JP2011102805A - 血液および組織中の細菌を免疫学的に検出する方法およびキット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤および/またはグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む一組の結合剤と、ドナー血液または血液製剤を接触させること、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中のグラム陽性菌および/またはグラム陰性菌の臨床的に問題とされる量の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中のグラム陽性菌および/またはグラム陰性菌の臨床的に問題とされる量の非存在を示す)を含む。
【選択図】図5
Description
本出願は、1999年7月16日に提出した米国暫定特許出願第60/144,442号から優先権を主張するものであり、その全内容は、参照により本明細書に援用されている。
発明の分野
本発明は、血液もしくは血液製剤(全血、造血幹細胞、白血球、血漿、血清、赤血球、および血小板を含む)、またはドナー組織の臨床的に問題とされる量の細菌の存在に関するスクリーニングに関する。さらに特には、本発明は、輸血もしくは移植に用いられるであろう血液および血液製剤またはドナー組織中の臨床的に問題とされる量の混入細菌の存在に関するスクリーニングに関する。
血液および血液製剤の輸血は、患者管理において治療的に重要な側面である。ドナー組織および器官の移植は、同様に治療的に重要である。ドナー血液、ドナー血液製剤、またはドナー組織もしくは器官中に臨床的に問題とされるレベルの混入細菌が存在しないことは、輸血または移植のためのこれらドナー液体および組織の安全な治療的使用には必要条件である。例えば、菌血(血液中への細菌の侵入)は、一過性、連続的または間欠性であり得る。Wagnerら(Clin. Microbiol. Rev. 7: 290-302(1994))およびGoldmanら(Trans. Med. Revs. 5: 73-83(1991))は、輸血後に敗血症を発症した患者に輸血された混入血液中にて、多数の異種の細菌が同定されたことを教示している。Tadlerら(J. Clin. Laboratory Analysis 2: 21-25(1989))は、一過性の菌血は一般にあまりたいしたことはないが、連続的または間欠性の菌血は、幾つかの患者集団、特に免疫無防備状態患者、新生児患者、および老人患者には生活を脅かす状況をもたらし得ることを教示している。したがって、臨床的に問題とされる量の細菌が混入した血液がレシピエント患者に輸血されるのであれば、特に患者は大きな手術を受けるか、そうでなければ無防備であるときに血液および/または血液製剤の輸血がしばしば実施されるので、レシピエント患者は合併症を患う恐れがある。
本発明は、血液もしくは血液製剤、またはドナー組織、特にある個体から別の個体に移されべきドナー血液もしくは血液製剤、またはドナー組織中の臨床的に問題とされる量の混入細菌を検出する迅速な抗原結合に基づく方法を提供する。
本発明の上記態様すべてのある好ましい実施形態において、一組の結合剤は、固相支持体(例えば、マイクロタイタープレート)上に固定される。
本発明は、血液または血液製剤またはドナー組織中の、特にドナー個体からレシピエント個体に移される供与血液または血液製剤あるいは供与組織中の臨床的に問題とされる量の混入細菌の検出に関する。本発明は、迅速な抗原結合に基づいた方法、および血液もしくは血液製剤中またはドナー組織が貯蔵される液体中の臨床的に問題とされる量の微生物の検出用キットを提供する。本発明は、輸液または移植のために用いられるドナーの血液または血液製剤またはドナー組織中の混入細菌の正確な同定は問題とされないという認識から生じる。したがって本発明は、グラム陽性およびグラム陰性菌の両方と特異的に結合する結合剤を用いて、血液または血液製剤の試料とのあるいはドナー組織が貯蔵される液体の試料とのあらゆる結合を検出する方法を提供する。したがって、任意の結合が検出された場合、血液または血液製剤またはドナー組織は汚染されていることが分かり、好ましくは別の個体への輸液に用いられない。
本明細書中で言及される公開済み特許および科学文献は、当業者に利用可能である知識を確立している。本明細書中で引用されている発行済み特許、出願および参考文献は、各々が特定的におよび別々に参照により援用されることを示された場合と同じ程度、参照により本明細書に援用される。これらの出版物と本発明の開示との間の不一致点は、本発明の開示の方を選択することで解決される。
本明細書中で用いる場合、「抗原」(例えばグラム陰性菌抗原またはグラム陽性菌抗原)とは、結合剤により特異的に結合され得る任意の構造的配座の、核酸分子およびペプチドグリカンを除いた、あらゆる分子を意味する。例えばグラム陰性菌抗原は、グラム陰性菌の細胞膜、細胞壁または細胞周辺腔により、分泌されるか、それに対して内部に存在するか、またはその上に(もしくはそれ全体にわたって)存在する抗原である。結合剤により結合される抗原上の部位は、「結合部位」と呼ばれる。抗原は、タンパク質、糖タンパク質、炭水化物または脂質であり得るが、これらに限定されない。本発明の抗原の定義から特定的に除外されるのは、ペプチドグリカンおよび核酸分子、例えばDNAまたはRNAである。
異なる種の細菌の細胞壁は、厚み、構造および組成が非常に異なり得る。しかしながら、2つの主要な型の細菌細胞壁が存在し、細菌の所定の種がそのどちらの型の細胞壁を有するかは、一般的にある種の染料に対する細胞の反応により確定され得る。おそらく細菌を染色するために最も広範に用いられる染料は、グラム染料である。この結晶バイオレットおよびヨウ素染色で染色した場合、染料を保持する細菌はグラム陽性と呼ばれ、そうでないものはグラム陰性と呼ばれる。
グラム陽性菌細胞壁は、ペプチドグリカンの相対的に厚いコートを含有する。この構造は、β−1,4グリコシド結合により連結されるN−アセチルグルコサミン(NAG)およびN−アセチルムラミン(NAM)酸の反復炭水化物単位として整列される。N−アセチルムラミン酸残基は、ペプチド2およびペプチド3がペプチドの性質の何らかの可変性を示し得るテトラペプチドを介して隣接(NAM−NAG)x鎖(ここで、x=任意の数)に架橋される。架橋のいくつかは、ペプチドグリカンの多数の層を作る平面の上および下に延びる。これらのポリマーは細胞の表面を取り囲み、それにより生物体の形状を限定する。
グラム陰性型細菌細胞壁は、外見は明瞭に層化され、グラム陽性細胞壁より非常に薄い。グラム陰性菌細胞壁は、それがタンパク質含有脂質二重膜上に作り上げられるという点でグラム陽性菌細胞壁に類似しているが、しかしながら内方に面する脂質はリン脂質であり、一方外方に面する脂質は高分子のいわゆるリポ多糖(LPS)を含む。このLPS構造は細胞の外面に強陰性電荷を生じ、これが生物体認識および生存のために用いられる。このLPS構造は、グラム陰性感染の毒性作用も提供し、このために「内毒素」とも呼ばれる。
本発明の細菌検出方法は、従来の粒子を基にしたイムノアッセイ形式に従い得る。このアプローチにおいて、細菌細胞壁上の抗原領域に特異的に結合する結合剤は、検疫学的な標的として利用することが可能であり、血液製剤中の細菌を検出する基礎を形成することができる。この例で使用する装置の図は、図3A〜3Dに示してある。ある実施形態において、グラム陽性菌、グラム陰性菌または両方に特異的に結合する結合剤は、ともに貯留され、次に結合剤の2群各々が、結合剤の混合物を含むようにざっと分けられる。一群は、図3A〜図3Dに示した装置の基部にある膜に結合している。第2群は、鮮やかに着色したラテックス粒子を被覆するために用いられる(すなわち、結合剤で被覆したラテックス粒子は、激しく着色するように、色素が染み込まれていた)。
例Iに記載の方法の別の実施形態において、ラテックス結合性結合剤は、グラム陰性菌もしくはグラム陽性菌、または両方を特異的に認識する結合剤である。しかしながら、これら抗細菌結合剤のそれぞれは、結合剤すべてに共通するエピトープを有している。この例において、抗細菌結合剤のすべてがネズミ抗体である。膜結合性結合剤は、細菌に特異的に結合せず、むしろそれらはネズミ抗細菌抗体の定常部上のネズミ決定基に特異的に結合する。これら抗ネズミ結合剤は、細菌に特異的に結合するのではなく、むしろ細菌に特異的に結合している結合剤に特異的に結合するため、それらを第2の結合と呼ぶ。
凝集反応アッセイは、血液、血液製剤、またはドナー組織からの液体中の臨床的に問題とされる量の細菌を検出するためのさらなる別の手段である。凝集反応アッセイのこの例では、細菌種に特異的に結合する結合剤で被覆したラテックス粒子が用いられる。これらラテックス粒子は、臨床的に問題とされる量の細菌種の存在化にて凝集する。陽性反応は、凝集パターンの発生により示される。陰性反応おいて、ラテックスは凝集せず、乳状の外観は実質的に変化がない。
血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在を検出するさらに別の方法は、標準的な酵素結合免疫吸着測定アッセイ(ELISA)形成を用いる。マイクロタイター(例えば、96ウェル)プレートELISA形式は、多数の別個の反応ウェルを利用し、それぞれが独特の試験環境を示す。マイクロタイタープレート形式は、より高い処理量の試験能力のために、自動試料操作の適用、試薬添加、反応検出および定量的結果の判読を行う。マイクロタイタープレートELISAの開発はよく知られており、実施されている。細菌表面の抗原を伴うように、多数の結合部位を有する大きな分子量の種の検出のために、サンドイッチイムノアッセイ形式は、好ましい形式である。サンドイッチイムノアッセイは、マイクロタイタープレートウェルのポリスチレン(または他の物質)表面上のグラム陰性菌またはグラム陽性菌(または両方)に特異的に結合する結合剤を、結合剤がマイクロタイタープレートの表面に接着するように、受動的または共有結合的に置くことにより構築される。免疫学的検出は、以下のように進行する。
マイクロタイタープレートウェル中の特異的に結合した検出可能なように標識した結合剤を、適切な手段により検出することができる。蛍光体、発色団、化学発光体、電気活性体の場合には、これには直接的な測定が挙げられ、酵素のような標識の場合には、間接的な測定が挙げられる。特異的に結合した検出可能なように標識した結合剤の数が、生物学的試料中に存在する細菌の量に直接的に比例する。この比例関係は、試料中に存在する細菌の量を具体的に確定するために利用され得る数量化方法論の基礎である。検量試料中に存在する既知量の細菌の関数として、特異的に結合した検出可能なように標識した結合剤の応答を測定することにより、標準応答曲線を確立することができる。標準応答曲線から得られる結果の内挿は、未知の生物学的試料中の細菌濃度を表示する。
血液、血液製剤、またはドナー組織が貯蔵される液体中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在をスクリーニングするためのさらなる方法は、競合イムノアッセイ形式を使用する。実際には、グラム陰性菌から分泌されるリポ多糖構造のような単独の結合部位を有する小さな分子量種の検出のために、競合イムノアッセイ形式は、好ましい形式である。競合イムノアッセイは、結合剤がマイクロタイタープレートウェルの表面に接着するように、マイクロタイタープレートウェルのポリスチレン(または他の物質)表面上に分泌LPS構造に特異的に結合する結合剤(LPS構造のリピドA部分に結合するような)を、受動的または共有結合的に置くことにより構築される。
血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在を検出するためのさらなる別の方法は、均一イムノアッセイ形式を使用する。均一イムノアッセイは、結合剤−リガンド複合体化反応の結合成分および遊離成分の同時に測定され得る能力を特徴とする。標識の特性は、非結合と結合の分離を必要としないように、相補的な反応体の結合に関して修飾される。
例VIに記載の方法を修飾したものは、ドナー血液、ドナー血液製剤、および/またはドナー組織が貯蔵される液体中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在に関してスクリーニングするであろう。この例において、無菌条件下、ドナー血液、ドナー血液製剤、またはドナー組織が貯蔵されている液体から試料を抽出する。細胞壁構造の小断片が創出されるように前処理試薬と適切な容量の試験試料を混合する。グラム陽性菌(またはその抗原)上の結合剤の結合部位を露出させるこの処理は、より小さな分子量のサブ成分に本来の抗原構造を分解するような界面活性剤、キレート化剤および/または酵素のように化学物質を用いた処理であってもよい。処理はまた、機械的な断片化(超音波破砕のような)または運動エネルギー(沸騰のような)を用いた、細胞壁をサブ成分に壊すような機械的手段によってもよく、それにより、処理は、LTA構造の抗原成分上の結合剤の結合部位を露出させる。1つの具体例は、リポテイコ酸構造からのポリ(グリセロホスフェート)鎖の分離であり得る。グラム陽性細胞壁の他の構造は、当業者により容易に予測され得る。
例IV、V、VIおよびVIIに記載のアッセイの修飾は、アッセイ実行および結果計算のための自動分析装置の利用を包含する。自動化は、より再現性のよい形式での技術の適用を可能にし、それによりアッセイの性能が改良され、細菌混入の検出レベルを低くする。数多くの包括的なイムノアッセイシステム系が市販されており、病院の中央検査室にてルーチンな免疫診断アッセイに使用されている。上記技術の応用は、これら自動システムのいずれにも組み込まれるので、容易に予想することができる。代替的な分離の方法論(固相、液相、磁性粒子、電荷分配等)の使用もまた、この開示内と予想することができる。同様に、代替的な検出の方法論(発色体的、蛍光発生的、電気化学的、化学発光的または放射的)もまた、検出可能なように標識した結合剤系の検出方法、ならびに自動イムノアッセイ系の検出システムに対応する変化に対して予想される修飾により予想することができる。
本発明の2つの代表的な非限定的な結合剤のパン属(pan-genera)特異性を、グラム陽性菌およびグラム陰性菌両方上の表面抗原構造を精査することにより評価した。グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤、すなわちリポテイコ酸は、モノクローナル抗体クローン96−110(IgG1)であった(Fisherら、PCT出願第WO98/57994に記載されている)。グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤、すなわちリピドAは、モノクローナル抗体クローン26−5(IgG2b)(Biodesign International, Saco, Maineで市販されている、カタログナンバーC61212M)であった。
Claims (66)
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在をスクリーニングする方法であって、ドナー血液または血液製剤の試料を一組の結合剤と接触させること(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤およびグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の非存在を示す)を含む、前記方法。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在をスクリーニングする方法であって、ドナー血液または血液製剤の試料を一組の結合剤と接触させること(ここで、一組の結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の非存在を示す)を含む、前記方法。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在をスクリーニングする方法であって、ドナー血液または血液製剤の試料を一組の結合剤と接触させること(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の非存在を示す)を含む、前記方法。
- 試料を一組の結合剤と接触させる前に、または接触させるのと同時に、試料を処理する、請求項1、2または3に記載の方法。
- 処理は、グラム陰性菌抗原またはグラム陽性菌抗原上の結合剤の結合部位を露出させる、請求項4に記載の方法。
- 臨床的に問題とされる量の細菌が存在しないと確定されたドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤は、レシピエント哺乳動物に移される、請求項1、2または3に記載の方法。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物は同種である、請求項6に記載の方法。
- ドナー血液または血液製剤は、全血、白血球、造血幹細胞、血小板、赤血球、血漿、および血清からなる群から選択される、請求項1、2または3に記載の方法。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌のリポ多糖構造に特異的に結合するか、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、カブトガニ抗リポ多糖因子(LALF)、リポ多糖結合タンパク質(LBP)、殺菌性/透過性増加タンパク質(BPI)および抗生物質からなる群から選択される分子を含む、請求項1または3に記載の方法。
- 抗生物質は、ポリミキシンまたはバシトラシンである、請求項9に記載の方法。
- グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌のリポテイコ酸構造に特異的に結合するか、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、抗生物質を含み抗生物質はバンコマイシンでなく、また抗生物質はゲンタマイシンでもない、請求項1または2に記載の方法。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第1のレポーター分子で標識され、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第2のレポーター分子で標識される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子は同じであるか、または同じでない、請求項12に記載の方法。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子の少なくとも1つは、酵素活性を有する分子、放射標識した分子、融合分子、蛍光原分子、金属ゾル、粒子、染色分子、および第2の結合剤により特異的に結合される分子からなる群から選択される、請求項12に記載の方法。
- 一組の結合剤は、固相支持体上に固定される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 固相支持体は、マイクロタイタープレートである、請求項15に記載の方法。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物の少なくとも一方は、ヒトまたは家畜用哺乳動物である、請求項1、2または3に記載の方法。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在をスクリーニングするためのキットであって、一組の結合剤(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤、およびグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、およびドナー血液または血液製剤の試料への一組の結合剤の結合を検出する手段(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量の細菌の非存在を示す)を含む、前記キット。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在をスクリーニングするためのキットであって、一組の結合剤(ここで、一組の結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、およびドナー血液またはドナー血液製剤の試料への一組の結合剤の結合を検出する手段(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の非存在を示す)を含む、前記キット。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在をスクリーニングするためのキットであって、一組の結合剤(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、およびドナー血液または血液製剤の試料への一組の結合剤の結合を検出する手段(ここで、結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在を示し、非結合は、ドナー血液または血液製剤中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の非存在を示す)を含む、前記キット。
- さらに試料を処理する手段を含み、処理は、グラム陰性菌抗原またはグラム陽性菌抗原上の結合剤の結合部位を露出する、請求項18、19または20に記載のキット。
- 臨床的に問題とされる量の細菌が存在しないと確定されたドナー哺乳動物のドナー血液または血液製剤は、レシピエント哺乳動物に移される、請求項18、19または20に記載のキット。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物は、同種である、請求項18、19または20に記載のキット。
- ドナー血液または血液製剤は、全血、白血球、造血幹細胞、血小板、赤血球、血漿、および血清からなる群から選択される、請求項18、19または20に記載のキット。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌のリポ多糖構造に特異的に結合するか、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、カブトガニ抗リポ多糖因子(LALF)、リポ多糖結合タンパク質(LBP)、殺菌性/透過性増加タンパク質(BPI)および抗生物質からなる群から選択される分子を含む、請求項18または20に記載のキット。
- 抗生物質は、ポリミキシンまたはバシトラシンである、請求項25に記載のキット。
- グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌のリポテイコ酸構造に特異的に結合するか、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、抗生物質を含み、抗生物質はバンコマイシンでなく、また抗生物質はゲンタマイシンでもない、請求項18または19に記載のキット。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第1のレポーター分子で標識され、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第2のレポーター分子で標識される、請求項18、19または20に記載のキット。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子は同じであるか、または同じでない、請求項28に記載のキット。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子の少なくとも1つは、酵素活性を有する分子、放射標識した分子、融合分子、蛍光原分子、金属ゾル、粒子、染色分子、および第2の結合剤により特異的に結合される分子からなる群から選択される、請求項28に記載のキット。
- 一組の結合剤は、固相支持体上に固定される、請求項18、29または20に記載のキット。
- 固相支持体は、マイクロタイタープレートである、請求項31に記載のキット。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物の少なくとも一方は、ヒトまたは家畜用哺乳動物である、請求項18、19または20に記載のキット。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー組織(ここで、ドナー組織は液体中に貯蔵されている)中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在をスクリーニングする方法であって、液体の試料を一組の結合剤と接触させること(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤およびグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在を示し、非結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量の細菌の非存在を示す)を含む、前記方法。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー組織(ここで、ドナー組織は液体中に貯蔵されている)中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在をスクリーニングする方法であって、液体の試料を一組の結合剤と接触させること(ここで、一組の結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在を示し、非結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の非存在を示す)を含む、前記方法。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー組織(ここで、ドナー組織は液体中に貯蔵されている)中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在をスクリーニングする方法であって、液体の試料を一組の結合剤と接触させること(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および試料への一組の結合剤の結合を確定すること(ここで、結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在を示し、非結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の非存在を示す)を含む、前記方法。
- 試料を一組の結合剤と接触させる前に、または接触させるのと同時に、試料を処理する、請求項34、35または36に記載の方法。
- 処理は、グラム陰性菌抗原またはグラム陽性菌抗原上の結合剤の結合部位を露出させる、請求項37に記載の方法。
- 臨床学的に問題とされる量の細菌が存在しないと確定されたドナー組織は、第2の哺乳動物に移される、請求項34、35または36に記載の方法。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物は同種である、請求項39に記載の方法。
- ドナー組織は、肺、心臓、肝臓、皮膚、腎臓、膵臓、脾臓および骨髄からなる群から選択される、請求項34、35または36に記載の方法。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌のリポ多糖構造に特異的に結合するか、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、カブトガニ抗リポ多糖因子(LALF)、リポ多糖結合タンパク質(LBP)、殺菌性/透過性増加タンパク質(BPI)および抗生物質からなる群から選択される分子を含む、請求項34または36に記載の方法。
- 抗生物質は、ポリミキシンまたはバシトラシンである、請求項42に記載の方法。
- グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌のリポテイコ酸構造に特異的に結合するか、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、抗生物質を含み、抗生物質はバンコマイシンでなく、また抗生物質はゲンタマイシンでもない、請求項34または35に記載の方法。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第1のレポーター分子で標識され、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第2のレポーター分子で標識される、請求項34、35または36に記載の方法。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子は同じであるか、または同じでない、請求項45に記載の方法。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子の少なくとも1つは、酵素活性を有する分子、放射標識した分子、融合分子、蛍光原分子、金属ゾル、粒子、染色分子、および第2の結合剤により特異的に結合される分子からなる群から選択される、請求項45に記載の方法。
- 一組の結合剤は、固相支持体上に固定される、請求項34、35または36に記載の方法。
- 固相支持体は、マイクロタイタープレートである、請求項48に記載の方法。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物の少なくとも一方は、ヒトまたは家畜用哺乳動物である、請求項34、35または36に記載の方法。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー組織(ここで、ドナー組織は液体中に貯蔵されている)中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在をスクリーニングするためのキットであって、一組の結合剤(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤、およびグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および液体の試料への一組の結合剤の結合を検出する手段(ここで、結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量の細菌の存在を示し、非結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量の細菌の非存在を示す)を含む、前記キット。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー組織(ここで、ドナー組織は液体中に貯蔵されている)中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在をスクリーニングするためのキットであって、一組の結合剤(ここで、一組の結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および液体の試料への一組の結合剤の結合を検出する手段(ここで、結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の存在を示し、非結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陽性菌の非存在を示す)を含む、前記キット。
- レシピエント哺乳動物に移すためのドナー哺乳動物からのドナー組織(ここで、ドナー組織は液体中に貯蔵されている)中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在をスクリーニングするためのキットであって、一組の結合剤(ここで、一組の結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤を含む)、および液体の試料への一組の結合剤の結合を検出する手段(ここで、結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の存在を示し、非結合は、ドナー組織中の臨床的に問題とされる量のグラム陰性菌の非存在を示す)を含む、前記キット。
- さらに試料を処理する手段を含み、処理は、グラム陰性菌抗原またはグラム陽性菌抗原上の結合剤の結合部位を露出させる、請求項51、52または53に記載のキット。
- 臨床学的に問題とされる量の細菌が存在しないと確定されたドナー組織は、レシピエント哺乳動物に移される、請求項51、52または53に記載のキット。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物は同種である、請求項55に記載のキット。
- ドナー組織は、肺、心臓、肝臓、皮膚、腎臓、膵臓、脾臓および骨髄からなる群から選択される、請求項51、52または53に記載のキット。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌のリポ多糖構造に特異的に結合するか、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陰性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、カブトガニ抗リポ多糖因子(LALF)、リポ多糖結合タンパク質(LBP)、殺菌性/透過性増加タンパク質(BPI)および抗生物質からなる群から選択される分子を含む、請求項51または53に記載のキット。
- 抗生物質は、ポリミキシンまたはバシトラシンである、請求項58に記載のキット。
- グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌のリポテイコ酸構造に特異的に結合するか、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する抗体もしくは抗体誘導体を含むか、またはグラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、抗生物質を含み、抗生物質はバンコマイシンでなく、また抗生物質はゲンタマイシンでもない、請求項51または52に記載のキット。
- グラム陰性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第1のレポーター分子で標識され、グラム陽性菌抗原に特異的に結合する結合剤は、検出可能なように第2のレポーター分子で標識される、請求項51、52または53に記載のキット。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子は同じであるか、または同じでない、請求項61に記載のキット。
- 第1のレポーター分子および第2のレポーター分子の少なくとも1つは、酵素活性を有する分子、放射標識した分子、融合分子、蛍光原分子、金属ゾル、粒子、染色分子、および第2の結合剤により特異的に結合される分子からなる群から選択される、請求項61に記載のキット。
- 一組の結合剤は、固相支持体上に固定される、請求項51、52または53に記載のキット。
- 固相支持体は、マイクロタイタープレートである、請求項64に記載のキット。
- ドナー哺乳動物およびレシピエント哺乳動物の少なくとも一方は、ヒトまたは家畜用哺乳動物である、請求項51、52または53に記載のキット。
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