JP2011096237A - 医療部門間の連携システム及び連携処理方法並びに連携処理プログラム - Google Patents

医療部門間の連携システム及び連携処理方法並びに連携処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】内視鏡部門と病理部門の間で文書等のデータの少なくとも一部分を共有して使用する場合に一方の部門でデータの変更要求が生じたときに部門間のデータの整合性を確保する。
【解決手段】内視鏡検査レポートを流用して作成され病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を内視鏡部門から病理部門に送信する手段S15と、病理部門側で受信した病理検査依頼に対してステータス情報を管理する手段と、レポートの変更が生じた場合にこれと対応する送信済みの病理検査依頼情報の変更を要求する手段と、変更要求を受信したときに病理検査依頼情報のステータス情報を取得して病理検査依頼情報の変更の可否を判断する手段S19と、変更可能と判断した場合は病理検査依頼情報を変更しS20変更不可能と判断した場合は変更拒否通知を送信する変更実施手段S21とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、医療部門間の連携システムに関し、内視鏡部門及び病理部門の部門間の検査オーダの連携を支援するために利用される。
病院内において、内視鏡部門や病理部門等の各部門間では、コンピュータを導入した検査マネージメントシステムや画像ファイリングシステムが構築されているが、各部門のシステムは互いに独立して動作している場合が多いため、各部門間で相互の連携性を高めることが要求されている。一般的な病院では、病理検査依頼の際に、内視鏡部門から生体組織と共に病理依頼書(紙)を病理部門に搬送している。また、近年では通信網である病院内LAN(ローカルエリアネットワーク)を経由して、病理依頼書を電子データとして内視鏡部門から病理部門に送信することが行われている。
このような病院内における病理検査依頼に関する従来技術としては、例えば特許文献1や特許文献2が知られている。
特許文献1においては、内視鏡検査部門で作成するレポートを流用して、病理検査部門へ病理検査をオーダする病理検査依頼書を発行する。従って、内視鏡部門で作成する検査レポートに基づいて病理検査依頼書を簡単な手順で作成できる。
特許文献2においては、内視鏡部門と病理検査部門との間で、病理検査依頼情報、内視鏡検査レポート、病理検査レポートの電子データを送受信可能として、相互に利用できるようにしたシステムを開示している。
ところで、内視鏡部門で病理依頼書を病理部門に送信した後、作成した内視鏡検査レポートの内容に、誤記があった場合、これを直ちに是正せねばならない。このような内視鏡部門側で病理依頼書の変更の必要が生じた場合、病理部門では、該当する検査の処理前(受付前、検査実施前等)であればこの変更は可能であるが、既に検査が実行されている場合には変更ができない。担当者は、そのような状況を考慮したうえで、変更可能かどうかの判断をしなければならず、病理部門への負担を大きくさせているのが実情である。
特許文献1の技術では、レポートに変更点が生じた際に、既に依頼した病理検査オーダを変更する仕組みがないので、上記のような病理依頼書の変更には対応できない。また、特許文献2の技術についても、病理検査内容を修正する場合を想定しておらず、病理部門との連携が取れない。従って、病理依頼の内容変更ができない。
特開2003−38413号公報 特開2001−125999号公報
本発明は、内視鏡部門と病理部門との間で、文書等のデータの少なくとも一部分を共有して使用する場合に、いずれか一方の部門で一部のデータの変更要求が生じたときに、部門間のデータの整合性を確保することが可能な医療部門間の連携システム及び連携処理方法並びに連携処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、下記構成からなる。
(1) 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有し、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための医療部門間の連携システムであって、
前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信する病理検査依頼情報送信手段と、
送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理する病理部門ステータス情報管理手段と、
前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合に、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求する変更要求手段と、
前記変更要求手段からの変更要求を受信したときに、変更対象となる前記病理検査依頼情報のステータス情報を前記病理部門ステータス情報管理手段から取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断する変更可否判断手段と、
前記変更可否判断手段が変更可能と判断した場合は前記変更要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する変更実施手段と、を備えた医療部門間の連携システム。
(2) 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有するシステムを用いて、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための医療部門間の連携処理方法であって、
前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信し、
送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理し、
前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合には、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求し、
前記病理検査依頼情報の変更の要求を前記病理部門サーバ側で受信した場合に、変更対象となる前記病理検査依頼情報のステータス情報を取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断し、変更可能と判断した場合は前記変更の要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更の要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する、医療部門間の連携処理方法。
(3) 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有するシステムを利用し、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための、コンピュータが実行可能な医療部門間の連携処理プログラムであって、
前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信する病理検査依頼情報送信ステップと、
送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理する病理部門ステータス情報管理ステップと、
前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合に、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求する変更要求ステップと、
前記変更要求手段からの変更要求を受信したときに、変更対象となる前記病理検査依頼情報の前記ステータス情報を取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断する変更可否判断ステップと、
前記変更可否判断ステップで変更可能と判断した場合は前記変更要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する変更実施ステップと、を備えた医療部門間の連携処理プログラム。
本発明によれば、内視鏡部門と病理部門との間で、文書等のデータの少なくとも一部分を共有して使用する場合に、いずれか一方の部門で一部のデータの変更要求が生じたときに部門間のデータの整合性を確保することが可能であり、データを修正することも状況によっては可能になる。即ち、病理部門の病理検査受付前であれば、病理検査依頼書の内容を変更でき、病理検査受付後であれば変更不可とすることができる。
本発明の実施形態を説明するための図で、病院内システム全体構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムにおける内視鏡部門システムの概略構成を示すブロック図である。 図2に示した内視鏡部門システムの一部分の詳細な構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムにおける病理部門システムの詳細な構成を示すブロック図である。 病院内における患者自身の処理の流れと、内視鏡部門及び病理部門並びに病院情報システム(HISシステム)の間の情報伝達の様子を概略で表す説明図である。 病理依頼画面の表示例を示す説明図である。 内視鏡検査レポート画面の表示例を示す説明図である。 図3に示した内視鏡部門システムに関する主要な動作を表すフローチャートである。 図4に示した病理部門システムに関する主要な動作を表すフローチャートである。 クライントPCにインストールされたプログラムにより提供される主な機能及び機能間の状態遷移を表す模式図である。 ログイン機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 オーダ検索機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 オーダ検索機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 問診前処置機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 問診前処置機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 画像表示機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 画像表示機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 レポート登録機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 病理依頼機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 実施報告機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。 ログアウト機能実行時の画面表示の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
病院内システムの全体構成を図1に示した。このシステムは病院情報システム(HIS:Hospital Information System)10と、内視鏡部門システム20と、病理部門システム30と、医用画像保管システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)40と、他部門システム50とを備え、これらは院内LAN60に接続されて相互に連携可能になっている。
HIS10は、医療事務会計システム、診療予約システム、診療情報システム等を含む包括的なシステムであり、電子カルテデータベース等を有する。電子カルテデータベースには、患者の診療情報を記録した電子カルテが保管される。
内視鏡部門システム20は、内視鏡部門の管理を行うためのシステムである。病理部門システム30は、病理部門の管理を行うためのシステムである。PACS40は、内視鏡装置、CT、MRI等の医療画像診断装置からの検査画像を電子的に保存、検索、解析するシステムである。他部門システム50は、その他の部門の管理を行うためのシステムである。
図1に示すシステムにおける内視鏡部門システムの概略構成を図2に示した。図2に示すように、内視鏡部門には、受付20Aと、前処置室20Bと、複数の内視鏡検査室(以下、検査室)20Cと、洗浄室20Dと、カンファレンス室20Eとが含まれている。
前処置室20Bは、内視鏡検査の前に行う問診及び前処置を行うための部屋である。検査室20Cは、内視鏡検査を行うための部屋である。洗浄室20Dは、内視鏡検査に用いたスコープ等の洗浄を行うための部屋である。
図2に示す内視鏡部門システム20は、内視鏡部門サーバ21と、複数のクライアントPC22と、画像入力装置23と、内視鏡装置24と、洗浄管理装置25と、洗浄機26とを備える。内視鏡部門サーバ21、複数のクライアントPC22、画像入力装置23、及び洗浄管理装置25は部門内LAN27に接続されている。部門内LAN27は院内LAN60に接続されている。
クライアントPC22は、受付20A、前処置室20B、内視鏡検査室20C、及びカンファレンス室20Eの各々に設置されたコンピュータである。図3に示すように、内視鏡部門システムの各クライアントPC22は、入力部22a、表示部22b、記録部22c、通信部22d、及び制御部22eで構成されている。
入力部22aは、各種入力を行うための、キーボード及びタッチパネル等の入力デバイス、マウス・トラックボール等のポインティングデバイスから構成されている。表示部22bは、画像、レポート等の各種表示を行うための表示装置であり、LCDやCRT等で構成されている。
記録部22cは、各種データを記録するためのハードディスク等で構成されている。通信部22dは、送受信インターフェイス回路等から構成され、各種指示、各種要求、及び各種データを、部門内LAN27を介して送受信する処理を実行する。
制御部22eは、CPU(central processing unit)等の演算制御装置と、プログラムを格納するROM(read−only memory)等のプログラム格納部と、記憶媒体とを含む(全て不図示)。プログラム格納部に格納されるプログラムには、検体を管理するための検体管理プログラムが含まれる。記憶媒体は、上記プログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリ及びRAM(random access memory)等で構成される。
制御部22eは、上記プログラム、部門内LAN27を介し外部から送信される各種の要求、及び入力部22aから入力される指示情報等に従ってクライアントPC22の各部の制御を行う。
また、図3に示すように内視鏡部門サーバ21は、各種データベース(21a、21b、21cを備えている。検査依頼情報データベース(以下、省略して「DB」と記載)21cは、検査依頼情報を保持している。
検査依頼情報とは、他の診療科から内視鏡部門に対して検査依頼が行われる場合の検査の依頼(オーダー)に関する情報である。オーダーキー情報(「オーダー番号」、「発生日時」等)、依頼元情報(「依頼科名」、「依頼医師名」、「依頼日」等)、オーダ情報(「依頼病名」、「検査目的」、「検査種別」、「検査項目」、「検査部位」、「コメント」、「シェーマ画像」等)、検査予約情報(「検査日」、「実施時刻」等)、等からなり、これらは、管理システムとして機能するHIS10から、部門システムに対して送信される。オーダーキー情報は、1つの検査オーダを一意に特定するための情報である。
図2に示すように画像入力装置23及び内視鏡検査装置24は、複数の検査室20Cの各々に設置されている。画像入力装置23は、それが設置される検査室20Cの内視鏡検査装置24に接続されている。画像入力装置23は、接続された内視鏡検査装置24で撮影して得られた画像データを内視鏡部門サーバ21に入力するための装置である。画像入力装置24によって入力された画像データは、内視鏡部門サーバ21の制御により、PACS40によって保管される。なお、内視鏡検査装置24として、画像入力装置23を一体化したものを用いても良い。
洗浄機26と洗浄管理装置25は洗浄室20Dに設置されている。洗浄機26は、内視鏡検査に用いたスコープ等の洗浄を行う機器である。洗浄管理装置25は、洗浄機26に接続されており、洗浄機26による洗浄履歴等の情報を内視鏡部門サーバ21に登録するためのコンピュータである。
内視鏡部門サーバ21は、クライアントPC22、画像入力装置23、及び洗浄管理装置25を統括制御するコンピュータである。内視鏡部門サーバ21には、データベースDBが内蔵されており、このデータベースDBに各種情報(オーダー情報、レポート情報等)が格納されている。
クライアントPC22には、検体管理プログラムの他、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、このプログラムにより、各データベース(21a,21b,21c)に記録されているデータの参照及び編集、データベースへのデータの登録等が可能となっている。
図1に示すシステムにおける病理部門システムの概略構成を図4に示した。図4に示す病理部門システム30は、病理部門サーバ31と、複数のクライアントPC32と、病理検査機器33とを備えている。なお、病理検査機器33は部門内LAN34に接続されていてもよく、接続されていなくてもよい。また、部門内LAN27は院内LAN60に接続され、各種情報が共有されるようになっている。
病理部門の受付には、図示はしないが、検査対象となる「検体」、即ち生体から採取された生体組織が容器に入れられて内視鏡部門から送られてくる。病理部門では、この「検体」を受け付けて、適宜なタイミングで病理検査室の検査機器により病理検査を行う。病理検査結果は、病理検査室のクライアントPC32から病理部門サーバ31に登録され、内視鏡部門にも病理検査結果の情報が送信される。
ここで、病院内における患者自身の処理の流れと、内視鏡部門及び病理部門並びに病院情報システム(HISシステム)の間の情報伝達の概略的な様子を図5に示した。以下、図1〜図3を参照しつつ図5に示す処理の流れを説明する。
まず、患者が来院して受付を済ませると、内視鏡部門ではHISシステムから内視鏡部門システム20に受付情報が送信される。ここで、内視鏡部門システム20においては、内視鏡部門サーバ21が、患者の内視鏡検査オーダを生成する。
患者は、医療スタッフにより内視鏡部門内で問診、前処置が適宜行われ、内視鏡検査を受ける。内視鏡検査においては、内視鏡による検査の他、患者体内から検査対象となる生体組織を採取し、これを検体として取り出すこともある。検体は、病理依頼書(ハードコピー)と共に病理部門に送られる。
患者の内視鏡検査を終了した後、内視鏡部門では、クライアントPC22を利用して内視鏡検査レポートの作成を行う。この内視鏡検査レポートには、検体採取位置や診断内容等の情報が記入される。そして、レポートに記入された情報の一部を流用して、病理検査依頼書が作成される。
電子データの病理検査依頼書は、内視鏡部門サーバ21からHISシステム10の管理サーバに送信され、この管理サーバが病理検査依頼書を病理部門の病理部門サーバ31に転送する。一方、ハードコピーの病理検査依頼書は、検体と共に内視鏡部門から病理部門に送られる。
病理部門では、病理部門サーバ31に病理検査依頼書の電子データ、つまり、病理検査オーダが届く。また、検体が内視鏡部門から搬送されてくる。そして、病理部門内の医療スタッフのスケジュールの下で、検体に対する病理検査が適宜なタイミングで行われる。検査後の病理検査結果(電子データ)は、病理部門サーバ31に登録され、同時に、HISシステム10の管理サーバを介して内視鏡部門サーバ21に送られる。
内視鏡部門では、病理部門からの病理検査結果を受けて、内視鏡検査レポートに病理検査結果の情報を記入してレポートを完成させる。完成した内視鏡検査レポートは、所定の承認者による承認を受けて内視鏡部門サーバ21に検査結果として登録される。
ところで、内視鏡部門で作成される病理検査依頼書の内容は、作成した内視鏡検査レポートの内容の電子情報を、表示画面上でコピー/ペースト操作することにより生成されるので、通常は内視鏡検査レポートの内容と病理検査依頼書の内容とが整合する。
一方、病理検査依頼(病理検査依頼書の送信)を行った後であっても、例えば内視鏡検査レポートの内容の誤記等について内視鏡部門の担当者が気が付く場合がある。その場合には、内視鏡検査レポートの内容に修正を加える必要が生じる。しかし、内視鏡検査レポートのみを修正すると、この内視鏡検査レポートを流用して作成した病理検査依頼書の内容と修正後の内視鏡検査レポートの内容との整合がとれなくなる。また、整合が取れるように内視鏡検査レポートと病理検査依頼書の双方を修正しようとしても、病理検査依頼書が病理部門に送信済みであれば、病理検査依頼書を簡単に修正することはできない。
つまり、内視鏡部門で作成された内視鏡検査レポートやそれに対応する病理検査依頼書は内視鏡部門の内視鏡部門サーバ21で管理され、内視鏡部門から病理部門に送られた病理検査依頼書については病理部門の病理部門サーバ31で独立に管理されている。そのため、既に病理部門の受付が完了している場合等、病理検査依頼書の修正ができない(安易にすべきでない)場合もあるので、整合性を維持したまま病理検査依頼書の内容を修正する手続きは容易ではない。
そこで、本システムにおいては、内視鏡部門のシステムと病理検査のシステムとが連携し、作成された内視鏡検査レポートやそれに対応する病理検査依頼書の修正手続きを容易にするための機能を搭載している。
即ち、内視鏡部門で内視鏡検査レポートに修正を加えようとする際に、その内視鏡検査レポートに基づき既に病理検査依頼をしている場合には、病理部門の検査ステータスを確認する。このタイミングで、既に病理部門で検体の病理検査オーダが登録され、この病理検査を実質的にスタートさせる前であれば、内視鏡検査レポートの修正内容に基づいて病理検査依頼書の内容を書き換える。病理部門では、この書き換えられた病理検査依頼書に基づいて検査が行われる。一方、確認したタイミングが病理検査のスタート後であった場合は、病理検査依頼書の修正は受け付けず、内視鏡部門に修正受付却下の報知信号を送信する。
ここで、病理検査をスタートしたか否かを区別する基準については、次のような複数種類の条件の少なくとも1つを利用することが想定できる。
(1)病理依頼書が病理部門サーバに届いて、病理部門サーバが病理依頼オーダとして登録したか否か。
(2)病理部門の医療スタッフが、病理依頼オーダに基づいて実際に病理検査を開始したか否か。
(3)病理部門に検体が到着して受け付けたか否か。
病理検査が実質的にスタートした後で内視鏡検査レポートを修正しようとする場合、内視鏡部門システムから病理依頼を再度行う際に、図6に示すような病理依頼画面で、病理依頼ボタン51を押下したとき、病理依頼画面内に「病理検査受付済みのため訂正受付できません」等の報知ウィンドウ53を表示させる。
また、内視鏡検査レポートの内容を修正する作業時において、その内視鏡検査レポートが病理検査依頼済みで、病理検査が実質的にスタートした後であった場合には、修正情報を入力してリターンキーを押した(決定した)タイミングで、図7に示すような内視鏡検査レポート画面上に、「病理検査受付済みです」等の報知ウィンドウ61を表示させる。
内視鏡部門では、このような報知ウィンドウがクライアントPCの表示画面上に現れるので、病理部門に対して個別に確認する処置が自動的に行われ、電話連絡等の煩わしい検査の問い合わせを無くすことができる。また、報知ウィンドウが現れない場合は、病理検査前で特に問題なく修正が完了したことを認識できる。報知は、表示画面上のウィンドウで表示する他、音声等の他の手段により報知することであってもよい。
上述のような部門間の連携機能は、具体例として、内視鏡部門システム20のクライアントPC22や内視鏡部門サーバ21にインストールされたプログラムと、病理部門システム30のクライアントPC32や病理部門サーバ31にインストールされたプログラムによって実現される。
このプログラムの実行により実現する内視鏡部門システム20側及び病理部門システム30側の主要な動作をそれぞれ図8及び図9に示した。なお、ここで示す動作は一例であり、図8に示されている処理の一部分を病理部門システム30側で実現することも可能であり、図9に示されている処理の一部分を内視鏡部門システム20側で実現することも可能である。
図8及び図9に示す動作について以下に説明する。
図8のステップS11では、内視鏡部門システム20のクライアントPC22を操作することにより、未記入の内視鏡検査レポート(電子データ)が生成される。
次のステップS12では、内視鏡検査の結果を表す情報が、検査担当者等の入力操作により、ステップS11で生成された内視鏡検査レポートに記入される。また、該当する内視鏡検査で採取された検体について、病理部門に病理検査を依頼する場合には、病理検査依頼書の電子データを担当者がクライアントPC22を操作することにより作成する。この病理検査依頼書の内容は、内視鏡検査レポートに入力された情報をコピー/ペーストすることにより得られる。従って、内視鏡検査レポートの内容と病理検査依頼書の内容とは整合している。
所定の送信指示があると、図8のステップS13からS14を通ってS15に進む。ステップS15では、ステップS12で作成された病理検査依頼書の電子データを内視鏡部門サーバ21が病理部門宛てに送信する。
病理部門システム30の病理部門サーバ31は、図8のステップS15で内視鏡部門システムから送信された病理検査依頼書を受信する。この病理検査依頼書を受信すると、病理部門システム30の処理は図9のステップS31からステップS32に進む。ステップS32では、病理部門サーバ31は、受信した病理検査依頼書の管理を開始すると共に、該当する病理検査依頼書の処理状況を表すステータス情報を初期化する。この例では、それぞれの病理検査依頼書について、ステータス情報として「病理検査オーダ生成ステータス」、「病理検査開始ステータス」、「検体到着ステータス」の3つを管理している。
該当する病理検査依頼書について、病理依頼オーダの登録完了を病理部門サーバ31が検出すると、病理部門サーバ31の処理は図9のステップS33からステップS34に進む。ステップS34では、病理部門サーバ31は現在時刻の情報を内蔵された時計から取得し、「病理検査オーダ生成ステータス」に現在時刻の情報を記録する。
また、該当する病理検査依頼書について、実質的な病理検査の開始、つまり病理部門の医療スタッフが病理依頼オーダに基づいて実際に病理検査を開始した状態を病理部門サーバ31が検出すると、病理部門サーバ31の処理は図9のステップS35からステップS36に進む。ステップS36では、病理部門サーバ31は現在時刻の情報を内蔵された時計から取得し、「病理検査開始ステータス」に現在時刻の情報を記録する。
また、該当する病理検査依頼書のオーダに対応する検体が病理部門に到着してそれを受け付けたことを病理部門サーバ31が検出すると、病理部門サーバ31の処理は図9のステップS37からステップS38に進む。ステップS38では、病理部門サーバ31は現在時刻の情報を内蔵された時計から取得し、「検体到着ステータス」に現在時刻の情報を記録する。
また、内視鏡部門システム20からステータス情報の要求を受信した場合には、病理部門サーバ31の処理は図9のステップS39からステップS40に進む。ステップS40では、「病理検査オーダ生成ステータス」、「病理検査開始ステータス」、「検体到着ステータス」の全ての内容を要求元の内視鏡部門システム20に通知する。
一方、内視鏡部門で作成中の内視鏡検査レポートについて、内容を修正するための入力操作がクライアントPC22から行われた場合には、内視鏡部門システム20の処理は図8のステップS17からS18に進む。ステップS18では、内視鏡部門システム20は修正対象の内視鏡検査レポートと対応する病理検査依頼書について、既に病理検査依頼済みかどうか(送信済みかどうか)を送信履歴に基づき判断する。病理検査依頼済みの場合にはステップS19に進み、未送信であればステップS20に進む。
ステップS19では、内視鏡部門システム20は病理検査ステータスを確認する。具体的には、該当する病理検査依頼書について、内視鏡部門サーバ21から病理部門サーバ31に対してステータス情報の送信を要求し、内視鏡部門サーバ21は病理部門サーバ31から通知されたステータス情報の状態を区別して病理検査開始前か否かを判断する。
即ち、病理部門サーバ31は前述の「病理検査オーダ生成ステータス」、「病理検査開始ステータス」、「検体到着ステータス」をステータス情報として返すので、これらの少なくとも1つを参照することにより、病理検査開始前か否かを判断できる。つまり、有効な時刻情報ががステータス情報に含まれている場合には、病理部門でオーダが受け付けられたかもしくは実質的に病理検査が開始されたものと判断できる。
ステップS19で病理検査開始前であることを認識した場合には次にステップS20に進み、病理検査開始後であることを認識した場合には次にステップS21に進む。
ステップS20では、該当する内視鏡検査レポートに対する担当者からの修正の入力を受け付けて、内視鏡検査レポートの内容を更新する。また、修正された内視鏡検査レポートの内容を反映するように、病理検査依頼書の内容も修正する。
ステップS21では、修正対象の内視鏡検査レポートに対応する病理検査依頼書の依頼に対して実質的に病理部門で検査が開始されている状態であるので、内視鏡検査レポートを修正するための入力を却下する。即ち、図7に示すように内視鏡検査レポート画面上に「病理検査受付済みです」等の報知ウィンドウ61を表示させる。
また、内視鏡部門システム20がステップS20で修正入力を受け付けた場合には、修正された内視鏡検査レポートに対応する修正された病理検査依頼書を、内視鏡部門サーバ21から病理部門サーバ31に対して再送することになる。
この再送のための送信指示を検出した場合には、内視鏡部門システム20の処理は図8のステップS13からS14を通りS22に進む。ステップS22では、内視鏡部門システム20は前述のステップS19と同様に、ステータス情報を病理部門サーバ31に問い合わせ、返送されたステータス情報の内容から病理検査開始前か否かを判断する。
病理検査開始前であれば、ステップS22からS15に進み、修正された病理検査依頼書を、内視鏡部門サーバ21から病理部門サーバ31に対して再送する。病理検査開始後であれば、ステップS23に進み再送の指示を却下する。この場合、図6に示すような病理依頼画面上で病理依頼ボタン51が押下されたときに、この病理依頼画面内に「病理検査受付済みのため訂正受付できません」等の報知ウィンドウ53を表示させる。
このようにして、内視鏡部門と病理部門との間で、内視鏡検査レポートと病理依頼書との整合性が確保される。
ここで、上記の内視鏡検査と病理検査は、内視鏡部門から病理部門に病理検査依頼する際、1つの内視鏡検査オーダに対して1つの検体を病理検査依頼することを想定して説明したが、1つの内視鏡検査オーダに対して複数の検体を病理検査依頼する場合でも同様の連携処理が可能である。 病理検査には、生体組織診(以下、組織診)、細胞診等があり、組織診では1つの内視鏡検査オーダに対して1つの検体を病理検査し、細胞診では1つの内視鏡検査オーダに対して複数の検体を病理検査することが多い。そこで、内視鏡部門が病理部門に細胞診を依頼する場合を想定して、複数の検体の病理検査を依頼する例を説明する。
細胞診を行う場合、内視鏡部門では、複数の検体それぞれに対して病理検査を依頼するため、担当者がクライアントPC22を操作して、複数の病理検査依頼書を一度に作成する。そして、作成した各病理検査依頼書の電子データは、内視鏡部門サーバ21によって病理部門サーバ31に送信される。また、複数の検体は、各病理検査依頼書のハードコピーと共に病理部門へ搬送される。
病理部門では、病理部門サーバ31が複数の病理検査依頼書を受信して、これら病理検査依頼書に対する管理を開始する。つまり、前述の各病理検査依頼書の処理状況を表すステータス情報をそれぞれ初期化した後、状況に応じたステータス状況を前述と同様に記録する。これにより、各病理検査依頼書に対するステータス情報がそれぞれ更新されて、内視鏡部門から病理検査依頼情報の変更要求があった場合に、病理検査依頼書のそれぞれに対して病理部門サーバ31が個別に変更の可否を判断できる。
つまり、内視鏡部門サーバ21は、既に送信した各病理検査依頼書に対して個別に変更の可否を問い合わせでき、変更可能なステータスであれば、病理部門サーバ31に記録された病理検査依頼書の内容を変更できる。
内視鏡部門から搬送されてくる複数の検体は、病理部門の担当者により、病理部門サーバ31で受信した各病理検査依頼書に基づいて病理検査がなされる。これら各病理検査依頼書に基づく病理検査結果は、病理部門サーバ31が内視鏡部門サーバ21に送信して内視鏡部門に送られる。内視鏡部門では、送信されてきた病理検査結果を、病理依頼した内視鏡検査オーダに対するレポート作成に用いる。これにより、細胞診を行った複数の病理検査結果は、1つの内視鏡検査レポートに纏められることになる。
以上のように、1つの内視鏡検査オーダに対して複数の検体を採取してそれぞれ個別に病理検査依頼する場合でも、これら複数の病理検査依頼のそれぞれに対して内視鏡検査レポートの内容と整合させることができ、部門間のデータの整合性を確実に確保することができる。
次に、内視鏡部門システムのクライアントPCにインストールされたプログラムの実行により提供される主な機能及び画面表示の具体例について説明する。クライアントPCにインストールされたプログラムにより提供される主な機能及び各機能間の状態遷移の様子を図10に示した。
図10に示すように、このプログラムによって、ログイン機能、ログアウト機能、オーダ検索機能、問診前処置機能、画像表示機能、レポート登録機能、病理依頼機能、実施報告機能が提供される。以下に各機能について説明する。
まず、ログイン機能実行時の画面表示の一例を図11に示した。図11に示すログイン画面は、プログラム起動直後に表示される。このログイン画面には、ユーザID入力欄101、及びパスワード入力欄102が表示される。ユーザID入力欄101、及びパスワード入力欄102に、それぞれ所定のユーザID、パスワードを入力されてログインボタン103がクリックされると、内視鏡部門サーバ21が、入力されたユーザIDとパスワードとを照合し、ユーザ承認を行う。内視鏡部門サーバ21による承認がなされると、ログインが完了する。
次に、オーダ検索機能実行時の画面表示の一例を図12、図13に示した。図12に示すオーダ検索画面は、ログイン完了後に表示される。このオーダ検索画面は、画面上部のランチャーバー201、画面中央部の検索条件設定領域301、及び画面下部の検索結果表示領域302で大略構成されている。
ランチャーバー201には、検査一覧アイコン202a、問診前処置アイコン202b、画像表示アイコン202c、レポートアイコン202d、病理依頼アイコン202e、実施報告アイコン202fが表示されている。アイコン202a〜202fは、プログラムが提供する種々の機能を起動するものであって、アイコン毎に所定の機能が割り当てられている。具体的には、検査一覧アイコン202aにはオーダ検索機能が、問診前処置アイコン201bには問診前処置機能が、画像表示アイコン202cには画像表示機能が、レポートアイコン202dにはレポート登録機能が、病理依頼アイコン202eには病理依頼機能が、また、実施報告アイコン202fには実施報告機能がそれぞれ割り当てられている。各アイコンがクリックされると、それに割り当てられた機能に応じた画面に遷移する。このランチャーバー201は、遷移先の各機能画面においても、常に画面の上部領域に表示されるようになっている。
検索条件設定領域301には、データベースDBに記録されている検査依頼情報を検索するための各種の検索条件を入力するフォームが表示される。検索条件として、例えば、検査日付、時間帯、患者ID、患者氏名、等が設定される。
検索結果表示領域302には、データベースDBに記録されている検査依頼情報のうち検索条件設定領域301において設定された検索条件に該当する検査依頼情報の一覧が表示される。検索結果表示領域302において、そこに表示されている1つの検査依頼情報が選択されると、以後、その検査依頼情報の検査に付随する受付、問診前処置、画像表示、レポート登録、病理依頼、実施報告といった各種業務に関する情報の照会及び編集、並びに登録が可能となる。
例えば、検査のため患者が来院した際には、受付20A(図2参照)において、患者氏名等の患者情報や日付等から検査依頼情報が検索され、検索条件に該当するものとして一覧に表示される検査依頼情報のなかから1の検査依頼情報が選択される。その状態で、予約ボタン302Aがクリックされると、図13に示すように、その検査依頼情報の詳細が表示される。患者情報や日付等と検査依頼情報の詳細との照合がなされ、選択されている検査依頼情報が所望の検査依頼情報であることが確認された後、受付ボタン303がクリックされ、受付がなされる。その情報は、クライアントPC22から内視鏡部門サーバ21に入力され、選択されている検査依頼情報と関連付けてデータベースDBに登録される。
また、検索結果表示領域302において1つの検査依頼情報が選択された状態で、ランチャーバー201の問診前処置アイコン202b、画像表示アイコン202c、レポートアイコン202d、病理依頼アイコン202e、又は実施報告アイコン202fのいずれかがクリックされると、クリックされたアイコンに応じた機能画面に遷移し、遷移先の画面上で、選択された検査依頼情報の検査に付随する各種業務に関する情報の照会及び編集、並びに登録が行われる。
次に、問診前処置機能実行時の画面表示の一例を図14、図15に示した。図14、図15に示す問診前処置画面は、ランチャーバー201の問診前処置アイコン202bがクリックされた際に表示される。この問診前処置画面は、ランチャーバー201と、問診前処置情報の入力領域401とで大略構成されている。
入力領域401には、問診により得られた患者の既往歴等の問診情報を入力するフォームと、前処置で患者に投薬された薬剤等の前処置情報を入力するフォームとが択一的に表示される。表示されるフォームの切り替えは、その領域の上部に設けられているタブ402、403の選択によりなされる。
図14は、入力領域401に問診のフォームが表示されている状態を示す。フォームの各欄に入力された問診情報は、保存ボタン404がクリックされると、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに登録される。また、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに問診情報が記録されている場合には、その問診情報がフォームの各欄に表示される。
図15は、入力領域401に前処置のフォームが表示されている状態を示す。フォームの各欄に入力された前処置情報は、保存ボタン405がクリックされると、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに登録される。また、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに前処置情報が記録されている場合には、その前処置情報がフォームの各欄に表示される。
画像表示機能実行時の画面表示の一例を図16、図17に示した。図16に示す画像表示画面は、ランチャーバー201の画像表示アイコン202cがクリックされた際に表示される。この画像表示画面は、ランチャーバー201と、画像表示領域501と、画像設定領域502と、出力設定領域503とで大略構成されている。
画像表示領域501には、内視鏡検査装置24(図2参照)により撮影され、個々の検査依頼情報に関連付けてPACS40(図1参照)に保管されている画像情報のうち、選択されている検査依頼情報に関連付けられている画像情報が画像として表示される。図16の表示例において、画像表示領域501には、複数の画像情報がサムネイル画像で一覧表示されると共に、それらのうちから選択された画像情報がサムネイル画像より大きいサイズの画像で表示されている。
画像設定領域502には、画像表示領域501における画像の表示方法を設定するボタンが表示されている。表示方法としては、図17に示すように複数の選択画像を図16の例より縮小して多数並べて表示する方法等が例示できる。また、画像設定領域502には、選択画像に対するマーキングや、アノテーションを行うボタンが表示されている。マーキングは、その画像が特定の症例に該当することを分かりやすくするための所定のマークを付加するものである。また、アノテーションは、任意のコメントや図形等を描画するものである。マーキングにより付加されたマークやアノテーションにより描画されたコメント等は、それらが付加、描画された画像の画像情報と共にPACS40に保管される。出力設定領域503には、選択画像に対して印刷等の出力処理を設定するボタン等が表示されている。
次に、レポート登録機能実行時の画面表示の一例を図18に示した。図18に示すレポート登録画面は、ランチャーバー201のレポートアイコン202dがクリックされた際に表示される。このレポート登録画面は、ランチャーバー201と、レポート情報入力領域601と、添付情報設定領域602とで大略構成されている。
レポート情報入力領域601には、検査の所見、診断等のレポート情報を入力するフォームが表示されている。フォームの各欄に入力されたレポート情報は、確定ボタン603がクリックされると、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに登録される。
添付情報設定領域602には、内視鏡検査装置24により撮影された画像情報等のレポートに添付する情報が表示される。画像情報は、選択されている検査依頼情報に関連付けてPACS40に保管されており、上述の画像表示画面(図16参照)において予め選択された画像情報が添付される。
選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBにレポート情報が記録されている場合には、そのレポート情報がレポート情報入力領域601のフォームの各欄に表示され、また、レポートに添付されている画像情報等の情報が添付情報設定領域602に表示される。
病理依頼機能実行時の画面表示の一例を図19に示した。図19に示す病理依頼画面は、ランチャーバー201の病理依頼アイコン202eがクリックされた際に表示される。この病理依頼画面は、ランチャーバー201と、病理依頼情報入力領域701と、プレビュー領域702とで大略構成されている。
病理依頼情報入力領域701には、病理検査の依頼情報を入力するフォームが表示されている。フォームの各欄に入力された病理検査依頼情報は、病理依頼ボタン703がクリックされると、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに登録され、また、院内LAN60(図1参照)を介して病理部門システム30(図1参照)に送信される。選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに病理検査依頼情報が記録されている場合には、その病理検査依頼情報が病理依頼情報入力領域701のフォームの各欄に表示される。
プレビュー領域702には、病理依頼情報入力領域701のフォームに入力された病理検査依頼情報に基づき作成される病理依頼書のプレビューが表示される。
次に、実施報告機能実行時の画面表示の一例を図20に示した。図20に示す実施報告画面は、ランチャーバー201の実施報告アイコン202fがクリックされた際に表示される。この実施報告画面は、ランチャーバー201と、手技や薬剤・材料の選択領域801と、実施情報入力領域802とで大略構成されている。
選択領域801には、検査の手技、薬剤、処置具等の材料、等が一覧で表示される。これらのうちから、検査で実際に行われた手技、前処置や検査で使用された薬剤及び材料が選択される。
実施情報入力領域802には、選択領域801で選択された手技、薬剤及び材料が表示される。実施情報入力領域802に表示される実施情報は、登録ボタン803がクリックされると、選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに登録される。ここで登録された実施情報に基づいて会計処理がなされる。選択されている検査依頼情報に関連付けてデータベースDBに実施情報が記録されている場合には、その実施情報が実施情報入力領域802のフォームの各欄に表示される。
次に、ログアウト機能実行時の画面表示の一例を図21に示した。図21に示すログアウト画面は、上述のオーダ検索画面において、その下部領域に表示されているログアウトボタン901がクリックされた際に表示される。このログアウト画面には、ログアウトボタン902に加えて、離席ボタン903及びユーザ切替ボタン904が表示される。離席ボタン903がクリックされると、画面全体に図11に示すログイン画面が表示され、それまで画面に表示されていた情報が隠されると共に他人による操作が防止される。ユーザ切替ボタン904がクリックされると、図11に示すログイン画面に戻ることなくログインユーザの切り替えがなされる。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有し、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための医療部門間の連携システムであって、
前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信する病理検査依頼情報送信手段と、
送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理する病理部門ステータス情報管理手段と、
前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合に、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求する変更要求手段と、
前記変更要求手段からの変更要求を受信したときに、変更対象となる前記病理検査依頼情報のステータス情報を前記病理部門ステータス情報管理手段から取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断する変更可否判断手段と、
前記変更可否判断手段が変更可能と判断した場合は前記変更要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する変更実施手段と、を備えた。
この医療部門間の連携システムによれば、内視鏡部門と病理部門との間で一部のデータを実質的に共有することができるので、部門間の連携性を高めて効率的な作業を実現できる。即ち、内視鏡部門が作成したレポートに基づいて病理依頼書を作成し、この病理依頼書を病理部門に送信した後であっても、作成済みの前記レポートの記載内容の間違いに気が付いた場合や変更点が生じた場合には、所定の条件を満たす時であれば病理依頼書を変更することが可能であり、しかも病理依頼書の変更によって内視鏡部門の依頼内容と病理部門の検査結果との間にデータの不整合が生じるのを防止できる。前記病理部門ステータス情報管理手段と前記変更可否判断手段とを設けることにより、変更可否の判断を自動化できる。
(2) (1)記載の医療部門間の連携システムであって、
前記病理部門ステータス情報管理手段は、少なくとも、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して、病理検査オーダを生成したか否かを表す病理検査オーダ生成ステータスを管理する。
この医療部門間の連携システムによれば、前記病理部門ステータス情報管理手段が管理する病理検査オーダ生成ステータスを参照することにより、それぞれの病理検査依頼情報に対して病理部門で病理検査オーダが生成済みか否かを判断できる。もしも、病理検査オーダが生成済みであれば、該当する病理検査依頼情報に対しては病理部門での受付が完了していると見なすことができるので、病理検査依頼情報の変更は不可能と判断し、病理検査オーダが未生成であれば、病理検査依頼情報の変更を可能と判断することができる。
(3) (1)記載の医療部門間の連携システムであって、
前記病理部門ステータス情報管理手段は、少なくとも、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して、前記病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを表す病理検査開始ステータスを管理する。
この医療部門間の連携システムによれば、前記病理部門ステータス情報管理手段が管理する病理検査開始ステータスを参照することにより、それぞれの病理検査依頼情報に対して病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを判断できる。既に病理検査を開始している場合には、該当する病理検査依頼情報の変更は混乱をもたらすので変更は不可能と判断し、まだ病理検査を開始していなければ、病理検査依頼情報の変更を可能と判断することができる。
(4) (1)記載の医療部門間の連携システムであって、
前記病理部門ステータス情報管理手段は、少なくとも、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して、該当する病理検査対象物が前記病理部門へ到着したか否かを表す検体到着ステータスを管理する。
この医療部門間の連携システムによれば、前記病理部門ステータス情報管理手段が管理する検体到着ステータスを参照することにより、それぞれの病理検査依頼情報に対して病理部門に該当する病理検査対象物(検体)が到着しているか否かを判断できる。既に到着している時には、病理部門での検査が開始されている可能性が高いので、混乱を避けるために病理検査依頼情報の変更は不可能と判断し、まだ病理検査対象物が到着してなければ病理検査依頼情報の変更を可能と判断することができる。
(5) (1)乃至(4)のいずれか1つに記載の医療部門間の連携システムであって、
前記病理部門ステータス情報管理手段は、ステータス情報の状態が変化したタイミングに相当する少なくとも1つの時刻情報を記録する。
この医療部門間の連携システムによれば、前記ステータス情報の状態の有無や変化したタイミングを時刻により把握することができ、管理が容易になる。
(6) (1)乃至(5)のいずれか1つに記載の医療部門間の連携システムであって、
前記内視鏡検査レポートを変更するときに、当該内視鏡検査レポートを利用した病理検査依頼情報が送信済みであれば、前記病理部門ステータス情報管理手段のステータス情報を参照し、前記内視鏡検査レポートの変更の可否を判断し、変更が不可能な場合には前記内視鏡部門サーバに病理検査受付後である旨の報知信号を出力する報知手段、を備えた。
この医療部門間の連携システムによれば、送信済みの病理検査依頼情報と対応する内視鏡検査レポートに対する変更の操作について、必要な時には入力者に対して状況を知らせ警告を与えることができる。
(7) (6)記載の医療部門間の連携システムであって、
前記病理検査依頼情報が、複数の検体それぞれに対する病理検査依頼の情報を含む医療部門間の連携システム。
この医療部門間の連携システムによれば、例えば細胞診のような複数の検体を病理検査依頼する場合でも、各検体の病理検査依頼情報それぞれに対しても部門間のデータの整合性を確保できる。
(8) 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有するシステムを用いて、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための医療部門間の連携処理方法であって、
前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信し、
送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理し、
前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合には、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求し、
前記病理検査依頼情報の変更の要求を前記病理部門サーバ側で受信した場合に、変更対象となる前記病理検査依頼情報のステータス情報を取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断し、変更可能と判断した場合は前記変更の要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更の要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する。
この医療部門間の連携処理方法によれば、内視鏡部門と病理部門との間で一部のデータを実質的に共有することができるので、部門間の連携性を高めて効率的な作業を実現できる。即ち、内視鏡部門が作成したレポートに基づいて病理依頼書を作成し、この病理依頼書を病理部門に送信した後であっても、作成済みの前記レポートの記載内容の間違いに気が付いた場合や変更点が生じた場合には、所定の条件を満たす時であれば病理依頼書を変更することが可能であり、しかも病理依頼書の変更によって内視鏡部門の依頼内容と病理部門の検査結果との間にデータの不整合が生じるのを防止できる。前記ステータス情報を管理することにより、変更可否の判断を自動化できる。
(9) (8)記載の医療部門間の連携処理方法であって、
前記ステータス情報として、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して病理検査オーダを生成したか否かを表す病理検査オーダ生成ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して前記病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを表す病理検査開始ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して該当する病理検査対象物が前記病理部門へ到着したか否かを表す検体到着ステータスとの少なくとも1つを用いる。
この医療部門間の連携処理方法によれば、いずれかのステータス情報を参照することにより、それぞれの病理検査依頼情報に対して変更が可能か否かを判断できる。即ち、病理検査オーダ生成ステータスにより病理検査オーダが生成済みか否かを判断でき、病理検査開始ステータスにより既に病理検査が開始されているか否かを判断でき、検体到着ステータスにより病理検査対象物が既に病理部門へ到着しているか否かを判断できる。
(10) (9)記載の医療部門間の連携処理方法であって、
前記ステータス情報の管理において、ステータス情報の状態が変化したタイミングに相当する少なくとも1つの時刻情報を記録する。
この医療部門間の連携処理方法によれば、前記ステータス情報の状態の有無や変化したタイミングを時刻により把握することができ、管理が容易になる。
(11) (8)記載の医療部門間の連携処理方法であって、
前記内視鏡検査レポートを変更するときに、当該内視鏡検査レポートを利用した病理検査依頼情報が送信済みであれば、前記ステータス情報を参照して、前記内視鏡検査レポートの変更の可否を判断し、変更が不可能な場合には前記内視鏡部門サーバに病理検査受付後である旨の報知信号を出力する。
この医療部門間の連携処理方法によれば、送信済みの病理検査依頼情報と対応する内視鏡検査レポートに対する変更の操作について、必要な時には入力者に対して状況を知らせ警告を与えることができる。
(12) (8)〜(11)のいずれか1項記載の医療部門間の連携処理方法であって、
前記病理検査依頼情報が、複数の検体それぞれに対する病理検査依頼の情報を含む医療部門間の連携処理方法。
この医療部門間の連携処理方法によれば、例えば細胞診のような複数の検体を病理検査依頼する場合でも、各検体の病理検査依頼情報それぞれに対しても部門間のデータの整合性を確保できる。
(13) 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有するシステムを利用し、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための、コンピュータが実行可能な医療部門間の連携処理プログラムであって、
前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信する病理検査依頼情報送信ステップと、
送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理する病理部門ステータス情報管理ステップと、
前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合に、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求する変更要求ステップと、
前記変更要求手段からの変更要求を受信したときに、変更対象となる前記病理検査依頼情報の前記ステータス情報を取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断する変更可否判断ステップと、
前記変更可否判断ステップで変更可能と判断した場合は前記変更要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する変更実施ステップと、を備えた。
この医療部門間の連携処理プログラムを所定のシステムを管理するコンピュータで実行することにより、内視鏡部門と病理部門との間で一部のデータを実質的に共有することができるので、部門間の連携性を高めて効率的な作業を実現できる。即ち、内視鏡部門が作成したレポートに基づいて病理依頼書を作成し、この病理依頼書を病理部門に送信した後であっても、作成済みの前記レポートの記載内容の間違いに気が付いた場合や変更点が生じた場合には、所定の条件を満たす時であれば病理依頼書を変更することが可能であり、しかも病理依頼書の変更によって内視鏡部門の依頼内容と病理部門の検査結果との間にデータの不整合が生じるのを防止できる。前記ステータス情報を管理することにより、変更可否の判断は自動的に行うことができる。
(14) (13)記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
前記病理部門ステータス情報管理ステップでは、前記ステータス情報として、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して病理検査オーダを生成したか否かを表す病理検査オーダ生成ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して前記病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを表す病理検査開始ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して該当する病理検査対象物が前記病理部門へ到着したか否かを表す検体到着ステータスとの少なくとも1つを用いる。
この医療部門間の連携処理プログラムによれば、いずれかのステータス情報を参照することにより、それぞれの病理検査依頼情報に対して変更が可能か否かを判断できる。即ち、病理検査オーダ生成ステータスにより病理検査オーダが生成済みか否かを判断でき、病理検査開始ステータスにより既に病理検査が開始されているか否かを判断でき、検体到着ステータスにより病理検査対象物が既に病理部門へ到着しているか否かを判断できる。
(15) (14)記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
前記病理部門ステータス情報管理ステップでは、ステータス情報の状態が変化したタイミングに相当する少なくとも1つの時刻情報を記録する。
この医療部門間の連携処理プログラムによれば、前記ステータス情報の状態の有無や変化したタイミングを時刻により把握することができ、管理が容易になる。
(16) (13)記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
前記内視鏡検査レポートを変更するときに、当該内視鏡検査レポートを利用した病理検査依頼情報が送信済みであれば、前記ステータス情報を参照して、前記内視鏡検査レポートの変更の可否を判断し、変更が不可能な場合には前記内視鏡部門サーバに病理検査受付後である旨の報知信号を出力する報知ステップを更に備える。
この医療部門間の連携処理プログラムによれば、送信済みの病理検査依頼情報と対応する内視鏡検査レポートに対する変更の操作について、必要な時には入力者に対して状況を知らせ警告を与えることができる。
(17) (13)〜(16)のいずれか1項記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
前記病理検査依頼情報が、複数の検体それぞれに対する病理検査依頼の情報を含む医療部門間の連携処理プログラム。
この医療部門間の連携処理プログラムによれば、例えば細胞診のような複数の検体を病理検査依頼する場合でも、各検体の病理検査依頼情報それぞれに対しても部門間のデータの整合性を確保できる。
10 病院情報システム(HIS)
20 内視鏡部門システム
21 内視鏡部門サーバ
21a 医薬品DB
21b 手技・実施セットDB
21c 検査依頼情報DB
22 クライアントPC
22a 入力部
22b 表示部
22c 記憶部
22d 通信部
22e 制御部
30 病理部門システム
31 病理部門サーバ
32 クライアントPC
33 検査機器
40 医用画像保管システム
50 他部門システム
60 LAN

Claims (17)

  1. 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有し、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための医療部門間の連携システムであって、
    前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信する病理検査依頼情報送信手段と、
    送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理する病理部門ステータス情報管理手段と、
    前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合に、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求する変更要求手段と、
    前記変更要求手段からの変更要求を受信したときに、変更対象となる前記病理検査依頼情報のステータス情報を前記病理部門ステータス情報管理手段から取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断する変更可否判断手段と、
    前記変更可否判断手段が変更可能と判断した場合は前記変更要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する変更実施手段と、を備えた医療部門間の連携システム。
  2. 請求項1記載の医療部門間の連携システムであって、
    前記病理部門ステータス情報管理手段は、少なくとも、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して、病理検査オーダを生成したか否かを表す病理検査オーダ生成ステータスを管理する、医療部門間の連携システム。
  3. 請求項1記載の医療部門間の連携システムであって、
    前記病理部門ステータス情報管理手段は、少なくとも、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して、前記病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを表す病理検査開始ステータスを管理する、医療部門間の連携システム。
  4. 請求項1記載の医療部門間の連携システムであって、
    前記病理部門ステータス情報管理手段は、少なくとも、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して、該当する病理検査対象物が前記病理部門へ到着したか否かを表す検体到着ステータスを管理する、医療部門間の連携システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の医療部門間の連携システムであって、
    前記病理部門ステータス情報管理手段は、ステータス情報の状態が変化したタイミングに相当する少なくとも1つの時刻情報を記録する、医療部門間の連携システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の医療部門間の連携システムであって、
    前記内視鏡検査レポートを変更するときに、当該内視鏡検査レポートを利用した病理検査依頼情報が送信済みであれば、前記病理部門ステータス情報管理手段のステータス情報を参照し、前記内視鏡検査レポートの変更の可否を判断し、変更が不可能な場合には前記内視鏡部門サーバに病理検査受付後である旨の報知信号を出力する報知手段、を備えた医療部門間の連携システム。
  7. 請求項6記載の医療部門間の連携システムであって、
    前記病理検査依頼情報が、複数の検体それぞれに対する病理検査依頼の情報を含む医療部門間の連携システム。
  8. 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有するシステムを用いて、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための医療部門間の連携処理方法であって、
    前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信し、
    送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理し、
    前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合には、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求し、
    前記病理検査依頼情報の変更の要求を前記病理部門サーバ側で受信した場合に、変更対象となる前記病理検査依頼情報のステータス情報を取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断し、変更可能と判断した場合は前記変更の要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更の要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する、医療部門間の連携処理方法。
  9. 請求項8記載の医療部門間の連携処理方法であって、
    前記ステータス情報として、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して病理検査オーダを生成したか否かを表す病理検査オーダ生成ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して前記病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを表す病理検査開始ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して該当する病理検査対象物が前記病理部門へ到着したか否かを表す検体到着ステータスとの少なくとも1つを用いる、医療部門間の連携処理方法。
  10. 請求項9記載の医療部門間の連携処理方法であって、
    前記ステータス情報の管理において、ステータス情報の状態が変化したタイミングに相当する少なくとも1つの時刻情報を記録する、医療部門間の連携処理方法。
  11. 請求項8記載の医療部門間の連携処理方法であって、
    前記内視鏡検査レポートを変更するときに、当該内視鏡検査レポートを利用した病理検査依頼情報が送信済みであれば、前記ステータス情報を参照して、前記内視鏡検査レポートの変更の可否を判断し、変更が不可能な場合には前記内視鏡部門サーバに病理検査受付後である旨の報知信号を出力する、医療部門間の連携処理方法。
  12. 請求項8〜請求項11のいずれか1項記載の医療部門間の連携処理方法であって、
    前記病理検査依頼情報が、複数の検体それぞれに対する病理検査依頼の情報を含む医療部門間の連携処理方法。
  13. 互いに通信ネットワークを介して接続された内視鏡部門サーバと病理部門サーバとを有するシステムを利用し、内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部分の情報を、内視鏡部門と病理部門とで相互に共有するための、コンピュータが実行可能な医療部門間の連携処理プログラムであって、
    前記内視鏡検査レポートに含まれる少なくとも一部の情報を利用して作成され、前記病理部門に病理検査を依頼するための病理検査依頼情報を、前記内視鏡部門から前記病理部門に送信する病理検査依頼情報送信ステップと、
    送信された前記病理検査依頼情報を前記病理部門サーバ側で受信すると共に、受信した前記病理検査依頼情報に対する病理部門の処理状況を表すステータス情報を管理する病理部門ステータス情報管理ステップと、
    前記内視鏡検査レポートの情報に変更が生じた場合に、当該内視鏡検査レポートと対応する送信済みの前記病理検査依頼情報の変更を要求する変更要求ステップと、
    前記変更要求手段からの変更要求を受信したときに、変更対象となる前記病理検査依頼情報の前記ステータス情報を取得して、前記病理検査依頼情報の変更の可否を判断する変更可否判断ステップと、
    前記変更可否判断ステップで変更可能と判断した場合は前記変更要求に基づいて該当する前記病理検査依頼情報を変更し、変更不可能と判断した場合は前記変更要求を拒否する変更拒否通知を前記内視鏡部門に送信する変更実施ステップと、を備えた医療部門間の連携処理プログラム。
  14. 請求項13記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
    前記病理部門ステータス情報管理ステップでは、前記ステータス情報として、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して病理検査オーダを生成したか否かを表す病理検査オーダ生成ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して前記病理部門で実際に病理検査を開始したか否かを表す病理検査開始ステータスと、前記病理部門サーバ側で受信した前記病理検査依頼情報に対して該当する病理検査対象物が前記病理部門へ到着したか否かを表す検体到着ステータスとの少なくとも1つを用いる、医療部門間の連携処理プログラム。
  15. 請求項14記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
    前記病理部門ステータス情報管理ステップでは、ステータス情報の状態が変化したタイミングに相当する少なくとも1つの時刻情報を記録する、医療部門間の連携処理プログラム。
  16. 請求項13記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
    前記内視鏡検査レポートを変更するときに、当該内視鏡検査レポートを利用した病理検査依頼情報が送信済みであれば、前記ステータス情報を参照して、前記内視鏡検査レポートの変更の可否を判断し、変更が不可能な場合には前記内視鏡部門サーバに病理検査受付後である旨の報知信号を出力する報知ステップを更に備える医療部門間の連携処理プログラム。
  17. 請求項13〜請求項16のいずれか1項記載の医療部門間の連携処理プログラムであって、
    前記病理検査依頼情報が、複数の検体それぞれに対する病理検査依頼の情報を含む医療部門間の連携処理プログラム。
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