JP2011112932A - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

電子写真感光体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011112932A
JP2011112932A JP2009270201A JP2009270201A JP2011112932A JP 2011112932 A JP2011112932 A JP 2011112932A JP 2009270201 A JP2009270201 A JP 2009270201A JP 2009270201 A JP2009270201 A JP 2009270201A JP 2011112932 A JP2011112932 A JP 2011112932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
layer
carboxylic acid
electrophotographic photoreceptor
undercoat layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009270201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5517579B2 (ja
JP2011112932A5 (ja
Inventor
Hirotoshi Uesugi
浩敏 上杉
Hideaki Nagasaka
秀昭 長坂
Kazunori Noguchi
和範 野口
Kunihiko Sekido
邦彦 関戸
Daisuke Miura
大祐 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009270201A priority Critical patent/JP5517579B2/ja
Publication of JP2011112932A publication Critical patent/JP2011112932A/ja
Publication of JP2011112932A5 publication Critical patent/JP2011112932A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5517579B2 publication Critical patent/JP5517579B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、ポジゴースト画像が低減された良好な出力画像が作成可能であり、高温高湿度の環境に保管した後でもゴーストレベルの悪化の極めて小さい画像が得られる電子写真感光体が得られる製造方法を提供することにある。
【解決手段】導電性支持体の上に、下引層、感光層をこの順に設けてなる電子写真感光体の製造方法であって、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を導電性支持体の上に塗布し、乾燥させて下引層を成膜する。
【選択図】図3

Description

本発明は電子写真感光体の製造方法に関する。
近年、電子写真技術において、電子写真感光体は高度な特性が要求されている。例えば、プロセススピードは年々早くなり、高感度な電位特性に対する要求が厳しくなってきている。また、近年ではカラー化へのシフトが進み、高画質なカラー画像が求められている。従来、白黒画像は文字中心の画像だったが、カラー化により、写真に代表されるハーフトーン画像やベタ画像が多くなっており、それらは、高い画像品質が求められている。例えば、画像1枚の中で光が照射された部分が次回転目にハーフトーン画像になる場合において、光照射部分のみの濃度が濃くなる現象(ポジゴースト画像)に対する許容範囲が、白黒プリンターや白黒複写機の許容範囲に比べると厳しくなってきている。電子写真感光体には、積層型と単層型とがある。積層型は、アゾ顔料やフタロシアニン顔料の如き電荷発生材料を分散した電荷発生層と、ヒドラゾン化合物、トリアリールアミン化合物、スチルベン化合物の如き正孔輸送材料を含む正孔輸送層とを導電性支持体の上に設ける。単層型は、電荷発生材料と正孔輸送材料とを共に含有する感光層を導電性支持体の上に設ける。しかし、導電性支持体の上にこれらの感光層を設けるだけでは、感光層の剥がれが生じたり、導電性基体表面の欠陥(傷等の形状的欠陥、不純物等の材質的欠陥)が画像にそのまま反映し、黒点状画像欠陥や白抜けの原因になることがある。これらの課題を解決するために、多くの電子写真感光体では、下引層が感光層と導電性基体との間に設けられている。しかしながら、下引層が原因と思われる特性の低下が見られる場合もあり、様々な手段を用いて下引層の特性を改良しようとする試みが成されている。(特許文献1、2、3及び4)。その中で、下引層用の樹脂としては、熱硬化性樹脂やポリビニルブチラールが用いられているが、さらなるレベルの向上が要望されている。
一方、誘電特性に優れた樹脂としては、オレフィン樹脂がある。
特許文献5及び6には、液安定性に優れたオレフィン樹脂の分散体を乾燥することで、耐水性及び透明性に優れ、基材フィルムとの密着性が良好な被膜が得られることが記載されている。しかしながら、被膜上に接した上層膜を形成する場合、特に、上層膜に有機顔料が分散された塗布液を用いる場合、成膜性や電子写真特性に関して具体的に記載されていない。
特開平09−015889号公報 特開平09−258468号公報 特開平09−197702号公報 特開平09−127716号公報 特開2003−119328号公報 特開2003−268164号公報
本発明の目的は、ポジゴースト画像が低減された良好な出力画像が作成可能であり、高温高湿度の環境に保管した後でもゴーストレベルの低下の極めて小さい画像が得られる電子写真感光体の製造方法を提供することにある。
本発明は、導電性支持体の上に、下引層、感光層をこの順に設けてなる電子写真感光体の製造方法において、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を、前記導電性支持体の上に塗布し、乾燥させて前記下引層を成膜することを特徴とする電子写真感光体の製造方法に関する。
本発明によれば、ポジゴースト画像が低減された良好な出力画像が作成可能であり、高温高湿度環境下でも光感度が良好である電子写真感光体を提供することができる。
ゴースト画像評価の際に用いるゴースト評価用印字を説明する図である。 ゴースト評価用印字のハーフトーン部を形成する1ドット桂馬パターン画像を説明する図である。 本発明の電子写真感光体の層構成の例を示す。
以下、本発明の電子写真用感光体について詳細に説明する。
本発明者らは、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂、並びに、アミノ樹脂を含有する塗布液を用いて作成した下引層を有する電子写真感光体が、高温高湿度下での光感度の向上とポジゴーストの改善を、高いレベルで両立させる事が可能な電子写真感光体であることを見出した。カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を用いて作成した下引層を有する電子写真感光体が、このような優れた特性を有する理由は、明らかではない。しかしながら、両者を組み合わせた場合に高温高湿度下での光感度の向上とポジゴーストの改善を、高いレベルで両立させることが可能であることから、上記オレフィン樹脂とアミノ樹脂との架橋反応に起因するものであると推察している。
本発明の電子写真感光体の製造方法及び電子写真感光体は、導電性支持体の上に、下引層、感光層をこの順に設けてなる電子写真感光体であって、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を用いて成膜した下引き層を有する。
本発明の電子写真感光体において、感光層と導電性支持体の間には下引層が形成される。下引層は、1層又は複数の層からなり、少なくともその中の1層がカルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を導電性支持体の上に塗布し、乾燥させて成膜される。成膜後は、常温で乾燥させることもできるが、加熱乾燥することが好ましい。なお、下引層の塗布液中におけるオレフィン樹脂の質量比率は50〜99%であることが好ましい。また、下引層の塗布液中におけるアミノ樹脂の質量比率は1〜50%であることが好ましい。これらの樹脂を脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類、ケトン類、アルコール類、水の如き溶媒に溶解または分散して塗布液を得る。分散する場合には、界面活性剤や中和剤を補助的に用いてもよい。また、塗布液中に、シリカ、金属酸化物の如き無機粒子、シリコーン樹脂粒子を含有していてもよい。分散する際には、オレフィン樹脂、アミノ樹脂をそれぞれ単独または混合して用いることができ、一般的な各種の分散装置を用いることができる。
本発明において、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂は、オレフィン樹脂のカルボン酸及びカルボン酸の酸無水物基とアミノ樹脂の官能基が結合して、結果として下記式(1)のユニットを介して結合した架橋体を形成する。
Figure 2011112932
〔式中、Rは炭素数1から4のアルキル基を示し、nは0または1を示す。〕
高温高湿度下でも優れた感度特性が得られるのは、遊離したオレフィン樹脂のカルボン酸、カルボン酸無水物基、アミノ樹脂の官能基が、結合により消費されることによるものと推測される。本発明に用いるアミノ樹脂としては、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂が挙げられるが、特性とハンドリングの面からメラミン樹脂が特に好ましい。これらのアミノ樹脂は、通常市販されているものを用いることができる。上記カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂は、アルケン成分を共重合した共重合体を含有する。
上記アルケン成分としては、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブテンの如き炭素数2乃至4のアルケンが挙げられ、これらの混合物を用いることもできる。この中で、エチレンがより好ましい。
上記ポリオレフィン樹脂は、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有する化合物を用いて合成可能である。カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有する化合物とは、分子内(モノマー単位内)にカルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有する化合物である。
カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有する化合物としては、不飽和カルボン酸及びその無水物のいずれか一方または両方であることが好ましい。
具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、フマル酸、クロトン酸、不飽和ジカルボン酸のハーフエステル、ハーフアミドが挙げられ、特に無水マレイン酸が好ましい。また、不飽和カルボン酸は、オレフィン樹脂中に共重合されていれば良く、その重合形態は限定されるものではなく、例えばランダム共重合、ブロック共重合、グラフト共重合であっても良い。
上記オレフィン樹脂は、上記アルケン成分、不飽和カルボン酸及びその無水物のいずれか一方または両方以外を、共重合体の構成成分として含む共重合体を含有するオレフィン樹脂であっても良い。モノマーとしては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸ブチルの如きアクリル酸エステル類、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチルの如きマレイン酸エステル類、アクリル酸アミド類、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテルの如きアルキルビニルエーテル類、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサチック酸ビニルの如きビニルエステル類、ビニルエステル類を塩基性化合物でケン化して得られるビニルアルコール、ジエン類、アクリロニトリル、ハロゲン化ビニル類、ハロゲン化ビリニデン類、一酸化炭素、二硫化硫黄が挙げられ、これらの混合物を用いることもできる。この中では、アクリル酸エステル類、メタアクリル酸エステル類がより好ましい。下引層が複数の層から成る場合、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を用いて成膜された層ではない層があっても良い。
その場合は、当該層を構成する結着樹脂として、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、メチルセルロース、ポリアミド、ポリアミド酸、ポリウレタン、ポリイミド、メラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、チタンやジルコニウムの如き各種金属キレート化合物の重合物、各種金属アルコキシドの重合物を用いても良い。
また、金粒子、銀粒子、アルミ粒子の如き金属粒子、ITO(酸化インジウムスズ)粒子、酸化スズ粒子、導電性酸化チタン粒子、酸化亜鉛粒子、酸化スズの被覆層を設けた硫酸バリウム粒子、酸化チタン粒子の如き導電性粒子を含有しても良い。
次に、本発明の電子写真感光体の構成について説明する。
図3に示すように、本発明の電子写真感光体は、支持体101の上に、下引層103、感光層104(電荷発生層1041、電荷輸送層1042)をこの順に有する電子写真感光体である。感光層は、図3(b)(c)(d)及び(e)に示すように、支持体101上に導電層102を有していても良い。
感光層は、図3(a)及び(b)に示すように、電荷輸送物質と電荷発生物質を同一の層に含有する単層型感光層104であってもよい。また、感光層は、図3(c)、(d)及び(e)に示すように、電荷発生物質を含有する電荷発生層1041と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層1042とに分離した積層型(機能分離型)感光層であってもよい。電子写真特性の観点からは積層型感光層が好ましい。また、積層型感光層には、支持体101側から電荷発生層1041、電荷輸送層1042の順に積層した順層型感光層(図3(c)参照)と、支持体101側から電荷輸送層1042、電荷発生層1041の順に積層した逆層型感光層(図3(d)参照)がある。電子写真特性の観点からは順層型感光層が好ましい。
また、感光層104(電荷発生層1041、電荷輸送層1042)の上に、保護層105を設けてもよい(図3(e)参照)。
本発明に用いられる導電性支持体としては、アルミニウム、ニッケル、銅、金、鉄の如き金属または合金、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、ガラスの如き絶縁性支持体の上にアルミニウム、銀、金等の金属あるいは酸化インジウム、酸化スズの如き導電材料の薄膜を形成したものが挙げられる。
これらの導電性支持体表面は電気的特性改善あるいは半導体レーザーの如きコヒーレント光の照射時に問題となる干渉縞等の防止のため、陽極酸化の如き電気化学的な処理や、湿式ホーニング、ブラスト、切削処理が行われていても良い。
本発明の電子写真感光体において、導電性支持体の上には、下引層及び感光層がこの順に形成される。
前記の如く、感光層としては、単層構成と積層構成のものが知られている。積層構成の感光層は、少なくとも電荷発生層と正孔輸送層を含んでなることが好ましい。
電荷発生層は、電荷発生材料及び結着樹脂を含有していることが好ましい。電荷発生層は、例えば、結着樹脂を溶剤に溶解し、これに電荷発生材料を加え、該電荷発生材料を分散して得られる電荷発生層用塗布液を塗布し、これを乾燥させることによって形成することができる。電荷発生材料の分散の際には、サンドミルやボールミルの如きメディア型分散機や、液衝突型分散機の如き分散機を用いることができる。
電荷発生材料としては、次のものが挙げられる。モノアゾ顔料、ビスアゾ顔料、トリスアゾ顔料の如きアゾ系顔料;ペリレン酸無水物及びペリレン酸イミドの如きペリレン系顔料;アントラキノン誘導体、アントアントロン誘導体、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン誘導体、ビオラントロン誘導体及びイソビオラントロン該導体の如きアントラキノン系又は多環キノン系顔料;インジゴ誘導体及びチオインジゴ誘導体の如きインジゴイド系顔料;金属フタロシアニン及び無金属フタロシアニンの如きフタロシアニン系顔料;ビスベンズイミダゾール誘導体の如きペリノン系顔料。その中でも、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料が好ましい。その中でもオキシチタニウムフタロシアニン顔料、クロロガリウムフタロシアニン顔料、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が好ましい。
オキシチタニウムフタロシアニン結晶としては、次のものが好ましい。CuKαを線源とするX線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が、9.0°、14.2°、23.9°、27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン顔料、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が9.5°、9.7°、11.7°、15.0°、23.5°、24.1°、27.3°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン顔料。
クロロガリウムフタロシアニン結晶としては、次のものが好ましい。CuKαを線源とするX線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が7.4、16.6、25.5、28.2°に強い回折ピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が6.8、17.3、23.6、26.9°に強い回折ピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶、およびブラッグ角度(2θ±0.2°)が8.7、9.2、17.6、24.0、27.4、28.8°に強い回折ピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶。
ヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶としては、次のものが好ましい。CuKαを線源とするX線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が7.3°、24.9°、28.1°に強い回折ピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が7.5、9.9、12.5、16.3、18.6、25.1、28.3°に強い回折ピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶。
また、本発明において、フタロシアニン結晶の結晶形のCuKα特性X線回折におけるブラッグ角は、以下の条件で測定した。
測定装置:(株)マック・サイエンス製全自動X線回折装置(商品名:MXP18)
X線管球:Cu
管電圧:50kV
管電流:300mA、
スキャン方法:2θ/θスキャン
スキャン速度:2deg./min
サンプリング間隔:0.020deg.
スタート角度(2θ):5deg.
ストップ角度(2θ):40deg.
ダイバージェンススリット:0.5deg.
スキャッタリングスリット:0.5deg.
レシービングスリット:0.3deg.
湾曲モノクロメーター使用
電荷発生層に用いられる結着樹脂としては、次のものが挙げられる。スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレンの如きビニル化合物の重合体および共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂。この中でも、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセタールが好ましく、中でもポリビニルアセタールがより好ましい。
正孔輸送層は、分子分散状態の正孔輸送性物質と結着樹脂とを含有しており、成膜性を有する結着樹脂と下記のような正孔輸送材料を溶解した溶液を塗布し、乾燥することによって形成されることが好ましい。
正孔輸送物質としては、多環芳香族化合物、複素環化合物、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジン系化合物、トリアリールアミン系化合物、トリフェニルアミンあるいはこれらの化合物から成る基を主鎖または側鎖に有するポリマーが挙げられる。
正孔輸送層に用いられる結着樹脂としては、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル、ポリアリレート、ポリサルホンおよびポリスチレンが挙げられる。
特に、ポリカーボネートやポリアリレートが好ましく、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて測定される重量平均分子量(Mw)が10,000〜300,000のものが好ましい。正孔輸送材料と結着樹脂との比率は質量比で、10/5〜5/10が好ましく、より好ましくは、10/8〜6/10である。
正孔輸送層上に表面保護層を形成してもよい。表面保護層は、結着樹脂に導電性粒子、又は正孔輸送材料を含有することが好ましい。また、潤滑剤の如き添加剤を含有しても良い。結着樹脂自身が導電性や正孔輸送性を有していても良い。その場合は、樹脂以外に導電性粒子や正孔輸送材料を含まなくても良い。樹脂は、熱、光、又は放射線により硬化する硬化性樹脂でも、非硬化性の公知の熱可塑性樹脂でも良い。これらの感光体作成用塗工液を塗布する方法としては、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、カーテンコーティング法およびスピンコーティング法が挙げられるが、効率性及び生産性の観点から浸漬コーティング法が好ましい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1〜15の下引層に用いられるポリオレフィン樹脂は、市販されているポリオレフィン樹脂〔ボンダインHX-8290(住友化学工業株式会社製)、プリマコール5980I(ダウ・ケミカル社製)〕、および公知の方法で合成された樹脂(1〜7)を使用した。実施例1〜15において、樹脂粒子分散液が作製され、下引層の塗料を調製した。
なお、樹脂1〜7は、「新高分子実験学2 高分子の合成・反応(1)」の第4章(共立出版株式会社)、特開2003−105145号公報、特開2003―147028号公報に記述された方法で合成した。
Figure 2011112932
実施例1〜15のポリオレフィン樹脂の組成は以下の方法によって測定した。その結果を表1に示す。
(1)ポリオレフィン樹脂中の不飽和カルボン酸成分の含有量:
ポリオレフィン樹脂の酸価をJIS K5407に準じて測定し、その値から不飽和カルボン酸の含有量(グラフト率)を次式から求めた。
含有量(質量%)=(グラフトした不飽和カルボン酸の質量)/(原料ポリオレフィン樹脂の質量)×100
(2)不飽和カルボン酸成分以外の樹脂の構成:
オルトジクロロベンゼン(d4)中、温度120℃にて1H−NMR、13C−NMR分析(バリアン社製、300MHz)を行って求めた。13C−NMR分析では定量性を考慮したゲート付きデカップリング法を用いて測定した。
〔実施例1〕
長さ260.5mm、直径30mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体とした。
次に、以下のものを直径1mmのガラスビーズを用いたサンドミルで3時間分散して、分散液を調製した。
導電性粒子としての酸素欠損型SnOを被覆した粒子(粉体抵抗率120Ω・cm、SnOの被覆率(質量比率)は40%)50質量部
結着樹脂としてのフェノール樹脂(プライオーフェンJ−325、大日本インキ化学工業(株)製、樹脂固形分60%)40質量部
溶剤としてのメトキシプロパノール40質量部
この分散液における酸素欠損型SnOを被覆したTiO粒子の個数平均粒径は0.33μmであった(堀場製作所製CAPA700でTHF(テトラヒドロフラン)を分散媒に用い、回転数5000rpmにて遠心沈降法で測定)。
この塗布液を支持体の上に浸漬塗布し、温度145℃で30分間乾燥・熱硬化させることによって、膜厚が25μmの導電層を形成した。次に、ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機のガラス容器内に以下のものを仕込み撹拌翼の回転速度を300rpmとして撹拌した。
75.0gのポリオレフィン樹脂(ボンダインHX-8290、住友化学工業株式会社製)
60.0gの2プロパノール(以下、IPAと記す)
樹脂中のカルボキシル基に対して1.2倍当量のトリエチルアミン、および
159.9gの蒸留水
撹拌した結果、容器底部には樹脂粒状物の沈澱は認められず、浮遊状態となっていることが確認された。そこでこの状態を保ちつつ、10分後にヒーターの電源を入れ加熱した。そしてガラス容器の系内温度を140〜145℃に保ってさらに20分間撹拌した。その後、水浴につけて、回転速度300rpmのまま攪拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した後、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧濾過(空気圧0.2MPa)し、乳白色の均一なポリオレフィン樹脂粒子分散液を得た。
さらに、ブチル化尿素樹脂(ベッカミンG−1850、大日本インキ製)4.7部を加え攪拌し、さらにイソプロパノール500質量部と蒸留水300質量部を加え、攪拌した。次にイソプロパノール500質量部で希釈し、下引層用塗布液を調製した。この下引層用塗布液を前記導電層上に塗布後、温度80℃で10分乾燥し、厚さ1.0μmの下引層を形成した。
次に、以下のものを直径1mmのガラスビーズを用いたサンドミル装置で1.5時間分散し、次に、酢酸エチル240質量部を加えて電荷発生層用塗布液を調製した。
CuKα特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の7.5°、9.9°、16.3°、18.6°、25.1°、28.3°に強いピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン10質量部、
ポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1、積水化学工業(株)製)5質量部および
シクロヘキサノン260質量部
この電荷発生層用塗布液を、下引層上に浸漬塗布し、これを温度100℃で10分間乾燥させることによって、膜厚が0.18μmの電荷発生層を形成した。
次に、以下のものをジメトキシメタン30質量部/クロロベンゼン70質量部の混合溶媒に溶解して、正孔輸送層用塗布液を調製した。
下記式(2)で示される構造を有するアミン化合物7質量部、および、
下記式(3)で示される構造を有する重量平均分子量(Mw)=100,000のポリアリレート10質量部(Mwは、東ソー(株)製ゲルパーミエーションクロマトグラフィー「HLC−8120」で測定し、ポリスチレン換算で計算した。)
Figure 2011112932
Figure 2011112932
この正孔輸送層用塗布液を、電荷発生層上に浸漬塗布し、これを温度120℃で40分間乾燥させることによって、膜厚が20μmの正孔輸送層を形成した。
このようにして正孔輸送層が表面層である電子写真感光体を作製した。
下引層と正孔輸送層の膜厚は、同一寸法のアルミシリンダーにアルミシートを巻きつけ、同様の条件で成膜したサンプルを用い、中央部分を6点、ダイヤルゲージ(2109FH(株)ミツトヨ製)で測定した値の平均を算出した。
電荷発生層の膜厚は、同様に成膜したサンプルの中央部を100mm×50mm切り取り、アセトンで膜を拭き取る前後の重量から算出した(密度:1.3g/cmで算出)。
作製した電子写真感光体を、温度23℃湿度50%RHの環境下にて、キヤノン(株)製レーザービームプリンターのLBP−2510に装着して、表面電位評価及び初期と3000枚通紙耐久後の画像の評価を行った。詳しくは以下のとおりである。
LBP−2510のシアン色用のプロセスカートリッジに、作製した電子写真感光体を装着して、シアンのプロセスカートリッジのステーションに装着し、画像を出力した。ドラム表面電位は、初期暗部電位が−550V、明部電位が−150Vになるように設定した。表面電位の測定は、カートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(model6000B−8:トレック・ジャパン(株)製)を装着し、ドラム中央部の電位を表面電位計(model344:トレック・ジャパン(株)製)を使用して測定した。
通紙時は各色の印字率1%の文字画像をA4サイズの普通紙でフルカラープリント操作を行い、前露光を点灯せずに10,000枚の画像出力を行った。
そして、評価開始時と10,000枚終了時に、以下のことを行った。
1枚目にベタ白画像をとり、ゴースト画像(図1に示すように、画像の先頭部にベタで四角の画像を出した後、図2に示す1ドット桂馬パターンのハーフトーン画像を作成)を連続5枚とり、次に、ベタ黒画像を1枚とった後に再度ゴースト画像を5枚とった。
ゴースト画像の評価は、以下のように行った。
1ドット桂馬パターンのハーフトーン画像濃度とゴースト部の画像濃度との濃度差を、分光濃度計X−Rite504/508(X−Rite(株)製)で、1枚のゴースト画像で10点測定し、それら10点の平均をとり1枚の結果とした。前述の10枚のゴースト画像すべてを同様に測定して、それらの平均値を求めた。
結果を表2に示す。この濃度差は、値が小さいほど、ゴースト的には良好であることを意味する。
また、作製した電子写真感光体を装着したプロセスカートリッジを、温度40℃湿度95%RHの環境下にて30日間保管し、取り出し2日後に温度23℃、湿度50%RHの環境下にて同様な評価を行った。
〔実施例2〕
下引層用塗布液に用いるブチル化尿素樹脂(ベッカミンG−1850、大日本インキ製)の代わりに、メラミン樹脂(サイメル325、日本サイテックインダストリーズ製)6.3部を用い、乾燥温度を150℃とした以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し、評価した。結果を表2に示す。
〔実施例3〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(ボンダインHX-8290、住友化学工業株式会社製)の代わりにポリオレフィン樹脂(プリマコール59801、ダウケミカル製)を用い、メラミン樹脂を14.1部とした。この点以外は実施例2と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例4〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(ボンダインHX-8290、住友化学工業株式会社製)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂1)を用い、メラミン樹脂を9.4部とした以外は実施例2と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例5〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(ボンダインHX-8290、住友化学工業株式会社製)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂2)を用い、メラミン樹脂を14.1部とした以外は実施例2と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例6〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(ボンダインHX-8290、住友化学工業株式会社製)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂3)を用い、メラミン樹脂を28.1部とした以外は実施例2と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例7〕
下引層用塗布液に用いるメラミン樹脂(サイメル325、日本サイテックインダストリーズ製)14.1部の代わりにメラミン樹脂(ユーバン28−60、三井化学製)6.3部を用いた以外は実施例5と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例8〕
下引層用塗布液に用いるメラミン樹脂(ユーバン28−60、三井化学製)を18.7部を用いた以外は実施例7と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例9〕
下引層用塗布液に用いるメラミン樹脂(サイメル325、日本サイテックインダストリーズ製)14.1部の代わりにメラミン樹脂(スーパーベッカミンL116−70、DIC製)16.1部を用いた以外は実施例5と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例10〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(上記樹脂2)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂4)を用いた以外は実施例5と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例11〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(上記樹脂2)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂5)を用い、メラミン樹脂を9.4部とした以外は実施例5と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例12〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(上記樹脂2)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂6)を用いた以外は実施例10と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例13〕
下引層用塗布液に用いるポリオレフィン樹脂(上記樹脂2)の代わりにポリオレフィン樹脂(上記樹脂7)を用い、メラミン樹脂を18.7部とした以外は実施例5と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例14〕
塩化第二スズ五水和物0.2モルを200mlの水に溶解して0.5Mの水溶液とし、撹拌しながら28%のアンモニア水を添加することでpH1.5の白色酸化スズ超微粒子含有スラリーを得た。得られた酸化スズ超微粒子含有スラリーを温度70℃まで加熱した後、温度約50℃まで自然冷却したうえで、純水を加え1Lの酸化スズ超微粒子含有スラリーとし、遠心分離器を用いて固液分離を行った。この含水固形分に800mlの純水を加えて、ホモジナイザーにより撹拌・分散を行った後、遠心分離器を用いて固液分離を行うことで洗浄を行った。洗浄後の含水固形分に純水を75ml加えて酸化スズ超微粒子含有スラリーを調製した。得られた酸化スズ超微粒子含有スラリーにトリエチルアミン3.0mlを加え撹拌し、透明感が出てきたところで70℃まで昇温した後、加温をやめ自然冷却することで固形分濃度20質量%の有機アミンを分散安定剤とする酸化スズゾル溶液を得た。
実施例5の塗布液の樹脂固形分1部に対して酸化スズが6.8部となるように、塗布液と酸化スズゾル分散液を混合した。その後、溶媒比率が水/IPAが9/1、固形分が5%になるよう溶媒を添加し、攪拌することによって得た下引層用塗布液を用いた以外は実施例5と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔実施例15〕
実施例9の塗布液に実施例14と同様に酸化スズ超微粒子含有スラリーを加え下引層用塗布液を作成した以外は、実施例9と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
〔比較例1〕
メラミン樹脂を加えなかった以外は実施例6と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表2に示す。
Figure 2011112932
101 支持体
102 導電層
103 下引層
104 感光層
1041 電荷発生層
1042 電荷輸送層
105 保護層

Claims (2)

  1. 導電性支持体の上に、下引層、感光層をこの順に設けてなる電子写真感光体の製造方法において、カルボン酸基及びカルボン酸無水物基の少なくとも一方を有するオレフィン樹脂及びアミノ樹脂を含有する塗布液を、前記導電性支持体の上に塗布し、乾燥させて前記下引層を成膜することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  2. 前記アミノ樹脂がメラミン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体の製造方法。
JP2009270201A 2009-11-27 2009-11-27 電子写真感光体の製造方法 Active JP5517579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009270201A JP5517579B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 電子写真感光体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009270201A JP5517579B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 電子写真感光体の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011112932A true JP2011112932A (ja) 2011-06-09
JP2011112932A5 JP2011112932A5 (ja) 2013-01-17
JP5517579B2 JP5517579B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=44235289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009270201A Active JP5517579B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 電子写真感光体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5517579B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348531A (en) * 1976-10-14 1978-05-02 Toray Industries Electrophotographic photosensitive material
JPS59137961A (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 Mitsubishi Paper Mills Ltd 電子写真オフセット印刷用原板
JPH02212853A (ja) * 1989-02-13 1990-08-24 Konica Corp 感光体
JP2001034002A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真感光体
JP2010164812A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ricoh Co Ltd 1成分画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348531A (en) * 1976-10-14 1978-05-02 Toray Industries Electrophotographic photosensitive material
JPS59137961A (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 Mitsubishi Paper Mills Ltd 電子写真オフセット印刷用原板
JPH02212853A (ja) * 1989-02-13 1990-08-24 Konica Corp 感光体
JP2001034002A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真感光体
JP2010164812A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ricoh Co Ltd 1成分画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5517579B2 (ja) 2014-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5430352B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP5361666B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP5430353B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP5361665B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2009288621A (ja) 電子写真感光体及びそれを用いたプロセスカートリッジ及び電子写真装置
KR101294525B1 (ko) 전자 사진 감광체, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치
JP2008256843A (ja) 電子写真感光体およびそれを用いたプロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2009288629A (ja) 電子写真感光体の製造方法及び電子写真感光体
JP5361667B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP5517579B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2012022228A (ja) 電子写真感光体
JP5479031B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法及び電子写真感光体
JP5479041B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2009288628A (ja) 電子写真感光体の製造方法及び電子写真感光体
JP2009288623A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置。
JP5409282B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を用いたプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP5634048B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP5268407B2 (ja) 電子写真感光体及び電子写真装置
JP5460258B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP5479053B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP3779210B2 (ja) 電子写真感光体およびこの感光体の製造方法
JP2011112930A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5517579

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151