JP2011113928A - シールドフラットケーブル及びその接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドフラットケーブルにおいて、接続作業が容易で、低コスト化や小型化を図れ、良好なシールド効果を容易に得られるようにする。
【解決手段】間隔をおいて平行に配列される平角導体21と、平角導体21を被覆する絶縁被覆31と、絶縁被覆31の上に被覆される電磁シールドのためのシールド導体41を有するシールドフラットケーブル11であって、前記平角導体21の端末部22の配列ピッチp1が、接続相手となる接続部61のピッチp2に等しく設定されるとともに、前記端末部22に接続用の貫通孔23が形成され、前記シールド導体41が、複数本の前記平角導体21の全周を被覆する金属箔で構成されたシールドフラットケーブル11。
【選択図】図2

Description

この発明は、電磁錠外を防止したシールドフラットケーブルに関し、より詳しくは、たとえば電気自動車のように高電圧の回路を持つ車両の高電圧ワイヤーハーネスとしても使用できるシールドフラットケーブルにおいて低コスト化や小型化を図れるようなシールドフラットケーブルに関する。
これまで、高電圧ワイヤーハーネスは、耐熱自動車電線の周囲を編組線で覆い、その周囲を絶縁層で被覆してなるケーブルが用いられていた。このケーブルには、電線が一本ごとに編組線で被覆されたものと、電線が複数本まとめて編組線で被覆されたものがある。
前者のケーブルの端末の接続は、外の絶縁層の外側に防水ゴムとリテーナを嵌め込んだ後、前記絶縁層を剥いで編組線を露出させてこの編組線を折り返してから、編組線を金具や端子で加締めて電気接続をする。次に、電線の被覆を剥いで端子を圧着加工で接続してから、絶縁ハウジングに収納し、編組線を加締めた前記端子等をコネクタの電磁シールド外殻に接続して電磁シールド効果を得る。最後に、前記防水ゴムを絶縁ハウジングにリテーナで挿入して防水効果を得る。このように、端末の接続作業、特に端末の加工が煩雑であった。
後者のケーブルの端末の接続は、まず電線にゴム栓を挿入してから端子圧着加工を行い、絶縁ハウジングに収納して防水効果を得る。最後に、電磁シールド外郭に編素線を直接締め付けて接続する。この場合には、端末の加工は前者の場合に比して多少容易になるが、次のような問題点を有する。
すなわち、高電圧であるが故にコネクタ端子のピッチは広く端子が大きい。しかし、ケーブル部分は電線が絶縁されているので小さくまとまり、編組線をそれほど大きくする必要がない。またケーブルの径はなるべく小さいほうが望まれている。このため、必然的に端末部分の編組線はコネクタの最外郭を覆うシールド金具にあわせて大きく広げられて隙間があく。そして、この隙間から高周波数電磁波の漏れが大きくなるのである。
また、編組線は防水されていないから、シールド金具との異種金属接続部が腐食しやすい。このため、長期使用中に接触抵抗も増えて、低周波数の電磁シールド性能が次第に劣化してしまう。
ところで、シールドフラットケーブルとしては、下記特許文献1に開示されたものが知られているが、このようなシールドフラットケーブルの端末の接続は、コネクタを使用して接続するか、接続相手の接続部に直接半田付けして接続する方法がとられている。
実開平2−59521号公報
しかし、コネクタを用いた接続では、接続部分にコネクタ用のスペースを設けなければならない、コネクタのコストがかかるなどの難点がある。また、半田付けによる接続では、作業が煩雑であるという難点がある。
そこでこの発明は、接続作業が容易で、低コスト化や小型化を図れ、良好なシールド効果を容易に得られるようにすることを主たる目的とする。
そのための手段は、間隔をおいて平行に配列される平角導体と、該平角導体を被覆する絶縁被覆と、該絶縁被覆の上に被覆される電磁シールドのためのシールド導体を有するシールドフラットケーブルであって、前記平角導体の端末部の配列ピッチが、接続相手となる接続部のピッチに等しく設定されるとともに、前記端末部に接続用の貫通孔が形成され、前記シールド導体が、複数本の前記平角導体の全周を被覆する金属箔で構成されたシールドフラットケーブルである。
前記貫通孔は、鳩目を取り付けて形成することができる。
前記平角導体の端末部は、角アールを取って形成されるとよい。
前記絶縁被覆の端末面が、前記平角導体の端末部を露出する位置に形成されるとともに、前記シールド導体の端末面が、前記絶縁被覆の端末部を露出する位置に形成されるシールドフラットケーブルであってもよい。
前記平角導体と絶縁被覆が、平角導体の長手方向に相対移動可能であるシールドフラッケーブルや、前記絶縁被覆と前記シールド導体が、絶縁被覆の長手方向に相対移動可能であるシールドフラッケーブルでもよい。
別の手段は、間隔をおいて平行に配列される平角導体と、該平角導体を被覆する絶縁被覆と、該絶縁被覆の上に被覆される電磁シールドのためのシールド導体を有するシールドフラットケーブルに用いられる前記平角導体であって、前記絶縁被覆が、当該平角導体の長手方向に相対移動可能な平角導体である。端末部には、接続相手となる接続部に対する接続用の貫通孔が形成されるとよい。
さらなる別の手段は、前記平角導体の端末部、前記絶縁被覆、前記シールド導体を端末側から順に露出した前記シールドフラットケーブルの前記平角導体の端末部を前記接続部に接続するとともに、前記シールド導体の露出したシールド導体露出部分がグランド接続されるシールドフラットケーブルの接続構造である。
この場合、前記シールド導体露出部分の端末側と反対側に外層被覆部が設けられ、該外層被覆部の外周にシール材が保持されるとよい。
この発明によれば、平角導体の端末部の配列ピッチが接続部のピッチに等しく、接続用の貫通孔を有するので、コネクタや半田付けが不要で、接続作業が容易である。そして、低コスト化や小型化を図れるとともに、複数本の平角導体の全周を被覆するシールド導体によって、簡易な接続作業性を有しつつ、良好なシールド効果を得られる。
シールドフラットケーブルの端末側を示す斜視図。 シールドフラットケーブルの端末側の構造を示す平面図。 平角導体の平面図。 他の例に係る平角導体の平面図。 シールド導体の被覆方法の説明図。 他の例に係るシールドフラットケーブルの端面構造を示す平面図。 他の例に係るシールドフラットケーブルの端末側の構造を示す平面図。 図7に示したシールドフラットケーブルの平角導体の平面図。 図7に示した平角導体に対する絶縁被覆の形成方法を示す説明図。 図7に示したシールドフラットケーブルの平角導体と絶縁被覆の作用状態を示す平面図。 図7に示したシールドフラットケーブルのシールド導体の被覆方法を示す説明図。 他の例に係る平角導体の平面図。 他の例に係るシールドフラットケーブルの端末側の構造を示す平面図。 他の例に係るシールドフラットケーブルの端末側の構造を示す平面図。 他の例に係る平角導体の平面図。 他の例に係る平角導体の平面図。 シールドフラットケーブルの接続構造を示す断面図。 他の例に係るシールドフラットケーブルの接続構造を示す断面図。 シールドフラットケーブルの配索構造を示す側面図。 シールドフラットケーブルの配索構造を示す側面図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
この発明では、接続作業が容易で、低コスト化や小型化を図れ、良好なシールド効果を容易に得られるようにするという目的を、図1、図2に示したように、間隔をおいて平行に配列される平角導体21と、該平角導体21を被覆する絶縁被覆31と、該絶縁被覆31の上に被覆される電磁シールドのためのシールド導体41を有するシールドフラットケーブル11であって、前記平角導体21の端末部22の配列ピッチp1が、接続相手となる接続部61のピッチp2に等しく設定されるとともに、前記端末部22に接続用の貫通孔23が形成され、前記シールド導体41が、複数本の前記平角導体21の全周を被覆する金属箔で構成されたシールドフラットケーブル11という構成にて実現した。
以下、具体的に説明する。まず、シールドフラットケーブル11の構造について説明し、その後で、そのシールドフラットケーブル11の接続構造について説明する。
図1は、前記シールドフラットケーブル11の端末側を示す斜視図であり、この図に示すように、シールドフラットケーブル11は、前記平角導体21を複数本有する。そして、前記絶縁被覆31の端末面31aが前記平角導体21の端末部22を露出する位置に形成されるとともに、前記シールド導体41の端末面41aが、前記絶縁被覆31の端末部32を露出する位置に形成されている。
前記平角導体21は、銅やアルミニウム(特に純アルミ)などで形成され、所定の厚みtと幅wを有する、断面長方形の長尺物である。平角導体21の表面には錫メッキなどで表面処理されるのが好ましい。接続安定性を高められるからである。
そして、この平角導体21は、その幅方向に所定の隙間51を隔てて配列されている。この隙間51は、電圧に応じた絶縁距離(空間距離および沿面距離)を考慮して決定される。
また、この平角導体21の端末部22は端子状に形成される。すなわち、接続相手となる前記接続部61(図2参照)、例えばモータやインバータの端子台等に接続するための貫通孔23が形成されている。そして、図2に示したように、この貫通孔23を有する端末部22の配列ピッチp1が接続部61のピッチp2に等しくなるように設定されている。図1、図2の図示例においては、平角導体21における端末部22の幅とそれ以外の本体側の幅は同一であるので、平角導体21の配列ピッチp1が接続部61のピッチp2と同一であるともいえる。なお、図2(a)は長手方向に垂直な方向から見た状態、図2(b)は端末の端面方向から見た状態を示している。
平角導体21の端末部22はまた、角アールを取って形成される。この角アール部24によって、端末部22の端末端面22aが平面視円弧状に形成される。角アール部の形状は適宜設定できる。角アール部24を省略して、角を有する形状であってもよい。
このような複数本の平角導体21は、それぞれが前記絶縁被覆31を有する。図3はその平角導体21の端末側を示す平面図である。前記絶縁被覆31は、塩化ビニルやポリプロピレン等の絶縁樹脂の押し出し、ラミネートや、エナメル焼付けなどの周知の方法で形成される。絶縁樹脂からなるチューブで包むなどして、強く接着させなければ、絶縁被覆を剥がす除去作業が容易である。
前記平角導体21の端末部22は、表面の絶縁被覆31を除去して形成される。絶縁被覆を除去するのが煩雑であるという場合には、図4(b)に示したように、鳩目25を用いて前記貫通孔23を形成するとよい。貫通孔23の直径は、図4(a)に示したように、平角導体21の幅(3w1)の3分の1程度の幅(w1)、より正確には3.14分の1に設定するのが好ましい。鳩目25の接触面積が平角導体21の断面積と略一致するからである。
このような個別に絶縁された複数本の平角導体21は、前記所定の隙間51を隔てて前記シールド導体41が被覆される。シールド導体41には、銅箔やアルミニウム箔などが適宜用いられるが、前記接続部61(図2参照)を有する筐体がアルミダイキャストやアルミ板で構成されている場合には、アルミニウム箔を用いるのが望ましい。同じ材質であると耐食性が良いからである。
このシールド導体41も錫メッキなどで表面処理されるのが好ましい。
シールド導体41の被覆は、前記絶縁被覆31とシールド導体41が、絶縁被覆31の長手方向に相対移動可能となるようになされる(図2の矢印参照)。これを可能にするには、たとえば、図5に示したようにしてシールド導体41を被覆するとよい。すなわち、所定の隙間51を隔てて配列した絶縁被覆31付きの平角導体21に対してシールド導体41を巻き付けて、シールド導体41の端縁同士を溶接等で接合するとともに、前記隙間51に対応する部分42においてシールド導体41同士を溶接等で接合する。隙間51に対応する部分42の接合は、長手方向全体にわたって行うほか、間欠的に行ってもよい。シールド性能に影響しないからである。前記溶接としては、超音波溶接や抵抗溶接がある。
シールド導体41は前記隙間51に対応する部分42で一体化され、絶縁被覆31との間では一体的に接合されていないので、平角導体21の前記所定の配設ピッチp1は維持したまま、前記のような長手方向に沿った相対移動が可能である。相対移動が可能であるので、絶縁被覆31の露出部分の長さを適宜設定して必要な沿面距離を得ることが容易である。
また、例えばシールド導体41の端末を適切な長さに切り落とすときに、内側の平角導体21を傷つけずに簡単に処理できる。すなわち、シールド導体41は例えば0.05mm程度と極めて薄いので、シールド導体41を、これと同じくらいに薄い絶縁被覆31の上で切ると絶縁被覆31はもちろんのこと平角導体21までも傷つけてしまうおそれがあるが、絶縁被覆31とシールド導体41が長手方向に相対移動するので、シールド導体41の切り落としは、シールド導体41をずらしてから鋏等の簡易な治具で切断するという簡単な処理で行え、特殊な道具を用いる必要性はない。
さらに、シールド導体41は複数本の平角導体21のうちの両側の平角導体21の外側を含む全体を包んであるので、シールド性能は保証される。
なお、シールド導体41の被覆は、図6に示したように、2枚のシールド導体41を用いて、絶縁被覆31付きの平角導体21を所定の隙間51を隔てた状態のまま平角導体21の厚み方向で上下に挟み込んで、各シールド導体41の両側縁43同士を、前記隙間51に対応する部分42と同様に相互に接合して行うこともできる。図示例のように3本の平角導体21を有する場合には、4箇所を接合することになる。この場合は、各シールド導体41の両側縁43同士の接合は、長手方向の全体にわたって連続して隙間なく行う。
このようなシールド導体41の上には、図1、図2、図6に示したように、外層被覆部71が設けられる。外層被覆部71は、樹脂の被覆や塗装等の適宜の方法によって形成され、内部のシールド導体41等の保護を図る。
この外装被覆部71は、図1、図2に示したように、前記シールド導体41の端末側を適宜長さ露出するように形成される。シールド導体41が露出するシールド導体露出部分44の長さは、グランド接続に必要な長さであればよく、具体的には例えば10mm〜20mm程度でよい。
外層被覆部71について、好ましくは、絶縁樹脂からなるチューブを用いるなどして、シールド導体41に強く密着しない状態に被覆し、シールド導体41との間で長手方向に沿って相対移動可能な状態にする。相対移動可能であれば、シールド導体露出部分44の長さを容易に変更できるとともに、鋏で切るような簡単な作業でも内部のシールド導体41等を傷つけることなく所望のシールド導体露出部分44を形成できる。
続いて、シールドフラットケーブル11の他の実施形態を説明する。この説明において、先の構成と同一又は同等の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。以下、同様である。
図7は、シールドフラットケーブル11の端末側を示す平面図であり、この図に示すように、このシールドフラットケーブル11は、前記平角導体21と前記絶縁被覆31が、平角導体21の長手方向に相対移動可能であるとともに、前記絶縁被覆31と前記シールド導体41が、絶縁被覆31の長手方向に相対移動可能である。
絶縁被覆31と相対移動可能な複数本の平角導体21の平面図を図8に示す。複数本の平角導体21は、すべてが一つの絶縁被覆31で被覆される。すなわち、一括絶縁処理がなされている。図中、33は、前記平角導体21間の沿面距離を確保するためのスリットである。
複数本の平角導体21の一括絶縁処理は、図9に示したように行うとよい。すなわち、絶縁被覆31となる絶縁樹脂製のチューブ34を用意する(図9(a)参照)。チューブ34としては、ポリエステルやポリプロピレンなど適宜のものを使用できる。このチューブ34の中に、所定の隙間51を隔てて配列した平角導体21を挿入する(図9(b)参照)。この後、チューブ34における平角導体21間の隙間51に対応する部分において、チューブ34の対向部34a同士を接合する。接合は、絶縁性を確保するために、長手方向全体にわたって連続して行う。たとえば、ラミネートロール(図示せず)に通して行えばよい。熱溶着のほか、接着剤を用いた接着で行うもよい。
絶縁被覆31となったチューブ34は前記隙間51に対応する部分で一体化され、平角導体21との間では一体的に接合されていないので、平角導体21の前記所定の配列ピッチp1は維持したまま、図10に示したように長手方向に沿った相対移動が可能である。相対移動が可能であるので、平角導体21の端末部22の長さを適宜設定できるとともに、平角導体21を突き出せば、端末部22を端子形状に加工することも容易である。
また、平角導体21を押し込むことによって、絶縁被覆31の長さ調整や、沿面距離を確保するための前記スリット33の形成が、平角導体21を傷つけることなく容易に行える。スリット33の形成に用いる道具も特殊なものではなく簡素なものでよい。
さらに、絶縁被覆31は複数本の平角導体21のうちの両側の平角導体21の外側を含む全体を包んであるので、絶縁性能は保証される。
なお、絶縁被覆31の形成は、2枚のフィルム材(図示せず)を用いて、平角導体21を所定の隙間51を隔てた状態のまま平角導体21の厚み方向で上下に挟み込んで、各フィルム材の両側縁同士を、前記隙間51に対応する部分の接合と同様に相互に接合して行うこともできる。
このように一括絶縁処理された複数本の平角導体21の絶縁被覆31の上には、前記シールド導体41が被覆される。
シールド導体41の被覆は、前記絶縁被覆31とシールド導体41が、絶縁被覆31の長手方向に相対移動可能となるようになされる(図7の矢印参照)。これを可能にするには、たとえば、図11に示したようにしてシールド導体41を被覆するとよい。すなわち、シールド導体41となる金属箔45を、図11(a)に示したように筒状に丸く丸めて、金属箔45における対向する両側縁45a同士を突き合わせて溶接などで接合する。同時に、一括して絶縁被覆31が付された平角導体21を、金属箔45の内部空間に挿入する。
このとき、金属箔45が丸い間は、複数本の平角導体21も丸まった状態になっているので、金属箔45の両側縁45a同士の接合は、平角導体21等に熱による悪影響を与えずに行える。
続いて、図11(b)に白抜き矢印で示したように、平角導体21を平に延ばしながら金属箔45を押えて、金属箔45を絶縁被覆31の表面に沿った形に成形する。
シールド導体41は絶縁被覆31を覆うものの、絶縁被覆31との間では一体的に接合されていないので、平各導体21を内包した絶縁被覆31は、平角導体21の前記所定の配列ピッチp1を維持した状態のまま、前記のように長手方向に沿った相対移動が可能である。相対移動が可能であるので、絶縁被覆31の露出部分の長さを適宜設定して必要な沿面距離を得ることが容易である。
また、例えばシールド導体41の端末を適切な長さに切り落とすときに、内側の平角導体21を傷つけずに簡単に処理できる。
さらに、シールド導体41は複数本の平角導体21のうちの両側の平角導体21の外側を含む全体を包んであるので、シールド性能は保証される。
この場合も、シールド導体41の被覆は、図6を用いて説明した場合のように、2枚のシールド導体41を用いて行うことができる。すなわち、2枚のシールド導体41で絶縁被覆31を平角導体21の厚み方向で上下に挟み込んで、各シールド導体41の両側縁43同士を溶接等によって相互に接合するとともに、前記隙間51に対応する部分については、絶縁被覆31における前記隙間51に対応する部分に対して接合する。
このようなシールド導体41の上には、図7、図11(c)に示したように、外層被覆部71が設けられる。この外層被覆部71についても、好ましくは、絶縁樹脂からなるチューブを用いるなどして、シールド導体41に強く密着しない状態に被覆し、シールド導体41との間で長手方向に沿って相対移動可能な状態にする。
図12は、平角導体21の他の例を示す平面図である。平角導体21は、端末部22の配列ピッチp1が一定であればよいので、この図に示すように、平角導体21の端末部22以外の本体側部分26の幅を、それよりも広くすることができる。
すなわち、シールドフラットケーブル11は薄くて柔軟性に富むという特性を有するところ、この屈曲性の良さという特性を活かすには、平角導体21は薄いほうがよい。しかし、必要な断面積を得ようとすると、必然的に平角導体21の幅を広くしなければならない。
図12の平角導体21では、端末に形成される端末部22が、前記接続部61(図2参照)に対応するように本体側部分26よりも幅狭に設定されるとともに、端末部22の配列ピッチp1が所定のピッチになるように設定されている。
図13は、平角導体21の配列方向を変えた例を示している。図13(a)は長手方向に垂直な方向から見た状態、図13(b)は端末の端面方向から見た状態である。すなわち、平角導体21の本体側部分26を所望の断面積が得られるように幅広に形成し、その端末に本体側部分26よりも幅狭の端末部22が形成されている。そして、平角導体21の端縁部が重なるように、間隔をおいて平行に、斜めに重合される。もちろん、平角導体21同士の間は絶縁されている。この例では、平角導体21ごとに個別の絶縁被覆31を有する。
平角導体21をこのように配列することによって、端末部22の配列ピッチp1を所望通りにすることができる。
図14は、個別に絶縁被覆した平角導体21が、その幅方向の全体において重合するように重ねた例を示している。換言すれば、平角導体21がその厚み方向で、間隔をおいて平行に配列されている。図14(a)は長手方向に垂直な方向から見た状態、図14(b)は端末の端面方向から見た状態である。
幅方向の全体において重合するので、幅広の本体側部分26における端末の幅方向の一部に、互いに重なり合わないように、端末部22が形成されている。図14の例では、3枚の平角導体21のそれぞれの端末部22が、端面方向から見たときに斜めに配列するように形成される。
平角導体21をこのように配列することによって、端末部22の配列ピッチp1を所望通りにすることができる。
これらのように、幅広の平角導体21を使用しても、前記接続部61(図2参照)のピッチp2に対応させることができる。しかも、平角導体21をより薄く形成できるので、良好な屈曲性も得られる。
なお、平角導体21が薄くなって強度の低下が考えられる場合には、図15、図16に示したように端末部22を補強するとよい。
図15の端末部22の補強構造は、補強板27を端末部22とその付け根部分から本体側部分26の端部にかけて重ねる構造である。補強板27は、例えば金属板等で構成され、溶接等により重合される。補強板の厚さは0.5mm程度であるとよい。図中、22bは面取り部である。
このとき絶縁被覆31は、仮想線で示したように、補強板27にかぶるように、たとえば補強板27の長手方向の中間部分まで被覆するとよい。図中、31bは沿面距離確保のための切欠である。
図16の端末部22の補強構造は、端末部22の付け根部分から本体側部分26の端部にかけてモールド28を設ける構造である。このモールド28は絶縁被覆31の端末部分にもかかるように設けられる。このようにモールド28で補強した構造では、より積極的に端末部22の配列ピッチを保持できる。
なお、絶縁性能を得るために、シールドフラットケーブル11の端末を、例えばアウトサートモールドで絶縁してもよい。平角導体21の端末部22のピッチ精度が安定し、絶縁距離も自由に設定できる。もちろん、モールドによる絶縁に頼らずに絶縁ができるように、沿面距離を確保した構造としておくのが望ましい。
つぎに、シールドフラットケーブルの接続構造について説明する。
以上のような構成のシールドフラットケーブル11は、次のようにして機器に接続される。
図17は、機器の筐体本体91と蓋体92との間を通して接続した例を示す断面図である。機器の筐体本体91内には、図示しない配線体、たとえばプリント基板やバスバー、端子台などが設けられ、筐体本体91の開口縁91aの内側部位には、一段高くなったシールド接続部93が形成され、この上に、シールド押え金具94が形成されている。シールド押え金具94は、図示例のような溝型断面や、例えばI型、T型のような剛性の高い断面形状を有するものであり、端部に孔や切欠(図示せず)が設けられ、ねじや鋲等(図示せず)で筐体本体91に固定できるように形成されている。また、筐体本体91の前記開口縁91aにおけるシールド接続部93よりも外側の位置と、蓋体92におけるこれに対向する部位には、シール用溝部95,96が形成されている。
すなわち、接続に際しては、シールドフラットケーブル11の前記外層被覆部71の上に防水パッキン97を挿嵌した状態で、シールドフラットケーブル11の平角導体21の端末部22を、機器内の前記配線体にネジ98で固定する。そして、活電部から十分な絶縁距離をとってあらわれる前記シールド導体露出部分44を、前記シールド接続部93とシールド押え金具94で挟持する。挟持によって、機械的、電気的に接続されるので、フラットケーブル11は、機器に対して強固に固定されるとともに、シールド導体41によってアース回路が構成される。
この後、前記防水パッキン97を筐体本体91のシール用溝部95に嵌めた状態にして、蓋体92を閉じて防水パッキン97を挟む。この防水パッキン97によって、機器内の防水が図れる。前記防水パッキン97は、筐体本体91と蓋体92の間の防水パッキンと兼用としてもよい。また、筐体本体91と蓋体92の間の防水パッキンを流用してもよい。
このように、特別なコネクタや端子を用いることなく、平角導体21の端末部22をコネクタように利用して、容易かつ強固に接続を行うことができる。
図18は、機器の筐体本体91に設けた挿入孔99に防水パッキン97を挿入して、防水を行う例を示している。すなわち、筐体本体91における前記シールド接続部93の上側に通じる部位には、内外に貫通する前記挿入孔99が設けられている。そしてこの挿入孔99の外側の端部には、段差部99aを設けて、防水パッキン97が入るシール用空間としている。また、この段差部99aより外側には、防水パッキン97を押えるパッキン押え蓋91bが備えられる。
シールドフラットケーブル11の接続に際しては、前記と同様に防水パッキン97を挿嵌したシールドフラットケーブル11を前記挿入孔99に挿入して、平角導体21を配線体に接続し、シールド押え金具94でシールド導体露出部44をシールド接続部93に固定する。この後、防水パッキン97を前記段差部99aに挿入して、パッキン用押え蓋91bで固定する。
このようにしても機器内の防水を図ることができる。
図17、図18に示した接続構造のほか、例えば、シールドフラットケーブルの端末に予め金具(図示せず)を取り付け、この金具に、シールド導体を接続するとともに、防水パッキンを金具に仮固定し、例えばモータなどの機器の孔に前記金具を取り付けるだけでシールド導体の接続も防水シールも同時に行い、後は平角導体の端末を機器の端子台に取り付けるだけとすることができる。これによれば、接続作業の簡素化を図れる。なお、前記金具の取り付けと同時に、オスメスコネクタが嵌め合わされる構造とすることもできる。
以上のようにして接続されるシールドフラットケーブル11で接続された機器と機器の間に相対移動や相対振動が発生する場合、例えば車両の走行振動やトルク振動が発生する場合には、シールドフラットケーブル11の振動等を吸収するように配索されるのが好ましい。また、シールドフラットケーブル11を機器に取り付ける際の寸法誤差を吸収できるように配索することも好ましい。
図19、図20はそのための一例を示す。図19は、シールドフラットケーブル11を略S字形状に曲げて取り付ける例である。シールドフラットケーブルのS字形状に曲がった部分11aの両側には、その部分を保持する固定端末12が設けられ、この固定端末12には、S字形状をなすシールドフラットケーブルを挟むように外側から押える押え板13が設けられる。
押え板13は、シールドフラットケーブル11の状態によって、図19(a)のように直線形状である場合も、図19(b)に示したように反り返った形状である場合もある。S字形状に曲がった部分11aの湾曲の曲率は、平角導体21の厚さの800倍から1200倍程度であるとよい。
このようにしてシールドフラットケーブル11を取り付けると、両側部分がそれぞれに相対変位してもそれを吸収することができるので、振動や寸法誤差等を柔軟に吸収することができる。
図20は、シールドフラットケーブル11を波型に成形した例である。シールドフラットケーブル11自体の形態をこのように構成しても、両側部分がそれぞれに相対変位したときにそれを吸収することができるので、振動や寸法誤差等を柔軟に吸収することができる。
この波型に成形することと、前記のようにS字形状に配索することを組み合わせてもよい。
以上のように、このシールドフラットケーブル11では、絶縁被覆31を除去したり、絶縁距離を確保したりする接続等のためのシールドフラットケーブル11の加工が容易である。特殊な工具を使用することも不要であるため、前記加工は安価にかつ安全に行える。また、特異な構造であるにもかかわらず、製造は容易に行える。
接続部61に対する接続においては、平角導体21の端末部22を直接ネジ98止めすることが可能であるので、コネクタを不要にし、省スペース化、特に薄型化を図れる。また、平角導体21の端末部22を半田付けする必要もないので、接続作業は簡単である。しかも、シールド導体41が挟み込まれることによってグランド接続されるので、シールド性能を確保できる上に、防水性も同時に得られるような簡便な接続が可能である。
この防水については、防水がシールド導体41よりも外側で行われるので、シールド導体41の劣化を抑制することができ、従来のように低周波数の電磁シールド性が劣化するようなことも防止できる。
また、接続状態において、平角導体21の端末部22の配列ピッチp1は、接続部61のピッチp2と同一であるので、従来のケーブルでは端末部分の編組線が大きく広げられて隙間があいて高周波数電磁波の漏れが大きくなるということがあったのに対して、そのような不都合も回避できる。
しかも、前記シールド導体41は複数本の平角導体21を一括して被覆するものであるので、それぞれに被覆する場合に比して、コストを抑えることができる。前記のようにコネクタを必要とせず、加工も容易であるので、材料費や加工費の削減とともに、製造、加工、接続作業の全体にわたって、コストを低減できる。
さらに、配索や成形によって、振動の吸収などもできるので、接続部分に負荷をかけたりすること阻止でき、取り扱い易いシールドフラットケーブル11とすることができる。
この発明の構成と、前記一形態の構成との対応において、
この発明のシール材は、前記防水パッキン97に対応するも、
この発明は前記の構成のみに限定されることはなく、その他の形態を採用することもできる。
11…シールドフラットケーブル
21…平角導体
22…端末部
23…貫通孔
24…角アール部
25…鳩目
31…絶縁被覆
31a…端末面
32…端末部
41…シールド導体
41a…端末面
44…シールド導体露出部分
61…接続部
71…外層被覆部
97…防水パッキン
p1…平角導体の端末部の配列ピッチ
p2…接続部のピッチ

Claims (10)

  1. 間隔をおいて平行に配列される平角導体と、該平角導体を被覆する絶縁被覆と、
    該絶縁被覆の上に被覆される電磁シールドのためのシールド導体を有するシールドフラットケーブルであって、
    前記平角導体の端末部の配列ピッチが、接続相手となる接続部のピッチに等しく設定されるとともに、
    前記端末部に接続用の貫通孔が形成され、
    前記シールド導体が、複数本の前記平角導体の全周を被覆する金属箔で構成された
    シールドフラットケーブル。
  2. 前記貫通孔が、鳩目を取り付けて形成された
    請求項1に記載のシールドフラットケーブル。
  3. 前記平角導体の端末部が、角アールを取って形成された
    請求項1または請求項2に記載のシールドフラットケーブル。
  4. 前記絶縁被覆の端末面が、前記平角導体の端末部を露出する位置に形成されるとともに、
    前記シールド導体の端末面が、前記絶縁被覆の端末部を露出する位置に形成される
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のシールドフラットケーブル。
  5. 前記平角導体と絶縁被覆が、平角導体の長手方向に相対移動可能である
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のシールドフラッケーブル。
  6. 前記絶縁被覆と前記シールド導体が、絶縁被覆の長手方向に相対移動可能である
    請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載のシールドフラッケーブル。
  7. 間隔をおいて平行に配列される平角導体と、該平角導体を被覆する絶縁被覆と、
    該絶縁被覆の上に被覆される電磁シールドのためのシールド導体を有するシールドフラットケーブルに用いられる前記平角導体であって、
    前記絶縁被覆が、当該平角導体の長手方向に相対移動可能である
    平角導体。
  8. 端末部に、接続相手となる接続部に対する接続用の貫通孔が形成された
    請求項7に記載の平角導体。
  9. 前記平角導体の端末部、前記絶縁被覆、前記シールド導体を端末側から順に露出した前記請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載のシールドフラットケーブルの前記平角導体の端末部を前記接続部に接続するとともに、
    前記シールド導体の露出したシールド導体露出部分がグランド接続される
    シールドフラットケーブルの接続構造。
  10. 前記シールド導体露出部分の端末側と反対側に外層被覆部が設けられ、
    該外層被覆部の外周にシール材が保持される
    請求項9に記載のシールドフラットケーブルの接続構造。
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