JP2011115066A - 乗用型田植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】走行機体3の前後方向に沿って苗を移動自在に載置する予備苗のせ台8を、走行機体3に配備してある乗用型田植機において、走行機体3の前後方向に沿って農業用資材を移動自在に載置する資材のせ台50を、予備苗のせ台8とは別に走行機体3に設けてある。
【選択図】図3
Description
しかしながら、予備苗のせ台は、あくまでも苗を専用に載置するものであり、例えば、苗より重いものを載置移動させることは困難である。
従って、それらの移動対象物を走行機体周辺において移動させる場合には、人が移動対象物を自らの手で持って運ぶ必要があり、水田の内においては特に効率がわるかった。
因みに、乗用型田植機に関連してその前後間を移動させる移動対象物の例としては、例えば、苗以外にも、肥料や農薬や土等の農業用資材が挙げられ、これらは、粉粒体として袋に入れられたものであったり、粉粒体または液体として容器に入れられたものであることが多い。
また、資材のせ台を、予備苗のせ台より低い位置に配置してあるから、例えば、重い農業用資材の資材のせ台への畦等からの積み込みの際、持ち上げ高さを低くでき、畦等からの積み込み作業の効率向上を図ることができる。
従って、資材のせ台を使用しない時には、前記非作用状態に切り替えることで走行機体の上を広く使用でき、人が移動するのに資材のせ台が障害になり難いから、乗用型田植機としての使い勝手がよくなる。
例えば、載置対象物として、苗を入れた育苗箱を例に挙げて説明すると、苗入り育苗箱を載置した第1搬送部を往路方向(走行機体の前方から後方の苗のせ台への方向)に移動操作するに伴って、第2搬送部は、復路方向に従動する。従って、第2搬送部に、空になった育苗箱を載置しておけば、第1搬送部の移動操作に伴う第2搬送部の従動によって、育苗箱の搬入と回収とを一度に実施することができ、操作上の省力化を図れる。
また、2組の予備苗のせ台8の間には、走行機体3の前後方向に沿って農業用資材Hを移動自在に載置する資材のせ台50が設けられている。
予備苗のせ台8は、ステップ12の前部外側において走行機体3から立設された支柱25と、この支柱25の機体横外側に上下4段に配備された苗受け体26とで構成されており、図1,2,5に示すように、全部の苗受け体26が上下4段に配備された第1形態と、図3,4に示すように最上段を除く下方3段の苗受け体26が前後直列に並べて機体前方に延出された第2形態とに切換え可能に構成されている。
なお、以後の説明においては、図面との対比を容易にするために、最上段を除く上段、中段、下段の苗受け体26にそれぞれ補助符号(u),(m),(d)を付す。
前記上段の苗受け体26(u)の一端、及び、前記中段の苗受け体26(m)の他端には、互いを着脱自在な枢支連結部32が設けてある。また、同様に、下段の苗受け体26(d)の他端、及び、前記中段の苗受け体26(m)の一端にも、互いを着脱自在な枢支連結部32が設けてある。
両資材受け体51には、前記拡げた状態において前記ステップ12に載置する支持脚51bがそれぞれ一体に形成してあり、資材受け体51の上に農業用資材Hを載置した際に、ステップ12上に支持力を確保して安定した状態で搬送できるように構成されている。
また、折り畳んだ状態で下方に位置する資材受け体51は、走行機体3に立設された前記支柱25に対して上下揺動自在に枢支連結してある。この枢支連結部53の構造は、図5に示すように、資材受け体51の側部に立設状態に設けたブラケットBの先端部を、枢支軸となるボルト53aによって前記支柱25の下部に前後軸芯周りで揺動自在な状態に取り付けることで構成してある。
一対の資材受け体51を走行機体3の前後方向に沿わせて展開し、互いの載置面が上を向く姿勢にして各支持脚51bをステップ12上に載置させることで、農業用資材Hを載置して前後方向に移動できる作用状態(図3、図4、図5参照)となる。この作用状態においては、平面視において、資材受け体51の前端部が、原動部10やステップ12の前端部と横一線に並ぶ状態に設置されている。
一方、後方側の資材受け体51を枢支軸51a周りに前方側に揺動させて、前方側の支持受け体51の上に重ね、それら折り畳んだ一対の資材受け体51を前記ボルト53a周りで上方へ揺動させて立設姿勢とし、支柱25又は資材のせ台50に設けられた係止部 (不図示)によって支柱25に固定すると、嵩張らない非作用状態(図1、図2、図5参照)とすることができる。この非作用状態においては、正面視において、資材のせ台50が支柱25の上下向きに沿った状態となり、側面視において、資材受け体51の下端部が、ステップ12の上面に対して間隔をあけた上方側に位置する状態になる。
因みに、農業用資材Hには、例えば、袋入りの粉粒体からなる肥料が挙げられ、当該実施形態においては、走行機体3の前方から前記資材受け体51に載置され、肥料ホッパ18側に搬送された後、袋からだして肥料ホッパ18に投入される。また、農業用資材Hは、肥料の他、例えば、農薬や土、苗等も挙げることができる。
以下に他の実施の形態を説明する。
また、資材のせ台50は、走行機体3の前部の左側に配置されるものに限らず、走行機体3の前部の右側に配置されるものであってもよい。
また、平面的な配置状態も、先の実施形態に限るものではなく、予備苗のせ台8の外側に配置されるものであってもよい。
また、作用状態と非作用状態とに切替自在に構成されていることが好ましいが、作用状態と非作用状態とに切り替えできないもの、例えば、支柱25やステップ12等に作用状態で固定されたものであってもよく、また、作用状態と非作用状態とに切替自在な構成として、揺動自在なものに限らず、例えば、支柱25やステップ12等に着脱自在なものであってもよい。
形状や、構造も、先の実施形態に限るものではなく、適宜変更することが可能である。
また、この台車52に、例えば、載置した農業用資材Hの袋を切開するカッターを装備してあれば、袋から肥料ホッパー18に肥料を移す際に、より効率的に作業を実施することができる。
具体的には、第1搬送部T1には、苗Fを載せた状態の育苗箱24を載置してあり、第2搬送部T2には、苗Fを降ろした後の育苗箱24を載置してあり、何れか一方の搬送路T上の育苗箱24を、所定の方向(往路においては往路方向、復路においては復路方向)に押しながら移動させると、他方の搬送路T上の育苗箱24は、前記従動搬送機構Jによって自動的に前記移動操作方向とは反対方向に移動する。従って、搬送操作上の省力化を図ることができる。
また、前記ローラ28の内、外周部をスポンジで構成しておけば、載置対象物Sに対するグリップ力が向上し、より確実に搬送することが可能となる。特に、第2搬送部T2のローラ28に関しては、苗Fを降ろして軽くなった育苗箱24が載置されるから、グリップ力の増強によってスリップ防止を図れ、より無駄の少ない搬送を実現することができる。
具体例としては、図10に示すように、縦軸芯54a周りに揺動自在でバネ(不図示)によって突出側に付勢された規制爪54を、搬送路の側方から搬送路に突出する状態に設けておき、規制爪54が搬送方向に沿った力を受けた場合は、揺動して載置対象物Sの動きを許容する一方、逆方向に沿った力を受けた場合は、突出状態を維持して載置対象物Sの動きを規制するように構成してある。
このロック機構58の具体例として、予備苗のせ台8を例に挙げて説明すると、図14に示すように、揺動対象の一方の苗受け体26の一端の突片部32dに形成したロックピン58aと、他方の苗受け体26の他端の突片部32dに形成したロックピン58aと、これら両ロックピン58aに係合する係合部を両端部にそれぞれ備えたロック金具58bとを備えて構成してある。両苗受け体26の前記ロックピン58aに前記係合部が係合するように前記ロック金具58bを取り付けることで、ロック金具58bが両ロックピン58aを介して両苗受け体26の相対位置を規制し、両苗受け体26を特定の角度状態で揺動ロックすることができる。
また、ロック機構58によれば、わざわざ手で保持していなくても、前記特定の角度状態で予備苗のせ台8や前記資材のせ台50の姿勢安定を図ることができる。
8 予備苗のせ台
50 資材のせ台
52 台車
F 苗
H 農業用資材
J 従動搬送機構
R 移動規制手段
S 載置対象物
T 搬送部
T1 第1搬送部
T2 第2搬送部
Claims (6)
- 走行機体の前後方向に沿って苗を移動自在に載置する予備苗のせ台を、前記走行機体に配備してある乗用型田植機において、
前記走行機体の前後方向に沿って農業用資材を移動自在に載置する資材のせ台を、前記予備苗のせ台とは別に前記走行機体に設けてある乗用型田植機。 - 前記資材のせ台は、前記予備苗のせ台より低い位置に配置されている請求項1に記載の乗用型田植機。
- 前記資材のせ台は、前記農業用資材を載置可能な作用状態と、立設姿勢の非作用状態とに切替自在に構成してある請求項1又は2に記載の乗用型田植機。
- 前記農業用資材を載置自在で、且つ、前記資材のせ台の上を前記資材のせ台の長手方向に沿って移動自在な台車を設けてある請求項1〜3の何れか一項に記載の乗用型田植機。
- 前記予備苗のせ台と前記資材のせ台との少なくとも一方には、載置対象物を往路方向に移動する第1搬送部と復路方向に移動する第2搬送部とを備えてあり、これら両搬送部の内の何れか一方の搬送部における前記載置対象物の移動による一方の搬送部の動作を他方の搬送部に伝達して、他方の搬送部における前記載置対象物が搬送されるようにする従動搬送機構を設けてある請求項1〜4の何れか一項に記載の乗用型田植機。
- 前記予備苗のせ台と前記資材のせ台との少なくとも一方には、載置対象物の所定の搬送方向に沿った動きは許容すると共に、逆方向の動きを阻止する移動規制手段を設けてある請求項1〜5の何れか一項に記載の乗用型田植機。
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