JP2011121306A - 耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面に凹凸部を有するアルミ形状体と、このアルミ形状体に樹脂が突合せ状態に結合された樹脂成形体とを含み、アルミ形状体の表面には凹凸部の最表面にアルミニウム皮膜が形成されていると共にこの凹凸部に起因した複数の凹状部が形成され、また、樹脂成形体には凹状部内に樹脂が進入して固化した嵌入部が形成され、これら凹状部と嵌入部とにより互いに係止されている耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品である。
【選択図】なし
Description
本発明において、アルミ形状体を形成するためのアルミニウム合金材としては、具体的には、純Al系の1000系、Al-Cu系の2000系、Al-Mn系の3000系、Al-Si系の4000系、Al-Mg系の5000系、ADC5、及びADC6、Al-Mg-Si系の6000系、Al-Zn-Mg系の7000系、Al-Fe系の8000系、Al-Si-Mg系のADC3、Al-Si-Cu系のADC10、ADC10Z、ADC12、及びADC12Z、Al-Si-Cu-Mg系のADC14等の材質からなる材料を所望の形状に適宜加工して得られる加工材、更にはこれらの加工材を適宜組み合わせて得られる組合せ材等が挙げられる。
本発明において、このようなアルミ・樹脂複合品を製造する際には、先ず、表面に上述した複数の所望の凹状部を有するアルミ形状体を形成するが、その方法としては、例えば、アルミニウム合金材にエッチング処理を施して表面の一部又は全面に凹凸部を形成し、この凹凸部に起因して複数の凹状部を有するアルミ形状体を形成する方法が挙げられる。
[アルミ形状体の調製]
厚さ1mmのアルミニウム合金(JISA 1050-H24)板から50mm×50mmの大きさを有する3個のアルミ片(アルミニウム合金材)を切り出し、これらのアルミ片について、先ず30wt%硝酸水溶液に常温で5分間浸漬した後にイオン交換水で十分に水洗し、次いで5wt%水酸化ナトリウム溶液に50℃で1分間浸漬した後に水洗し、更に、30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗する前処理を施した。
得られた各アルミ試験片について、その厚さ方向断面のうちのある領域の断面を、走査型電子顕微鏡(日立製FE-SEM、S-4500形)を用いて観察し、先ず、アルミ形状体の厚さ方向断面においてこの厚さ方向に直交し、かつ、凹凸部の最高部を通過するトップライン(TL)を決め、次に上記と概ね同様に、アルミ形状体の厚さ方向に直交し、かつ、凹凸部の最深部を通過するボトムラインを決定し、更に、トップライン(TL)からボトムライン(BL)に対して垂直方向に線分を引き、この線分の中間部を通過し、かつ、トップライン(TL)〔あるいはボトムライン(BL)〕と平行に引かれたハーフライン(HL)上のアルミ形状体とアルミ形状体との間に存在する空隙間の距離を凹状部の開口幅(d)とし、アルミ試験片の表面の凹凸部に起因して形成された凹状部の形状と大きさ(開口幅及び深さ)を観察し、また、測定した。
得られた3個のアルミ試験片について、それぞれハンディ光沢計(スガ試験機社製)を用いて表面の60度光沢度を測定し、測定された3つの値の平均値を算出してアルミ試験片の60度光沢度とした。結果は、26であった。
得られた3個のアルミ試験片について、それぞれSEMあるいは光学顕微鏡により倍率1000倍で断面観察を行い、得られた断面観察写真について画像処理ソフト(ImageJ)を用いアルミ形状体の表面の表面積を測定した。未処理のアルミニウム合金材に対して得られた各アルミ試験片表面の表面積が増加した割合をそれぞれ求め、得られた3つ値の平均値を算出して表面積増加率と定義した。結果は、3.48倍であった。
得られた3個のアルミ試験片について、それぞれTEM(FEI製 TECNAI G2 F20 S-TWIN)により倍率10万倍〜30万倍で断面観察を行い、得られた断面観察写真よりアルミ試験片表面に形成された皮膜の厚さを測定し、測定された3つの値の平均値を算出して平均皮膜厚さとした。結果は、0.3μmであった。
1.評価用試験体の調製
(1) 試験体調製用ドリーの調製
アルミニウム製のposiTEST試験用ドリー(デフェルスコ社製;サイズ:20mmφ,JISA 1100)について、上記のアルミ試験片(アルミ形状体)の場合と同様に、前処理、エッチング処理及びアルミニウム皮膜形成処理を施し、以下のposiTEST試験及び耐候性試験(塩水噴霧試験)で用いる評価用試験体を作成するための試験体調製用ドリーを作製した。
図3に示すように、上で得られたアルミ試験片(アルミ形状体)1と試験体調製用ドリー5とを二液混合型のエポキシ系急速硬化接着剤(ハンツマン・アドバンテスト・マテリアルズ社製商品名:アラルダイトラピッド)4を介して接合した後、ホットプレス機(アズワン製AH-2003)を用いて押し圧力0.1MPaで常温加圧し、そのまま24時間保持して圧着させ、次いで、アルミ試験片1とドリー5との間の接合面よりはみ出した余分な接着剤4を、接着剤固化後に、カッターを用いて接合面より分離し、接合面が3.14cm2になるように調整し、アルミ・接着剤・アルミ試験片(評価用試験体)を作製した。
図4に示すように、上で得られたアルミ試験片(アルミ形状体)1上にポリフェニレンスルファイド樹脂(東レ製)のペレット(樹脂)6を0.04g/cm2となるように載せ、その上に試験体調製用ドリー5をセットし、ホットプレス機(アズワン製AH-2003)を用いて押し圧力0.1MPa、プレート温度300℃で熱圧着させ、樹脂が3.14cm2の接合面積で固着するアルミ・樹脂・アルミ試験片(評価用試験体)を作製した。
図5に示すように、上で得られたアルミ試験片(アルミ形状体)1を図示外の射出成形機(NISSEI社製ST10R2V)の金型内にセットし、熱可塑性樹脂としてポリフェニレンスルフィド樹脂(東レ製)を用い、射出時間5秒、射出速度80mm/秒、保圧力100MPa、成形温度320℃、及び金型温度160℃の成形条件で射出成形し、アルミ試験片1の上面に樹脂製ドリー7を一体成形し、アルミ試験片1の上面に対する樹脂製ドリー7の接合面積が3.14cm2であるアルミ・樹脂試験片(評価用試験体)を作製した。
上で調製した3種の評価用試験体、アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、及びアルミ・樹脂試験片について、各々の評価用試験体を塩水噴霧試験機(スガ試験機製CASSER-23L-ISO)に導入し、1000時間経過後に試験機から評価用試験体を取り出し、外観観察を行った。この外観観察において、接合部を除く部位の試験片側の表面の白サビ発生数を評価したところ、結果は、いずれの評価用試験体においても、零(0)であった。また、表面における変色の様子を○:変化なし、△:わずかに変化あり、×:著しく変化ありの三段階で評価したところ、結果は、いずれの評価用試験体においても、外観の評価は○であった。
上記耐候性試験後の各々の評価用試験体についてposiTEST試験機(デフェルスコ社製)を用い、ASTM D4541 (ISO 4624)試験法に準拠してアルミ・樹脂接合面の引張強度(ドリーサイズ:20mmφ、分解能:±0.01MPa、精度:±1%、及び測定範囲:0〜20 MPa)を測定した。このposiTEST試験においては、図6に示すように、posiTEST試験機のアクチュエーター8に、ドリー固定用冶具9を介して、評価用試験体のドリー5(又は7)部分を連結させた後、ポンプで圧力をかけてドリー5(又は7)部分がアルミ試験片(アルミ形状体)1から引き剥れるまでの荷重(剥離荷重)を測定し、また、引き剥れ後のアルミ試験片1の接合部の剥離状態を調べた。
また、図7に示すように、上で調製した3種の評価用試験体、アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、及びアルミ・樹脂試験片について、それぞれそのアルミ試験片からその上に積層された樹脂(接着剤)に向けて厚さ方向に切断し、この厚さ方向断面をSEMあるいは光学顕微鏡により倍率1000倍で観察し、得られた断面観察写真について、樹脂成形体2側からアルミ形状体1側に向けて厚さ方向に延びる多数の観察ライン(OL)を互いに0.1μmの間隔で引いた際に、1観察ライン(OL)上に樹脂(接着剤)−アルミ−樹脂(接着剤)からなる少なくとも1つ以上の積層部が存在し、かつ、この積層部のアルミ形状体部分の厚さが0.1μm以上30μm以下の範囲であって、1000本の観察ライン(OL)の範囲内に1つ以上の割合で存在する場合を良好(○)とし、このような積層部が1000本の観察ライン(OL)の範囲内に1つも存在しないものを不良(×)として評価したところ、結果はいずれの場合も良好(○)であった。なお、以下の実施例2〜18及び比較例1〜3についても同様の基準で評価した。
アルミニウム皮膜形成処理として、実施例1の80℃20分間の熱水浸漬による水和処理に代えて、下記の表1に示す処理液を用い下記の表1に示す処理条件で、アルミ試験片(アルミ成形体)及び試験体調製用ドリーを調製した以外は、上記実施例1と同様にして評価用試験体(アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、及びアルミ・樹脂試験片)を調製し、また、上記実施例1の場合と同様に、耐候性試験(塩水噴霧試験)、posiTEST試験、及び樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、実施例1の結果と共に、表2に示す。
アルミ片を作製するアルミニウム合金板としてJIS A5052-H34を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共にドリーを作製した。次いで上記実施例1と同様にして評価用試験体(アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、及びアルミ・樹脂試験片)を作製し、また、上記実施例1の場合と同様に、耐候性試験(塩水噴霧試験)、posiTEST試験、及び樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、実施例1の結果と共に、表2に示す。
アルミ片を作製するアルミニウム合金板としてJIS A3003-H24を用いた以外は、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共にドリーを作製した。次いで上記実施例1と同様にして評価用試験体(アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、及びアルミ・樹脂試験片)を作製し、また、上記実施例1の場合と同様に、耐候性試験(塩水噴霧試験)、posiTEST試験、及び樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、実施例1の結果と共に、表2に示す。
上記実施例1と同様にしてアルミ試験片を作製すると共にドリーを作製し、次いで上記実施例1と同様にして評価用試験体(アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、及びアルミ・樹脂試験片)を作製し、耐候性試験(塩水噴霧試験)を実施することなく上記実施例1の場合と同様にしてposiTEST試験を実施し、更に、樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、実施例1の結果と共に、表2に示す。
上記の実施例1の試験結果とこの実施例8の試験結果とを比較して検討すると、本発明のアルミ・樹脂複合品は、耐候性試験の如き条件に晒された後であっても、かかる条件に晒される前と同様に、優れたアルミ・樹脂接合面の引張強度を維持することが判明した。
上記実施例1と同様にして、アルミ試験片(アルミ形状体)を作製し、また、ドリーを作製した。次に、作製されたアルミ試験片について、耐候性試験(塩水噴霧試験)を実施し、その後、水洗した後に100℃の熱風で5分間乾燥させ、引き続いて実施例1と同様にして評価用試験体(アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、アルミ・樹脂試験片)を作製した。
結果を、実施例1の結果と共に、表2に示す。
この実施例9の試験結果と上記実施例1の各試験結果とを比較して検討すると、本発明においてエッチング処理後にアルミニウム皮膜処理されたアルミ形状体(アルミ試験片)は、それ自体が優れた耐候性を示し、アルミ・樹脂複合品に加工される前に長時間過酷な環境下に晒されても依然として優れたアルミ・樹脂接合面の引張強度が得られ、その取扱性に優れていることが判明した。
実施例1と同様にして前処理とエッチング処理とを行い、更に30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、次いで100℃の熱水中に1分間浸漬させる水和処理を施すことによりアルミニウム皮膜形成処理を実施し、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1の場合と同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理とエッチング処理とを行い、更に30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に充分な水洗を行い、続いて硫酸濃度160g/Lの溶液中で溶温18℃及び直流電圧20Vの条件で陽極酸化処理(アルミニウム皮膜形成処理)を施し、皮膜厚さ5μm及び孔数1016個/m2の陽極酸化皮膜(Al2O3のアルミニウム皮膜)を形成した後、水洗し、120℃の熱風で5分間乾燥させてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製し、また、同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理とエッチング処理とを行い、更に30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、次いで、0.5MPaの加圧下で20分間の水蒸気処理(アルミニウム皮膜形成処理)をすることにより、緻密なAlO(OH)のアルミニウム皮膜を形成し、アルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
熱可塑性樹脂として、ポリブチレンテレフタラート樹脂(東レ製)を用いた以外は、上記実施例1と同様にして、アルミ試験片とドリーを作製し、また、アルミ・樹脂試験片(評価用試験体)を作製し、得られた評価用試験体について塩水噴霧試験を実施することなくposiTEST試験及び樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理を行った後に、50wt%リン酸水溶液中に50g/Lの塩化ナトリウムを添加して調製したエッチング液(塩素イオン濃度:30g/L)を用いて、66℃、4分間の条件でこのエッチング液に浸漬するエッチング処理を行い、更に水洗してから30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に再び水洗し、次いで100℃の熱水中に1分間浸漬させる水和処理(アルミニウム皮膜形成処理)を実施し、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1の場合と同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理をした後に、10wt%硫酸水溶液中に50g/Lの塩化ナトリウムを添加して調製したエッチング液(塩素イオン濃度:30g/L)を用い、66℃、4分間の条件でこのエッチング液に浸漬するエッチング処理を行い、更に水洗してから30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、次いで100℃の熱水中に1分間浸漬させる水和処理(アルミニウム皮膜形成処理)を実施し、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1の場合と同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理をした後に、30wt%シュウ酸水溶液中に50g/Lの塩化ナトリウムを添加して調製したエッチング液(塩素イオン濃度:30g/L)を用い、66℃、4分間の条件でこのエッチング液に浸漬するエッチング処理を行い、更に水洗してから30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、次いで100℃の熱水中に1分間浸漬させる水和処理(アルミニウム皮膜形成処理)を実施し、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1の場合と同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理をした後に、2.5wt%塩酸水溶液中に50g/Lの塩化ナトリウム(NaCl)を添加して調製したエッチング液(塩素イオン濃度:54g/L)を用い、66℃、4分間の条件でこのエッチング液に浸漬するエッチング処理を行い、更に水洗してから30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、次いで100℃の熱水中に1分間浸漬させる水和処理(アルミニウム皮膜形成処理)を実施し、上記実施例1と同様にしてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1の場合と同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理とエッチング処理とを行い、更に30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に充分な水洗を行い、続いて硫酸濃度160g/Lの溶液中で溶温18℃及び直流電圧20Vの条件で陽極酸化処理(アルミニウム皮膜形成処理)を施し、皮膜厚さ1μm及び孔数1016個/m2の陽極酸化皮膜(Al2O3のアルミニウム皮膜)を形成した後、水洗し、120℃の熱風で5分間乾燥させてアルミ試験片(アルミ形状体)を作製し、また、同様にしてドリーを作製した。
結果を、表2に引き続いて表3に示す。
実施例1と同様にして前処理をした後、エッチング処理を行うことなく、実施例1と同様の水和処理によるアルミニウム皮膜形成処理を実施し、アルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1と同様にしてドリーを作製した。
次いで、上記実施例1と同様にして、評価用試験体(アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、アルミ・樹脂試験片)を作製し、得られた評価用試験体についてposiTEST試験及び樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、表4に示す。
実施例1と同様にして前処理とエッチング処理とをした後に、30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、次いでアルミニウム皮膜形成処理を行うことなく、100℃の熱風で5分間乾燥させ、アルミ試験片(アルミ形状体)を作製すると共に、実施例1と同様にしてドリーを作製した。
結果を、比較例1の結果と共に、表4に示す。
実施例1の前処理をした後に、2.5wt%塩酸水溶液に66℃で4分間浸漬して水洗し、更に、30wt%硝酸水溶液に常温で3分間浸漬した後に水洗し、100℃の熱風で5分間乾燥後、塩水噴霧試験機に導入し、1000時間経過後に試験機から試験片を取り出し、水洗後、100℃の熱風で5分間乾燥させ、アルミ試験片(アルミ形状体)を作製した。また、実施例1と同様にしてドリーを作製し、アルミ・接着剤・アルミ試験片、アルミ・樹脂・アルミ試験片、アルミ・樹脂試験片(評価用試験体)をそれぞれ作製した。このようにして作製された評価用試験体について、上記実施例1の場合と同様に、posiTEST試験を実施して評価し、併せて上記耐候性試験(塩水噴霧試験)の結果を評価すると共に、上記実施例1と同様に、樹脂・アルミ・樹脂の積層部の観察評価を実施した。
結果を、比較例1の結果と共に、表4に示す。
Claims (10)
- 表面の一部又は全面に凹凸部を有するアルミニウム合金製のアルミ形状体と、このアルミ形状体の一表面に樹脂が突合せ状態に結合された樹脂成形体とを含むアルミ・樹脂複合品であり、前記アルミ形状体の表面には、前記凹凸部の最表面にアルミニウム皮膜形成処理由来のAl(OH)3、AlO(OH)、Al2O3、Al(PO4)、Al2(HPO4)3、Al(H2PO4)3、及びAlOSiO2から選ばれたいずれか一種以上のアルミニウム化合物を含むアルミニウム皮膜が形成されていると共にこの凹凸部に起因した複数の凹状部が形成されており、また、前記樹脂成形体には前記複数の凹状部内に前記樹脂が進入して固化した複数の嵌入部が形成されており、前記凹状部と前記嵌入部とによりアルミ形状体と樹脂成形体とが互いに係止されていることを特徴とする耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- 表面の一部又は全面に凹凸部を有するアルミニウム合金製のアルミ形状体と、このアルミ形状体の表面に設けられた樹脂成形体とを含む複合品であり、前記アルミ形状体の表面には、前記凹凸部の最表面にアルミニウム皮膜形成処理由来のAl(OH)3、AlO(OH)、Al2O3、Al(PO4)、Al2(HPO4)3、Al(H2PO4)3、及びAlOSiO2から選ばれたいずれか一種以上のアルミニウム化合物を含むアルミニウム皮膜が形成されていると共に、この凹凸部に起因して形成され、アルミ形状体の厚さ方向断面においてこの厚さ方向に直交し、かつ、凹凸部の最高部を通過するトップラインと最深部を通過するボトムラインとの間のハーフラインにおいて、走査型電子顕微鏡観察により測定される開口幅が0.1μm以上30μm以下の大きさであって、深さが0.1μm以上30μm以下の大きさである複数の凹状部が形成されており、また、前記樹脂成形体には前記複数の凹状部内に前記樹脂が進入して固化した複数の嵌入部が形成されており、前記凹状部と前記嵌入部とによりアルミ形状体と樹脂成形体とが互いに係止されていることを特徴とする耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- 前記アルミ形状体には、その複数の凹状部のうちの一部又は全部において、凹状部の開口縁部の一部分又は全体から開口幅方向中心に向けて雪庇状に突き出した突出部が形成されており、この突出部によりアルミ成形体の凹状部と樹脂成形体の嵌入部とが互いに脱離不能な係止構造を形成している請求項1又は2に記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- アルミ・樹脂一体成形品の厚さ方向断面において、その樹脂成形体側からアルミ形状体側に向けて厚さ方向に延びる多数の観察ラインを互いに0.1μmの間隔で引いた際に、雪庇状の突出部は、1観察ライン上に少なくとも1つ以上の樹脂−アルミ−樹脂からなる積層部が存在し、かつ、この積層部のアルミ形状体部分の厚さが0.1μm以上30μm以下の範囲であって、この雪庇状の突出部が1000本の観察ラインの範囲内に1つ以上存在することを特徴とする請求項3に記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- アルミ形状体の複数の凹状部は、その一部又は全部において、内部の壁面に少なくとも1つ以上の内部凹状部が形成された二重凹状部構造を有している請求項1〜4のいずれかに記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- アルミ形状体の複数の凹状部は、その一部又は全部において、内部の壁面に少なくとも1つ以上の内部突起部が形成された内部凹凸構造を有している請求項1〜4のいずれかに記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- アルミ形状体の60度鏡面光沢度が60以下である請求項1〜6いずれかに記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- アルミ形状体の表面積が、凹凸部を形成する前のアルミニウム合金材の表面積の1.2倍以上10倍以下である請求項1〜7いずれかに記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
- アルミニウム合金製のアルミ形状体と、このアルミ形状体の表面に樹脂成形体を含む複合品の製造方法であって、アルミニウム合金材をエッチング処理して表面の一部又は全面に凹凸部に起因する複数の凹状部を有するアルミニウム合金材を形成し、次いでこのアルミニウム合金材の少なくとも凹凸部表面にアルミニウム皮膜形成処理を施してこの凹凸部の最表面にAl(OH)3、AlO(OH)、Al2O3、Al(PO4)、Al2(HPO4)3、Al(H2PO4)3、及びAlOSiO2から選ばれたいずれか一種以上のアルミニウム化合物を含むアルミニウム皮膜を形成することによりアルミニウム合金製のアルミ形状体を形成し、また、樹脂成形体の成形時にはアルミ形状体の各凹状部内に樹脂が進入して固化した樹脂成形体の嵌入部を成形し、アルミ形状体の凹状部と樹脂成形体の嵌入部とが互いに係止してアルミ形状体と樹脂成形体とが一体的に結合したアルミ・樹脂複合品を製造することを特徴とする耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品の製造方法。
- アルミ形状体のアルミニウム皮膜は、50℃以上の温水に60秒以上浸漬すること、0.1MPa以上の加圧下で1分間以上の水蒸気処理をすること、リン酸イオン、リン酸一水素イオン、リン酸二水素イオンのいずれか一種以上のリン酸イオン種を含有する0.1〜100g/Lのリン酸系水溶液に30秒〜30分間浸漬した後に80〜400℃の熱風で30秒〜30分間乾燥させること、及び0.1〜100g/Lのシランカップリング剤を含有する溶液に30秒〜30分間浸漬した後に80〜400℃の熱風で30秒〜30分間乾燥させることから選ばれたいずれか1種のアルミニウム皮膜形成処理により形成される請求項9に記載の耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品の製造方法。
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