JP2008118937A - 移植機 - Google Patents

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昌嗣 土江
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Abstract

【課題】手渡しによる畔際から機体上への肥料供給を不要にし、畔際から機体上への肥料供給作業を容易にする。
【解決手段】座席15を有する走行機体1と、走行機体1の後部に設けられ、苗載台4に載置された苗を圃場に植付ける植付作業機3と、走行機体1の側部に設けられ、機体前方から機体後部へ予備苗を供給する予備苗供給コンベア7とを備える乗用型田植機において、座席15と苗載台4の間の機体後部位置に、液状肥料を貯留する肥料タンク16を設けると共に、該肥料タンク16の肥料供給口16aに、予備苗供給コンベア7の後端部を臨ませた。
【選択図】図2

Description

本発明は、機体前方から機体後部へ予備苗を供給する供給装置が設けられる乗用型田植機などの移植機に関する。
乗用型田植機などの移植機の機体側部に設けられ、機体前方から機体後部まで予備苗(マット苗+苗箱)を搬送する予備苗供給コンベア(供給装置)が知られている。例えば、特許文献1に記載される予備苗供給コンベアは、左右枠の間に転動ローラを多数設けたローラコンベアからなり、畦際からコンベア前端部に供給される予備苗を連続的に機体後部まで搬送するようになっている。これにより、手渡しによる畔際から機体上への予備苗供給が不要になるだけでなく、機体上におけるオペレータの移動量も減らすことができる。
特開2005−176680号公報
近年、施肥装置を備える移植機が増えてきている。施肥装置は、肥料タンク内に貯留される液状又は粒状の肥料を圃場に施すように構成されており、肥料の残量が少なくなったら、肥料タンクに対して肥料供給を行う必要がある。しかしながら、従来では、畔際から機体上に肥料を供給する場合に、従来における予備苗供給と同様、肥料が入った肥料供給用容器を畔際から機体上に手渡しているだけでなく、肥料供給用容器を持ちながら肥料タンクに肥料を供給していたので、肥料供給に相当な労力を要するという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、座席を有する走行機体と、走行機体の後部に設けられ、苗載台に載置された苗を圃場に植付ける植付作業機と、走行機体の側部に設けられ、機体前方から機体後部へ予備苗を供給する供給装置と、を備える移植機において、前記座席と苗載台の間の機体後部位置に、肥料を貯留する肥料タンクを設けると共に、該肥料タンクの肥料供給口に、前記供給装置の後端部を臨ませたことを特徴とする。このようにすると、予備苗を機体上に供給するための供給装置を利用し、機体前方(畔際等)から機体後部の肥料タンク位置まで肥料供給用容器を供給することができるので、手渡しによる畔際から機体上への肥料供給が不要になり、その結果、畔際から機体上への肥料供給作業が容易になる。また、供給装置の後端部に肥料供給用容器を載せたまま、肥料タンクの肥料供給口に肥料供給が行えるような位置関係にすれば、肥料供給用容器を持ったまま肥料タンクに肥料供給を行う必要がなくなるので、肥料供給作業がさらに容易になる。また、機体後部位置に肥料タンクを配置することにより、機体の前後バランスを改善し、走行安定性も高められる。
[第一実施形態]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は乗用型田植機(移植機)の走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構2を介して植付作業機3が連結されている。植付作業機3には、前高後低状に傾斜した苗載台4が設けられ、ここに複数のマット苗が左右並列状に載置される。苗載台4に載置されたマット苗は、苗載台4の傾斜や縦送り機構5の送り作用により苗載台4の下端部まで移送される。苗載台4の下端部近傍には、植付爪を備える植付機構6が設けられており、この植付機構6によってマット苗が分離され、圃場に植え付けられる。
また、走行機体1の左右両側部には、機体前方から機体後部まで予備苗(苗箱に収容されたマット苗)を搬送する予備苗供給コンベア(供給装置)7が設けられている。本実施形態の予備苗供給コンベア7は、左右枠8と、左右枠8を一体的に連結する前後枠9と、左右枠8間に所定の隙間Sを存して複数並設される転動ローラ10とを備えるローラコンベアからなり、前高後低状に緩やかに傾斜する姿勢で機体側部に配置されている。これにより、予備苗を畔際から供給する際、予備苗供給コンベア7の前端部に予備苗を順次載せるだけで、複数の予備苗を機体後部まで連続的に供給することが可能になる。
なお、本実施形態の予備苗供給コンベア7は、機体側部に立設されるステー11に対して固定状態で取り付けられる中間コンベア12と、中間コンベア12の前端部に上下回動自在に連結される前側コンベア13と、中間コンベア12の後端部に上下回動自在に連結される後側コンベア14とを備えて構成されており、予備苗非供給時は、前側コンベア13や後側コンベア14を中間コンベア12上に折り畳むことができると共に、折り畳んだコンベア上やコンベア間にも、予備苗を載置できるようになっている。
さらに、走行機体1の後部位置、すなわち走行機体1上の座席15と植付作業機3の苗載台4との間の機体後部位置には、肥料を貯留する左右一対の肥料タンク16が設けられている。本実施形態の肥料タンク16は、粘性の高い液状(ペースト状)の肥料を貯留するようになっており、この液状肥料がパイプ17を介して施肥ポンプ18に供給される。図3に示すように、施肥ポンプ18は、植付動力伝動軸19からチェン伝動機構20を介して取り出した動力で駆動されるようになっており、ポンプ駆動に応じて肥料タンク16から吸引した液状肥料を複数のホース21を介して植付作業機3に送るようになっている。そして、植付作業機3に送られた液状肥料は、苗植付位置に対応して設けられる施肥ノズル22を介して土中に吐出される。
作業を開始するときや、肥料の残量が少なくなったときには、肥料タンク16に対して肥料供給を行う必要がある。この肥料供給作業は、通常、液状肥料が充填された肥料供給用容器23を肥料タンク16の位置まで運ぶと共に、肥料タンク16の上部に形成される肥料供給口16aを開き、肥料供給用容器23の肥料注出口23aから肥料供給口16aを介して肥料タンク16内に肥料を注入することにより行われる。なお、図面において、符号の24は肥料タンク16の肥料供給口16aを開閉するキャップ、25は肥料供給用容器23の肥料注出口23aを開閉するキャップである。
本発明の実施形態に係る乗用型田植機においては、上記の肥料供給作業を容易にするために、肥料タンク16の肥料供給口16aに、予備苗供給コンベア7の後端部を臨ませている。具体的には、予備苗供給コンベア7の後端部下方近傍に肥料供給口16aが位置するように、肥料タンク16を配置している。このようにすると、予備苗を機体上に供給するための予備苗供給コンベア7を利用し、機体前方(畔際等)から肥料タンク16が配置される機体後部まで肥料供給用容器23を搬送することが可能になる。これにより、手渡しによる畔際から機体上への肥料供給が不要になり、畔際から機体上への肥料供給作業が容易になる。しかも、予備苗供給コンベア7の後端部に肥料供給用容器23を載せたまま、肥料タンク16の肥料供給口16aに肥料供給が行えるような位置関係にすれば、肥料供給用容器23を持ったまま肥料タンク16に肥料供給を行う必要がなくなるので、肥料供給作業がさらに容易になる。例えば、予備苗供給コンベア7の後端部で肥料供給用容器23を上下逆さまにしてキャップ25を開けると、肥料供給用容器23内の液状肥料が、予備苗供給コンベア7の隙間Sを介して肥料タンク16の肥料供給口16aに注ぎ込まれるような位置関係とする。
予備苗供給コンベア7を利用して肥料供給用容器23を搬送する場合は、予備苗供給コンベア7による肥料供給用容器23の搬送がスムーズに行われるように、肥料供給用容器23の底部を適度に硬くすることが好ましい。例えば、肥料供給用容器23が可撓性を有する樹脂製の袋である場合、図4に示すように、肥料供給用容器23の底部(容器内又は容器外)に板材23bを貼り付けておくようにする。また、肥料供給用容器23の平面寸法は、予備苗の平面寸法と同等又はそれ以下が好ましい。特に、肥料供給用容器23の平面形状を予備苗と同等な長方形とした場合には、予備苗供給コンベア7による肥料供給用容器23の搬送が極めてスムーズになる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、座席15を有する走行機体1と、走行機体1の後部に設けられ、苗載台4に載置された苗を圃場に植付ける植付作業機3と、走行機体1の側部に設けられ、機体前方から機体後部へ予備苗を供給する予備苗供給コンベア7とを備える乗用型田植機において、座席15と苗載台4の間の機体後部位置に、液状肥料を貯留する肥料タンク16を設けると共に、該肥料タンク16の肥料供給口16aに、予備苗供給コンベア7の後端部を臨ませたので、予備苗を機体上に供給するための予備苗供給コンベア7を利用し、機体前方(畔際等)から機体後部の肥料タンク16位置まで肥料供給用容器23を供給することができる。これにより、手渡しによる畔際から機体上への肥料供給が不要になり、その結果、畔際から機体上への肥料供給作業が容易になる。また、予備苗供給コンベア7の後端部に肥料供給用容器23を載せたまま、肥料タンク16の肥料供給口16aに肥料供給が行えるような位置関係にすれば、肥料供給用容器23を持ったまま肥料タンク16に肥料供給を行う必要がなくなるので、肥料供給作業がさらに容易になる。また、機体後部位置に肥料タンク16を配置することにより、機体の前後バランスを改善し、走行安定性も高められる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態を図5に沿って説明する。ただし、第一実施形態と共通する構成は、第一実施形態と同じ符号を用いることにより、第一実施形態の説明を援用する。
図5に示すように、第二実施形態に係る乗用型田植機は、左右の肥料タンク16が連通部16bを介して一体的に連結されている点が第一実施形態と相違している。連通部16bは、左右の肥料タンク16に形成される液状肥料貯留空間を互いに連通させるものであり、左右の肥料タンク16に貯留された液状肥料の相互移動を許容している。このようにすると、左右何れか一方の肥料タンク16に液状肥料を供給するだけで、左右両方の肥料タンク16に対する肥料供給作業を完了させることができるので、肥料供給作業がさらに容易になるという利点があり、特に、本実施形態の肥料タンク16は、走行機体1の左右いずれか一側部に予備苗供給コンベア7を設ける場合に有効である。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態を図6及び図7に沿って説明する。ただし、前記実施形態と共通する構成は、前記実施形態と同じ符号を用いることにより、前記実施形態の説明を援用する。
図6及び図7に示すように、第三実施形態に係る乗用型田植機は、粒状肥料用の肥料タンク26を備える点が前記実施形態と相違している。つまり、肥料タンク26に貯留された粒状肥料は、粒状肥料繰り出し装置27を介して植付作業機3の施肥ノズル28に送られ、ここから圃場に施肥されるのであるが、肥料タンク26の上部に肥料供給口26aを備えると共に、該肥料供給口26aに、予備苗供給コンベア7の後端部を臨ませた点は前記実施形態と同様である。これにより、粒状肥料用の肥料タンク26を備える乗用型田植機でも、前記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、図面において、符号の29は肥料タンク26の肥料供給口26aを開閉する蓋である。
第一実施形態に係る乗用型田植機の側面図である。 第一実施形態に係る乗用型田植機の平面図である。 第一実施形態に係る肥料タンク及び施肥ポンプの平面図である。 第一実施形態に係る肥料供給用容器の側面図及び平面図である。 第二実施形態に係る乗用型田植機の平面図である。 第三実施形態に係る乗用型田植機の側面図である。 第三実施形態に係る乗用型田植機の平面図である。
符号の説明
1 走行機体
3 植付作業機
4 苗載台
7 予備苗供給コンベア
15 座席
16 肥料タンク
16a 肥料供給口
23 肥料供給用容器
26 肥料タンク

Claims (1)

  1. 座席を有する走行機体と、
    走行機体の後部に設けられ、苗載台に載置された苗を圃場に植付ける植付作業機と、
    走行機体の側部に設けられ、機体前方から機体後部へ予備苗を供給する供給装置と、を備える移植機において、
    前記座席と苗載台の間の機体後部位置に、肥料を貯留する肥料タンクを設けると共に、該肥料タンクの肥料供給口に、前記供給装置の後端部を臨ませたことを特徴とする移植機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020140482A1 (zh) * 2019-01-04 2020-07-09 丰疆智能科技股份有限公司 高速送秧方法、高速插秧方法以及高速插秧机
JP2021175377A (ja) * 2020-05-01 2021-11-04 井関農機株式会社 乗用型苗移植機

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