JP2011101719A - ミシンの送り調節機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピッチの設定範囲を拡大する。
【解決手段】送りピッチを変更調節する送り変換体23と、送りピッチを設定入力する送り調節ダイヤル44と、送り調節体42と、送り調節ダイヤルの回転により進退する当接体50と、正逆を切り替える正逆切り替え手段とを備え、送り調節体は、当接体の先端部に当接するカム面42aを有すると共に前記当接体の進退移動に従って回動動作の入力が行われ、カム面が平滑な一つの平面から構成され、送り調節体は、当接体に正対した状態で送りピッチが0となり、カム面が当接体50の先端部における中心位置を挟んで片側に当接するように回動した場合に正送りの送りピッチの調節を行い、中心位置を挟んで逆側に当接するように回動した場合に逆送りの送りピッチの調節を行うようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミシンの送り量を調節可能とする送り機構に対して任意に送り量を設定入力するための送り調節機構に関する。
従来のミシンの送り調節機構は、送り歯を保持する送り台に上下方向の往復動作と水平方向の往復動作とを付与する送り機構に対して、その位置変化又は姿勢の変化により水平方向の往復動作の伝達量を可変とする送り調節体に対して、変化量を任意に入力して、送り調節(一針ごとの送りピッチの調節)を行っていた。
かかる送り調節機構は、具体的には、図12に示すように、回動可能に支持されると共に回動角度に応じて送り量を可変とする送り調節腕201と、送り調節腕201の回動端部側に設けられた送り調節ピン202と、送り調節ピン202に当接する正送り調節と逆送り調節の二つの傾斜面211,212が略V字状に対向配置されているカム部材213と、回動可能に支持された当該カム部材213に対して当接面を押圧して回動させるネジ軸214と、当該ネジ軸214を回転させて前後移動させる調節ダイヤル215と、送り調節腕201を強制的に回動させることで送り調節ピン202が正送り調節の傾斜面211と逆送り調節の傾斜面212とのいずれかに当接している状態を切り替える正逆切り替えレバー(図示略)とを備えている。
また、上記送り調節機構は、カム部材213,223とネジ軸214,224と調節ダイヤル215,225とからなる第一と第二の調節部210、220を備えており、第一の調節部210のカム部材213の傾斜面211(又は212)が送り調節ピン202に当接する状態と第二の調節部220のカム部材の傾斜面221(又は222)が送り調節ピン202に当接する状態とを切り替えるためのエアシリンダがロッド203を介してカム部材223に連結されている(例えば、特許文献1参照)。
第一の調節部210と第二の調節部220の送りピッチ調節範囲は0〜9mmと同一である。ただし、第一の調節部210の設定送りピッチに比べて、第二の送り調節部220の設定送りピッチは小さく設定するように使用され、エアシリンダの作動により送りピッチが切替えられる。もし、第一の調節部210の設定送りピッチに比べて、第二の送り調節部220の設定送りピッチが大きく設定されている場合には、その構造、エアシリンダが作動しても第一の調節部の設定送りピッチのままである。
また、各調節部210、220における調節動作の際には、現在選択されている調節部(210とする)の調節ダイヤル215を回転させると、ネジ軸214が前後いずれかに移動し、その先端部に当接しているカム部材213が押圧されて調節ダイヤル215の目盛りに応じて回動し、例えば、正送りの傾斜面211に当接している送り調節ピン202が傾斜面211との当接位置に変化を生じ、当該当接位置変化に応じて送り調節腕201が回動することで任意に送りピッチの調節が行われるようになっていた。
また、正逆切り替えレバーを操作すると、正送りの傾斜面211に当接していた送り調節ピン202が対向する逆送りの傾斜面212に当接し、正送りの場合と同様に、調節ダイヤル215の回転操作によりその目盛りに応じた送りピッチで逆送りが行われるようになっている。
特開2007−202667号公報
ところで、最近のミシンは被縫製物の対象が多様化し、それに伴い、縫いピッチの大さきについてもより大きなピッチが要求されるようになりつつある。
しかしながら、上記従来の送り調節機構は、そのピッチの調節を傾斜面に沿って送り調節ピン202を移動させながら行う構造のため、ピッチの調節幅を拡大させるためには、各傾斜面を延長することが必要となり、カム部材を図示の左右方向に拡大させなければならなかった。しかし、カム部材の左右方向に回動を行って調節が行われる構造であることから同方向にサイズが拡大すると、送り調節機構の配設スペースをより広く取る必要が生じることとなる。
一方、送り調節ダイヤルは、その作業性の観点から、ミシン縦胴部の正面に配置されることが求められているが、縦胴部の内側には動力伝達を行う各種の構成が配置されているために、送り調節機構の配設スペースを広げることは困難であった。
また、カム部材を左右方向に広げると、送り調節ダイヤルから矢印E方向に離して配置する必要が生じてネジ軸を延長する必要が生じることとなる。その結果、ネジ軸はその中心軸に対して直交する方向にカム部材からのモーメントを受けやすくなり、撓みによるピッチエラーを生じやすくなるという問題があり、かかる観点からもカム部材の拡大は困難となっていた。
本発明は、配設スペースの拡大やピッチエラーを回避しつつもピッチの設定範囲を拡大することをその目的とする。
請求項1記載の発明は、全回転を行う回転軸の回転動作を布送り方向に沿った往復移動動作に変換して送り歯に伝達する送り機構と、前記送り機構の動作伝達経路の途中に設けられ、ミシンフレームに対して回動可能に支持されると共にその回動動作量に応じて前記送り歯に伝達される動作伝達量を変えることで送りピッチを変更する送り変換体と、送りピッチを設定操作可能とする送り調節ダイヤルと、前記送り変換体と連動可能に連結されると共にミシンフレームに対して回動可能に支持された送り調節体と、前記送り調節ダイヤルの回転操作により進退移動を行う当接体と、正送りと逆送りとを切り替える正逆切り替え手段とを備えるミシンの送り調節機構において、前記送り調節体は、前記当接体の先端部に当接するカム面を有すると共に前記当接体の進退移動に従って回動動作の入力が行われ、前記カム面は平滑な一つの平面から構成され、前記送り調節体は、前記正逆切り替え手段により回動動作が付与されて正送り状態と逆送り状態とを切り替え可能とすると共に、前記当接体の先端部の中心に対して前記カム面が正対した状態で送りピッチを0とし、前記カム面が前記当接体の先端部における中心位置を挟んで片側に当接するように回動した場合に正送りの送りピッチの調節を行い、中心位置を挟んで逆側に当接するように回動した場合に逆送りの送りピッチの調節を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記送り調節ダイヤルと前記当接体と前記送り調節体とを個々に備える第一と第二の調節部を備え、前記第一の調節部と前記第二の調節部のいずれか一方の送り調節ダイヤルにより設定値が有効な状態となるように切り替えを行う調節部切り替え手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記送り調節ダイヤルと前記当接体との間に、前記送り調節ダイヤルの回転動作を前記当接体の進退移動方向に沿った直進動作に変換する変更部と、前記送り調節ダイヤルの回転動作を増速させる増速部とを設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記変更部は、前記当接体の進退移動方向に沿って貫通して形成されたネジ穴に螺合する前記当接体の進退移動方向に沿って回転可能に設けられたネジ軸を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明は、送り調節体の回動により送りの正逆切り替えと送りピッチの調節が行われる。また、送りピッチの調節を行う際の送り調節体の回動動作は、送り調節ダイヤルにより進退移動を行う当接体がカム面に当接することで付与される。そして、正送りと逆送りのいずれの送りピッチを調節する場合でも、送り調節体の一つの平坦なカム面が当接体の先端部に当接した状態で行うことが可能となっている。
このため、従来技術のように、正送り用と逆送り用の傾斜面をV字状に向かい合わせで配置する場合には、送りピッチの調節幅を広げるためには傾斜面の長手方向(当接体の進退移動方向)に送り調節体を拡大しなければならないが、本願発明の場合には、当接体に正対するカム面を拡大すればよく、当接体の進退移動方向への拡大を抑制することが可能となる。従って、例えば、狭い縦胴部内に送り調節機構を配置する場合であっても、その配置スペースを容易に確保することが可能である。また、送りピッチ幅を拡大しても、送り調節体の当接体の進退移動方向への拡大を回避できるので、当接体をその進退移動方向に延長する必要がなく、曲げモーメントの影響が大きくならないので、当接体の撓みによるピッチエラーの発生を低減することが可能となる。
また、カム面を平滑としたので、略V字状とする従来技術と比べて、当接体をV字の間に入れることが可能なサイズ以下とするという制約を受けないので、当接体のサイズを従来よりも大きくすることができ、その結果、カム面と当接体の接触部位の曲率半径を大きくする等の摩耗対策を容易に採ることが可能となり、当接体の耐摩耗性を向上することが可能となる。
請求項2記載の発明は、送りピッチの設定可能な範囲が異なる第一と第二の調節部を備えるので、事前に個々に送りピッチを設定しておくことにより、例えば縫製中であっても素早く二種類の設定ピッチを切り替えることが可能となる。
請求項3記載の発明は、送り調節ダイヤルが一回転を超える範囲で入力を行うことができないという制約を受けるが、そのような場合でも、増速部により当接体をより広い範囲で移動させることができるので、送りピッチの設定範囲の拡大に容易に対応することが可能となる。
請求項4記載の発明は、ネジ穴が当接体を前後に貫通する構造を採るので、当接体の全長をネジ軸に対する進退移動に使用することができ、当接体をより広い範囲で移動させることができるので、送りピッチの設定範囲の拡大に容易に対応することが可能となる。
発明の実施形態の要部構成のみを示した斜視図である。 発明の実施形態の要部構成を図1と異なる方向から斜視図である。 送り機構及び送り調節機構の側面図である。 送り調節機構の斜視図である。 第一と第二の調節部の正面図である。 第一と第二の調節部の斜視図である。 当接体の中心を通るX−Z平面に沿った断面図である。 回り止め有する第一の調節部の例を示す斜視図である。 調節部切り替え手段により第一の調節部の設定ピッチが有効となる状態を示す側面図である。 調節部切り替え手段により第二の調節部の設定ピッチが有効となる状態を示す側面図である。 当接体の他の例を示す断面図である。 従来のミシンの送り調節機構の側面図である。
(発明の実施形態の全体構成)
以下、図1乃至図10に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態たる送り調節機構10及び送り機構100の斜視図、図2は異なる方向から見た他の斜視図である。これらはいずれも図示を省略したミシンフレームの内部に装備されている。なお、以下の説明において、ミシンの布送り方向をX軸方向、これと直交するミシンフレームのベッド部の長手方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向の双方に直交する鉛直上下方向をZ軸方向として説明を行うものとする。
(送り機構)
送り機構100は、図1及び図2に示すように、針板1の開口部1aから上方に出没して被縫製物をX軸方向に送る送り歯101と、送り歯101を保持する送り台102と、送り台102を上下方向(Z軸方向)に沿って往復させるために回転動作を行う上下送り軸103と、送り台102を送り方向(X軸方向)に沿って往復させるために往復回動を行う水平送り軸104と、ミシンモータにより全回転を行う図示しない上軸(回転軸とも称する)に固定された偏心カム105と、偏心カム105を上端部で回転可能の保持すると共にその長手方向(おおむねZ軸方向)に沿って往復動作を行う第一の水平送りロッド106と、下端部がX軸方向に沿って揺動可能となるように上端部がミシンフレームに支持された第二の水平送りロッド107と、水平送り軸104に固定支持されて共に往復回動を行うアーム部108と、第二の水平送りロッド107からアーム部108へ往復回動動作を伝達するリンク体109と、上軸の回転動作を往復回動動作に変換して上下送り軸103に伝達する図示しない伝達機構とを備えている。
上記送り歯101と送り台102と上下送り軸103と水平送り軸104とは、ミシンフレームのベッド部内に配設されており、上下送り軸103及び水平送り軸104はY軸方向に平行に向けられている。
また、偏心カム105と第一の水平送りロッド106と第二の水平送りロッド107とは、いずれもミシンフレームの縦胴部内に配設されている。また、第一の水平送りロッド106と第二の水平送りロッド107との間には、送り調節機構10の後述する一部の構成が設けられており、第一の水平送りロッド106の下端部の進退往復動作を往復回動動作に変換すると共にその伝達量を可変として第二の水平送りロッド107に伝達している。
(送り調節機構:概要)
図3は送り調節機構10のY軸方向に沿った側面図、図4は送り調節機構10の送り変換体23の周辺の構造を模式的に示した説明図である。
送り調節機構10は、前述した送り機構100の第一の水平送りロッド106の下端部の進退往復動作を往復回動動作に変換すると共にその伝達量を可変として第二の水平送りロッド107に伝達する変換部20と、変換部20を通じて任意に送りピッチの設定入力を行う第一の調節部40及び第二の調節部60と、第一の調節部40と第二の調節部60のいずれか一方が調節可能な状態となるように切り替えを行う調節部切り替え手段80とを備えている。
(送り調節機構:変換部)
変換部20は、第一の水平送りロッド106の下端部と第二の水平送りロッド107の下端部とを連結する一対の連結リンク体21,21と、第一の水平送りロッド106と連結リンク体21,21の連結端部にさらに一端部が連結される一対の規制リンク体22,22と、各規制リンク体22,22の他端部が連結された送り変換体23とを備えている。そして、これらの連結部はいずれもY軸回りに回動可能に連結されている。
前述したように、第一の水平送りロッド106の下端部と連結リンク体21,21の一端部と規制リンク体22,22の一端部とはY軸方向に沿った同一の回動軸24により連結されており、これらの端部はY軸方向から見て同一の軌跡を描いて運動を行うこととなる。
また、連結リンク体21,21と規制リンク体22,22とは長さが等しく設定されている。
さらに、送り変換体23は、前述した回動軸24と同一線上にある支軸25により回動可能にミシンフレームに支持されている。そして、送り変換体23は支軸25回りに回動させることにより、第二の水平送りロッド107に伝達される往復回動量を任意に調節することを可能としている。
即ち、伝達リンク21,21と第二の水平送り軸107との連結部位と規制リンク体22,22の他端部とが同一のY軸線上に並ぶように、送り変換体23を支軸25回りに回動調節すると、第一の水平送りロッド106から第二の水平送りロッド107への動作伝達量は0となり、送りピッチは0になる。送りピッチが0となる送り変換体23の角度を基準位置とすると、送り変換体23を基準位置から図4の矢印F方向に回動させると基準位置から離れるほど正送りの送りピッチが大きくなり、図4の矢印B方向に回動させると基準位置から離れるほど逆送りの送りピッチが大きくなるように動作伝達が行われる。
(送り調節機構:第一の調節部)
図5は各調節部40,60の正面図、図6は斜視図である。
第一の調節部40と第二の調節部60とは、いずれも、入力操作に応じて送り変換体23に対する角度調節を行い、任意の送りピッチに調節することを可能とする。
前述した送り変換体23の支軸25には送り変換腕26が固定装備されており、送り変換体23と共に支軸25回りに回動可能となっている。
第一の調節部40は、Y軸方向に沿った支軸41によりミシンフレームに対して回動可能に支持された送り調節体42と、この送り調節体42と送り変換腕26とを連動して回動させるために連結する連結リンク体43と、送りピッチの設定値を入力するための送り調節ダイヤル44と、送り調節ダイヤル44と同一の支軸45上に固定されて連動回転を行う主動歯車46と、主動歯車46の支軸45に平行な支軸47に軸支されて主動歯車46に噛合する従動歯車48と、支軸45,47を回転可能に支持するY−Z平面に沿った板状の土台49(図6では図示略)と、送り調節体42の正面側に形成されたカム面42aに先端部が当接する当接体50と、土台49の背面側に固定装備されて当接体50をX軸方向に沿って滑動可能に支持するガイド51とを備えている。
土台49は、ミシンフレームの縦胴部の正面側(縫製作業時にオペレータが向き合う面)に取り付けられ、支軸45,47をX軸方向に向けた状態で回転可能に支持している。
送り調節ダイヤル44には、ほぼ全周に渡って送りピッチの設定値を示す目盛りが表示されており、回転操作により最上位置に来た表示の数値に送りピッチが調節されるように、送り調節機構10の全体が調整されている。
主動歯車46の歯数は従動歯車48の歯数の2倍に設計されており、送り調節ダイヤル44の一回転に対して従動歯車48及び支軸47は二回転を行うようになっている。つまり、主動歯車46と従動歯車48とにより増速部が構成されている。
支軸47の背面側の外周面には雄ネジが形成されており、当接体50には支軸47に螺合する雌ネジが形成されている。当接体50は、全体的に角柱ブロック状に形成され、ガイド51はX軸方向に沿って滑動可能に支持すると共に回り止めとして機能している。つまり、従動歯車48と共に支軸47が回転を行うと、これに螺合する当接体50は、支軸47の回転軸方向であるX軸方向に沿った直進移動動作が付与されるようになっている。つまり、支軸47とガイド51とにより変更部が構成されている。また、送り調節ダイヤル44が回転すると当接体50がX方向に進退移動する。
図7は当接体50の中心を通るX−Z平面に沿った断面図である。図示のように、当接体50の雌ネジが形成されている穴50aは、当接体50の中心を通って進退移動方向(X軸方向)の全長に渡って貫通形成されている。このため、先端部が貫通してない形態を取る場合と比べて支軸47の先端部(図7の右端部)が当接体50の先端部ぎりぎりの位置まで当接体50を後退させることができ、X軸方向における当接体50の移動量をより長く得ることが可能となっている。
また、当接体50の先端部(送り調節体42のカム面42aに対向する端部)における上部と下部(当接体の先端部の中心に対する片側と逆側)はそれぞれカム面42aに当接させる構造のため、それぞれ断面が略円弧となる曲面で形成されている。
送り調節体42は、平滑であって少なくともY軸方向に平行なカム面42aが一つのみ形成され、その後方でY軸方向に沿った支軸41により回動可能に支持されている。支軸41はミシンフレームに固定されている。連結リンク体43は、一端側が送り調節体42に、他端側が送り変換腕26に連結されている。この結果、送り調節体42は、連結リンク体43、送り変換腕26、支軸25を介して、送り変換体23に連動可能に連結されている。
なお、送り調節体42のカム面42aは、少なくとも常にY軸方向に平行な状態でY軸回りにその傾きが可変となっている。
また、当接体50の先端部は、送り調節体42側からX軸方向に沿った視線で見た場合(正面視の場合)に、上下、左右の形状が対称となっており、なお且つ前述した支軸47は正面視で中心に位置している。なお、以下の説明において当接体50の中心線という場合には、正面視で当接体50の中心を通るX軸方向に沿った線を示すものとする。かかる当接体50の中心線と支軸41の中心線とは互いに直角に交差するように当接体50と支軸41との高さ調節がなされている。
そして、当接体50を送り調節体42側に最大限に前進移動すると、先端部に押圧されてカム面42aは当接体50の先端部の上部と下部との双方に当接すると共にY−Z平面に平行な起立状態となる。そして、カム面42aがこのように当接体50の進退方向に直交する向きとなった状態で送りピッチが0となるように、送り調節体42は、連結リンク体43を通じて送り変換体23との連動が図られている。
また、当接体50の先端部が送り調節体42のカム面42aから離れると、カム面42aを上方又は下方に傾けることができ、上方に傾けた場合(図3時計回り)には当接体50の先端部の下部(当接体50の先端部の中心に対する片側)の略円弧部に当接した状態となり、カム面42aを下方に傾けた場合(図3反時計回り)には当接体50の先端部の上部(当接体50の先端部の中心に対する逆側)の略円弧部に当接した状態となる。なお、送り変換体23には、前述した送りピッチ0となる角度を死点としてそこから時計方向又は反時計方向に回動を付勢する図示しないバネが取り付けられているため、送り変換体23に対して死点を乗り越えて時計方向に回動操作を加えると、前述のバネはより時計方向への回動を付勢し、死点を乗り越えて反時計方向に回動操作を加えると、前述のバネはより反時計方向への回動を付勢するようになっている。従って、当接体50をカム面42aから離れる方向に移動させても、当接体50の先端部の上部又は下部がカム面42aに当接した状態を維持するようになっている。
そして、かかる当接体50の中心線より下部に当接した状態で正送りの送りピッチを調節することができ、かかる当接体50の中心線より上部に当接した状態で逆送りの送りピッチを調節することができるように、送り調節体42は、連結リンク体43を通じて送り変換体23との連動が図られている。
なお、送り変換体23の支軸25には、送り方向の正逆を切り替えるための正逆切り替え手段としてのアクチュエータ(図示略、例えば、シリンダ、電磁ソレノイド等)が連結されており、例えば、送りの正逆切り替え指令を受けると、送り変換体23を指令に応じてF方向又はB方向に回動させるように制御されるようになっている。かかるアクチュエータに替えて、手動操作の切り替えレバーで送り変換体23を回動動作するようにしても良い。
なお、送り調節ダイヤル44の送りピッチの設定数値は、正送りと逆送りのいずれに切り替えた場合であっても、その設定数値の送りピッチとなるように正送り又は逆送りが行われるように送り調節体42と送り変換体23との連動が図られている。
なお、上述のように、当接体50の先端部の上部と下部とをカム面42aに当接させることで送り調節体42及び送り変換体23の角度を決定し、送りピッチを調節する構造であるため、送り調節体42と当接体50との上下の相対的な位置関係は送り調節ダイヤル44の示す送りピッチと実際に縫い目に形成される送りピッチとに誤差を生じないように調節する必要がある。このため、図5に示すように、前述した土台49には、Y軸方向に沿った長穴49aが形成されており、当該長穴49aにはミシンフレームに回転可能に支持された偏心ピン52が取り付けられている。かかる偏心ピン52を回転させることで当該偏心ピン52が長穴49aの内側の上部又は下部に当接し、土台を上下にずらすことができ、その結果、送り調節体42と当接体50との上下の相対的な位置を調整することを可能としている。
また、第一の調節部40には、図8に示すように、送り調節ダイヤル44の操作により設定された位置が容易に変わってしまわないように保持するための位置保持手段としてのバネ掛け53及びこれを保持するための制動力を付与する引っ張りバネ54とが取り付けられている。かかるバネ掛け53は、板状であって支軸47が挿入される貫通穴53aが形成され、バネ掛け53の背面側において貫通穴53aの周囲において従動歯車48の端面に摺接するようになっている。そして、引っ張りバネ54は、バネ掛け53の背面と従動歯車48の端面との接触圧を高めるように付勢するので、送り調節ダイヤル44の調節位置を一定の摩擦力をもって維持することが可能となっている。
さらに、このバネ掛け53には、支軸45を挿通させるための長穴が形成された回り止め53bが一体的に設けられている。そして、支軸47の一端部にはネジ穴が形成されており、止めネジ55によりバネ掛け53を締結することを可能としている。かかる構成により、止めネジ55がバネ掛け53を支軸47に一体的に締結すると、回り止め53bが支軸47の回転を制止するので、送り調節ダイヤル44の調節位置を変更できないように固定することが可能となっている。なお、固定状態を解除する場合には止めネジ55を外せばよい。
(送り調節機構:第二の調節部)
第二の調節部60は、第一の調節部40の支軸41、送り調節体42、連結リンク体43、送り調節ダイヤル44、支軸45、主動歯車46、支軸47、従動歯車48、土台49、当接体50、ガイド51、偏心ピン52、バネ掛け53、引っ張りバネ54、止めネジ55とほぼ同様の構造により同様に機能する支軸61、送り調節体62、連結リンク体63、送り調節ダイヤル64、支軸65、主動歯車66、支軸67、従動歯車68、土台69、当接体70、ガイド71、偏心ピン72、バネ掛け73、引っ張りバネ74、止めネジ75を備えている。
そして、上記送り調節体62及びその支軸61は、後述する調節部切り替え手段80の送り変換リンク体81により支持されている点が前述した第一の調節部40と異なっている。なお、第一の調節部40と第二の調節部60は、いずれも同じ範囲について送りピッチの設定を行うことを可能としている。
第二の調節部60の上記以外の点についてはおおむね第一の調節部40と等しいので、重複説明は省略することとする。
(送り調節機構:調節部切り替え手段)
図9は調節部切り替え手段80により第一の調節部40の設定ピッチが有効となる状態を示す側面図、図10は調節部切り替え手段80により第二の調節部60の設定ピッチが有効となる状態を示す側面図である。
調節部切り替え手段80は、送り調節体62を支持する送り変換リンク体81と、送り変換リンク体81をY軸回りで回動可能に支持する支軸82と、送り変換リンク体81に回動動作を付与するアクチュエータとしてのエアシリンダ83と、送り変換リンク体81を第一の調節部40の設定ピッチが有効となる位置に保持する第一のストッパ84と、送り変換リンク体81を第二の調節部60の設定ピッチが有効となる位置に保持する第二のストッパ85と、送り変換リンク体81が第一のストッパ84に保持されるように付勢する位置保持バネ(図示略)とを備えている。
なお、この調節部切り替え手段80は、第一の調節部40による送りピッチの設定値が第二の調節部60による送りピッチの設定値よりも大きく設定されている場合にのみ、第一の調節部40と第二の調節部60の送りピッチの設定値の切り替えが可能となることを前提としている。つまり、二種類の送りピッチを設定する場合には、その値が大きい方を第一の調節部40により設定し、小さい方を第二の調節部60により設定する。これにより、二種類の送りピッチを相互に切り替えることを可能としている。
上記送り変換リンク体81は、ベルクランク状であり、支軸82を中心にエアシリンダ83と連結される入力腕81aと、送り調節体62を支持する支持腕81bとを備えている。支軸82はミシンフレームに固定支持されているためその位置が不動となっている。そして、入力腕81aに対してエアシリンダ83により回動動作が付与されると、入力腕81aと同じ角度で支持腕81bが回動を行うこととなる。
また、入力腕81aは第一のストッパ84と第二のストッパ85との間を回動することとなる。
入力腕81aが第一のストッパ84による停止位置にあるときには、図9に示すように、送り変換体23は前述したように、送りピッチが0となる角度から離れる方向に回動が付勢されているので、送りピッチの設定値が大きい方の調節部、つまり、第一の調節部40の送り調節体42が当接体50に当接し、その設定値が反映される。
その一方で、支軸82の位置から第二の調節部60の当接体70側に延出された支持腕81bは、当接体70から離間する方向に待避しており、小さい送りピッチが設定されている第二の調節部60の送り調節体62は当接体70に届かず、第二の調節部60による送りピッチの設定が無効状態となっている。
そして、エアシリンダ83の駆動により、入力腕81aが第二のストッパ85による停止位置に向かって回動が行われ、図10に示すように、入力腕81aが第二のストッパ85に到達すると回動を停止し、カム面62aの下端部が当接体70の先端部に当接する。
また、送り変換体23の設定ピッチを低減する方向への回動に伴い、伝達リンク体43が第一の調節部40の送り調節体42を送りピッチが低減する方向、即ち、カム面42aが起立する方向に回動せしめ、その結果、第一の調節部40の送り調節体42のカム面42aは当接体50から離間することなる。つまり、第一の調節部40の設定が無効となり、第二の調節部60の設定が有効となる。
なお、送り調節体62は、連結リンク体63と送り変換リンク体81の支持腕81bとにより一時的に四節リンクが構成され、当該四節リンクの作用により、送り調節体62のカム面62aの一端部(図10は正送り)で切り替えを実行している。
また、再び、第一の調節部40の設定が有効となる状態に戻す場合には、エアシリンダ83により入力腕81aが第一のストッパ84に当接する位置まで回動させる。これにより、送り調節体62のカム面62aが当接体70に押圧されて送り調節体62が回動し、送り変換体23が送りピッチを増加させる方向に回動され、第一の調節部40の送り調節体42のカム面42aが当接体50に当接し、第二の調節部60のカム面62aが当接体から離間し、送り変換体23は第一の調節部40により設定されている送りピッチとなる角度で停止すると共に、入力腕81aは第一のストッパ84に到達する。つまり、第二の調節部60の設定が無効となり、再び第一の調節部40の設定が有効となる。
なお、上記の切り替え動作は、送り変換体23が逆送り状態に切り替えられている状態でも同様に行うことが可能である。
逆送りへの切り替えは、正逆切り替え手段としてのアクチュエータ(図示略、例えば、シリンダ、電磁ソレノイド等)の駆動により、図10に示す、送り調節体62がW方向に回転して、カム面62aの上端部が当接体70の先端部に当接して、逆送り状態となる。
(送り調節機構の作用効果)
上記送り調節機構10では、送り変換体23の回動に伴う送り調節体42(又は62)の回動により送りの正逆切り替えと送りピッチの調節が行われる。また、送りピッチの調節を行う際の送り調節体42(又は62)の回動動作は、送り調節ダイヤル44(又は64)により進退移動を行う当接体50(又は70)がカム面42a(又は62a)に当接することで付与される。そして、正送りと逆送りのいずれの送りピッチを調節する場合でも、送り調節体42(又は62)の一つの平坦なカム面42a(又は62a)が当接体50(又は70)の先端部に当接した状態で行うことが可能となっている。
このため、従来技術のように、正送り用と逆送り用の傾斜面をV字状に向かい合わせで配置する場合には、送りピッチの調節幅を広げるためには傾斜面の長手方向(当接体の進退移動方向)に送り調節体を拡大しなければならないが、上記送り調節機構10では、当接体50(又は70)に正対するカム面42a(又は62a)をその平面に沿って拡大すればよく、当接体50(又は70)の進退移動方向への送り調節体42(又は62)の拡大を抑制することが可能となる。従って、例えば、狭い縦胴部内に送り調節機構10を配置する場合であっても、その配置スペースを容易に確保することが可能である。また、送りピッチ幅を拡大しても、送り調節体42(又は62)の当接体50(又は70)の進退移動方向への拡大を回避できるので、当接体50(又は70)をその進退移動方向に延長する必要がなく、曲げモーメントの影響が大きくならないので、当接体の撓みによるピッチエラーの発生を低減することが可能となる。
また、カム面42a(又は62a)を平滑としたので、略V字状とする従来技術と比べて、当接体50(又は70)をV字の間に入れることが可能なサイズ以下とするという制約を受けないので、当接体50(又は70)のサイズを従来よりも大きくすることができ、その結果、カム面42a(又は62a)と当接体50(又は70)の接触部位の曲率半径を大きくする等の摩耗対策を容易に採ることが可能となり、当接体50(又は70)の耐摩耗性を向上することが可能となる。
なお、上述のように、当接体50(又は70)の先端部を拡大すると、送り調節体42(又は62)を送りピッチの設定のために必要なる角度範囲(最小ピッチから最大ピッチまで回動させるための角度範囲)の回動を付与するために必要となる当接体50(又は70)のストロークがX軸方向について長くなるという問題を生じるが、上記送り調節機構10では、送り調節ダイヤル44(又は64)の回転操作量を二つの歯車46,48からなる増速部により倍増させているので、送り調節ダイヤル44(又は64)による調節可能な操作量(最大で一回転)で必要となるストローク分の移動を当接体50(又は70)に付与することが可能となっている。
また、当接体50(又は70)の移動ストロークが増加する場合でも、当接体50(又は70)は貫通構造によりネジ穴を形成しているので、その全長を変換部として利用することができるため、当接体50(又は70)の進退移動方向についてコンパクト化を図ることができ、装置の大型化を回避すること可能となっている。
(その他)
当接体50,70の構造は、前述のものに限られない。例えば、図11に示すように、当接体50のカム面42aとの当接位置(正送りの場合の当接位置と逆送りの場合の当接位置の両方)を通るようにX軸方向に沿ってネジ穴50bを設け、先端部が丸く形成され、後端部がネジ穴50bに螺合する当接部材50c、50cを設けても良い。かかる当接部材50cは、ネジを回すことで当接体50の進退方向に沿って位置調節することが可能であり、送り調節ダイヤル44のピッチ調節を容易に行うことが可能となる。なお、図11では第一の調節部40における例のみを示したが、第二の調節部60についても同様の構成を設けても良い。
なお、送り機構100や変換部20の構造は上述のものに限定されない。例えば、従来技術である特開2001−212387号公報の図4に示される二又ロッド1を用いた送り機構を用いて、その往復動作方向を調整する送り調節器13の傾斜角度を調節する場合に平滑なカム面を用いても良い。
従来技術である特開2001−212387号公報の図2に示される例のように、角駒を用いて送り量を調節する場合に、角駒の動作方向を調節する部材に対して本実施形態のように平滑なカム面を用いても良い。
20 変換部
23 送り変換体
40 第一の調節部
42 送り調節体
42a カム面
44 送り調節ダイヤル
47 支軸(変更部)
50 当接体
50a ネジ穴
51 ガイド(変更部)
60 第二の調節部
62 送り調節体
62a カム面
64 送り調節ダイヤル
80 調節切り替え手段
100 送り機構
101 送り歯

Claims (4)

  1. 全回転を行う回転軸の回転動作を布送り方向に沿った往復移動動作に変換して送り歯に伝達する送り機構と、
    前記送り機構の動作伝達経路の途中に設けられ、ミシンフレームに対して回動可能に支持されると共にその回動動作量に応じて前記送り歯に伝達される動作伝達量を変えることで送りピッチを変更する送り変換体と、
    送りピッチを設定操作可能とする送り調節ダイヤルと、
    前記送り変換体と連動可能に連結されると共にミシンフレームに対して回動可能に支持された送り調節体と、
    前記送り調節ダイヤルの回転操作により進退移動を行う当接体と、
    正送りと逆送りとを切り替える正逆切り替え手段とを備えるミシンの送り調節機構において、
    前記送り調節体は、前記当接体の先端部に当接するカム面を有すると共に前記当接体の進退移動に従って回動動作の入力が行われ、
    前記カム面は平滑な一つの平面から構成され、
    前記送り調節体は、前記正逆切り替え手段により回動動作が付与されて正送り状態と逆送り状態とを切り替え可能とすると共に、前記当接体の先端部の中心に対して前記カム面が正対した状態で送りピッチを0とし、前記カム面が前記当接体の先端部における中心位置を挟んで片側に当接するように回動した場合に正送りの送りピッチの調節を行い、中心位置を挟んで逆側に当接するように回動した場合に逆送りの送りピッチの調節を行うことを特徴とするミシンの送り調節機構。
  2. 前記送り調節ダイヤルと前記当接体と前記送り調節体とを個々に備える第一と第二の調節部を備え、
    前記第一の調節部と前記第二の調節部のいずれか一方の送り調節ダイヤルにより設定値が有効な状態となるように切り替えを行う調節部切り替え手段を備えることを特徴とする請求項1記載のミシンの送り調節機構。
  3. 前記送り調節ダイヤルと前記当接体との間に、
    前記送り調節ダイヤルの回転動作を前記当接体の進退移動方向に沿った直進動作に変更する変更部と、前記送り調節ダイヤルの回転動作を増速させる増速部とを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のミシンの送り調節機構。
  4. 前記変更部は、前記当接体の進退移動方向に沿って貫通して形成されたネジ穴に螺合する前記当接体の進退移動方向に沿って回転可能に設けられたネジ軸を有することを特徴とする請求項3記載のミシンの送り調節機構。
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