JP2011106483A - テンショナユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】高さ寸法の低い強度的に優れた軽量なテンショナユニットを提供することである。
【解決手段】テンションプーリ18および油圧式オートテンショナ30を保持し、エンジンブロック1にねじ込まれる支点軸2によって揺動自在に支持されるプーリアーム10を対向一対の2枚の側板11で形成し、その対向一対の側板11に対向内面に向く円筒部13を同軸上に設け、その円筒部13でテンションプーリ18を回転自在に支持するプーリ支持体15の両端部を保持し、かつ、対向一対の側板11で油圧式オートテンショナ30のシリンダ31を両側から保持して、強度の高い耐久性に優れた高さの低いテンショナユニットが得られるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンのタイミングベルト等のベルトの張力を一定に保持するテンショナユニットに関する。
エンジンブロックに揺動可能に取付けてタイミングベルト(以下、単にベルトという)の張力を一定に保持するテンショナユニットとして、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
上記テンショナユニットにおいては、エンジンブロックにねじ込まれる支点ボルトを中心にして揺動自在に支持されるプーリアームの揺動側端部にテンションプーリを回転自在に設け、そのテンションプーリの一側方に直動型油圧式オートテンショナを設けた構成とされている。
ここで、油圧式オートテンショナは、シリンダの上部開口をオイルシールの取付けにより密閉してシリンダの内部に入れられた作動油の外部への漏洩を防止し、そのオイルシールをスライド自在に貫通するプッシュロッドとシリンダとを、シリンダ内部に組込まれたリターンスプリングによって伸長する方向に付勢し、上記シリンダとプッシュロッドを収縮する方向の押込み力が負荷された際に、その押込み力をシリンダ内部に封入された作動油の油圧ダンパ作用により緩衝するようにしている。
上記のテンショナユニットおいては、支点ボルトを中心にしてプーリアームを揺動自在に取付けて、テンションプーリをベルトに接触し、油圧式オートテンショナのプッシュロッドをエンジンブロックに設けられたストッパに当接して、リターンスプリングの押圧によりテンションプーリがベルトを押圧する方向にプーリアームを付勢し、ベルトからテンションプーリを介してプーリアームに負荷される押込み力を油圧式オートテンショナの油圧ダンパ作用により緩衝してベルトの張力を一定に保つようにしている。
特許第3347194号公報
ところで、上記従来のテンショナユニットにおいては、テンションプーリの軸方向長さ内に油圧式オートテンショナが配置されているため、エンジンブロックとベルト間に油圧式オートテンショナを配置するテンショナユニットに比較して、テンショナユニットの高さ寸法を小さくすることができるという特徴を有する。
しかし、テンションプーリおよび油圧式オートテンショナをプーリアームによって片持ち支持しているため、強度的に強い耐久性に優れた軽量なテンショナユニットを得ようとすれば、プーリアームをアルミにより形成して厚肉とする必要が生じる。
このため、テンショナユニットの高さ寸法が比較的大きく、狭小ベルトを使用するエンジンに対して組込みができない場合が生じ、高さ寸法を小さくする上において改善すべき点が残されていた。
この発明の課題は、高さ寸法の低い強度的に優れた軽量なテンショナユニットを提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、軸挿入孔を有し、その軸挿入孔に挿入されてテンショナ取付け対象にねじ込まれる支点軸を中心にして揺動自在に支持されるプーリアームによってベルト張力調整用の回転可能なテンションプーリと、作動油が封入された円筒状のシリンダを有し、そのシリンダの中心軸が前記テンションプーリの回転中心と直交して、そのテンションプーリの軸方向幅の略2等分位置を通る仮想平面上に配置される直動型の油圧式オートテンショナとを支持し、その油圧式オートテンショナによってテンションプーリがベルトを押圧する方向に前記プーリアームを付勢し、ベルトからテンションプーリを介してプーリアームに負荷される押圧力を油圧式オートテンショナのシリンダ内に封入された作動油の油圧ダンパ作用により緩衝するようにしたテンショナユニットにおいて、前記プーリアームが、対向一対の側板からなり、その対向一対の側板によって前記テンションプーリを回転自在に支持するプーリ支持体および前記油圧式オートテンショナにおけるシリンダのそれぞれを両側から保持した構成を採用したのである。
上記のように、プーリアームを対向一対の側板により形成し、その対向一対の側板でテンションプーリを回転自在に支持するプーリ支持体と油圧式オートテンショナにおけるシリンダのそれぞれを両側から保持する両持ちの支持とすることによって、強度の高い耐久性に優れたテンショナユニットを得ることができる。このため、側板として薄肉厚のものを採用することが可能となり、テンショナユニットの高さを従来のテンショナユニットより低くすることができる。ここで、高さとは、一対の側板の外表面間の距離をいう。
一対の側板は、所定の強度を得るため、金属板で形成するのがよい。その一対の側板のそれぞれを鋼板製とすると、プーリアームの強度が増し、テンショナユニットの強度をさらに高めることができ、耐久性に優れたテンショナユニットを得ることができる。また、鋼板として370MPa以上の高張力材を採用することにより、テンショナユニットの軽量化を図り、強度をより高めることができる。
この発明に係るテンショナユニットにおいて、一対の側板をL形とし、その側板の一側部に、対向内面側に向く対向一対の円筒部の2組を上下に間隔をおいて設け、上側の一対の円筒部によって中心孔が前記軸挿入孔とされる軸受筒の両端部を保持し、下側の一対の円筒部によってプーリ支持体の両端部を保持し、前記一対の側板の他側部に油圧式オートテンショナのシリンダの外周に沿う半円筒状のホルダ部を設け、そのホルダ部でシリンダを保持する構成とすることにより、軸受筒内に挿入されてプーリアームを揺動自在に支持する支点軸とテンションプーリの中心軸間に大きな距離を確保することができる。このため、油圧式オートテンショナの伸縮量が小さな場合でも、テンションプーリを大きく揺動させることができ、張力調整幅の大きなテンショナユニットを得ることができる。
また、一対の側板を円板部の外周一側部に側方に張り出す延出板部を連設した形状とし、その円板部のそれぞれに、対向内面側に向く円筒部を同軸上に設け、その円筒部によって前記プーリ支持体の外径面の両端部を保持し、そのプーリ支持体の外径面の中心に対する偏心位置に前記軸挿入孔を形成し、前記一対の側板の延出板部に前記油圧式オートテンショナのシリンダの外周に沿う半円筒状のホルダ部を設け、そのホルダ部でシリンダを保持する構成とすることにより、小型のテンショナユニットを得ることができる。
上記のように、この発明においては、プーリアームを対向一対の側板とし、その一対の側板によりテンションプーリを回転自在に支持するプーリ支持体および油圧式オートテンショナのそれぞれを両側から保持する両持ちの支持としたことにより、強度および耐久性に優れたテンショナユニットを得ることができるため、側板として薄肉厚の板体を用いることが可能となり、テンショナユニットの高さを前述従来のテンショナユニットより低くすることができる。
この発明に係るテンショナユニットの第1の実施の形態を示す斜視図 図1に示すテンショナユニットを採用したベルト張力調整装置の一部切欠正面図 図2のIII−III線に沿った断面図 図2のIV−IV線に沿った断面図 この発明に係るテンショナユニットの第2の実施の形態を示す斜視図 図5に示すテンショナユニットの縦断側面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るテンショナユニットの第1の実施の形態を示す。このテンショナユニットUは、図2および図3に示すように、テンショナ取付け対象としてのエンジンブロック1にねじ込まれる支点軸2を中心にして揺動自在の支持とされる。
ここで、支点軸2は、先端に小径のねじ軸部2aを有し、そのねじ軸部2aがエンジンブロック1に形成されたねじ孔3にねじ係合される。
図1乃至図3に示すように、テンショナユニットUは、プーリアーム10を有し、そのプーリアーム10は、対向一対の側板11からなっている。側板11として、ここで、防錆処理を施した鋼板を採用しているが、材質は任意であり、テンショナユニットUの軽量化と強度を高める上においては、370MPa以上の高張力材を用いるのが好ましい。
側板11は、プーリ支持板部11aの一側部にテンショナ支持板部11bを連設したL形をなし、上記プーリ支持板部11aの上下部に、他方の側板11に向く対向一対の2組の円筒部12、13が上下に間隔をおいて形成され、その上側の対向一対の円筒部12によって軸受筒14の両端部が保持され、一方、下側の対向一対の円筒部13によって筒状のプーリ支持体15の両端部が保持されている。
軸受筒14およびプーリ支持体15のそれぞれは、円筒部12、13の内径面に対する圧入によって取付け状態とされているが、上記円筒部12、13に溶接してもよい。
図3に示すように、軸受筒14の中心孔は軸挿入孔16とされ、その軸挿入孔16内に支点軸2が挿入され、その支点軸2の外径面と軸挿入孔16の内径面間に筒状のライナー17が組込まれている。
図3および図4に示すように、プーリ支持体15の外側にはテンションプーリ18が設けられ、そのテンションプーリ18の内径面に形成された軌道溝19とプーリ支持体15の外径面に形成された軌道溝20間に複数のボール21が組込まれ、そのボール21によってテンションプーリ18はプーリ支持体15に対して回転自在とされている。
テンションプーリ18の内径面の両端部には一対のシール22が取り付けられ、そのシール22によってテンションプーリ18とプーリ支持体15間に形成された軸受空間が密閉されている。
図1および図3に示すように、テンショナ支持板部11bの側部には円筒状のホルダ部23が形成され、一方の側板11のホルダ部23と他方の側板11のホルダ部23によって油圧式オートテンショナ30の円筒状のシリンダ31が両側から保持されている。
また、ホルダ部23の両端部には内向きの抜止め片24が設けられ、その抜止め片24はシリンダ31の両端と軸方向で対向して油圧式オートテンショナ30を抜止めしている。
図2に示すように、油圧式オートテンショナ30は、シリンダ31の上部開口をオイルシール32の取付けにより密閉して、シリンダ31の内部に入れられた作動油の外部への漏洩を防止し、そのオイルシール32をスライド自在に貫通するプッシュロッド33の下部に上記シリンダ31の内部に嵌合された底付きスリーブ34の内径面と微少な間隙をもってスライド可能なプランジャ35を接続して、スリーブ34の内部を圧力室36とリザーバ室37とに区画し、上記圧力室36内に組込まれたリターンスプリング38によってシリンダ31とプッシュロッド33とを伸長する方向に付勢し、上記シリンダ31とプッシュロッド33に収縮する方向の押込み力が負荷された際に、圧力室36内に封入された作動油の油圧ダンパ作用によってその押込み力を緩衝するようにしている。
また、プランジャ35に圧力室36とリザーバ室37を連通する通路39を形成し、その通路39の圧力室36側の端部開口に、圧力室36内の圧力がリザーバ室37内の圧力より高圧になると通路39を閉じるチェックバルブ40を設け、上記リザーバ室37内の圧力が圧力室36内の圧力より高くなった際にチェックバルブ40を開放させてリザーバ室37内の作動油を通路39から圧力室36内に流入させて、シリンダ31とプッシュロッド33を伸長する方向に素早く移動させるようにしている。
上記の構成からなるテンショナユニットUを用いるベルトの張力調整に際しては、図2および図3に示すように、軸挿入孔16に支点軸2を挿入し、その支点軸2をエンジンブロック1にねじ込む取付けによりプーリアーム10を揺動自在に支持し、油圧式オートテンショナ30のプッシュロッド33の先端をエンジンブロック1に固定されたピンからなるストッパ4に当接して、リターンスプリング38の押圧により、テンションプーリ18がベルト5を押圧する方向にプーリアーム10を付勢する。
上記のようなベルト5の張力調整状態において、クランクシャフトの回転速度の変動や角速度の変動によりベルト5が振動し、そのベルト5の張力が強くなると、ベルト5からテンションプーリ18に負荷される押圧力により、プーリアーム10が支点軸2を中心にして図2の時計方向に揺動する。
このとき、油圧式オートテンショナ30のシリンダ31とプッシュロッド33は収縮する方向の押圧力が負荷され、その負荷により圧力室36の圧力がリザーバ室37の圧力より高くなるため、チェックバルブ40が通路39を閉じ、圧力室36内に封入された作動油の油圧ダンパ作用によって上記押圧力が緩衝される。
上記押込み力がリターンスプリング38の弾性力より強い場合、圧力室36内の作動油はプランジャ35とスリーブ34の摺動面間に形成された微少な間隙からリザーバ室37内に流れ、リターンスプリング38の弾性力と押圧力とが釣り合う位置までプーリアーム10が揺動し、ベルト5の張力が一定に保持される。
逆に、ベルト5の張力が弱くなると、リターンスプリング38の押圧により、シリンダ31とプッシュロッド33が伸長する方向に相対移動し、プーリアーム10が支点軸2を中心にして、図2の反時計方向に揺動する。
このとき、リザーバ室37内の圧力は圧力室36内の圧力より高くなるため、チェックバルブ40は通路39を開放し、リザーバ室37内の作動油は通路39から圧力室36にスムーズに流れ、プーリアーム10は反時計方向に素早く揺動して、ベルト5の弛みを直ちに吸収する。
ベルト5の張力を一定に保持する上記のテンショナユニットUにおいては、プーリアーム10を対向一対の側板11により形成し、その対向一対の側板11でテンションプーリ18を回転自在に支持するプーリ支持体15と油圧式オートテンショナ30におけるシリンダ31のそれぞれを両側から保持する両持ちの支持としているため、強度の高い耐久性に優れたテンショナユニットUを得ることができる。このため、側板11として薄肉の鋼板を採用することが可能となり、対向一対の側板11の外表面間の距離、すなわち、高さの低いテンショナユニットUを得ることができる。
このため、エンジンへの組込みに対して大きな組込みスペースを確保する必要がなくなり、エンジンの左右方向長さのコンパクト化を図ることができる。
図5および図6は、この発明に係るテンショナユニットの第2の実施の形態を示す。この実施の形態においては、プーリアーム10を形成する一対の薄鋼板からなる側板11を円板部11cの外周一側部に側方に張り出す延出板部11dを連設した形状とし、その円板部11cのそれぞれに、対向内面側に向く円筒部25を同軸上に設け、その円筒部25の内径面に円柱状のプーリ支持体26の両端部を圧入してプーリ支持体26を保持し、そのプーリ支持体26の外径面に形成された軌道溝27に沿って転動可能な複数のボール21を介してテンションプーリ18を回転自在に支持している。
また、プーリ支持体26の外径面の中心に対する偏心位置に支点軸2が挿入される軸挿入孔28を形成し、一対の側板11の延出板部11dの側端部に油圧式オートテンショナ30のシリンダ31の外周に沿う半円筒状のホルダ部23を設け、そのホルダ部23でシリンダ31を保持し、かつ、ホルダ部23の両端部に設けられた抜止め片24によりシリンダ31を抜止めしている。
上記の構成からなるテンショナユニットUにおいては、プーリ支持体26に形成された軸挿入孔28内に支点軸2を挿入し、その支点軸2のねじ軸部2aをエンジンブロック1のねじ孔3にねじ込み、その支点軸2の締め付けによりプーリ支持体26を揺動自在に支持し、油圧式オートテンショナ30のプッシュロッド33の先端をエンジンブロック1に設けられたストッパ4に当接して、テンションプーリ18が図2に示すベル5を押圧する方向にプーリアーム10を付勢し、上記支点軸2を中心とするプーリ支持体26の揺動によってベルト5の張力変化を吸収する。
第2の実施の形態で示すテンショナユニットUにおいては、プーリアーム10を形成する一対の側板11が円板部11cの外周一側部に側方に張り出す延出板部11dを連設した形状とされ、その円板部11cのそれぞれに形成された円筒部25によってテンションプーリ18を支持するプーリ支持体26の外径面の両端部を保持し、そのプーリ支持体26の外径面の中心に対する偏心位置に軸挿入孔28を形成し、前記一対の側板11の延出板部11dに形成されたホルダ部23で油圧式オートテンショナ30のシリンダ31を保持する構成であるため、図1に示すテンショナユニットUに比較して小型のテンショナユニットを得ることができる。
第2の実施の形態においては、プーリ支持体26を円筒部25に圧入したが、円筒部25にプーリ支持体26を溶接してもよい。
図2および図5に示すテンショナユニットUにおいては、プーリアーム10が2枚の側板11からなるものを示したが、対向一対の側板11が、円筒状ホルダ部23の側端縁が連なる1枚の鋼板の折曲げにより形成されたものであってもよい。
上記のように、対向一対の側板11を1枚の金属板の折曲げにより形成することにより、強度の極めて高いプーリアーム10を得ることができる。
1 エンジンブロック(テンショナ取付け対象)
2 支点軸
5 ベルト
10 プーリアーム
11 側板
11c 円板部
11d 延出板部
12 円筒部
13 円筒部
14 軸受筒
15 プーリ支持体
16 軸挿入孔
18 テンションプーリ
23 ホルダ部
24 抜止め片
26 プーリ支持体
28 軸挿入孔
30 油圧式オートテンショナ
31 シリンダ

Claims (13)

  1. 軸挿入孔を有し、その軸挿入孔に挿入されてテンショナ取付け対象にねじ込まれる支点軸を中心にして揺動自在に支持されるプーリアームによりベルト張力調整用の回転可能なテンションプーリと、作動油が封入された円筒状のシリンダを有し、そのシリンダの中心軸が前記テンションプーリの回転中心と直交して、そのテンションプーリの軸方向幅の略2等分位置を通る仮想平面上に配置される直動型の油圧式オートテンショナとを支持し、その油圧式オートテンショナによってテンションプーリがベルトを押圧する方向に前記プーリアームを付勢し、ベルトからテンションプーリを介してプーリアームに負荷される押圧力を油圧式オートテンショナのシリンダ内に封入された作動油の油圧ダンパ作用により緩衝するようにしたテンショナユニットにおいて、
    前記プーリアームが、対向一対の側板からなり、その対向一対の側板によって前記テンションプーリを回転自在に支持するプーリ支持体および前記油圧式オートテンショナにおけるシリンダのそれぞれを両側から保持したことを特徴とするテンショナユニット。
  2. 前記一対の側板のそれぞれが鋼板からなる請求項1に記載のテンショナユニット。
  3. 前記鋼板に防錆処理を施した請求項2に記載のテンショナユニット。
  4. 前記鋼板が370MPa以上の高張力材からなる請求項2又は3に記載のテンショナユニット。
  5. 一対の側板をL形とし、その側板の一側部に、対向内面側に向く対向一対の円筒部の2組を上下に間隔をおいて設け、上側の一対の円筒部によって中心孔が前記軸挿入孔とされる軸受筒の両端部を保持し、下側の一対の円筒部によってプーリ支持体の両端部を保持し、前記一対の側板の他側部に油圧式オートテンショナのシリンダの外周に沿う半円筒状のホルダ部を設け、そのホルダ部でシリンダを保持した請求項1乃至4のいずれかの項に記載のテンショナユニット。
  6. 前記軸受筒およびプーリ支持体の保持が、前記円筒部の内径面に対する圧入である請求項5に記載のテンショナユニット。
  7. 前記軸受筒およびプーリ支持体の保持が、前記円筒部に対しての溶接である請求項5に記載のテンショナユニット。
  8. 前記ホルダ部の軸方向の両端部に前記油圧式オートテンショナの軸方向両端面に係合する抜止め片を折曲げにより形成した請求項5乃至7のいずれかの項に記載のテンショナユニット。
  9. 一対の側板を円板部の外周一側部に側方に張り出す延出板部を連設した形状とし、その円板部のそれぞれに、対向内面側に向く円筒部を同軸上に設け、その円筒部によって前記プーリ支持体の外径面の両端部を保持し、そのプーリ支持体の外径面の中心に対する偏心位置に前記軸挿入孔を形成し、前記一対の側板の延出板部に前記油圧式オートテンショナのシリンダの外周に沿う半円筒状のホルダ部を設け、そのホルダ部で油圧式オートテンショナのシリンダを保持した請求項1乃至4のいずれかの項に記載のテンショナユニット。
  10. 前記プーリ支持体の保持が、前記円筒部の内径面に対する圧入である請求項9に記載のテンショナユニット。
  11. 前記プーリ支持体の保持が、前記円筒部に対しての溶接である請求項9に記載のテンショナユニット。
  12. 前記ホルダ部の軸方向の両端部に前記油圧式オートテンショナの軸方向両端面に係合する抜止め片を折曲げにより形成した請求項9乃至11のいずれかの項に記載のテンショナユニット。
  13. 対向一対の側板が、1枚の金属板の折曲げにより形成された請求項1乃至12のいずれかの項に記載のテンショナユニット。
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