JP2011108327A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリセルのセット/リセット動作におけるデータの誤書き込みや誤消去を防止することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、互いに交差する複数の第1及び第2の配線、並びにこれら第1及び第2の配線の各交差部に配置された可変抵抗素子及び整流素子を直列接続してなるメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記第1及び第2の配線を介して前記メモリセルにデータの書き込み/消去に必要な電圧を印加するデータ書き込み/消去回路とを備え、前記データ書き込み/消去回路は、データ書き込み/消去時、前記第1及び第2の配線のうち前記整流素子のカソード側に設けられた配線に流れる電流を制限する第1の電流リミット回路を有することを特徴とする。
【選択図】図14
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、互いに交差する複数の第1及び第2の配線、並びにこれら第1及び第2の配線の各交差部に配置された可変抵抗素子及び整流素子を直列接続してなるメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記第1及び第2の配線を介して前記メモリセルにデータの書き込み/消去に必要な電圧を印加するデータ書き込み/消去回路とを備え、前記データ書き込み/消去回路は、データ書き込み/消去時、前記第1及び第2の配線のうち前記整流素子のカソード側に設けられた配線に流れる電流を制限する第1の電流リミット回路を有することを特徴とする。
【選択図】図14
Description
この発明は、可変抵抗素子を利用した不揮発性半導体記憶装置に関する。
近年、不揮発性メモリ装置として、電気的書き換え可能な可変抵抗素子の抵抗値情報を不揮発に記憶する、ReRAMやPRAMがフラッシュメモリの後継メモリとして注目を集めている。
ReRAMの記憶素子としての可変抵抗素子は、電極/金属酸化物(2元系或いは3元系)/電極により構成される。可変抵抗素子には、2種の動作モードがあることが知られている。1つは、印加電圧の極性を変えることによって、高抵抗状態と低抵抗状態とを切り換えるもので、これはバイポーラ型と称される。もう1つは、印加電圧の極性を変えることなく、電圧値と印加時間の制御により、高抵抗状態と低抵抗状態とを切り換えるもので、これはユニポーラ型と称される。
高密度メモリセルアレイを実現するためには、ユニポーラ型が好ましい。ユニポーラ型の場合は、トランジスタを用いることなく、ビット線とワード線との各クロスポイントに、可変抵抗素子とダイオード等の整流素子を重ねることによって4F2の最小の1セル寸法のセルアレイ層が構成できるからである。このセルアレイ層を積層することで、セルアレイの面積を増大させることなくメモリ容量を大きくすることを目的とするのが3次元積層抵抗変化メモリである。
ユニポーラ型のReRAMの場合、可変抵抗メモリに対するデータの書き込みは、可変抵抗素子に、例えば4.0V程度のプログラム電圧を印加し、数100nA〜数10nA程度の電流を数10ns〜1μs程度だけ流すことでなされる。これにより、可変抵抗素子が高抵抗状態から低抵抗状態へ変化する。この状態変化を「プログラム」、又は「セット」と呼ぶ。また、データがプログラムされた可変抵抗素子に3.0V程度の消去電圧を印加し、1μA〜10μAの電流を数μsだけ流すと、可変抵抗素子は低抵抗状態から高抵抗状態へと変化する。この状態変化を、「消去」、又は「リセット」と呼ぶ。
高抵抗のメモリセルを低抵抗状態へ変化させるセット動作では、印加パルスが長く加わりすぎると、一旦低抵抗状態になったメモリセルがジュール熱の発生により再び高抵抗状態にリセットされてしまうという問題がある。また、低抵抗のメモリセルを高抵抗状態へ変化させるリセット動作では、メモリセルが高抵抗状態に変化する際に印加パルスの電圧を生成する電圧レギュレータがこのスピードに追従できず、電荷の供給が過剰になり、印加パルスの電圧が高くなってしまい、制御性の悪化や最悪メモリセルが再びセット状態に戻ってしまうという問題が発生する。
この問題に関しては、ダイオードのアノード側に接続された配線に流れる電流を制限する方法が提案されている。この場合、選択メモリセルに流れる電流も制限されるため、誤書き込みが生じるのを防止することができる(特許文献1)。
しかし、この方法の場合、アノード側に接続された配線が持つ寄生容量分の電荷の放電を制御することができない。その結果、この寄生容量に蓄積された電荷がメモリセルに抜けることになり、電流制限効果が限定的になる点が問題となる。
本発明は、メモリセルのセット/リセット動作におけるデータの誤書き込みや誤消去を防止することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、互いに交差する複数の第1及び第2の配線、並びにこれら第1及び第2の配線の各交差部に配置された可変抵抗素子及び整流素子を直列接続してなるメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記第1及び第2の配線を介して前記メモリセルにデータの書き込み/消去に必要な電圧を印加するデータ書き込み/消去回路とを備え、前記データ書き込み/消去回路が、データ書き込み/消去時、前記第1及び第2の配線のうち前記整流素子のカソード側に設けられた配線に流れる電流を制限する第1の電流リミット回路を有することを特徴とする。
本発明によれば、メモリセルのセット/リセット動作におけるデータの誤書き込みや誤消去を防止することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る不揮発性メモリのブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る不揮発性メモリのブロック図である。
この不揮発性メモリは、後述するPCRAM(相変化型素子)、ReRAM(可変抵抗素子)等の可変抵抗素子を使用したメモリセルをマトリクス状に配置したメモリセルアレイ1を備える。メモリセルアレイ1のビット線BL方向に隣接する位置には、メモリセルアレイ1のビット線BLを制御し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しを行うカラム制御回路2が設けられている。また、メモリセルアレイ1のワード線WL方向に隣接する位置には、メモリセルアレイ1のワード線WLを選択し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しに必要な電圧を印加するロウ制御回路3が設けられている。これらカラム制御回路2及びロウ制御回路3で、データ書き込み/消去回路を構成する。
データ入出力バッファ4は、外部の図示しないホスト装置と接続され、ホスト装置との間で書き込みデータの受け取り、消去命令の受け取り、読み出しデータの出力、アドレスデータやコマンドデータの受け取りを行う。データ入出力バッファ4は、受け取った書き込みデータをカラム制御回路2に送り、カラム制御回路2から読み出したデータを受け取って外部に出力する。外部のホスト装置からデータ入出力バッファ4に供給されたアドレスは、アドレスレジスタ5を介してカラム制御回路2及びロウ制御回路3に送られる。また、外部のホスト装置からデータ入出力バッファ4に供給されたコマンドは、コマンド・インタフェース6に送られる。コマンド・インタフェース6は、外部からの外部制御信号を受け、データ入出力バッファ4に入力されたデータが書き込みデータかコマンドかアドレスかを判断し、コマンドであれば受け取りコマンド信号としてステートマシン7に転送する。ステートマシン7は、この不揮発性メモリ全体の管理を行うもので、外部のホスト装置からのコマンドを受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。また、外部のホスト装置は、ステートマシン7が管理するステータス情報を受け取り、動作結果を判断することも可能である。また、このステータス情報は書き込み、消去の制御にも利用される。
また、ステートマシン7によってパルスジェネレータ9が制御される。この制御により、パルスジェネレータ9は任意の電圧、任意のタイミングのパルスを出力することが可能となる。ここで、形成されたパルスはカラム制御回路2及びロウ制御回路3で選択された任意の配線へ転送することが可能である。
なお、メモリセルアレイ1以外の周辺回路素子は配線層に形成されたメモリアレイ1の直下のシリコン基板に形成可能であり、これにより、この不揮発性メモリのチップ面積はほぼ、メモリセルアレイ1の面積に等しくすることも可能である。
図2は、メモリセルアレイ1の一部の斜視図、図3は、図2におけるI-I´線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。
複数本の第1の配線であるワード線WL0〜WL2が平行に配設され、これと交差して複数本の第2の配線であるビット線BL0〜BL2が平行に配設され、これらの各交差部に両配線に挟まれるようにメモリセルMCが配置される。第1及び第2の配線は、熱に強く、且つ抵抗値の低い材料が望ましく、例えばW、WSi、NiSi、CoSi等を用いることができる。
メモリセルMCは、図3に示すように、可変抵抗素子VRと非オーミック素子NOの直列接続回路からなる。
可変抵抗素子VRとしては、電圧印加によって、電流、熱、化学エネルギー等を介して抵抗値を変化させることができるもので、上下にバリアメタル及び接着層として機能する電極EL1、EL2が配置される。電極材としては、Pt、Au、Ag、TiAlN、SrRuO、Ru、RuN、Ir、Co、Ti、TiN、TaN、LaNiO、Al、PtIrOx、 PtRhOx、Rh/TaAlN等が用いられる。また、配向性を一様にするようなメタル膜の挿入も可能である。また、別途バッファ層、バリアメタル層、接着層等を挿入することも可能である。
可変抵抗素子VRは、カルコゲナイド等のように結晶状態と非晶質状態の相転移により抵抗値を変化させるもの(PCRAM)、金属陽イオンを析出させて電極間に架橋(コンダクティングブリッジ)を形成したり、析出した金属をイオン化して架橋を破壊することで抵抗値を変化させるもの(CBRAM)、電圧あるいは電流印加により抵抗値が変化するもの(ReRAM)(電極界面に存在する電荷トラップにトラップされた電荷の存在の有無により抵抗変化が起きるものと、酸素欠損等に起因する伝導パスの存在の有無により抵抗変化が起きるものとに大別される。)等を用いることができる。
図4及び図5は、ReRAMの例を示す図である。図4に示す可変抵抗素子VRは、電極層11、13の間に記録層12を配置してなる。記録層12は、少なくとも2種類の陽イオン元素を有する複合化合物から構成される。陽イオン元素の少なくとも1種類は電子が不完全に満たされたd軌道を有する遷移元素とし、且つ隣接する陽イオン元素間の最短距離は、0.32nm以下とする。具体的には、化学式AxMyXz(AとMは互いに異なる元素)で表され、例えばスピネル構造(AM2O4)、イルメナイト構造(AMO3)、デラフォサイト構造(AMO2)、LiMoN2構造(AMN2)、ウルフラマイト構造(AMO4)、オリビン構造(A2MO4)、ホランダイト構造(AxMO2)、ラムスデライト構造(AxMO2)、ペロブスカイト構造(AMO3)等の結晶構造を持つ材料により構成される。
図4の例では、AがZn、MがMn、XがOである。記録層12内の小さな白丸は拡散イオン(Zn)、大きな白丸は陰イオン(O)、小さな黒丸は遷移元素イオン(Mn)をそれぞれ表している。記録層12の初期状態は高抵抗状態であるが、電極層11を固定電位、電極層13側に負の電圧を印加すると、記録層12中の拡散イオンの一部が電極層13側に移動し、記録層12内の拡散イオンが陰イオンに対して相対的に減少する。電極層13側に移動した拡散イオンは、電極層13から電子を受け取り、メタルとして析出するため、メタル層14を形成する。記録層12の内部では、陰イオンが過剰となり、結果的に記録層12内の遷移元素イオンの下層を上昇させる。これにより、記録層12はキャリアの注入により電子伝導性を有するようになってセット動作が完了する。再生に関しては、記録層12を構成する材料が抵抗変化を起こさない程度の微小な電流値を流せば良い。プログラム状態(低抵抗状態)を初期状態(高抵抗状態)にリセットするには、例えば記録層12に大電流を充分な時間流してジュール加熱して、記録層12の酸化還元反応を促進すれば良い。また、セット時と逆向きの電場を印加することによってもリセット動作が可能である。以下において、セット動作に必要な電圧及びリセット動作に必要な電圧を「書き込み電圧」と呼ぶ。
図5A及び図5Bは、本実施形態におけるセット/リセット動作時のメモリセルアレイのバイアス状態を示す図である。図5の場合、メモリセルMCは、直列接続された可変抵抗素子VR及びダイオードDiからなる。
ここでは、図5A中の点線で囲まれたメモリセルMC´に対してセット/リセットする場合を例に説明する。この場合、選択メモリセルMC´に接続されたワード線WL´及びビット線BL´にそれぞれ接地電圧VSS(例えば、0Vの電圧である。以下において「選択ワード線電圧」とも呼ぶ)及び書き込み電圧VWR(例えば、4.0Vの電圧である。以下において「選択ビット線電圧」とも呼ぶ)を印加する。一方、その他の非選択ワード線WL及び非選択ビット線BLには、それぞれ非選択ワード線電圧VUX(例えば、3.2V)及び非選択ビット線電圧VUB(例えば、0.8V)を印加する。その結果、選択メモリセルMC´には、図5Bに示す通り、ダイオードDiの順方向にバイアス「VWR−VSS」が掛かる。非選択ビット線BL及び非選択ワード線WLの各交差部に位置する非選択メモリセルMCには、図5Bに示す通り、ダイオードDiの逆方向にバイアス「VUX−VUB」が掛かる。非選択ワード線WL及び選択ビット線BL´の各交差部に位置するメモリセルMC及び選択ワード線WL´及び非選択ビット線BLの各交差部に位置するメモリセルMC(以下、「半選択メモリセル」と呼ぶ)には、図5Bに示す通り、ダイオードDiの順方向に、それぞれバイアス「VWR-VUX」又はバイアス「VUB−VSS」が掛かる。この半選択メモリセルMCに掛かるバイアスは、ダイオードDiがオンしない程度の弱いバイアスである。すなわち、非選択ワード線電圧VUXは、選択ビット線電圧VWR以下で、且つ、「VWR−VUX」がダイオードDiのVF以下の電圧に設定する。また、非選択ビット線電圧VUBは、選択ワード線電圧VSS以上で、且つ、ダイオードDiのVF以下に設定する。このように各ワード線WL及びビット線BLに電圧を印加することで、選択メモリセルMC´の可変抵抗素子VRにのみ十分な順方向バイアスが掛かり、その結果、抵抗状態が遷移することになる。
図6は、本実施形態におけるリード動作時のメモリセルアレイのバイアス状態を示す図である。リード動作時は、選択ビット線BL´に非選択ワード線WLと同じ非選択ワード線電圧(例えば、2.0V)を印加する。一方、選択ワード線WL´に非選択ビット線BLと同じ非選択ビット線電圧(0.5V)を印加する。この場合、選択メモリセルMC´には、ダイオードDiがオンする程度で、且つ、可変抵抗素子VRの抵抗状態が遷移しない程度のバイアス「VUX−VUB」が掛かる。その結果、選択ビット線BL´に可変抵抗素子VRの抵抗値に応じた電流が流れることになる。この電流をカラム制御回路2が備えるセンスアンプによって検知・増幅することでデータの読み出しができる。
図7は、本実施形態における第1のセット動作時のワード線WL及びビット線BLの動作波形の一例である。この動作では、選択ワード線WL´を最初から選択状態にしておき、選択ビット線BL´を非選択電位から選択電位へ変化させることにより、選択メモリセル所望の電圧を印加する。
待機時、全てのワード線WL及びビット線BLは、接地電圧VSSになっており、セット動作開始後の時刻t1において、非選択ワード線WL及び非選択ビット線BLの電圧が立ち上がり、それぞれ非選択ワード線電圧VUX及び非選択ビット線電圧VUBに達する。
続く時刻t2付近において、選択ビット線BLの電圧が立ち上がり、時刻t2経過後に選択ビット線電圧VWRに達する。
続く時刻t3付近において、選択ビット線BLの電圧が立ち下がり、時刻t3経過後に接地電圧VSSに達する。
最後に時刻t4において、非選択ワード線WL及び非選択ビット線BLが立ち下がり、共に接地電圧VSSに達する。
図7の場合、選択ビット線BLの立ち上がり後である時刻t2から時刻t3までの期間t_SETの間、選択メモリセルMCに、セット動作に必要な順方向のバイアス「VWR−VSS」が印加され、可変抵抗素子VRの抵抗状態が高抵抗状態から低抵抗状態に遷移する。
図8は、本実施形態における第2のセット動作時のワード線WL及びビット線BLの動作波形の他の一例である。この動作では、選択ビット線BL´を最初から選択状態にしておき、選択ワード線WL´を非選択電位から選択電位へ変化させることにより、選択メモリセルに所望の電圧を印加する。
待機時、全てのワード線WL及びビット線BLは、接地電圧VSSになっており、セット動作開始後の時刻t1において、選択/非選択ワード線WL及び非選択ビット線BLの電圧が立ち上がり、それぞれ非選択ワード線電圧VUX及び非選択ビット線電圧VUBに達する。その後、選択ビット線BLの電圧が立ち上がり、選択ビット線電圧VWRに達する。
選択ビット線BLの電圧が選択ビット線電圧VWRに達した後、選択ワード線WLの電圧が立ち下がり、時刻t2経過後に選択ワード線電圧VSSに達する。
続く時刻t3付近において、選択ビット線BLの電圧が立ち下がり、時刻t3経過後に接地電圧VSSに達する。
最後に時刻t4において、非選択ワード線WL及び非選択ビット線BLが立ち下がり、共に接地電圧VSSに達する。
図8の場合、選択ワード線WLの立ち下がり後である時刻t2から時刻t3までの期間t_SETの間、選択メモリセルMCに、セット動作に必要な順方向のバイアス「VWR−VSS」が印加され、可変抵抗素子VRの抵抗状態が高抵抗状態から低抵抗状態に遷移する。
しかし、図7及び図8に示すいずれの場合であっても、選択メモリセルMCには、期間t_SETの間は、可変抵抗素子VRの抵抗状態が低抵抗状態に遷移した後であっても、バイアス「VWR−VSS」が印加され続ける。この場合、リセット電流が流れる選択メモリセルMCにジュール熱が発生することになり、選択メモリセルMCが再びリセットされて高抵抗状態に遷移する誤リセットが生じる可能性がある。
ここで、セット動作時における選択メモリセルに流れる電流を制限するとリセット電流も減少する。つまりセット動作時の選択メモリセルに流れる電流の値Icompと、選択メモリセリがセット状態になった後に流れるリセット電流Iresetとは、図9から分かるように、比例関係になることが知られている。そこで、本実施形態では、図10〜20に示す回路構成によって、リセット電流Iresetを減少させる。
なお、以下の回路構成は、ワード線WL方向に2Kbit(=2048bit)、ビット線BL方向に512bitのメモリセルMCを配列した1Mbitのメモリセルアレイ1を構成する場合を例に説明する。
図10は、本実施形態に係る不揮発性メモリのメモリセルアレイ1及びその周辺回路を示すブロック図である。
図10に示されるように、ロウ制御回路3は、例えば、ロウドライバ120、メインロウデコーダ130、書き込み駆動線ドライバ140、及びロウ系周辺回路190からなる。一方、カラム制御回路2は、例えば、カラムドライバ210、カラムデコーダ220、センスアンプ/書き込みバッファ230、及びカラム系周辺回路250からなる。
本実施形態に係るワード線WLは階層構造を有している。メインロウデコーダ130は、256対のメインワード線MWLx、MWLbx(x=<255:0>)のいずれか一対を選択駆動する。これらメインワード線MWLx、MWLbxは、選択された場合、それぞれ“H”、“L”になり、非選択の場合、“L”、“H”状態となる。一対のメインワード線MWLx、MWLbxはロウドライバ120に接続され、ロウドライバ120は、メインワード線MWLx、MWLbxの階層下にある8本のワード線WLx<7:0>のうちの1本を選択駆動する。すなわち、メインロウデコーダ130によって選択駆動されたメインワード線MWLx、MWLbxに接続されたロウドライバ120が更にワード線WLを選択駆動することによって、1本のワード線WLが選択駆動される。書き込み駆動線ドライバ140には8本の書き込み駆動線WDRV<7:0>及び非選択ワード線電圧VUXの電源線が接続される。書き込み駆動線WDRV<7:0>及び非選択ワード線電圧VUXの電源線はロウドライバ120に接続され、ロウドライバ120によってワード線WLに印加される。具体的には、セット動作時において8本の書き込み駆動線WDRV<7:0>のうち選択ワード線WLに対応する1本の書き込み駆動線WDRVに選択ワード線電圧VSSを供給し、それ以外の7本には非選択ワード線電圧VUXを供給する。ロウ系周辺回路190は、この不揮発性メモリ全体の管理を行うもので、外部のホスト装置からの制御信号を受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。
本実施の形態に係るビット線も階層構造を有しており、カラムデコーダ220は、128対のカラム選択線CSLy、CSLby(y=<128:0>)のいずれか一対を選択駆動する。一例として、選択されたカラム選択線CSLy、CSLbyでは、カラム選択線CSLyが“H”状態となり、カラム選択線CSLbyが“L”状態となる。逆に、非選択のカラム選択線CSLy、CSLbyでは、カラム選択線CSLyが“L”状態となり、カラム選択線CSLbyが“H”状態となる。一対のカラム選択線CSLy、CSLbyはカラムドライバ210に接続され、カラムドライバ210は、カラム選択線CSLy、CSLbyの階層下にある8本のビット線BLy<7:0>のうちの1本を選択駆動する。すなわち、カラムデコーダ220により選択駆動されたカラム選択線CSLy、CSLbyに接続されたカラムドライバ210が更にビット線BLを選択駆動することによって、1本のビット線BLが選択駆動される。センスアンプ/書き込みバッファ230は、ローカルデータ線LDQ<7:0>に読み出された信号を検知増幅するとともに、データ入出力線I/O<7:0>から入力される書き込みデータをカラムドライバ210を介してメモリセルMCに供給するものである。センスアンプ/書き込みバッファ230には、8本のローカルデータ線LDQ<7:0>及びカラム電源VWEの電源線が接続されている。ローカルデータ線LDQ<7:0>及び選択ビット線電圧VWRの電源線がカラムドライバ210に接続される。具体的には、セット動作時において8本のローカルデータ線LDQ<7:0>のうち選択ビット線BLに対応する1本のローカルデータ線LDQに選択ビット線電圧VWRを供給し、それ以外の7本には非選択ビット線電圧VUBを供給する。カラム系周辺回路2は、この不揮発性メモリ全体の管理を行うもので、外部のホスト装置からの制御信号を受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。
次に、図11〜図15を参照して、ロウ制御回路3の構成を詳細に説明する。図11〜図15は不揮発性メモリのロウ制御回路3の構成例を示す回路図である。
図11は、メインロウデコーダ130の回路図である。メインロウデコーダ130はプリデコーダであり、ロウアドレスを入力し、256対のメインワード線MWLx及びMWLbx(x=<255:0>)の一つを選択する。なお、メインロウデコーダ130は、図12に示すような回路を、256対のメインワード線MWLx、MWLbxのそれぞれについて有している。図11に示すように、1つのメインロウデコーダ130において、メインロウデコーダ130に接続されたアドレス信号線は、論理ゲートG131に接続される。論理ゲートG131の出力信号はレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP131及びNMOSトランジスタQN131からなるインバータIV131の入力端子に供給される。トランジスタQP131のソースに、書き込み電圧VWRが印加され、トランジスタQN131のソースは接地されている。インバータIV131の出力端子はメインワード線MWLxに接続されると共に、次段のPMOSトランジスタQP132及びNMOSトランジスタQN132からなるCMOSインバータIV132の入力端子に接続されている。トランジスタQP132のソースにも書き込み電圧VWRが印加され、トランジスタQN132のソースは接地されている。そして、インバータIV132の出力端子は、メインワード線MWLbxに接続される。メインワード線MWLx、MWLbxはロウドライバ120の入力端子に接続されている。
図12は、ロウドライバ120の回路図である。ロウドライバ120には256対のメインワード線MWLx及びMWLbx(x=<255:0>)のいずれか一対が入力として接続されると共に、WDRVドライバ140からの書き込み駆動線WDRV<7:0>が接続され、ワード線WLx<7:0>の出力が決定する。このワード線WLx<7:0>は一列に並んで設けられた複数のメモリセルMCに接続されている。ロウドライバ120は、1つのメインロウデコーダ130に対して8つ設けられている。ワード線WLx<7:0>はワード線WLx<0>〜WLx<7>までの8本の配線からなる。同様に、書き込み駆動線WDRV<7:0>は、WDRV<0>〜WDRV<7>までの8本の配線からなる配線である。図12に示すように、ロウドライバ120は、2つのPMOSトランジスタQP121及びQP122のソースを互いに接続してなるトランジスタ対と、トランジスタQP121のソース及びドレインに、それぞれソース及びドレインが接続されたNMOSトランジスタQN121とから構成されている。トランジスタQP122のゲートにメインワード線MWLxが、ドレインに非選択ワード線電圧VUXの電源線が接続されている。また、トランジスタQP121、QN121のゲートには、それぞれメインワード線MWLbx、MWLxが、ドレインに書き込み駆動線WDRV<7:0>のいずれか1本が接続されている。そして、トランジスタQP121、QP122のソース、及びトランジスタQN121のドレインは共通にワード線WLx<7:0>のいずれか1本に接続されている。
図13は、書き込み駆動線ドライバ140(WDRV Driver)の回路図である。書き込み駆動線ドライバ140には、アドレス信号線(Address)が接続されている。ここで、書き込み駆動線ドライバ140も、プリデコーダである。書き込み駆動線ドライバ140に接続されたアドレス信号線は、論理ゲートG141に接続され、論理ゲートG141の出力信号はレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP141及びNMOSトランジスタQN141からなるCMOSインバータIV141の入力端子に供給される。トランジスタQP141のソースには、非選択ワード線電圧VUXが印加されている電源線が接続され、トランジスタQN141のソースは後述するワード線電流リミット回路が出力するロウ接地電圧VSSROWの電源線に接続されている。そして、トランジスタQP141及びQP141のドレインはともに書き込み駆動線WDRV<7:0>に接続される。
図14は、書き込み駆動線ドライバ140に含まれる第1の電流リミット回路であるワード線電流リミット回路141の回路図である。ワード線電流リミット回路141は、ワード線WLの電流をリミットするか否かを制御する信号であるスイッチ信号SW1及びSW2と、電流リミット値を調整する電流基準電圧IREFを入力とする。このワード線電流リミット回路141は、ロウ接地電圧VSSROWと接地電圧VSS間にスイッチ信号SW1で制御されるNMOSトランジスタQN151を備える。また、このトランジスタQN151と並列に、スイッチ信号SW2で制御されるトランジスタQN152及び電流基準電圧IREFで制御されるトランジスタQN153からなる直列回路が設けられている。
図15は、電圧発生器160の一部である書き込み電圧発生器161及び非選択ワード線電圧発生器162の回路図である。
書き込み電圧発生器161は、通常2.7V〜3.3Vの外部電源VCCを昇圧し、セット動作時4.0V、リセット動作時3.0V程度の書き込み電圧VWRを生成する回路である。書き込み電圧発生器161には、外部電圧VCCの電源線が接続されている。また、電流経路が直列に接続された3つのNMOSトランジスタQN161〜QN163を備える。これらトランジスタQN161〜QN163は、それぞれダイオード接続されている。さらに、トランジスタQN161、QN162及びQN163のドレインには、それぞれキャパシタC161、C162及びリミッタ(LIMITER)の一端が接続されている。また、これらキャパシタC161、C162及びリミッタの他端には共通に接続されている。このような構成によって、チャージポンプを構成し、トランジスタQN163のドレインがこの回路の出力である書き込み電圧VWRになる。
非選択ワード線電圧発生器162は、書き込み電圧発生器161で生成された書き込み電圧VWRを降圧し、非選択ワード線電圧VUXを生成する回路である。非選択ワード線電圧発生器162は、書き込み電圧VWRの電源線と接地線との間に直列接続されたPMOSトランジスタQP172、可変抵抗R173及び固定抵抗R174を備える。また、抵抗R173及びR174の接続点の電圧が非反転入力端子に入力され、非選択ワード線電圧VUXを生成するための所定の基準電圧VREFが反転入力端子に入力されるオペアンプOP171を備える。このオペアンプOP171の出力信号がトランジスタQP172のゲートに入力される。この構成によって定電圧回路を構成し、オペアンプ172及び抵抗173の接続点がこの回路の出力である非選択ワード線電圧VUXになる。
次に、図16〜図19を参照して、カラム制御回路2の構成を詳細に説明する。図16〜図19は不揮発性メモリのカラム制御回路2の構成例を示す回路図である。
図16は、カラムデコーダ220の回路図である。カラムデコーダ220はカラムアドレスを入力し、128対のカラム選択線CSLy及びCSLby(y=<128:0>)の一つを選択する。カラムデコーダ220は、図18に示すような回路を、128対のカラム選択線CSLy、CSLbyのそれぞれに対して有している。図16に示すように、カラムデコーダ220に接続されたアドレス信号線は、論理ゲートG221に接続される。論理ゲートG221の出力信号はレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP221及びNMOSトランジスタQN221からなるCMOSインバータIV221の入力端子に供給される。トランジスタQP221のソースに書き込み電圧VWRの電源線が接続され、トランジスタQN221のソースには接地線が接続されている。そして、トランジスタQP221及びQN221のドレインはともにカラム選択線CSLyに接続されている。また、カラム選択線CSLyは、PMOSトランジスタQP222及びNMOSトランジスタQN222からなるCMOSインバータIV222に接続されている。トランジスタQP222のソースには書き込み電圧VWRの電源線が接続され、トランジスタQN222のソースには接地線が接続されている。そして、トランジスタQP222及びQN222のドレインはともにカラム選択線CSLbyに接続されている。
図17は、カラムドライバ210の回路図である。カラムドライバ210には、128対のカラム選択線CSLy及びCSLby(y=<128:0>)のいずれか一対、非選択ビット線電圧VUBの電源線並びにローカルデータ線LDQ<7:0>が接続されている。また、カラムドライバ210には、ビット線BLy<7:0>が接続されており、このビット線は一列に並んで設けられた複数のメモリセルMCに接続されている。前述のように、1つのカラムドライバ210に接続されるビット線BLy<7:0>はビット線BLy<0>〜ビット線BLy<7>までの8本の配線からなる。同様に、ローカルデータ線LDQ<7:0>は、LDQ<0>〜LDQ<7>までの8本の配線からなる配線である。図16に示すように、カラムドライバ210は、2つのNMOSトランジスタQN211及びQN212のソースを互いに接続してなる8対のトランジスタ対と、トランジスタQN211のソース及びドレインに、ソース及びドレインがそれぞれ接続されたPMOSトランジスタQP211とから構成されている。トランジスタQN211、QP211のゲートにはそれぞれカラム選択線CSLy、CSLbyが、ドレインにローカルデータ線LDQ<7:0>のいずれか1本が接続されている。また、トランジスタQN212のゲートにカラム選択線CSLbyが、ドレインに非選択ビット線電圧VUBの電源線が接続されている。そして、トランジスタQN211、QN212、及びQP211のソースは共通にビット線BLy<7:0>のいずれか1本に接続されている。
図18は、センスアンプ/書き込みバッファ230の一部の回路図である。センスアンプ/書き込みバッファ230には、書き込み電源VWRの電源線、ローカルデータ線LDQ<7:0>、及びデータ入出力線I/O<7:0>が接続されている。まず、書き込みバッファ(Write Buffer)231について、その構成を説明する。センスアンプ/書き込みバッファ230に接続されたデータ入出力線IO<7:0>は、ラッチ回路LAT及びレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP232及びNMOSトランジスタQN231からなるCMOSインバータIV231に接続される。トランジスタQP232のソースには書き込みバッファ部分活性化用のPMOSトランジスタQP231を介してカラム電圧VWEの電源線が接続されている。ここで、カラム電圧VWEは、書き込み電圧VWRに電流制限を加えたものであり、後述するビット線電流リミット回路から供給される電圧である。また、トランジスタQN231のソースには、書き込みバッファ部分活性化用のNMOSトランジスタQN232を介して接地線が接続されている。そして、トランジスタQP232及びQN231のドレインは共にローカルデータ線LDQ<7:0>に接続されている。
次に、センスアンプ232について、その構成を説明する。センスアンプ/書き込みバッファ230に接続されたデータ入出力線I/O<7:0>は、センスアンプ232に接続される。センスアンプ232としては、シングルエンド型、参照セルを用いた差動型など種々のタイプを用いるとこができる。センスアンプ232の出力端子はローカルデータ線LDQ<7:0>に接続されている。
図19は、センスアンプ/書き込みバッファ230の他の一部であり第2の電流リミット回路であるビット線電流リミット回路233の回路図である。ビット線電流リミット回路233は、書き込みバッファ231にカラム電圧VWEを出力する回路である。この電流リミット回路233は、図示しない定電流源から供給される基準電流IREFを流すカレントミラー回路を構成する高耐圧NMOSトランジスタQN241、QN243と、これらを活性化させるNMOSトランジスタQN242、QN244と、トランジスタQN243に流れる電流を受けるカレントミラー回路を構成する高耐圧PMOSトランジスタQP241、QP242とを備えている。
図20は、電圧発生器160に含まれる非選択ビット線電圧発生器163の回路図である。非選択ビット線発生器163は、供給電源VDDの電源線と接地線との間に直列接続されたPMOSトランジスタQP181、可変抵抗R181及び固定抵抗R182を備える。また、抵抗R181及びR182の接続点の電圧が非反転入力端子に入力され、非選択ワード線電圧VUBを生成するための所定の基準電圧VREFが反転入力端子に入力されたオペアンプOP181を備える。このオペアンプOP181の出力がトランジスタQP181のゲートに入力される。この構成によって定電圧回路を構成し、トランジスタQP181及び抵抗R181の接続点がこの回路の出力となる非選択ビット線電圧VUBとなる。
次に、このように構成された不揮発性メモリのセット動作について説明する。まず、セット動作時における不揮発性メモリのロウ系制御回路の動作について、図10〜14を参照して説明する。
先ず、メインロウデコーダ130の動作について説明する。
メインロウデコーダ130の論理ゲートG131の入力端子にも、アドレス信号(Address)が供給される。このアドレス信号に基づき、論理ゲートG131は、x=<255:0>のうち選択されたx(例えばx=0)について“L”を、選択されていないxについて“H”をインバータIV131の入力端子に供給する。選択されたx(例えばx=0)の場合、インバータIV131の入力端子には“L”が供給され、導通したトランジスタQP131を介して書き込み電圧VWR(“H”)がメインワード線MWL<0>に供給される。また、メインワード線MWL<0>の“H”は、インバータIV132の入力端子に供給され、導通したトランジスタQN132を介して接地電圧VSS(“L”)がメインワード線MWLb<0>に供給される。すなわち、選択されたx(例えばx=0)の場合、メインワード線MWL<0>には、“H”、メインワード線MWLb<0>には“L”が供給される。選択されていないxの場合、インバータIV131の入力端子には“H”が供給され、導通したトランジスタQN131を介して接地電圧VSS(“L”)がメインワード線MWLxに供給される。また、メインワード線MWLxの“L”は、インバータIV132の入力端子に供給され、導通したトランジスタQP132を介して書き込み電圧VWRの“H”がメインワード線MWLbxに供給される。すなわち、選択されていないxの場合、メインワード線MWLxには、“L”、メインワード線MWLbxには“H”が供給される。
続いて、書き込み駆動線ドライバ140の動作について説明する。
書き込み駆動線ドライバ140の論理ゲートGG141には、アドレス信号(Address)が入力される。このアドレス信号に基づき、論理ゲートG141は、アドレス信号に対応する一の書き込み駆動線(例えばWDRV<i>)について、“H”を、対応しない他の書き込み駆動線WDRVについて“L”をインバータIV141の入力端子に供給する。アドレス信号に対応する書き込み駆動線(例えばWDRV<i>)の場合、インバータIV141の入力端子には“H”が供給され、インバータIV141の出力はロウ接地電圧VSSROWとなる。アドレス信号に対応しない書き込み駆動線WDRVの場合、インバータIV141の入力端子には“L”が供給され、インバータIV141の出力は非選択ワード線電圧VUXとなる。これがロウドライバ120の書き込み駆動線WDRV<i>に印加される。
続いて、ロウドライバ120の動作について説明する。
ロウドライバ120は、メインワード線MWLx及びMWLbxに供給された信号に基づき、非選択ワード線電圧VUX又は書き込み駆動線WDRVの電圧をワード線WLに対して印加する。選択されたx(例えばx=0)の場合、メインワード線MWL0には、“H”、メインワード線MWLb0には“L”が供給されている。ロウドライバ120のトランジスタQN121、QP122のゲートに“H”が供給され、トランジスタQP121のゲートに“L”が供給されるため、WL0<7:0>には導通したトランジスタQN121、QP121を介して書き込み駆動線WDRV<7:0>の電圧が印加される。ここで、アドレス信号に対応する書き込み駆動線(例えば、WDRV<1>)には、接地電圧VSSが印加され、アドレス信号に対応しない書き込み駆動線WDRVには、非選択ワード線電圧VUXが印加されている。ワード線WL0<7:0>のうち、アドレス信号で選択されたワード線WL0<1>の1本のみに接地電圧VSSが印加され、その他のワード線WLには非選択ワード線電圧VUXが印加される。また、選択されていないxの場合、メインワード線MWLxには、“L”、メインワード線MWLbxには“H”が供給されている。ロウドライバ120のトランジスタQP121のゲートに“H”が供給され、トランジスタQN121、QP122のゲートに“L”が供給されるため、ワード線WLx<7:0>には導通したトランジスタQP122を介して非選択ワード線電圧VUXが印加される。これによって、セット動作時にはアドレス信号で選択された1本のワード線WL0<1>のみに接地電圧VSSが印加され、その他の全てのワード線WLには非選択ワード線電圧VUXが印加される。
最後に、ワード線電流リミット回路141の動作について説明する。
ワード線電流リミット回路141は、ワード線WLの電流を制限しない場合、スイッチ信号SW1、SW2をそれぞれ“H”、“L”とする。この場合、トランジスタQN151がオンされるため、ロウ接地電圧VSSROWは、接地電圧VSSに直結されるので、強く駆動される。一方、ワード線WLの電流を制限する場合、スイッチ信号SW1、SW2をそれぞれ“L”、“H”とする。この場合、トランジスタQN152がオンされるため、所定の基準電圧IREFによって制御されるトランジスタQN153によって、電流が制限される。
次に、セット動作時における不揮発性メモリのカラム系制御回路の動作について、図16〜図19を参照して説明する。
先ず、センスアンプ/書き込みバッファ230の動作について説明する。
セット動作時、書き込みイネーブル信号WE、WEbによって書き込みバッファ231のインバータIV231が活性化される。これによって、データ入出力線I/O<7:0>のデータがラッチ回路LAT及びレベルシフタL/Sを介してインバータIV231に入力される。インバータIV231はこのデータに応じてローカルデータ線LDQ<7:0>にカラム電圧VWE又は接地電圧VSSを出力する。
続いて、ビット線電流リミット回路233の動作について説明する。
ビット線電流リミット回路は、イネーブル信号ENAが“H”になると活性化され、セット電圧VSET或いはリセット電圧VRESETに基づく書き込み電圧VWRがカラム電圧VWEとして出力される。この際、電流値は、トランジスタQN241に流れる基準電流IREFと、トランジスタQN241及びQN242のミラー比、トランジスタQP241及びQP242のミラー比によって決定する。そのため、選択メモリセルMCに流れる電流値が制限されることになり、誤書き込みの発生を防止することができる。
続いて、カラムデコーダ220の動作について説明する。
カラムデコーダ220では、論理ゲートG221に入力されるアドレス信号(Address)に基づいて一のカラム選択線CSLy、CSLby(例えば、y=0)が選択される。そして、選択カラム選択線CSL0に対応するインバータIV221には“L”が入力され、その他のインバータIV221には“H”が入力される。その結果、選択カラム選択線CSL0、CSLb0は、それぞれ“H”(書き込み電圧VWR)、“L”(接地電圧VSS)になり、非選択カラム選択線CSLy、CSLyは、それぞれ“L”(接地電圧VSS)、“H”(書き込み電圧VWR)になる。
続いて、カラムドライバ210の動作について説明する。
カラムドライバ210では、カラムデコーダ220から受けたカラム選択線CSLy、CSLbyの信号に基づいて、非選択ビット線電圧VUB又はローカルデータ線LDQの電圧をビット線BLに印加する。カラム選択線CSLy、CSLbyが、それぞれ“H”、“L”であった場合、トランジスタQN211、QP211がオン、トランジスタQN212がオフになるため、ビット線BLy<7:0>にはトランジスタQN211、QP211を介してローカルデータ線LDQ<7:0>の電圧が印加される。この際、アドレス信号によって選択されたローカルデータ線LDQ<i>にのみ書き込み電圧VWRが印加されているため、ビット線BLy<i>にのみ書き込み電圧VWRが供給される。一方、カラム選択線CSLy、CSLbyが、それぞれ“L”、“H”であった場合、トランジスタQN211、QP211がオフ、トランジスタQN212がオンになるため、ビット線BLy<7:0>にはトランジスタQN212を介して非選択ビット線電圧VUBが印加される。以上によって、セット動作時にはアドレス信号で選択された1本のビット線BLy<i>のみに書き込み電圧VWRが印加され、その他の全てのビット線BLyには非選択ビット線電圧VUBが印加される。
以上、本実施形態に係る揮発性メモリでは、ビット線電流リミット回路233によってビット線BLに流れる電流が制限されている上に、ワード線電流リミット回路141によって、選択メモリセルMCがセット状態に遷移した後のワード線WLの電圧を上昇させ選択メモリセルMCに電流を流れにくくしている。
つまり、本実施形態によれば、ビット線BLのみならずワード線WL側でも電流リミットをすることで、よりメモリセルMCに対する電流リミット効果を高めることができる。その結果、可変抵抗素子VRにおける電圧降下が減り、セット動作後の誤リセットが生じる可能性を低減することができる。また、メモリセルMC毎の消費電流が低減することで同時に選択できるメモリセルMCの数を上げることができるため、不揮発性メモリのパファーマンス向上にも繋がる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る不揮発性メモリは、図19に示すビット線電流リミット回路の代わりに電荷リミット回路を備えた点を除き、第1の実施形態に係る不揮発性メモリと同じである。
本発明の第2の実施形態に係る不揮発性メモリは、図19に示すビット線電流リミット回路の代わりに電荷リミット回路を備えた点を除き、第1の実施形態に係る不揮発性メモリと同じである。
図21は、本実施形態に係る電荷リミット回路の回路図である。この電荷リミット回路は、選択メモリセルMCをセットするのに必要且つ十分な電荷量を選択メモリセルMCに供給する制御を行うようにしたものである。
この電荷リミット回路は、直列接続された高耐圧PMOSトランジスタQP241、QP242と、トランジスタQP242と並列に接続された高耐圧NMOSトランジスタQN241と、トランジスタQP241、QP242の接続点に接続されたキャパシタC241とを備えている。
この電荷リミット回路では、セット動作に先立ち、まずスイッチ信号SW1が“L”になってトランジスタQP241がオンになり、キャパシタC241にセット動作に必要な電荷がプリチャージされる。次に、スイッチ信号SW1が“H”になってトランジスタQP242をオフにすると共に、スイッチ信号SW2を“L”にしてトランジスタQP242、QN241からなるトランスファゲートを開く。これにより、キャパシタC241にチャージされた電荷の範囲内で選択セルに電荷が供給されるので、選択メモリセルに流れる電流値が制限される。
本実施形態のように、ビット線BLをフローティングにして電流を制限する電荷リミット回路を用いた場合であっても、図14に示すワード線電流リミット回路を用いることで、電流リミット効果を高めることができる。その結果、第1の実施形態と同様、可変抵抗素子VRにおける電圧降下が減り、セット動作後の誤リセットが生じる可能性を低減することができる。また、メモリセルMC毎の消費電流が低減することで同時に選択できるメモリセルMCの数を上げることができるため、不揮発性メモリのパファーマンス向上にも繋がる。
1・・・メモリセルアレイ、2・・・カラム制御回路、3・・・ロウ制御回路、4・・・データ入出力バッファ、5・・・アドレスレジスタ、6・・・コマンド・インタフェース、7・・・ステートマシン、9・・・パルスジェネレータ、11、13・・・電極層、12・・・記録層、14・・・メタル層、110・・・単位メモリセルアレイ、120・・・ロウドライバ、130・・・メインロウデコーダ、140・・・書き込み駆動線ドライバ、141・・・ワード線電流リミット回路、160・・・電圧発生器、161・・・書き込み電圧発生器、162・・・非選択ワード線電圧発生器、163・・・非選択ビット線電圧発生器、190・・・ロウ系周辺回路、210・・・カラムドライバ、220・・・カラムデコーダ、230・・・センスアンプ/書き込みバッファ、231・・・書き込みバッファ、232・・・センスアンプ、233・・・ビット線電流リミット回路、250・・・カラム系周辺回路。
Claims (3)
- 互いに交差する複数の第1及び第2の配線、並びにこれら第1及び第2の配線の各交差部に配置された可変抵抗素子及び整流素子を直列接続してなるメモリセルを有するメモリセルアレイと、
前記第1及び第2の配線を介して前記メモリセルにデータの書き込み/消去に必要な電圧を印加するデータ書き込み/消去回路と
を備え、
前記データ書き込み/消去回路は、データ書き込み/消去時、前記第1及び第2の配線のうち前記整流素子のカソード側に設けられた配線に流れる電流を制限する第1の電流リミット回路を有する
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - データ書き込み/消去時、前記第1及び第2の配線のうち前記整流素子のアノード側に設けられた配線に流れる電流を制限する第2の電流リミット回路を更に有する
ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 前記データ書き込み/消去回路は、データ書き込み/消去時、前記メモリセルに対する電荷供給量を制限する電荷リミット回路を有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
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