JP2011120419A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、ランデル型の回転子の爪状磁極部を別部品に構成し、爪状磁極部をヨーク部に嵌合保持させるようにし、爪状磁極部を締着するためのねじを不要とするとともに、爪状磁極部に作用する遠心力を嵌合面で受けて応力の集中を緩和し、爪状磁極部を長期的に保持できる安価な回転電機を得る。
【解決手段】嵌合溝25が溝方向を軸方向として第1ヨーク部23および第2分割ヨーク部30の外周面に形成され、嵌合凸部34が爪状磁極部31の基部32の内周面に突設されている。そして、爪状磁極部31が、嵌合凸部34を嵌合溝25に軸方向から圧入し、第1ヨーク部23および第2分割ヨーク部30に保持されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両用交流発電機などの回転電機に関し、特にランデル型の回転子鉄心構造に関するものである。
ランデル型の回転子を用いる車両用交流発電機は、数十年にわたって自動車に使用されてきた。そして、ランデル型の回転子を大型の車両用交流発電機に適用する場合、回転子鉄心の外径を大きくする必要があった。
ランデル型の回転子鉄心は、一般に、コストの制約から冷間鍛造製法により作製される。つまり、ランデル型の回転子鉄心は、低炭素鋼などの金属素材を室温で金型を用いて圧縮成型して、爪状磁極部が放射状に延出する鍛造体を作製し、ついで爪状磁極部をその根元部で略直角に折り曲げて作製される。
そこで、回転子鉄心の外径を大きくすることは、プレス装置の大型化が必要となる。特に、冷間鍛造製法により爪状磁極部が一体成型された鍛造体を製造することは、プレス装置のさらなる大型化をもたらし、高コストとなる。さらに、プレス装置の能力の制約から、鍛造品の寸法精度の低下をもたらす。
このような課題を解決するために、爪状磁極部を別部品として作製し、軸方向に離間してシャフトに一体に形成された一対の胴部に爪状磁極部を締着固定する手段がとられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−354343号公報
特許文献1においては、爪状磁極部をシャフトに一体に形成された胴部にねじを用いて締着している。そこで、爪状磁極部に作用する遠心力による応力が胴部のねじ締着部に集中し、胴部のねじ締着部の損傷が発生しやすくなり、爪状磁極部を長期的に安定して保持できなくなるという不具合があった。また、爪状磁極部を締着するねじが必要となり、部品点数が増大し、高コスト化をもたらすという不具合もあった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、ランデル型の回転子の爪状磁極部を別部品に構成し、爪状磁極部をヨーク部に嵌合保持させるようにし、爪状磁極部を締着するためのねじを不要とするとともに、爪状磁極部に作用する遠心力を嵌合面で受けて応力の集中を緩和し、爪状磁極部を長期的に保持できる安価な回転電機を得ることを目的とする。
この発明による回転電機は、ボス部、該ボス部と同軸に配設され、該ボス部の軸方向両端部から径方向外方に延在する第1および第2ヨーク部、および該第1および第2ヨーク部のそれぞれの外径部から交互に軸方向に延設され、噛み合って周方向に配列された複数の爪状磁極部を有するポールコアと、上記ボス部、上記第1および第2ヨーク部、および上記複数の爪状磁極部に囲まれた空間内に収納された界磁コイルと、を有する回転子と、上記回転子を囲繞するようにケースに保持された固定子と、を備えている。そして、嵌合方向を軸方向とする嵌合部が、上記第1および第2ヨーク部の外径部に形成され、上記嵌合部に嵌合される被嵌合部が、上記爪状磁極部に形成され、上記爪状磁極部が、上記被嵌合部を上記嵌合部に嵌合させて上記第1および第2ヨーク部に保持されている。
この発明によれば、爪状磁極部が別部品に作製されているので、プレス装置を大型化することなく、ポールコアを作製でき、低コスト化が図られる。
また、嵌合方向を軸方向とする嵌合部が第1および第2ヨーク部の外径部に形成され、嵌合部に嵌合される被嵌合部が爪状磁極部に形成され、爪状磁極部が被嵌合部を嵌合部に嵌合させて第1および第2ヨーク部に保持されている。そこで、爪状磁極部に作用する遠心力が、被嵌合部と嵌合する嵌合部の面により受けられるので、遠心力による応力の集中が緩和され、損傷の発生が抑制される。また、爪状磁極を締着するねじが不要となり、部品点数が削減され、低コスト化が図られる。
この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における第1ヨーク部と爪状磁極部との支持構造を説明する分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における第2分割ヨーク部と爪状磁極部との支持構造を説明する分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における固定側ヨーク部と界磁コイルとの支持構造を説明する分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が支持された第1ヨーク部を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す要部正面図である。 この発明の実施の形態6に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す要部正面図である。 この発明の実施の形態7に係る車両用交流発電機を模式的に示す断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を模式的に示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における第1ヨーク部と爪状磁極部との支持構造を説明する分解斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における第2分割ヨーク部と爪状磁極部との支持構造を説明する分解斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における固定側ヨーク部と界磁コイルとの支持構造を説明する分解斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が支持された第1ヨーク部を示す断面図である。
図1において、回転電機としての車両用交流発電機1は、それぞれ略椀形状のアルミ製のフロントブラケット2とリヤブラケット3とからなるケース4と、シャフト6をケース4に軸受5を介して回転可能に配設されたシャフト6と、ケース4内に配設されたランデル型の回転子20と、ケース4のフロント側に延出するシャフト6の端部に固着されたプーリ7と、回転子20に対して一定のエアギャップを有して、回転子20の外周を囲繞してケース4に固定された固定子8と、を備えている。なお、図示していないが、固定子8で生じた交流を直流に整流する整流器、固定子8で生じた交流電圧の大きさを調整する電圧調整器などがケース4内に配設されている。
固定子8は、円筒状の固定子鉄心9と、固定子鉄心9に巻装され、回転子20の回転に伴い、後述する界磁コイル21からの磁束の変化で交流が生じる固定子コイル10と、を備えている。
回転子20は、励磁電流が流されて磁束を発生する界磁コイル21と、界磁コイル21を覆うように設けられ、その磁束によって磁極が形成されるポールコア22と、を備えている。
ここで、回転子20の構成について図1乃至図6を参照しつつ説明する。
ポールコア22は、第1ヨーク部23と、ボス部27と第2ヨーク部の一部を構成する第1分割ヨーク部28とを有する固定側ヨーク部26と、第1分割ヨーク部28と協働して第2ヨーク部を構成する第2分割ヨーク部30と、第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とに支持される複数の爪状磁極部31と、第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とを連結一体化する支持リング35と、を備えている。
第1ヨーク部23は、図1および図6に示されるように、外径側を除いて略一定の厚みを有し、軸方向一側の外径側の壁面を軸方向に突き出して外径側の厚みを厚くした円盤状に作製されている。この軸方向一側の外径側の壁面の軸方向の突出量は、径方向外方に向って直線的に増加している。そして、シャフト挿通穴24が円盤状の第1ヨーク部23の中心に穿設されている。さらに、嵌合部としての嵌合溝25が溝方向を第1ヨーク部23の厚み方向(軸方向)として第1ヨーク部23の外周面に等角ピッチで例えば12個凹設されている。ここで、嵌合溝25は、いわゆるアリ溝であり、第1ヨーク部23の軸方向と直交する断面において、周方向幅が径方向内方に向って漸次広くなる台形の溝である。
固定側ヨーク部26は、図5に示されるように、円筒状に作製されたボス部27と、第1ヨーク部23の外径側を除いた部位と同等の厚みを有する円盤状に作製され、ボス部27の軸方向の一端に同軸に一体に形成された第1分割ヨーク部28と、から構成されている。そして、貫通穴29が固定側ヨーク部26の軸心位置に穿設されている。
第2分割ヨーク部30は、図1に示されるように、外径が第1ヨーク部23の外径に等しく、かつ内径が第1分割ヨーク部28の外径より僅かに大きいリング状に作製されている。そして、第2分割ヨーク部30の外径側を除いた部位が第1ヨーク部23の外径側を除いた部位と同等の厚みを有し、外径側が軸方向他側の外径側の壁面を軸方向に突き出して厚みを厚くなっている。この軸方向他側の外径側の壁面の軸方向の突出量は、径方向外方に向って直線的に増加している。そして、嵌合溝25が溝方向を第2分割ヨーク部30の厚み方向(軸方向)として第2分割ヨーク部30の外周面に等角ピッチで例えば12個凹設されている。
爪状磁極部31は、図3および図4に示されるように、第1ヨーク部23の厚みに略等しい長さを有する略直方体に形成された基部32と、基部32の長さ方向の一端から長さ方向に延在し、その外周面形状を略台形形状とし、幅が先端側に向かって徐々に狭くなり、かつ、厚みが先端側に向かって徐々に薄くなる先細り形状に形成された爪部33と、嵌合溝25に嵌合されるほぞ形状に形成され、基部32の内周面に突設された被嵌合部としての嵌合凸部34と、から構成されている。なお、爪状磁極部31の外周面は、爪部33の外周面の略台形の高さ方向と平行な軸心を中心軸とする円筒面の一部により構成されている。
支持リング35は、ステンレスなどの非磁性材料を用い、円筒状に作製されている。
界磁コイル21は、絶縁被覆された銅線を多段に巻回して円筒状に作製され、図5に示されるように、ボス部27に外嵌状態に装着される。
なお、第1ヨーク部23、固定側ヨーク部26、第2分割ヨーク部30および爪状磁極部31は、それぞれ例えばS10Cなどの低炭素鋼を金属素材として冷間鍛造製法により作製され、必要に応じて、切削加工が施されている。
爪状磁極部31は、図3に示されるように、嵌合凸部34が第1ヨーク部23の軸方向の一側から嵌合溝25のそれぞれに圧入され、第1ヨーク部23に保持されている。また、爪状磁極部31は、図4に示されるように、嵌合凸部34が第2分割ヨーク部30の軸方向の他側から嵌合溝25のそれぞれに圧入され、第2分割ヨーク部30に保持されている。
第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とは、図2に示されるように、爪状磁極部31が交互に噛み合うように同軸に配置される。そして、支持リング35が、第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30との間に同軸に配置され、その両端を例えば溶接により第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とに固着され、第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とが一体に連結されている。
そして、第2分割ヨーク部30が一体に連結された第1ヨーク部23は、図1に示されるように、シャフト挿通穴24に貫装されたシャフト6に固着されている。固定側ヨーク部26は、シャフト6を貫通穴29に遊嵌状態に挿通させ、非磁性体で作製された固定部材36を介してフロントブラケット2の内壁面に固着されている。このとき、ボス部27の軸方向の他端面が微小な隙間を介して第1ヨーク部23に相対し、第1分割ヨーク部28の外周面が微小な隙間を介して第2分割ヨーク部30の内周面に相対している。これにより、固定側ヨーク部26と第1ヨーク部23との間、および固定側ヨーク部26の第2分割ヨーク部30との間の磁気的な接続状態が確保されている。ボス部27に外嵌状態に装着された界磁コイル21が、第1ヨーク部23、固定側ヨーク部26、第2分割ヨーク部30、および爪状磁極部31に囲まれた空間に収納されている。
つぎに、このように構成された車両用交流発電機1の動作について説明する。
まず、電流がバッテリ(図示せず)から界磁コイル21に供給され、磁束が発生される。この磁束により、第1ヨーク部23に保持された爪状磁極部31がN極に着磁され、第2分割ヨーク部30に保持された爪状磁極部31がS極に着磁される。
一方、エンジンの回転トルクがベルト(図示せず)およびプーリ7を介してシャフト6に伝達され、支持リング35により連結された第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とが回転される。そこで、回転磁界が固定子8の固定子コイル10に与えられ、起電力が固定子コイル10に発生する。この交流の起電力が、整流器で直流電流に整流され、バッテリが充電され、或いは電気負荷に供給される。
つぎに、磁束の動作について図1を参照しつつ説明する。
まず、界磁コイル21に通電されると、磁束19が発生される。この磁束19は、第1ヨーク部23に保持された爪状磁極部31からエアギャップを通って固定子鉄心9のティース部に入る。そして、磁束19は、固定子鉄心9のティース部からコアバック部を通って周方向に移動し、隣の爪状磁極部31に対向するティース部からエアギャップを通ってその爪状磁極部31に入る。ついで、爪状磁極部31に入った磁束19は、第2分割ヨーク部30、第1分割ヨーク部28、ボス部27、第1ヨーク部23を通って爪状磁極部31に至る。
ここで、第1ヨーク部23および第2分割ヨーク部30が一定の厚みに形成されている場合、爪部33が第1ヨーク部23の軸方向一側に延出しているので、第1ヨーク部23と爪状磁極部31との境界を通過する磁束密度は、第1ヨーク部23の軸方向一側に向うにつれ高くなる。同様に、爪部33が第2分割ヨーク部30の軸方向他側に延出しているので、第2分割ヨーク部30と爪状磁極部31との境界を通過する磁束密度は、第2分割ヨーク部30の軸方向他側に向うにつれ高くなる。
この実施の形態1では、第1ヨーク部23の軸方向一側の外径側の壁面を軸方向に突き出して厚みを厚くしているので、第1ヨーク部23と爪状磁極部31との境界の軸方向一側における磁束19の飽和が緩和される。同様に、第2分割ヨーク部30の軸方向他側の外径側の壁面を軸方向に突き出して厚みを厚くしているので、第2分割ヨーク部30と爪状磁極部31との境界の軸方向他側における磁束19の飽和が緩和される。そこで、少ない起磁力で所定の磁束19を得ることができる。
この実施の形態1では、回転子20のポールコア22が、円盤状の第1ヨーク部23と、ボス部27と第2ヨーク部の一部を構成する第1分割ヨーク部28とを有する固定側ヨーク部26と、第1分割ヨーク部28と協働して第2ヨーク部を構成するリング状の第2分割ヨーク部30と、第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30との外周面に取り付けられる爪状磁極部31と、に分割構成されている。そこで、低炭素鋼などの金属素材を室温で金型を用いて圧縮成型して、爪状磁極部が放射状に延出する鍛造体を作製する必要がなく、プレス装置の大型化を抑制できる。これにより、小容量のプレス装置を用いることができ、低コスト化が図られるとともに、鍛造品の寸法精度を高めることができる。
第1ヨーク部23および第2分割ヨーク部30の外周面に凹設した嵌合溝25に、爪状磁極部31の基部32の内周面に突設した嵌合凸部34を圧入して、爪状磁極部31を第1ヨーク部23および第2分割ヨーク部30に取り付けている。そこで、爪状磁極部31に作用する遠心力が嵌合溝25の両内側面で受けられるので、優れた耐遠心力性を有する爪状磁極部31の保持構造が実現される。また、ねじなどの締着部材が不要となるので、部品点数の増加がなく、その分低コスト化が図られる。
第1ヨーク部23および第2分割ヨーク部30の外径側の厚みを厚くしているので、第1ヨーク部23と爪状磁極部31との嵌合部、および第2分割ヨーク部30と爪状磁極部31との嵌合部の軸方向長さが長くなる。そこで、嵌合溝25と嵌合凸部34との嵌着力が大きくなり、爪状磁極部31の保持構造の耐遠心力性を高めることができる。
第1ヨーク部23と第2分割ヨーク部30とが支持リング35を介して直接連結されているので、嵌合溝25と嵌合凸部34との嵌合部を介さずに第2分割ヨーク部30を第1ヨーク部23に支持でき、第2分割ヨーク部30の支持構造の信頼性が高められる。
固定部材36が非磁性体で作製されているので、フロントブラケット2が磁性体で作製されていても、フロントブラケット2を介して流れる磁束、即ち漏れ磁束の発生を抑制できる。そこで、フロントブラケット2を安価な鉄系材料で作製でき、低コスト化が図られる。
なお、上記実施の形態1では、第1ヨーク部と第2分割ヨーク部とを支持リングで直接連結して、第1ヨーク部と第2分割ヨーク部とを一体化しているが、周方向に配列されている爪状磁極部を支持リングで連結して、第1ヨーク部と第2分割ヨーク部とを一体化してもよい。
また、上記実施の形態1では、嵌合凸部を嵌合溝に圧入して嵌着するものとしているが、第1ヨーク部および第2分割ヨーク部の温度を高くした状態で、嵌合凸部を嵌合溝に挿入して嵌着、即ち焼き嵌めしてもよい。
また、上記実施の形態1では、固定側ヨーク部が固定部材を介してフロントブラケットに固定されているものとしているが、固定側ヨーク部は固定部材を介してリヤブラケットに固定されてもよい。
また、上記実施の形態1では、固定部材が非磁性体で作製されているものとしているが、フロントブラケットが非磁性体で作製されていれば、固定部材を磁性体で作製してもよい。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す断面図である。
図7において、第1ヨーク部23Aは、軸方向両側の外径側の壁面を軸方向に突き出して厚みを厚くしている点を除いて、上記第1ヨーク部23と同様に構成されている。この軸方向両側の外径側の壁面の軸方向の突出量は、それぞれ径方向外方に向って直線的に増加している。また、図示していないが、第2分割ヨーク部は、第1ヨーク部23Aと同様に、軸方向両側の外径側の壁面を軸方向に突き出して厚みを厚くしているので、ここでは、その説明を省略する。
なお、実施の形態2の他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、軸方向両側の外径側の壁面を軸方向に突き出して第1ヨーク部23Aの外径側の厚みを厚くしているので、上記実施の形態1に比べて、第1ヨーク部23Aと爪状磁極部31との嵌合部の軸方向長さが長くなる。そこで、嵌合溝25と嵌合凸部34との嵌着力が大きくなり、爪状磁極部31の保持構造の耐遠心力性をさらに高めることができる。
この実施の形態2においても、第1ヨーク部23Aの軸方向一側の外径側の壁面を軸方向に突き出して厚みを厚くしているので、上記実施の形態1と同様に、第1ヨーク部23Aと爪状磁極部31との境界の軸方向一側における磁束19の飽和が緩和され、少ない起磁力で所定の磁束を得ることができる。
なお、上記実施の形態1,2では、第1ヨーク部および第2分割ヨーク部の外径側の壁面の軸方向の突出量が、径方向外方に向って直線的に増加しているものとしているが、第1ヨーク部および第2分割ヨーク部の外径側の壁面の軸方向の突出量は、径方向外方に向って漸次増加してればよく、例えば第1ヨーク部および第2分割ヨーク部の軸心を含む平面における当該突出部の軸方向縁部が円弧状でもよい。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す斜視図である。
図8において、第1ヨーク部23の嵌合溝25と爪状磁極部31の嵌合凸部34との嵌合部とが軸方向他側で溶接部37により固着されている。また、図示していないが、第2分割ヨーク部の嵌合溝と爪状磁極部の嵌合凸部との嵌合部とが軸方向一側で溶接部により固着されているので、ここでは、その説明を省略する。
なお、実施の形態3の他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3によれば、第1ヨーク部23の嵌合溝25と爪状磁極部31の嵌合凸部34との嵌合部とが軸方向他側で溶接部37により固着されているので、爪状磁極部31が第1ヨーク部23に強固に連結され、爪状磁極部31の保持構造の耐遠心力性をさらに高めることができる。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す斜視図である。
図9において、第1ヨーク部23の嵌合溝25と爪状磁極部31の嵌合凸部34との嵌合部とが軸方向一側で溶接部37により固着されている。また、図示していないが、第2分割ヨーク部の嵌合溝と爪状磁極部の嵌合凸部との嵌合部とが軸方向他側で溶接部により固着されているので、ここでは、その説明を省略する。
なお、実施の形態4の他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態4によれば、第1ヨーク部23の嵌合溝25と爪状磁極部31の嵌合凸部34との嵌合部とが軸方向一側で溶接部37により固着されているので、爪状磁極部31が第1ヨーク部23に強固に連結され、爪状磁極部31の保持構造の耐遠心力性をさらに高めることができる。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す要部正面図である。
図10において、嵌合部としての嵌合溝38は、第1ヨーク部23の軸心と直交する平面における断面形状が長軸を周方向とする略楕円形で嵌合溝方向を軸方向とし、第1ヨーク部23の外周面に開口し、かつ第1ヨーク部23の外径側を軸方向に貫通するように形成されている。被嵌合部としての嵌合凸部39は、嵌合溝38に嵌着される外形形状を有し、爪状磁極部31の基部32の内周面に突設されている。そして、嵌合凸部39を嵌合溝38に軸方向の一側から圧入し、爪状磁極部31が第1ヨーク部23に嵌着支持されている。また、図示していないが、爪状磁極部が、同様に、第2分割ヨーク部に嵌着支持されているので、ここでは、その説明を省略する。
なお、実施の形態5の他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
従って、この実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態5によれば、嵌合溝38および嵌合凸部39の断面形状が略楕円形に形成されているので、嵌合溝38および嵌合凸部39の断面形状に鋭角な角部がなく、冷間鍛造する際に用いられる金型の寿命が延びるという効果を奏する。
なお、上記実施の形態5では、嵌合溝および嵌合凸部の断面形状が略楕円形に形成されているものとしているが、嵌合溝および嵌合凸部の断面形状は略楕円形に限定されるものではなく、略C字形であればよく、例えば略円弧形でもよい。
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6に係る車両用交流発電機に適用される回転子における爪状磁極部が第1ヨーク部に支持された状態を示す要部正面図である。
図11において、被嵌合部としての嵌合溝40は、爪状磁極部31の基部32の内周面に長さ方向に延設された、いわゆるアリ溝であり、爪状磁極部31の長さ方向と直交する断面において、周方向幅が外周面側に向って漸次広くなる台形の溝である。嵌合部としての嵌合凸部41は、嵌合溝40に嵌合されるほぞ形状に形成され、第1ヨーク部23の外周面に突設されて軸方向に延設されている。そして、嵌合溝40を嵌合凸部41に軸方向の一側から圧入し、爪状磁極部31が第1ヨーク部23に嵌着支持されている。また、図示していないが、爪状磁極部が、同様に、第2分割ヨーク部に嵌着支持されているので、ここでは、その説明を省略する。
なお、実施の形態6の他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
従って、この実施の形態6においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態6によれば、爪状磁極部31に嵌合溝40を形成しているので、爪状磁極部31の重量が軽くなる。そこで、爪状磁極部31を介して第1ヨーク部23と爪状磁極部31との嵌合部に作用する遠心力が小さくなり、爪状磁極部31の保持構造の耐久性が高められる。
実施の形態7.
図12はこの発明の実施の形態7に係る車両用交流発電機を模式的に示す断面図である。
図12において、ランデル型の回転子50は、励磁電流が流されて磁束を発生する界磁コイル14と、界磁コイル14を覆うように設けられ、その磁束によって磁極が形成されるポールコア51と、を備えている。ポールコア51は、第1コア部52と、第2コア部56と、第1ヨーク部53と第2ヨーク部57とに保持される複数の爪状磁極部31と、を備え、それぞれ例えばS10Cなどの低炭素鋼で冷間鍛造製法により作製されている。
第1コア部52は、円盤状の第1ヨーク部53と、第1ヨーク部53の軸方向一側に同軸に、かつ一体に延設される円筒状の第1ボス部54と、を有し、シャフト挿通穴55が軸心位置に穿設されている。
第1ヨーク部53は、外径側を除いて一定の厚みを有し、軸方向一側の外径側の壁面を軸方向に突き出して外径側の厚みを厚くした円盤状に作製されている。この軸方向一側の外径側の壁面の軸方向の突出量は、径方向外方に向って直線的に増加している。そして、嵌合溝25が溝方向を第1ヨーク部53の厚み方向(軸方向)として第1ヨーク部53の外周面に等角ピッチで例えば12個凹設されている。このように、第1ヨーク部53は、第1ボス部54と一体に構成されている点を除いて、上述の第1ヨーク部23と同様に構成されている。
第2コア部56は、円盤状の第2ヨーク部57と、第2ヨーク部57の軸方向他側に同軸に、かつ一体に延設される円筒状の第2ボス部58と、を有し、シャフト挿通穴59が軸心位置に穿設されている。
第1ヨーク部57は、外径側を除いて一定の厚みを有し、軸方向他側の外径側の壁面を軸方向に突き出して外径側の厚みを厚くした円盤状に作製されている。この軸方向他側の外径側の壁面の軸方向の突出量は、径方向外方に向って直線的に増加している。そして、嵌合溝25が溝方向を第2ヨーク部57の厚み方向(軸方向)として第2ヨーク部57の外周面に等角ピッチで例えば12個凹設されている。なお、第1ヨーク部53と第2ヨーク部57とは、軸方向の向きが逆である点を除いて、同じに構成されている。
そして、爪状磁極部31が、嵌合凸部34を第1ヨーク部53の軸方向の一側から嵌合溝25のそれぞれに圧入して、第1ヨーク部53に保持されている。また、爪状磁極部31が、嵌合凸部34を第2ヨーク部57の軸方向の他側から嵌合溝25のそれぞれに圧入して、第2ヨーク部57に保持されている。
爪状磁極部31が保持された第1コア部52と第2コア部56とは、爪状磁極部31を交互に噛み合わせ、かつ、第1ボス部54の一端面を第2ボス部58の他端面に突き合わせ、シャフト挿通穴55,59に貫装されたシャフト6に固着されている。さらに、界磁コイル21が、第1コア部52、第2コア部56および爪状磁極部31に囲まれた空間に装着されている。
一対のスリップリング11がシャフト6のリヤ側に固定され、ブラシ12が各スリップリング11に摺動するようにケース4内に配設されている。
なお、この実施の形態7における車両用交流発電機1Aは、回転子20に代えて回転子50を用いている点、および界磁コイル21に電流を供給するスリップリング11およびブラシ12を設けている点を除いて、上記実施の形態1におけると車両用交流発電機1と同様に構成されている。
したがって、この実施の形態7においても、爪状磁極部31が第1および第2コア部52,56と別部品に作製されているので、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
この実施の形態7によれば、爪状磁極部31を保持する第1ヨーク部53および第2ヨーク部57がシャフト6に固着されているので、爪状磁極部31の保持構造の耐遠心力性を高めることができる。
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7では、例えばS10Cなどの低炭素鋼を金属素材として冷間鍛造製法により作製した爪状磁極部31を用いるものとしているが、この実施の形態8では、例えば、シリコン−鉄合金の珪素鋼粉末やニッケル−鉄合金のパーマロイ粉末を絶縁した後、加圧成形し、熱処理を施した圧粉成型体を爪状磁極部に用いている。
ランデル型の回転子を用いた車両用交流発電機においては、固定子から爪状磁極部に加わる交流磁束により、爪状磁極部の表面に渦電流が流れる。
この実施の形態8では、爪状磁極部に用いられる圧粉成型体は、電気的な絶縁被膜が表面に被覆された粒径の小さい珪素鋼粉末やパーマロイ粉末を加圧成形したものであり、粒子間が電気的に絶縁されているので、渦電流が流れにくい。そこで、固定子から爪状磁極部に加わる交流磁束に起因して爪状磁極部の表面に流れる渦電流が少なくなり、渦電流損失を低減することができる。
また、爪状磁極部が別部品に作製されているので、プレス装置の大型化が抑制され、低コスト化が図られる。
ここで、この実施の形態8では、爪状磁極部を圧粉成型体で作製し、ポールコアを構成する他の部品を冷間鍛造製法により作製するものとしているが、ポールコアを構成する全ての部品を圧粉成型体で作製してもよい。
なお、上記各実施の形態では、車両用交流発電機について説明しているが、この発明は、車両用交流発電機に限らず、車両用電動機や車両用発電電動機などの回転電機に適用しても、同様の効果を奏する。
4 ケース、8 固定子、20,50 回転子、21 界磁コイル、22 ポールコア、23,23A 第1ヨーク部、25,38 嵌合溝 (嵌合部)、27 ボス部、28 第1分割ヨーク部(第2ヨーク部)、30 第2分割ヨーク部(第2ヨーク部)、31 爪状磁極部、34,39 嵌合凸部(被嵌合部)、35 支持リング、37 溶接部、40 嵌合溝(被嵌合部)、41 嵌合凸部(嵌合部)、51 ポールコア、53 第1ヨーク部、54 第1ボス部、57 第2ヨーク部、58 第2ボス部。

Claims (7)

  1. ボス部、該ボス部と同軸に配設され、該ボス部の軸方向両端部から径方向外方に延在する第1および第2ヨーク部、および該第1および第2ヨーク部のそれぞれの外径部から交互に軸方向に延設され、噛み合って周方向に配列された複数の爪状磁極部を有するポールコアと、上記ボス部、上記第1および第2ヨーク部、および上記複数の爪状磁極部に囲まれた空間内に収納された界磁コイルと、を有する回転子と、
    上記回転子を囲繞するようにケースに保持された固定子と、を備えた回転電機において、
    嵌合方向を軸方向とする嵌合部が、上記第1および第2ヨーク部の外径部に形成され、
    上記嵌合部に嵌合される被嵌合部が、上記爪状磁極部に形成され、
    上記爪状磁極部が、上記被嵌合部を上記嵌合部に嵌合させて上記第1および第2ヨーク部に保持されていることを特徴とする回転電機。
  2. 上記第1および第2ヨーク部のそれぞれは、その軸方向の少なくとも一方の外径側の壁面を軸方向に突き出して外径側の厚みを厚く作製されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 上記第1および第2ヨーク部と上記爪状磁極部とが、溶接、一体化されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機。
  4. 上記嵌合部および上記被嵌合部の軸方向と直交する断面形状が、略C字状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 上記嵌合部が凸状に形成され、上記被嵌合部が凹状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 上記第1ヨーク部は、円盤状に作製され、その軸心位置に挿通されたシャフトに固着され、
    上記第2ヨーク部は、円盤状の第1分割ヨーク部、および該第1分割ヨーク部の外周に位置し、上記爪状磁極部を保持するリング状の第2分割ヨーク部に分割構成され、
    上記第1ヨーク部と上記第2分割ヨーク部とが、非磁性の支持リングにより連結、一体化され、
    上記ボス部と上記第1分割ヨーク部とが、非磁性の固定部材を介して上記ケースに保持され、上記第1ヨーク部と上記第2分割ヨーク部との間の磁路を構成していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 上記爪状磁極部が圧粉成型体で作製されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
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