JP2011112665A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011112665A
JP2011112665A JP2009265980A JP2009265980A JP2011112665A JP 2011112665 A JP2011112665 A JP 2011112665A JP 2009265980 A JP2009265980 A JP 2009265980A JP 2009265980 A JP2009265980 A JP 2009265980A JP 2011112665 A JP2011112665 A JP 2011112665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fur brush
forming apparatus
image forming
scraper
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009265980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5407800B2 (ja
Inventor
Tetsuo Watanabe
哲夫 渡辺
Koichi Kudo
宏一 工藤
Takashi Hashimoto
崇 橋本
Fumito Masubuchi
文人 増渕
Natsu Matsue
奈摘 松江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009265980A priority Critical patent/JP5407800B2/ja
Publication of JP2011112665A publication Critical patent/JP2011112665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5407800B2 publication Critical patent/JP5407800B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】 廃トナーのすり抜けを防止して画像劣化が起きないようにでき、鳴き音防止のためのトナー補給も十分にできるようにした画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 像担持体表面の転写後の残留トナーを除去するクリーニングブレード6と、バイアス電圧を印加してクリーニングを補助する第1のファーブラシ8と、を有する画像形成装置において、転写位置からクリーニング位置に至る過程の第1のファーブラシ上流に、第2のファーブラシ9を設置している。そして、クリーニングブレード部の異常な摩擦状態から発生する振動又は音が規定レベルを超えたとき、第2のファーブラシ9を第1のファーブラシ8の回転方向とは逆に回転させるとともに、第2のファーブラシ9にクリーニング時と逆極性のバイアス電圧を印加することにより除去した廃トナーを像担持体の表面に供給する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置、特に転写後の残留トナーをクリーニングブレードで回収する機能を備えた画像形成装置に関し、さらに詳しくは像担持体としての感光体ドラムや中間転写ベルト等に対して設置したトナークリーニング用ブレード部において、異常な摩擦状態から発生するビビリ音、いわゆる“鳴き音”を解消することが可能な技術に係わるものである。
この種の画像形成装置として、本出願人は先に、感光体ドラムへトナーを付着させクリーニングブレードと感光体ドラムの摩擦力を低減させてクリーニングブレードのビビリ音及びクリーニングブレードのめくれを防止し、また廃トナー(残留トナー)を滑剤として使うことによりトナーの無駄使いを防止し、トナーイールドを満足させることを目的とし、その目的を達成するために、感光体ドラム表面の転写後の残留トナーを除去するクリーニングブレードと、バイアスを印加してクリーニングを補助するファーブラシと、を有する画像形成装置において、前記ファーブラシにクリーニング時とは逆極性のバイアスを印加し、付着しているトナーを前記感光体ドラムに付着させるようにした技術を提案した(特許文献1参照)。
しかし、この技術の場合、ファーブラシで感光体ドラム表面に供給されたトナーは、直後にクリーニングブレードにより全てクリーニングされ、その前段に配置されたファーブラシでのクリーニングが行われないために、大量のトナーがクリーニングブレードのブレードエッジ部に堆積する。そのため、ブレードエッジ部の微少変形によるトナーのすり抜けを起こす原因となっていた。そして、すり抜けトナー部は、画像上に縦スジとなって現れ、画像劣化を引き起こしていた。
また、廃トナーの供給タイミングを転写紙の紙間相当に設定している。そのため、紙間という限定された区間で廃トナーの供給が行われるので、十分な廃トナーの補給ができなくて、安定した運転状態への復帰に時間がかかるという問題がある。
さらに、運転過程において、廃トナー供給のタイミングは、予め設定されたタイミングに決められた量の供給が行われるだけであり、必ずしも適正とは言えない。つまり、鳴き音を防止するのに本来必要な適正補給量に対して一定量を補給するため、不足あるいは過補給になる可能性がある。
一方、クリーニング部材(クリーニングブレード)の振動あるいは音を検知し、事前に設定されたレベル値あるいは前回との比較値において差異が認められる時に、振動抑制制御信号を発する技術も考えられている(特許文献2及び特許文献3参照)。
しかし、プリンタの運転モードの違いや、機器の経時的変動によって振動(音)の発生モードは変動するため、本来対象とするブレード鳴き音が、前記した各種の変動値に埋もれて、その変化が捉えづらく誤認識する可能性がある。また、実機への搭載のためには、小規模にして的確な検出が行える構成が必要である。
そこでこの発明は、前記従来の装置がもつ問題点を解決し、廃トナーのすり抜けを防止して画像劣化が起きないようにでき、鳴き音防止のためのトナー補給も十分にできるようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、像担持体表面の転写後の残留トナーを除去するクリーニングブレードと、バイアス電圧を印加してクリーニングを補助する第1のファーブラシと、を有する画像形成装置において、転写位置からクリーニング位置に至る過程の第1のファーブラシ上流に、第2のファーブラシを設置し、クリーニングブレード部の異常な摩擦状態から発生する振動又は音が規定レベルを超えたとき、第2のファーブラシを第1のファーブラシの回転方向とは逆に回転させるとともに、第2のファーブラシにクリーニング時と逆極性のバイアス電圧を印加することにより除去した廃トナーを像担持体の表面に供給することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、第2のファーブラシに接離するスクレーパが揺動可能に設けられ、このスクレーパは、第2のファーブラシが逆回転すると、第2のファーブラシから離間するとともに、微少な加振動作をしながら廃トナーの汲み上げ供給機能を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、第1、第2のファーブラシにそれぞれ接離する第1、第2のスクレーパが揺動可能に設けられ、これら第1、第2のスクレーパは、第2のファーブラシが逆回転すると、第1、第2のファーブラシから離間するとともに、微少な加振動作をしながら廃トナーの汲み上げ供給機能を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、第2のスクレーパの加振動作は、第1のスクレーパよりも長く続くようになっていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、第1、第2のファーブラシ、スクレーパ又は第1、第2のスクレーパは、像担持体側が開放された廃トナーケース内に収容されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、クリーニングブレード部から発生する振動又は音を検出する検出器と、この検出器からの検出信号を受けて発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えたか否かを比較する比較器と、この比較器により発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えたとき第2のファーブラシを逆回転するとともに、第2のファーブラシにクリーニング時と逆極性のバイアス電圧を印加するように制御する制御器とを有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、検出器は、クリーニングブレードを支持するブレードホルダに設けた加速度ピックアップ又はマイクであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の画像形成装置において、比較器は、検出器が検出信号として出力する発生周波数帯の基本波のレベル値をFFT(高速フーリエ変換)処理することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、制御器は、比較器により発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えたとき第2のスクレーパを第2のファーブラシから離間させるように制御することを特徴とする。
この発明は、前記のようであって、請求項1に記載の発明によれば、クリーニングブレード部の異常な摩擦状態から発生する振動又は音が規定レベルを超えたとき、第2のファーブラシを第1のファーブラシの回転方向とは逆に回転させるとともに、第2のファーブラシにクリーニング時と逆極性のバイアス電圧を印加することにより除去した廃トナーを像担持体の表面に供給するので、従来起きていた廃トナーのすり抜けを防止して画像劣化が起きないようにすることができるとともに、トナー補給も十分にできて鳴きの発生を抑えることができる。すなわち、第1のファーブラシ手前となる上流側に専用の廃トナー補給機構を設け、滑剤としての廃トナーを供給することによりブレードエッジ部におけるブレードと像担持体表面との摩擦を滑らかにし、像担持体表面の摩擦係数改善を図ることが可能となるので、ブレードエッジ部に大量のトナーが堆積し、その結果、すり抜けによる縦スジ現象が起こるのをなくすことが可能となる。
また、前記のような像担持体表面とブレードとの摩擦状態の改善を少ないスペースと短時間で実現することができる。すなわち、像担持体周りのプロセスにおいて、転写位置とクリーニング位置の区間で廃トナー塗布とクリーニングを実現し、プリント枚数(速度)が落ちることがないようにすることができる。また、プリント時、非プリント時の像担持体の回転時に任意に行えるようにすることができる。さらに、廃トナーの再利用により新トナーを使用しなくともよく、コストを安価に抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2のファーブラシに付随して設けたスクレーパに関し、通常は第2のファーブラシにより回収されるトナーの掻き落としとして作用するのを、廃トナー供給時にはスクレーパの機能を解除して、廃トナー補給性能を上げるように作用させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明によって得られる前記効果を、第1、第2のファーブラシに接離する第1、第2のスクレーパを設けることによっても得ることができる。請求項4に記載の発明によれば、第2のスクレーパの表面に付着するトナーの分散をより長くしてトナーの分散を促進することが可能となる。請求項5に記載の発明によれば、廃トナーケースとその内部に収容した部材が一体となった廃トナー補給機構のプロセスカートリッジ化が可能となり、これにより像担持体に対する取り付けや取り外しが容易になり、保守や点検等にも便利なものとなる。
請求項6ないし9に記載の発明によれば、検知器、比較器、制御器を有する制御系を設けたことにより、鳴き現象の発生とともに、あるいは発生の兆候に応じて、リアルタイムに最適タイミングで最適な量の廃トナーを自動的に供給して、鳴き音の発生を抑えることができる。鳴き音の発生するクリーニングブレード部の基本波となり得る振動周波数、又は発生音周波数を事前に確定しておき、その周波数帯における変動のみを変化値として捉えて、そのための具体的な検出とコントロール(トナー供給と停止)がされる。若干の幅を持たせた周波数帯域のデータのみを分析してレベル値を知ることにより、装置の回路規模を軽減して簡単化を図ることができるとともに、安定性の確保と装置コストの低減化が図れる。鳴き音の発生あるいはその兆候を検出器によって認識したら、そのタイミングで廃トナーを一定量供給して(解消されるまで)像担持体表面とブレードとの摩擦状態を改善し、鳴き音の発生をなくすことができる。
この発明の一実施の形態を示す、画像形成装置の感光体ドラム周りの概略図であって、(A)は通常のクリーニング時、(B)は廃トナー供給時、のそれぞれ状態を示す。 同上の廃トナー供給の制御構成を示す概略図である。 同上の廃トナー供給時の動作を説明するためのチャートである。 同上の廃トナー供給の制御用周波数を説明するための図面である。 別の実施の形態として示す、中間転写ベルトクリーニング部での、廃トナー供給時の状態を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施の形態に係る画像形成装置について、説明する。
図1(A)に示すように、像担持体である感光体ドラム1表面の周りには、帯電装置2、書込み用光源3、現像ローラ4、転写装置5、クリーニングブレード6が時計回りに順に配置されている。クリーニングブレード6は感光体ドラム1表面の転写後の残留トナーを除去するもので、ブレードホルダ7で支持されている。転写装置5のある転写位置からクリーニングブレード6のあるクリーニング位置に至る過程にはクリーニングブレード6によるクリーニングを補助する第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9が、第2のファーブラシ9が感光体ドラム1の回転方向上流側となるように回転可能に配置されている。第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9はほぼ同径となっている。また、これら第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9に先端部が接離する第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12が、基端部をそれぞれ支軸13,14により枢支されて揺動可能に配設されている。そして、これら第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9、並びに第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12は、感光体ドラム1側が開放されている断面略逆コ字状の廃トナーケース15内に収容されている。各々のローラの回転方向は図中に矢印で示した。
通常のクリーニング時には、図1(A)に示すように、第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9は、感光体ドラム1の回転方向とは逆方向に回転し、この回転により感光体ドラム1表面の転写後の残留トナーを掻き落とすクリーニング機能を果たし、クリーニングブレード6によるクリーニングを補助する。一方、鳴き音防止のためのトナー補給としての廃トナー供給時には、図1(B)に示すように、第1のファーブラシ8の回転はそのままに、第2のファーブラシ9は第1のファーブラシ8の回転方向とは逆方向に回転し、この回転により後記するように第2のファーブラシ9にクリーニング時と逆極性のバイアス電圧が印加することによりクリーニング時に除去した廃トナーを感光体ドラム1表面に供給する。この際には第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12が揺動し、先端部が第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9から離間して掻き落とした残留トナーが廃トナーとして供給し易いようにする。なお、図1(B)においては帯電装置2、書込み用光源3、現像ローラ4、転写装置5は省略している。
さらに詳しく説明すると、クリーニング時、第2のファーブラシ9は、第1のファーブラシ8とともに残留トナーの掻き落としによるクリーニング機能を果たす。すなわち、転写装置5で用紙への転写を完了した後の残留トナーは、第2のファーブラシ9へのバイアス電圧の印加と回転により、該ブラシ周辺のトナーを吸着しつつ感光体ドラム1表面から掻き落とされる。このように第2のファーブラシ9を設置していることにより、通常状態でのクリーニング効果も上げることが可能である。
図1(A)に示すクリーニング時には、第2のファーブラシ9の回転は、矢印で示すように第1のファーブラシ8と同じ方向で、かつ感光体ドラム1の回転と反対方向であり、その先にはブラシ表面のトナーを掻き落とす第2のスクレーパ12が接触するように設けられている。第2のファーブラシ9又は第2のスクレーパ12で掻き落とされ除去されたトナーは廃トナーとして、廃トナーケース15内に蓄積される。同様に、第1のファーブラシ8又は第1のスクレーパ11によっても残留トナーが除去される。そして、最終的に除去しきれなかったトナーは、クリーニングブレード6のブレードエッジ部に蓄積することになるが、該トナーは第1のファーブラシ8に吸着されて移行し、第1のスクレーパ11によって掻き落とされて廃トナーケース15内に蓄積される。
後記するようにクリーニングブレード6部に鳴き音現象が発生し、あるいは鳴き音発生の状況になって、これを後記検出器で検出した場合には、プリント時及び非プリント時にかかわらず、通常状態のクリーニングモードから廃トナーモードへの切り替えが行われる。すなわち、図1(B)に示す廃トナー供給時には、第2のファーブラシ9の回転は、矢印で示すように第1のファーブラシ8と反対方向で、かつ感光体ドラム1の回転と同じ方向となる。そして、第2のファーブラシ9を廃トナー供給用として作用させ、廃トナーケース15内における第2のスクレーパ12の近傍から廃トナーを汲み上げて、感光体ドラム1表面に付着させる。このとき、第2のファーブラシ9の極性は、トナーを吸着させるのとは、反対の極性の電圧を印加し、ブラシ表面のトナーが感光体ドラム1に移行するようにする。つまり、通常の掻き落としでは、トナーが200Vで感光体ドラム1に吸着しているものとすると、逆極性で−200Vを印加する。従って、ここでは−200Vを印加して感光体ドラム1側に移行させる。
第2のファーブラシ9の作用で感光体ドラム1表面に付着した廃トナーは、マイナス帯電させた第1のファーブラシ8で拡散されつつ、クリーニングブレード6に向かう。そして、クリーニングブレード6と感光体ドラム1表面の接触部では極めてミクロな状態において、トナーが摺動することによる滑剤としての機能から、両者間の摩擦係数が最適化(スティックスリップが解消される状態)されて、振動と音が解消されることになる。
図2は、駆動制御系を示す構成図である。第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9は、パルスモータ17,18によりそれぞれ回転駆動されるようになっている。また、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12は、パルスモータ21,22によりそれぞれ揺動駆動されるようになっている。ブレードホルダ7には加速度ピックアップ又はマイク等からなる検出器23が埋込まれている。25はFFT/レベル比較器で、検出器23で検出した出力をFFT(高速フーリエ変換)処理し、鳴き音現象の対象となる基本周波数を抽出している。FFT/レベル比較器25からの出力はシステム全体の制御を司るシステムコントローラ26により制御されるクリーニングコントローラ27に送られる。クリーニングコントローラ27は、モータドライバ28を介して第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9用のパルスモータ17,18、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12用のパルスモータ21,22の駆動を制御する一方、電位ドライバ31,32を介して第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9の電位を制御する。
パルスモータ21,22は前記のように第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12を点線位置と実線位置との間を上下に揺動させるだけなので、そのような駆動をさせるものであれば他の駆動部材を用いてもよい。例えば前記のようなパルスモータに代えてソレノイド等を採用することも可能である。また、パルスモータ18は逆回転もさせるので、正逆転可能な機能を有することが必要である。
クリーニングブレード6と感光体ドラム1の表面間の摩擦係数を最適化するという前記の効果を一層向上させるために、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12のブラシ表面に対する接触を解除する。これにより、一旦ブラシ側に移行した廃トナーはそのまま感光体ドラム1表面に付着するとともに、スクレーパ付近に蓄積したトナーを、ブラシ表面に付着させながら感光体ドラム1表面に移行させることができる。第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12のブラシ表面に対する接触を解除する機構は、それを取り付けた支軸13,14を一定角揺動するように、スクレーパのアーム比を構成し、そのアームにパルスモータ21,22を連結して、クリーニングコントローラ27からの指令によりタイミングをとって動作させることで実現できる。
一方、トナーの凝集特性などから、第2のファーブラシ9の逆回転により第2のスクレーパ12の近傍に堆積したトナーを汲み上げる際に、ブラシ表面に移行し難い現象が多々発生する。このようなときのために、第2のスクレーパ9に微振動を与えることが有効であり、それによりトナー間の凝集形態が崩れ、いわゆるサラサラした分散状態でトナーが第2のファーブラシ9に吸着されて、感光体ドラム1の表面に移送することが可能になる。そのために本発明では、パルスモータ21,22を第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12に連結し、これにより第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12を揺動させ、その先端部を第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9から離間させるとともに、さらに正逆の微振動を加えることでトナーの分散が促進されるようにしている。それらの動作タイミング関係を図3に示す。
図3によれば、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12による正逆の微振動は、両スクレーパが離間して間もなく開始し、同期した形で行われるが、その時間は第1のスクレーパ11のほうが短く、つまり第2のスクレーパ12の微振動は、第1のスクレーパ11よりも長く続くようになっている。この理由は、第2のスクレーパ12の表面に付着するトナーの分散がより長くできて分散の促進が図れるためである。
クリーニングブレード6とそれの支持部材であるブレードホルダ7と、感光体ドラム1表面の摺動部では、それらを含んだ振動又は音の発生周波数帯と、音として知覚されるレベルに関しての相関は、事前に測定されており特定することができる。実際の機種での発生周波数帯は、図4に示すように約522Hzであった。この基本周波数帯での発生を抑えれば、それによる2次、3次など高次の振動は自ずと抑えられるので、この基本周波数帯(一定幅の窓を設定)におけるレベルをセンシングの対象となる比較器情報としてセットする。ブレードホルダ7の中央に埋込まれた検出器23としての加速度ピックアップ又はマイク(いずれも昨今、MEMS技術により製作される超小型なものが存在するのでそれを使用する)の出力は、FFT/レベル比較器25を経由してクリーニングコントローラ27に入力される。
前記におけるFFT/レベル比較器25では、検出器23の出力を、FFT(高速フーリエ変換)処理し、鳴き音現象の対象となる基本周波数を抽出している。この波形に対し、ピーク値が設定された規定レベルである鳴き音スレッシュレベルを超えた瞬間に、通常状態のクリーニングモードから廃トナーモードへ作用させる。使用する検出器23はいずれもブレードホルダ7に一体的に固定あるいは埋込みが可能なことが要求されるため、MEMS技術などにより作られる加速度ピックアップ又はマイクを使用するのが好ましい。
FFT処理(高速フーリエ変換)を用いた検出形態に関して、取得データに対してリアルタイムに時間軸上の変動を周波数軸上に変換する作業は、回路規模として膨大なものになるため、低価格で小規模なFPGA(Field Programmable Gate Array)には実装できない不都合がある。したがって、実機に搭載するには低コスト構成を考慮しなければならない。検出規模を最少にして効果を得るため、本発明では、事前に既知化された鳴き音の発生周波数帯とレベルに対して、一定の幅を持たせた検出と照合を行い、発生のレベルと判断するようにしている。
前記実施の形態の作用について図3も参照しながら説明する。クリーニングブレード部に鳴き音の発生のない通常状態(通常の運転時:クリーニング時)においては、図1(A)に示すように、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12は、揺動することなく常時、第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9に先端部が接触した位置を保つ。また、第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9は、矢印で示すように互いに同方向の反時計方向(CCW)に回転し、バイアス電圧が印加されることにより、転写装置5で用紙への転写を完了した後に該ブラシ周辺に残るトナーを吸着しつつ感光体ドラム1表面からの残留トナーの掻き落としによるクリーニング機能を果たす。このように従来のものに比し、第2のファーブラシ9を設置していることにより、通常状態でのクリーニング効果をより上げることが可能である。
このときのシステムコントローラ26からの制御としては、FFT/レベル比較器25からの信号が入力されるクリーニングコントローラ27からモータドライバ28に対してパルスモータ21,22へは駆動停止、パルスモータ17,18へは回転駆動の信号が出力される。また、クリーニングコントローラ27から電位ドライバ31,32に対して第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9へバイアス電圧印加の信号が出力される。これにより、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12は揺動が止められ、第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9は共に同方向に回転駆動される。
次に、クリーニングブレード部に鳴き音が発生し、その発生音を検出器23が検出すると、検出した出力信号がFFT/レベル比較器25へ入り、ここで出力信号である音の発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えているか否かが比較される。そして、レベル値が規定レベルを超えていると、システムコントローラ26から制御されているクリーニングコントローラ27がモータドライバ28に対してパルスモータ21,22へは揺動駆動、パルスモータ18へは逆回転の駆動信号が同時に出力される。パルスモータ17へはそのまま回転駆動信号が継続される。また、電位ドライバ32に対してクリーニングコントローラ27から第2のファーブラシ9へ逆極性のバイアス電圧印加の信号が出力される。これにより、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12はそれまでの第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9への接触が解除されて点線位置から実線位置へ揺動して開き、先端部が該ブラシから離れる。
そして、しばらくの後にクリーニングコントローラ27がモータドライバ28に対してパルスモータ21,22へ駆動信号が出力され、これにより第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12は小刻みな正逆の微振動を繰り返す。この微振動により第1のスクレーパ11上のトナーはその先端部から下方の第2のスクレーパ12上に落下し、落下した第2のスクレーパ12上のトナーはさらにその下方の廃トナーケース15の底に落下して蓄積されていくことになるが、前記微振動の繰り返しによりトナーはサラサラ感のある状態に分散されるので、トナーは該スクレーパに付着することがない。
一方、第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9は、第1のファーブラシ8が元のままであるが、第2のファーブラシ9のほうは矢印で示すように逆方向、つまり時計方向(CW)に回転(逆回転)する。また、第2のファーブラシ9へは逆極性のバイアス電圧が印加されるため、クリーニング時に掻き落とされ廃トナーケース15の底に蓄積された廃トナーが第2のファーブラシ9によって吸い上げられて感光体ドラム1表面まで移行され、感光体ドラム1表面に供給される。この感光体ドラム1表面に供給された廃トナーが滑剤となりクリーニングブレード6と感光体ドラム1の表面間の摩擦係数が最適化され、鳴き音の発生が解消されることになる。そして、この廃トナーの供給は鳴き音の発生が解消するまで(検出器の出力が規定レベル以下になるまで)継続される。
鳴き音の発生が無くなり、FFT/レベル比較器25で所定レベルと比較されるレベル値が規定レベルを超えなくなると、クリーニングコントローラ27からモータドライバ28に対してパルスモータ21,22へは駆動停止、パルスモータ18へは逆回転の駆動停止信号が出力される。また、電位ドライバ32に対してクリーニングコントローラ27から第2のファーブラシ9へ元のバイアス電圧印加の信号が出力される。これにより、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12が振動を停止し、再び第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9に接触する元の位置に揺動して復帰する。同時に第2のファーブラシ9も逆回転から元の正回転に復帰するとともに、電圧の極性も元に復帰する。
前記のように鳴き音が発生したときに廃トナーが感光体ドラム1に供給され、この供給された廃トナーが滑剤としての機能を果たすことによって感光体ドラム1表面の摩擦係数改善を図ることが可能となるので、従来起きていた廃トナーのすり抜けを防止することができる。そのため、従来すり抜けが原因として起きていた画像劣化をなくすことができる。また、この実施の形態で示したような廃トナーを用いたブレード鳴き音防止機構を用いれば、鳴き音防止のためのトナー補給も十分にできる。
図5は、別の実施の形態を示す。前記実施の形態では廃トナーを用いたブレード鳴き音防止機構を感光体ドラム1に適用したが、この実施の形態では電子写真エンジンの中間転写ベルト(中転ベルト)に適用したものである。図5において、50は像担持体である中間転写ベルトであり、複数の支持ローラ51〜53で支持されている。支持ローラ53は2次転写ローラ54のバックアップローラとなっている。55はベルトテンションローラであり、該ローラの中間転写ベルト50の走行方向上流側には前記実施の形態と同様なブレード鳴き音防止機構が設置されている。すなわち、56はクリーニングブレード、57はブレードホルダ、58は第1のファーブラシ、59は第2のファーブラシ、61は第1のスクレーパ、62は第2のスクレーパであり、図示省略した駆動制御系を含み、その構成及び機能は前記実施の形態のものと同じようになっている。65は廃トナーケース、66は1次転写用の、カラー印刷するための複数の感光体ドラムであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色用からなる。
この別の実施の形態において、それぞれ1次転写が完了したトナー像は、2次転写部にて転写ローラ54によって用紙への転写が行われる。ここでの残留トナーは、その下流に設けられた第2のファーブラシ59、第1のファーブラシ58、そしてクリーニングブレード56へと移行する過程で完全に除去されるが、クリーニングブレード56と中間転写ベルト50との接触部で発生するブレード鳴き音防止のために、鳴き音が発生したときに廃トナーが中間転写ベルト50へ供給される。この場合の廃トナーが供給されるロジックは前記実施の形態と同様であるので、説明の重複を避けるため、省略する。
前記の実施の形態は、好ましい一例を示したにすぎず、この発明は特許請求の範囲に記載した範囲内において、さらに異なる適宜の実施の形態をも含むものである。また、第1のファーブラシ8及び第2のファーブラシ9、第1のスクレーパ11及び第2のスクレーパ12の具体的な構成や、駆動制御系の具体的な構成は、必ずしも実施の形態の通りでなくともよく、実施に際しては、適宜好ましい任意の構成に変更、修正することができる。
1 感光体ドラム(像担持体)
2 帯電装置
3 書込み用光源
4 現像ローラ
5 転写装置
6 クリーニングブレード
7 ブレードホルダ
8 第1のファーブラシ
9 第2のファーブラシ
11 第1のスクレーパ
12 第2のスクレーパ
13,14 支軸
15 廃トナーケース
17,18,21,22 パルスモータ
23 検出器(センサ)
25 FFT/レベル比較器
26 システムコントローラ
27 クリーニングコントローラ
28 モータドライバ
31,32 電位ドライバ
50 中間転写ベルト(像担持体)
56 クリーニングブレード
58 第1のファーブラシ
59 第2のファーブラシ
61 第1のスクレーパ
62 第2のスクレーパ
特開2004−109513号公報 特許第3126609号公報 特開2003−295707号公報

Claims (9)

  1. 像担持体表面の転写後の残留トナーを除去するクリーニングブレードと、バイアス電圧を印加してクリーニングを補助する第1のファーブラシと、を有する画像形成装置において、転写位置からクリーニング位置に至る過程の第1のファーブラシ上流に、第2のファーブラシを設置し、クリーニングブレード部の異常な摩擦状態から発生する振動又は音が規定レベルを超えたとき、第2のファーブラシを第1のファーブラシの回転方向とは逆に回転させるとともに、第2のファーブラシにクリーニング時と逆極性のバイアス電圧を印加することにより除去した廃トナーを像担持体の表面に供給することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、第2のファーブラシに接離するスクレーパが揺動可能に設けられ、このスクレーパは、第2のファーブラシが逆回転すると、第2のファーブラシから離間するとともに、微少な加振動作をしながら廃トナーの汲み上げ供給機能を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、第1、第2のファーブラシにそれぞれ接離する第1、第2のスクレーパが揺動可能に設けられ、これら第1、第2のスクレーパは、第2のファーブラシが逆回転すると、第1、第2のファーブラシから離間するとともに、微少な加振動作をしながら廃トナーの汲み上げ供給機能を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、第2のスクレーパの加振動作は、第1のスクレーパよりも長く続くようになっていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、第1、第2のファーブラシ、スクレーパ又は第1、第2のスクレーパは、像担持体側が開放された廃トナーケース内に収容されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、クリーニングブレード部から発生する振動又は音を検出する検出器と、この検出器からの検出信号を受けて発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えたか否かを比較する比較器と、この比較器により発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えたとき第2のファーブラシを逆回転するとともに、第2のファーブラシにクリーニング時と逆極性のバイアス電圧を印加するように制御する制御器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、検出器は、クリーニングブレードを支持するブレードホルダに設けた加速度ピックアップ又はマイクであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6又は7に記載の画像形成装置において、比較器は、検出器が検出信号として出力する発生周波数帯の基本波のレベル値をFFT(高速フーリエ変換)処理することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、制御器は、比較器により発生周波数帯の基本波のレベル値が規定レベルを超えたとき第2のスクレーパを第2のファーブラシから離間させるように制御することを特徴とする画像形成装置。
JP2009265980A 2009-11-24 2009-11-24 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5407800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009265980A JP5407800B2 (ja) 2009-11-24 2009-11-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009265980A JP5407800B2 (ja) 2009-11-24 2009-11-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011112665A true JP2011112665A (ja) 2011-06-09
JP5407800B2 JP5407800B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=44235079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009265980A Expired - Fee Related JP5407800B2 (ja) 2009-11-24 2009-11-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5407800B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8783684B2 (en) 2012-09-14 2014-07-22 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8807561B2 (en) 2012-08-24 2014-08-19 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8820741B2 (en) 2012-08-24 2014-09-02 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8827266B2 (en) 2012-08-24 2014-09-09 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8991820B2 (en) 2012-09-14 2015-03-31 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US9039010B2 (en) 2012-08-24 2015-05-26 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US9239549B1 (en) 2014-09-10 2016-01-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning device having detection mechanism and image forming apparatus including same
JP2017194616A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 株式会社リコー 画像形成装置
US9836013B2 (en) 2015-08-05 2017-12-05 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus, image forming system and lubricant amount adjusting method
US11725343B2 (en) 2021-03-31 2023-08-15 Seiko Epson Corporation Cleaning apparatus and fiber structure manufacturing apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115346A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2007213102A (ja) * 2007-05-25 2007-08-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成方法
JP2007328272A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009169277A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ及びカラー画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115346A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2007328272A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007213102A (ja) * 2007-05-25 2007-08-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成方法
JP2009169277A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ及びカラー画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8807561B2 (en) 2012-08-24 2014-08-19 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8820741B2 (en) 2012-08-24 2014-09-02 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8827266B2 (en) 2012-08-24 2014-09-09 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US9039010B2 (en) 2012-08-24 2015-05-26 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8783684B2 (en) 2012-09-14 2014-07-22 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US8991820B2 (en) 2012-09-14 2015-03-31 Pfu Limited Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium
US9239549B1 (en) 2014-09-10 2016-01-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning device having detection mechanism and image forming apparatus including same
US9836013B2 (en) 2015-08-05 2017-12-05 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus, image forming system and lubricant amount adjusting method
JP2017194616A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 株式会社リコー 画像形成装置
US11725343B2 (en) 2021-03-31 2023-08-15 Seiko Epson Corporation Cleaning apparatus and fiber structure manufacturing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5407800B2 (ja) 2014-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5407800B2 (ja) 画像形成装置
JP5005265B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP5434184B2 (ja) 画像形成装置
JP6548429B2 (ja) 画像形成装置
JP6440441B2 (ja) 画像形成装置
JP2005062280A (ja) 画像形成装置および画像担持体の停止制御方法
US8095043B2 (en) Image forming apparatus and method of abrading photoconductor of the apparatus
JP2004258419A (ja) 画像形成装置
JP2003233282A (ja) クリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2006267952A (ja) 画像形成装置
JP2003345208A (ja) 画像形成装置
JP2010169937A (ja) 画像形成装置
JP2007171470A (ja) 画像形成装置
JP4207469B2 (ja) 画像形成装置
JP6946116B2 (ja) 画像形成装置
JPH05307344A (ja) 画像形成装置
JP3744272B2 (ja) 画像形成装置
JP2010026100A (ja) 画像形成装置及びそのクリーニング方法
JP3434412B2 (ja) 画像形成装置
JP2003228264A (ja) クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JP2006072172A (ja) 画像形成装置
JP5454193B2 (ja) 画像形成装置
JP2006317479A (ja) 画像形成装置
JPH05173381A (ja) 画像形成装置
JP2008040150A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130919

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees