JP2002231057A - シールドハーネス及び該シールドハーネスの製造方法 - Google Patents

シールドハーネス及び該シールドハーネスの製造方法

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JP2002231057A
JP2002231057A JP2001020811A JP2001020811A JP2002231057A JP 2002231057 A JP2002231057 A JP 2002231057A JP 2001020811 A JP2001020811 A JP 2001020811A JP 2001020811 A JP2001020811 A JP 2001020811A JP 2002231057 A JP2002231057 A JP 2002231057A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズを外部に確実に逃がすことができ、か
つ組み立てるワイヤハーネスのコストの高騰を抑制でき
るシールドハーネスを提供する。 【解決手段】 シールドハーネス1は複数の電線3とA
LS2と第2電線8を備えている。複数の電線3はテー
プ15が巻かれて束ねられている。ALS2は導電性の
導体層4と絶縁性の絶縁層7とを備えている。第2電線
8は導電性の芯線12と絶縁性の被覆部13とを備えて
いる。ALS2の一方の端部2aに位置する導体層4と
第2電線8の一端部8aに位置する芯線12とが接合し
かつ絶縁層7と被覆部13とが溶着している。第2電線
8は絶縁層7に重ねられて超音波溶着によって芯線12
が導体層4に接合される。ALS2は一方の端部2aか
ら順に複数の電線3の外周に巻かれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズに対するシ
ールド機能を備えたシールドハーネス及び該シールドハ
ーネスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体としての自動車には、搭載される
種々のランプや種々のモータなどの電子機器にバッテリ
などの電源から電力を供給したり制御装置から制御信号
を送ったりするためにワイヤハーネスが配索されてい
る。ワイヤハーネスは、複数のシールドハーネスが互い
に組み付けられて得られる。
【0003】前記シールドハーネスは、前記複数の電線
と、金属箔と、ドレイン線と、を備えている。前記電線
は、それぞれ、導電性を有する芯線と、この芯線を被覆
する被覆部と、を備えた所謂被覆電線である。複数の電
線は、互いに平行に束ねられる。
【0004】ドレイン線は、導電性の芯線からなる所謂
裸電線である。ドレイン線は、前記複数の電線の外周に
巻かれている。金属箔は、たとえば、銅または銅合金な
どの導電性を有する金属からなり、薄膜状に形成されて
いる。金属箔は、全ての電線とドレイン線とを覆ってい
る。金属箔は、ドレイン線と接触する。
【0005】前記シールドハーネスでは、外部からのノ
イズが各電線の芯線に侵入しようとすると、このノイズ
が前記金属箔に伝わる。そして、前記ノイズは、ドレイ
ン線を介して、シールドハーネス外に逃がされる。こう
して、シールドハーネスの金属箔は、各電線の芯線に外
部からのノイズが侵入することを防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した構成の従来の
シールドハーネスは、前記ドレイン線と金属箔とを接触
させて、電線の芯線に侵入しようとするノイズを逃がし
ている。このため、前記シールドハーネスを、自動車な
どに配索すると、走行中の振動などによって、前記ドレ
イン線と金属箔とが接離する恐れがある。すると、前記
ドレイン線と金属箔とが常に接触することが困難とな
り、前記各電線の芯線に侵入しようとするノイズを、シ
ールドハーネス外に確実に逃がすことが困難となる。
【0007】また、前記ドレイン線を用いずに、金属箔
の端部を折り曲げた後、該端部に孔をあけて、該孔にボ
ルトなどを通して前記自動車のボディパネルに取り付け
て、前記金属箔と前記ボディパネルとを電気的に接続す
る方法も考えられる。この場合、前記金属箔とボディパ
ネルとを固定するために、ボルト、ワッシャ、ナットな
どの部品が必要となるので、部品点数が増加する。この
ため、前述したシールドハーネスを用いてワイヤハーネ
スを組み立てると、該ワイヤハーネスのコストが高騰す
る傾向にあった。
【0008】さらに、前述した金属箔は、腐食などを防
止するために、大気中に露出されることが望ましくな
い。腐食すると、ノイズが各電線に侵入することを防げ
ないからである。このため、前述したシールドハーネス
を、プロテクタやチューブなどで覆う必要があった。特
に、前記金属箔がアルミニウムまたはアルミニウム合金
からなる場合には、前記金属箔を露出したままでは、塩
害などのためにエンジンルームなどに取り付けることが
できない。
【0009】このように、前述した構成のシールドハー
ネスを用いてワイヤハーネスを組み立てると、前述した
プロテクタなどの部品点数が増加する傾向にあった。こ
のため、前述したシールドハーネスを用いてワイヤハー
ネスを組み立てると、該ワイヤハーネスのコストがより
一層高騰する傾向にあった。
【0010】したがって、本発明の目的は、電線の芯線
に侵入しようとするノイズを確実に外部に逃がすことが
でき、かつ組み立てるワイヤハーネスのコストの高騰を
抑制できるシールドハーネス及び該シールドハーネスの
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のシールドハ
ーネスは、互いに並行な複数の電線と、導体層を有する
導体薄膜シートと、導電性の芯線と該芯線を被覆する被
覆部とを有する第2電線と、を備え、前記複数の電線が
束ねられ、前記導体薄膜シートの幅方向の一方の端部に
位置する導体層と、前記第2電線の芯線と、が互いに接
合しているとともに、前記一方の端部が内側に位置しか
つ前記第2電線から離れた他方の端部が外側に位置して
いるとともに、前記両方の端部を互いに重ねた格好で、
前記導体薄膜シートが、前記電線の外周に巻かれている
ことを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の本発明のシールドハーネ
スは、請求項1に記載のシールドハーネスにおいて、前
記他方の端部が、前記第2電線の外側に重なっているこ
とを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の本発明のシールドハーネ
スは、請求項1または請求項2に記載のシールドハーネ
スにおいて、前記導体薄膜シートは、前記導体層に積層
された絶縁層を有しているとともに、前記導体層が内側
に位置しかつ前記絶縁層が外側に位置した状態で、前記
複数の電線の外周に巻かれていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項4に記載の本発明のシールドハーネ
スの製造方法は、請求項3に記載のシールドハーネスの
製造方法において、前記絶縁層に前記第2電線を重ね
て、超音波溶着を行うことで前記導体薄膜シートの導体
層と前記第2電線の芯線とを互いに接合し、前記導体層
が内側に位置しかつ前記絶縁層が外側に位置した状態
で、前記導体薄膜シートを前記一方の端部から他方の端
部に向かって順に前記複数の電線の外周に巻くことを特
徴としている。
【0015】請求項1に記載した本発明のシールドハー
ネスによれば、該導体薄膜シートの導体層と第2電線の
芯線とを接合している。このため、前記第2電線をドレ
イン線として用いることができる。このように、ドレイ
ン線として用いることのできる第2電線の芯線と導体薄
膜シートの導体層とが接合しているので、該第2電線の
芯線と前記導体層とを確実に電気的に接続できる。
【0016】また、前記第2電線の芯線と導体薄膜シー
トの導体層とが接合しているので、前記導体薄膜シート
に第2電線の芯線を取り付ける際に、前記導体薄膜シー
トと第2電線とは別体の部品などを用いる必要がない。
このため、部品点数が増加することを防止できる。
【0017】第2電線が取り付けられた一方の端部が内
側に位置し、他方の端部が外側に位置した状態で、前記
両方の端部が互いに重なっている。このため、第2電線
の芯線と導体層とが接合した接合箇所が、前記他方の端
部によって覆われることとなる。したがって、前記接合
箇所が露出しない。
【0018】請求項2に記載した本発明のシールドハー
ネスによれば、導体薄膜シートの他方の端部が、第2電
線に重なって覆っているので、第2電線の芯線と導体層
とが接合した接合箇所が、より確実に露出しない。
【0019】請求項3に記載した本発明のシールドハー
ネスによれば、導体薄膜シートが、絶縁層が外側に位置
した状態で、複数の電線に巻かれている。このため、前
記導体層が露出することを防止できる。したがって、導
体層を露出させないように、プロテクタやチューブなど
の部品を用いる必要がないとともに、前記導体層が露出
しないので該導体層の腐食を抑制できる。また、絶縁層
が外側に位置しているので、導体薄膜シート即ちドレイ
ン線として用いられる第2電線の芯線と、シールドハー
ネス外の他の電線または電子機器と、が短絡することを
防止できる。
【0020】請求項4に記載した本発明のシールドハー
ネスの製造方法によれば、超音波溶着を行って、導体層
と芯線とを接合させるので、導体薄膜シートに第2電線
の芯線を取り付ける際に、導体薄膜シートと第2電線と
は別体の部品などを用いる必要がない。このため、部品
点数が増加することを防止できる。
【0021】また、超音波溶着を行って、導体層と芯線
とを接合させるので、これらの導体層と芯線とを確実に
金属結合できる。このため、導体層と芯線とを確実に電
気的に接続できる。
【0022】さらに、導体薄膜シートを、第2電線が取
り付けられた一方の端部から順に電線の外周に巻くの
で、第2電線の芯線と導体層とが接合された接合箇所
が、前記他方の端部によって覆われることとなる。した
がって、前記接合箇所などが外部に露出しない。
【0023】また、前記導体薄膜シートを、導体層が内
側に位置し絶縁層が外側に位置した状態で、電線の外周
に巻く。このため、導体層が露出しない。したがって、
導体層を露出させないように、プロテクタやチューブな
どの部品を用いる必要がないとともに、前記導体層が露
出しないので該導体層の腐食を抑制できる。
【0024】また、絶縁層に第2電線を重ねて超音波溶
着を行うため、超音波溶着を行う際に生じる熱などによ
って、導体層と芯線との間から絶縁層と被覆部とが除去
される。このため、導体薄膜シートに第2電線を取り付
ける際に、導体薄膜シートの絶縁層の一部と第2電線の
被覆部の一部とを除去する必要が生じない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
るシールドハーネスを、図1ないし図7を参照して説明
する。シールドハーネス1は、図1及び図2に示すよう
に、複数の電線3と、導体薄膜シートとしてのアルミラ
ミネートシート(以下ALSと呼ぶ)2と、第2電線8
と、を備えている。
【0026】電線3は、図1などに示すように、互いに
平行(即ち並行)に束ねられている。電線3は、それぞ
れ、芯線10と、芯線10を被覆する被覆部11と、を
備えたいわゆる被覆電線である。芯線10は、一本の導
線または複数の電線が撚られて形成されており、断面形
状が丸形に形成されている。芯線10を構成する導線
は、導電性を有する金属からなる。芯線10は、可撓性
を有している。被覆部11は、絶縁性と可撓性とを有す
る合成樹脂からなる。
【0027】ALS2は、薄い導体層4と、該導体層4
に積層された薄い絶縁層7と、を備えて、比較的薄いシ
ート状に形成されている。ALS2は、図3に示すよう
に、平面形状が矩形状に形成されている。導体層4は、
導電性を有する金属からなる。導体層4は、可撓性を有
している。導体層4は、少なくともアルミニウムまたは
アルミニウム合金を含んでいる。絶縁層7は、第1絶縁
層5と、第2絶縁層6と、を備えている。
【0028】第1絶縁層5は、絶縁性を有する合成樹脂
からなりかつ導体層4に積層されている。第1絶縁層5
は、可撓性を有しかつ例えばポリエチレンテレフタレー
ト(Polyethyleneterephthalate:PET)などからな
る。第2絶縁層6は、絶縁性を有する合成樹脂からなり
かつ第1絶縁層5に積層されている。第2絶縁層6は、
可撓性を有しかつ例えばポリ塩化ビニル(Polyvinylchl
oride:PVC)などからなる。
【0029】第2電線8は、導電性の芯線12と、芯線
12を被覆する被覆部13と、を備えたいわゆる被覆電
線である。芯線12は、一本の導線または複数の電線が
撚られて形成されており、断面形状が丸形に形成されて
いる。芯線12を構成する導線は、導電性を有する金属
からなる。芯線12は、可撓性を有している。被覆部1
3は、絶縁性と可撓性とを有する合成樹脂からなる。
【0030】複数の電線3の外周にテープ15が巻回さ
れて束ねられ、かつALS2の幅方向の一方の端部2a
(図3に示す)に位置する導体層4に第2電線8の芯線
12が接合されている。そして、シールドハーネス1
は、内側に導体層4が位置しかつ外側に絶縁層7が位置
した状態でALS2が前記テープ15の外側から前記複
数の電線3の外周に巻かれて構成されている。
【0031】また、前記ALS2の絶縁層7に前記第2
電線8が重ねられており、絶縁層7に前記第2電線8の
被覆部13が溶着している。図示例では、第2電線8の
一端部8aに位置する芯線12と、ALS2の一方の端
部2aに位置する導体層4と、が互いに接合している。
即ち、第2電線8の芯線12は導体層4と電気的に接続
している。
【0032】また、前記ALS2は、前記一方の端部2
aが前記テープ15の外側に取り付けられた後、幅方向
の他方の端部2bに向かって順に、前記複数の電線3の
外周を巻かれて、前記他方の端部2bが前記一方の端部
2aの外側に重ねられている。このため、前記一方の端
部2aが内側に位置し、前記他方の端部2bが外側に位
置している。
【0033】なお、このとき、前記ALS2の他方の端
部2bは、前記第2電線8の外側に重なって、該第2電
線8を覆っている。前記両方の端部2a,2bには、周
知の接着剤または両面に粘着面が形成された両面テープ
などが塗布または貼り付けられている。また、前記他方
の端部2bは、前記第2電線8から離れている。
【0034】前述した接着剤または両面テープなどは、
前記テープ15の外側または一方の端部2aに位置する
絶縁層7に張り付いて、前記ALS2を複数の電線3の
外周に固定する。このため、これらの接着剤または両面
テープなどは、前記両方の端部2a,2bに位置する導
体層4の表面に塗布または貼り付けられている。なお、
図示例では、前記両方の端部2a,2bに位置する導体
層4の表面に両面テープ16(図2などに示す)を貼り
付けている。
【0035】シールドハーネス1は、ALS2の導体層
4と、第2電線8の芯線12とが、超音波溶着(超音波
溶接または超音波接合ともいう)などの周知の溶接方法
によって互いに固定されて得られる。前記ALS2の導
体層4と、第2電線8の芯線12とが互いに固定してい
る箇所を、以下接合箇所17と呼ぶ。
【0036】前記超音波溶着機は、図4及び図5に示す
ように、チップ(工具ホーンともいう)20と、このチ
ップ20に相対するアンビル21と、図示しない発振機
と、振動子と、ホーンなどを備えている。超音波溶着機
は、チップ20とアンビル21との間に互いに溶着する
溶着対象物を挟み、これらのチップ20とアンビル21
とを互いに近づける方向に加圧した状態で、発振機で振
動子を振動させてこの振動をホーン経由でチップ20に
伝える。そして、超音波溶着機は、チップ20とアンビ
ル21との間に挟んだ溶着対象物に超音波振動を加えて
該対象物を溶着させる。
【0037】前記シールドハーネス1を製造する際に
は、まず、アンビル21にALS2の一方の端部2aを
重ね、該ALS2に第2電線8を重ねるとともに、該第
2電線8にチップ20を接触させる。なお、このとき、
前記アンビル21に導体層4を接触させ、該第2電線8
を絶縁層7に重ねる。こうして、図4に示すように、チ
ップ20とアンビル21との間に、ALS2の前述した
一方の端部2aと第2電線8の一端部8aとを挟む。
【0038】そして、チップ20とアンビル21とを互
いに近づける方向に加圧した後、発振機で振動子を振動
させてこの振動をホーン経由でチップ20に伝える。チ
ップ20とアンビル21とを互いに近づける方向に加圧
したまま、発振機の振動をチップ20に伝える。ALS
2と電線8との間に、前述した振動が生じて、まず、絶
縁層7及び被覆部13が溶ける。
【0039】チップ20とアンビル21とが互いに近づ
く方向に加圧されているので、絶縁層7及び被覆部13
が溶けると、導体層4と芯線12との間から、絶縁層7
及び被覆部13が除去され、導体層4と芯線12とが接
触する。互いに接触すると、図5に示すように、導体層
4と芯線12とは溶融しない状態で固相のまま互いに金
属結合する。振動子の振動を止める。
【0040】すると、前記絶縁層7と被覆部13とは一
旦溶けているので、絶縁層7と被覆部13とは互いに溶
着する。こうして、ALS2の一方の端部2aに位置す
る導体層4と、第2電線8の一端部8aに位置する芯線
12とは、いわゆる超音波溶着(超音波溶接または超音
波接合ともいう)によって互いに接合される。
【0041】その後、チップ20とアンビル21の間か
らALS2と第2電線8とを外し、複数の電線3の外周
にテープ15を巻く。そして、図6に示すように、内側
に導体層4が位置し外側に絶縁層7が位置した状態で、
ALS2の一方の端部2aを前記両面テープ16によっ
てテープ15の外側に貼り付ける。
【0042】前記ALS2の他方の端部2bを、図6中
の矢印Kに沿って、前記一方の端部2a及び第2電線8
の外側に、図7に示すように、巻く。その後、前記図7
中の矢印K1に沿って、前記他方の端部2bを更に、複
数の電線3の外周に巻いて、前記他方の端部2bを、前
記両面テープ16によってALS2の絶縁層7に取り付
ける。
【0043】こうして、前記ALS2を、前記一方の端
部2aから前記他方の端部2bに向かって順に、前記複
数の電線3の外周に巻く。そして、前記他方の端部2b
は、前記一方の端部2aと前記第2電線8との双方に重
なる。即ち、前記両方の端部2a,2bは、互いに重な
る。こうして、ALS2の導体層4と第2電線8の芯線
12とが互いに接合し、一方の端部2aと第2電線8と
の双方の外側に前記他方の端部2bが重なった前述した
構成のシールドハーネス1を得る。
【0044】このように得られたシールドハーネス1
は、複数が互いに組み付けられて、ワイヤハーネスを構
成する。前記導体層4と接合された第2電線8は、所望
のアース回路などと接続される。シールドハーネス1
は、前記電線3の芯線10に侵入しようとするノイズ
を、前記ALS2の導体層4と該導体層4に接合した第
2電線8の芯線12とを介して、前記アース回路即ちシ
ールドハーネス1外へ逃がす。こうして、シールドハー
ネス1のALS2は、複数の電線3を電気的にシールド
する。
【0045】本実施形態によれば、超音波溶着を行って
第2電線8の芯線12とALS2の導体層4とを接合
し、複数の電線3の外周にALS2を巻く。そして、該
第2電線8をドレイン線として用いることができる。
【0046】第2電線8の芯線12と導体層4とを超音
波溶着により接合するので、第2電線8の芯線12と導
体層4とを互いに取り付ける際に、第2電線8とALS
2とは別体の部品などを用いる必要がない。このため、
部品点数が増加することを防止できる。
【0047】したがって、前記シールドハーネス1の部
品点数の増加を防止できるため、前記シールドハーネス
1を用いてワイヤハーネスを組み立てると、ワイヤハー
ネスのコストの高騰を抑制できる。
【0048】また、第2電線8の芯線12とALS2の
導体層4とが超音波溶着により接合しているので、これ
らの芯線12と導体層4とを確実に金属結合できる。こ
のため、第2電線8の芯線12とALS2の導体層4と
を確実に電気的に接続できる。したがって、複数の電線
3の芯線11に侵入しょうとするノイズを、ALS2の
導体層4と第2電線8の芯線12とを介して、外部に確
実に逃がすことができる。
【0049】超音波溶着によって導体層4と第2電線8
の芯線12とを接合するので、該超音波溶着の際に、前
記一方の端部2aと一端部8aとに位置する絶縁層7と
被覆部13とが溶けて、導体層4と芯線12との間から
除去される。このため、ALS2の一方の端部2aなど
の絶縁層7及び前記一端部8aの被覆部13を除去する
必要が生じない。このため、組立にかかる所要工数が増
加することを確実に防止できる。したがって、シールド
ハーネス1及び該シールドハーネス1を備えたワイヤハ
ーネスのコストの高騰をより抑制できる。
【0050】前記ALS2を、一方の端部2aから順に
複数の電線3の外周に巻くので、前記他方の端部2bに
よって前記接合箇所17及び一方の端部2aが覆われ
る。このため、前記接合箇所17が露出しない。また、
導体層4が内側に位置しかつ絶縁層7が外側に位置した
状態で、ALS2を複数の電線3の外周に巻いている。
このため、導体層4が露出しない。
【0051】したがって、前記接合箇所17と前記導体
層4を露出させないように、プロテクタやチューブなど
の部品を用いる必要がない。したがって、部品点数の増
加を抑制でき、シールドハーネス1などから組み立てら
れたワイヤハーネスのコストの高騰を抑制できる。
【0052】また、前記接合箇所17と前記導体層4が
露出しないので、前記導体層4の腐食を確実に抑制でき
る。したがって、複数の電線3に外部からのノイズが侵
入しようとすることを確実に防止できる。
【0053】また、導体層4が内側に位置しかつ絶縁層
7が外側に位置した状態で、ALS2を複数の電線3の
外周に巻いている。このため、ALS2即ちドレイン線
として用いられる第2電線8と、シールドハーネス1外
の他の電線または電子機器と、が短絡することを防止で
きる。
【0054】さらに、第2電線8の芯線10が断面丸形
に形成されているので、チップ20とアンビル21とを
互いに近づける力が、ALS2と第2電線8とが互いに
接触する箇所に集中することとなる。このため、溶けた
絶縁層7及び被覆部13とが、導体層4と芯線12との
間から速やかに除去される。導体層4と芯線12とが確
実に接合する。したがって、前記第2電線8を介して、
電線3に侵入しようとするノイズを、シールドハーネス
1の外部に確実に逃がすことができる。
【0055】前述した実施形態では、導体薄膜シートと
してアルミニウムまたはアルミニウム合金などからなる
導体層4を有するALS2を用いている。しかしなが
ら、本発明では、銅または銅合金などの、アルミニウム
またはアルミニウム合金以外の金属からなる導体層を有
する導体薄膜シートを用いても良いことは勿論である。
【0056】さらに、前述した実施形態では、断面形状
が丸形の電線3を複数束ねている。しかしながら、本発
明では、電線として、断面形状が矩形状の導体を複数並
設したフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat
Cable:FFC)やフレキシブルプリントサーキット(F
lexible Printed Circuit:FPC)などの所謂フラッ
トケーブルを用いても良いことは勿論である。
【0057】さらに、前述した実施形態では、芯線12
と導体層4とが接合した接合箇所17を一箇所だけ設け
ている。しかしながら、本発明では、前記芯線12と導
体層4とを固定するための機械的な強度を向上させるた
めに、前記接合箇所17を複数設けても良いことは勿論
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、導体薄膜シートの導体層と第2電線の芯線と
を接合し、複数の電線の外周に導体薄膜シートを巻いて
いるため、該第2電線をドレイン線として用いることが
できる。このため、ドレイン線として用いることのでき
る第2電線の芯線と、導体薄膜シートの導体層とを確実
に電気的に接続できる。したがって、電線に侵入しよう
とするノイズを、前記導体薄膜シート及び前記第2電線
の芯線を介して、外部に確実に逃がすことができる。
【0059】また、前記導体薄膜シートに前記第2電線
の芯線を取り付ける際に、前記導体薄膜シートと第2電
線とは別体の部品などを用いる必要が生じない。このた
め、部品点数の増加を防止でき、シールドハーネス自体
及び該シールドハーネスなどから組み立てられたワイヤ
ハーネスのコストの高騰を抑制できる。
【0060】さらに、一方の端部が内側に位置し他方の
端部が外側に位置した状態で前記両方の端部が重なって
いるため、第2電線の芯線と導体層とが接合した接合箇
所が前記他方の端部によって覆われることとなる。この
ため、前記接合箇所が露出しないので、該接合箇所など
から導体層などが腐食することを防止できる。
【0061】前記接合箇所などを露出させないために、
プロテクタやチューブなどの部品を用いる必要がなくな
り、シールドハーネスを自動車などに配索する際に必要
な部品点数を抑制できる。したがって、シールドハーネ
スなどから組み立てられたワイヤハーネスのコストの高
騰を抑制できる。
【0062】請求項2に記載の本発明は、導体薄膜シー
トの他方の端部が第2電線に重なっているので、第2電
線の芯線と導体層とが接合した接合箇所が、より確実に
露出しない。
【0063】このため、前記接合箇所などから導体層な
どが腐食することをより確実に防止でき、前記接合箇所
などを露出させないために、プロテクタやチューブなど
の部品を用いる必要がなくなり、シールドハーネスを自
動車などに配索する際に必要な部品点数を抑制できる。
【0064】したがって、シールドハーネスなどから組
み立てられたワイヤハーネスのコストの高騰を抑制でき
る。また、前記接合箇所から導体層が腐食することを確
実に防止できるので、電線に侵入しようとするノイズ
を、前記導体薄膜シート及び前記第2電線の芯線を介し
て外部により確実に逃がすことができる。
【0065】請求項3に記載の本発明は、導体薄膜シー
トが、絶縁層が外側に位置した状態で、複数の電線に巻
かれている。このため、導体層が露出しないとともに、
該導体層を露出させないように、プロテクタやチューブ
などの部品を用いる必要がない。したがって、部品点数
の増加を抑制でき、シールドハーネスなどから組み立て
られたワイヤハーネスのコストの高騰を抑制できる。
【0066】また、前記導体層が露出しないので該導体
層の腐食を抑制できる。したがって、複数の電線に外部
からのノイズが侵入することを確実に防止できる。さら
に、絶縁層が外側に位置しているので、導体薄膜シート
即ちドレイン線として用いられる第2電線の芯線と、シ
ールドハーネス外の他の電線または電子機器と、が短絡
することを防止できる。
【0067】請求項4に記載の本発明は、超音波溶着を
行って、導体層と芯線とを接合させるので、導体薄膜シ
ートを第2電線の芯線に取り付ける際に、導体薄膜シー
トと第2電線とは別体の部品などを用いる必要がない。
このため、部品点数が増加することを防止できる。した
がって、本請求項の製造方法で得られるシールドハーネ
スを用いてワイヤハーネスを組み立てると、該ワイヤハ
ーネスのコストの高騰を抑制できる。
【0068】また、超音波溶着を行って、導体層と第2
電線の芯線とを接合させるので、これらの導体層と第2
電線の芯線とを確実に金属結合できる。このため、導体
層と前記第2電線の芯線とを確実に電気的に接続でき
る。したがって、電線に侵入しようとするノイズを、前
記導体薄膜シート及び前記第2電線の芯線を介して外部
に逃がすことができる。
【0069】さらに、導体薄膜シートを、第2電線が取
り付けられた一方の端部から順に電線の外周に巻くの
で、第2電線の芯線と導体層とが接合された接合箇所
が、前記他方の端部によって覆われることとなる。した
がって、前記接合箇所などが外部に露出しない。また、
前記導体薄膜シートを、導体層が内側に位置し絶縁層が
外側に位置した状態で、電線の外周に巻く。このため、
導体層が露出しない。
【0070】したがって、前記接合箇所及び導体層を露
出させないように、プロテクタやチューブなどの部品を
用いる必要がない。したがって、部品点数の増加を抑制
でき、シールドハーネスなどから組み立てられたワイヤ
ハーネスのコストの高騰を抑制できる。
【0071】また、前記接合箇所及び導体層が露出しな
いので該導体層などの腐食を確実に抑制できる。したが
って、複数の電線に外部からのノイズが侵入することを
確実に防止できる。
【0072】また、絶縁層に第2電線を重ねて超音波溶
着を行うため、導体薄膜シートに第2電線を取り付ける
際に、導体薄膜シートの絶縁層の一部分と第2電線の被
覆部の一部分とを除去する必要が生じない。このため、
組立にかかる所要工数が増加することをより確実に防止
できる。したがって、本請求項の製造方法で得たシール
ドハーネスを備えたワイヤハーネスのコストの高騰を抑
制できることにくわえ、シールドハーネス自体のコスト
の高騰を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるシールドハーネス
を示す斜視図である。
【図2】図1中のII−II線に沿った断面図である。
【図3】同実施形態のシールドハーネスの第2電線の芯
線が導体層に接合したALSを示す平面図である。
【図4】同実施形態のシールドハーネスの第2電線の芯
線とALSの導体層とを接合する前の状態を示す断面図
である。
【図5】同実施形態のシールドハーネスの第2電線の芯
線とALSの導体層とを接合した後の状態を示す断面図
である。
【図6】同実施形態のシールドハーネスのALSの一方
の端部を複数の電線の外周に取り付けた状態を示す断面
図である。
【図7】同実施形態のシールドハーネスのALSの他方
の端部を第2電線に重ねた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シールドハーネス 2 ALS(導体薄膜シート) 2a 一方の端部 2b 他方の端部 3 電線 4 導体層 7 絶縁層 8 第2電線 12 芯線 13 被覆部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 晃 静岡県湖西市鷲津2464−48 矢崎部品株式 会社内 Fターム(参考) 5G309 AA01 AA05 LA17 5G313 AB05 AC06 AC11 AD02 AD07 AE01 AE08 5G327 CA01 CC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並行な複数の電線と、 導体層を有する導体薄膜シートと、 導電性の芯線と該芯線を被覆する被覆部とを有する第2
    電線と、を備え、 前記複数の電線が束ねられ、 前記導体薄膜シートの幅方向の一方の端部に位置する導
    体層と、前記第2電線の芯線と、が互いに接合している
    とともに、 前記一方の端部が内側に位置しかつ前記第2電線から離
    れた他方の端部が外側に位置しているとともに、前記両
    方の端部を互いに重ねた格好で、前記導体薄膜シート
    が、前記電線の外周に巻かれていることを特徴とするシ
    ールドハーネス。
  2. 【請求項2】 前記他方の端部が、前記第2電線の外側
    に重なっていることを特徴とする請求項1記載のシール
    ドハーネス。
  3. 【請求項3】 前記導体薄膜シートは、前記導体層に積
    層された絶縁層を有しているとともに、前記導体層が内
    側に位置しかつ前記絶縁層が外側に位置した状態で、前
    記複数の電線の外周に巻かれていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のシールドハーネス。
  4. 【請求項4】 前記絶縁層に前記第2電線を重ねて、超
    音波溶着を行うことで前記導体薄膜シートの導体層と前
    記第2電線の芯線とを互いに接合し、前記導体層が内側
    に位置しかつ前記絶縁層が外側に位置した状態で、前記
    導体薄膜シートを前記一方の端部から他方の端部に向か
    って順に前記複数の電線の外周に巻くことを特徴とする
    請求項3記載のシールドハーネスの製造方法。
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