JPH11121969A - シールド電線用被覆保護材 - Google Patents

シールド電線用被覆保護材

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JPH11121969A
JPH11121969A JP9285595A JP28559597A JPH11121969A JP H11121969 A JPH11121969 A JP H11121969A JP 9285595 A JP9285595 A JP 9285595A JP 28559597 A JP28559597 A JP 28559597A JP H11121969 A JPH11121969 A JP H11121969A
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JP
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sheet layer
wire
folded
covering
overlapping
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JP9285595A
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English (en)
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Hiromitsu Atsuji
博光 厚地
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電体シート層が複数のケーブル内包体に直
接接触せず、運搬や巻き付け作業等の取り扱い時に損傷
しないシールド電線用被覆保護材。 【解決手段】 本発明のシールド電線用被覆保護材は、
内面側が導電体シート層(2) で外面側が絶縁体シート層
(3) になった帯状積層シート(4) を形成すると共に、帯
状積層シートの巾方向の一端に巻回時に内側になる第1
重なり部(5) と他端に外側になる第2重なり部(6) が設
けられている。この導電体シート層(2) の内側に内包体
(20)の外面形状に対して追従変形可能な弾性体である保
護シート層(10)が設けられると共に、第1重なり部(5)
の端縁の導電体シート層(2) を外側に折り返して第1折
返し部(11)を形成し、該第1折返し部の外側にアース線
(9)を設け、第2重なり部(6) の端縁の導電体シート層
(2) を内側に折り返して第2折返し部(12)が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のケーブルを
結束した内包体を巻回被覆してシールドかつ保護するた
めのシールド電線用被覆保護材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からシールド電線用被覆保護材に関
しては種々なものが知られている。一例として、図3及
び図4に示した従来のシールド電線用被覆保護材の構成
について説明する。図3及び図4に示したシールド電線
用被覆保護材31は、複数のケーブル21を結束した内
包体20を巻回被覆してシールドかつ保護するために、
内面側が導電体シート層32で外面側が絶縁体シート層
33で構成された帯状積層シート34が形成されてい
る。この帯状積層シートの巾方向の一端に巻回時に内側
になる第1重なり部35と、他端に外側になる第2重な
り部36とが設けられている。
【0003】また、第1重なり部35の絶縁体シート3
3外側に第1係合部37が設けられていると共に、該第
1係合部に係合離脱可能な第2係合部38が第2重なり
部36の端縁に突出された絶縁シート33内側に設けら
れている。さらに、第1重なり部の端縁の導電体シート
層32を外側に折り返して折返し部39が形成され、該
折返し部の導電体シート層32の外側に接するアース線
40が長手方向に沿って設けられている。
【0004】上記構成のシールド電線用被覆保護材31
は、先ず複数のケーブル21の要所または全長にわたっ
て結束する内包体20にシールド電線用被覆保護材31
が導電体シート層32を内側にして巻回される。このと
き、第1重なり部35の外側の折返し部39の外側が第
2重なり部36の内側に当接されると共に、この当接面
にアース線40が挟持された状態となる。
【0005】従って、第1、第2重なり部35、36に
おいて、導電体シート層32が全周にわたって接続さ
れ、かつ全長にわたってアース線40が挟持されている
のでアース線40がアースされていれば、内包体20は
確実にシールドされている。さらに、第2重なり部36
の端縁から突出された絶縁体シート層部33aの内側に
設けられた第2係合部38は第1重なり部35の外側に
設けられた第1係合部37に係合固定されるから導電体
シート層32の全周は絶縁体シート層33によって完全
に被覆保護されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシールド電線用被覆保護材31は、導電体シート層
32が内包体20に直接接触するように巻回被覆してい
るから、運搬や巻き付け作業などの取り扱い時に導電体
シート層32の劣化や損傷、あるいは巻回被覆後にケー
ブルとの接触による欠損やこすれ等によって導電体シー
ト層32が損傷することがあり、シールド性能が損なわ
れるという問題があった。
【0007】本発明の課題は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、導電体シート層が複数のケーブルを結
束した内包体に直接接触せず、かつ運搬や巻き付け作業
等の取り扱い時に損傷してシールド性能が損なわれない
シールド電線用被覆保護材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、以下の1)〜3)項によって解決することができ
る。 1)複数のケーブルを結束した内包体を巻回被覆してシ
ールドかつ保護するために、内面側が導電体シート層で
外面側が絶縁体シート層になった帯状積層シートを形成
すると共に、該帯状積層シートの巾方向の一端に前記巻
回時に内側になる第1重なり部と他端に外側になる第2
重なり部を設け、かつ前記第1重なり部の前記絶縁体シ
ート層外側に第1係合部を設けると共に、該第1係合部
に係合離脱可能な第2係合部を前記第2重なり部の端縁
に突出された前記絶縁体シート内側に設け、前記導電体
シート層に接して長手方向にアース線が設けられたシー
ルド電線用被覆保護材において、前記導電体シート層の
内側に保護シート層を設けると共に、前記第1重なり部
の端縁の前記導電体シート層を外側に折り返して第1折
返し部を形成し、該第1折返し部の外側に前記アース線
を設け、前記第2重なり部の端縁の前記導電体シート層
を内側に折り返して第2折返し部を形成したことを特徴
とするシールド電線用被覆保護材。
【0009】2)上記記載のシールド電線用被覆保護材
であって、前記保護シート層が前記内包体の外面形状に
対して追従変形可能な弾性体であることを特徴とするシ
ールド電線用被覆保護材。 3)上記記載のシールド電線用被覆保護材であって、前
記保護シート層が発泡性のエチレンプロピレンゴムから
成ることを特徴とするシールド電線用被覆保護材。
【0010】上記構成のシールド電線用被覆保護材によ
れば、導電体シート層の内側に保護シート層を設けると
共に、第1重なり部の端縁の導電体シート層を外側に折
り返して第1折返し部を形成し、該第1折返し部の外側
にアース線を設け、第2重なり部の端縁の導電体シート
層を内側に折り返して第2折返し部を形成している。従
って、内包体がシールド電線用被覆保護材に巻回された
ときに導電体シート層が内包体に直接接触することなく
保護シート層を介して接触する。よって、運搬や巻き付
け作業等の取り扱い時に摩擦による導電体シート層の劣
化や損傷が防止され、作業効率と耐久性を向上させるこ
とができる。
【0011】また、第1重なり部と第2重なり部が重な
り合ったとき、第1、第2折返し部の両導電体シート層
が確実に接触すると共に、アース線が第1、第2折返し
部に挟持される。従って、内包体は全周および全長にわ
たって確実にシールドされ、信頼性を向上させることが
できる。
【0012】また、保護シート層が内包体の外面形状に
対して追従変形可能な弾性体になっていると、クッショ
ン性と導電体シート層表面の被覆が得られるので、運搬
や巻き付け作業等の取り扱い時に摩擦による導電体シー
ト層の劣化や損傷の防止が一層確実になる。よって、作
業効率と耐久性を一層向上させることができる。
【0013】さらに、保護シート層が発泡性のエチレン
プロピレンゴムから成っていると、絶縁体シート層への
組付け性が良好で、耐久性にも優れているので導電体シ
ート層の保護をより一層確実に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシールド電線用被
覆保護材の一実施の形態例を図1及び図2に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明のシールド電線用被覆保護
材の一実施の形態例の巻回状態を示す断面図、図2は図
1における展開状態を示す断面図である。図1及び図2
に示すようにシールド電線用被覆保護材1は、複数のケ
ーブル21を結束した内包体20を巻回被覆してシール
ドかつ保護するために、例えばステンレス鋼の金属箔か
らなる導電体シート層2に対して、外面側が例えばポリ
エステルクロス入りポリ塩化ビニールフィルムからなる
絶縁体シート層3が形成されている。そして、内面側に
内包体20の外面形状に対して追従変形が容易な弾性親
和体である、例えば発泡性のエチレンプロピレンゴムか
らなる保護シート層10が形成されており、全体的に帯
状積層シート4を構成している。
【0015】また、帯状積層シート4の巾方向の一端に
上述した巻回時に内側になる第1重なり部5と他端に外
側になる第2重なり部6が設けられており、第1重なり
部5の絶縁体シート3外側に例えばシート状ファスナー
のような第1係合部7が設けられている。また、第1係
合部7に係合離脱可能な第2係合部8が第2重なり部6
の端縁に突出された絶縁体シート層3aの内側に設けら
れ、第1重なり部5の端縁の導電体シート層2を外側に
折り返して第1折返し部11が形成されている。
【0016】また、第1折返し部11の導電体シート層
2の外側に接して長手方向にアース線9が設けられてい
る。このアース線9には例えば平編みした錫メッキ銅線
を扁平に押しつぶしたものが使用される。さらに、第2
重なり部6の端縁の導電体シート層2を内側に折り返し
て第2折返し部12が形成されている。
【0017】なお、上記帯状積層シート4の構成部材に
は下記のような種々なものが考えられる。 1)導電体シート層2については、ステンレス鋼、アル
ミニウム、銅などの金属箔、薄板、孔あき薄板、ネッ
ト、樹脂コート金属箔、導電性繊維布(織布、不織布、
編布、クロス、ネット)。 2)絶縁体シート層3については、ポリエステル繊維、
アクリル繊維、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、ポ
リウレタン及びビニロン繊維のいずれか1種からなる織
布又は不織布、もしくは、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、
シリコーン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリカー
ボネート、ポリエステル樹脂、エポシキ樹脂、ポリオレ
フィン、ポリエステルクロス入りポリ塩化ビニルフィル
ム、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴ
ム、ブタジェンゴム、1,2ーポリブタジェンゴム、ス
チレンブタジェンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、ク
ロロスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロ
リルヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレ
タンゴム、クロロプレンゴムの1種又は2種以上の混合
物からなる、非発泡又は発泡シートのいずれか1種から
なるシート層。
【0018】3)保護シート層10については、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、
シリコーン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、天然ゴ
ム、イソプレンゴム、ブタジェンゴム、1,2ーポリブ
タジェンゴム、スチレンブタジェンゴム、クロロプレゴ
ム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、エ
ピクロリルヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴ
ム、ウレタンゴム。
【0019】上記帯状積層シート4の構成材料として最
適な組み合わせは、導電体シート層2がステンレス鋼、
アルミニウム又は銅のいずれかである金属箔、絶縁体シ
ート層3がポリエステルクロス入りポリ塩化ビニルフィ
ルム、保護シート層10が発泡性のエチレンプロピレン
ゴムである。
【0020】上記構成のシールド電線用被覆保護材1に
おいては、先ず複数のケーブル21が要所または全長に
わたって結束されて形成されたワイヤーハーネス等の内
包体20にシールド電線用被覆保護材1が保護シート層
10を内側にして巻回される。このとき、第1重なり部
5の外側の第1折返し部11の外側が第2重なり部6の
第2折返し部12の内側に当接されると共に、この当接
面にアース線9が挟持された状態となる。
【0021】従って、第1、第2重なり部5、6におい
て導電体シート層2が全周にわたって接続され、かつ全
長にわたってアース線9が挟持されているのでアース線
9がアースされていれば、内包体20は確実にシールド
されている。また、第2重なり部6の端縁から突出され
た絶縁体シート層部3aの内側に設けられた第2係合部
8は第1重なり部5の外側に設けられた第1係合部7に
係合固定されるから導電体シート層2の全周は絶縁体シ
ート層3によって完全に被覆保護されている。さらに、
保護シート層10の内面は内包体20の外面に略追従変
形されると共に、適宜な弾性力を保ちながら内包体20
および導電体シート層2を保護している。
【0022】上述した構成の本実施の形態例において
は、導電体シート層2の内側に保護シート層10が設け
られると共に、第1重なり部5の端縁の導電体シート層
2を外側に折り返して第1折返し部11が形成され、こ
の第1折返し部11の外側にアース線9が設けられると
共に、第2重なり部6の端縁の導電体シート層2を内側
に折り返して第2折返し部12が形成されている。従っ
て、内包体20がシールド電線用被覆保護材1に巻回さ
れたときに導電体シート層2が内包体20に直接接触す
ることはなく、保護シート層10を介して接触すること
になる。よって、運搬や巻き付け作業等の取り扱い時に
摩擦による導電体シート層の劣化や損傷が防止され、作
業効率と耐久性を向上させることができる。
【0023】また、上記第1、第2重なり部5、6が重
なり合ったとき第1、第2折返し部11、12において
両導電体シート層2が確実に接触すると共に、アース線
9が第1、第2折返し部11、12に挟持される。従っ
て、内包体20は全周および全長にわたって確実にシー
ルドされ、シールド電線の信頼性を向上させることがで
きる。
【0024】また、上記保護シート層10が内包体20
の外面形状に対して追従変形可能な弾性体になっている
ので、クッション性と導電体シート層2表面の被覆が得
られる。従って、運搬や巻き付け作業等の取り扱い時に
摩擦による導電体シート層2の劣化や損傷の防止を一層
確実に行うことができ、作業効率と耐久性を一層向上さ
せることができる。さらに、保護シート層が発泡性のエ
チレンプロピレンゴムから成っているので、絶縁体シー
ト層への組付け性が良好で、耐久性にも優れているので
導電体シート層の保護をより一層確実に行うことができ
る。
【0025】なお、本発明は上述した実施の形態例に限
定されるものでなく、適宜な変更を行うことにより他の
態様でも実施することができる。例えば、本実施の形態
例においては、第1係合部7と第2係合部8および第1
折返し部11と第2折返し部12とは、図中同じ長さに
描かれているが、内包体20の太さ変化にある程度対応
できるように、第1係合部7を第2係合部8より長くす
ると共に、第2折返し部12を第1折返し部11より長
くするようにしても差し支えない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシールド電
線用被覆保護材によれば、導電体シート層の内側に保護
シート層が設けられると共に、第1重なり部の端縁の導
電体シート層を外側に折り返して第1折返し部が形成さ
れ、該第1折返し部の外側にアース線が設けられると共
に、第2重なり部の端縁の導電体シート層を内側に折り
返して第2折返し部が形成されている。従って、内包体
がシールド電線用被覆保護材に巻回されたときに導電体
シート層が内包体に直接接触することなく保護シート層
を介して接触するので、運搬や巻き付け作業等の取り扱
い時に摩擦による導電体シート層の劣化や損傷が防止さ
れる。よって、被覆保護材の巻き付けの作業効率と耐久
性を向上させることができる。
【0027】また、前記第1、第2重なり部が重なり合
ったとき第1、第2折返し部において、両導電体シート
層が確実に接触すると共に、アース線が第1、第2折返
し部に挟持されるので、内包体は全周および全長にわた
って確実にシールドされる。よって、被覆保護材の信頼
性を向上させることができる。
【0028】また、保護シート層が内包体の外面形状に
対して追従変形可能な弾性体になっていると、クッショ
ン性と導電体シート層表面の被覆が得られるので、運搬
や巻き付け作業等の取り扱い時に摩擦による導電体シー
ト層の劣化や損傷を一層確実に防止することができる。
よって、被覆保護材の巻き付けの作業能率と耐久性を一
層向上させることができる。
【0029】また、前記導電体シート層が発泡性のエチ
レンプロピレンゴムから成っていると、絶縁体シート層
への組付け性が良好で、耐久性にも優れているので導電
体シート層の保護をより一層確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド電線用被覆保護材の一実施の
形態例を示す巻回状態の断面図である。
【図2】図1における展開状態の断面図である。
【図3】従来のシールド電線用被覆保護材の巻回状態を
示す断面図である。
【図4】図3における展開状態の断面図である。
【符号の説明】
1 シールド電線用被覆保護材 2 導電体シート層 3 絶縁体シート層 3a 絶縁体シート層 4 帯状積層シート 5 第1重なり部 6 第2重なり部 7 第1係合部 8 第2係合部 9 アース線 10 保護シート層 11 第1折返し部 12 第2折返し部 20 内包体 21 ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のケーブル(21)を結束した内包体(2
    0)を巻回被覆してシールドかつ保護するために、内面側
    が導電体シート層(2) で外面側が絶縁体シート層(3) に
    なった帯状積層シート(4) を形成すると共に、該帯状積
    層シートの巾方向の一端に前記巻回時に内側になる第1
    重なり部(5) と他端に外側になる第2重なり部(6) を設
    け、かつ前記第1重なり部(5) の前記絶縁体シート層
    (3) 外側に第1係合部(7) を設けると共に、該第1係合
    部に係合離脱可能な第2係合部(8) を前記第2重なり部
    (6) の端縁に突出された前記絶縁体シート(3a)内側に設
    け、前記導電体シート層(2) に接して長手方向にアース
    線(9) が設けられたシールド電線用被覆保護材におい
    て、 前記導電体シート層(2) の内側に保護シート層(10)を設
    けると共に、前記第1重なり部(5) の端縁の前記導電体
    シート層(2) を外側に折り返して第1折返し部(11)を形
    成し、該第1折返し部の外側に前記アース線(9) を設
    け、前記第2重なり部(6) の端縁の前記導電体シート層
    (2) を内側に折り返して第2折返し部(12)を形成したこ
    とを特徴とするシールド電線用被覆保護材。
  2. 【請求項2】 前記保護シート層(10)が前記内包体(20)
    の外面形状に対して追従変形可能な弾性体であることを
    特徴とする請求項1記載のシールド電線用被覆保護材。
  3. 【請求項3】 前記保護シート層(10)が発泡性のエチレ
    ンプロピレンゴムから成ることを特徴とする請求項1記
    載のシールド電線用被覆保護材。
JP9285595A 1997-10-17 1997-10-17 シールド電線用被覆保護材 Pending JPH11121969A (ja)

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