平面図である。
以下、図1を参照しながら各実施形態に共通の構成となる、インクジェットプリンター1の全体的な構成について概説する。インクジェットプリンター1は、装置底部に用紙給送装置2を備えており、この用紙給送装置2から被噴射媒体の一例としての記録用紙Pを送り出し、中間ローラー10にて湾曲反転させて、液体噴射手段としてのインクジェット記録ヘッド16の側へと給送し、記録を行う構成を備えている。
より詳しくは、用紙給送装置2は用紙カセット3と、ピックアップローラー7と、中間ローラー10と、リタードローラー11と、ガイドローラー12、13と、を備えている。用紙給送装置2に対して着脱可能な用紙カセット3に収容された記録用紙Pの先端と対向する位置には分離斜面5が設けられており、ピックアップローラー7により送り出される記録用紙Pの先端が分離斜面5に摺接しつつ下流側へ給送されることで、給送されるべき最上位の記録用紙Pと、これに連れられて重送されようとする次位以降の記録用紙Pとの予備的な分離が行われる。
用紙給送手段を構成するピックアップローラー7は、揺動軸6aを中心にして図1の時計回り方向及び反時計回り方向に揺動可能な揺動部材6に軸支されており、且つ、図示しない駆動モーターの動力によって回転駆動されるように設けられている。ピックアップローラー7は、用紙給送時には用紙カセット3に収容された記録用紙Pの最上位のものに接して回転することにより、最上位の記録用紙Pを用紙カセット3から送り出す。
次に、用紙カセット3から送り出された記録用紙Pは、湾曲反転区間に入る。この湾曲反転区間には、中間ローラー10と、リタードローラー11と、ガイドローラー12、13、のこれらローラーが設けられている。
中間ローラー10は、記録用紙Pを湾曲反転させる湾曲反転経路の内側を形成する大径ローラーであり、図示を省略する駆動モーターによって回転駆動される。そして図1の反時計回り方向に回転することにより、記録用紙Pを巻回しながら下流側へと搬送する。
リタードローラー11は所定の回転摩擦抵抗が付与された状態で中間ローラー10に対して圧接及び離間可能に設けられており、中間ローラー10との間で記録用紙Pをニップすることにより、給送されるべき最上位の記録用紙Pと、これに連れられて重送されようとする次位以降の記録用紙Pとを分離する。
尚、この付近の用紙給送経路には図示を省略する用紙戻しレバーが設けられており、リタードローラー11によって進行が止められた次位以降の記録用紙Pは、この用紙戻しレバーによって用紙カセット3へと戻されるように構成されている。
ガイドローラー12、13は自由回転可能なローラーであり、そのうちガイドローラー13は中間ローラー10との間で用紙Pをニップすることにより、中間ローラー10による用紙送りを補助する。
以上が用紙給送装置2の構成であり、当該用紙給送装置2を備えたインクジェットプリンターは、更に中間ローラー10の下流側に、搬送駆動ローラー14と搬送従動ローラー15とを備えた用紙搬送手段が設けられている。搬送駆動ローラー14は、図示を省略する駆動モーターにより回転駆動され、搬送従動ローラー15は、搬送駆動ローラー14との間で記録用紙Pをニップし、記録用紙Pの搬送に伴って従動回転する。
尚、符号18は搬送従動ローラー15を自由回転可能に支持する上部案内部材を示しており、本実施形態では搬送駆動ローラー14の軸線方向に渡って複数配設され(図3参照)、また本実施形態では1つの上部案内部材18に対して2つの搬送従動ローラー15が軸支される。また、本実施形態では搬送駆動ローラー14は金属軸体の表面に記録用紙Pとの間の摩擦力を高めるべく耐摩耗性粒子が付着されて成り、図3において符号14aは耐摩耗性粒子が付着されていない金属面を、符号14bは耐摩耗性粒子が付着された高摩擦面を、それぞれ示している。
図1に戻って搬送駆動ローラー14の下流側領域は、記録用紙Pへ記録を実行する記録領域であり、液体噴射手段としてのインクジェット記録ヘッド16と、記録用紙Pを支持することにより記録用紙Pとインクジェット記録ヘッド16との間の距離を規定する支持部材17とが対向配置されている。
符号16aはインクジェット記録ヘッド16において支持部材17と対向する第1の側を形成する、複数のインク吐出ノズル(図示省略)が形成された金属製のノズルプレートを示している。また符号17aは支持部材17に形成された、用紙搬送方向(第1方向:図1の左右方向)に延びるリブであり、当該リブ17aは用紙幅方向(第2方向:図1の紙面表裏方向)に適宜の間隔を空けて複数形成され、当該リブ17aによって記録用紙Pが支持される。
尚、本実施形態においては、インクジェット記録ヘッド16は、用紙幅をカバーする長さに形成された所謂ラインヘッドであり、インクジェット記録ヘッド16を用紙幅方向(第2方向)に往復動させることなく、記録用紙Pを搬送方向(第1方向)に移動させるのみで記録が実行可能となっている。但し、これに限定されるものではなく、用紙幅方向に移動しながら記録を行うシリアル型であっても構わない。
そして記録用紙Pはインクジェット記録ヘッド16と支持部材17との間(記録領域)において記録が行われ、そして図1において図示を省略する排出手段により、装置外部へと排出される。
以上がインクジェットプリンター1の全体構成であり、以下記録領域の特徴的構成について図2及び図3を参照しながら説明する。
図2及び図3において符号24は搬送従動ローラー15の外周面を覆うカバーであり、このカバー24は搬送従動ローラー15を軸支する上部案内部材18(図3では符号18A〜18Dで示す)に設けられている。
カバー24は、図2に示すように搬送従動ローラー15の外周面、特にインクジェット記録ヘッド16側の外周面を覆うように形成されており、その幅は、図3に示すように1つの上部案内部材18において2つの搬送従動ローラー15を覆うことが可能な幅に設定されている。
カバー24は、搬送従動ローラー15の外周面に対しては非接触で、且つ用紙搬送経路の下流側(図2において左側)に鍔部24aを備えるよう形成されている。そしてこの鍔部24aに、導電性遮蔽部材22が取り付けられている。
導電性遮蔽部材22はシート状の薄板部材であり、本実施形態では導電性を備えるように形成され、記録用紙Pの第1面(インクジェット記録ヘッド16と対向するおもて面)に対して非接触状態に設けられ、そして記録用紙Pのエッジを含む端部領域を覆うように、図3に示すように当該端部領域に配設される。
尚、導電性遮蔽部材22は、複数のサイズの記録用紙Pの各サイズに対応可能なように、前記サイズに応じて複数設けられている(図3では導電性遮蔽部材22にハッチングを付してこれを示している)。尚、図3において「LT/LG」、「A4」、「B5」等の用紙サイズ表示とともに破線で示す四角は、複数のサイズの記録用紙のそれぞれを示している。また、図3においては用紙幅方向に複数設けられた上部案内部材18を、配設位置の違いで区別するため、添字(A〜D)を付している。
次いで、図2において符号20A、20Bは同電位形成手段を示している。同電位形成手段20A、20Bは、本実施形態ではカバー24、導電性遮蔽部材22、ノズルプレート16a、支持部材17、のこれらを同電位とする手段である。
より詳しくは、本実施形態においてカバー24、支持部材17、のこれらは、樹脂材料に金属、炭素等の導電性材料を混入したことにより、例えば表面抵抗率が102〜108Ω/□程度の導電性を有するように形成された樹脂部品である。導電性遮蔽部材22はカ
バー24に電気的に接続されるよう設けられており、そしてカバー24が接地抵抗を介してアース接続されている。
また、ノズルプレート16a及び支持部材17についてもアース接続されている。従ってこれにより、カバー24、導電性遮蔽部材22、ノズルプレート16a、支持部材17、のこれらが同電位となり、これらの間に電界が形成されない状態(無電界状態)が形成されている。
以上の様に構成されたことにより、インクジェットプリンター1の記録領域については以下の作用効果が奏される。先ず、導電性遮蔽部材22によって、紙粉等の付着が最も著しい用紙端部領域が覆われることで、ノズルプレート16a側への紙粉等の飛散が物理的に防止される。ここで、導電性遮蔽部材22は導電性を備えているとともに記録用紙Pに対しては非接触であるので、用紙端部に付着した紙粉等を物理的に掻き取って飛散させることがないとともに、記録用紙Pと導電性遮蔽部材22との摩擦による紙粉等の摩擦帯電を防止でき、これにより紙粉等が静電気力により飛散することを防止できる。
尚、導電性遮蔽部材22によって覆う用紙端部領域の幅は、紙粉等dの付着状況に応じて適宜調整することができ、例えば最も紙粉等の付着の著しい用紙エッジから、2mm程度内側までの領域に設定することができ、或いはそれよりも多少のマージンを設けた範囲(例えば、用紙エッジから2〜5mm程度内側までの領域)に設定することができ、即ち紙粉等dの付着の程度に応じて適宜調整することができる。
次に、同電位形成手段20A、20Bにより、カバー24、導電性遮蔽部材22、ノズルプレート16a、支持部材17、のこれらが同電位に設定されるので、これらの間に電界が形成されない(無電界)状態となる。即ち、電界が形成されることにより紙粉等にクーロン力を及ぼすということがなく、これによりノズルプレート16a側への紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止することができる。
尚、記録用紙Pの厚みによっては、記録面が導電性遮蔽部材22に接触してしまうことも考えられる為、使用が想定される複数の種類(紙厚)の記録用紙のうち、もっとも紙厚の厚いものを考慮して、導電性遮蔽部材22の取付を行い、記録用紙との間の非接触を確保することが好ましい。
<<上記実施形態の変形例>>
(1)カバー
搬送従動ローラー15を覆うカバー24は、上記実施形態では記録用紙Pに対して非接触状態としているが、少なくとも用紙端部領域を除いた中央領域で記録用紙Pと接触するように構成することもできる。より具体的には、図3において中央の上部案内部材18B、18Cに設けられるカバー24において、鍔部24aの、導電性接触部材22が設けられる領域以外の部分を記録用紙Pと接触する構成とすることができる。
この様に構成することで、記録用紙Pが支持部材17に到達する前に、記録用紙Pをノズルプレート16aと同電位にすることができ、即ち紙粉等がノズルプレート16aと同電位になるため、紙粉等がノズルプレート16aに飛散して付着することをより確実に防止できる。このとき、カバー24を図2の時計回り方向及び反時計回り方向に回動可能に設けつつ、付勢手段により鍔部24aが記録用紙Pに対し弾接する方向に付勢することで、記録用紙Pの厚みや姿勢変化に柔軟に対応しつつ、当該記録用紙Pと接触することができる。
尚、このようにカバー24の鍔部24aを記録用紙Pに対し接触するよう構成する場合であっても、記録用紙Pの端部領域、即ち紙粉の付着が顕著な領域については非接触を維持することが好ましい。これにより、記録用紙から紙粉を掻き取って飛散させてしまうことを防止できる。
尚、上記実施形態ではカバー24を導電性を有するように形成するとともにこれをアース接続しているが、これに限られず絶縁性を有するように形成しても構わない。この場合、導電性遮蔽部材22を直接アース接続することにより、ノズルプレート16a等と電位を同一に保つことが好ましい。
(2)導電性遮蔽部材
上記実施形態では、導電性遮蔽部材22は用紙搬送方向において搬送駆動ローラー14及び搬送従動ローラー15とを備えて成る用紙搬送手段とインクジェット記録ヘッド16との間、特に搬送従動ローラー15の下流側近傍(図3における位置Y1)に設けられている。これにより、特に用紙後端が搬送駆動ローラー14と搬送従動ローラー15との間を通過するときの振動により記録用紙Pから離れる紙粉等の、ノズルプレート16a側への飛散・付着を効果的に防止している。
しかしながらこれに限定されるものではなく、ノズルプレート16a側への紙粉を防止できる場所であれば良い。例えば、図3における位置Y2、即ちインクジェット記録ヘッド16による記録領域(図3において符号Yhで示す)の下流側近傍に設けても良い。尚、導電性遮蔽部材22を前記記録領域に設けても構わないが、前記記録領域を避けることにより、記録用紙Pへの縁無し印刷が可能となる。
また導電性遮蔽部材22の材料としては、導電性を備えるものであれば種々のものを用いることができるが、帯電列上において、例えば記録用紙Pよりプラス側のものを用いることにより(例えば、導電ナイロンなど)、プラス極性に帯電し易いセルロール繊維片を紙粉として多く有する記録用紙Pを用いる場合に紙粉の帯電をより一層抑制できる。
また導電性遮蔽部材22の材料として、帯電列上において記録用紙Pよりマイナス側のものを用いることにより(例えば、導電PETや導電テフロン(登録商標)など)、マイナス極性に帯電し易い炭酸カルシウムを紙粉として多く有する記録用紙Pを用いる場合に紙粉の帯電をより一層抑制できる。
導電性遮蔽部材22の導電性としては、例えば表面抵抗率が102〜108Ω/□程度
の導電性を備えるよう形成することができるが、或る程度の抵抗を備えることにより、導電性遮蔽部材22への鏡像力による紙粉の付着を防止することができる。
(3)同電位形成手段
上記実施形態においては、同電位形成手段20A、20Bによってカバー24、導電性遮蔽部材22、ノズルプレート16a、支持部材17、のこれらが同電位に設定されているが、必ずしもこれら全てを同電位に設定する必要はなく、例えば導電性遮蔽部材22とノズルプレート16aを同電位に設定するのみであっても、これらの間には電界が形成されないので、紙粉に対しては有効である。即ち、任意構成要素間を同電位に設定すれば、その構成要素間を無電界とすることができ、紙粉等の飛散防止対策を構成することができる。
また、上記各構成要素間を同電位に設定する場合には、必ずしもアース接続に限られず、任意極性の任意の電圧を印加しても構わない。即ち、或る2つの構成要素が同電位に設定されていれば、これらの間に電界が形成されないので、紙粉の飛散に対しては有効となる。
(4)ノズルプレート
上記実施形態において、ノズルプレート16aの表面に撥水膜を設けることもできる。ここで、導電性の撥水膜を用いれば、撥水膜の帯電を抑制でき、ノズルプレート16aに紙粉等が付着することを抑制することができるとともに、ノズルプレート側の電位を確実に制御できる。
また、絶縁性の撥水膜を用いれば、SUS等の金属で形成されたノズルプレート16aの鏡像力(ノズルプレートに電荷を持った紙粉等が近づくと、ノズルプレート側にそれと反対の電荷が表れ、互いに引きつけあう現象)を軽減でき、ノズルプレート近傍に舞い上がった紙粉等がノズルプレート16aに引き寄せられることを防止できる。
尚、電位を与える(コントロールする)位置は、インクジェット記録ヘッド16において最も支持部材17側、即ちノズルプレート16aが好ましく、より具体的には支持部材17と対向する面であるノズル面であることが好ましい。これにより、記録用紙Pに最も近接しているノズル面の電位が制御されるので、周囲からの回り込み電界を抑制することができるとともに、ノズル面への紙粉等の付着を効果的に防止できる。尚これは支持部材17側でも同様であり、仮に支持部材17側の所定部位を電位コントロールする場合には、ノズルプレート16aと対向する面であることが好ましい。
(5)インク滴への電荷付与
上記実施形態では、インク滴はノズルプレート16aを介した誘導電荷によって帯電する(例えばノズルプレート16aに所定電位を与えた場合)。しかしインクを収容するインク収容室(例えば、インクカートリッジなど)からノズルプレート16aに至るインク流路における任意の場所でインク滴に電荷を付与するようにしても良い。例えば、インク収容室の内壁の一部、或いは全部を導電性部材で構成し、当該内壁を介してインクに電荷を付与するようにしても良い。
尚、液体としてのインクに導電性支持部材22(或いは記録用紙や支持部材17など)と同じ電位を与えることで、インクジェット記録ヘッド16と導電性支持部材22(或いは記録用紙や支持部材17など)との間の電界を極めて弱くすることができ、ノズルプレート16aへの紙粉付着防止対策を構成することができる。即ち、例えばノズルプレート16aは金属などの導体に限らず、シリコン、アクリル、ポリイミドなどの誘電体で形成することもできる。この場合、ヘッド内部のインクの電位をコントロールしないと、ヘッド内部のインクと支持部材17との間の電位差による電界が紙粉に強い影響を与え、紙粉がノズルプレート16a側に飛翔する場合がある。しかしながらヘッド内部のインクに支持部材17側と同じ電位を与えることで、この様な問題を解消することができる。
また、ノズルプレート16aを誘電体で形成する場合、ヘッド内部のインクに電位を与える構成として、ノズルプレートにおけるインク流路部分(インクと接する部位)のみを導電性部材で構成し、この導電性部材を介してインクに電位を与えることも可能である。例えば、ノズルプレートが積層構造をとる場合、その全ての層においてインク流路部分を導電性部材で構成しても良いし、その内の少なくとも一層についてインク流路部分を導電性部材で構成しても良い。
1 インクジェットプリンター、2 給送装置、3 用紙カセット、5 分離斜面、6 揺動部材、7 ピックアップローラー、10 中間ローラー、11 リタードローラー、12、13 ガイドローラー、14 搬送駆動ローラー、15 搬送従動ローラー、16
インクジェット記録ヘッド、16a ノズルプレート、17 支持部材、17a リブ、18 上部案内部材、20A、20B 同電位形成手段、22 導電性遮蔽部材、24
カバー、P 記録用紙

Claims (8)

  1. 被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射手段と、
    前記液体噴射手段と対向配置される、被噴射媒体を支持する被噴射媒体支持手段と、を備えた液体噴射装置であって、
    被噴射媒体において前記液体噴射手段と対向する第1面の、被噴射媒体搬送方向と直交する方向のエッジを含む端部領域を覆う導電性遮蔽部材を備えている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記導電性遮蔽部材は、前記第1面に対して非接触状態に設けられている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体噴射装置において、前記導電性遮蔽部材と、前記液体噴射手段側の所定部位と、を同電位とする同電位形成手段を備えている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、前記導電性遮蔽部材は、被噴射媒体搬送方向において、前記液体噴射手段と、当該液体噴射手段の上流側に設けられた、被噴射媒体を搬送する被噴射媒体搬送手段と、の間に設けられている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項4に記載の液体噴射装置において、前記被噴射媒体搬送手段は、被噴射媒体の前記第1面と接して回転するローラーと、当該ローラーの外周面を覆うカバー部材とを備え、
    前記導電性遮蔽部材が、前記カバー部材に設けられている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項4に記載の液体噴射装置において、前記被噴射媒体搬送手段は、被噴射媒体の前記第1面と接して回転するローラーと、
    当該ローラーの外周面を覆うとともに、被噴射媒体と接触する接触部が形成されたカバー部材と、を備え、
    前記導電性遮蔽部材が、前記カバー部材に設けられ、
    前記カバー部材が、導電性を備えるとともに前記同電位形成手段と接続され、前記液体噴射手段側の所定部位及び前記導電性遮蔽部材と同電位に設定されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  7. 請求項5または6に記載の液体噴射装置において、前記カバー部材は、少なくとも被噴射媒体の前記第1面の端部領域では当該第1面に対し非接触状態となる様設けられている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、前記導電性遮蔽部材は、前記被噴射媒体搬送方向と直交する方向において、複数のサイズの被噴射媒体の前記サイズに応じて複数設けられている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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