JP2011120450A - ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ - Google Patents

ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2011120450A
JP2011120450A JP2010187789A JP2010187789A JP2011120450A JP 2011120450 A JP2011120450 A JP 2011120450A JP 2010187789 A JP2010187789 A JP 2010187789A JP 2010187789 A JP2010187789 A JP 2010187789A JP 2011120450 A JP2011120450 A JP 2011120450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
coil
phase
current
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010187789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5664018B2 (ja
Inventor
Takashi Urano
高志 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2010187789A priority Critical patent/JP5664018B2/ja
Priority to US12/910,456 priority patent/US8581444B2/en
Priority to EP10014084.7A priority patent/EP2317624B1/en
Priority to CN201010534137.7A priority patent/CN102055249B/zh
Priority to US13/096,559 priority patent/US8829727B2/en
Publication of JP2011120450A publication Critical patent/JP2011120450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5664018B2 publication Critical patent/JP5664018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】磁場共振型のワイヤレス給電において、送電電力を効率的に制御する。
【解決手段】給電コイルLから受電コイルLには磁気共振により電力が伝送される。VCO202は、スイッチングトランジスタQとスイッチングトランジスタQを駆動周波数foにて交互にオン・オフさせ、給電コイルLに交流電力を供給し、給電コイルLから受電コイルLに交流電力を供給する。位相検出回路114は電流位相と電圧位相の位相差を検出し、VCO202はこの位相差がゼロとなるように駆動周波数foを調整する。また、電流位相検出回路144や電圧位相検出回路146においては、電流位相や電圧位相の検出値を意図的に変更できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電力のワイヤレス給電に関し、特に、そのパワー制御に関する。
電源コードなしで電力を供給するワイヤレス給電技術が注目されつつある。現在のワイヤレス給電技術は、(A)電磁誘導を利用するタイプ(近距離用)、(B)電波を利用するタイプ(遠距離用)、(C)磁場の共振現象を利用するタイプ(中距離用)の3種類に大別できる。
電磁誘導を利用するタイプ(A)は、電動シェーバーなどの身近な家電製品において一般的に利用されているが、距離を大きくすると電力伝送効率が急激に低下してしまうため数cm程度の近距離でしか使えないという課題がある。電波を利用するタイプ(B)は、遠距離で使えるが電力が小さいという課題がある。磁場共振現象を利用するタイプ(C)は、比較的新しい技術であり、数m程度の中距離でも高い電力伝送効率を実現できることから特に期待されている。たとえば、EV(Electric Vehicle)の車両下部に受電コイルを埋め込み、地中の給電コイルから非接触にて電力を送り込むという案も検討されている。ワイヤレスであるため完全に絶縁されたシステム構成が可能であり、特に、雨天時の給電に効果的であると考えられる。以下、タイプ(C)を「磁場共振型」とよぶ。
磁場共振型は、マサチューセッツ工科大学が2006年に発表した理論をベースとしている(特許文献1参照)。特許文献1では、4つのコイルを用意している。これらのコイルを給電側から順に「エキサイトコイル」、「給電コイル」、「受電コイル」、「ロードコイル」とよぶことにする。エキサイトコイルと給電コイルは近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。同様に、受電コイルとロードコイルも近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。これらの距離に比べると、給電コイルから受電コイルまでの距離は「中距離」であり、比較的大きい。このシステムの目的は、給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電することである。
エキサイトコイルに交流電力を供給すると、電磁誘導の原理により給電コイルにも電流が流れる。給電コイルが磁場を発生させ、給電コイルと受電コイルが磁気的に共振すると、受電コイルには大きな電流が流れる。電磁誘導の原理によりロードコイルにも電流が流れ、ロードコイルと直列接続される負荷から交流電力が取り出される。磁場共振現象を利用することにより、給電コイルから受電コイルまでの距離が大きくても高い電力伝送効率を実現できる。
米国公開2008/0278264号公報 特開2006−230032号公報 国際公開2006/022365号公報 米国公開2009/0072629号公報 米国公開2009/0015075号公報 特開2008−172872号公報
本発明者は、ワイヤレス給電の利用可能性を拡げる上では、送電電力の大きさを制御する仕組みが必要であると考える。しかし、現在のところそのための提案はあまりなされていないのが現状である。
特許文献2では、直流電源V1を入力電圧源として送電電力を生成している。特許文献2には記載されていないが、たとえば、入力電圧をDC/DCコンバータにより制御すれば、送電電力の大きさを制御できると考えられる。しかし、DC/DCコンバータにおいては、通常、10〜20%程度の電力損失が発生する。また、コストの観点からも、DC/DCコンバータの利用は好ましくない。
本発明は、磁場共振型のワイヤレス給電において、送電電力を効率的に制御することを主たる目的とする。
本発明に係るワイヤレス給電装置は、給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電するための装置である。この装置は、給電コイルに交流電力を供給する送電制御回路と、給電コイルおよびキャパシタを含み、受電コイルの共振周波数にて共振する給電コイル回路と、交流電力の電圧位相と電流位相の位相差を検出する位相検出回路を備える。送電制御回路は、位相差が減少するように交流電力の駆動周波数を調整することにより駆動周波数を共振周波数に追随させる。位相検出回路においては、電圧位相および電流位相の双方または一方について検出された位相値を意図的に変更できる。
送電制御回路の駆動周波数を共振周波数と一致させれば、システム全体としての電力伝送効率が高くなる。交流電力の電流位相と電圧位相を比較することにより位相差を検出し、その位相差が減少するように駆動周波数を調整すれば、共振周波数に駆動周波数を追随させることができる。この結果、電力伝送効率を最大値に維持しやすくなる。
更に、電圧位相や電流位相の検出値を意図的に変更すれば、実際には共振状態が保たれていても送電制御回路は位相差が発生していると判断する。送電制御回路はこの位相差に基づいて駆動周波数を自動調整するため、駆動周波数と共振周波数が不一致となり、電力伝送効率が低下する。この結果、電力伝送効率の最大化を自動的に追求しつつも、電力伝送効率を手動制御しやすいワイヤレス給電が可能となる。
位相検出回路は、交流電力の電圧レベルが第1の基準値となるタイミングである第1の位相値と交流電力の電流レベルが第2の基準値となるタイミングである第2の位相値を比較することにより位相差を検出し、第1および第2の基準値の双方または一方が変更されることにより第1および第2の位相値の双方または一方が変更されてもよい。
位相検出回路は、交流電力の電圧成分および電流成分の双方または一方をノコギリ波状の信号に変換した上で、位相差を検出してもよい。また、この装置は、給電コイルと磁気結合し送電制御回路から供給される交流電力を給電コイルに供給するエキサイトコイルを備えてもよい。送電制御回路は、第1および第2の電流経路を含み、第1および第2の電流経路それぞれに直列に接続される第1および第2のスイッチを交互に導通させることにより、エキサイトコイルに交流電力を供給してもよい。
交流電力が発生させる磁界により誘導電流を発生させる検出コイルを更に備えてもよい。位相検出回路は、検出コイルに流れる誘導電流の位相から、交流電力の電流位相を計測してもよい。検出コイルの誘導電流から電流位相を計測するため、給電コイルに直接的な計測負荷がかかりにくくなる。検出コイルは、給電コイルを流れる交流電流が発生させる磁界により誘導電流を発生させてもよい。
本発明に係るワイヤレス電力伝送システムは、上述したワイヤレス給電装置と、受電コイルと、受電コイルと磁気結合して、受電コイルが給電コイルから受電した電力を供給されるロードコイルを備える。
本発明に係るワイヤレス給電機能付きのテーブルは、上述したワイヤレス給電装置を備える。そして、テーブルの裏面または内部に給電コイルが備え付けられる。このような態様によれば、通常のテーブルと同様の外観を維持しつつ、テーブルにワイヤレス給電機能を持たせることができる。
本発明に係るワイヤレス受電機能付きの卓上ランプは、上述したテーブルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する。この卓上ランプは、受電コイルとキャパシタを含み、給電コイルの共振周波数にて共振する受電コイル回路と、受電コイルと磁気結合することにより受電コイルから交流電力を受電するロードコイルと、ロードコイルから電力供給されるランプとを含むロード回路を備える。この卓上ランプは、テーブルに載置されるときに、テーブルの給電コイルから送電される交流電力を受電コイルにて受電し、ランプを発光させる。電源コードを不要化できるため、美観および安全面において優れる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、磁場共振型のワイヤレス給電において、送電電力を効率的に制御しやすくなる。
ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図である。 給電コイル回路のインピーダンスと駆動周波数の関係を示すグラフである。 出力電力効率と駆動周波数の関係を示すグラフである。 駆動周波数と共振周波数が一致するときの電圧位相と電流位相の関係を示すタイムチャートである。 駆動周波数が共振周波数よりも小さい場合の電圧位相と電流位相の関係を示すタイムチャートである。 位相差指示電圧と駆動周波数の関係を示すグラフである。 電流位相検出回路の回路図である。 電圧位相検出回路の回路図である。 駆動周波数と共振周波数が一致するときのS2信号とS3信号の関係を示すタイムチャートである。 図9に示す状態においてT2信号のレベルを上昇させたときのタイムチャートである。 図10に示す状態から所定時間経過した後のタイムチャートである。 出力電力と位相差の関係を示すグラフである。 駆動周波数と出力電力の関係を示すグラフである。 共振周波数が変化するときの出力電力効率と駆動周波数foの関係を示すグラフである。 ワイヤレス電力伝送システムを応用したテーブルと卓上ランプの側面図である。 テーブルと卓上ランプの外観図である。 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図の変形例である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図である。ワイヤレス電力伝送システム100は、ワイヤレス給電装置116とワイヤレス受電装置118を含む。ワイヤレス給電装置116は、基本構成として、送電制御回路200、エキサイト回路110、給電コイル回路120および位相検出回路114を含む。ワイヤレス受電装置118は、受電コイル回路130とロード回路140を含む。
給電コイル回路120が有する給電コイルL2と、受電コイル回路130が有する受電コイルL3の間には0.2〜1.0m程度の距離がある。ワイヤレス電力伝送システム100の主目的は、給電コイルL2から受電コイルL3にワイヤレスにて交流電力を送ることである。本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムは、100kHz以下の共振周波数frにて動作させることを想定したシステムである。本実施形態においては共振周波数fr=40kHzであるとして説明する。なお、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムは、たとえば、ISM(Industry-Science-Medical)周波数帯のような高周波数帯にて動作させることも可能である。
エキサイト回路110は、エキサイトコイルL1とトランスT2二次コイルLiが直列接続された回路である。トランスT2二次コイルLiは、トランスT2一次コイルLbと共に結合トランスT2を形成し、電磁誘導により送電制御回路200から交流電力を供給される。エキサイトコイルL1の巻き数は1回、導線直径は5mm、エキサイトコイルL1自体の形状は210mm×210mmの正方形である。図1では、わかりやすさのため、エキサイトコイルL1を円形に描いている。他のコイルについても同様である。図1に示す各コイルの材質はいずれも銅である。エキサイト回路110には交流電流I1が流れる。
給電コイル回路120は、給電コイルL2とキャパシタC2が直列接続された回路である。エキサイトコイルL1と給電コイルL2は互いに向かい合っている。エキサイトコイルL1と給電コイルL2の距離は10mm以下と比較的近い。このため、エキサイトコイルL1と給電コイルL2は電磁気的に強く結合している。給電コイルL2の巻き数は7回、導体直径は5mm、給電コイルL2自体の形状は280mm×280mmの正方形である。エキサイトコイルL1に交流電流I1を流すと、電磁誘導の原理により給電コイルL2に起電力が発生し、給電コイル回路120には交流電流I2が流れる。交流電流I2は交流電流I1よりも格段に大きい。給電コイルL2とキャパシタC2それぞれの値は、給電コイル回路120の共振周波数frが40kHzとなるように設定される。
受電コイル回路130は、受電コイルL3とキャパシタC3が直列接続された回路である。給電コイルL2と受電コイルL3は互いに向かい合っている。受電コイルL3の巻き数は7回、導体直径は5mm、受電コイルL3自体の形状は280mm×280mmの正方形である。受電コイル回路130の共振周波数frも40kHzとなるように、受電コイルL3とキャパシタC3それぞれの値が設定されている。給電コイルL2受電コイルL3は同一形状である必要はない。給電コイルL2が共振周波数fr=40kHzにて磁界を発生させると、給電コイルL2と受電コイルL3は磁気的に共振し、受電コイル回路130にも大きな電流I3が流れる。
ロード回路140は、ロードコイルL4と負荷LDが直列接続された回路である。受電コイルL3とロードコイルL4は互いに向かい合っている。受電コイルL3とロードコイルL4の距離は10mm以下と比較的近い。このため、受電コイルL3とロードコイルL4は電磁的に強く結合している。ロードコイルL4の巻き数は1回、導体直径は5mm、ロードコイルL4自体の形状は300mm×300mmである。受電コイルL3に電流I3が流れることにより、ロード回路140に起電力が発生し、ロード回路140に電流I4が流れる。こうして、ワイヤレス給電装置116の給電コイルL2から送電された交流電力は、ワイヤレス受電装置118の受電コイルL3により受電され、負荷LDから取り出される。
負荷LDを受電コイル回路130に直列接続すると、受電コイル回路130のQ値が悪くなる。このため、受電用の受電コイル回路130と電力取り出し用のロード回路140を分離している。電力伝送効率を高めるためには、給電コイルL2、受電コイルL3およびロードコイルL4の中心線を揃えることが好ましい。
次に、送電制御回路200の構成を説明する。まず、ゲート駆動用トランスT1の一次側にVCO(Voltage Controlled Oscillator)202が接続される。VCO202は、駆動周波数foの交流電圧Voを発生させる「オシレータ」として機能する。交流電圧Voの波形は正弦波でもよいが、ここでは矩形波(デジタル波形)であるとして説明する。交流電圧Voにより、トランスT1一次コイルLhには正負両方向に交互に電流が流れる。トランスT1一次コイルLhとトランスT1二次コイルLf、トランスT1二次コイルLgはゲート駆動用の結合トランスT1を形成する。電磁誘導により、トランスT1二次コイルLfとトランスT1二次コイルLgにも正負の両方向に交互に電流が流れる。
本実施形態におけるVCO202は、モトローラ社:製品番号MC14046Bの内蔵ユニットを利用している。VCO202は、位相比較回路150から出力される位相差指示電圧SC(後述)に基づいて駆動周波数foを動的に変化させる機能も備える。VCO202は、いわば「駆動周波数追随回路」としても機能する。
VCO202の第11ピンと第12ピンはそれぞれ抵抗R5と抵抗R6を介してグランド設置される。また、第6ピンと第7ピンはキャパシタC5を介して接続される。抵抗R5、抵抗R6、キャパシタC5の設定値により、駆動周波数foの変更可能範囲を調整できる。本実施形態における駆動周波数foは、30〜55kHzの範囲で調整されるものとして説明する。位相差指示電圧SCの適正範囲は、1.0〜4.0(V)である。位相差指示電圧SCが大きいほど駆動周波数foは高くなる。位相差指示電圧SCと駆動周波数foの関係については図6に関連して後述する。
送電制御回路200の電源となるのは、直流電源Vddにより充電されるキャパシタCA、CBである。キャパシタCAは図1に示す点Cと点Eの間、キャパシタCBは点Eと点Cの間に設けられる。キャパシタCAの電圧(CE間の電圧)をVA、キャパシタCBの電圧(ED間の電圧)をVBとすると、VA+VB(CD間の電圧)が入力電圧となる。キャパシタCAおよびCBは直流電圧源として機能する。
トランスT1二次コイルLfの一端は、スイッチングトランジスタQ1のゲートと接続され、他端はスイッチングトランジスタQ1のソースと接続される。トランスT1二次コイルLgの一端は、別のスイッチングトランジスタQ2のゲートと接続され、他端はスイッチングトランジスタQ2のソースと接続される。VCO202が駆動周波数foにて交流電圧Voを発生させると、スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2の各ゲートには、電圧Vx(Vx>0)が駆動周波数foにて交互に印加される。このため、スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2は駆動周波数foにて交互にオン・オフする。スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2は同一特性のエンハンスメント型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるが、バイポーラトランジスタなど他のトランジスタでもよい。トランジスタの代わりにリレースイッチ等、他のスイッチを用いてもよい。
スイッチングトランジスタQ1のドレインは、キャパシタCAの正極に接続される。キャパシタCAの負極は、トランスT2一次コイルLbを介してスイッチングトランジスタQ1のソースに接続される。スイッチングトランジスタQ2のソースは、キャパシタCBの負極に接続される。キャパシタCBの正極は、トランスT2一次コイルLbを介して、スイッチングトランジスタQ2のドレインに接続される。
スイッチングトランジスタQ1のソース・ドレイン間の電圧をソース・ドレイン電圧VDS1、スイッチングトランジスタQ2のソース・ドレイン間の電圧をソース・ドレイン電圧VDS2とよぶ。また、スイッチングトランジスタQ1のソース・ドレイン間を流れる電流をソース・ドレイン電流IDS1、スイッチングトランジスタQ2のソース・ドレイン間を流れる電流をソース・ドレイン電流IDS2とする。ソース・ドレイン電流IDS1、IDS2については、同図矢印に示す方向を正方向、反対方向を負方向とする。
スイッチングトランジスタQ1が導通(オン)するとき、スイッチングトランジスタQ2は非導通(オフ)となる。このときのメインの電流経路(以下、「第1電流経路」とよぶ)は、キャパシタCAの正極から点C、スイッチングトランジスタQ1、トランスT2一次コイルLb、点Eを経由して負極に帰還する経路となる。スイッチングトランジスタQ1は、第1電流経路の導通・非導通を制御するスイッチとして機能する。
スイッチングトランジスタQ2が導通(オン)するとき、スイッチングトランジスタQ1は非導通(オフ)となる。このときのメインの電流経路(以下、「第2電流経路」とよぶ)は、キャパシタCBの正極から点E、トランスT2一次コイルLb、スイッチングトランジスタQ2、点Dを経由して負極に帰還する経路となる。スイッチングトランジスタQ2は、第2電流経路の導通・非導通を制御するスイッチとして機能する。
送電制御回路200においてトランスT2一次コイルLbを流れる電流を「電流Is」とよぶ。電流Isは交流電流であり、第1電流経路を流れるときを正方向、第2電流経路を流れるときを負方向とよぶ。
VCO202が共振周波数frと等しい駆動周波数foにて交流電圧Voを供給すると、第1電流経路と第2電流経路が共振周波数frにて交互に切り替わる。共振周波数frの交流電流IsがトランスT2一次コイルLbを流れるため、エキサイト回路110にも共振周波数frにて交流電流I1が流れ、更に、給電コイル回路120にも共振周波数frの交流電流I2が流れる。給電コイル回路120の給電コイルL2とキャパシタC2は共振状態となる。受電コイル回路130も共振周波数frの共振回路であるから、給電コイルL2と受電コイルL3は磁気的に共振する。このとき、電力伝送効率は最大となる。
共振周波数frは、給電コイル回路120や受電コイル回路130の使用状態や使用環境によって微妙に変化する。また、給電コイル回路120や受電コイル回路130を交換した場合にも共振周波数frは変化する。あるいは、キャパシタC2やキャパシタC3の静電容量を可変とすることにより共振周波数frを積極的に変化させたい場合もあるかもしれない。また、本発明者の実験により、給電コイルL2と受電コイルL3の距離をある程度近づけると共振周波数frが低下し始めることがわかっている。
本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム100は、駆動周波数foを共振周波数frに自動的に追随させることができる。このために、位相差指示電圧SCを発生させる位相検出回路114を設けている。位相検出回路114は、電流位相検出回路144、電圧位相検出回路146、位相比較回路150およびローパスフィルタ152を含む。本実施形態における位相比較回路150は、VCO202と同じくモトローラ社:製品番号MC14046Bの内蔵ユニット(Phase Comparator)を利用している。したがって、位相比較回路150とVCO202は、ワンチップにて実現可能である。
電流位相検出回路144は、検出コイルLSS(後述)から電流位相を計測し、その位相値を示すS2信号を発生させる。電圧位相検出回路146は、交流電圧Voから電圧位相を計測し、その位相値を示すS3信号を発生させる。位相比較回路150は、S2、S3信号から電流位相と電圧位相のずれ(位相差)を検出し、その大きさを示す位相差指示電圧SCを生成する。共振周波数frと駆動周波数foが一致しているときには位相差はゼロとなる。したがって、位相差を検出することにより共振周波数frと駆動周波数foのずれの大きさを検出できる。電流位相検出回路144、電圧位相検出回路146の回路構成については図7、図8、S2信号とS3信号の関係については図9〜図11に関連して後に詳述する。
なお、トランスT1一次コイルLhの両端に抵抗を並列接続し、交流電圧Voを分圧して電圧位相検出回路146の入力としてもよい。分圧により、VCO202の発生させる交流電圧Voが大きい場合でも、扱いやすい電圧に降圧できる。ソース・ドレイン電圧VDS1、VDS2や、ソース・ゲート電圧VGS1、VGS2などから電圧位相を計測してもよい。
給電コイルL2の側には、検出コイルLSSが設置される。検出コイルLSSは、貫通孔を有するコア154(トロイダルコア)にNS回巻き付けられたコイルである。コア154の材質はフェライト、珪素鋼板、パーマロイ(permalloy)等の既知材料である。本実施形態における検出コイルLSSの巻き数NSは100回である。
給電コイル回路120の電流経路の一部もコア154の貫通孔を貫通している。これは、コア154に対する給電コイル回路120の巻き数NPが1回であることを意味する。このような構成により、検出コイルLSSと給電コイルL2は結合トランスを形成する。給電コイルL2の交流電流I2が発生させる交流磁界により、検出コイルLSSには同相の誘導電流ISSが流れる。等アンペア・ターンの法則により、誘導電流ISSの大きさは、I2・(NP/NS)となる。
検出コイルLSSの両端には抵抗R4が接続される。抵抗R4の一端Bは接地され、他端Aの電位VSSはコンパレータ142を介して電流位相検出回路144に接続される。
電位VSSは、コンパレータ142によって2値化され、S1信号となる。詳細については図4に関連して後述するが、コンパレータ142は電位VSSが所定の閾値、たとえば、0.1(V)より大きくなると飽和電圧3.0(V)を出力する増幅器である。このため、電位VSSは、コンパレータ142によってデジタル波形のS1信号に変換される。
電流位相検出回路144は、S1信号の波形(デジタル波形)を後述の方法にて調整し、デジタル波形のS2信号を出力する。S2信号により交流電力の電流位相が計測される。電流I2と誘導電流ISSは同相であり、誘導電流ISSと電位VSS(S1、S2信号)は同相である。また、送電制御回路200を流れる交流電流ISは電流I2と同相である。したがって、S2信号の波形を観察することにより交流電流ISの電流位相を計測できる。
VCO202が発生させる交流電圧Voは、S0信号として電圧位相検出回路146にも入力される。電圧位相検出回路146は、S0信号の波形を後述の方法にて調整し、デジタル波形のS3信号を出力する。S3信号により交流電力の電圧位相が計測される。
位相比較回路150は、S3信号から電圧位相、S2信号から電流位相を取得することにより、電圧位相と電流位相の位相差tdを検出する。駆動周波数fo=共振周波数frであれば、位相差td=0となる。位相検出回路150は、位相差tdに応じて位相差指示電圧SCを出力する。
位相比較回路150の出力端には、ローパスフィルタ152が接続される。ローパスフィルタ152は、抵抗R7とキャパシタC6が直列接続された回路であり、位相差指示電圧SCの高周波数成分をカットする。
位相差指示電圧SCはVCO202の入力となる。VCO202は、位相差指示電圧SCに応じて駆動周波数foを変化させることにより、共振周波数frに駆動周波数foを追随させる。より具体的には、VCO202は交流電圧Voのパルス幅を変化させることにより、駆動周波数foを変化させる。
図2は、給電コイル回路120のインピーダンスZと駆動周波数foの関係を示すグラフである。縦軸は、給電コイル回路120(キャパシタC2と給電コイルL2の直列回路)のインピーダンスZを示す。横軸は駆動周波数foを示す。インピーダンスZは、共振時において最低値Zminとなる。共振時にZmin=0となるのが理想であるが、給電コイル回路120には若干の抵抗成分が含まれるため、Zminは通常ゼロとはならない。
図2においては、駆動周波数fo=40kHz、すなわち、駆動周波数fo=共振周波数frとなるとき、インピーダンスZは最低となり、キャパシタC2と給電コイルL2は共振状態となる。駆動周波数foと共振周波数frがずれると、インピーダンスZにおける容量性リアクタンスまたは誘導性リアクタンスが優勢となるためインピーダンスZも大きくなる。
VCO202が発生させる駆動周波数foが共振周波数frと一致するとき、給電コイルL2には共振周波数frにて交流電流I2が流れ、受電コイル回路130にも共振周波数frにて交流電流I3が流れる。給電コイルL2およびキャパシタC2と、受電コイルL3およびキャパシタC3は、同一の共振周波数frにて共振するため、給電コイルL2から受電コイルL3への電力伝送効率は最大となる。
駆動周波数foと共振周波数frがずれると、給電コイルL2には非・共振周波数の交流電流I2が流れる。このため、給電コイルL2と受電コイルL3は磁気的に共振できなくなるため、電力伝送効率は低下する。このときには、電流位相と電圧位相が一致しなくなる。
図3は、出力電力効率と駆動周波数foの関係を示すグラフである。出力電力効率とは、給電コイルL2から実際に給電される電力の最大出力値に対する割合を示す。駆動周波数foが共振周波数frと一致するときには、電流位相と電圧位相の差がゼロとなり、電力伝送効率が最大となるので、出力電力効率=100(%)となる。出力電力効率は、負荷LDから取り出される電力の大きさによって計測できる。
図3に示すグラフによれば、共振周波数fr=40kHzのときに駆動周波数fo=41kHzと設定した場合には、出力電力効率は75(%)程度まで低下している。すなわち、両者が1kHzずれることによって電力伝送効率は25(%)低下している。
図4は、駆動周波数foと共振周波数frが一致するときの電圧位相と電流位相の関係を示すタイムチャートである。時刻t0〜時刻t1の期間(以下、「第1期間」とよぶ)は、スイッチングトランジスタQ1がオン、スイッチングトランジスタQ2がオフとなる期間である。時刻t1〜時刻t2の期間(以下、「第2期間」とよぶ)は、スイッチングトランジスタQ1がオフ、スイッチングトランジスタQ2がオンとなる期間、時刻t2〜時刻t3の期間(以下、「第3期間」とよぶ)は、スイッチングトランジスタQ1がオン、スイッチングトランジスタQ2がオフとなる期間、時刻t3〜時刻t4の期間(以下、「第4期間」とよぶ)は、スイッチングトランジスタQ1がオフ、スイッチングトランジスタQ2がオンとなる期間であるとする。
スイッチングトランジスタQ1のゲート・ソース電圧VGS1が所定の閾値Vxを超えたとき、スイッチングトランジスタQ1は飽和状態となる。したがって、第1期間の開始タイミングである時刻t0にスイッチングトランジスタQ1がオン(導通)となると、ソース・ドレイン電流IDS1が流れ始める。いいかえれば、正方向(第1電流経路)に電流Isが流れ始める。給電コイル回路120にも、電流Isと同相の電流I2が流れ始める。
時刻t0に交流電圧Voがハイレベルとなると、S0信号、S3信号もハイレベルになる。厳密には、S3信号は時刻t0よりも少し後にハイレベルになるが、ここでは説明を簡単にするため、S3信号も時刻t0にハイレベルになるとして説明する。S3信号の詳細については図9に関連して後述する。
電位VSSは、電流I2(電流IS)に同期して変化する。コンパレータ142と電流位相検出回路144により、アナログ波形の電位VSSはデジタル波形のS1信号に変換される。また、S1信号は電流位相検出回路144により整形され、S2信号として位相比較回路150に入力される。S2信号も厳密には時刻t0よりも少し後にハイレベルになるが、ここでは説明を簡単にするため、S1信号とS2信号は同一時刻にハイレベルになるとして説明する。
第2期間の開始タイミングである時刻t1にスイッチングトランジスタQ1がオフ(非導通)となると、ソース・ドレイン電流IDS1は流れなくなる。代わりに、スイッチングトランジスタQ2がオン(導通)となり、ソース・ドレイン電流IDS2が流れはじめる。すなわち、負方向(第2電流経路)に電流ISが流れ始める。
電位VSSの電圧波形を観察することにより、電流IS(ソース・ドレイン電流IDS1、IDS2)の電流位相を計測できる。第3期間、第4期間以降は、第1期間、第2期間と同様の波形を繰り返す。
位相比較回路150は、S2信号の立ち上がりエッジ時刻と、S3信号の立ち上がりエッジ時刻を比較し、位相差tdを求める。図4の場合は両者が共に時刻t0で立ち上がっているため、位相差td=0である。すなわち、駆動周波数foは共振周波数frと一致している。このとき、位相比較回路150は位相差指示電圧SCを変化させない。
コンパレータ142等により、電位VSSをデジタル波形に変換(整形)することにより、位相比較回路150は位相差tdを検出しやすくなる。もちろん、位相比較回路150は、交流電圧Vo(S0信号)と電位VSSを直接比較して位相差tdを検出してもよい。
特許文献2のように、給電コイルL2に流れる電流Isを計測対象とすると、給電コイルL2に新たな負荷がかかり、共振回路のインピーダンスZが変化するため、Q値が悪化してしまう。共振している給電コイルL2の電流経路に位相検出回路114を直接接続するのは、音叉を触りながらその振動を測定するようなものである。ワイヤレス電力伝送システム100では、給電コイルL2が発生させる交流磁界を利用して検出コイルLSSに誘導電流ISSを発生させることにより、電流位相を計測している。給電コイル回路120に計測負荷をかけない構成であることから、Q値への影響を抑制しつつ電流位相を計測できる。
なお、給電コイルL2に限らず、受電コイルL3やロードコイルL4などを一次コイルとして結合トランスを形成し、検出コイルLSSに誘導電流ISSを発生させてもよい。本発明者の実験により、給電コイル回路120を対象として検出コイルLSSを設置したときにもっとも良好に動作することが見いだされた。
図5は、駆動周波数foが共振周波数frよりも小さい場合の電圧位相と電流位相の関係を示すタイムチャートである。駆動周波数foが共振周波数frよりも小さい場合、給電コイル回路120(LC共振回路)のインピーダンスZに容量性リアクタンス成分が現れ、電流ISの電流位相は電圧位相に対して進む。電流ISは時刻t0よりも早い時刻t5から流れ始める。上述のように、電流ISと電位VSSは同相であるから、電位Voと電位VSSの電圧波形を比較すれば、供給電力における電流位相と電圧位相の位相差tdを検出できる。
図4に示したように、駆動周波数fo=共振周波数frのときには、第1期間の開始タイミングである時刻t0から電流ISが流れ始め電位VSS>0となる。この場合には、位相差td=0である。駆動周波数fo<共振周波数frの場合、電流ISは時刻t0よりも早い時刻t5から流れ始め電位VSS>0となるため、位相差td=t0−t5>0となる。駆動周波数foと共振周波数frがずれると、出力電力効率が低下し、電流Isや電位VSSの振幅は共振時に比べて小さくなる。
駆動周波数foが共振周波数frよりも大きい場合には、給電コイル回路120のインピーダンスZに誘導性リアクタンス成分が現れ、電流Isの電流位相は電圧位相に対して遅れる。この場合には、位相差td<0となる。
図6は、位相差指示電圧SCと駆動周波数foの関係を示すグラフである。図6に示す関係は、VCO202において設定されている。位相差tdの大きさは、共振周波数frの変化量に比例する。そこで、位相比較回路150は、位相差tdに応じて位相差指示電圧SCの変化量を決定し、VCO202は位相差指示電圧SCに応じて駆動周波数foを決定する。駆動周波数foの設定可能範囲は、VCO202に接続される抵抗R5、R6、キャパシタC5の時定数によって決定される。
まず、初期状態では共振周波数fr=40kHzなので、駆動周波数fo=40kHzに設定される。対応する位相差指示電圧SCは3(V)であるとする。図6に示したように、共振周波数fr=駆動周波数fo=40kHzであれば、位相差指示電圧SCは常に3(V)である。
共振周波数frが40kHzから39kHzに変化した場合を想定する。駆動周波数fo(=40kHz)>共振周波数fr(=39kHz)となるため、位相差td<0となる。位相差tdは、共振周波数frの変化量(−1kHz)に比例する。位相比較回路150は、位相差tdに応じて位相差指示電圧SCの変化量を決定する。上記設例では、位相比較回路150は位相差指示電圧SCの変化量を−0.1(V)とし、新たな位相差指示電圧SC=2.9(V)を出力する。VCO202は、図6のグラフに示す関係にしたがって、位相差指示電圧SC=2.9(V)に対応する駆動周波数fo=39kHzを出力する。このような処理により、共振周波数frが変化しても駆動周波数foを自動的に追随させることができる。
図7は、電流位相検出回路144の回路図である。電流位相検出回路144は、コンパレータ156、電流波形整形回路158および電流基準調整回路160を含む。電流波形整形回路158の出力であるT1信号(電流位相信号)はコンパレータ156の正極端子、電流基準調整回路160の出力であるT2信号(基準信号)はコンパレータ156の負極端子に入力される。
まず、電位VSSはコンパレータ142によりデジタル波形のS1信号に整形され、電流波形整形回路158に入力される。電流波形整形回路158は、このデジタル波形(矩形波)のS1信号をノコギリ波状のT1信号に整形する。電流波形整形回路158においては、S1信号の経路に抵抗R1が間挿され、抵抗R1にはダイオードD1が並列接続される。また、S1信号の伝達経路は、キャパシタC7を介してグランド接地される。本実施形態においては、T1信号は0.0〜3.0(V)の範囲で変化する。
電流基準調整回路160は、抵抗R2、R3および可変抵抗RV1を含む回路である。電源VCCは、抵抗R2、可変抵抗RV1、抵抗R3の直列抵抗回路を介して、グランドと接続される。T2信号は、可変抵抗RV1の中途電位を示す一定値の信号である。可変抵抗RV1を調整すれば、T2信号のレベルを変化させることができる。電流基準調整回路160は、一定電圧をT2信号として発生させる。本実施形態においては、T2信号は0.1〜3.0(V)の範囲で調整される。コンパレータ156の負極端子には必ず非ゼロの電圧値が入力される。これは、コンパレータ156の正極端子、負極端子の両方に0(V)が同時に入力され、コンパレータ156が乱調するのを防ぐためである。
コンパレータ156は、T1>T2のとき、ハイレベルのS2信号を出力し、それ以外のときにはローレベルのS2信号を出力する。実際の出力波形については図9以降に関連して詳述する。
図8は、電圧位相検出回路146の回路図である。電圧位相検出回路146は、コンパレータ166、電圧波形整形回路162および電圧基準調整回路164を含む。電圧波形整形回路162の出力であるT3信号(電圧位相信号)はコンパレータ166の正極端子、電圧基準調整回路164の出力であるT4信号(基準信号)はコンパレータ166の負極端子に入力される。
VCO202が発生させる交流電圧Vo(矩形波)は、電圧波形整形回路162にS0信号として入力される。電圧波形整形回路162は、このS0信号のデジタル波形をノコギリ波状のT3信号に整形する。電圧波形整形回路162においては、S0信号の経路に抵抗R8が間挿され、抵抗R8にはダイオードD2が並列接続される。また、S0信号の伝達経路は、キャパシタC8を介してグランド接地される。本実施形態においては、T3信号も0.0〜3.0(V)の範囲で変化する。
電圧基準調整回路164は、抵抗R9、R10および可変抵抗RV2を含む回路である。電源VCCは、抵抗R9、可変抵抗RV2、抵抗R10の直列抵抗回路を介して、グランドと接続される。T4信号は、可変抵抗RV2の中途電位を示す一定値の信号である。可変抵抗RV2を調整すれば、T4信号のレベルを変化させることができる。電圧基準調整回路164は、一定電圧をT4信号として発生させる。本実施形態においては、T4信号は0.1〜3.0(V)の範囲で調整される。コンパレータ156と同様、コンパレータ166の負極端子には必ず非ゼロの電圧値が入力される。
コンパレータ166は、T3>T4のとき、ハイレベルのS3信号を出力し、それ以外のときにはローレベルのS3信号を出力する。
図9は、駆動周波数foと共振周波数frが一致するときのS2信号とS3信号の関係を示すタイムチャートである。時刻t0において交流電圧Vo(S0信号)が立ち上がると、T3信号のレベルも上昇し始める。第1期間が終了する時刻t1に交流電圧Vo(S0信号)がゼロとなるとき、T3信号は最大の3.0(V)から0.0(V)に急降下する。第3期間の開始タイミングである時刻t2において交流電圧Vo(S0信号)が再び立ち上がるとき、T3信号のレベルも再度上昇し始める。
一方、電圧基準調整回路164において可変抵抗Rv2を固定している限り、T4信号のレベルは一定となる。図9では、T4信号のレベルは0.1(V)であるとする。
T3信号とT4信号は、それぞれ、コンパレータ166の正極端子と負極端子に入力され、その出力がS3信号となる。T4>T3の期間においてS3>0、それ以外の期間においてはS3=0となる。図9では、時刻t0からわずかに時間経過した時刻t6(以下、このようなタイミングを「電圧位相値」ともよぶ)にT4>T3となっている。この結果、S3信号は、S0信号に比べて立ち上がり時刻が若干遅れるが、その信号波形自体は同じとなる。
図4に関連して説明したように、駆動周波数foと共振周波数frが一致していれば、時刻t0においてS1信号も同時に立ち上がる。このとき、T1信号のレベルも上昇し始める。第1期間が終了する時刻t1にS1信号がゼロとなるとき、T1信号は最大の3.0(V)から0.0(V)に急降下する。第3期間の開始タイミングである時刻t2においてS1信号が再び立ち上がるとき、T1信号のレベルも再度上昇し始める。
コンパレータ166において可変抵抗RV1を固定している限り、T2信号のレベルは一定となる。図9では、T2信号のレベルも0.1(V)であるとする。
T1信号とT2信号は、それぞれ、コンパレータ156の正極端子と負極端子に入力され、その出力がS2信号となる。T2>T1の期間においてS2>0、それ以外の期間においてはS2=0となる。S3信号と同じく、時刻t6にS2信号が立ち上がっている(以下、このようなタイミングを「電流位相値」ともよぶ)。これは、T4信号とT2信号のレベルが同一であるためである。
駆動周波数foと共振周波数frが一致するときには、S0信号の立ち上がり時刻t0に、S1信号も立ち上がる。更に、T3信号のレベルとT2信号のレベルが同じであれば、S3信号の立ち上がり時刻t6にS2信号も立ち上がる。位相比較回路150は、S2信号とS3信号の立ち上がり時刻のずれを位相差として検出し、これにより駆動周波数foと共振周波数frのずれを検出する。いいかえれば、電流位相値と電圧位相値のずれを検出する。
T4信号のレベルをゼロにすると、第2期間および第4期間においてT3=T4=0となり、コンパレータ166が乱調してしまう。T2信号についても同様である。このため、T2信号、T4信号は最低レベルが0より大きな値に設定されている。
図10は、図9に示す状態においてT2信号のレベルを上昇させたときのタイムチャートである。電流位相検出回路144の可変抵抗RV1を調整することにより、T2信号のレベルを上昇させることができる。このとき、T2>T1となる時刻は、時刻t6よりも遅い時刻t9となる。この結果、S2信号の立ち上がり時刻t9(電流位相値)とS3信号の立ち上がり時刻t6(電圧位相値)が不一致となるため、位相比較回路150により位相差tdが検出される。実際には、駆動周波数fo=共振周波数frであるにも関わらず、T4信号のレベルとT2信号のレベルが不一致となったため、位相比較回路150は位相差tdを検出することになる。
たとえば、駆動周波数fo=共振周波数fr=40kHzであるとする。ここで、T2信号のレベルを上げると、位相比較回路150は位相差tdを検出し、位相差指示電圧SCを変化させる。VCO202は、電流位相が電圧位相から遅れていると判断し、駆動周波数foを低下させて駆動周波数foと共振周波数frを一致させようとする。
図11は、図10に示す状態から所定時間経過した後のタイムチャートである。VCO202は駆動周波数foを低下させることにより、位相差tdをゼロに戻そうとする。VCO202は、駆動周波数foを40kHzから39kHzに変更したとする。共振周波数fr=40kHzなので、電流位相は電圧位相に対して進む。この結果、S1信号は時刻t0よりも早い時刻t12に立ち上がる。S1信号の位相が進む結果、S2信号の立ち上がり時刻は、S3信号の立ち上がり時刻と同じ時刻t6まで進む。位相差tdが解消されるため、駆動周波数foは39kHzで安定する。ただし、実際の共振周波数frはあくまでも40kHzであるため、給電コイル回路120と受電コイル回路130は最大共振状態ではない。いわば、T2信号(基準値)を調整することにより、意図的にS2信号の立ち上がり時刻(電流位相値)を変化させ、位相比較回路150やVCO202を欺いている。図3に関連して説明したように、駆動周波数foと共振周波数frが一致しなくなると出力電圧効率が下がる。可変抵抗Rv1の調整により、送電電力を制御できることになる。
図12は、出力電力と位相差の関係を示すグラフである。横軸は負荷LDから取り出される出力電力(W)、縦軸は位相差td(μsec)を示す。T2信号とT4信号は同一レベルであるとする。図12からも明らかなように、位相差td=0のとき出力電力は最大となる。このグラフは、給電コイル回路120が共振状態にあるとき、出力電力効率は最大となることを示している。
図13は、駆動周波数foと出力電力の関係を示すグラフである。横軸は駆動周波数fo(Hz)、縦軸は出力電力(W)を示す。T2信号とT4信号は同一レベルであるとする。図13によれば、駆動周波数fo=40kHzのとき出力電力は最大となる。このグラフも共振周波数と駆動周波数が一致するとき、出力電力効率は最大となることを示している。したがって、位相差を意図的に発生させ、駆動周波数foを意図的にずらすことにより、出力電力を抑制できることがわかる。
図14は、共振周波数が変化するときの出力電力効率と駆動周波数foの関係を示すグラフである。共振周波数fr=40kHz、駆動周波数fo=39kHzの状態で、位相差td=0となるようにT2信号のレベルが調整されているとする。いいかえれば、fr=fo+1.0の関係が成立するとき、位相差td=0となる。
この状態において、共振周波数frが何らかの要因により40kHzから39.5kHzに変化したとする。共振特性グラフは、0.5kHz分(=40−39.5)だけ左方向に平行移動する。39.5<39+1.0、すなわち、fr<fo+1.0となるため位相差tdが検出される。VCO202が駆動周波数foを0.5kHz下げ、38.5kHzに変更する。再びfr=fo+1.0の関係が成立するため、位相差td=0となる。この結果、駆動周波数foは38.5kHzに安定する。
すなわち、共振周波数frが0.5kHz下がると、駆動周波数foも自動的に0.5kHz下がる。このように、外的要因により共振周波数frが変化しても、出力電力効率を一定に保つことができる。
図15は、ワイヤレス電力伝送システム100を応用したテーブル234と卓上ランプ232の側面図である。テーブル234は、ワイヤレス給電装置116の機能を有する。テーブル234の裏面には給電コイルL2が巻回され、その内側に同心にてエキサイトコイルL1が巻回される。給電コイルL2は、キャパシタC2と接続され、給電コイル回路120を形成する。給電コイル回路120は、全体としてテーブル板の裏面に設置されてもよいし、テーブル板内部に格納されてもよい。
エキサイトコイルL1は給電回路236と接続される。給電回路236は、送電制御回路200と位相検出回路114を含む回路であり、調整ダイヤル240によりT2信号のレベルを変化させることができる。いいかえれば、調整ダイヤル240によりパワー制御できる。給電回路236は、整流回路238を介して商用交流電源と接続される。商用交流電源の交流電圧は整流回路238により直流電圧に変換され、給電回路236の電源Vddとして供給される。
卓上ランプ232は、内部にワイヤレス受電装置118を含む。卓上ランプ232の下部には受電コイルL3が巻回され、その内側に同心にてロードコイルL4が巻回される。受電コイルL3にはキャパシタC3が接続され、受電コイル回路130を形成する。ロードコイルL4には、負荷LDとしてランプが接続される。このランプは交流電流により点灯するランプでもよい。また、ロードコイルL4を流れる交流電流I4を、図示しない整流回路により直流電流に変換し、ランプに供給してもよい。
テーブル234は卓上ランプ232にワイヤレス給電する。したがって、卓上ランプ232には電源コードが不要化である。卓上ランプ232の明るさは、調整ダイヤル240によりテーブル234側から調整される。
図16は、テーブル234と卓上ランプ232の外観図である。図16に示すように、テーブル234は各コイルや給電回路236等を内蔵してもよい。また、テーブル234の側面あるいは表面に調整ダイヤル240を取り付けてもよい。図16においては、テーブル234の表面に3つの卓上ランプ232a、232b、232cを載せている。このように複数の卓上ランプ232をテーブル234に載せても、電源コードが不要であるため、テーブル234の表面をすっきりと使うことができる。また、卓上ランプ232を自由にレイアウトできる。更に、美観の面だけでなく、電源コードに足をひっかけるといった事故が発生しないため安全面でも優れている。調整ダイヤル240により複数の卓上ランプ232をまとめて制御できるため、利便性も向上する。
図17は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図の変形例である。変形例においては、送電制御回路200がエキサイト回路110を介さずに、直接、給電コイル回路120を駆動する。図1と同一の符号を付した構成は、図1で説明した構成と同一または同様の機能を有する。
変形例における給電コイル回路120は、給電コイルL2、キャパシタC2にトランスT2二次コイルLiが直列接続された回路である。トランスT2二次コイルLiは、トランスT2一次コイルLbと共に結合トランスT2を形成し、電磁誘導により送電制御回路200から交流電力を供給される。このように、エキサイト回路110を介さず、送電制御回路200から給電コイル回路120に直接交流電力を供給してもよい。
以上、実施形態に基づいてワイヤレス電力伝送システム100を説明した。図2や図3に関連して説明したように、磁場共振型のワイヤレス給電の場合、共振周波数frと駆動周波数foの一致度が電力伝送効率に大きく影響する。位相検出回路114を設ければ、共振周波数frが変化しても駆動周波数foを自動的に追随させることができるため、使用条件が変化しても、電力伝送効率を最大値に維持しやすくなる。更に、T2信号のレベルを調整することにより、電力伝送効率を意図的に下げることができる。すなわち、意図的に非・共振状態に遷移させることにより、ワイヤレス給電装置116の送電電力を制御できる。本発明者の実験によれば、T2信号のレベル調整によって、有意な電力損失の発生は認められなかった。
また、従来の卓上ランプは電源コードが邪魔になるため、ダイニングテーブルでは吊り下げ型のランプを使うことが多い。本実施形態におけるテーブル234によれば、卓上ランプの電源コードを不要化できる。このため、卓上ランプ232の利用性が高まる。たとえば、卓上ランプで照明する方が、料理を美味しく見せることができる場合もある。吊り下げ型のランプだと照明箇所が固定されてしまうが、卓上ランプ232はレイアウト自由であるため、多様な照明が可能である。しかも、複数の卓上ランプ232をテーブル234側でまとめて制御できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
送電制御回路200はハーフブリッジ型の回路であるが、プッシュプル型の回路により形成されてもよい。電流波形整形回路158が発生させるT1信号や電圧波形整形回路162が発生させるT3信号は、ノコギリ波に限らず、三角波や正弦波など、所定期間において電圧値が漸増減する交流信号であればよい。本実施形態においては、電流位相検出回路144の可変抵抗Rv1を調整するとして説明したが、電圧位相検出回路146の可変抵抗Rv2を調整対象としてもよいし、可変抵抗Rv1と可変抵抗Rv2の双方を調整対象としてもよい。また、電流位相検出回路144のみを設けてもよい。この場合には、S0信号がゼロとならないように設定しておく必要がある。
100 ワイヤレス電力伝送システム、110 エキサイト回路、114 位相検出回路、116 ワイヤレス給電装置、118 ワイヤレス受電装置、120 給電コイル回路、130 受電コイル回路、140 ロード回路、142 コンパレータ、144 電流位相検出回路、146 電圧位相検出回路、150 位相比較回路、152 ローパスフィルタ、154 コア、156 コンパレータ、158 電流波形整形回路、160 電流基準調整回路、162 電圧波形整形回路、164 電圧基準調整回路、166 コンパレータ、200 送電制御回路、202 VCO、232 卓上ランプ、234 テーブル、236 給電回路、238 整流回路、240 調整ダイヤル、L1 エキサイトコイル、L2 給電コイル、L3 受電コイル、L4 ロードコイル。

Claims (9)

  1. 給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電するための装置であって、
    前記給電コイルに交流電力を供給する送電制御回路と、
    前記給電コイルおよびキャパシタを含み、前記受電コイルの共振周波数にて共振する給電コイル回路と、
    前記交流電力の電圧位相と電流位相の位相差を検出する位相検出回路と、を備え、
    前記送電制御回路は、前記位相差が減少するように前記交流電力の駆動周波数を調整することにより前記駆動周波数を前記共振周波数に追随させ、
    前記位相検出回路においては、前記電圧位相および前記電流位相の双方または一方について検出された位相値を意図的に変更可能であることを特徴とするワイヤレス給電装置。
  2. 前記位相検出回路は、前記交流電力の電圧レベルが第1の基準値となるタイミングである第1の位相値と前記交流電力の電流レベルが第2の基準値となるタイミングである第2の位相値を比較することにより前記位相差を検出し、前記第1および第2の基準値の双方または一方が変更されることにより前記第1および第2の位相値の双方または一方が変更されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス給電装置。
  3. 前記位相検出回路は、前記交流電力の電圧成分および電流成分の双方または一方をノコギリ波状の信号に変換した上で、前記位相差を検出することを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤレス給電装置。
  4. 前記給電コイルと磁気結合し、前記送電制御回路から供給される交流電力を前記給電コイルに供給するエキサイトコイル、を更に備え、
    前記送電制御回路は、第1および第2の電流経路を含み、前記第1および第2の電流経路それぞれに直列に接続される第1および第2のスイッチを交互に導通させることにより、前記エキサイトコイルに前記交流電力を供給することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  5. 前記交流電力が発生させる磁界により誘導電流を発生させる検出コイルを更に備え、
    前記位相検出回路は、前記検出コイルに流れる前記誘導電流の位相から、前記交流電力の電流位相を計測することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  6. 前記検出コイルは、前記給電コイルを流れる交流電流が発生させる磁界により前記誘導電流を発生させるコイルであることを特徴とする請求項5に記載のワイヤレス給電装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のワイヤレス給電装置と、
    前記受電コイルと、
    前記受電コイルと磁気結合し、前記受電コイルが前記給電コイルから受電した電力を供給されるロードコイルと、を備えることを特徴とするワイヤレス電力伝送システム。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載のワイヤレス給電装置を備え、
    裏面または内部に前記給電コイルが備え付けられたワイヤレス給電機能付きのテーブル。
  9. 請求項8に記載のテーブルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する装置であって、
    前記受電コイルとキャパシタを含み、前記共振周波数にて共振する受電コイル回路と、
    前記受電コイルと磁気結合することにより前記受電コイルから前記交流電力を受電するロードコイルと、前記ロードコイルから電力供給されるランプとを含むロード回路と、を備え、
    前記テーブルに載置されるときに、前記テーブルの前記給電コイルから送電される前記交流電力を前記受電コイルが受電することにより前記ランプを発光させることを特徴とするワイヤレス受電機能付きの卓上ランプ。
JP2010187789A 2009-10-30 2010-08-25 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ Active JP5664018B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010187789A JP5664018B2 (ja) 2009-10-30 2010-08-25 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ
US12/910,456 US8581444B2 (en) 2009-10-30 2010-10-22 Wireless power feeder, wireless power transmission system, and table and table lamp using the same
EP10014084.7A EP2317624B1 (en) 2009-10-30 2010-10-28 Wireless power feeder, wireless power transmission system, and table and table lamp using the same
CN201010534137.7A CN102055249B (zh) 2009-10-30 2010-10-29 无线馈电装置、无线电力传输系统及其用在的桌子和台灯
US13/096,559 US8829727B2 (en) 2009-10-30 2011-04-28 Wireless power feeder, wireless power transmission system, and table and table lamp using the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009250397 2009-10-30
JP2009250397 2009-10-30
JP2010187789A JP5664018B2 (ja) 2009-10-30 2010-08-25 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011120450A true JP2011120450A (ja) 2011-06-16
JP5664018B2 JP5664018B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=43447337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010187789A Active JP5664018B2 (ja) 2009-10-30 2010-08-25 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8581444B2 (ja)
EP (1) EP2317624B1 (ja)
JP (1) JP5664018B2 (ja)
CN (1) CN102055249B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103718427A (zh) * 2011-07-28 2014-04-09 本田技研工业株式会社 无线送电方法
WO2014125675A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 日東電工株式会社 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法
JP2014521288A (ja) * 2011-06-27 2014-08-25 オークランド ユニサービシズ リミテッド 双方向誘導電力伝送システムのための負荷制御
JP2015039271A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 パナソニック株式会社 非接触給電システム
JP2015512239A (ja) * 2012-02-16 2015-04-23 メドトロニック,インコーポレイテッド 移植可能な医療装置を無線で再充電するための自己調整外部装置
JP2015512235A (ja) * 2011-12-13 2015-04-23 ルノー エス.ア.エス. 電気自動車のバッテリの非接触充電のための方法
TWI572110B (zh) * 2013-04-01 2017-02-21 Nitto Denko Corp Radio power transmission device, power supply control method of wireless power transmission device, and manufacturing method of wireless power transmission device

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5597022B2 (ja) 2009-05-13 2014-10-01 キヤノン株式会社 給電装置、及び制御方法
JP5603647B2 (ja) * 2009-05-13 2014-10-08 キヤノン株式会社 給電装置、給電装置の制御方法及び給電通信システム
CN102013736B (zh) * 2009-09-03 2013-10-16 Tdk株式会社 无线馈电装置和无线电力传输系统
JP5573439B2 (ja) * 2010-07-09 2014-08-20 Tdk株式会社 ワイヤレス給電装置、光源カートリッジおよびワイヤレス照明システム
JP5736991B2 (ja) * 2010-07-22 2015-06-17 Tdk株式会社 ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
KR101937732B1 (ko) 2010-07-28 2019-01-11 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 무선 급전 시스템 및 무선 급전 방법
JP5755066B2 (ja) 2010-07-30 2015-07-29 株式会社半導体エネルギー研究所 無線給電システム、及び無線給電方法
JP5755067B2 (ja) 2010-07-30 2015-07-29 株式会社半導体エネルギー研究所 無線給電システム、及び無線給電方法
US9391476B2 (en) 2010-09-09 2016-07-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power feeding device, wireless power feeding system using the same and wireless power feeding method
KR101213086B1 (ko) * 2010-11-04 2012-12-18 유한회사 한림포스텍 무선 전력 전송 장치에서의 무선 전력 신호 제어 방법 및 이를 이용하는 무선 전력 전송 장치
WO2012070634A1 (en) 2010-11-26 2012-05-31 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power transmission device and wireless power transmission system including the same
US9054544B2 (en) 2010-12-22 2015-06-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power feeding device, power receiving device, and wireless power feed system
US9065302B2 (en) 2010-12-24 2015-06-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Wireless power feeding system
KR20120084659A (ko) 2011-01-20 2012-07-30 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 급전 장치 및 비접촉 급전 시스템
US9325205B2 (en) 2011-03-04 2016-04-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving power supply system
JP5780894B2 (ja) 2011-09-16 2015-09-16 株式会社半導体エネルギー研究所 非接触給電システム
KR101957350B1 (ko) 2011-09-23 2019-06-19 보니파시오 제이 이얄레스 전자기 에너지 플럭스 반응기
US9356474B2 (en) * 2011-09-28 2016-05-31 Tdk Corporation Wireless power feeder and wireless power transmission system
JP2013078171A (ja) 2011-09-29 2013-04-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 受電装置及び非接触給電システム
US9176536B2 (en) * 2011-09-30 2015-11-03 Apple, Inc. Wireless display for electronic devices
KR101349551B1 (ko) 2011-11-02 2014-01-08 엘지이노텍 주식회사 무선 전력 송신 장치 및 그 방법
US9246357B2 (en) 2011-12-07 2016-01-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Contactless power feeding system
US9030051B2 (en) * 2011-12-13 2015-05-12 Texas Instruments Incorporated Wireless power transmission with improved modulation ripple
TWI669895B (zh) 2011-12-16 2019-08-21 日商半導體能源研究所股份有限公司 可攜式資訊終端
JP6088234B2 (ja) 2011-12-23 2017-03-01 株式会社半導体エネルギー研究所 受電装置、無線給電システム
US8933589B2 (en) 2012-02-07 2015-01-13 The Gillette Company Wireless power transfer using separately tunable resonators
JP2013158589A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Toshiba Corp 医用画像診断装置
CN103296772A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 深圳光启创新技术有限公司 一种无线能量传输系统
CN103296770A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 深圳光启创新技术有限公司 一种无线能量传输系统
CN103296776A (zh) * 2012-03-01 2013-09-11 深圳光启创新技术有限公司 一种无线能量传输系统
CN103296779A (zh) * 2012-03-01 2013-09-11 深圳光启创新技术有限公司 一种无线能量传输系统
CN103296778A (zh) * 2012-03-01 2013-09-11 深圳光启创新技术有限公司 一种无线能量传输系统
FR2988232B1 (fr) 2012-03-14 2015-01-16 Renault Sa Dispositif de recharge sans contact pour batterie de vehicule automobile et procede de commande associe
US9391674B2 (en) 2012-04-26 2016-07-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power feeding system and power feeding method
US9390850B2 (en) 2012-07-13 2016-07-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power transmitting device, power feeding system, and power feeding method
TWI565176B (zh) * 2012-09-28 2017-01-01 Wow Tech Corp Non - contact induction transmission equipment
JP6199058B2 (ja) * 2013-03-25 2017-09-20 日東電工株式会社 無線電力伝送によって電力供給される被給電機器の受電電圧制御方法、当該受電電圧制御方法によって調整された無線電力伝送装置、及び、その無線電力伝送装置の製造方法
WO2015001378A1 (en) * 2013-07-02 2015-01-08 Eyales Bonifacio J Electromagnetic energy-flux reactor
CA2865457C (en) 2013-09-30 2019-01-22 Norman R. Byrne Articles with electrical charging surfaces
CA2865739C (en) 2013-09-30 2018-12-04 Norman R. Byrne Wireless power for portable articles
CN104638704B (zh) * 2013-11-13 2019-06-18 深圳富泰宏精密工业有限公司 无线充电装置及其使用方法
WO2015173847A1 (ja) * 2014-05-14 2015-11-19 ネオテス株式会社 非接触電力伝送装置
EP2966749A3 (en) * 2014-06-20 2016-04-06 Funai Electric Co., Ltd. Wireless power supply device
CN104065179B (zh) 2014-06-27 2016-11-02 南京矽力杰半导体技术有限公司 供电装置、集成电路、电能发射端和阻抗匹配方法
US9784777B2 (en) 2014-09-24 2017-10-10 Qualcomm Incorporated Methods and systems for measuring power in wireless power systems
DE102015004387A1 (de) * 2014-11-20 2016-05-25 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg System zum induktiven Übertragen von elektrischer Leistung
US10181735B2 (en) 2015-03-11 2019-01-15 Norman R. Byrne Portable electrical power unit
JP2016226088A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 給電システム
US9733288B2 (en) * 2015-10-02 2017-08-15 Continental Automotive Systems, Inc. Apparatus and method for determining a resonant frequency of an LC circuit in situ, by comparing voltage and current polarity changes
CN105553122B (zh) * 2015-12-22 2017-12-19 东南大学 一种四自由度双向无线电能传输系统双参数监测方法
CA2960239A1 (en) 2016-03-11 2017-09-11 Norman R. Byrne Furniture-mounted charging station
US10988940B2 (en) 2016-06-03 2021-04-27 Norman R. Byrne Surface-mounted resonators for wireless power
CN107040055A (zh) * 2016-12-27 2017-08-11 东华大学 一种支持多路无线用电的供电系统
CN107026515A (zh) * 2017-03-27 2017-08-08 深圳市华禹无线供电技术有限公司 一种台灯装置
US10320224B2 (en) 2017-05-25 2019-06-11 Nxp B.V. Wireless charging transmitter and method for operating the wireless charging transmitter
MX2018008989A (es) 2017-07-24 2019-02-08 R Byrne Norman Estacion de carga electrica montada en muebles.
TWI630843B (zh) * 2017-09-29 2018-07-21 營邦企業股份有限公司 無線能量以及訊號傳輸之面板燈號點燈及控制的裝置
CN107749676A (zh) * 2017-11-20 2018-03-02 南通理工学院 一种六圈式电能无线传输设施
DE102020210558A1 (de) 2020-08-20 2022-02-24 E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH Verfahren zum Betreiben einer Vorrichtung zum drahtlosen Übertragen von Energie in Richtung eines elektrischen Verbrauchers mittels induktiver Kopplung, Vorrichtung und System

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654297U (ja) * 1992-12-26 1994-07-22 株式会社ユー・アール・ディー コード無し照明器具
JPH10225129A (ja) * 1997-02-13 1998-08-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 非接触給電設備
JP2005006396A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Seiko Epson Corp 充電システム
JP2006074848A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Hokushin Denki Kk 非接触電力伝送装置
JP2006208790A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Riso Kagaku Corp 電飾装置
WO2008029445A1 (fr) * 2006-09-05 2008-03-13 Panasonic Corporation Appareil d'éclairage à lampe à décharge
JP2009106136A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Toyota Motor Corp 電動車両および車両用給電装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005110412A (ja) 2003-09-30 2005-04-21 Sharp Corp 電力供給システム
US7782633B2 (en) 2004-08-27 2010-08-24 Hokushin Denki Co., Ltd. Non-contact power transmission device
JP4774217B2 (ja) 2005-02-15 2011-09-14 高石 好 電力伝送装置、電力伝送方法
US7825543B2 (en) 2005-07-12 2010-11-02 Massachusetts Institute Of Technology Wireless energy transfer
JP4921466B2 (ja) 2005-07-12 2012-04-25 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 無線非放射型エネルギー転送
JP4947637B2 (ja) 2007-01-09 2012-06-06 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 無接点電力伝送コイル、携帯端末及び端末充電装置
US9634730B2 (en) * 2007-07-09 2017-04-25 Qualcomm Incorporated Wireless energy transfer using coupled antennas
US8766482B2 (en) 2007-09-17 2014-07-01 Qualcomm Incorporated High efficiency and power transfer in wireless power magnetic resonators
KR20100051753A (ko) * 2007-09-25 2010-05-17 파우워매트 엘티디. 유도전력전송 플랫폼
EP2294673A1 (en) * 2008-07-09 2011-03-16 Access Business Group International LLC Wireless charging system
WO2010053108A1 (ja) * 2008-11-05 2010-05-14 株式会社 日立メディコ 位相シフト型インバータ回路、それを用いたx線高電圧装置、x線ct装置、および、x線撮影装置
US20100201201A1 (en) * 2009-02-10 2010-08-12 Qualcomm Incorporated Wireless power transfer in public places
CN101557227A (zh) * 2009-04-28 2009-10-14 大连理工大学 用于非接触电能传输的自适应谐振控制方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654297U (ja) * 1992-12-26 1994-07-22 株式会社ユー・アール・ディー コード無し照明器具
JPH10225129A (ja) * 1997-02-13 1998-08-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 非接触給電設備
JP2005006396A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Seiko Epson Corp 充電システム
JP2006074848A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Hokushin Denki Kk 非接触電力伝送装置
JP2006208790A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Riso Kagaku Corp 電飾装置
WO2008029445A1 (fr) * 2006-09-05 2008-03-13 Panasonic Corporation Appareil d'éclairage à lampe à décharge
JP2009106136A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Toyota Motor Corp 電動車両および車両用給電装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014521288A (ja) * 2011-06-27 2014-08-25 オークランド ユニサービシズ リミテッド 双方向誘導電力伝送システムのための負荷制御
CN103718427A (zh) * 2011-07-28 2014-04-09 本田技研工业株式会社 无线送电方法
US9490064B2 (en) 2011-07-28 2016-11-08 Honda Motor Co., Ltd. Wireless power transmission method
JP2015512235A (ja) * 2011-12-13 2015-04-23 ルノー エス.ア.エス. 電気自動車のバッテリの非接触充電のための方法
JP2015512239A (ja) * 2012-02-16 2015-04-23 メドトロニック,インコーポレイテッド 移植可能な医療装置を無線で再充電するための自己調整外部装置
WO2014125675A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 日東電工株式会社 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法
TWI572110B (zh) * 2013-04-01 2017-02-21 Nitto Denko Corp Radio power transmission device, power supply control method of wireless power transmission device, and manufacturing method of wireless power transmission device
JP2015039271A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 パナソニック株式会社 非接触給電システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN102055249B (zh) 2014-06-18
US8581444B2 (en) 2013-11-12
US20110101791A1 (en) 2011-05-05
CN102055249A (zh) 2011-05-11
EP2317624A1 (en) 2011-05-04
JP5664018B2 (ja) 2015-02-04
EP2317624B1 (en) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5664018B2 (ja) ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ
JP5672843B2 (ja) ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム
JP5664019B2 (ja) ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ
JP5672844B2 (ja) ワイヤレス電力伝送システム
JP5736991B2 (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
US8829727B2 (en) Wireless power feeder, wireless power transmission system, and table and table lamp using the same
EP2328252B1 (en) Wireless power feeder, wireless power receiver, and wireless power transmission system
JP5549745B2 (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
US8829729B2 (en) Wireless power feeder, wireless power receiver, and wireless power transmission system
JP5499955B2 (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
CN102013736B (zh) 无线馈电装置和无线电力传输系统
US8517593B2 (en) Wireless power feeder, light source cartridge, and wireless illumination system
JP5577886B2 (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
JP5640783B2 (ja) ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム
JP2012182975A (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
JP5640782B2 (ja) ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム
JP5609317B2 (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
JP5545341B2 (ja) ワイヤレス給電装置
KR20200040527A (ko) 무선전력 송신장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130326

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20131004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5664018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150